JPH0728397Y2 - 異形窓用ブラインド - Google Patents
異形窓用ブラインドInfo
- Publication number
- JPH0728397Y2 JPH0728397Y2 JP732289U JP732289U JPH0728397Y2 JP H0728397 Y2 JPH0728397 Y2 JP H0728397Y2 JP 732289 U JP732289 U JP 732289U JP 732289 U JP732289 U JP 732289U JP H0728397 Y2 JPH0728397 Y2 JP H0728397Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slat
- arc
- window frame
- blind
- window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Blinds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、上下に一定間隔で配置された複数のスラット
より成る横型ブラインドに関するもので、特に、窓枠の
正面形状が正方形あるいは長方形以外の異形窓に使用さ
れるブラインドに関するものである。
より成る横型ブラインドに関するもので、特に、窓枠の
正面形状が正方形あるいは長方形以外の異形窓に使用さ
れるブラインドに関するものである。
従来の横型ブラインドは一定巾のスラットをラダーコー
ドによって上下に一定間隔に支持し、ラダーコードの前
後のコード部分を相対的に上下に移動することによって
スラットの傾動を行なって、遮光の調節を行なうように
なっている。
ドによって上下に一定間隔に支持し、ラダーコードの前
後のコード部分を相対的に上下に移動することによって
スラットの傾動を行なって、遮光の調節を行なうように
なっている。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来、このような横型ブラインドを三角窓，台形窓，円
形窓等の異形窓に取り付けた場合、窓枠の傾斜部分ある
いは該傾斜部分に取り付けたヘッドボックスと、スラッ
ト端部との間に略三角形状の隙間が生じ、ブラインドの
スラットを全閉状態にしても前記隙間を通して光が漏入
する問題が有り、対応策としてヘッドボックスの屋外側
の下端から下方に突出片を設けたり、スラットをヘッド
ボックスの下方に吊り下げたりする方法によって隙間を
塞いでいたが、これらの方法では窓の実質的な開口面積
を小さくしてしまうことや、室の内外から窓を見た時に
意匠的な問題を生じること等の欠点があった。
形窓等の異形窓に取り付けた場合、窓枠の傾斜部分ある
いは該傾斜部分に取り付けたヘッドボックスと、スラッ
ト端部との間に略三角形状の隙間が生じ、ブラインドの
スラットを全閉状態にしても前記隙間を通して光が漏入
する問題が有り、対応策としてヘッドボックスの屋外側
の下端から下方に突出片を設けたり、スラットをヘッド
ボックスの下方に吊り下げたりする方法によって隙間を
塞いでいたが、これらの方法では窓の実質的な開口面積
を小さくしてしまうことや、室の内外から窓を見た時に
意匠的な問題を生じること等の欠点があった。
本考案は、このような異形窓用ブラインドにおける課題
を解決する手段として、窓枠の正面形状が正方形あるい
は長方形以外の異形窓に使用されるブラインドであっ
て、窓枠に沿うヘッドボックスを、傾斜する窓枠あるい
は円弧状の窓枠に対してはその傾斜又は円弧に沿うよう
に設けると共に、該ヘッドボックスの傾斜部又は円弧状
部に接する各スラットの端縁は、スラットの巾方向の中
間位置上の線を対称線として、ヘッドボックスの傾斜角
に対応するように両側を線対称に傾斜させたことを特徴
とするブラインドを提供する。また、本考案は、このよ
うなブラインドにおいて、各スラットの端縁をスラット
の巾寸法に等しい径の円弧としたことを特徴とするブラ
インドを提供する。
を解決する手段として、窓枠の正面形状が正方形あるい
は長方形以外の異形窓に使用されるブラインドであっ
て、窓枠に沿うヘッドボックスを、傾斜する窓枠あるい
は円弧状の窓枠に対してはその傾斜又は円弧に沿うよう
に設けると共に、該ヘッドボックスの傾斜部又は円弧状
部に接する各スラットの端縁は、スラットの巾方向の中
間位置上の線を対称線として、ヘッドボックスの傾斜角
に対応するように両側を線対称に傾斜させたことを特徴
とするブラインドを提供する。また、本考案は、このよ
うなブラインドにおいて、各スラットの端縁をスラット
の巾寸法に等しい径の円弧としたことを特徴とするブラ
インドを提供する。
本考案はスラット端縁の形状を窓枠の傾斜部分に取り付
けたヘッドボックスの傾斜角に合せて傾斜させることに
よってヘッドボックスとスラット端部との間に形成され
る略三角形状の隙間を塞いでここからの光の漏入を非常
に少なくすることができる。
けたヘッドボックスの傾斜角に合せて傾斜させることに
よってヘッドボックスとスラット端部との間に形成され
る略三角形状の隙間を塞いでここからの光の漏入を非常
に少なくすることができる。
円形窓，アーチ型窓等の窓枠に円弧状部分を有する異形
窓ではヘッドボックスも円弧状となり、このヘッドボッ
クスにスラット端部の形状を合せると、その形状はヘッ
ドボックスの円弧より若干小径の円弧となり、更に該円
弧の両端を結ぶ直線の傾斜角を各スラットごとに同じ高
さ位置のヘッドボックスの傾斜角と等しくすることによ
って光の漏入を非常に少なくすることができる。
窓ではヘッドボックスも円弧状となり、このヘッドボッ
クスにスラット端部の形状を合せると、その形状はヘッ
ドボックスの円弧より若干小径の円弧となり、更に該円
弧の両端を結ぶ直線の傾斜角を各スラットごとに同じ高
さ位置のヘッドボックスの傾斜角と等しくすることによ
って光の漏入を非常に少なくすることができる。
また、円形窓やアーチ型窓等に取り付けるブラインドの
スラットとしては各スラットの端部形状を該スラットの
巾寸法に等しい径の円弧状に形成することで、遮光性能
は傾斜角に合せたものより多少落ちるがスラットの生産
性は従来型ブラインドと同じとなり、スラット部分のコ
ストが上昇することがない。
スラットとしては各スラットの端部形状を該スラットの
巾寸法に等しい径の円弧状に形成することで、遮光性能
は傾斜角に合せたものより多少落ちるがスラットの生産
性は従来型ブラインドと同じとなり、スラット部分のコ
ストが上昇することがない。
以下、図面に示す実施例について説明する。
第１図は窓枠の正面形状が梯形の窓に適用された横型ブ
ラインドで、図中、１は窓枠の傾斜に沿って傾斜したヘ
ッドボックス、２はスラット、３はラダーコードで、各
スラット２の端縁はヘッドボックスの傾斜に対応するよ
うに傾斜されている。
ラインドで、図中、１は窓枠の傾斜に沿って傾斜したヘ
ッドボックス、２はスラット、３はラダーコードで、各
スラット２の端縁はヘッドボックスの傾斜に対応するよ
うに傾斜されている。
図からわかるように、このブラインドでは、スラットを
傾動させた時に、ヘッドボックスとスラット端部との間
に形成される略三角形状の隙間は塞がれて、ここからの
光の漏入を非常に少なくすることができる。
傾動させた時に、ヘッドボックスとスラット端部との間
に形成される略三角形状の隙間は塞がれて、ここからの
光の漏入を非常に少なくすることができる。
第２図，第３図は、円弧状の窓に適用したブラインドの
例を示すもので、この場合にはヘッドボックス１も円弧
状となり、このヘッドボックスにスラット２の端部の形
状を合せるために、その形状をヘッドボックスの円弧よ
り若干小径の円弧とする（第３図参照）か、あるいは該
円弧の両端を結ぶ直線の傾斜角を各スラットごとに同じ
高さ位置のヘッドボックスの傾斜角と等しくする（第２
図参照）ことによって光の漏入を非常に少なくすること
ができる。
例を示すもので、この場合にはヘッドボックス１も円弧
状となり、このヘッドボックスにスラット２の端部の形
状を合せるために、その形状をヘッドボックスの円弧よ
り若干小径の円弧とする（第３図参照）か、あるいは該
円弧の両端を結ぶ直線の傾斜角を各スラットごとに同じ
高さ位置のヘッドボックスの傾斜角と等しくする（第２
図参照）ことによって光の漏入を非常に少なくすること
ができる。
第４図は、このような円弧状の窓に従来の横型ブライン
ドを適用した場合を示すもので、この場合にはヘッドボ
ックスとスラットとの間に著るしく大きな隙間が生じ、
光の漏入が大となる。
ドを適用した場合を示すもので、この場合にはヘッドボ
ックスとスラットとの間に著るしく大きな隙間が生じ、
光の漏入が大となる。
なお、第１図に示すように、スラットの端縁をヘッドボ
ックスの傾斜角に合せたものとはせずに、各スラットの
端部形状を該スラットの巾寸法に等しい径の円弧状に形
成した場合には、遮光性能は傾斜角に合せたものより多
少落ちるがスラットの生産性は従来型ブラインドと同じ
となりスラット部分のコストが上昇することがないとい
う利点が得られる。（第３図参照）。
ックスの傾斜角に合せたものとはせずに、各スラットの
端部形状を該スラットの巾寸法に等しい径の円弧状に形
成した場合には、遮光性能は傾斜角に合せたものより多
少落ちるがスラットの生産性は従来型ブラインドと同じ
となりスラット部分のコストが上昇することがないとい
う利点が得られる。（第３図参照）。
本考案によれば、窓枠の正面形状が正方形あるいは長方
形以外の異形窓に使用されて、ブラインドを閉じた時に
おける光の漏入を非常に少なくすることができる。
形以外の異形窓に使用されて、ブラインドを閉じた時に
おける光の漏入を非常に少なくすることができる。
第１図、第２図、第３図は、それぞれ、本考案に係る異
形窓用ブラインドの実施例を示す正面図、第４図は従来
の異形窓用ブラインドの一例を示す正面図である。 １……ヘッドボックス、２……スラット、３……ラダー
コード。
形窓用ブラインドの実施例を示す正面図、第４図は従来
の異形窓用ブラインドの一例を示す正面図である。 １……ヘッドボックス、２……スラット、３……ラダー
コード。
Claims (2)
- 【請求項１】窓枠の正面形状が正方形あるいは長方形以
外の異形窓に使用されるブラインドであって、窓枠に沿
うヘッドボックスを、傾斜する窓枠あるいは円弧状の窓
枠に対してはその傾斜又は円弧に沿うように設けると共
に、該ヘッドボックスの傾斜部又は円弧状部に接する各
スラットの端縁は、スラットの巾方向の中間位置上の線
を対称線として、ヘッドボックスの傾斜角に対応するよ
うに両側に線対称に傾斜させたことを特徴とするブライ
ンド。 - 【請求項２】窓枠の正面形状が正方形あるいは長方形以
外の異形窓に使用されるブラインドであって、窓枠に沿
うヘッドボックスを、傾斜する窓枠あるいは円弧状の窓
枠に対してはその傾斜又は円弧に沿うように設けると共
に、該ヘッドボックスの傾斜部又は円弧状部に接する各
スラットの端縁は、スラットの巾寸法に等しい径の円弧
状に設けたことを特徴とするブラインド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP732289U JPH0728397Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 異形窓用ブラインド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP732289U JPH0728397Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 異形窓用ブラインド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0299192U JPH0299192U (ja) | 1990-08-07 |
| JPH0728397Y2 true JPH0728397Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31212236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP732289U Expired - Lifetime JPH0728397Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 異形窓用ブラインド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728397Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009203781A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 巻取り型ブラインド |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP732289U patent/JPH0728397Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| "１９８４Ｓｗｅｅｔ’ｓＣａｔａｌｏｇＦｉｌｅ"Ｖｏｌ．１４ＭａｒａｔｈｏｎＣａｒｅｙ−ＭｃＦａｌｌＣｏ．（米）１２．９／Ｍａｐ．７． |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0299192U (ja) | 1990-08-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |