JPH06160Y2 - 訪問ごつこ玩具 - Google Patents

訪問ごつこ玩具

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JPH06160Y2
JPH06160Y2 JP1987013228U JP1322887U JPH06160Y2 JP H06160 Y2 JPH06160 Y2 JP H06160Y2 JP 1987013228 U JP1987013228 U JP 1987013228U JP 1322887 U JP1322887 U JP 1322887U JP H06160 Y2 JPH06160 Y2 JP H06160Y2
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JP
Japan
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doll
door
house
base
toy
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1987013228U
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English (en)
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JPS63122488U (ja
Inventor
隆志 松田
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Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 3.1目的 産業上の利用分野 この考案は、人形が模擬ハウスを訪問した際に、人形の
進行位置に応じてハウス本体が所定の歓迎動作をするよ
うにした訪問ごっこ玩具に関するものである。
従来技術とその欠点 従来この種の玩具においては、遊戯者が人形の訪問動作
(ハウス本体への接近動作)をすると、玄関又は店頭の
扉が自動的に開放するようにしたものが実公昭53−2
718,同60−13506,特開昭59−51876
号公報に開示されている。
解決しようとする技術課題 しかしながら、これらはいずれも、単に扉が開放される
に止まり、ハウス本体はなんら変化しないので、その内
部が良く見えるようにしたり、ハウス本体の床面に家具
などの配置をして楽しめるようにするには、ハウス本体
を予め大型に製作しなければならず、コストアップにな
るばかりでなく、不使用時に大きな保管スペースを占拠
される問題があった。
この考案は、上記の点に鑑み、人形の訪問動作と連動し
て、とくに人形のハウス本体への接近位置に応じて、ハ
ウス本体の展開及びドアの開放などの歓迎動作を自動的
に行うとともに、ハウス本体の内部を開放し、室内床面
を拡大して、拡大された床面に家具調度品を配置して楽
しむことがで、かつ、遊びの終了後はハウス本体をコン
パクトに折畳んで家具調度品を小さく保管スペースに保
管する事ができる安価な訪問ごっこ玩具を提供すること
を目的とする。
3.2構成 課題解決手段 この考案による訪問ごっこ玩具は、人形と、ハウス玩具
とかなり、前記人形は下端部に下向きの磁力線を有する
永久磁石を備えており、前記ハウス玩具は、基台の上面
にドアを備えたハウス本体を有するものであり、前記ハ
ウス本体は、前記基台に固定された固定部と、その固定
部にばねにより展開方向に付勢して枢着された展開部と
を有し、前記基台は前記展開部が展開される位置まで延
長させてあって、展開部が展開されたときはハウス本体
内部が開放され、かつ室内床面が拡大されて、前記基台
の上面に前記ハウス本体に収納されていた家具調度品等
を配置することができるものであり、前記ハウス本体の
固定部には前記ドアが開閉自在に備えてあり、前記基台
上面の下側に揺動自在に支持され、かつ、一端部に前記
ドアの前方の前記基台上面の第一位置に前記人形を置い
たとき、その人形の永久磁石により吸引される磁性体
を、他端部に折畳み状態にある前記展開部を係止するフ
ックをそれぞれ有し、前記フックの係止方向に常時付勢
されている連動部材が設けてあり、前記基台上面の下側
に揺動自在に支持され、一端部に前記ドアの前方の前記
第一位置よりも前記ドアに近い第二位置に前記人形を置
いたとき、その人形の永久磁石により吸引される磁性体
を有し、かつ、他端部が前記ドアに連係されたドア開放
部材が備えてあることを特徴としている。
作用 ハウス本体の展開部を折畳むと、連動部材のフックが展
開部を係止してこの展開部を固定部に一体的に結合し、
ハウス本体をコンパクトな状態に保持する。また、ドア
を閉めるとドア開放部材が作用して閉鎖状態を保持す
る。
人形を基台の第一の所定位置に載せると、連動部材が付
勢力に抗して移動させられて、前記フックによる係止を
解除するため、展開部は付勢力により展開し、ハウス本
体を開放し、内部を露呈する。固定部と展開された展開
部の双方の背面側の基台上面が室内床面となり、拡大さ
れている。また、人形を第二の所定位置に載せると、ド
ア開放部材が作用してドアを開放し、人形のハウス本体
内への進入を可能にする。
この考案の実施例 次に、この考案の一実施例を、図面に基いて説明する。
この考案に係る訪問ごっこ玩具は、人形Dと基台1の上
面にハウス本体2を起立させたハウス玩具HTとからな
る。
人形Dは、その底部に、外部に磁力を及ぼす永久磁石m
gが固着されている。
ハウス玩具HTのハウス本体2は、基台1の固定された
固定部2Aと、この固定部に展開可能に枢着された展開
部2Bとに分割形成してある。そして、展開部2Bはヒ
ンジ3で固定部2Aに連結され、コイルバネ4などによ
り常時展開力を与えられており、展開力に抗して回転し
折畳むと、第1図に示すように固定部と展開部とでハウ
スの完全形態を形成する。そして、このハウス本体の中
に、家具調度品等を収容することができる。
折畳まれた展開部2Bは、展開部の底部が後記連動部材
5の一端に設けたフック6に係止されて、ハウス本体の
閉鎖状態を保持する。
連動部材5は、基台1の上面の下側に形成してある空間
に、中間点において支点7により揺動自在に支持されて
おり、一端に設けた前記フック6は基台上面に形成した
孔8から連動部材の揺動とともに出没自在とされ、他端
は基台の上面により形成された敷地の門入口、苑路又は
庭先に相当する第一の所定位置p1まで延長されてお
り、その先端に人形の永久磁石mgにより吸着される磁
性体9が固着されている。そして、連動部材5は支点に
関してフック側部分よりも磁性体側部分を重くすること
により、通常はフック6が孔8から突出するようにして
ある。フック6を通常孔8から突出させるには、連動部
材5と基台上面の間にばね10を備えてもよい。
こうして、展開部2Bを閉めた場合は、その展開部の底
部が、基台上面より突出しているフック6に係止され
て、展開部が閉鎖状態を保持する。
また、前記固定部2Aには、ハウスの玄関又は窓などの
開口部11が設けられ、その開口部に摺動形式又は回転
形式のドア12が備えられており、そのドア付近におけ
る基台1にほぼL字形のドア開放部材13が屈曲部に設
けた支点14により揺動部材に支持され、そのドア開放
部材の一端13aは、これに設けた長孔15にドア12
の内面に突設したピン16を挿入して、ドアと連係して
ある。ドア開放部材は支点14から玄関などの入口外側
の第二の所定位置p2まで延長され、その他端13bに
前記人形の永久磁石の磁力により吸引される磁性体17
が固着されている。
ドア12は、支点14に巻回したばね又はドア開放部材
と基台1の間に備えたばねにより常時閉方向に付勢して
もよく、あるいはばねを備えずに手でドア又はドア開放
部材を移動して閉めるようにしてもよい。
上記の構成により、今、人形Dが、第1図に示すよう
に、展開部2Bが閉鎖されて完全形態にあり、かつ、ド
アが閉鎖しているハウス玩具HTを訪問すると想定し
て、第2図に示すように、人形Dを基台の第一の所定位
置p1に載置すると、永久磁石mgにより連動部材5の
他端が吸引されるため、連動部材が揺動してフック6が
展開部2Bに対する係止を解除するので、展開部はばね
4の力により展開する。これにより、第3図に示すよう
に、ハウス本体が開放されて内部の部屋、家具、人形な
どが外部に露見され、歓迎の印が表示される。
そして、人形Dをさらに進行させて、第4図に示すよう
に、玄関の表など第二の所定位置p2に載置すると、ド
ア開放部材13の磁性体17が人形の永久磁石mgによ
り吸引されて回転するため、ドア開放部材の他端13a
によりドア12が移動されて、開口部11を開放する。
これにより、ハウスが人形を歓迎して人形のハウス本体
内への進入を可能にし、又は進入が可能な印象を遊戯者
又は看者に与える。
人形が開口部内側に進入したときに、人形の永久磁石に
よりドア開放部材が反対方向に揺動されてドアが自動的
に閉鎖するようにドア開放部材(開閉部材となる)を構
成することも可能である。
前記基台1は、各図に良く示されているように、展開さ
れた展開部2Bの背後方向まで延長するように、ハウス
本体2の閉鎖状態の長さの倍の大きさを有している。こ
のため、展開部を展開したときは、室内床面が拡大され
ることになり、その拡大された床面に家具調度品を空間
的ゆとりをもって配置することができる。そして、訪問
ごっこを終わるときは、展開部を再び閉じ、ハウス本体
をコンパクトにして、その中に家具等を収納することが
できる。
3.3効果 上記のように、この考案によれば、簡単な構成により、
人形の訪問動作と連動して、ハウス本体の展開及びドア
の開放などの歓迎動作を自動的に行なうので、人形が訪
問するとハウス側が積極的に歓迎してくれるような印象
を遊戯者及び看者に与える人形訪問ごっこ玩具を提供す
ることができる。また、訪問により展開部が展開して室
内床面が拡大されるので、広い室内で人形、家具等を用
いて遊ぶことができる。さらに、遊びを終わるときは、
家具等をハスス本体内に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すものであり、第1図
は全体の斜視図、第2図は人形が第一の所定位置に載置
された場合の動作を示す斜視図、第3図は裏側より見た
斜視図、第4図は人形が第二の所定位置に載置された場
合の動作を示す斜視図である。 第5図は展開部の展開のための構造を示す断面図、第6
図はドア開放のための構造を示す要部断面図である。 D…人形、 HT…ハウス玩具、 mg…永久磁石、 2…ハスウ本体、 2A…固定部、 2B…展開部、 5…連動部材、 6…フック、 9…磁性体、 11…開口部、 12…ドア、 13…ドア開放部材、 17…磁性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.人形と、ハウス玩具とからなり、 B.前記人形は下端部に下向きの磁力線を有する永久磁
    石を備えており、 C.前記ハウス玩具は、基台の上面にドアを備えたハウ
    ス本体を有するものであり、 (イ)前記ハウス本体は、前記基台に固定された固定部
    と、その固定部にばねにより展開方向に付勢して枢着さ
    れた展開部とを有し、 (ロ)前記基台は前記展開部が展開される位置まで延長さ
    せてあって、展開部が展開されたときはハウス本体内部
    が開放され、かつ室内床面が拡大されて、前記基台の上
    面に前記ハウス本体に収納されていた家具調度品等を配
    置することができるものであり、 (ハ)前記ハウス本体の固定部には前記ドアが開閉自在に
    備えてあり、 (ニ)前記基台上面の下側に揺動自在に支持され、一端部
    に前記ドアの前方の前記基台上面の第一位置に前記人形
    を置いたとき、その人形の永久磁石により吸引される磁
    性体を有し、他端部に折畳み状態にある前記展開部を係
    止するフックを有し、前記フックの係止方向に常時付勢
    されている連動部材が設けてあり、 (ホ)前記基台上面の下側に揺動自在に支持され、一端部
    に前記ドアの前方の前記第一位置よりも前記ドアに近い
    第二位置に前記人形を置いたとき、その人形の永久磁石
    により吸引される磁性体を有し、他端部が前記ドアに連
    係されたドア開放部材が備えてあること、 を特徴とする訪問ごっこ玩具。
JP1987013228U 1987-01-31 1987-01-31 訪問ごつこ玩具 Expired - Lifetime JPH06160Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63122488U JPS63122488U (ja) 1988-08-09
JPH06160Y2 true JPH06160Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=30802091

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9868073B2 (en) 2006-02-20 2018-01-16 Spin Master Ltd. Transformable toy
JP2020137548A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 株式会社タカラトミー 動作玩具
US11712636B1 (en) 2022-08-12 2023-08-01 Spin Master Ltd. Transformable toy

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JPS63122488U (ja) 1988-08-09

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