JPH06161521A - プログラマブルコントローラのリモートi/o伝送システム - Google Patents
プログラマブルコントローラのリモートi/o伝送システムInfo
- Publication number
- JPH06161521A JPH06161521A JP31853092A JP31853092A JPH06161521A JP H06161521 A JPH06161521 A JP H06161521A JP 31853092 A JP31853092 A JP 31853092A JP 31853092 A JP31853092 A JP 31853092A JP H06161521 A JPH06161521 A JP H06161521A
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- JP
- Japan
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- programmable controller
- master
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数マスタPC間での共用スレーブに対する
排他入出力制御を行い、マスタPC間でのデータ入出力
に輻輳等の不具合を生じることなく複数マスタPCによ
るリモートI/O子局ユニットの共用システムを実現す
ること。 【構成】 各々リモートI/O親局ユニット11を有す
るプログラマブルコントローラ本体1を複数個有し、こ
の複数個のプログラマブルコントローラ本体1がデータ
入出力に関して互いに共用するリモートI/O子局ユニ
ットを含むプログラマブルコントローラのリモートI/
O伝送システムに於いて、各プログラマブルコントロー
ラ本体1は、前記リモートI/O子局ユニットに対して
排他入出力制御を行うためのフラグをメモリの書換え可
能エリヤに格納するメモリと、メモリに格納された前記
フラグに従って前記リモートI/O子局ユニットに対す
る排他入出力制御を行う排他入出力制御部とを有してい
る。
排他入出力制御を行い、マスタPC間でのデータ入出力
に輻輳等の不具合を生じることなく複数マスタPCによ
るリモートI/O子局ユニットの共用システムを実現す
ること。 【構成】 各々リモートI/O親局ユニット11を有す
るプログラマブルコントローラ本体1を複数個有し、こ
の複数個のプログラマブルコントローラ本体1がデータ
入出力に関して互いに共用するリモートI/O子局ユニ
ットを含むプログラマブルコントローラのリモートI/
O伝送システムに於いて、各プログラマブルコントロー
ラ本体1は、前記リモートI/O子局ユニットに対して
排他入出力制御を行うためのフラグをメモリの書換え可
能エリヤに格納するメモリと、メモリに格納された前記
フラグに従って前記リモートI/O子局ユニットに対す
る排他入出力制御を行う排他入出力制御部とを有してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラマブルコントロ
ーラのリモートI/O伝送システムに関し、特に複数マ
スタ/複数スレーブ方式のプログラマブルコントローラ
のリモートI/O伝送システムにするものである。
ーラのリモートI/O伝送システムに関し、特に複数マ
スタ/複数スレーブ方式のプログラマブルコントローラ
のリモートI/O伝送システムにするものである。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラ本体(以
下、PC本体と略称する)に接続されたリモートI/O
親局ユニットとリモートI/O子局ユニットとの間にデ
ータ伝送を行うプログラマブルコントローラのリモート
I/O伝送システムには、複数マスタ/複数スレーブ方
式のリモートI/O伝送システムとして、各々リモート
I/O親局ユニットを有するPC本体を複数個有し、こ
の複数個のPC本体がデータ入出力に関して互いに共用
するリモートI/O子局ユニットを含むシステムが知ら
れている。
下、PC本体と略称する)に接続されたリモートI/O
親局ユニットとリモートI/O子局ユニットとの間にデ
ータ伝送を行うプログラマブルコントローラのリモート
I/O伝送システムには、複数マスタ/複数スレーブ方
式のリモートI/O伝送システムとして、各々リモート
I/O親局ユニットを有するPC本体を複数個有し、こ
の複数個のPC本体がデータ入出力に関して互いに共用
するリモートI/O子局ユニットを含むシステムが知ら
れている。
【0003】例えば通常のフィールドバスレベルの通信
プロトコルによる複数マスタ/複数スレーブ方式のリモ
ートI/O伝送システムとして、図6に例示されている
システムに於いては、リモートI/O子局ユニットであ
るスレーブ1〜NをマスタPC1(リモートI/O親局
ユニットを含むPC本体)、スレーブN〜ZをマスタP
C2のリモートI/O子局として構成、使用すること
は、マスタPC1、2のコンフィギュレーション情報の
設定等により可能であり、この場合、マスタPC1とマ
スタPC2はスレーブNを互いに共用する。
プロトコルによる複数マスタ/複数スレーブ方式のリモ
ートI/O伝送システムとして、図6に例示されている
システムに於いては、リモートI/O子局ユニットであ
るスレーブ1〜NをマスタPC1(リモートI/O親局
ユニットを含むPC本体)、スレーブN〜ZをマスタP
C2のリモートI/O子局として構成、使用すること
は、マスタPC1、2のコンフィギュレーション情報の
設定等により可能であり、この場合、マスタPC1とマ
スタPC2はスレーブNを互いに共用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如きシ
ステム構成に於いては、マスタPC1とマスタPC2と
が共用するスレーブNに対するマスタPC間の排他制御
がなされていないため、マスタPC間でのデータ入出力
に輻輳が発生し、実際には複数マスタPCによるスレー
ブ(リモートI/O子局ユニット)の共用システムは成
立しない。
ステム構成に於いては、マスタPC1とマスタPC2と
が共用するスレーブNに対するマスタPC間の排他制御
がなされていないため、マスタPC間でのデータ入出力
に輻輳が発生し、実際には複数マスタPCによるスレー
ブ(リモートI/O子局ユニット)の共用システムは成
立しない。
【0005】本発明は、従来のプログラマブルコントロ
ーラのリモートI/O伝送システムに於ける上述の如き
問題点に着目してなされたものであり、複数マスタPC
間での共用スレーブに対する排他入出力制御を行い、マ
スタPC間でのデータ入出力に輻輳等の不具合を生じる
ことなく複数マスタPCによるリモートI/O子局ユニ
ットの共用システムを実現できるプログラマブルコント
ローラのリモートI/O伝送システムを提供することを
目的としている。
ーラのリモートI/O伝送システムに於ける上述の如き
問題点に着目してなされたものであり、複数マスタPC
間での共用スレーブに対する排他入出力制御を行い、マ
スタPC間でのデータ入出力に輻輳等の不具合を生じる
ことなく複数マスタPCによるリモートI/O子局ユニ
ットの共用システムを実現できるプログラマブルコント
ローラのリモートI/O伝送システムを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、各々リモートI/O親局ユニットを有する
プログラマブルコントローラ本体を複数個有し、この複
数個のプログラマブルコントローラ本体がデータ入出力
に関して互いに共用するリモートI/O子局ユニットを
含むプログラマブルコントローラのリモートI/O伝送
システムに於いて、各プログラマブルコントローラ本体
は、前記リモートI/O子局ユニットに対して排他入出
力制御を行うためのフラグをメモリの書換え可能エリヤ
に格納するメモリと、前記メモリに格納された前記フラ
グに従って前記リモートI/O子局ユニットに対する排
他入出力制御を行う排他入出力制御部とを有しているこ
とを特徴するプログラマブルコントローラのリモートI
/O伝送システムによって達成される。
明によれば、各々リモートI/O親局ユニットを有する
プログラマブルコントローラ本体を複数個有し、この複
数個のプログラマブルコントローラ本体がデータ入出力
に関して互いに共用するリモートI/O子局ユニットを
含むプログラマブルコントローラのリモートI/O伝送
システムに於いて、各プログラマブルコントローラ本体
は、前記リモートI/O子局ユニットに対して排他入出
力制御を行うためのフラグをメモリの書換え可能エリヤ
に格納するメモリと、前記メモリに格納された前記フラ
グに従って前記リモートI/O子局ユニットに対する排
他入出力制御を行う排他入出力制御部とを有しているこ
とを特徴するプログラマブルコントローラのリモートI
/O伝送システムによって達成される。
【0007】
【作用】上述の如き構成によれば、各プログラマブルコ
ントローラ本体のメモリの書換え可能エリヤにリモート
I/O子局ユニットに対して排他入出力制御を行うため
のフラグがユーザプログラム等により変更可能に設定格
納され、そのフラグに従って各プログラマブルコントロ
ーラ本体が共用のリモートI/O子局ユニットに対する
排他入出力制御を行う。
ントローラ本体のメモリの書換え可能エリヤにリモート
I/O子局ユニットに対して排他入出力制御を行うため
のフラグがユーザプログラム等により変更可能に設定格
納され、そのフラグに従って各プログラマブルコントロ
ーラ本体が共用のリモートI/O子局ユニットに対する
排他入出力制御を行う。
【0008】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
ついて詳細に説明する。
【0009】図1は本発明によるプログラマブルコント
ローラのリモートI/O伝送システムに於いてマスタP
Cとして使用されるPC本体とリモートI/O親局ユニ
ットとの構成例を示している。PC本体1はCPU3と
プログラムメモリであるROM5とI/Oメモリ7とワ
ークRAM9とを有し、リモートI/O親局ユニット1
1はCPU13とシステムメモリであるROM15とバ
ッファメモリエリアを含むRAM17と通信制御部19
とを有し、PC本体1とリモートI/O親局ユニット1
1とはインタフェース部21により双方向に接続されて
いる。
ローラのリモートI/O伝送システムに於いてマスタP
Cとして使用されるPC本体とリモートI/O親局ユニ
ットとの構成例を示している。PC本体1はCPU3と
プログラムメモリであるROM5とI/Oメモリ7とワ
ークRAM9とを有し、リモートI/O親局ユニット1
1はCPU13とシステムメモリであるROM15とバ
ッファメモリエリアを含むRAM17と通信制御部19
とを有し、PC本体1とリモートI/O親局ユニット1
1とはインタフェース部21により双方向に接続されて
いる。
【0010】PC本体1とリモートI/O親局ユニット
11とは、予めPC本体1のワークAOM9に設定され
たリモートI/Oテーブルに基づいてI/Oメモリ7と
RAM17のバッファメモリエリアとの間に入出力デー
タの交換を行い、またリモートI/O親局ユニット11
と各リモートI/O子局ユニット(スレーブ)との間に
入出力データの伝送を行う。
11とは、予めPC本体1のワークAOM9に設定され
たリモートI/Oテーブルに基づいてI/Oメモリ7と
RAM17のバッファメモリエリアとの間に入出力デー
タの交換を行い、またリモートI/O親局ユニット11
と各リモートI/O子局ユニット(スレーブ)との間に
入出力データの伝送を行う。
【0011】リモートI/Oテーブルは、一般にスレー
ブ局数、スレーブ単位に保有する入出力種別、入出力点
数等の情報を含み、PC専用ツール等によりPC本体1
のワークRAM9に設定、保持される。またこのリモー
トI/Oテーブルはシステム始動時にインタフェース部
21を通じてリモートI/O親局ユニット11に渡さ
れ、これに基づいてリモートI/O伝送の初期化処理が
実行される。
ブ局数、スレーブ単位に保有する入出力種別、入出力点
数等の情報を含み、PC専用ツール等によりPC本体1
のワークRAM9に設定、保持される。またこのリモー
トI/Oテーブルはシステム始動時にインタフェース部
21を通じてリモートI/O親局ユニット11に渡さ
れ、これに基づいてリモートI/O伝送の初期化処理が
実行される。
【0012】図2はリモートI/Oテーブルの具体例を
示している。このリモートI/Oテーブルは、入出力単
位個数(スレーブ局数)分のテーブルレコード数にて、
I/Oメモリアドレスと入出力種別とバイト数とスレー
ブ局アドレスのフィールドを有している。I/Oメモリ
アドレスはPCユーザプログラムにより直接アクセス可
能な各スレーブ局についてのメモリアドレスであり、入
出力種別は各スレーブ局の数データの入力、出力の種別
であり、バイト数は各スレーブ局の入力または出力の点
数であり、スレーブ局アドレスはリモートI/O伝送上
の各スレーブ局のノードアドレスである。
示している。このリモートI/Oテーブルは、入出力単
位個数(スレーブ局数)分のテーブルレコード数にて、
I/Oメモリアドレスと入出力種別とバイト数とスレー
ブ局アドレスのフィールドを有している。I/Oメモリ
アドレスはPCユーザプログラムにより直接アクセス可
能な各スレーブ局についてのメモリアドレスであり、入
出力種別は各スレーブ局の数データの入力、出力の種別
であり、バイト数は各スレーブ局の入力または出力の点
数であり、スレーブ局アドレスはリモートI/O伝送上
の各スレーブ局のノードアドレスである。
【0013】本発明によるプログラマブルコントローラ
のリモートI/O伝送システムに於いては、上述の如き
基本的構成に加えて、リモートI/O子局ユニットに対
して排他入出力制御を行うためのフラグを設定するリモ
ートI/Oリフレッシュテーブルと、リモートI/Oリ
フレッシュテーブルに設定されたフラグに従ってリモー
トI/O子局ユニットに対する排他入出力制御を行う排
他入出力制御手段とを含んでいる。
のリモートI/O伝送システムに於いては、上述の如き
基本的構成に加えて、リモートI/O子局ユニットに対
して排他入出力制御を行うためのフラグを設定するリモ
ートI/Oリフレッシュテーブルと、リモートI/Oリ
フレッシュテーブルに設定されたフラグに従ってリモー
トI/O子局ユニットに対する排他入出力制御を行う排
他入出力制御手段とを含んでいる。
【0014】リモートI/Oリフレッシュテーブルは、
各PC本体1のユーザプログラムからアクセス可能で書
換え可能なメモリエリア、例えばワークRAM9の内部
リレーエリアに、図3に示されている如き書式により、
設定、保持されている。
各PC本体1のユーザプログラムからアクセス可能で書
換え可能なメモリエリア、例えばワークRAM9の内部
リレーエリアに、図3に示されている如き書式により、
設定、保持されている。
【0015】リモートI/Oリフレッシュテーブルは各
スレーブ局のI/Oエリアについて”1”,”0”のフ
ラグを設定しており、この場合、”1”はI/Oメモリ
と対応するリモートI/O子局との間にデータの入出力
を実行し、これに対し”0”はI/Oメモリと対応する
リモートI/O子局ユニットとの間にデータの入出力を
停止する。このフラグ”1”,”0”は、ユーザプログ
ラムによりセット(1)、リセット(0)される。この
リモートI/Oリフレッシュテーブルは、ユーザプログ
ラム、PC本体1のCPU3、リモートI/O親局ユニ
ット11のCPU13で共有される。
スレーブ局のI/Oエリアについて”1”,”0”のフ
ラグを設定しており、この場合、”1”はI/Oメモリ
と対応するリモートI/O子局との間にデータの入出力
を実行し、これに対し”0”はI/Oメモリと対応する
リモートI/O子局ユニットとの間にデータの入出力を
停止する。このフラグ”1”,”0”は、ユーザプログ
ラムによりセット(1)、リセット(0)される。この
リモートI/Oリフレッシュテーブルは、ユーザプログ
ラム、PC本体1のCPU3、リモートI/O親局ユニ
ット11のCPU13で共有される。
【0016】排他入出力制御手段は、リモートI/Oリ
フレッシュテーブルのブラグに基づいてPC本体1のI
/Oメモリ7とリモートI/O子局ユニットの対応する
実入出力間の入出力制御を、一時的に停止したり、再開
することを可能にするリモートI/O伝送手順を設ける
ことにより、リモートI/O子局ユニットが複数個のマ
スタPCより排他的に競合することなく共用使用される
ようにする。
フレッシュテーブルのブラグに基づいてPC本体1のI
/Oメモリ7とリモートI/O子局ユニットの対応する
実入出力間の入出力制御を、一時的に停止したり、再開
することを可能にするリモートI/O伝送手順を設ける
ことにより、リモートI/O子局ユニットが複数個のマ
スタPCより排他的に競合することなく共用使用される
ようにする。
【0017】図6に示されたシステムにてマスタPC1
とマスタPC2とがスレーブN(出力16点ユニット)
を共用する場合を例にとって説明する。図4(a)はP
C本体1のリモートI/Oリフレッシュテーブルを、図
4(b)はマスタPC2のリモートI/Oリフレッシュ
テーブルを各々示している。図4は、マスタPC1がス
レーブNのデータ出力を占有し、マスタPC2へのデー
タ出力を停止する設定のテーブル状態を示している。
とマスタPC2とがスレーブN(出力16点ユニット)
を共用する場合を例にとって説明する。図4(a)はP
C本体1のリモートI/Oリフレッシュテーブルを、図
4(b)はマスタPC2のリモートI/Oリフレッシュ
テーブルを各々示している。図4は、マスタPC1がス
レーブNのデータ出力を占有し、マスタPC2へのデー
タ出力を停止する設定のテーブル状態を示している。
【0018】上述のリモートI/Oリフレッシュテーブ
ルによる出力制御は、例えば、マスタPCよりスレーブ
Nへの出力データ伝送フレームに、図5に示されている
如く、出力制御情報部を設け、マスタPCがリモートI
/Oリフレッシュテーブルに設定されたフラグに基づい
て出力可、出力不可の出力制御情報を出力制御情報部に
セットし、スレーブが出力データ伝送フレームの出力制
御情報部の出力制御情報に従って出力を制御する手段を
持つことにより実現される。
ルによる出力制御は、例えば、マスタPCよりスレーブ
Nへの出力データ伝送フレームに、図5に示されている
如く、出力制御情報部を設け、マスタPCがリモートI
/Oリフレッシュテーブルに設定されたフラグに基づい
て出力可、出力不可の出力制御情報を出力制御情報部に
セットし、スレーブが出力データ伝送フレームの出力制
御情報部の出力制御情報に従って出力を制御する手段を
持つことにより実現される。
【0019】リモートI/Oリフレッシュテーブルが図
4に示された状態にある場合には、マスタPC1よりス
レーブNに対する出力データ伝送フレームの出力制御情
報部の出力制御情報は出力可に設定され、これに対しマ
スタPC2よりスレーブNに対する出力データ伝送フレ
ームの出力制御情報部の出力制御情報は出力不可に設定
される。
4に示された状態にある場合には、マスタPC1よりス
レーブNに対する出力データ伝送フレームの出力制御情
報部の出力制御情報は出力可に設定され、これに対しマ
スタPC2よりスレーブNに対する出力データ伝送フレ
ームの出力制御情報部の出力制御情報は出力不可に設定
される。
【0020】尚、上述の如く、出力データ伝送フレーに
出力制御情報部を設け、スレーブがこれを解読すること
により排他出力制御を行うことは本発明によるプログラ
マブルコントローラのリモートI/O伝送システムの一
例であり、マスタPC−スレーブ間にて使用される基本
的伝送手順に於いて、スレーブがマスタPCを独自に監
視しないシステムであれば、マスタPCからスレーブへ
のデータ伝送自体を停止/再開すしてもよい。
出力制御情報部を設け、スレーブがこれを解読すること
により排他出力制御を行うことは本発明によるプログラ
マブルコントローラのリモートI/O伝送システムの一
例であり、マスタPC−スレーブ間にて使用される基本
的伝送手順に於いて、スレーブがマスタPCを独自に監
視しないシステムであれば、マスタPCからスレーブへ
のデータ伝送自体を停止/再開すしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
によるプログラマブルコントローラのリモートI/O伝
送システムによれば、各PC本体のメモリの書換え可能
エリヤにリモートI/O子局ユニットに対して排他入出
力制御を行うためのフラグがユーザプログラム等により
変更可能に設定格納され、そのフラグに従って各PC本
体が共用のリモートI/O子局ユニットに対する排他入
出力制御を行うから、複数マスタPC間でのデータ入出
力に輻輳等の不具合を生じることなく複数マスタPCに
よるリモートI/O子局ユニットの共用システムが実現
される。
によるプログラマブルコントローラのリモートI/O伝
送システムによれば、各PC本体のメモリの書換え可能
エリヤにリモートI/O子局ユニットに対して排他入出
力制御を行うためのフラグがユーザプログラム等により
変更可能に設定格納され、そのフラグに従って各PC本
体が共用のリモートI/O子局ユニットに対する排他入
出力制御を行うから、複数マスタPC間でのデータ入出
力に輻輳等の不具合を生じることなく複数マスタPCに
よるリモートI/O子局ユニットの共用システムが実現
される。
【図1】本発明によるプログラマブルコントローラのリ
モートI/O伝送システムに於いてマスタPCとして使
用されるPC本体とリモートI/O親局ユニットとの構
成例を示すブロック線図。
モートI/O伝送システムに於いてマスタPCとして使
用されるPC本体とリモートI/O親局ユニットとの構
成例を示すブロック線図。
【図2】プログラマブルコントローラのリモートI/O
伝送システムに於いて使用されるリモートI/Oテーブ
ルの具体例を示す説明図。
伝送システムに於いて使用されるリモートI/Oテーブ
ルの具体例を示す説明図。
【図3】本発明によるプログラマブルコントローラのリ
モートI/O伝送システムに於いて使用されるリモート
I/Oリフレッシュテーブルの具体例を示す説明図。
モートI/O伝送システムに於いて使用されるリモート
I/Oリフレッシュテーブルの具体例を示す説明図。
【図4】(a)はマスタPC1のリモートI/Oリフレ
ッシュテーブルの実際例を、(b)はマスタPC2のリ
モートI/Oリフレッシュテーブルの実際例を各々示す
説明図。
ッシュテーブルの実際例を、(b)はマスタPC2のリ
モートI/Oリフレッシュテーブルの実際例を各々示す
説明図。
【図5】マスタPCよりスレーブへの出力データ伝送フ
レーム例を示す説明図。
レーム例を示す説明図。
【図6】複数マスタ/複数スレーブ方式のリモートI/
O伝送システムのシステム例を示すブロック線図。
O伝送システムのシステム例を示すブロック線図。
1 PC本体 11 リモートI/O親局ユニット 21 インタフェース部
Claims (1)
- 【請求項1】 各々リモートI/O親局ユニットを有す
るプログラマブルコントローラ本体を複数個有し、この
複数個のプログラマブルコントローラ本体がデータ入出
力に関して互いに共用するリモートI/O子局ユニット
を含むプログラマブルコントローラのリモートI/O伝
送システムに於いて、 各プログラマブルコントローラ本体は、前記リモートI
/O子局ユニットに対して排他入出力制御を行うための
フラグをメモリの書換え可能エリヤに格納するメモリ
と、前記メモリに格納された前記フラグに従って前記リ
モートI/O子局ユニットに対する排他入出力制御を行
う排他入出力制御部とを有していることを特徴するプロ
グラマブルコントローラのリモートI/O伝送システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31853092A JPH06161521A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | プログラマブルコントローラのリモートi/o伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31853092A JPH06161521A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | プログラマブルコントローラのリモートi/o伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06161521A true JPH06161521A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18100148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31853092A Withdrawn JPH06161521A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | プログラマブルコントローラのリモートi/o伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06161521A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001501761A (ja) * | 1996-10-04 | 2001-02-06 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル,インコーポレイテッド | 冗長フィールドデバイスおよびバス付きプロセス制御ネットワーク |
JP2008097274A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Omron Corp | 機器制御用の通信システム |
JP2008310534A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Omron Corp | 安全リモートi/oターミナル |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP31853092A patent/JPH06161521A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001501761A (ja) * | 1996-10-04 | 2001-02-06 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル,インコーポレイテッド | 冗長フィールドデバイスおよびバス付きプロセス制御ネットワーク |
JP2008097274A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Omron Corp | 機器制御用の通信システム |
JP2008310534A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Omron Corp | 安全リモートi/oターミナル |
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