JPS6131763Y2 - - Google Patents
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- JPS6131763Y2 JPS6131763Y2 JP14097880U JP14097880U JPS6131763Y2 JP S6131763 Y2 JPS6131763 Y2 JP S6131763Y2 JP 14097880 U JP14097880 U JP 14097880U JP 14097880 U JP14097880 U JP 14097880U JP S6131763 Y2 JPS6131763 Y2 JP S6131763Y2
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 61
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 61
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 26
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主軸軸線に沿つて鋼管を移送し、該鋼
管を把握すべく主軸台前後に設けられた2つのチ
ヤツク内の1つに工具を取付け、鋼管を加工する
チヤツク兼用の鋼管端面加工装置に関する。
管を把握すべく主軸台前後に設けられた2つのチ
ヤツク内の1つに工具を取付け、鋼管を加工する
チヤツク兼用の鋼管端面加工装置に関する。
従来の鋼管端面を加工する機械は、鋼管を主軸
台後方の移送装置で貫通主軸内を通し、前記鋼管
端面が加工領域まで移動し位置決めされると、前
記鋼管をチヤツクで把持し、刃物台上の工具でテ
ーパー加工、ネジ加工、面取り等の加工を行うも
のである。
台後方の移送装置で貫通主軸内を通し、前記鋼管
端面が加工領域まで移動し位置決めされると、前
記鋼管をチヤツクで把持し、刃物台上の工具でテ
ーパー加工、ネジ加工、面取り等の加工を行うも
のである。
しかしながら、鋼管端部を前記貫通主軸内を通
して加工領域まで移送し、加工が完了すると前記
主軸内の鋼管を元の位置まで引き戻すため、アイ
ドル時間が多くかかるという問題があつた。
して加工領域まで移送し、加工が完了すると前記
主軸内の鋼管を元の位置まで引き戻すため、アイ
ドル時間が多くかかるという問題があつた。
本考案はこれらの問題点に鑑みてなされたもの
で、鋼管端面に簡単な面取りなどの加工を行う場
合には、前記鋼管の端面を加工領域まで移送せ
ず、貫通主軸後端の鋼管搬入側チヤツクに半径方
向に移動可能な工具を設けることにより、鋼管端
面を加工することで鋼管移送によるアイドル時間
の短縮を計るチヤツク兼用の鋼管端面加工装置を
提供するものである。
で、鋼管端面に簡単な面取りなどの加工を行う場
合には、前記鋼管の端面を加工領域まで移送せ
ず、貫通主軸後端の鋼管搬入側チヤツクに半径方
向に移動可能な工具を設けることにより、鋼管端
面を加工することで鋼管移送によるアイドル時間
の短縮を計るチヤツク兼用の鋼管端面加工装置を
提供するものである。
また横中ぐり盤等で被加工物の端面を加工する
場合は、半径方向に移動可能に設けられた工具を
備えた面板の回転で加工する加工装置は例えば特
開昭55−106702がある。
場合は、半径方向に移動可能に設けられた工具を
備えた面板の回転で加工する加工装置は例えば特
開昭55−106702がある。
しかし、前記加工装置は横中ぐり盤で加工され
る被加工物の端面の加工、即ちフエーシング、面
取り加工などに限定される。
る被加工物の端面の加工、即ちフエーシング、面
取り加工などに限定される。
これに対し本願考案の目的は前述した従来の鋼
管端面を加工する鋼管端面加工装置(以下加工機
という)を母体とし、該加工機の主軸後端に取付
けたチヤツクの把持爪を工具と交換し、該チヤツ
クの軸線上に対向して設けられた鋼管端面を軸線
方向の送りで荒加工等の一次加工を行うととも
に、面取り加工の外、テーパー加工、段付加工等
を行い、更に仕上加工等の二次加工を施す場合は
主軸前方のチヤツクから加工領域に突出した鋼管
端面を刃物台の動きで加工する際、今まで加工装
置として使用していた主軸後端のチヤツクの工具
を把持爪と取替えて把持装置として使用すること
で、広範囲な加工を可能ならしめた鋼管端面加工
装置を提供するにある。
管端面を加工する鋼管端面加工装置(以下加工機
という)を母体とし、該加工機の主軸後端に取付
けたチヤツクの把持爪を工具と交換し、該チヤツ
クの軸線上に対向して設けられた鋼管端面を軸線
方向の送りで荒加工等の一次加工を行うととも
に、面取り加工の外、テーパー加工、段付加工等
を行い、更に仕上加工等の二次加工を施す場合は
主軸前方のチヤツクから加工領域に突出した鋼管
端面を刃物台の動きで加工する際、今まで加工装
置として使用していた主軸後端のチヤツクの工具
を把持爪と取替えて把持装置として使用すること
で、広範囲な加工を可能ならしめた鋼管端面加工
装置を提供するにある。
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第1図は特願昭55−100286に示す鋼管端面加工
機の主軸軸線に沿つて鋼管送り込み装置を配設し
た全体図である。
機の主軸軸線に沿つて鋼管送り込み装置を配設し
た全体図である。
第2図は第1図のA−A断面図で鋼管送り込み
装置の送り台構成および鋼管を把握装置へ搬入し
たところの状態を示した図である。
装置の送り台構成および鋼管を把握装置へ搬入し
たところの状態を示した図である。
加工機の左後方に該加工機の主軸軸線に沿つて
基台1が配置されている。また該基台1の左側に
は鋼管2を置く受台3が設置され、さらに該受台
3の上部には複数のガイドローラー4が回転自在
に設けられている。鋼管2は搬入される際、後述
する把握装置に挿入されると同時に鋼管の後部は
この受台3のガイドローラー4で支持される。
基台1が配置されている。また該基台1の左側に
は鋼管2を置く受台3が設置され、さらに該受台
3の上部には複数のガイドローラー4が回転自在
に設けられている。鋼管2は搬入される際、後述
する把握装置に挿入されると同時に鋼管の後部は
この受台3のガイドローラー4で支持される。
前記ガイドローラー4は、鋼管が加工機側へ送
り込まれ位置が定まり加工工程に入る場合は、退
避するようになつている。さらにこの受台3には
図示していないが、鋼管を加工する際鋼管が振れ
るのを防止するための振れ止めローラーが設けら
れている。この振れ止めローラーは鋼管が搬入さ
れるときは退避しているが、加工工程に入ると出
て鋼管を支持するようになつている。
り込まれ位置が定まり加工工程に入る場合は、退
避するようになつている。さらにこの受台3には
図示していないが、鋼管を加工する際鋼管が振れ
るのを防止するための振れ止めローラーが設けら
れている。この振れ止めローラーは鋼管が搬入さ
れるときは退避しているが、加工工程に入ると出
て鋼管を支持するようになつている。
次に前記基台1の上面は二条の案内面5が構成
され主軸軸線と平行に設けられている。また前記
案内面5に跨つて送り台6が摺動自在に載置され
ている。前記送り台6は前記基台1の端部に取り
付けられたサーボモータ7によりボールスクリユ
ー8を介して主軸軸線と平行に摺動する。
され主軸軸線と平行に設けられている。また前記
案内面5に跨つて送り台6が摺動自在に載置され
ている。前記送り台6は前記基台1の端部に取り
付けられたサーボモータ7によりボールスクリユ
ー8を介して主軸軸線と平行に摺動する。
前記送り台6には把握装置9が取り付けられ、
該把握装置9は次のように構成されている。即ち
ベース10、11が主軸軸線に対し直角方向に摺
動自在に載置され、前記ベース10、11は前記
送り台6の端部に設けられた油圧モータ12によ
りスクリユー13を介して対向する方向に各々摺
動する。即ちベース10、11は夫々前記スクリ
ユー13の左右異なる方向のねじ部で螺合してい
るので、ベース10、11は相互に対称的に進退
動作をくり返す。前記ベース10、11は前記油
圧モータ12の回転角に応じ進退距離が算出でき
るようになつている。即ち把握装置に搬入される
鋼管の径が前記油圧モータ12に設けられた後述
するパルスゼネレータ27によりこのベース1
0、11の進退動作で判別できるのである。前記
ベース10、11には夫々ブロツク14、15が
取り付けられており、該ブロツク14、15は勝
手違いのV字形窪み部を有し相対している。従つ
て搬入される鋼管をこのV字形の窪み部で主軸軸
線上に強固に挾めるようにしてある。本実施例に
おいては鋼管を安定して保持するため2組の把握
装置9を設けている。鋼管送り込み装置の右側に
は鋼管端面を加工機が配置されている。即ち、ベ
ツド17上に主軸台18が載置され、該主軸台1
8には貫通穴を有する主軸18が回転自在に軸承
されており、主軸先端には鋼管を把持するチヤツ
ク20が取付けられている。
該把握装置9は次のように構成されている。即ち
ベース10、11が主軸軸線に対し直角方向に摺
動自在に載置され、前記ベース10、11は前記
送り台6の端部に設けられた油圧モータ12によ
りスクリユー13を介して対向する方向に各々摺
動する。即ちベース10、11は夫々前記スクリ
ユー13の左右異なる方向のねじ部で螺合してい
るので、ベース10、11は相互に対称的に進退
動作をくり返す。前記ベース10、11は前記油
圧モータ12の回転角に応じ進退距離が算出でき
るようになつている。即ち把握装置に搬入される
鋼管の径が前記油圧モータ12に設けられた後述
するパルスゼネレータ27によりこのベース1
0、11の進退動作で判別できるのである。前記
ベース10、11には夫々ブロツク14、15が
取り付けられており、該ブロツク14、15は勝
手違いのV字形窪み部を有し相対している。従つ
て搬入される鋼管をこのV字形の窪み部で主軸軸
線上に強固に挾めるようにしてある。本実施例に
おいては鋼管を安定して保持するため2組の把握
装置9を設けている。鋼管送り込み装置の右側に
は鋼管端面を加工機が配置されている。即ち、ベ
ツド17上に主軸台18が載置され、該主軸台1
8には貫通穴を有する主軸18が回転自在に軸承
されており、主軸先端には鋼管を把持するチヤツ
ク20が取付けられている。
チヤツク20前面には刃物台26を備えた移動
台25が主軸軸線方向及び該軸線を横切る方向に
移動可能にベツド17上に設けられており、この
刃物台で仕上加工等の二次加工を施す。次に第3
図は鋼管把握用チヤツク端部に工具を設けた本考
案の装置の断面を示すものである。
台25が主軸軸線方向及び該軸線を横切る方向に
移動可能にベツド17上に設けられており、この
刃物台で仕上加工等の二次加工を施す。次に第3
図は鋼管把握用チヤツク端部に工具を設けた本考
案の装置の断面を示すものである。
即ち、主軸台18に回転自在に軸承された主軸
19の鋼管搬入側端部に貫通穴Sを設けた回転形
刃物台本体(以下チヤツク21という)がボルト
Bで固着されている。前記チヤツク21の主軸台
18側チヤツクボデー29段付部30に第1の歯
車31が挿着されている。
19の鋼管搬入側端部に貫通穴Sを設けた回転形
刃物台本体(以下チヤツク21という)がボルト
Bで固着されている。前記チヤツク21の主軸台
18側チヤツクボデー29段付部30に第1の歯
車31が挿着されている。
また、前記チヤツクボデー29の先端部外周に
は第2の歯車32が回転自在に挿嵌されている。
は第2の歯車32が回転自在に挿嵌されている。
一方、前記チヤツクボデー29の近傍にあつ
て、主軸台18の壁面には箱体33が固着され、
該箱体33には差動歯車Dが設けられている。
て、主軸台18の壁面には箱体33が固着され、
該箱体33には差動歯車Dが設けられている。
即ち、前記箱体33には軸34が主軸軸線と平
行に支承され、前記軸34の両端には傘歯車3
5,36が互に対向して設けられている。
行に支承され、前記軸34の両端には傘歯車3
5,36が互に対向して設けられている。
前記傘歯車35は軸34に軸受35A,35B
で回転自在に支承され、他方の傘歯車36は前記
軸34にキー37を介して挿嵌されている。
で回転自在に支承され、他方の傘歯車36は前記
軸34にキー37を介して挿嵌されている。
また、軸34上に対向して挿嵌された、各傘歯
車35,36の筒体38,39外周には軸受4
0,41が設けられている。
車35,36の筒体38,39外周には軸受4
0,41が設けられている。
更に、前記傘歯車35の筒体38にはキー42
を介して歯車43が挿嵌し、該歯車43は前記チ
ヤツクボデー29外周に設けられた第1の歯車3
1に歯合している。
を介して歯車43が挿嵌し、該歯車43は前記チ
ヤツクボデー29外周に設けられた第1の歯車3
1に歯合している。
前記軸34の傘歯車35の筒体38側の軸端に
は、キー44を介してウオームホイール45が挿
嵌されている。
は、キー44を介してウオームホイール45が挿
嵌されている。
一方、前記傘歯車35,36には一対の傘歯車
46,47が夫々歯合している。前記一対の傘歯
車46,47は前記軸34を中心に包囲した円筒
形箱体48の内部中心に向つて、前記軸34に直
交して設けられた軸49,50に回転自在に支承
されている。
46,47が夫々歯合している。前記一対の傘歯
車46,47は前記軸34を中心に包囲した円筒
形箱体48の内部中心に向つて、前記軸34に直
交して設けられた軸49,50に回転自在に支承
されている。
更に、前記円筒形箱体48の両端には蓋51
と、歯車52が固着され、前記蓋51及び歯車5
2は軸受40,41で支承されている。前記歯車
52はチヤツクボデー29先端部外周の第2の歯
車32に歯合している。
と、歯車52が固着され、前記蓋51及び歯車5
2は軸受40,41で支承されている。前記歯車
52はチヤツクボデー29先端部外周の第2の歯
車32に歯合している。
また、前記第2歯車32近傍にあつて、前記チ
ヤツクボデー29先端部にはブラケツト55,5
5′が固着されている。
ヤツクボデー29先端部にはブラケツト55,5
5′が固着されている。
前記ブラケツト55,55′には軸56,5
6′が回転自在軸承され、前記軸56,56′の一
端にはピニオン57,57′がキーを介して挿嵌
されている。
6′が回転自在軸承され、前記軸56,56′の一
端にはピニオン57,57′がキーを介して挿嵌
されている。
一方、前記各軸56,56′の他端には、工具
を互に反対方向に移動させる為、夫々逆ねじが削
設され、各ねじは雌ねじを削設したナツト58,
58′に螺合している。更に、前記各ナツト5
8,58′はチヤツクボデー29先端面を半径方
向に摺動すべく、スライドブロツク59,59′
背面に固着している。
を互に反対方向に移動させる為、夫々逆ねじが削
設され、各ねじは雌ねじを削設したナツト58,
58′に螺合している。更に、前記各ナツト5
8,58′はチヤツクボデー29先端面を半径方
向に摺動すべく、スライドブロツク59,59′
背面に固着している。
前記スライドブロツク59上には工具保持台6
0が前記スライドブロツク59のアリ溝61内を
摺動可能に挿嵌されている。(第6図) 前記工具保持台60に設けられた穴62内には
ナツト63が挿入し、該ナツト63はばね64で
前記穴62の段部65に押圧されている。更に前
記ナツト63にチヤツク中心に向けて削設された
溝には前記ナツト廻り止め用ボルト66先端が係
止している。
0が前記スライドブロツク59のアリ溝61内を
摺動可能に挿嵌されている。(第6図) 前記工具保持台60に設けられた穴62内には
ナツト63が挿入し、該ナツト63はばね64で
前記穴62の段部65に押圧されている。更に前
記ナツト63にチヤツク中心に向けて削設された
溝には前記ナツト廻り止め用ボルト66先端が係
止している。
一方前記スライドブロツク59の一端に固着さ
れたブラケツト67には工具刃先位置調整用ねじ
68の一端が支持され、他端は前記ナツト63に
螺合している。
れたブラケツト67には工具刃先位置調整用ねじ
68の一端が支持され、他端は前記ナツト63に
螺合している。
また工具保持台60先端には工具69と平行に
サポート70が固定され、前記サポート70には
ローラRが回転自在に支承されている。前記工具
69の刃先部はローラR外径と鋼管P内径の接点
部に一致する様に調整されている。即ち、前記工
具69で鋼管2内部を面取り加工するとき、鋼管
2端部の切口が偏心していても前記ばね64に抗
して、前記ローラRと共に工具69が移動するの
で一様な面取りができる様になつている。
サポート70が固定され、前記サポート70には
ローラRが回転自在に支承されている。前記工具
69の刃先部はローラR外径と鋼管P内径の接点
部に一致する様に調整されている。即ち、前記工
具69で鋼管2内部を面取り加工するとき、鋼管
2端部の切口が偏心していても前記ばね64に抗
して、前記ローラRと共に工具69が移動するの
で一様な面取りができる様になつている。
同様に一方のスライドブロツク59′上には工
具保持台71が前記スライドブロツク59′のア
リ溝72内を摺動可能に挿嵌せれている。(第5
図) 前記工具保持台71には穴72が設けられ、前
記穴72内にはフランジ形ナツト73が段付部に
挿着されている。
具保持台71が前記スライドブロツク59′のア
リ溝72内を摺動可能に挿嵌せれている。(第5
図) 前記工具保持台71には穴72が設けられ、前
記穴72内にはフランジ形ナツト73が段付部に
挿着されている。
前記スライドブロツク59′の一端に固着され
たブラケツト67′には工具刃先位置調整用ねじ
68′の一端が支持され、前記ナツト73と螺合
している。
たブラケツト67′には工具刃先位置調整用ねじ
68′の一端が支持され、前記ナツト73と螺合
している。
また、前記工具保持台71先端には工具74、
75が固定されている。次に、前記箱体33側面
に取付けられた可変速モータM(以下モータMと
いう)の出力軸76先端には、ウオーム77が設
けられ、該ウオーム77はウオームホイール45
に歯合している。
75が固定されている。次に、前記箱体33側面
に取付けられた可変速モータM(以下モータMと
いう)の出力軸76先端には、ウオーム77が設
けられ、該ウオーム77はウオームホイール45
に歯合している。
本考案は以上のように構成され次のように作用
する。
する。
まず、主軸19が図示しない主軸モータにより
所定回転で回転を始めると、主軸先端に設けられ
たチヤツク21の回転で、チヤツクボデー29段
付部に設けられた第1の歯車31の回転は、該第
1の歯車31に歯合している歯車43に伝達され
る。
所定回転で回転を始めると、主軸先端に設けられ
たチヤツク21の回転で、チヤツクボデー29段
付部に設けられた第1の歯車31の回転は、該第
1の歯車31に歯合している歯車43に伝達され
る。
更に、前記歯車43と傘歯車35はキー42で
係合されている為、傘歯車35は前記歯車43と
共に回転する。
係合されている為、傘歯車35は前記歯車43と
共に回転する。
また、前記傘歯車35と歯合している一対の傘
歯車46,47は軸49,50を中心に互に反対
に回転する。
歯車46,47は軸49,50を中心に互に反対
に回転する。
更に、前記一対の傘歯車46,47と歯合して
いる傘歯車36は、軸34にキー37を介して挿
嵌している。
いる傘歯車36は、軸34にキー37を介して挿
嵌している。
ここで、軸34の回転が停止しているとすると
前記傘歯車36に歯合している一対の傘歯車4
6,47は前記傘歯車36のまわりを転動する。
前記傘歯車36に歯合している一対の傘歯車4
6,47は前記傘歯車36のまわりを転動する。
従つて、円筒形の箱体48は前記傘歯車46,
47と共に回転する。
47と共に回転する。
しかしながら主軸の起動と同時に差動歯車機構
Dを駆動するモータMを起動し、軸34の回転数
を歯車43の回転数と同じ回転数で回転させれ
ば、箱体48の回転は停止する。
Dを駆動するモータMを起動し、軸34の回転数
を歯車43の回転数と同じ回転数で回転させれ
ば、箱体48の回転は停止する。
このとき、チヤツク21の回転と、該チヤツク
21前方外周に回転自在に支承された歯車32の
回転を同期回転にすべく、歯車31と歯車43お
よび歯車32と歯車52の各歯数比分を相殺する
回転数をモータMにより軸34に与えれば、前記
第2の歯車32はチヤツクボデー29に対して相
対的な回転は生じず、差動歯車機構Dを介して同
期回転を行つている。
21前方外周に回転自在に支承された歯車32の
回転を同期回転にすべく、歯車31と歯車43お
よび歯車32と歯車52の各歯数比分を相殺する
回転数をモータMにより軸34に与えれば、前記
第2の歯車32はチヤツクボデー29に対して相
対的な回転は生じず、差動歯車機構Dを介して同
期回転を行つている。
即ち、前記第2の歯車32はチヤツクボデーの
回転に対して相対的回転が生じない為、第2の歯
車32に歯合しているピニオン57,57′は回
転しない。
回転に対して相対的回転が生じない為、第2の歯
車32に歯合しているピニオン57,57′は回
転しない。
従つて、夫々の工具保持台60,71はチヤツ
クが回転してもスライドせず、チヤツクに対して
停止状態を保持する。
クが回転してもスライドせず、チヤツクに対して
停止状態を保持する。
つぎに、モータMの回転数を変化させると、そ
の変速回転はウオーム77とウオームホイール4
5を介して軸34から傘歯車6に伝わる。
の変速回転はウオーム77とウオームホイール4
5を介して軸34から傘歯車6に伝わる。
前記傘歯車36に夫々噛合している傘歯車4
6,47により、箱体48の回転数はモータMに
よる軸34の変速回転数分増減速される。このと
き始めて第2の歯車32はチヤツクボデー29に
対し、相対回転が生じ、前記第2の歯車32と歯
合しているピニオン57,57′に回転が伝わ
る。
6,47により、箱体48の回転数はモータMに
よる軸34の変速回転数分増減速される。このと
き始めて第2の歯車32はチヤツクボデー29に
対し、相対回転が生じ、前記第2の歯車32と歯
合しているピニオン57,57′に回転が伝わ
る。
この回転により、夫々のピニオン57,57′
にキーを介して挿嵌している軸56,56′が回
転し、前記軸56,56′に削設されたねじと螺
合しているナツト58,58′が半径方向に移動
する。このナツト58,58′の移動により、ス
ライドブロツク59,59′上の工具保持台6
0,71に取付けられている工具69、及び7
4,75は半径方向に切削送りで互に反対方向に
移動する。
にキーを介して挿嵌している軸56,56′が回
転し、前記軸56,56′に削設されたねじと螺
合しているナツト58,58′が半径方向に移動
する。このナツト58,58′の移動により、ス
ライドブロツク59,59′上の工具保持台6
0,71に取付けられている工具69、及び7
4,75は半径方向に切削送りで互に反対方向に
移動する。
このとき、前述の如く鋼管2は主軸台18後方
に設けられた移送装置により移送され、工具保持
台60,71近傍に、位置決めされ停止した状態
にある。
に設けられた移送装置により移送され、工具保持
台60,71近傍に、位置決めされ停止した状態
にある。
また鋼管2は該鋼管端部の通過定位置から、加
工の種類に応じて予じめプログラミングすれば、
所定の切削送りで移送することができる。
工の種類に応じて予じめプログラミングすれば、
所定の切削送りで移送することができる。
今、前記スライドブロツク59,59′と第2
の歯車32との係合手段をねじで行つているが、
前記第2の歯車32と歯合しているピニオン5
7,57′の代りに、半径方向にリードを設けた
カムを設ければ、カムとカムフオロアの係合で各
工具を所定の方向に移動することができる。
の歯車32との係合手段をねじで行つているが、
前記第2の歯車32と歯合しているピニオン5
7,57′の代りに、半径方向にリードを設けた
カムを設ければ、カムとカムフオロアの係合で各
工具を所定の方向に移動することができる。
即ち、第7図により第2の実施例を説明する。
チヤツクボデー29後端部外周に回転自在に挿嵌
されている第2の歯車32′に円盤カム78が一
体的に固着されている。
チヤツクボデー29後端部外周に回転自在に挿嵌
されている第2の歯車32′に円盤カム78が一
体的に固着されている。
また、前記チヤツクボデー29先端面に半径方
向に摺動可能に設けられたスライドブロツク79
に回転自在に軸80が挿嵌されている。
向に摺動可能に設けられたスライドブロツク79
に回転自在に軸80が挿嵌されている。
更に、前記軸80先端に設けられたカムフオロ
ア81は前記円盤カム78に削設された溝に係合
している。
ア81は前記円盤カム78に削設された溝に係合
している。
また、差動装置Dの歯車52と歯合している第
2の歯車32′はモータMにより回動し、前記ス
ライドブロツク79上にあつて工具82を保持し
た工具保持台81は前記カムフオロア81を介し
て、前記第2の歯車32′を一体的に設けられた
円盤カム78のカム溝のリードに従つて移動す
る。
2の歯車32′はモータMにより回動し、前記ス
ライドブロツク79上にあつて工具82を保持し
た工具保持台81は前記カムフオロア81を介し
て、前記第2の歯車32′を一体的に設けられた
円盤カム78のカム溝のリードに従つて移動す
る。
また、軸34にはモータMの動力をウオーム7
7、ウオームホイール45で減速して伝達してい
るが、前記軸34の軸端に減速機を介して直接サ
ーボモータを取付けても良い。即ち、工具保持台
60,71、移動用軸56,56′の一端にパル
ス発生装置(例えばレゾルバ)を取付ければ工具
の移動をNC制御することができる。
7、ウオームホイール45で減速して伝達してい
るが、前記軸34の軸端に減速機を介して直接サ
ーボモータを取付けても良い。即ち、工具保持台
60,71、移動用軸56,56′の一端にパル
ス発生装置(例えばレゾルバ)を取付ければ工具
の移動をNC制御することができる。
次に図により第3の実施例を説明する。即ち、
第5図に示すチヤツクボデー29先端部に放射状
にT溝83を削設し、加工される鋼管に合せて工
具、85,86,87,88を配置し、前記T溝
83内に挿入されたTナツト84で固定する。
第5図に示すチヤツクボデー29先端部に放射状
にT溝83を削設し、加工される鋼管に合せて工
具、85,86,87,88を配置し、前記T溝
83内に挿入されたTナツト84で固定する。
この工具で鋼管端部を加工する場合は、前述し
た移送装置により前記鋼管を切削送りで移送しな
がら加工を行う。
た移送装置により前記鋼管を切削送りで移送しな
がら加工を行う。
前述した如く、鋼管端部の簡単な加工を行う場
合は、前記鋼管端部を鋼管端面加工機の加工領域
まで移送することなく、チヤツク兼用の加工装置
での荒加工等の一次加工を可能にしたことで鋼管
移送時間を著しく短縮することができた。更に、
鋼管端部を仕上加工等の二次加工等を行う場合
は、鋼管を主軸穴を貫通させ、主軸先端のチヤツ
クで把持し、加工機16側の刃物台26で仕上加
工等の二次加工を行い、一次加工用のチヤツクと
の併用で加工能率を向上させることができた。
合は、前記鋼管端部を鋼管端面加工機の加工領域
まで移送することなく、チヤツク兼用の加工装置
での荒加工等の一次加工を可能にしたことで鋼管
移送時間を著しく短縮することができた。更に、
鋼管端部を仕上加工等の二次加工等を行う場合
は、鋼管を主軸穴を貫通させ、主軸先端のチヤツ
クで把持し、加工機16側の刃物台26で仕上加
工等の二次加工を行い、一次加工用のチヤツクと
の併用で加工能率を向上させることができた。
また、加工の種類に応じて、工具保持台を退避
させるかあるいはチヤツク先端の工具を取外せば
鋼管端面加工機のチヤツクとしても使用すること
ができ、しかも工具のセツテイングが容易である
ため、加工能率の向上を計ることができる。
させるかあるいはチヤツク先端の工具を取外せば
鋼管端面加工機のチヤツクとしても使用すること
ができ、しかも工具のセツテイングが容易である
ため、加工能率の向上を計ることができる。
以上述べた如く、本考案は実施例に示された構
成に限定されるものではなく、請求の範囲に記載
された本考案の技術思想を逸脱しない範囲内での
変更は予期されるところである。
成に限定されるものではなく、請求の範囲に記載
された本考案の技術思想を逸脱しない範囲内での
変更は予期されるところである。
第1図は鋼管端面加工機に鋼管送り込み装置を
配設した全体図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は鋼管端面加工機のチヤツクに加工装
置を取付けた状態を示す断面図、第4図は第3図
のB矢視図、第5図は第3図のC矢視図、第6図
は第3図のE矢視図、第7図は本考案の第2の実
施例を示す加工装置の一部断面図、第8図は本考
案の第3の実施例を示す加工装置の断面図、第9
図は第8図のF矢視図、第10図は第9図のG矢
視図であり、第11図は第9図のH矢視図であ
る。 図において、1……基台、2……鋼管、6……
送り台、7……サーボモータ、9……把握装置、
16……加工機、17……ベツド、18……主軸
台、19……主軸、20……チヤツク、21……
チヤツク、23……投光器、24……受光器、2
5……移動台、26……刃物台、28……リニヤ
スケール、31……第1の歯車、32……第2の
歯車、33……箱体、34……軸、45……ウオ
ーム、48……円筒形箱体、60,71,81…
…工具保持台、69,74,75,85,86,
87,88……工具、77……ウオーム、78…
…円盤カム、B……ボルト、D……差動歯車、M
……モータ、S……貫通穴、R……ローラ、T…
…爪。
配設した全体図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は鋼管端面加工機のチヤツクに加工装
置を取付けた状態を示す断面図、第4図は第3図
のB矢視図、第5図は第3図のC矢視図、第6図
は第3図のE矢視図、第7図は本考案の第2の実
施例を示す加工装置の一部断面図、第8図は本考
案の第3の実施例を示す加工装置の断面図、第9
図は第8図のF矢視図、第10図は第9図のG矢
視図であり、第11図は第9図のH矢視図であ
る。 図において、1……基台、2……鋼管、6……
送り台、7……サーボモータ、9……把握装置、
16……加工機、17……ベツド、18……主軸
台、19……主軸、20……チヤツク、21……
チヤツク、23……投光器、24……受光器、2
5……移動台、26……刃物台、28……リニヤ
スケール、31……第1の歯車、32……第2の
歯車、33……箱体、34……軸、45……ウオ
ーム、48……円筒形箱体、60,71,81…
…工具保持台、69,74,75,85,86,
87,88……工具、77……ウオーム、78…
…円盤カム、B……ボルト、D……差動歯車、M
……モータ、S……貫通穴、R……ローラ、T…
…爪。
Claims (1)
- ベツド上の主軸台に回転自在に軸承され軸線方
向に貫通穴を有する主軸と、該主軸先端に設けら
れ中央に貫通穴を有するチヤツクと、該チヤツク
の先端側にあつて主軸軸線と平行又は直交する方
向に移動可能な刃物台と、前記主軸後端に設けら
れ中央に貫通穴を有する回転形刃物台本体と、該
回転形刃物台本体の後端側にワークを着脱自在な
把持装置を持ち主軸軸線と平行に移動可能な送り
台と、前記回転形刃物台本体外周の一端に設けら
れた第1の歯車と、前記回転形刃物台本体の外周
他端に回転可能に設けられた第2の歯車と、前記
主軸台後方の回転形刃物台本体近傍に設けられた
箱体と、該箱体内にあつて前記第2の歯車と前記
第1の歯車とに歯合し前記両歯車間に相対回転を
与えるべく設けられた差動歯車機構と、該差動歯
車機構と係合し前記両歯車間に相対回転を与える
ため前記箱体内に設けられた駆動装置と、前記回
転形刃物台本体の端面に設けられ放射方向に移動
する工具支持台と、該工具支持台と前記第2の歯
車との間にあつて第2の歯車に係合し回転形刃物
台との相対的回転により前記工具支持台を移動さ
せる伝達機構とから成り、主軸後方の回転形刃物
台本体に対しワークを把持した送り台の移動でワ
ークの加工を行い、つぎに送り台の移動で主軸前
方のチヤツクで把持したワークを刃物台の移動で
加工することを特徴とする鋼管端面加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14097880U JPS6131763Y2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14097880U JPS6131763Y2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5763602U JPS5763602U (ja) | 1982-04-15 |
JPS6131763Y2 true JPS6131763Y2 (ja) | 1986-09-16 |
Family
ID=29500840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14097880U Expired JPS6131763Y2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6131763Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2554247B2 (ja) * | 1985-07-15 | 1996-11-13 | 川崎製鉄株式会社 | カツタ−ヘツド交換型工作機械 |
-
1980
- 1980-10-02 JP JP14097880U patent/JPS6131763Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5763602U (ja) | 1982-04-15 |
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