JPH06162284A - 磁気パターン - Google Patents

磁気パターン

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JPH06162284A
JPH06162284A JP4310101A JP31010192A JPH06162284A JP H06162284 A JPH06162284 A JP H06162284A JP 4310101 A JP4310101 A JP 4310101A JP 31010192 A JP31010192 A JP 31010192A JP H06162284 A JPH06162284 A JP H06162284A
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JP
Japan
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magnetic
bar
magnetic bar
pattern
falling
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Withdrawn
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JP4310101A
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English (en)
Inventor
Naoatsu Higuchi
口 直 篤 樋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存の設備を用いて、磁気バーの立上り端部
で発生した信号を増幅器で増幅した信号と磁気バーの立
下り端部で発生した信号を増幅器で増幅した信号とが略
等しい振幅を有するようにした磁気パターンを提供す
る。 【構成】 パターン状に並設された磁気バー(1)から
なる磁気パターンであって、カード読取り用の磁気ヘッ
ドが各々の磁気バー(1)の立上り端部(2)と立下り
端部(3)を所定速度で走査する時に発生する信号
(4、5)を所定の応答速度の増幅器で増幅して情報を
得る。磁気パターンは、立上り端部(2)で発生した信
号(4)を増幅器で増幅した信号(6)と立下り端部
(3)で発生した信号(5)を増幅器で増幅した信号
(7)とが略等しい振幅を有するように、前記立上り端
部(2)で発生した信号または立下り端部(3)で発生
した信号を補正することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偽造防止等の目的でプ
リペイドカード等のパターン状に並設された磁気バーか
らなる磁気パターンに関する。
【0002】
【従来の技術】プリペイドカード等のカードの偽造防止
のために、カード上に磁気パターンを形成することが一
般に行われている。これは、予め形成された磁気パター
ンを使用時に読取り、所定の磁気出力信号が得られるか
否か判定することによりカードの真偽を決定するもので
ある。
【0003】読取りには2つのコイルを巻いた磁気ヘッ
ドを用いる。磁気ヘッドの一方のコイルには定電流を流
し、磁気ヘッドが磁気パターンを走査したときに誘起さ
れる誘導電流または電圧を他方のコイルで検出する。誘
導される電流は、磁気ヘッドと磁気パターンとの間の磁
気抵抗の変化に応じて発生する。磁気パターンを構成す
る材料としては強磁性体が用いられる。
【0004】磁気パターンの形状は種々のものが考えら
れるが、いわゆるバーコード状のパターンが一般的に用
いられる。このバーコード状のパターンである磁気パタ
ーンは、複数の磁気バーが並設されて構成されている。
磁気パターンを構成する磁気バーの横幅は1種類または
2種類以上からなる。
【0005】磁気出力信号は、磁気バーからなる磁気パ
ターン部分に磁気ヘッドを密着して一定の速度で走査す
ることによって得られる。
【0006】図7および図8に従来の磁気パターンを示
す。簡単のために、磁気パターンは1種類の横幅の磁気
バーから構成されているとしてある。図7は、磁気バー
1の横幅dが磁気バー1と磁気バー1との間の間隔sよ
り小さくない場合を示し、図8は横幅dが間隔sより大
きくない場合を示す。
【0007】図7において、符号lは磁気バー1の縦幅
を示し、符号hは磁気バーの厚さを示す。図7(c)
は、図7(a)に示す磁気パターンを磁気ヘッドが左か
ら右へ等速に走査したときに生じる磁気出力信号波形を
示す。図7(c)に示すように磁気出力信号波形は、磁
気バー1の立上り端部2に対応してこの立上り端部2を
微分したような正パルス4と、磁気バー1の立下がり端
部3に対応してこの立下がり端部3を微分したような負
パルス5とから構成されている。図7(c)に示す磁気
出力信号波形は所定の応答速度を有する増幅器によって
増幅され、図7(d)に示すような磁気出力信号増幅波
形となる。磁気出力信号増幅波形は図7(d)に示すよ
うに、増幅正パルス6と増幅負パルス7とから構成され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】カードの偽造防止効果
を高めるために磁気パターンはパターンの微細化が行わ
れる。
【0009】また、例えば駅の改札で用いるカードのよ
うに、カードの搬送速度は高いことが要求される。
【0010】このように、磁気パターンのパターンの微
細化およびカードの搬送速度の高速化に伴い、図7
(c)に示すような磁気出力信号波形を増幅する増幅器
の応答速度が十分でなくなった。
【0011】このような場合、図7(d)や図8(d)
に示すように、増幅正パルス6と増幅負パルス7の振幅
が等しくならないという問題点があった。
【0012】すなわち、磁気バー1の横幅dが間隔sよ
り小さくない場合には図7(d)に示すように、隣接す
る次の磁気バー1aの立上り端部2aに対応する正パル
ス4aは、磁気バー1の立下り端部3に対応する負パル
ス5との時間間隔が増幅器の応答時間よりも短いため、
積分的な波形で増幅される。この結果、増幅正パルス6
aは増幅負パルス7の振幅よりも小さい振幅を有するこ
とになる。
【0013】また、磁気バー1の横幅dが間隔sより大
きくない場合には図8(d)に示すように、磁気バー1
の立上り端部2に対応する正パルス4は、磁気バー1の
立下り端部3に対応する負パルス5との時間間隔が増幅
器の応答時間よりも短いため、積分的な波形で増幅され
る。この結果、増幅負パルス7は増幅正パルス6の振幅
よりも小さい振幅を有することなる。
【0014】そこで本発明の目的は、上記従来技術の有
する問題を解消し、既存の設備を用いて、磁気バーの立
上り端部で発生した信号を増幅器で増幅した信号と磁気
バーの立下り端部で発生した信号を増幅器で増幅した信
号とが略等しい振幅を有するようにした磁気パターンを
提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による磁気パターンは、パターン状に並設さ
れた磁気バーからなる磁気パターンであって、磁気ヘッ
ドが各々の磁気バーの立上り端部と立下り端部を所定速
度で走査する時に発生する信号を所定の応答速度の増幅
器で増幅して情報を得る磁気パターンにおいて、前記立
上り端部で発生した信号を前記増幅器で増幅した信号と
前記立下り端部で発生した信号を前記増幅器で増幅した
信号とが略等しい振幅を有するように、前記立上り端部
で発生した信号または前記立下り端部で発生した信号を
補正することを特徴とする。
【0016】また、前記立上り端部で発生した信号また
は前記立下り端部で発生した信号の補正は、前記磁気バ
ーに平行に配設された副磁気バーによってなされること
が好適である。
【0017】また、前記副磁気バーは、前記磁気バーの
横幅が前記磁気バーの間の間隔より小さくないときに
は、前記磁気バーの立下り端部の直前に立上り端部を有
するように設けられていることが好適である。
【0018】また、前記副磁気バーは、前記磁気バーの
横幅が前記磁気バーの間の間隔より大きくないときに
は、前記磁気バーの立上り端部の直前に立下り端部を有
するように設けられていることが好適である。
【0019】また、前記立上り端部で発生した信号また
は前記立下り端部で発生した信号の補正は、前記磁気バ
ーの立上り端部または立下り端部に設けた凹部または凸
部によってなされることが好適である。
【0020】また、前記磁気バーの立上り端部または立
下り端部に設けた凹部または凸部は、前記磁気バーの横
幅が前記磁気バーの間の間隔より小さくないときには、
前記立下り端部に設けられていることが好適である。
【0021】また、前記磁気バーの立上り端部または立
下り端部に設けた凹部または凸部は、前記磁気バーの横
幅が前記磁気バーの間の間隔より大きくないときには、
前記立上り端部に設けられていることが好適である。
【0022】
【実施例】以下に図面を参照して本発明による磁気パタ
ーンを説明する。図1を参照して本発明の第1実施例を
説明する。本実施例は、図7に示した場合と同じく、磁
気バー1の横幅dが間隔sより小さくない場合を示す。
本実施例の磁気バー1は、図7における磁気バー1をそ
の縦方向に二等分した形で配列されている。上下の磁気
バー1の間には、副磁気バー11がバーコード状に並設
されている。副磁気バー11の横幅dsは磁気バー1の
間隔sよりも広い。また、副磁気バー11は磁気バー1
の間隔sを対称にまたぐように配列されている。特に、
副磁気バー11はその立上り端部12が磁気バー1の立
下り端部3の直前になるように配列されている。副磁気
バー11の縦幅lsは、上下の磁気バー1の縦幅の和2
lよりも小さい。
【0023】図1(b)は、図1(a)に示す磁気パタ
ーンを磁気ヘッドが左から右へ等速に走査したときに生
じる磁気出力信号波形を示す。磁気出力信号波形は、磁
気バー1の立上り端部2に対応してこの立上り端部2を
微分したような正パルス4と、磁気バー1の立下がり端
部3に対応してこの立下がり端部3を微分したような負
パルス5と、副磁気バー11の立上り端部12に対応し
てこの立上り端部12を微分したような正パルス14
と、副磁気バー11の立下がり端部13に対応してこの
立下がり端部13を微分したような負パルス15とから
構成されている。図1(b)に示されるように、正パル
ス14および負パルス15の振幅は、正パルス4および
負パルス5の振幅よりも小さい。これは、磁気出力信号
の振幅は磁気バー1または副磁気バー11の縦幅に比例
し、副磁気バー11の縦幅lsを上下の磁気バー1の縦
幅の和2lよりも小さくしているからである。
【0024】図1(c)は図1(b)に示す磁気出力信
号波形を増幅器によって増幅した磁気出力信号増幅波形
を示す。増幅器の応答時間は、磁気ヘッドが横幅d、d
sを走査する時間より早いが、正パルス14と負パルス
5の時間間隔より長い。このような応答速度を有する増
幅器で増幅する結果、負パルス5は正パルス14と積分
的に増幅されて、正パルス14がない場合に比べてわず
かに振幅が小さくなる。また、隣接する磁気バー1aの
正パルス4aは、振幅が小さくなった負パルス5との積
分的な増幅の結果、正パルス14の存在しない場合に比
べて、振幅の減少度が小さくなる。この結果、増幅正パ
ルス6と増幅負パルス7とは、略等しい振幅を有するこ
とができるようになる。
【0025】本実施例の構成によれば、副磁気バー11
を設け、磁気バー1の立下り端部3の直前に副磁気バー
11の立上り端部12を配設するようにしたので、磁気
バー1の横幅dが間隔sより小さくない場合において、
増幅正パルス6の振幅と増幅負パルス7の振幅とを略等
しくすることができる。
【0026】次に図2を参照して本発明の第2実施例を
説明する。本実施例は、図8に示した場合と同じく、磁
気バー1の横幅dが間隔sより大きくない場合を示す。
副磁気バー11の横幅dsは磁気バー1の間隔sよりも
狭い。また、副磁気バー11は磁気バー1の間隔sを対
称に位置するように配列されている。特に、副磁気バー
11はその立下がり端部13が磁気バー1の立上り端部
2の直前になるように配列されている。副磁気バー11
の縦幅lsは、上下の磁気バー1の縦幅の和2lよりも
小さい。
【0027】図2(b)は、図2(a)に示す磁気パタ
ーンを磁気ヘッドが左から右へ等速に走査したときに生
じる磁気出力信号波形を示す。磁気出力信号波形は、磁
気バー1の立上り端部2に対応してこの立上り端部2を
微分したような正パルス4と、磁気バー1の立下がり端
部3に対応してこの立下がり端部3を微分したような負
パルス5と、副磁気バー11の立上り端部12に対応し
てこの立上り端部12を微分したような正パルス14
と、副磁気バー11の立下がり端部13に対応してこの
立下がり端部13を微分したような負パルス15とから
構成されている。
【0028】図2(c)は図2(b)に示す磁気出力信
号波形を増幅器によって増幅した磁気出力信号増幅波形
を示す。増幅器の応答時間は、磁気ヘッドが横幅d、d
sを走査する時間より短く、また、同一の磁気バーに起
因する正パルス14および負パルス5の時間間隔より長
い関係にある。このような応答速度を有する増幅器で増
幅する結果、正パルス4はこの直前にある負パルス15
とともに積分的に増幅される。そして、正パルス4は、
直前の負パルス15がない場合に比べてわずかに振幅が
小さくなる。また、直前の負パルス15の存在によって
振幅の小さくなった正パルス4とともに積分的に増幅さ
れる結果、負パルス15の存在しない場合に比べて、負
パルス5の振幅の減少度は小さくなる。
【0029】このように、負パルス15の存在によっ
て、正パルス6と負パルス7とは、略等しい振幅を有す
ることができるようになる。
【0030】本実施例の構成によれば、副磁気バー11
を設け、磁気バー1の立上り端部2aの直前に副磁気バ
ー11の立下り端部13を配設するようにしたので、磁
気バー1の横幅dが間隔sより大きくない場合におい
て、増幅正パルス6の振幅と増幅負パルス7の振幅とを
略等しくすることができる。
【0031】次に図3を参照して本発明の第3実施例を
説明する。本実施例では、磁気バー1の立下り端部3に
凹部21が設けられている。図3(d)に、図3(a)
のA−A、B−Bにおける断面A、Bを示す。凹部21
は磁気バー1の縦方向に対して傾いた境界線を有し、図
3(d)に示すような断面図となる。この結果、磁気ヘ
ッドで図3(d)の断面Bを走査したときは、断面Aを
走査したときに比べて、その立下り端部の位置が前にシ
フトする。ここで、図3(b)に示す負パルス5は、磁
気バー1の立下り端部3−3a−3を走査したときの各
負パルスの波形を総計したものであり、負パルス5は凹
部21がない場合に比べて小さくなる。
【0032】図3(c)は、図3(b)に示す磁気出力
信号波形を増幅器によって増幅した磁気出力信号増幅波
形を示す。前述のように、磁気バーの横幅dが間隔sよ
り小さくない場合は、増幅器を経ることにより、正パル
ス4は直前の負パルス5の影響を受け、負パルスに比較
してその振幅が小さくなる(図7)。そこで、本実施例
においては、正パルス4に比較して負パルス5を予め小
さくしておくことにより、増幅器による波形の変形を補
償し、増幅後の正パルス6の振幅と増幅負パルス7の振
幅とを略等しくしたものである。
【0033】次に図4を参照して本発明の第4実施例を
説明する。本実施例では、磁気バー1の立上り端部2に
凸部22が設けられている。この結果、磁気ヘッドで凸
部22を走査したときは、他の部分3を走査したときに
比べて、その立上がり端部の位置が前にシフトする。よ
って、磁気バー1の正パルス4は凸部22がない場合に
比べて小さくなる。
【0034】磁気バーの横幅dが間隔sより大きくない
場合は、増幅器により、負パルスは直前の正パルスの影
響を受け、正パルスに比較してその振幅が小さくなるた
め、本実施例においては、正パルス4を予め小さくして
おくことにより、増幅器による波形の変形を補償し、増
幅後の正パルス6の振幅と増幅負パルス7の振幅とを略
等しくしたものである。
【0035】また、図5および図6に示すように、立上
り端部2または立下り端部3に凸部23、24を設けた
場合にも、第3実施例および第4実施例と同様な効果を
奏することができる。
【0036】以上の実施例において、磁気バーの横幅は
1種類で構成された磁気パターンについて説明してき
た。しかし、本発明はこれに限らない。磁気バー1の横
幅dが間隔sより小さくない場合と、磁気バー1の横幅
dが間隔sより大きくない場合とが混在していてもよ
い。混在する各々の部分について上述した実施例が適用
される。これらの具体的な例を図9(a)〜(e)に示
す。図9(a)〜(e)においては、線幅が小さい磁気
バー19と線幅が大きい磁気バー20とが混在してい
る。
【0037】次に本発明の磁気パターンの形成方法につ
いて説明する。本発明の磁気パターンを形成する方法と
しては、従来公知の磁性粉末を適当な樹脂あるいはイン
キビヒクルに分散したインキを用いて、スクリーン印
刷、オフセット印刷、グラビア印刷法により形成する方
法、または、金属または合金あるいはその酸化物を用い
て、真空蒸着法、スパッタ法、メッキ法等により形成す
る方法等を用いることができる。印刷法を用いるとき
は、印刷適性を整える目的として、各種顔料やレベリン
グ剤等の添加剤を加えてもよい。
【0038】実際の印刷においては、例えば図3(d)
のAのように正確な台形形状になることは稀である。粘
度あるいはチキソトロピック性の高いインキを用いる
と、図10(a)に磁気バー1の断面図を示すように、
断面は丸みを帯びた台形形状になりやすい。一方、粘度
あるいはチキソトロピック性の低いインキを用いた場合
には、磁気バー1の断面は図10(b)に示すような形
状になりやすい。断面形状により磁気出力の波形が異な
るので、設計通りの出力波形を得るためには製版パター
ンも考慮にいれる必要がある場合もある。
【0039】スクリーン印刷を用いた場合には、印刷適
性の点から磁気バーの乾燥前の印刷膜厚は5〜30μm
程度である。スクリーン印刷は印刷線幅と印刷膜厚との
相関があり、同一の乳剤厚のスクリーン版を用いた場合
でも、線幅の増加に伴い印刷膜厚が増加するのが一般的
である。このため、複数の線幅の磁気バーが混在する磁
気パターンでは、線幅の大きい磁気バーの磁気出力がよ
り大きくなることが多い。出力波形の振幅を揃えるため
には、例えば図11(a),(b)に示すように、線幅
の大きい磁気バーの縦幅が線幅の小さい磁気バーの縦幅
より長くなるように磁気パターンを変更してもよい。こ
のようなパターンの変更により線幅の大きな磁気バーの
出力波形の振幅のみを減少させることができるため、異
なる線幅の磁気バーの出力波形の振幅を略等しくするこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
立上り端部で発生した信号または立下り端部で発生した
信号を補正し、立上り端部で発生した信号を増幅器で増
幅した信号と立下り端部で発生した信号を増幅器で増幅
した信号とが略等しい振幅を有するようにすることがで
きる。この結果、カードの真偽判定を精度よく行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気パターンの第1実施例の平面
図(a)、磁気出力信号波形(b)および磁気出力信号
増幅波形(c)。
【図2】本発明の第2実施例の平面図(a)、磁気出力
信号波形(b)および磁気出力信号増幅波形(c)。
【図3】本発明の第3実施例の平面図(a)、磁気出力
信号波形(b)、磁気出力信号増幅波形(c)および断
面図(d)。
【図4】本発明の第4実施例の平面図(a)、磁気出力
信号波形(b)および磁気出力信号増幅波形(c)。
【図5】本発明による磁気パターンの他の変形例を示す
平面図。
【図6】本発明による磁気パターンの他の変形例を示す
平面図。
【図7】従来の磁気パターンの平面図(a)、断面図
(b)、磁気出力信号波形(c)および磁気出力信号増
幅波形(d)。
【図8】従来の他の磁気パターンの平面図(a)、断面
図(b)、磁気出力信号波形(c)および磁気出力信号
増幅波形(d)。
【図9】本発明による磁気パターンの他の変形例を示す
平面図。
【図10】印刷のインキの粘度が高い場合の磁気バーの
膜(a)と、印刷のインキの粘度が低い場合の磁気バー
の膜(b)を示す断面図。
【図11】本発明による磁気パターンの他の変形例を示
す平面図。
【符号の説明】
1 磁気バー 2 立上り端部 3 立下り端部 4 正パルス 5 負パルス 6 増幅正パルス 7 増幅負パルス 11 副磁気バー 12 立上り端部 13 立下り端部 14 正パルス 15 負パルス 21 凹部 22 凸部 23 凸部 24 凸部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/80 7303−5D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パターン状に並設された磁気バーからなる
    磁気パターンであって、磁気ヘッドが各々の磁気バーの
    立上り端部と立下り端部を所定速度で走査する時に発生
    する信号を所定の応答速度の増幅器で増幅して情報を得
    る磁気パターンにおいて、前記立上り端部で発生した信
    号を前記増幅器で増幅した信号と前記立下り端部で発生
    した信号を前記増幅器で増幅した信号とが略等しい振幅
    を有するように、前記立上り端部で発生した信号または
    前記立下り端部で発生した信号を補正することを特徴と
    する磁気パターン。
  2. 【請求項2】前記立上り端部で発生した信号または前記
    立下り端部で発生した信号の補正は、前記磁気バーに平
    行に配設された副磁気バーによってなされることを特徴
    とする請求項1に記載の磁気パターン。
  3. 【請求項3】前記副磁気バーは、前記磁気バーの横幅が
    前記磁気バーの間の間隔より小さくないときには、前記
    磁気バーの立下り端部の直前に立上り端部を有するよう
    に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の磁
    気パターン。
  4. 【請求項4】前記副磁気バーは、前記磁気バーの横幅が
    前記磁気バーの間の間隔より大きくないときには、前記
    磁気バーの立上り端部の直前に立下り端部を有するよう
    に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の磁
    気パターン。
  5. 【請求項5】前記立上り端部で発生した信号または前記
    立下り端部で発生した信号の補正は、前記磁気バーの立
    上り端部または立下り端部に設けた凹部または凸部によ
    ってなされることを特徴とする請求項1に記載の磁気パ
    ターン。
  6. 【請求項6】前記磁気バーの立上り端部または立下り端
    部に設けた凹部または凸部は、前記磁気バーの横幅が前
    記磁気バーの間の間隔より小さくないときには、前記立
    下り端部に設けられていることを特徴とする請求項5に
    記載の磁気パターン。
  7. 【請求項7】前記磁気バーの立上り端部または立下り端
    部に設けた凹部または凸部は、前記磁気バーの横幅が前
    記磁気バーの間の間隔より大きくないときには、前記立
    上り端部に設けられていることを特徴とする請求項5に
    記載の磁気パターン。
JP4310101A 1992-11-19 1992-11-19 磁気パターン Withdrawn JPH06162284A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6540560B1 (en) 1999-11-05 2003-04-01 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Card connector

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US6540560B1 (en) 1999-11-05 2003-04-01 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Card connector

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