JPH06159744A - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JPH06159744A
JPH06159744A JP31043592A JP31043592A JPH06159744A JP H06159744 A JPH06159744 A JP H06159744A JP 31043592 A JP31043592 A JP 31043592A JP 31043592 A JP31043592 A JP 31043592A JP H06159744 A JPH06159744 A JP H06159744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidifying
water
elements
water supply
supply tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP31043592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Imagawa
一夫 今川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP31043592A priority Critical patent/JPH06159744A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】給水タンク6を、加湿エレメント4の上面全体
を覆う厚みの薄い平板状のものにした。 【効果】給水タンク6の水位変化割合を少なくすること
ができるので、フロートスイッチ8の作動回数を削減し
て、フロートスイッチ8の寿命を延ばすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、暖房時等の室内空気
の乾燥を防止するために使用される加湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
上記加湿装置として、送風路の途中部に加湿エレメント
を配置し、当該加湿エレメントに形成された加湿路を通
過する空気に水蒸気を含ませて加湿するようにしたもの
が提供されている(例えば実開平4−23930号公報
参照)。この種の加湿器においては、加湿エレメントの
上方に給水タンクを設け、この給水タンクから落差を利
用して加湿エレメントに常時給水するようにしている。
そして、上記給水タンクには、給水タンクの水位の上限
と下限とをそれぞれ検知する水位検知手段としてのフロ
ートスイッチが設けられており、このフロートスイッチ
からの信号によって、当該給水タンクに対する水の補給
を制御している。
【0003】ところが、上記従来の給水タンクは、深さ
が深く幅及び奥行きが短いことから、水位が短時間で低
下してしまい、フロートスイッチが頻繁に作動すること
になる。このため、短期間でフロートスイッチが故障し
てしまうという問題があった。また、給水タンクが嵩高
いことから、装置が大型になるという問題もあった。一
方、上記加湿装置においては、所望の加湿能力を確保す
るために、加湿エレメントを送風方向と直交する方向に
沿って、複数個直列に配列することが行われている。こ
の場合、加湿エレメントの清掃や点検等のために、各加
湿エレメントを、点検窓を通して装置のケーシングから
その配列方向に順次引出せるようにしている。しかし、
この加湿エレメントの引出しに際しては、特にケーシン
グの内奥側に配列された加湿エレメントを引出し難いこ
とから、メンテナンスに手間取るという問題があった。
【0004】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、装置を小型化することができるとともに、
水位検知手段の寿命を延ばすことができる加湿装置を提
供することを目的とする。また、この発明は内奥側の加
湿エレメントを容易に引出すことができる加湿装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、請求項1に係る加湿装置としては、送風路の途中部
に空気を加湿する加湿エレメントを配置し、この加湿エ
レメンの上方に、当該加湿エレメントに水を供給する給
水タンクを配置した加湿装置において、上記給水タンク
が、厚みが薄く加湿エレメントの上面の広範囲を覆う平
板状の貯水部と、この貯水部に連通され、加湿エレメン
トの側面に沿って垂下する中空の垂下部とを有し、上記
垂下部に、給水タンクの水位を検知する水位検知手段の
少なくとも一部を配置していることを特徴とするもので
ある。
【0006】また、請求項2に係る加湿装置としては、
上記加湿エレメントを、送風方向と直交する方向に沿っ
て複数個直列に配列し、各加湿エレメントを、配列方向
へ沿って順次引出せるようにスライド可能に支持してい
るとともに、上記給水タンクを、加湿エレメントと同一
方向へ引出し可能に配置し、内奥側の加湿エレメント
を、上記給水タンクに同伴させて引出せるように、給水
タンクに係合させたものである。
【0007】
【作用】上記請求項1に係る加湿装置によれば、給水タ
ンクの貯水部が、厚みが薄く加湿エレメントの上面の広
範囲を覆う平板状のものであるので、加湿エレメントへ
の給水による水位の変化割合が非常に小さく、水位が下
限まで低下するのにかなり時間を必要とする。このた
め、水位検知手段による水位検知の頻度を削減すること
ができる。しかも、加湿エレメント上面からの給水タン
クの突出量が非常に小さくなるので、装置の高さを低く
することができる。
【0008】また、請求項2記載の加湿装置によれば、
内奥側の加湿エレメントを給水タンクに係合させている
ので、給水タンクを引出すことにより、当該内奥側の加
湿エレメントを、給水タンクに同伴させて引出すことが
できる。
【0009】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面により詳細に説
明する。図2はこの発明の加湿装置の一実施例を示す概
略断面図である。この加湿装置は、ケーシングCの内部
に、水平方向に延びる送風路Wを構成し、この送風路W
の上流端に、室内空気を導入するための吸気口1を設
け、この吸気口1の下流側に、塵埃を除去するプレフィ
ルタ2、送風機3、及び加湿エレメント4をこの順に配
置しているとともに、送風路Wの下流端に、導入した空
気を室内に排気するための排気口5を設けている。ま
た、上記加湿エレメント4の上部には、当該加湿エレメ
ント4に水を供給するための給水タンク6を設けてお
り、加湿エレメント4の下方には、当該加湿エレメント
4等から漏洩した水滴を受け止めるためのドレンパン7
を設けている。
【0010】上記加湿エレメント4は、図3にも示すよ
うに、給水タンク6から供給される水を内部に溜める箱
型のシェル41と、加湿路Xを構成する多数の透湿性加
湿パイプ42とを備えている。上記加湿パイプ42は、
互いに平行に配置されたシェル41の表面板41aと裏
面板41bとを、水密性を維持した状態で挿通している
(図2参照)。この加湿パイプ42は、例えばポリエチ
レンやフッ素樹脂等の透湿性多孔質膜からなるものであ
り、シェル41に供給された水を、水蒸気として内部の
加湿路Xに透過させて、当該加湿路Xを通過する空気を
加湿することができる。また、上記シェル41は、水密
性を有する合成樹脂製のものであり、上記加湿パイプ4
2を挿通させる表面板41a及び裏面板41bには、当
該加湿パイプ42を挿通させるための多数の貫通孔を形
成してある。
【0011】上記加湿エレメント4は、図1に示すよう
に、送風方向に直交する方向に沿って複数個配列されて
おり、各加湿エレメント4は、ケーシングCの一側面に
開口された点検窓C1から順次引出せるように、一対の
レールRによってスライド可能に支持している。上記給
水タンク6は、図4にも示すように、厚みが薄く、加湿
エレメント4の上面全体を覆う平板状の貯水部61と、
この貯水部61の内奥側の端部に設けられ、上記加湿エ
レメント4の側面に沿って垂下する中空の垂下部62と
を有しており、上記貯水部61の両側面には、各加湿エ
レメント4の上縁部に覆い被さる鍔部63が設けられて
いる。この鍔部63は、輸送時等において、加湿エレメ
ント4が遊動するのを防止するためのものである。そし
て、上記給水タンク6は、内奥側の端部に設けられた凹
部64を、ケーシングCから突設された係止凸部C2に
嵌合するとともに、点検窓C1側の端部に形成された凹
部65に、上記点検窓C1を閉塞する蓋体C4に突設さ
れた係止凸部C5を嵌合することによって、ケーシング
Cに固定されている。さらに、上記給水タンク6の垂下
部62は、内奥側の加湿エレメント4の側面に係合され
ており、その内部には、給水タンク6の水位の上限H、
及び下限Lを検知するための水位検知手段としてのフロ
ートスイッチ8の一部が導入されている。なお、上記給
水タンク6は、上記点検窓C1から引出し可能に構成さ
れている。
【0012】上記給水タンク6の垂下部62の底部に
は、各加湿エレメント4に個別に給水するための複数の
給水口66を設けてあり、各給水口66を、可撓性のホ
ース44を介して、各加湿エレメント4の底部の給水口
43に個別に連通させてある。また、上記貯水部61に
は、給水管67を取り外し可能に接続してあり、この給
水管67の途中部には、上記フロートスイッチ8によっ
て作動が制御される電磁バルブ69を設けてある(図2
参照)。
【0013】以上の構成であれば、給水タンク6が厚み
の薄い平板状のものであり、しかも加湿エレメント4の
上面全体を覆う広い面積を有するので、加湿エレメント
4への給水による水位の低下割合を非常に小さくするこ
とができる。このため、水位が下限Lに達する頻度が少
なくなって、フロートスイッチ8の作動回数を大幅に減
少させることができる。従って、フロートスイッチ8の
長寿命化を達成することができる。また、給水タンクの
厚みが薄いので、ケーシングCの高さを低くすることが
できる。さらに、上記給水タンク6の垂下部62を、内
奥側に配置された加湿エレメント4の側面に係合させて
いるので、給水タンク6を点検窓C1から引出す際に、
当該内奥側の加湿エレメント4を同伴させて引出すこと
ができる。このため、当該加湿エレメント4の引出しを
容易に行うことができる。
【0014】なお、上記給水タンク6の垂下部62及び
フロートスイッチ8については、点検窓C1側に設けて
もよく、この場合には、点検窓C1からフロートスイッ
チ8のメンテナンスを容易に行うことができる。但しこ
の場合には、給水タンク6の内奥側の端部下面に、加湿
エレメント4の側面と係合する凸部を垂下形成しておく
のが、当該加湿エレメント4の引出しが容易であること
から好ましい。また、給水タンク6としては、必ずしも
各加湿エレメント4の上面全体を覆うものでなくてもよ
く、その比較的広い範囲を覆うものであればよい。
【0015】なお、この発明の加湿装置は、上記実施例
に限定されるものでなく、例えば、上記フロートスイッ
チ8を、垂下部62の底面側から上方へ向けて配置する
こと、加湿エレメント4の個数を1個にすること、エア
コンや熱交換換気装置等の空気調和装置に一体構成する
こと等、種々の設計変更を施すことができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る加湿装置
によれば、給水タンクが、面積が広く厚みの薄い平板状
のものであり、給水エレメントへの給水による水位の低
下割合を小さくすることができるので、水位検知手段の
作動回数を少なくして、当該水位検知手段の寿命を延ば
すことができる。また、給水タンクの厚みが薄い分、装
置を小型化することができる。
【0017】また、請求項2に係る加湿装置によれば、
給水タンクに同伴させて、内奥側の加湿エレメントを引
出すことができるので、当該加湿エレメントを容易に引
出すことができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の、加湿装置の一実施例を示す要部断
面図である。
【図2】同じく内部構成を示す概略断面図である。
【図3】加湿エレメントの斜視図である。
【図4】給水タンクの斜視図である。
【符号の説明】
4 加湿エレメント 6 給水タンク 61 貯水部 62 垂下部 8 フロートスイッチ W 送風路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風路(W) の途中部に空気を加湿する加湿
    エレメント(4) を配置し、この加湿エレメント(4) の上
    方に、当該加湿エレメント(4) に水を供給する給水タン
    ク(6) を配置した加湿装置において、 上記給水タンク(6) が、厚みが薄く加湿エレメント(4)
    の上面の広範囲を覆う平板状の貯水部(61)と、この貯水
    部(61)に連通され、加湿エレメント(4) の側面に沿って
    垂下する中空の垂下部(62)とを有し、 上記垂下部(62)に、給水タンク(6) の水位を検知する水
    位検知手段(8) の少なくとも一部を配置していることを
    特徴とする加湿装置。
  2. 【請求項2】上記加湿エレメント(4) を、送風方向と直
    交する方向に沿って複数個直列に配列し、各加湿エレメ
    ント(4) を、配列方向へ沿って順次引出せるようにスラ
    イド可能に支持しているとともに、上記給水タンク(6)
    を、加湿エレメント(4) と同一方向へ引出し可能に配置
    し、内奥側の加湿エレメント(4) を、上記給水タンク
    (6) に同伴させて引出せるように、給水タンク(6) に係
    合させた請求項1記載の加湿装置。
JP31043592A 1992-11-19 1992-11-19 加湿装置 Pending JPH06159744A (ja)

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JP31043592A JPH06159744A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 加湿装置

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JP31043592A JPH06159744A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 加湿装置

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JPH06159744A true JPH06159744A (ja) 1994-06-07

Family

ID=18005215

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JP31043592A Pending JPH06159744A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 加湿装置

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JP (1) JPH06159744A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002039574A (ja) * 2000-07-28 2002-02-06 Daikin Ind Ltd 加湿機
JP2010255894A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Toyobo Co Ltd 加湿エレメントおよびその使用方法

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