JPH0616046B2 - 遊離リガンドアッセイ方法およびキット - Google Patents

遊離リガンドアッセイ方法およびキット

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JPH0616046B2
JPH0616046B2 JP58500981A JP50098183A JPH0616046B2 JP H0616046 B2 JPH0616046 B2 JP H0616046B2 JP 58500981 A JP58500981 A JP 58500981A JP 50098183 A JP50098183 A JP 50098183A JP H0616046 B2 JPH0616046 B2 JP H0616046B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の背景 本発明は、当該リガンドが内因性受容体へ結合した形で
も存在するテストサンプル中の遊離リガンドの直接的特
異結合アッセイに関する。本発明は特に、TBGおよび
アルブミンのようなチロキシン結合タンパクを含んでい
るテストサンプル中の遊離チロキシンのイムノアッセイ
に関する。
この目的で遊離リガンドとは、当該リガンドのための内
因性受容体を含んでいるテストサンプル中に非結合状態
で存在する、通常低分子量であるが必ずしもそうでない
物質と定義される。そのような受容体の生物学的役割は
明確に確立されていないが、それらは遊離リガンドが生
物学的プロセスにおいて消費されるにつれて質物作用に
よって解離し得るリガンドの貯蔵庫として作用するらし
い。典型的には、リガンドの小パーセントを除いてすべ
てはその受容体との結合状態で存在する。
そのような受容体は典型的にはタンパクである。受容体
は自家抗体、トランスコルチンおよびTBGの場合のよ
うな特異的でもあり得るし、または例えばアルブミンの
ように比較的非特異的でもあり得る。内因性なる術語
は、患者から得られたまゝのテストサンプルが、関心あ
るリガンドのいくらかの割合を結合する受容体を含んで
いることが予想されもしくは可能性あることを意味す
る。
機敏な臨床医は、彼等の患者の状態を一層正確に評価し
ようとして、遊離リガンドアッセイへ益々転じつつあ
る。この努力は遊離リガンドのいわゆる直接イムノアッ
セイ、特に遊離チロキシンイムノアッセイの市場への出
現によって容易になった。直接リガンドアッセイは、遊
離チロキシンインデックスにおけるような計算によって
その後に遊離リガンド濃度へ相関させる他の測定法では
なく、遊離リガンド自体を測定することによって特徴付
けられる。
現在直接遊離リガンドアッセイのために二つの手法が存
在する。平衡透析のほかに、スピーディでそして日常的
な臨床検査用に特に良く適しない手法である。両手法に
おいて、遊離リガンドはテストキットに含まれる受容体
に結合され、そして次に結合したリガンドの量が測定さ
れる。これら方法は、テストサンプル中に存在する内因
性受容体がアッセイを妨害することを防止する仕方に違
いがある。英国特許出願第2,030,290号の方法
においては、内因性受容体は、テストサンプルから遊離
リガンドの吸収後にテストサンプル残渣をテスト受容体
結合リガンドから物理的に分離することにより、すなわ
ち、テストサンプルをリガンドに対する不溶性化した抗
体とインキュベートし、テストサンプル残渣を傾斜し、
洗浄し、トレーサー標識リガンドを加え、そして該抗体
に結合したトレーサーの量(これはテスト受容体へ結合
したリガンドの量に反比例する)を測定することによっ
て除去される。この方法は簡単な既存の試薬を使用する
ので商業的に有利である。総チロキシンテストに時々使
用されている放射標識チロキシンは、前記直接チロキシ
ンアッセイに使用するためにも満足である。しかしなが
ら、各リガンドは当該リガンドの類縁体を必要とし、そ
してすべてのリガンドアッセイに共通の標識した免疫試
薬を使用できなかった。特開昭56−51665号に対
応する欧州特許出願第0026103号に記載の直接遊
離リガンドアッセイは、内因性受容体による可能性ある
妨害を中性化するための他の系を使用する。受容体を系
から洗浄することにより、標識したリガンド類縁体との
相互反応から内因性受容体を排除するのではなく、リガ
ンド類縁体は内因性受容体との結合から化学的に排除さ
れる。これはリガンド類縁体として、内因性受容体と実
質的に結合しないがしかしテスト受容体と比較的よく結
合するリガンド誘導体を使用することによって達成され
る。この誘導体は、以後便宜上選択結合リガンドと呼ば
れるであろう。この遊離リガンドのアッセイは、中間洗
浄ステップを必要としない利点を有する。しかしなが
ら、それはアッセイすべき特定の結合リガンド毎に注意
深くデザインされた別々のトレーサーの特別な合成を必
要とする。
将来は種々のリガンドがこのような直接法によってアッ
セイされると信じられるので、どのような可能なアッセ
イについても共通な試薬を使用することが商業的に望ま
れるであろう。加えて、もし可能ならそのようなアッセ
イにおいて標識した抗体を使用することが有利であり、
その利益は製造の容易さ、安定性および改良されたアッ
セイ性能を含む。
従って本発明の目的は、遊離リガンドの直接アッセイに
おいて試薬調製を容易にすることである。
本発明は、リガンドが一種またはそれ以上の内因性受容
体と結合した形でも共存するテストサンプル中の遊離リ
ガンドの量を測定する方法であって、 (i)テストサンプルと、(ii)直接または間接に標識
されかつ前期リガンドと結合する外因性リガンド受容体
と、(iii)不溶化された、または分析操作の一部とし
て不溶化でき、かつ前記外因性リガンド受容体とは結合
するがしかし前記内因性受容体のいずれとも結合しない
標識しないリガンド類縁体(選択結合リガンド類縁体)
を混合するステップと、 遊離リガンドと前記選択結合リガンド類縁体とが前記外
因性リガンド受容体に対して競合することを許容するよ
うに混合物をインキュベートするステップと、 前記選択結合リガンド類縁体を前記混合物の残りの成分
から分離するステップと、 前記遊離リガンドと結合した、または選択結合リガンド
類縁体と結合した前記外因性リガンド受容体の量を測定
するステップと、そして 測定した結合した外因性リガンド受容体の量をテストサ
ンプル中に存在する遊離リガンドの量と相関させるステ
ップを含むことを特徴とする遊離リガンドの測定方法を
提供する。
本発明はまた、リガンドが一種またはそれ以上の内因性
受容体と結合した形でも共存するテストサンプル中の遊
離リガンドの量を測定するためのキットであって、 (a)直接または間接に標識されかつ前記リガンドと結
合する外因性リガンド受容体を既知濃度で含む試薬と、 (b)不溶化された、または分析操作の一部として不溶
化でき、かつ前記外因性リガンド受容体とは結合するが
しかし前記内因性受容体のいずれとも結合しな標識しな
いリガンド類縁体(選択結合リガンド類縁体)と、そし
て (c)前記リガンドの標準液 との組合せを含むことを特徴とする遊離リガンド測定用
キットを提供する。
本発明は従って、前記欧州特許出願で必要とする標識し
たリガンド類縁体を必要としない。その代わり、テスト
受容体が直接または間接に標識される。後で説明するよ
うに、今や多目的または万能トレーサー、すなわちすべ
ての遊離リガンドアッセイに共通用途を持つトレーサー
を目論むことが可能である。
本発明のアッセイ方法は二種の主要試薬、すなわち第1
に、不溶化された、または分析操作の一部として不溶化
できる選択結合リガンド類縁体と、第2に、標識したリ
ガンド抗体か、または標識した抗一(リガンド抗体)と
結合した未標識リガンド抗体を使用する。
選択結合リガンド類縁体は、内因性受容体を相対的に排
除しつつ抗リガンド抗体または他の抗リガンド受容体を
結合し得る、リガンドの残部であって、実質上水不溶性
物質と共有結合した、またはもっと好都合には、(a)不
溶性物質へ物理的に吸着された、または(b)実質上水不
溶性物質を形成するようにさらに反応せしめられた、実
質上水溶性成分と共有結合した該リガンド残部よりな
る。
このアッセイは、テストサンプルと、リガンド抗体と、
そして標識してない選択結合リガンド類縁体とを混合
し、遊離リガンドと未標識選択結合類縁体とが該リガン
ト抗体に対し競合することを許容するようにインキュベ
ートし、該リガンドと、または該リガンド類縁体と結合
したリガンド抗体の量を定量し、そして結合したリガン
ド抗体の量をテストサンプル中に存在する遊離リガンド
の量に相関させることによって実施される。
本発明の詳細な説明 こゝで使用する選択結合リガンド類縁体を製造するため
の出発物質は、抗体のような企図するテストリガンド受
容体を結合するが、しかし内因性リガンド受容体を比較
的結合しない、この分野で既知のリガンド類縁体であ
る。適当な出発物質の実例は前述の欧州特許出願および
それに引用されている参考文献に開示されている。
適当な出発物質を製造する鍵は、リガンド上のどの部位
が予期される内因性受容体と結合するために比較的に必
要であるかを決定することと、そしてそれらの部位を変
性剤への結合基として使用することである。この決定
は、リガンドの各種の位置においてリガンドの電荷、極
性または立体的アウトラインを変性し、そして例えばリ
ガンドの活性炭吸着により好ましくはリガンドを分離し
た受容体への変性したリガンドの吸収の程度を測定する
ことによって通常達成される。吸収程度の決定は当業者
の伎倆範囲内であろう。例えば、14CまたはHのよう
な放射性原子を含有するリガンドは各種の位置で一般に
前記のように変性し得る。受容体とリガンドとの混合物
をインキュベートし、その後未結合リガンドを除去する
ために透析する。もし透析物中に放射能が全くもしくは
少ししか発見されなければ、その時変性したリガンドは
適当な出発物質の良い候補である。
リガンドはその内因性受容体との結合に影響することが
予期できる任意の数の方法で変性することができる。そ
のような結合はリガンドの電荷および立体像の関数であ
るので、これら像特性の変性は該リガンドのその内因性
受容体に対する親和性をしばしば変えるであろう。この
変性は該親和性を増加または減少させることもあるし、
またはそれを大部分変えないこともある。このため多く
の場合親和力の変化を前記またはこの分野で既知の他の
方法で実際にテストすることが望ましい。
適当な例示的リガンド変性は、前に引用した欧州特許出
願に記載されている。例として、リガンドはタンパクま
たは合成ポリマーのような大分子へ置換されることがで
きる。このかさ高の置換は内因性受容体のリガンド類縁
体への結合を立体的に(そして多分電荷効果によって)
妨害する。
その代わりに、内因性受容体を結合しない光学異性体を
使用してもよい。
その他の代替法は、内因性受容体との結合に関与する基
の電荷または極性を編成することである。例えば、カル
ボキシル基はエステルまたはアミドを生成するように反
応させることができ、アミノ基はアミド化することがで
き、そして帯電した部位はメチル化することができる。
上記変性の一つまたは二以上のどれもが一度に実施する
ことができるが、しかし一般に一時に一つだけの変性を
することが好ましい。
チロキシンの場合、適当な出発物質はD−チロキシン
か、またはチロキシンカルボキシルもしくはアミノ基と
のアミド結合によりタンパクと共有結合したチロキシン
である。
本発明で使用する選択結合リガンド類縁体を製造するた
めの出発物質は前述した欧州特許出願およびそれに引用
されている参考文献に開示されていることを述べた。し
かしながら本発明ではそのような出発物質をそのまま使
用するのではなく、あらかじめ不溶化するかまたは分析
操作の一部として不溶化しなければならない。このよう
なリガンド類縁体を不溶化することにより、サンプル中
の内因性受容体が該リガンド類縁体と結合しないことを
確実にすることが可能になる。このようなリガンド類縁
体の高い選択結合能力は前述の欧州特許出願の方法では
達成不可能であった。
一旦適当な非結合性変性リガンドが発見されたならば、
サンプルリガンドと企図したリガンド類縁体の両方を結
合し得るテスト受容体を得なければならない。
タンパクを不溶化する技術は広く普及しており、そして
イムノアッセイ技術においては普通の使用であるため、
水溶性タンパク置換リガンドを水不溶性選択結合リガン
ド類縁体を製造するための出発物質として使用するのに
好ましい。リガンド類縁体のタンパク成分は、アッセイ
の操作の間標識したリガンド受容体とのインキュベーシ
ョンの前または後で不溶性化することができるが、リガ
ンド置換タンパクをアッセイ実施前に不溶性化すること
が好ましい。これは、好ましくはそれを公知方法に従っ
てポリオレフィン試験管内壁へ吸着させるだけを含む、
種々の方法によって達成することができる。タンパクは
その代わりにグルタルアルデヒドのような試薬で架橋
し、そして試験管壁へ吸着させることができる。
リガンド置換タンパクは、アッセイ操作後ポリエチレン
グリコールの存在下抗タンパクによる免疫沈澱によって
不溶性化することができる。
その代わりに、リガンドは内因性受容体との結合に重要
であることがあらかじめ判明している基を通じ、不溶性
基質へ直接共有結合させることができる。適当な手法は
アフィニティークロマトグラフィー技術から良く知られ
ている。
タンパク置換リガンドは、それらは当該テストにおいて
受容体として作用する抗体をつくるための免疫原として
も使用できるので好ましい。タンパク置換リガンドは、
治療および診断技術における抗血清製造の慣用操作に使
用するための免疫原として一般に良く知られている。そ
れらの合成および使用は通常の当業者の伎倆範囲内であ
る。しかしながら、内因性受容体と容体と少ししかもし
くは全く結合しないタンパク置換リガンドのみが本発明
において使用価値があることが明らかでなければならな
い。
リガンドはタンパクへ結合すること以外の方法で変性す
ることができる。そのような場合、テスト受容体(抗
体)は、前に引用した欧州特許出願中に示された態様
で、すなわち選択結合リガンド類縁体と少なくとも構造
的に周族である免疫原に対する抗血清を産生させること
によって製造することができる。
抗リガンド抗対は好ましくは採取した血清から精製され
る。これは慣用であり、そして免疫グロブリンを分離す
るためエタノールもしくはポリエチレングリコールによ
る沈澱と、続いて不溶性選択結合リガンド類縁体上のア
フィにティクロマトグラフィーのような手法を一般に伴
うであろう。その代わりに、該抗体を生産するクローン
の細胞からハイブリドーマを製造することができる。該
抗体は1011リットル/モルのオーダーの平衡定数を持
っていなければならない。
次に精製した抗体は、酵素、螢光基、化学発光基、また
は放射性原子のような検出できる基で標識することがで
きる。しかしながら、抗リガンド抗体を生成させた動物
種の血清に対する第2の抗血清もしくは抗体を標識する
ことが好ましい。この標識した第2の抗血清は、それを
任意の遊離リガンドアッセイに使用できる点で万能トレ
ーサー試薬である。そのような試薬は、抗体と、不溶性
受容体と既に結合している小分子リガンドとは有効に結
合できないので、英国特許出願第2,030,290号
の方法には使用できなかったであろう。同じ理由によ
り、そのような試薬は、開示されているリガンド類縁体
の大部分が小分子であるので、欧州特許出願第0026
103号の方法において普遍的に使用できなかった。開
示されたタンパク置換リガンドに関してさえも、置換の
部位はリガンドに応じて変わり、そのため一種の抗血清
を普遍的に使用できなかった。
アッセイに使用される抗リガンド抗体の量は、定量すべ
きサンプル中に予期される遊離リガンドと、不溶性選択
結合リガンド類縁体としてのリガンドの見掛け濃度との
合計よりも少なくなければならない。これは、もっとも
満足な用量反応曲線が得られるまで、抗リガンド抗体の
種々の希釈液を使用して既知遊離リガンド濃度の広範囲
を有するテストサンプルのパネルをアッセイすることに
より、最善に決定される。
選択結合リガンド類縁体の量、標識した受容体の能力お
よび親和力、インキュベーションの温度および時間、そ
れにこの方法の他のパラメーターはケース毎にこの技術
で慣用のルーチンな実験によって決定すべきである。簡
単にいえば、これはテストサンプル中に予期される遊離
リガンド濃度範囲にわたって適当な用量反応曲線が得ら
れるまで、パラメーターを調節することを伴う。
ケース毎にアッセイを最適化するのに要する仕事量は、
以下の式に従っていくつかのパラメータの事前推計を実
施することによって減らすことができる。
式中〔fH〕=平衡(平衡透析によって決定できるよう
な)時の遊離リガンド濃度 〔R*)=標識受容体の濃度 =受容体結合部位の平衡定数 b=不溶性選択結合リガンド類縁体と結合した標識抗体
の割合(分数) 用量反応曲線はこの式から決定できるが、しかしこれは
抗体結合部位の単一オーダーと、そして遊離リガンドと
そして不溶性リガンドに対し標識受容体の同じ結合力を
仮定している。特に後者は大部分の場合あり得ようもな
く、そのため上の式は時間と実験を節約するガイドと考
えるべきである。諸パラメーターは実験的努力によって
最適アッセイ成績のために最適化されなければならない
であろう。
実施例1 この実施例は代表的な遊離リガンドアッセイを記載す
る。定量される遊離リガンドはL−チロキシンである。
精製した標識抗チロキシン抗体の製造 それ自体公知の方法を使用して、L−チロキシンメチル
エステルをカルボジイミドによってウシ血清アルブミン
へ結合した。免疫グロブリン分画抗血清を以下の操作に
よってDEAE(ジエチルアミノエチル)セルロースへ
の結合からの除外により、該免疫グロブリン分画へ精製
した。抗血清1mを水3mで希釈し、湿った水洗し
たDEAEセルロース8gへ加えた。37℃で1時間イ
ンキュベーション後、上清液をロ過によって除去し、1
0mMリン酸緩衝液pH8.0の5mづつによるDE
AEセルロースの4洗液の上清と合した。合併した上清
は圧力限外ロ過によって最終濃度8mg/mへ濃縮し
た。
精製用および精製抗体のヨード化用アフィニティーカラ
ムは以下のように調製した。洗浄し、パックしたアミノ
誘導体セファローズ(AH−セファロース4B;ファル
マシア、スウェーデン国ウプサラ)10mを、あらか
じめチロキシン遊離酸52mgを加えた50%水性ジメチ
ルホルムアミド(50%DMF)10mへ加えた。希
HClを加えてpHを4.5へ調節した。これへ、あら
かじめ1−エチル−3−(3−ジエチルアミノ)プロピ
ルカルボジイミド500mgを加えた水3mを5分間に
わたり滴下した。室温で20時間振とう後、誘導体化セ
ファロースを50%DMFおよび水の十分な量で洗い、
最後に25mMリン酸緩衝液pH7.4中に懸濁した。
抗チロキシン抗体の精製およびヨード化は以下のように
実施した。パックしたチロキシン誘導体化セファロース
2mへ25mMリン酸緩衝化食塩水(pH7.4)4
mと、精製したウサギ免疫グロブリン含有抗チロキシ
ン200μを加えた。混合物を室温で48時間振とう
し、10mMリン酸緩衝液pH7.4の12mづつで
2回洗った。セファロース1mを後で使用するため残
した。2.0mの0.5mMリン酸緩衝液pH7.4
を湿ったゲルの他の1mへ加え、そして水酸化ナトリ
ウム10μ中の125I(アマーシャム社、英国)1μC
iを加えた。次に新しいクロラミンT7m/m水溶
液40mを加えた。室温で60秒混合した後、新しい
メタ重亜硫酸ナトリウム水溶液80μを加えた。ヨー
ド化したゲルをガラスカラムに充填したビオゲルP2
(ビオラッド社、カリフォルニア州リッチモンド)3m
のトップへ加えた。別に取っておいたヨード化してい
ないゲル1mも同様にカラム中に入れた。両方のカラ
ムを同じ手法を使用して溶離した。カラムを25mの
10mMリン酸緩衝液pH7.4と、次に20mの
0.1Mクエン酸ナトリウムで洗った。0.1Mクエン
酸二ナトリウム(50m)と0.1M塩酸(50m
)との比例混液よりなる濃度勾配液100mを加え
た。分画は0.5Mリン酸緩衝液pH7.4中へ直接集
めた。ヨード化したゲルカラムに関しては、pH2.5
および1.5の間で溶離する分画がピーク放射能を含有
し、そしてプールした。放射標識しない抗体からの分画
の分析は平衡会合定数3.0×1011-1を有する高い
特異性抗体を示した。放射標識した抗体の比活性は2.
85×10mCi/mモルであった。
不溶性選択結合チロキシンリガンド類縁体の製造 L−チロキシン1.0gをジメチルスルホキシド20m
に溶解し、これへN−メチルモルホリン2当量を加え
た。ジスクシンイミジルスベレート(DSS,ピアース
・ケミカル・カンパニー,ニュージャージー州)をこの
溶液へ加え、そして混合物を室温で30分間混合した。
この溶液を水酸化ナトリウム溶液の添加によってpHを
10.0へ調節した50%DMF400mに溶かした
ウシ血清アルブミン(BSA)2gの溶液へ加えた。こ
の混合物を室温で2時間かきまぜ、そしてpHを水酸化
ナトリウム溶液の滴下によって10.0に保った。次に
溶液を50%DMF2に対し2回4℃で48時間透析
し、次に0.1mM水酸化ナトリウム溶液6に対し4
℃で一夜、そして最後に水6で8時間間隔で5回4℃
で透析した。生成する透析物は凍結乾燥した。
セファデックスG100(ファルマシア、スウェー国ウ
プサラ)を25mMリン酸緩衝液pH7.4中に平衡化
し、ガラスカラム中に注ぎ、PHOS中の1%BSA溶
液200mで洗い、そして最後にそれ以上タンパクが
溶離しなくなるまでPHOSで洗った。L−チロキシン
−DSS−BSA複合体10mgをPHSO1mに溶か
し、PHOSで溶離した。4つのタンパクピークが観察
された。溶離する最後のピークをプールし、そして凍結
乾燥によって濃縮した。この物質の一部のヨード化はク
ロラミンT法によって実施され、そして前もって甲状腺
ホルモンを除去するため活性炭で処理した血清中の血清
タンパクへ結合しないことが見出された。この物質は、
標準の第2抗体分離ラジオイムノアッセイ法によって示
されるように精製した抗チロキシン抗体から125I−チ
ロキシンを置換しない。
固相抗原はL−チロキシン−DSS−BSA複合体から
以下のようにして製造された。セファロース4B(ファ
ルマシア、スウェーデン)をCuatrecasasの方法Cuatrec
asas,P.,J.BiO.Chem.,245,3059(1970))
によって臭化シアンで活性化した。活性化したセファロ
ース1mへ0.1Mリン酸緩衝液pH6.5の10m
に溶かした凍結乾燥L−チロキシン−DSS−BSA
0.1mgを加えた。室温で16時間反応後、セファロー
スへ結合したL−チロキシン−DSS−BSA複合体を
50%DMFおよび水でよく洗い、そして最後に25m
Mリン酸緩衝液pH7.4の10mへ再懸濁した。
セファロースへ結合した複合体の逓倍希釈は25mMリ
ン酸緩衝液pH7.5中の未反応セファロースの10v
/v%懸濁液を用いて行われた。このアッセイ系は以下
の手法を用いて最適化された。セファロース/セファロ
ース複合体100μ,活性炭処理ヒト血清50μ,
および900μの25mMリン酸緩衝液pH7.4中
125I−抗チロキシン抗体150,000cpmを混合した。こ
の混合物を37℃で4時間振とうしながらインキュベート
した。インキュベーション後、セファロースを遠心によ
り沈降させ、上清を捨て、次に25mMリン酸緩衝液を
加えた。ボルテックス混合後、セファロースを再沈降さ
せ、上清を除去し、固相中の放射能を測定した。固相へ
接合した放射能約60,000を得た。セファロース希釈液,
典型的に1:100,000を選択した。既に平衡透析法で測
定された遊離T4値を有するヒト血清サンプルを上のセ
ファロース組成物希釈液を使用して最適化されたアッセ
イ系においてアッセイした。本発明方法と平衡透析との
間に満足な相関関係が観察された。
実施例 2 この実施例においては、不溶性選択結合リガンド類縁体
は、セファロース複合体の代わりに被覆されたプラスチ
ック試験管である。
実施例1からの精製したL−チロキシン−DSS−BS
Aは北川および金丸の方法(北川、金丸,Enzyme Label
led Immunoassay of Hormones and Drugs,W.de Gruyte
r,New York,Berlin,1978,page 59)の変法によって正常
マウスイムノグロブリンへ結合された。実施例1からの
純L−チロキシン−DSS−BSA1mgを5mの50
mMリン酸緩衝液pH7.0へ溶かした。これへm−マ
レイミドベンゾイルN−ヒドロキシスクシンイミドエス
テル(MBS,ピアース・ケミカル・カンパニー)のテ
トラヒドロフラン中10mg/m溶液75μを加え
た。室温で30時間反応後、混合物をセファデックスG
10カラムを通過させ、50mMリン酸緩衝液で溶離し
た。溶離する最初のタンパク分画を採取し、プールし、
そして真空脱気し、そして窒素で平衡化した。実施例1
のDEAE法によって正常マウス血清から製造した正常
マウスイムノグロブリンG2.0mgを、ジチオスレイト
ール(DTT,アルドリッチ・ケミカル・カンパニー)
0.5mgを含有する、脱気しそして窒素平衡化した20
0mMTRIS・HCl緩衝液pH8.6中の8M尿素2m
に溶かした。この混合物を窒素中で室温で2時間かきま
ぜた。インキュベーション後、混合物をDTTを除去す
るためセファデックスG100カラムを通し、脱気しそ
して窒素で平衡化した200mMTRIS・HClで平衡化
し、溶離した。タンパク性のボイドボリューム分画をプ
ールした。MBS活性化抗原溶液を尿素中8Mとし、そ
して次に還元したIgG溶液と混合し、室温で窒素中2
時間かきまぜた。得られる溶液を毎回6の25mMリ
ン酸緩衝液pH7.4で12時間4回透析した。透析物
を限外ロ過により最終容積2.0mへ濃縮した。
この溶液1mをリン酸緩衝液で10倍逓倍希釈し、希
釈液1mをポリプロピレン12×75mm試験管へ加え
た。12時間静置後、試験管を吸引乾燥し、14μg/
m正常マウス抗体溶液1.0mをすべての試験管へ
加えた。2時間静置後、試験管を吸引し、リン酸緩衝液
で洗い、乾燥した。逓倍希釈したL−チロキシン−DS
S−BSA複合体を含有する被覆試験管のめいめいへ、
活性炭処理ヒト血清50μと、実施例1で製造した
125I標識抗チロキシンIgG(150,000cpm)とを加え
た。
37℃で4時間インキュベーション後、溶液を吸引し、
試験管へ結合した放射能を測定した。125I抗チロキシ
ン抗体の150,000cpmの約40%を被覆時結合した複合体
希釈液を選び、上の方法で十分な数の試験管をこの希釈
液で被覆した。これら試験管を使用し、上と同じ方法で
ヒト血清遊離チロキシン標準液と、次に125I抗チロキ
シンを添加することによって、標準曲線が得られた。
実施例1と同じく、遊離チロキシン濃度増加とともに、
トレーサー結合の満足な抑制曲線が観察された。既知遊
離チロキシン濃度のヒトサンプルを測定するためこの標
準曲線の使用は、既知方法との良い相関関係を与えた。
実施例3 この実施例は実施例2と似ているが、しかし万能な第2
の抗体、すなわち前の実施例で製造された抗チロキシン
抗体に特異的な種によって発生する放射能が供給され
る。
この実施例のトレーサーは125I標識ヤギ抗ウサギIg
G抗体である。これは以下の方法で製造された。実施例
1からの精製したウサギIgG10μgをCuatrecassas
(前出Cuarecassas,P.)の方法を使用して臭化シアン活
性化セファロース4B1gを加えた。反応生成物を10
mの25mMリン酸緩衝液pH7.4へ懸濁した。標
準的方法によってヤギから引き出したヤギ抗ウサギIg
G抗血清100μを反応生成物懸濁液へ加えた。72
時間インキュベート後、ヤギ抗ウサギIgG抗血清をヨ
ード化し、実施例1に記載した抗チロキシンと同じ方法
で精製した。
このトレーサーを使用するアッセイは以下のように構成
した。最適L−チロキシン−DSS−BSA−IgG希
釈液(実施例2)で被覆した被覆試験管へ、活性炭処理
したヒト血清50μと、そして25mMリン酸緩衝液
中の、実施例1と同様に精製した非標識特異抗チロキシ
ン抗体の種々の希釈液900μを加えた。試験管を3
2℃で4時間平衡化させた後、溶液を吸引によって除去
した。リン酸緩衝液中125Iヤギ抗ウサギIgG500,000
cpmを加えた。37℃で2時間インキュベーション後、液
体を吸引し、そして固相へ結合した放射能を測定した。
ヤギ抗ウサギIgG放射能の10%結合を与えた非標識
特異抗チロキシン抗体希釈液を検索した。
活性炭処理ヒト血清を遊離チロキシン濃度既知の正常ヒ
ト血清標準液で置換することにより、遊離ホルモン濃度
が増加するにつれてヤギ125I抗ウサギIgGの結合が
減少した標準曲線が得られた。患者のサンプルを測定す
るために使用した時、この方法は再び遊離チロキシン測
定のための証明された参照方法とよく相関した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エキンズ・ロジヤ−・フイリツプ 英国ロンドンWIN8AAモ−テイマ−ス トリ−ト・ミドルセツクス・ホスピタル・ メデイカル・スク−ル・インステイテユ− ト・オブ・ニユ−クリア・メデイシン(番 地なし) (56)参考文献 特開 昭56−51665(JP,A) 特開 昭53−44622(JP,A)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リガンドが一種またはそれ以上の内因性受
    容体と結合した形でも共存するテストサンプル中の遊離
    リガンドの量を測定する方法であって、 (i)テストサンプルと、(ii)直接または間接に標識
    されかつ前期リガンドと結合する外因性リガンド受容体
    と、(iii)不溶化された、または分析操作の一部とし
    て不溶化でき、かつ前記外因性リガンド受容体とは結合
    するがしかし前記内因性受容体のいずれとも結合しない
    標識しないリガンド類縁体(選択結合リガンド類縁体)
    を混合するステップと、 遊離リガンドと前記選択結合リガンド類縁体とが前記外
    因性リガンド受容体に対して競合することを許容すうよ
    うに混合物をインキュベートするステップと、 前記選択結合リガンド類縁体を前記混合物の残りの成分
    から分離するステップと、 前記遊離リガンドと結合した、または選択結合リガンド
    類縁体と結合した前記外因性リガンド受容体の量を測定
    するステップと、そして 測定した結合した外因性リガンド受容体の量をテストサ
    ンプル中に存在する遊離リガンドの量と相関させるステ
    ップ を含むことを特徴とする遊離リガンドの測定方法。
  2. 【請求項2】前記選択結合リガンド類縁体自体が不溶性
    である請求の範囲第1項の方法。
  3. 【請求項3】前記外因性リガンド受容体は抗体である請
    求の範囲第2項の方法。
  4. 【請求項4】前記外因性リガンド受容体はテストサンプ
    ルと混合され、そして遊離リガンドの実質量を結合する
    のに十分な時間インキュベートされ、その後インキュベ
    ートした混合物が不溶性選択結合リガンド類縁体と混合
    される請求の範囲第3項の方法。
  5. 【請求項5】前記外因性リガンド受容体、テストサンプ
    ルおよび選択結合リガンド類縁体は実質上同時に混合さ
    れる請求の範囲第3項の方法。
  6. 【請求項6】前記外因性リガンド受容体はS.aure
    usからのタンパクAである請求の範囲第2項の方法。
  7. 【請求項7】前記外因性リガンド受容体はトレーサーに
    よる共有結合置換により標識されている請求の範囲第1
    項の方法。
  8. 【請求項8】トレーサーはラジオアイソトープである請
    求の範囲第7項の方法。
  9. 【請求項9】前記遊離リガンドは遊離チロキシンであ
    り、前記直接または間接に標識されかつ前記リガンドと
    結合する外因性リガンド受容体(ii)は抗チロキシン抗
    体と、抗チロキシン抗体に対する標識した抗体であり、
    前記不溶化された標識しないリガンド類縁体(iii)は
    プラスチック容器の壁へ吸着されたタンパクへ共有結合
    したチロキシン類縁体である請求の範囲第1項の方法。
  10. 【請求項10】リガンドが一種またはそれ以上の内因性
    受容体と結合した形でも共存するテストサンプル中の遊
    離リガンドの量を測定するためのキットであって、 (a)直接または間接に標識されかつ前記リガンドと結
    合する外因性リガンド受容体を既知濃度で含む試薬と、 (b)不溶化された、または分析操作の一部として不溶
    化でき、かつ前記外因性リガンド受容体とは結合するが
    しかし前記内因性受容体のいずれとも結合しな標識しな
    いリガンド類縁体(選択結合類縁体)と、そして (c)前記リガンドの標準液 との組合せを含むことを特徴とする遊離リガンド測定用
    キット。
  11. 【請求項11】前記標識しないリガンド類縁体は、
    (i)水不溶性基質に、サンプル中に存在する内因性受
    容体が実質上結合しないような態様で共有結合したリガ
    ンドか、または(ii)水不溶性基質へ吸着させた水溶性
    物質と、サンプル中に存在する内因性受容体が実質上結
    合しないような態様で共有結合したリガンドよりなる請
    求の範囲第10項のキット。
  12. 【請求項12】前記水溶性物質はタンパクである請求の
    範囲第11項のキット。
  13. 【請求項13】前記リガンドはホルモンまたは薬物であ
    る請求の範囲第11項または第12項のキット。
  14. 【請求項14】前記リガンドはチロキシンである請求の
    範囲第13項のキット。
  15. 【請求項15】前記水不溶性基質はポリオレフィン表面
    である請求の範囲第11項または第12項のキット。
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