JPH0616220A - 搬送方式 - Google Patents

搬送方式

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Publication number
JPH0616220A
JPH0616220A JP17728792A JP17728792A JPH0616220A JP H0616220 A JPH0616220 A JP H0616220A JP 17728792 A JP17728792 A JP 17728792A JP 17728792 A JP17728792 A JP 17728792A JP H0616220 A JPH0616220 A JP H0616220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overload
ball screw
spring
drive frame
motor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17728792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoyuki Futado
清行 二戸
Koichi Asanuma
幸一 浅沼
Kazuaki Nishimura
和明 西村
Eiji Sakai
英次 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Integrated Microtechnology Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Integrated Microtechnology Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Integrated Microtechnology Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0616220A publication Critical patent/JPH0616220A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,ボールネジを駆動させて,物体を
移動させる搬送方式に関し,過負荷が発生したら,直ち
にその過負荷を検出し,過負荷に対応した措置を採る搬
送方式を得ることを目的とする。 【構成】 ボールネジ1に2か所で螺合する駆動枠2
と,一端が駆動枠2の内側に保持され, かつ, 他端が搬
送物体3の載置台4に保持された二つのバネ5とを有
し,搬送物体3の搬送をバネ5を介して, ボールネジ1
により行なうように,そして,バネ5の縮みをセンサ7
で感知して, 搬送物体3に対する過負荷検出を行なうよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ボールネジを駆動させ
て,物体を移動させる搬送方式に関する。近年,半導体
デバイスの高集積,大容量化にともない,試験装置のテ
ストヘッドも大型化し,その移動に機械力が必要とされ
ている。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の説明図である。図におい
て,1はボールネジ,3は搬送物体,6はモータ,9は
基台である。
【0003】従来の技術においては,搬送物体3を移動
させる時の駆動方式として,ボールネジ1を使用した直
接搬送方式を採っていた。図3に示すように,従来のボ
ールネジ1による搬送方式では,モータ6の回転によ
り,基台9に取り付けたボールネジ1が軸中心で回転し
て,ボールネジ1に螺合した搬送物体3が移動する。
【0004】搬送物体3が何らかの原因によって移動出
来ないような負荷(過負荷)が加わった場合,その負荷
が,搬送物体3を駆動する駆動源のモータ6にまで影響
を及ぼすとともに,その原因である障害物にもモータ6
の駆動が加わり,モータ6,及び障害物双方の破損につ
ながってしまう。
【0005】特に,障害物が作業者であった場合を考え
ると,安全性の面においても,搬送方式において,危険
性に対する安全対策を充分考慮にいれる必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って,この場合,搬
送中に過負荷が加わったかどうかの判断は,規定時間が
経っても移動点に搬送物体3が到達しないことを検出し
て判断しているため,規定時間分は,モータ6は駆動を
停止せずにそのまま回転しているので,搬送物体3やモ
ータ6に何らかの障害が発生する危険がある。
【0007】本発明は,過負荷が発生したら,直ちにそ
の過負荷を検出し,過負荷に対応した措置を採る搬送方
式を目的として提供される。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1において,1はボールネジ,2は駆動
枠,3は搬送物体,4は載置台,5はバネ,6はモー
タ,7はセンサ,8はスリット,9は基台である。
【0009】本発明では,障害物やモータに対する衝撃
を抑え,安全性を向上させる手段として,駆動部分と搬
送物体の間にバネを介在させる。これにより,障害物に
よる過負荷が発生した場合でも,バネの伸縮を検出する
ことにより,早期に過負荷検出が行なえるし,また,バ
ネの逃げにより過負荷時の衝撃を抑える事が出来,安全
性が向上する。
【0010】即ち,本発明の目的は,図1(a)に示す
ように,ボールネジ1に2か所で螺合する駆動枠2と,
一端が駆動枠2の内側に保持され, かつ, 他端が搬送物
体3の載置台4に保持された二つのバネ5とを有し,図
1(b)〜(c)に示すように,搬送物体3の搬送をバ
ネ5を介して, ボールネジ1により行なうことにより,
更に,図1(d)に示すように,バネ5の縮みをセンサ
7で感知して, 搬送物体3に対する過負荷検出を行なう
ことにより達成される。
【0011】
【作用】本発明においては,図1(a)に示すように,
基台に固定されたボールネジ1に2か所で螺合する駆動
枠2と,一端が駆動枠2の内側に保持され, かつ, 他端
が搬送物体3の載置台4に保持された二つのバネ5とを
設けて,図1(b)に示すように,ボールネジ1に軸で
直結するモータ6を回転して,駆動枠2を駆動する。す
ると搬送物体3は重量があるので,駆動枠2と同じ速度
では移動せず,載置台を保持するねじの内,後方のねじ
が次第に縮まってくる。
【0012】すると,図1(c)に示すように,後方の
バネ5bが圧縮限界で反発して元に復帰して,搬送物体
3は所定の位置まで移動する。このようにして,駆動枠
2の前進,搬送物体3の前進を交互に繰り返して,搬送
物体3がホールネジ1により,ネジ5を介して間接的に
搬送される。
【0013】若し,作業者等の障害物に搬送物体3が接
触して,負荷が掛かった場合には,載置台4株のスリッ
ト8がセンサ7から外れて,センサ7が過負荷を検知
し,信号を送って,モータ6を直ちに停止させるので,
搬送物体3,障害物ともに損傷を免れることができる。
【0014】
【実施例】図2は本発明の一実施例の説明図である。図
において,図1において,1はボールネジ,2は駆動
枠,4は載置台,5はバネ,6はモータ,7はセンサ,
8はスリット,9は基台,10は試験装置, 11はハンド
ラ, 12はテストヘッド, 13は作業者である。
【0015】本発明の搬送方式を半導体工場の試験装置
のハンドラに適用した一実施例について説明する。量産
する半導体工場の試験部門では多数個の半導体デバイス
の測定を行なっているが,近年の高集積化の波にのり,
半導体デバイスの多ピン化,多機種,高機能化が進ん
で,多品種測定,ピン数や測定項目の増加が著しく,そ
れにともなって, 図2(b)に,図2(a)のA−A’
ラインでカットした側面図で示すように,試験装置10に
連結するハンドラ11のテストヘッド12も大型化し,重量
も重くなっている。
【0016】試験装置は図2(a)に示すように多数並
列して設置されており,ハンドラのテストヘッド12も半
導体デバイスの測定品種毎に自動的に交換する必要があ
り,現在では全て自動化されている。
【0017】テストヘッド12を交換する場合には, 前掲
の図1(b)に示すように,ボールネジ1に軸で直結す
るモータ6を回転して,駆動枠2を駆動すると, テスト
ヘッド12は重量があるので,駆動枠2と同じ速度では移
動せず,載置台4を保持するねじの内,後方のバネ5b
が次第に縮まって,図1(c)に示すように,後方のバ
ネ5bが圧縮限界で反発して元に復帰して,テストヘッ
ド12が所定の位置まで前進する。このようにして,駆動
枠2の前進,テストヘッド12の前進を交互に繰り返し
て,テストヘッド12がホールネジ1により,ネジ5を介
して間接的にハンドラ11の固定位置から, テストヘッド
12の交換場所まで移動される。
【0018】若し, テストヘッド12の交換のための搬送
中に作業者13がテストヘッド12に接触して, テストヘッ
ド12に過負荷が掛かった場合には,前述の図1(d)に
示すように,テストヘッド12の載置台4下部に取り付け
たスリット8がフォトダイオードからなるセンサ7から
外れて,このセンサ7が過負荷を検知し,ハンドラ11の
制御装置に過負荷の信号を送って,ボールネジ1 を駆動
するモータ6の回転を直ちに停止させるので,作業者1
3, テストヘッド12とも, お互いに損傷を免れることが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
搬送物体の搬送中に障害物により過負荷が生じた場合に
は,駆動源のモータがただちに停止するとともに,その
原因となる障害物に対してバネが衝撃を吸収するため
に,障害物に対して安全性が高く,過負荷の影響が直接
モータに伝わらないため,モータを壊す危険性が少な
い。
【0020】更に,バネの逃げにより過負荷検出を行な
っているので,検出時間が短い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の一実施例の説明図
【図3】 従来例の説明図
【符号の説明】
1 ボールネジ 2 駆動枠 3 搬送物体 4 載置台 5 バネ 6 モータ 7 センサ 8 スリット 9 基台 10 試験装置 11 ハンドラ 12 テストヘッド 13 作業者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 和明 福島県会津若松市門田町工業団地4番地 株式会社富士通東北エレクトロニクス内 (72)発明者 坂井 英次 福島県会津若松市門田町工業団地4番地 株式会社富士通東北エレクトロニクス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールネジ(1) に2か所で螺合する駆動
    枠(2) と,一端が該駆動枠(2) の内側に保持され, か
    つ, 他端が搬送物体(3) の載置台(4) に保持された二つ
    のバネ(5) とを有し,該搬送物体(3) の搬送を該バネ
    (5) を介して, 該ボールネジ(1) により行なうことを特
    徴とする搬送方式。
  2. 【請求項2】 前記バネ(5) の縮みをセンサ(7) で感知
    して, 前記搬送物体(3) に対する過負荷検出を行なうこ
    とを特徴とする請求項1記載の搬送方式。
JP17728792A 1992-07-06 1992-07-06 搬送方式 Withdrawn JPH0616220A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17728792A JPH0616220A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 搬送方式

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JP17728792A JPH0616220A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 搬送方式

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JPH0616220A true JPH0616220A (ja) 1994-01-25

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ID=16028391

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JP17728792A Withdrawn JPH0616220A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 搬送方式

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001289300A (ja) * 2000-04-03 2001-10-19 Advantest Corp 障害物検知方法・障害物検知装置
US20120042740A1 (en) * 2010-08-23 2012-02-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Linear motion mechanism and robot
WO2012077213A1 (ja) * 2010-12-09 2012-06-14 株式会社日立製作所 リニアアクチュエータ
CN103043377A (zh) * 2011-10-15 2013-04-17 四川制药制剂有限公司 带有传感器的丝杠传动结构

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Effective date: 19991005