JPH06161908A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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Publication number
JPH06161908A
JPH06161908A JP4318291A JP31829192A JPH06161908A JP H06161908 A JPH06161908 A JP H06161908A JP 4318291 A JP4318291 A JP 4318291A JP 31829192 A JP31829192 A JP 31829192A JP H06161908 A JPH06161908 A JP H06161908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
backup
memory
cpu
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP4318291A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Seo
茂敏 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06161908A publication Critical patent/JPH06161908A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、バックアップ用電源の異常に
より、バックアップ用RAMに保持されたデータの一部
に異常が発生するような事態でも、システムの誤動作を
確実に防止することができるメモリ制御装置を提供する
ことにある。 【構成】メイン電源4の供給停止時に、バックアップ用
RAM3はバックアップ用バッテリ5が供給される。バ
ッテリ電圧検出回路7はバックアップ用バッテリ5の電
源電圧を検出する。メイン電源4の供給時に、CPU1
はバックアップ用電源電圧の電圧値が正常値であるか否
かを判定し、異常の場合にはバックアップ用RAM3に
保持されたデータの全てをクリアする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
において、メイン電源の供給停止時にシステムのデータ
を保持するためのバックアップ用RAMをチェックする
機能を備えたメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばワードプロセッサ等のコン
ピュータシステムには、システムのメイン電源(例えば
AC電源)がオフされて、電源供給が停止状態になった
ときに、システムの継続的データ処理に必要な各種デー
タを保持するためのバックアップ用RAM(リード/ラ
イトメモリ)が設けられている。
【0003】バックアップ用RAMは、システムの起動
時にはメイン電源により動作するが、メイン電源の供給
が停止されると、バックアップ用電源が供給されてデー
タを保持する。バックアップ用電源は例えば充電方式の
バッテリである。
【0004】システムのCPU(中央処理ユニット)
は、メイン電源の供給が復帰すると、バックアップ用R
AMから保持されたデータを読出し、システムの停止状
態直前のデータ処理を継続することができる。
【0005】ここで、システムのCPUは、バックアッ
プ用RAMの信頼性を維持するために、システムの起動
時にバックアップ用RAMのチェック処理を実行してい
る。具体的には、バックアップ用RAMに予めチェック
用ID情報を記憶し、このチェック用ID情報を読出し
て異常がなければ、バックアップ用RAMは正常である
と判定するチェック処理を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来では、システムの
CPUは、予め記憶したチェック用ID情報を利用し
て、バックアップ用RAMが正常であるか異常であるか
のチェック処理を実行している。しかしながら、メイン
電源の供給停止時にバックアップ用電源電圧が低下し
て、正常なレベルの電源電圧がバックアップ用RAMに
供給されない事態が発生したときに、チェック用ID情
報のみをチェックする方式では不十分である。即ち、チ
ェック用ID情報は正常であるが、システムに必要なデ
ータの一部が破壊されているような事態が発生する可能
性がある。
【0007】このような事態では、システムのCPUは
バックアップ用RAMに保持されたデータを使用してデ
ータ処理を実行する場合に、一部が破壊されたデータを
利用することになるため、システムの誤動作を起こす可
能性がある。
【0008】本発明の目的は、バックアップ用電源の異
常により、バックアップ用RAMに保持されたデータの
一部に異常が発生するような事態でも、システムの誤動
作を確実に防止することができるメモリ制御装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
システムのバックアップ用RAMであるメモリ手段を制
御するメモリ制御装置において、バックアップ用電源電
圧の電圧値が正常値であるか否かを判定する判定手段と
判定結果が異常の場合にはメモリ手段に保持されたデー
タを初期状態にするメモリ制御手段を備えた装置であ
る。
【0010】
【作用】本発明では、メイン電源の供給停止時に、メモ
リ手段はバックアップ用電源が供給される。判定手段
は、バックアップ用電源電圧を検出し、バックアップ用
電源電圧の電圧値が正常値であるか否かを判定する。メ
イン電源の供給時に、メモリ制御手段は、判定結果が異
常の場合にはメモリ手段に保持されたデータを初期状態
にする。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0012】図1は本発明に係わるコンピュータシステ
ムの要部を示すブロック図であり、図2は本発明の第1
の実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
り、図3は本発明の第2の実施例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【0013】本システムは、システムの中央処理ユニッ
トであるCPU1、メモリコントローラ2、バックアッ
プ用RAM3およびメイン電源4を備えている。CPU
1は、通常のデータ処理以外に、本発明に係わるバック
アップ用RAM3の制御処理を実行する。
【0014】メモリコントローラ2は、CPU1の制御
によりバックアップ用RAM3のリード/ライト動作を
制御し、CPU1とバックアップ用RAM3間のデータ
の転送を制御する。バックアップ用RAM3は、メイン
電源4の供給停止時には、バックアップ用バッテリ5の
電源供給によりデータの保持動作を行なう。メイン電源
4は例えば商用AC電源をDC電源に変換する回路を有
し、システムの起動時にシステムの各構成要素に動作用
電源を供給する。
【0015】バックアップ用バッテリ5は例えば充電方
式のバッテリであり、予め設定された電圧レベルのDC
電源電圧を発生する。レギュレータ6は、バックアップ
用バッテリ5の電源電圧を安定化し、メイン電源4の供
給停止時にバックアップ用RAM3、バッテリ電圧検出
回路7およびサブCPU8に所定の電源電圧を供給す
る。
【0016】バッテリ電圧検出回路7およびサブCPU
8は、本発明の特徴となる構成要素である。バッテリ電
圧検出回路7は、バックアップ用バッテリ5から発生す
る電源電圧のレベルを検出し、このレベルをディジタル
データの電圧値に変換するA/D変換回路7aを有す
る。サブCPU8は、システムのメインのCPU1とは
独立した例えば1チップマイクロコンピュータであり、
ROM(リードオンリメモリ)、RAMおよび入出力ポ
ートを有する。サブCPU8は、バッテリ電圧検出回路
7から出力される電圧値をRAMの一部であるメモリ8
aに記憶する。次に、第1の実施例の動作を説明する。
【0017】まず、メイン電源4がオンされると、シス
テムの各要素には電源電圧が供給されて(図1のメイン
電源4からの点線)、システムは起動状態となる。即
ち、CPU1は予め設定されたプログラムに従って、通
常のデータ処理を実行する。
【0018】ここで、メイン電源4がオフされると(ス
テップS1のYES)、システムは停止状態となる。こ
のとき、メイン電源4からバックアップ用電源供給に切
換えられる。本発明では、メイン電源4の電源供給停止
時に、レギュレータ6からのバックアップ用電源が、バ
ックアップ用RAM3、バッテリ電圧検出回路7および
サブCPU8に供給される。
【0019】このバックアップ用電源により、バックア
ップ用RAM3は、システムの停止直前にCPU1によ
り書込みされたデータを保持する(ステップS2)。バ
ッテリ電圧検出回路7はレギュレータ6からのバックア
ップ用電源により動作し、バックアップ用バッテリ5か
ら発生する電源電圧のレベルを検出する(ステップS
3)。バッテリ電圧検出回路7は、検出したディジタル
データの電圧値をサブCPU8に出力する。サブCPU
8はバッテリ電圧検出回路7から出力された電圧値をメ
モリ8aに記憶する(ステップS4)。
【0020】次に、メイン電源4がオンされてシステム
が起動すると(ステップS5のYES)、サブCPU8
はメモリ8aに記憶した電圧値をCPU1に出力する。
CPU1は予め設定された正常値とサブCPU8からの
電圧値とを比較して、バックアップ用バッテリ5から発
生する電源電圧のレベルが正常であるか否かをチェック
する(ステップS6)。
【0021】チェック結果により、バックアップ用バッ
テリ5の電源電圧が低下して、異常であると判定すると
(ステップS7のNO)、CPU1はメモリコントロー
ラ2を制御して、バックアップ用RAM3に保持された
全てのデータをクリア(消去)する(ステップS8)。
このとき、CPU1は、システムの出力装置(図示しな
い表示装置)を介して、バックアップ用RAM3のデー
タをクリアしたこと報知し、さらにバックアップ用バッ
テリ5が異常であることを報知する(ステップS9,S
10)。
【0022】バックアップ用バッテリ5が交換されると
(ステップS11のYES)、CPU1は異常報知(ス
テップS10)を解除し、通常のデータ処理を実行する
(ステップS12)。このとき、CPU1は、バックア
ップ用バッテリ5の交換とは無関係に、通常のデータ処
理を実行してもよい。但し、当然ながら、メイン電源4
がオフされたときに、バックアップ用バッテリ5が正常
なものと交換されていない場合には、バックアップ用R
AM3にデータを保持することはできない。
【0023】このようにして、メイン電源4のオン時
(電源供給時)に、供給停止時に検出した電圧値に基づ
いて、バックアップ用バッテリ5が異常であるか否かを
判定する。異常であれば、バックアップ用RAM3に保
持されたデータの全てをクリアする。したがって、シス
テムの停止時にバックアップ用バッテリ5の異常によ
り、バックアップ用RAM3に保持されるべきデータの
一部が破壊された場合に、保持されたデータの全てがク
リアされるため、CPU1はその保持されたデータの全
てを使用しないことになる。これにより、CPU1がバ
ックアップ用RAM3に保持された不備なデータを使用
して、システムに誤動作が発生するような事態を確実に
防止することができる。図3を参照して、本発明の第2
の実施例の動作を説明する。
【0024】第2の実施例では、メイン電源4がオンさ
れて、システムが起動すると(ステップS20)、バッ
テリ電圧検出回路7はバックアップ用バッテリ5の電源
電圧のレベルを検出する(ステップS21)。サブCP
U8はバッテリ電圧検出回路7から出力された電圧値を
メモリ8aに記憶する(ステップS22)。CPU1は
通常のデータ処理を実行する(ステップS23)。
【0025】そして、メイン電源4がオフされて、シス
テムが停止状態になると(ステップS24のYES)、
第2の実施例では、サブCPU8が記憶した電圧値に基
づいて、バックアップ用バッテリ5から発生する電源電
圧のレベルが正常であるか否かをチェックする(ステッ
プS25)。バックアップ用バッテリ5の電源電圧が低
下して異常であると判定し(ステップS26のNO)、
かつメイン電源4がオンされると(ステップS28のY
ES)、サブCPU8はバックアップ用バッテリ5が異
常であることをCPU1に通知する(ステップS2
9)。
【0026】これにより、CPU1はメモリコントロー
ラ2を制御して、バックアップ用RAM3に保持された
全てのデータをクリア(消去)する(ステップS3
0)。このとき、CPU1は、システムの出力装置を介
して、バックアップ用RAM3のデータをクリアしたこ
と報知し、さらにバックアップ用バッテリ5が異常であ
ることを報知する(ステップS31)。
【0027】ここで、バックアップ用バッテリ5の電源
電圧が正常であれば(ステップS26のYES)、バッ
クアップ用RAM3はバックアップ用バッテリ5の電源
によりバックアップを維持されて、データを保持するこ
とになる(ステップS27)。
【0028】このような第2の実施例においても、前記
第1の実施例と同様に、バックアップ用バッテリ5の異
常により、バックアップ用RAM3に保持されるべきデ
ータの一部が破壊された場合に、システムに誤動作が発
生するような事態を確実に防止することができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、バ
ックアップ用RAMを備えたシステムにおいて、バック
アップ用電源の異常によりバックアップ用RAMに保持
されたデータの一部に異常が発生するような事態でも、
バックアップ用RAMに保持されたデータの全てをクリ
アするため、CPUが異常なデータを使用することを防
止できる。したがって、結果的にシステムの誤動作を確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコンピュータシステムの要部を
示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャート。
【図3】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
フローチャート。
【符号の説明】
1…CPU、3…バックアップ用RAM、4…メイン電
源、5…バックアップ用バッテリ、7…バッテリ電圧検
出回路、8…サブCPU。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムのメイン電源の供
    給停止時に、システムの動作に必要なデータを保持する
    ためのメモリ手段と、 前記メイン電源の供給停止時に、前記メモリ手段にバッ
    クアップ用電源を供給するバックアップ用電源手段と、 このバックアップ用電源手段から発生するバックアップ
    用電源電圧を検出し、前記バックアップ用電源電圧の電
    圧値が正常値であるか否かを判定する判定手段と、 前記メイン電源の供給時に、前記判定手段の判定結果が
    異常の場合には、前記メモリ手段に保持された前記デー
    タを初期状態にするメモリ制御手段とを具備したことを
    特徴とするメモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータシステムのメイン電源の供
    給停止時に、システムの動作に必要なデータを保持する
    ためのバックアップ用メモリ手段と、 前記メイン電源の供給停止時に、前記メモリ手段にバッ
    クアップ用電源を供給するバックアップ用電源手段と、 前記メイン電源の供給停止時に、前記バックアップ用電
    源手段から発生するバックアップ用電源電圧を検出する
    電圧検出手段と、 この電圧検出手段により検出されたバックアップ用電源
    電圧の電圧値を記憶する電圧値用メモリ手段と、 前記メイン電源の供給時に、前記電圧値用メモリ手段に
    記憶された電圧値が異常値であるか否かを判定し、異常
    値である場合に前記バックアップ用メモリ手段に保持さ
    れた前記データを初期状態にするメモリ制御手段とを具
    備したことを特徴とするメモリ制御装置。
JP4318291A 1992-11-27 1992-11-27 メモリ制御装置 Pending JPH06161908A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4318291A JPH06161908A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 メモリ制御装置

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JP4318291A JPH06161908A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 メモリ制御装置

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JPH06161908A true JPH06161908A (ja) 1994-06-10

Family

ID=18097567

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4318291A Pending JPH06161908A (ja) 1992-11-27 1992-11-27 メモリ制御装置

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JP (1) JPH06161908A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058751A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動車用電子制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015058751A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動車用電子制御装置

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