JPH0616118Y2 - ブラインド用スラット - Google Patents
ブラインド用スラットInfo
- Publication number
- JPH0616118Y2 JPH0616118Y2 JP1988048113U JP4811388U JPH0616118Y2 JP H0616118 Y2 JPH0616118 Y2 JP H0616118Y2 JP 1988048113 U JP1988048113 U JP 1988048113U JP 4811388 U JP4811388 U JP 4811388U JP H0616118 Y2 JPH0616118 Y2 JP H0616118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slat
- blind
- frill
- body portion
- slats
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Blinds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、窓にとりつけて室内への日光の入射量を調節
したり、或いは室外からの視界を遮断するための横型ブ
ラインドに使用されるブラインド用スラットに関するも
のである。
したり、或いは室外からの視界を遮断するための横型ブ
ラインドに使用されるブラインド用スラットに関するも
のである。
従来、ブラインドのスラットとしては、アルミニウム金
属の薄板に塗装を施こしたものが一般に使用されてい
る。
属の薄板に塗装を施こしたものが一般に使用されてい
る。
上述のようにアルミニウム金属の薄板に塗装を施こした
ブラインド用スラットは、その側縁が鋭利で危険である
し、外観的にも金属の冷たさがあるため、従来のブライ
ンドは和室には調和しないといわれている。また、スラ
ットを傾動させて外光の入射を調節する場合、スラット
を開けた時に外光が直接的に室内に入射するのを防ぎ、
柔い外光が入るように、ブラインドの手前にレースのカ
ーテンを重ねて使用することが多い。
ブラインド用スラットは、その側縁が鋭利で危険である
し、外観的にも金属の冷たさがあるため、従来のブライ
ンドは和室には調和しないといわれている。また、スラ
ットを傾動させて外光の入射を調節する場合、スラット
を開けた時に外光が直接的に室内に入射するのを防ぎ、
柔い外光が入るように、ブラインドの手前にレースのカ
ーテンを重ねて使用することが多い。
本考案は、従来の横型ブラインドにおける上記のような
欠点を除去して、金属の冷たさをなくし、和室に調和
し、且つ従来のようにレースのカーテンを併用する必要
のないブラインドを形成するためのブラインド用スラッ
トを提供しようとすつものである。
欠点を除去して、金属の冷たさをなくし、和室に調和
し、且つ従来のようにレースのカーテンを併用する必要
のないブラインドを形成するためのブラインド用スラッ
トを提供しようとすつものである。
上述のような課題を解決するための手段として、本考案
は、自己形状保持性の大なる材質の短冊形のスラット本
体部分の側縁に自己形状保持性の小さい材質のフリル部
分を一体に構成したことを特徴とするブラインド用スラ
ットを提供するものである。
は、自己形状保持性の大なる材質の短冊形のスラット本
体部分の側縁に自己形状保持性の小さい材質のフリル部
分を一体に構成したことを特徴とするブラインド用スラ
ットを提供するものである。
上記のブラインド用スラットは、スラット本体部分とフ
リル部分とを一体の織成材料または編成材料によって形
成し、スラット本体部分を形成すべき部分を熱可塑性樹
脂によって硬化してスラット本体部分とフリル部分とを
構成することによって有利に製作できる。
リル部分とを一体の織成材料または編成材料によって形
成し、スラット本体部分を形成すべき部分を熱可塑性樹
脂によって硬化してスラット本体部分とフリル部分とを
構成することによって有利に製作できる。
上記のフリル部分はレース編地とするのがよい。
本考案のスラットは、通常の横型ブラインドと同様に、
多数のスラットを梯子形の支持コード(通常、ラダーコ
ードといわれている)によって、上下に一定の間隔を隔
てて水平に支持するようにして横型ブラインドを形成
し、昇降コードを通して、これにより昇降し、また、ラ
ダーコードの操作によってスラットを傾動させて遮光の
調節を行なう。
多数のスラットを梯子形の支持コード(通常、ラダーコ
ードといわれている)によって、上下に一定の間隔を隔
てて水平に支持するようにして横型ブラインドを形成
し、昇降コードを通して、これにより昇降し、また、ラ
ダーコードの操作によってスラットを傾動させて遮光の
調節を行なう。
以下本考案を図面に示す実施例に基づき説明する。
第1図及び第2図は、それぞれ、本考案スラットの実施
例を示す図で、図中、1aは自己形状保持性の大なる材質
の短冊形のスラット本体部分、1bは該本体部分の側縁に
一体に形成された自己形状保持性の小さい材質のフリル
部分を示す。第3図は、本考案スラットを使用して組立
てたブラインドの状態を示す一部切欠きの斜視図で、図
中、1はスラット、2は支持コード(ラダーコード)、
3は昇降コードを示す。
例を示す図で、図中、1aは自己形状保持性の大なる材質
の短冊形のスラット本体部分、1bは該本体部分の側縁に
一体に形成された自己形状保持性の小さい材質のフリル
部分を示す。第3図は、本考案スラットを使用して組立
てたブラインドの状態を示す一部切欠きの斜視図で、図
中、1はスラット、2は支持コード(ラダーコード)、
3は昇降コードを示す。
本考案のスラットは第1図に示す様に、本体部分1aは自
己形状保持性が大きく、スラット材として充分な強度を
有する材質で形成され、例えば従来使用されている金属
製薄板等で形成され、その両側縁にフリル部分1bが一体
に形成される。このフリル部分1bは布等の比較的自己形
状保持性が小さく軟質な材質により構成され、例えば本
体部材1aの巾よりも大きい巾の布等のリボン、テープ等
を本体部分の上面又は下面に適宜の接着剤にて、貼付け
ることにより構成される。
己形状保持性が大きく、スラット材として充分な強度を
有する材質で形成され、例えば従来使用されている金属
製薄板等で形成され、その両側縁にフリル部分1bが一体
に形成される。このフリル部分1bは布等の比較的自己形
状保持性が小さく軟質な材質により構成され、例えば本
体部材1aの巾よりも大きい巾の布等のリボン、テープ等
を本体部分の上面又は下面に適宜の接着剤にて、貼付け
ることにより構成される。
好ましい態様としては、スラット本体部分1aとフリル部
分1bとを一体の織成材料、または編成材料によって構成
し、本体部分1aを形成すべき部分に熱可塑性樹脂、例え
ば塩化ビニール樹脂を含浸させ、この部分を硬化するこ
とによってスラットを形成する。
分1bとを一体の織成材料、または編成材料によって構成
し、本体部分1aを形成すべき部分に熱可塑性樹脂、例え
ば塩化ビニール樹脂を含浸させ、この部分を硬化するこ
とによってスラットを形成する。
フリル部分1bはレース編地のようなシースルー素材にて
構成すれば、柔い外光を室内にとり入れることができ、
従来、ブラインドとレースのカーテンを併用したと同様
の効果を得ることができる。
構成すれば、柔い外光を室内にとり入れることができ、
従来、ブラインドとレースのカーテンを併用したと同様
の効果を得ることができる。
このように構成したスラットをブラインドに使用するに
は第3図に示す様に、従来と同様に一対の梯子状支持コ
ード(ラダーコード)2−2にスラットを載置し、各ス
ラットの遮光板部に挿通孔4を設け、昇降用コード3を
通す様にすればよい。
は第3図に示す様に、従来と同様に一対の梯子状支持コ
ード(ラダーコード)2−2にスラットを載置し、各ス
ラットの遮光板部に挿通孔4を設け、昇降用コード3を
通す様にすればよい。
この際、スラットのフリル部分の支持コード2との当接
部は、第4図に示す様にスラットの本体部分1aの側縁部
まで切込みを入れておけば、支持コード2に当ることが
ないので、スラットの回転に伴って、自由に垂れ下がる
様に構成をすることができる。
部は、第4図に示す様にスラットの本体部分1aの側縁部
まで切込みを入れておけば、支持コード2に当ることが
ないので、スラットの回転に伴って、自由に垂れ下がる
様に構成をすることができる。
本考案は上述のようにスラットの両側、又は一側をフリ
ル状に布等の軟質材料で形成しているので、スラットの
側縁の意匠が従来の金属製のブラインドとは全く異な
り、金属の冷たさがなくスラットを全閉に回転した場合
は、フリル部が下のスラットの本体部分にかかり、スラ
ットを水平にした場合には、第3図に示す様にスラット
とスラットの間にフリル部が垂れ下がり、スラットの間
から室内に入り込む光は布を通した柔かい光となり、あ
たかもカーテンとブラインドを併用しているかのような
風合を出すことが出来る。
ル状に布等の軟質材料で形成しているので、スラットの
側縁の意匠が従来の金属製のブラインドとは全く異な
り、金属の冷たさがなくスラットを全閉に回転した場合
は、フリル部が下のスラットの本体部分にかかり、スラ
ットを水平にした場合には、第3図に示す様にスラット
とスラットの間にフリル部が垂れ下がり、スラットの間
から室内に入り込む光は布を通した柔かい光となり、あ
たかもカーテンとブラインドを併用しているかのような
風合を出すことが出来る。
特にフリル部分をレース地等のシースルタイプとし、フ
リル部の巾をスラットとスラットの間隔と略等しくして
おけば、スラットを水平とした時にスラットとスラット
間が完全にレース地で覆われる為、厚手のカーテンとレ
ースのカーテンを併用したのと同じ効果を得られる。
リル部の巾をスラットとスラットの間隔と略等しくして
おけば、スラットを水平とした時にスラットとスラット
間が完全にレース地で覆われる為、厚手のカーテンとレ
ースのカーテンを併用したのと同じ効果を得られる。
第1図(イ)(ロ)は本考案に係るブラインド用スラットの一
実施例を示す平面図および断面図、第2図(イ)(ロ)は本考
案に係るブラインド用スラットの他の実施例を示す平面
図および断面図、第3図は第2図に示すスラットを組立
ててつくられた横型ブラインドの斜視図、第4図はスラ
ットの変型を示す平面図である。 1……スラット、1a……本体部分、 1b……フリル部分、2……支持コード、 3……昇降コード。
実施例を示す平面図および断面図、第2図(イ)(ロ)は本考
案に係るブラインド用スラットの他の実施例を示す平面
図および断面図、第3図は第2図に示すスラットを組立
ててつくられた横型ブラインドの斜視図、第4図はスラ
ットの変型を示す平面図である。 1……スラット、1a……本体部分、 1b……フリル部分、2……支持コード、 3……昇降コード。
フロントページの続き (72)考案者 池田 敦子 東京都中央区日本橋3丁目15番4号 株式 会社ニチベイ内 (56)参考文献 特開 昭53−73851(JP,A) 特開 昭58−11286(JP,A) 実公 昭4−10404(JP,Y1)
Claims (3)
- 【請求項1】自己形状保持性が大なる材質の短冊形のス
ラット本体部分の側縁に、自己形状保持性の小さい材質
のフリル部分を一体に構成したことを特徴とするブライ
ンド用スラット。 - 【請求項2】スラット本体部分とフリル部分とを一体の
織成材料または編成材料によって形成し、スラット本体
部分を形成すべき部分を熱可塑性樹脂によって硬化する
ことによって、スラット本体部分とフリル部分とを構成
した請求項(1)記載のブラインド用スラット。 - 【請求項3】フリル部分をレース編地のような採光可能
な材質のものとした請求項(1)または(2)記載のブライン
ド用スラット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988048113U JPH0616118Y2 (ja) | 1988-04-09 | 1988-04-09 | ブラインド用スラット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988048113U JPH0616118Y2 (ja) | 1988-04-09 | 1988-04-09 | ブラインド用スラット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01150896U JPH01150896U (ja) | 1989-10-18 |
JPH0616118Y2 true JPH0616118Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31274278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988048113U Expired - Lifetime JPH0616118Y2 (ja) | 1988-04-09 | 1988-04-09 | ブラインド用スラット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616118Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0410404U (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-29 |
-
1988
- 1988-04-09 JP JP1988048113U patent/JPH0616118Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01150896U (ja) | 1989-10-18 |
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