JPH0615988U - ロボットハンド - Google Patents
ロボットハンドInfo
- Publication number
- JPH0615988U JPH0615988U JP4592392U JP4592392U JPH0615988U JP H0615988 U JPH0615988 U JP H0615988U JP 4592392 U JP4592392 U JP 4592392U JP 4592392 U JP4592392 U JP 4592392U JP H0615988 U JPH0615988 U JP H0615988U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gripping
- work
- robot
- grip
- workpiece
- Prior art date
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- Pending
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- Feeding Of Workpieces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 把持力を向上させ、かつ、加工時におけるワ
ーク自体の変形を抑える。 【構成】 ワーク10は支持部材5および把持部6によ
り押接して把持される。その後、把持部6は図示しない
モータによって回転させられ、支持部材5と把持部6と
の間に支持されたワーク10が軸中心に回転させられ
る。該ワーク10の回転方向の位置を、図示しないロボ
ットのコントローラで制御しながら、工具11に押し付
けることにより、ワーク10の表面の任意の部位を加工
することができる。
ーク自体の変形を抑える。 【構成】 ワーク10は支持部材5および把持部6によ
り押接して把持される。その後、把持部6は図示しない
モータによって回転させられ、支持部材5と把持部6と
の間に支持されたワーク10が軸中心に回転させられ
る。該ワーク10の回転方向の位置を、図示しないロボ
ットのコントローラで制御しながら、工具11に押し付
けることにより、ワーク10の表面の任意の部位を加工
することができる。
Description
【0001】
この考案は、産業用ロボットなどにおける加工部材を把持するロボットハンド に関する。
【0002】
従来より、工場の自動化において、工作機械として産業用ロボットが用いられ ている。産業用ロボットの中には、ワークを運搬したり、加工のために保持した りするために、複数の関節等を有し、先端部にロボット把持部を備えたアーム状 のものがある。ワークは、上記ロボット把持部に把持された状態で工作機により 加工される。
【0003】
ところで、上述した従来の産業用ロボットでは、ロボット把持部がワークの一 端(一部)を把持するような片持ち支持構造となっていた。したがって、長物の ワークを把持する場合には、片持ち支持であるため、ワーク先端加工の際に、ロ ボット把持部に過負荷がかかり、加工が困難となるという問題を生じた。
【0004】 この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、把持力を向上させることが でき、かつ、加工時におけるワーク自体の変形を抑えることができる産業用ロボ ットの把持装置を提供することを目的としている。
【0005】
上述した問題点を解決するために、この発明では、所定の加工を行なう際、加 工部材を把持するロボットハンドにおいて、 前記加工部材の一端を回転自在に把持する第1の把持手段と、 前記加工部材の他端を、所定の圧力で押接し、回転自在に把持する第2の把持 手段と を具備することを特徴とする。
【0006】
加工部材の両端を第1および第2の把持部により押接して把持するとともに、 加工部材を回転させながら所定の加工を行なう。
【0007】
次に図面を参照してこの考案の実施例について説明する。図1はこの考案の一 実施例の構成を一部断面で示す正面図である。図において、ロボット把持部1は 、ロボット手首部2と、ブラケット3と、押接部材4と、支持部材5および把持 部6とから構成されている。ブラケット3は、L字形状を有し、ロボット手首部 2に設けられている。該ブラケット3の端部3aには、ロボット手首部2に対向 する面上に押接部材4が設けられており、該押接部材4からは空気等の圧力でワ ーク10を押圧するシャフト4aが突出している。該シャフト4aには、ボール ベアリング部5aを有する支持部材5が設けられている。また、ボールベアリン グ部5aには、上記シャフト4aと同軸上に先端が円錐形状の駒5bが回転自在 に設けられている。把持部6は上記シャフト4a、駒5bと同軸上に回転自在に 設けられており、図示しないモータによって回転するようになっている。ワーク 10は上記支持部材5と把持部6との間に把持され、押接部材4によって発生さ れる圧力によって支持される。
【0008】 上述した構成によれば、ワーク10は支持部材5および把持部6により押接し て把持される。その後、モータによって把持部6が回転させられると、支持部材 5と把持部6との間に支持されたワーク10も軸中心に回転する。ワーク10の 回転位置を図示しないロボットのコントローラによって制御しながら工具11に 押し付けることにより、ワーク10の表面の任意の部位を加工することができる 。
【0009】
【考案の効果】 以上、説明したように、この考案によれば、所定の加工を行なう際、加工部材 を把持するロボットハンドにおいて、前記加工部材の一端を回転自在に把持する 第1の把持手段と、前記加工部材の他端を、所定の圧力で押接し、回転自在に把 持する第2の把持手段とを具備するようにしたため、把持力を向上させることが でき、かつ、加工時におけるワーク自体の変形を抑えることができるという利点 が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を一部断面で示す正面
図である。
図である。
1……ロボット把持部、2……ロボット手首部、3……
ブラケット、4……押接部材、5……支持部材(第1の
把持部)、5a……ボールベアリング部、5b……駒、
6……把持部(第2の把持部)、10……ワーク(加工
部材)、11……工具。
ブラケット、4……押接部材、5……支持部材(第1の
把持部)、5a……ボールベアリング部、5b……駒、
6……把持部(第2の把持部)、10……ワーク(加工
部材)、11……工具。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の加工を行なう際、加工部材を把持
するロボットハンドにおいて、 前記加工部材の一端を回転自在に把持する第1の把持手
段と、 前記加工部材の他端を、所定の圧力で押接し、回転自在
に把持する第2の把持手段とを具備することを特徴とす
るロボットハンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4592392U JPH0615988U (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | ロボットハンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4592392U JPH0615988U (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | ロボットハンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615988U true JPH0615988U (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=12732780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4592392U Pending JPH0615988U (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | ロボットハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615988U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10647006B2 (en) | 2018-05-22 | 2020-05-12 | Fanuc Corporation | Hand and hand system |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0265985A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-06 | Toto Ltd | ロボット用ハンド |
-
1992
- 1992-07-01 JP JP4592392U patent/JPH0615988U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0265985A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-06 | Toto Ltd | ロボット用ハンド |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10647006B2 (en) | 2018-05-22 | 2020-05-12 | Fanuc Corporation | Hand and hand system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971202 |