JPH0239737Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0239737Y2 JPH0239737Y2 JP1984075757U JP7575784U JPH0239737Y2 JP H0239737 Y2 JPH0239737 Y2 JP H0239737Y2 JP 1984075757 U JP1984075757 U JP 1984075757U JP 7575784 U JP7575784 U JP 7575784U JP H0239737 Y2 JPH0239737 Y2 JP H0239737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- workpiece
- deep rolling
- roller
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 20
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、旋盤のチヤツクを利用してデイープ
ローリング加工を行ない、円筒状部品の疲労強度
及び面あらさを向上させるための工具に関するも
のである。
ローリング加工を行ない、円筒状部品の疲労強度
及び面あらさを向上させるための工具に関するも
のである。
従来の技術
従来のデイープローリング加工は専用のデイー
プローリング盤を用い、工具もこのデイープロー
リング盤専用の工具が用いられていた。
プローリング盤を用い、工具もこのデイープロー
リング盤専用の工具が用いられていた。
考案が解決しようとする問題点
上記従来の専用のデイープローリング盤の場
合、専用の設備が必要なだけでなく、旋盤からデ
イープローリング盤へのワーク搬送装置も必要で
あつた。
合、専用の設備が必要なだけでなく、旋盤からデ
イープローリング盤へのワーク搬送装置も必要で
あつた。
問題点を解決するための手段及び作用
本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、旋回盤の主軸に装着されるチヤツク１の各可
動爪２の端面に着脱可能に固着するブラケツト３
と、このブラケツト３に着脱可能に固着され、か
つチヤツク１の軸心部に位置するワーク１２の外
周面に転接するローラ１１を回転自在に設けたロ
ーラ支持体５とからなり、チヤツクの軸心部に位
置するワークにチヤツクを介してローラを押しつ
け、その後チヤツクを回転させてワークの外周面
をローリング加工し、汎用旋盤にてデイープロー
リング加工を行なえるようにしてある。
で、旋回盤の主軸に装着されるチヤツク１の各可
動爪２の端面に着脱可能に固着するブラケツト３
と、このブラケツト３に着脱可能に固着され、か
つチヤツク１の軸心部に位置するワーク１２の外
周面に転接するローラ１１を回転自在に設けたロ
ーラ支持体５とからなり、チヤツクの軸心部に位
置するワークにチヤツクを介してローラを押しつ
け、その後チヤツクを回転させてワークの外周面
をローリング加工し、汎用旋盤にてデイープロー
リング加工を行なえるようにしてある。
実施例
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中１は図示しない汎用旋盤の主軸に装着され
たチヤツクであり、このチヤツク１は可動爪２を
３個有する通常のチヤツクである。このチヤツク
１の各可動爪２の端面にはブラケツト３がボルト
４にて着脱可能に固着されており、このブラケツ
ト３の端面にローラ支持体５がチヤツク１の軸直
角方向に若干移動可能にしてボルト６にて固着さ
れている。またブラケツト３のチヤツク１の軸心
に対する外側面には補助ブラケツト７が固着して
あり、この補助ブラケツト７にローラ支持体５の
チヤツク１の軸心に対する外側面に先端を対接し
た心出しボルト８が螺合してある。ローラ支持体
５のチヤツク１の軸心に対する内側部に軸９、軸
受１０を介してローラ１１が、チヤツク１の軸に
設けた円筒状のワーク１２の外周面を転動する方
向に取付けられている。
たチヤツクであり、このチヤツク１は可動爪２を
３個有する通常のチヤツクである。このチヤツク
１の各可動爪２の端面にはブラケツト３がボルト
４にて着脱可能に固着されており、このブラケツ
ト３の端面にローラ支持体５がチヤツク１の軸直
角方向に若干移動可能にしてボルト６にて固着さ
れている。またブラケツト３のチヤツク１の軸心
に対する外側面には補助ブラケツト７が固着して
あり、この補助ブラケツト７にローラ支持体５の
チヤツク１の軸心に対する外側面に先端を対接し
た心出しボルト８が螺合してある。ローラ支持体
５のチヤツク１の軸心に対する内側部に軸９、軸
受１０を介してローラ１１が、チヤツク１の軸に
設けた円筒状のワーク１２の外周面を転動する方
向に取付けられている。
上記構成における装置を用いてデイープローリ
ング加工を行なう手順を第３図から第６図を参照
して以下に説明する。
ング加工を行なう手順を第３図から第６図を参照
して以下に説明する。
(1) デイープローリング加工のみを行なう場合
（第３図） (a) ワーク１２を工具台１３に取付ける。
（第３図） (a) ワーク１２を工具台１３に取付ける。
(b) チヤツク１の可動爪２を軸心方向に移動して
これと共に移動するローラ１１にてワーク１２
をつかむ。このときのつかみ力はチヤツク１の
つかみ力を調節することにより適切な値に設定
する。
これと共に移動するローラ１１にてワーク１２
をつかむ。このときのつかみ力はチヤツク１の
つかみ力を調節することにより適切な値に設定
する。
(c) 旋盤の主軸を回転させることによりチヤツク
１を回転させながら工具台１３を移動させてワ
ーク１２を軸方向に移動する。
１を回転させながら工具台１３を移動させてワ
ーク１２を軸方向に移動する。
このようにすることにより、ワーク１２の外面
にローラ１１によりローリング加工が施される。
にローラ１１によりローリング加工が施される。
なおこのときのローラ１１の半径方向の位置は
心出しボルト８により行なわれる。
心出しボルト８により行なわれる。
(2) 旋削とデイープローリング加工を同一機上で
行なう場合（第４図、第５図） この加工を行なうためには第６図に示すように
旋盤の主軸側に通常のチヤツク１４とローラ１１
を取付けたチヤツク１のつかみ換えが可能な２段
チヤツクを、また心押台側にはセンタ１５とチヤ
ツク１６が必要である。
行なう場合（第４図、第５図） この加工を行なうためには第６図に示すように
旋盤の主軸側に通常のチヤツク１４とローラ１１
を取付けたチヤツク１のつかみ換えが可能な２段
チヤツクを、また心押台側にはセンタ１５とチヤ
ツク１６が必要である。
(a) まず第４図に示すようにワーク１２の左端部
を通常のチヤツク１４でつかみ、右端部をセン
タ１５で支え旋削を行なう。
を通常のチヤツク１４でつかみ、右端部をセン
タ１５で支え旋削を行なう。
(b) 第５図に示すように左端をデイープローリン
グ加工用の工具でつかみ換え、ワーク１２が回
転しないように右端をチヤツク１６で固定す
る。
グ加工用の工具でつかみ換え、ワーク１２が回
転しないように右端をチヤツク１６で固定す
る。
(c) ついでチヤツク１を回転させながら右側のチ
ヤツク１６によりワーク１２を左へ送りデイー
プローリング加工を行なう。
ヤツク１６によりワーク１２を左へ送りデイー
プローリング加工を行なう。
考案の効果
本考案によれば、従来は専用の加工機が必要で
あつたデイープローリング加工を、汎用旋盤を用
いて行なうことができ、しかも旋削とデイープロ
ーリング加工を同一の機上で行なうことができ、
加工コストを低減できると共に、旋削からデイー
プローリング加工の一連の加工を能率よく行なう
ことができる。また本考案よれば、チヤツク１の
可動爪２に装着できることにより、特別の支持台
や治具を必要とすることなく汎用旋盤に簡単に装
着することができ、またチヤツク１に対するこの
デイープローリング加工工具の軸心が常に一致し
てワーク１２との同心性が良く、ワーク１２に不
必要な変形を生じさせることなくローリング加工
を行なうことができる。
あつたデイープローリング加工を、汎用旋盤を用
いて行なうことができ、しかも旋削とデイープロ
ーリング加工を同一の機上で行なうことができ、
加工コストを低減できると共に、旋削からデイー
プローリング加工の一連の加工を能率よく行なう
ことができる。また本考案よれば、チヤツク１の
可動爪２に装着できることにより、特別の支持台
や治具を必要とすることなく汎用旋盤に簡単に装
着することができ、またチヤツク１に対するこの
デイープローリング加工工具の軸心が常に一致し
てワーク１２との同心性が良く、ワーク１２に不
必要な変形を生じさせることなくローリング加工
を行なうことができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は
要部を示す断面図、第２図は正面図、第３図はデ
イープローリング加工の加工状態図、第４図、第
５図は旋削加工とデイープローリング加工を遂次
行なう場合の加工状態図、第６図は２段チヤツク
の概略的な正面図である。 １……チヤツク、２……可動爪、５……ローラ
支持体、１１……ローラ、１２……ワーク。
要部を示す断面図、第２図は正面図、第３図はデ
イープローリング加工の加工状態図、第４図、第
５図は旋削加工とデイープローリング加工を遂次
行なう場合の加工状態図、第６図は２段チヤツク
の概略的な正面図である。 １……チヤツク、２……可動爪、５……ローラ
支持体、１１……ローラ、１２……ワーク。
Claims (1)
- 旋盤の主軸に装着されるチヤツク１の各可動爪
２の端面に着脱可能に固着するブラケツト３と、
このブラケツト３に着脱可能に固着され、かつチ
ヤツク１の軸心部に位置するワーク１２の外周面
に転接するローラ１１を回転自在に設けたローラ
支持体５とからなることを特徴とするデイープロ
ーリング加工工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7575784U JPS60190561U (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | デイ−プロ−リング加工工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7575784U JPS60190561U (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | デイ−プロ−リング加工工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60190561U JPS60190561U (ja) | 1985-12-17 |
| JPH0239737Y2 true JPH0239737Y2 (ja) | 1990-10-24 |
Family
ID=30617268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7575784U Granted JPS60190561U (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | デイ−プロ−リング加工工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60190561U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4737003U (ja) * | 1971-05-10 | 1972-12-23 |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP7575784U patent/JPS60190561U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4737003U (ja) * | 1971-05-10 | 1972-12-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60190561U (ja) | 1985-12-17 |
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