JPH0616122Y2 - 網 戸 - Google Patents

網 戸

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Publication number
JPH0616122Y2
JPH0616122Y2 JP1987138048U JP13804887U JPH0616122Y2 JP H0616122 Y2 JPH0616122 Y2 JP H0616122Y2 JP 1987138048 U JP1987138048 U JP 1987138048U JP 13804887 U JP13804887 U JP 13804887U JP H0616122 Y2 JPH0616122 Y2 JP H0616122Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
screen door
resin band
mesh surface
resin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987138048U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6443196U (ja
Inventor
正夫 石井
恵輝 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
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Publication date
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Publication of JPS6443196U publication Critical patent/JPS6443196U/ja
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  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、網面を複数部分に区画した網戸に関する。
考案の技術的背景ならびにその問題点 建築物の窓には一般的に網戸が取付けられる傾向にある
が、従来の網戸はフレームの内側に無造作に網を張った
だけのものがほとんどであり、窓の外観に占める網戸の
地位もあくまでも付け足し的なものと考えられてきた。
ところで、従来のようにフレームの内側に素材そのまま
の網を張ったものでは、子供やペットなどの動物が網面
に不測に衝突等すると、網戸が簡単にずれて偏るなどし
て比較的大きな目穴ができてしまい、この目穴から戸外
の虫などが侵入するおそれがあった。
そこで、このような不都合を解消するために網面の片面
ないし両面にアルミやスチール製の面格子を配設し、こ
の面格子によって網面の保護を図ると同時に美観上の高
級感を出して商品価値を高めたものが提案されている。
しかし、このような金属性の面格子を配設すると網戸自
体が非常に高価になるとともにその重量の大きくなって
網戸の運搬性ないし開閉操作性が悪くなり、また火災等
の場合の避難を考慮すると面格子が容易に外れない事態
も予想されて問題であり、さらに面格子が邪魔になって
網面の掃除が大変困難になり、かつ面格子自体の掃除が
新たに必要となるとともに、この掃除は格子単位で一つ
ずつ行なわなければならないので網戸全体の掃除が非常
に大変になっていた。
考案の目的 本考案は上述した問題点を有効に解決すべく草案するに
至ったものであって、その目的は網目が容易に偏ること
がなく、軽量かつ低コストであって掃除も簡単であり、
火災時等の避難性にも問題がなく、しかも窓外観の意匠
設計の自由度を大幅に向上させることができる網戸を提
供することにある。
考案の概要 上記目的を達成するための本考案に係る網戸は、網戸の
網面を構成する経糸及び緯糸からなる網面素地に対し、
これら経糸及び緯糸を上下左右方向あるいは斜め方向に
複数部分に区画し幾何学模様を構成する帯状の樹脂帯
を、前記網面の経糸及び緯糸の糸相互を包み込んで連結
するとともに、前記樹脂帯の末端部を前記網戸を区画す
るフレームに固着させたことを特徴としている。
このように網面を区画することにより少なくとも樹脂帯
をまたがる広範囲な網目の偏りは防止され、また樹脂帯
の塗布形成はきわめて低コストでなし得、でき上った網
戸の重量も従来とほとんど変わらず、掃除方法も従来通
りでよく、火災時等は網面を破ることができるので避難
性にも問題がなく、しかも樹脂帯は自由な形と色で形成
できるから網面の模様および色彩による斯新な装飾が可
能である。
考案の具体的説明 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の第1実施例に係る網戸の正面図、第2
図は本考案の第2実施例に係る網戸の正面図、第3図は
網面の断面図、第4図は樹脂帯の塗布装置の側面図であ
る。
第1図は網戸1のフレーム13の内側に張った網面2に
菱垣模様を基調とする樹脂帯3を塗布形成した実施例を
示し、また第2図は網面2に円形模様を基調とする樹脂
帯3を塗布形成した実施例を示す。第1図及び第2図に
示す網面2はナイロン製の経糸及び緯糸からなってお
り、このように網面2に樹脂帯3を形成することによ
り、網面2は多数の小面積部分2a,2b、…に区画さ
れる。すなわち、網面2は、経糸及び緯糸が、上下左右
方向あるいは斜め方向に複数部分に区分されている。な
お樹脂帯3は、第3図に示す如く、網面2のナイロン糸
4相互を包み込んで連結するように塗布されている。こ
の場合、樹脂帯3の幅や間隔等は任意に増減してよい。
次に、第4図の基づき樹脂帯3の塗布装置5を説明す
る。この装置5は一対のローラ6,7間に無端のベルト
状の剥離紙8を掛渡し、この剥離紙8に対して直角にノ
ズル9を配設したものである。樹脂帯3の塗布は網面2
の素材段階の網シート10に対してなされ、第4図に示
す如く網シート10を剥離紙8と重ね合わせた状態で一
対のローラ6,7を駆動し、移動する網シート10に対
してノズル9から樹脂11を流出させて塗布し、この樹
脂11をドライヤ12で乾燥させる。なお上記樹脂11
の種類としては例えばウレタンやアクリル等を主成分と
するもの、あるいは塩化ビニル系樹脂など種々の素材を
採用可能であり、また必要により熱硬化性樹脂や光硬化
性樹脂等を採用してもよい。
また、樹脂帯3の塗布方法としては、第4図に示すよう
な流し塗りに限らず、その他の一般的な塗布方法も採用
され得る。
また、樹脂帯3の模様としては、菱垣模様、あるいは円
形模様に限定されず、例えば三角形を基調とした幾何学
模様であってもよい。要は、一枚の網面を構成する経糸
及び緯糸を上下左右方向あるいは斜め方向に複数に区画
する模様であれば良い。
第1図および第2図に示す如く樹脂帯3によって小面積
部分2a,2b…に区画された網面2にあっては、子供
などが網面2に不測に衝突した場合、樹脂帯3の補強作
用により網面2のたわみが抑制されるとともに、少なく
とも樹脂帯3をまたがる範囲での網目の偏りは防止でき
るので、大きな目穴ができてそこから虫が侵入するおそ
れが少なくなる。
考案の効果 本考案は上述の如く、網面を樹脂帯によって複数部分に
区画しているので、網面に無理な力が作用した場合であ
っても少なくとも樹脂帯をまたがる網目の偏りを防止す
ることができ、従って大きな目穴ができてそこから虫が
侵入するといったおそれを少なくできる。また樹脂帯の
形成は簡単かつ低コストでできるので、網戸のコストア
ップを生じることもなく、また樹脂帯を形成しても網戸
の重量はほとんど従来と変わらないので、その運搬性な
いし開閉操作性に支障が生ずることもない。また網面は
面一状のままであるから掃除方法も従来通りでよい。さ
らに、火災時等は網面を破ればよいので避難性にも問題
がない。しかも樹脂帯の形や色は自由に変更できるの
で、窓外観の意匠設計の自由度ないし多様性を大幅に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る網戸の正面図、第2
図は本考案の第2実施例に係る網戸の正面図、第3図は
網面の断面図、第4図は樹脂帯の塗布装置の側面図であ
る。 1……網戸、2……網面 3……樹脂帯、5……塗布装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】網戸の網面を構成する経糸及び緯糸からな
    る網面素地に対し、これら経糸及び緯糸を上下左右方向
    あるいは斜め方向に複数部分に区画し幾何学模様を構成
    する帯状の樹脂帯を、前記網面の経糸及び緯糸の糸相互
    を包み込んで連結するとともに、前記樹脂帯の末端部を
    前記網戸を区画するフレームに固着させたことを特徴と
    する網戸。
JP1987138048U 1987-09-09 1987-09-09 網 戸 Expired - Lifetime JPH0616122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987138048U JPH0616122Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09 網 戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987138048U JPH0616122Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09 網 戸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6443196U JPS6443196U (ja) 1989-03-15
JPH0616122Y2 true JPH0616122Y2 (ja) 1994-04-27

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ID=31400027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987138048U Expired - Lifetime JPH0616122Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09 網 戸

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JP (1) JPH0616122Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51155539U (ja) * 1975-06-06 1976-12-11
JPS56110292U (ja) * 1980-01-25 1981-08-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6443196U (ja) 1989-03-15

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