JPH076376Y2 - 遮蔽用メッシュシート - Google Patents

遮蔽用メッシュシート

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JPH076376Y2
JPH076376Y2 JP1099890U JP1099890U JPH076376Y2 JP H076376 Y2 JPH076376 Y2 JP H076376Y2 JP 1099890 U JP1099890 U JP 1099890U JP 1099890 U JP1099890 U JP 1099890U JP H076376 Y2 JPH076376 Y2 JP H076376Y2
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JP
Japan
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mesh
sheet
sheets
mesh sheet
shielding
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忠 村井
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森下化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、塗料飛散防止、建築工事、造船、防風、防
虫、防鳥、防砂等の各種用途に用いるネット状の遮蔽用
メッシュシートに関する。
従来の技術 従来、ネット状の遮蔽用メッシュシートは、軽量で、柔
軟性を有して作業性に優れ、また、耐久性を有し、繰り
返し使用に耐えて経済性に優れ、また、通気性に優れて
いるので、各種用途に使用されている。また、遮蔽用メ
ッシュシートは上記特徴に加え、塗料の飛散をも防止す
ることができるので、特に、塗装工事等において使用さ
れている。このような遮蔽用メッシュシートは、ネット
状の方形のメッシュシートの周縁部の表裏に二つ折され
た合成樹脂製の織布等からなる補強用シートが重ねら
れ、所望間隔でアイレットにより固定され、これら複数
枚のメッシュシートが上下左右に並列され、隣接するメ
ッシュシートのアイレット同士が連結部材により連結さ
れている。そして、建築物等を囲むように展張される。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記のような従来例の構成では、メッシュシー
トに補強用シートを取り付けたアイレットを利用してメ
ッシュシート間を連結部材により連結する際、緊密に連
結しなければメッシュシートの連結部に隙間が生じるお
それがある。この場合、特に、上下方向は下位のメッシ
ュシート等の何重が加わるため、隙間が生じやすい。ま
た、メッシュシートで建築物等を遮蔽する際、上下左右
において隣接するメッシュシートにおけるアイレット同
士の位置が50〜100mm程度ずれるおそれがあり、連結部
材により緊密に連結すると、メッシュシートおよび補強
用シートが波打ち、連結部に隙間が生じる。このように
隙間が生じると、塗料の飛散防止、防風効果等に劣る。
本考案は、上記のような従来技術の問題を解決するもの
であり、塗料の飛散防止、防風等のために隣接するネッ
ト状のメッシュシートの連結部の隙間を簡単に、かつ確
実に遮蔽することができ、また、現場でのアイレットの
連結作業等を容易に行なうことができて能率を向上させ
ることができるようにした遮蔽用メッシュシートを提供
することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の技術的解決手段は、
複数枚のネット状のメッシュシートと、各メッシュシー
トの周縁部に重ねられた補強用シートと、これら補強用
シートとメッシュシートを所望間隔で固定し、隣接する
メッシュシートを連結するためのアイレットと、上記隣
接するメッシュシートの内、少なくとも一方のメッシュ
シート側の上記補強用シートが延長され、他方のメッシ
ュシート側へ反転されてメッシュシート同士の連結部の
隙間を遮蔽するための遮蔽部を備えたものである。
作用 したがって、本考案によれば、ネット状のメッシュシー
トを並列し、補強用シートを固定した所望間隔のアイレ
ットを利用して連結部材により連結した際、隣接する少
なくとも一方のメッシュシートの補強用シートの遮蔽部
が他方のメッシュシート側へ突出することにより、隣接
するメッシュシート同士の連結部の隙間を遮蔽すること
ができる。
実施例 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例における遮蔽用
メッシュシートを示し、第1図は一部の正面図、第2図
と第3図はそれぞれ第1図のII−II線とIII−III線に相
当する上下のメッシュシート連結部の拡大断面図であ
る。
第1図ないし第3図に示すように、ネット状のメッシュ
シート1は合成繊維等の糸、例えば、280dのポリエチレ
ンの糸により細かい網目、例えば、1m/m角目でラッセル
網状に編網され、方形、例えば、3.6m×5.4mの長方形に
形成され、複数枚用意されている。各メッシュシート1
の上下左右の周縁部の表裏に二つ折された合成樹脂製の
織布等からなる補強用シート2、3、4、5が重ねら
れ、各辺において、所望間隔で複数箇所、アイレット6
により固定されている。各メッシュシート1の各縁の補
強用シート2、3、4、5は、その表面側の幅が広くな
るように延長され、アイレット6の内方位置で反転さ
れ、反転部に沿ってメッシュシート1と共にミシン糸7
により縫着され、外方へ突出する遮蔽部2a、3a、4a、5a
が形成されている。
以上の構成において、以下、その使用要領について説明
する。
複数枚のメッシュシート1を上下左右に並列し、遮蔽部
2a、3a、4a、5aを起こして隣接するメッシュシート1の
アイレット6同士を紐等からなる連結部材8により連結
する。連結後、上下のメッシュシート1間においては、
第2図、第3図に示すように、下位のメッシュシート1
側の上部の遮蔽部2aを上位のメッシュシート1側の下部
の遮蔽部3aの内側で折り曲げ、遮蔽部3aを元の状態に戻
して他方の下位のメッシュシート1側へ突出させ、左右
のメッシュシート1間においては、例えば、一方のメッ
シュシート1の左側の遮蔽部4aを他方のメッシュシート
1の右側の遮蔽部5aの内側で折り曲げ、遮蔽部5aを元の
状態に戻し、他方の右側のメッシュシート1側へ突出さ
せる。このとき、上記のように緊密に連結しなければ、
第2図に示すように、メッシュシート1の連結部に隙間
9が生じ、また、隣接するメッシュシート1におけるア
イレット6同士の位置がずれると、連結部材8により緊
密に連結しても、メッシュシート1および補強用シート
2〜5が第3図に示すように、波打ち、連結部に隙間9
が生じる。ここで、上記のようにメッシュシート1を縦
横に連結した状態で、各上位のメッシュシート1の下縁
の補強用シート3の遮蔽部3aが隣接する下位のメッシュ
シート1側へ突出し、この遮蔽部3aにより両連結部の隙
間9を遮蔽し、各左側のメッシュシート1の右縁の補強
用シート5の遮蔽部5aが隣接する右側のメッシュシート
1側へ突出し、この遮蔽部5aにより両連結部の隙間9を
遮蔽することができる。
したがって、例えば、上記連結状態のメッシュシート1
を建築物等の周囲に展張して塗料の飛散防止用シートと
して使用した場合、塗料が外部へ飛散するのを防止し、
また、内部へ風が強く吹き込むのを防止することができ
る。
なお、上記実施例においては、メッシュシート1の四辺
の補強用シート2、3、4、5にそれぞれ遮蔽部2a、3
a、4a、5aを突設することにより、メッシュシート1の
連結の際、上下の方向を自由に選択することができるよ
うにしているが、上下の方向を決めれば、下部の補強用
シート3と右側、若しくは左側の補強用シート4、若し
くは5のみに遮蔽部3aと4a、若しくは5aを突設してもよ
い。また、各遮蔽部2a、3a、4a、5aの反転部は縫着に替
えて接着してもよい。
考案の効果 以上述べたように本考案によれば、ネット状のメッシュ
シートを並列し、補強用シートを固定した所望間隔のア
イレットを利用して連結部材により連結した際、隣接す
る少なくとも一方のメッシュシートの補強用シートの遮
蔽部が他方のメッシュシート側へ突出することにより、
隣接するメッシュシート同士の連結部の隙間を遮蔽する
ことができる。このように、塗料の飛散防止、防風等の
ために隣接するネット状のメッシュシートの連結部の隙
間を簡単に、かつ確実に遮蔽することができ、また、上
記のように連結部の隙間を遮蔽することができるので、
現場でのアイレットの連結作業等を容易に行なうことが
でき、能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例における遮蔽用
メッシュシートを示し、第1図は一部の正面図、第2図
と第3図は第1図のII−II線とIII−III線に相当する上
下のメッシュシートの連結部の拡大断面図である。 1…メッシュシート、2、3、4、5…補強用シート、
2a、3a、4a、5a…遮蔽部、6…アイレット、7…ミシン
糸、8…連結部材、9…隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のネット状のメッシュシートと、各
    メッシュシートの周縁部に重ねられた補強用シートと、
    これら補強用シートとメッシュシートを所望間隔で固定
    し、隣接するメッシュシートを連結するためのアイレッ
    トと、上記隣接するメッシュシートの内、少なくとも一
    方のメッシュシート側の上記補強用シートが延長され、
    他方のメッシュシート側へ反転されてメッシュシート同
    士の連結部の隙間を遮蔽するための遮蔽部を備えた遮蔽
    用メッシュシート。
JP1099890U 1990-02-06 1990-02-06 遮蔽用メッシュシート Expired - Lifetime JPH076376Y2 (ja)

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JPH03101756U JPH03101756U (ja) 1991-10-23
JPH076376Y2 true JPH076376Y2 (ja) 1995-02-15

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JPH03101756U (ja) 1991-10-23

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