JPH05285220A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

Info

Publication number
JPH05285220A
JPH05285220A JP9298892A JP9298892A JPH05285220A JP H05285220 A JPH05285220 A JP H05285220A JP 9298892 A JP9298892 A JP 9298892A JP 9298892 A JP9298892 A JP 9298892A JP H05285220 A JPH05285220 A JP H05285220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
container
water supply
water container
humidifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9298892A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Nakada
春男 中田
Masako Sakamoto
雅子 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP9298892A priority Critical patent/JPH05285220A/ja
Publication of JPH05285220A publication Critical patent/JPH05285220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めてコンパクトな手段により水容器内の水
位を検知して水容器への給水制御を容易ならしめる。 【構成】 水蒸気に対しては透過性を有し、水に対して
は不透過性を有する多孔性素材からなる多数の中空管1
1,11・・を水容器12内に平行に配設し、前記中空
管11,11・・内を空気通路となすとともに、前記水
容器12に対して水を補給する給水手段13を付設して
なる加湿器において、前記水容器12を透明容器となし
且つ該水容器12の上端部に、水容器12内の水位を検
出するための光センサー16,17を配置するととも
に、該光センサー16,17からの信号により前記給水
手段13による給水を制御する制御手段18を付設して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、流通空気に対して水
分を付与する加湿器に関し、さらに詳しくは加湿用水の
補給をコントロールし得るように構成された加湿器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から良く知られている加湿器には、
吸水性材料からなる加湿エレメントと空気とを直接接触
させることにより、加湿エレメントから蒸発する水分を
空気中に取り込むことによって加湿を行うものがある。
【0003】ところが、上記のような構成の加湿器の場
合、加湿エレメントに水を吸い上げるようになっている
ため、水中に含まれる各種成分が加湿エレメント内に堆
積して、目詰まりを起こし易いという問題がある。
【0004】そこで、近年開発が進められている素材と
して、水蒸気に対しては透過性を有し、水に対しては不
透過性を有するものが知られるようになっており、この
ような素材を利用した加湿器の開発も進められている。
【0005】このような加湿器としては、特開平2ー1
11377号公報に開示されているように、水蒸気に対
して透過性を有し、水に対して不透過性を有する多孔性
素材によって構成された多数の中空管を容器内に平行に
配設し、中空管内を空気通路となし且つ容器内を水通路
となすことにより、中空管を介して水側から空気側へ水
蒸気を透過せしめるようにしたものがある。
【0006】上記のような構成の加湿器においては、加
湿運転中に容器内の加湿用水が減少してきて中空管の一
部が水から露出してくると加湿能力が低下するため、容
器内の水位の低下を検知して容器内へ水を補給してやる
必要がある。
【0007】従来の加湿器における水位検知は、容器内
に内蔵させた浮子式のフロートスイッチにより行なわれ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7および
図8に示す天井埋込式空気調和機に加湿器を設置しよう
とすると、設置スペースが限られるところから種々の制
約があり、以下に述べるようにコンパクト化が要求され
ることとなってきている。
【0009】上記天井埋込式空気調和機は、天井Cに形
成された開口6の上方に配設され、ケーシング3の中央
部にあって下方から吸い込んだ空気Fを側方に吐出する
遠心式のファン4と、該ファン4の吐出側を囲繞するよ
うに配置されたU字状の熱交換器5とを備えた空気調和
機本体1と、該空気調和機本体1の下端部に対して結合
され、前記開口6を閉塞する化粧パネル2とによって構
成されている。符号7はドレンパン、8は空気吸込口、
9は吹出空気通路、10は空気吹出口である。
【0010】上記構成の空気調和機に加湿器Aを設置し
ようとすると、吹出空気通路9のスペースが小さいた
め、熱交換器5の直線部5a,5aの吹出側に隣接して加
湿器A,Aを設置しなければならず、吹出空気流をスム
ーズに空気吹出口10へ流出させるためには、必然的に
加湿器Aの空気流通方向寸法が小さくならざるを得ない
こととなる。
【0011】すると、容器の空気流通方向寸法が小さく
なるところから、水位検知手段として容器内蔵タイプの
浮子式フロートスイッチを採用することが難しくなり、
全く新規な水位検知手段が必要となってくる。
【0012】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、極めてコンパクトな手段により水容器内の水位を
検知して水容器への給水制御を容易ならしめることを目
的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、図面に示すよう
に、水蒸気に対しては透過性を有し、水に対しては不透
過性を有する多孔性素材からなる多数の中空管11,1
1・・を水容器12内に平行に配設し、前記中空管1
1,11・・内を空気通路となすとともに、前記水容器
12に対して水を補給する給水手段13を付設してなる
加湿器において、前記水容器12を透明容器となし且つ
該水容器12の上端部に、水容器12内の水位を検出す
るための光センサー16,17を配置するとともに、該
光センサー16,17からの信号により前記給水手段1
3による給水を制御する制御手段18を付設している。
【0014】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、水蒸気に対して
は透過性を有し、水に対しては不透過性を有する多孔性
素材からなる多数の中空管11,11・・を水容器12
内に平行に配設し、前記中空管11,11・・内を空気
通路となすとともに、前記水容器12に対して水を補給
する給水手段13を付設してなる加湿器において、前記
中空管11,11・・のうち最上段に位置する1本の両
側に、入口側と出口側との湿度差を検出する一対の湿度
センサー19,20を配置するとともに、該両湿度セン
サー19,20により検出された湿度差により前記給水
手段13による給水を制御する制御手段21を付設して
いる。
【0015】請求項3の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、水蒸気に対して
は透過性を有し、水に対しては不透過性を有する多孔性
素材からなる多数の中空管11,11・・を水容器12
内に平行に配設し、前記中空管11,11・・内を空気
通路となすとともに、前記水容器12に対して水を補給
する給水手段13を付設してなる加湿器において、前記
中空管11,11・・より上位に、該中空管11,11・
・と同材質からなるモニター用加湿管22を設け且つ該
モニター用加湿管22の両側に、入口側と出口側との湿
度差を検出する一対の湿度センサー19,20を配置す
るとともに、該両湿度センサー19,20により検出さ
れた湿度差により前記給水手段13による給水を制御す
る制御手段21を付設している。
【0016】
【作用】請求項1の発明では、上記手段によって次のよ
うな作用が得られる。
【0017】即ち、透明な水容器12内の水位低下が光
センサー16,17によって検出され、該光センサー1
6,17からの信号を受けた制御手段18からの指令に
より給水手段13による給水が開始され、その後水容器
12内の水位が所定位置に回復すると、これを光センサ
ー16,17が検出し、該光センサー16,17からの信
号を受けた制御手段18からの指令により給水手段13
による給水が停止される。
【0018】請求項2の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0019】即ち、水容器12内の水位が低下し、中空
管11,11・・のうち最上段に位置するものが非浸漬
状態となると、当該中空管11での加湿が行なわれなく
なって、入口側と出口側との湿度差が小さくなくなるた
め、これを湿度センサー19,20により検出し、該湿
度センサー19,20からの信号を受けた制御手段21
からの指令により給水手段13による給水が開始され、
その後水容器12内の水位が所定位置に回復して最上段
の中空管11,11・・が加湿水に浸漬されると、該中
空管11,11・・での加湿が行なわれることとなっ
て、入口側と出口側との湿度差が大きくなるため、これ
を湿度センサー19,20が検出し、該湿度センサー1
9,20からの信号を受けた制御手段21からの指令に
より給水手段13による給水が停止される。
【0020】請求項3の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0021】即ち、水容器12内の水位が低下し、モニ
ター用加湿管22が非浸漬状態となると、当該モニター
用加湿管22での加湿が行なわれなくなって、入口側と
出口側との湿度差が小さくなるため、これを湿度センサ
ー19,20により検出し、該湿度センサー19,20か
らの信号を受けた制御手段21からの指令により給水手
段13による給水が開始され、その後水容器12内の水
位が所定位置に回復してモニター用加湿管22が加湿水
に浸漬されると、該モニター用加湿管22での加湿が行
なわれることとなって、入口側と出口側との湿度差が大
きくなるため、これを湿度センサー19,20が検出
し、該湿度センサー19,20からの信号を受けた制御
手段21からの指令により給水手段13による給水が停
止される。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、水蒸気に対し
ては透過性を有し、水に対しては不透過性を有する多孔
性素材からなる多数の中空管11,11・・を水容器1
2内に平行に配設し、前記中空管11,11・・内を空
気通路となすとともに、前記水容器12に対して水を補
給する給水手段13を付設してなる加湿器において、前
記水容器12を透明容器となし且つ該水容器12の上端
部に、水容器12内の水位を検出するための光センサー
16,17を配置するとともに、該光センサー16,17
からの信号により前記給水手段13による給水を制御す
る制御手段18を付設して、水容器12の外側から水位
を検出して給水制御を行い得るようにしたので、従来例
におけるように水容器12内にフロートスイッチ設置用
のスペースをとる必要がなくなって、水容器12内を加
湿用として最大限に活用できる(逆に言えば、水容器1
2を可及的にコンパクトにできる)という優れた効果が
ある。
【0023】請求項2の発明によれば、水蒸気に対して
は透過性を有し、水に対しては不透過性を有する多孔性
素材からなる多数の中空管11,11・・を水容器12
内に平行に配設し、前記中空管11,11・・内を空気
通路となすとともに、前記水容器12に対して水を補給
する給水手段13を付設してなる加湿器において、前記
中空管11,11・・のうち最上段に位置する1本の両
側に、入口側と出口側との湿度差を検出する一対の湿度
センサー19,20を配置するとともに、該両湿度セン
サー19,20により検出された湿度差により前記給水
手段13による給水を制御する制御手段21を付設し
て、中空管11,11・・のうちの1本を水位検出のた
めのモニター用として用い、入口側と出口側との湿度差
の変化により水容器12の外側から水位を検出して給水
制御を行い得るようにしたので、従来例におけるように
水容器12内にフロートスイッチ設置用のスペースをと
る必要がなくなって、水容器12内を加湿用として最大
限に活用できる(逆に言えば、水容器12を可及的にコ
ンパクトにできる)という優れた効果がある。
【0024】請求項3の発明によれば、水蒸気に対して
は透過性を有し、水に対しては不透過性を有する多孔性
素材からなる多数の中空管11,11・・を水容器12
内に平行に配設し、前記中空管11,11・・内を空気
通路となすとともに、前記水容器12に対して水を補給
する給水手段13を付設してなる加湿器において、前記
中空管11,11・・より上位に、該中空管11,11・
・と同材質からなるモニター用加湿管22を設け且つ該
モニター用加湿管22の両側に、入口側と出口側との湿
度差を検出する一対の湿度センサー19,20を配置す
るとともに、該両湿度センサー19,20により検出さ
れた湿度差により前記給水手段13による給水を制御す
る制御手段21を付設して、モニター用加湿管22にお
ける入口側と出口側との湿度差の変化により水容器12
の外側から水位を検出して給水制御を行い得るようにし
たので、従来例におけるように水容器12内にフロート
スイッチ設置用のスペースをとる必要がなくなって、水
容器12内を加湿用として最大限に活用できる(逆に言
えば、水容器12を可及的にコンパクトにできる)とい
う優れた効果がある。
【0025】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本願発明の幾つ
かの好適な実施例を説明する。
【0026】以下の各実施例にかかる加湿器Aは、従来
技術の項において説明した天井埋込式空気調和機(即
ち、図7および図8に示すもの)における吹出空気Fを
加湿するために使用されるものである。なお、この天井
埋込式空気調和機の構造については、従来技術の項にお
いて既に説明したので、重複を避けて説明を省略する。
【0027】実施例1 図1および図2には、本願発明の実施例1にかかる加湿
器が示されている。本実施例は、請求項1の発明に対応
するものである。
【0028】本実施例の加湿器Aは、水蒸気に対しては
透過性を有し、水に対しては不透過性を有する多孔性素
材(例えば、ポリテトラフロオロエチレン、ポリスルフ
ォン等の疎水性素材))からなる多数の中空管11,11
・・を薄型(即ち、空気流通方向寸法の小さい)直方体状
の水容器12内に平行且つ水平に配設して構成されてお
り、該中空管11,11・・内を空気通路となしてい
る。なお、本実施例の場合、水容器12は、外部から中
を透視できる透明容器とされている。
【0029】前記水容器12には、該水容器12内へ加
湿水Wを補給するための給水パイプ14と、該給水パイ
プ14における水流通を開閉する電磁開閉弁15とから
なる給水手段13が付設されている。
【0030】また、前記水容器12の上端部両側には、
水容器12内の水位を検出するための一対の光センサー
16,17が配置されている。該光センサー16,17に
は、それぞれ上下一対の発光部16a,16bおよび受光
部17a,17bが設けられており、発光部16aと受光部
17aとが対向して給水限界水位L1を検出し、発光部1
6bと受光部17bとが対向して満水位L2を検出するこ
ととなっている(図2参照)。
【0031】さらに、本実施例においては、前記光セン
サー16,17からの信号を得て前記電磁開閉弁15に
対して開閉指令を出力する制御手段として作用するコン
トローラ18が付設されている。該コントローラ18
は、例えばマイクロコンピュータからなっており、前記
光センサー16,17が給水限界水位L1を検出した時前
記電磁開閉弁15に対して開弁指令を出力し、前記光セ
ンサー16,17が満水位L2を検出した時前記電磁開閉
弁15に対して閉弁指令を出力することとなっている。
【0032】上記のように構成された加湿器Aは、次の
ように作用する。
【0033】中空管11,11・・内を空気Fが流通す
ると、該中空管11,11・・の管壁を介して水蒸気が
透過して空気Fを加湿する。
【0034】上記加湿運転の継続により水容器12内の
加湿水Wが徐々に減少し、水位が給水限界水位L1にま
で低下してくると、光センサー16,17がこれを検出
してコントローラ18に信号が送られる。該信号を受け
たコントローラ18から電磁開閉弁15に対して開弁指
令が出力されて電磁開閉弁15が開弁され、水容器12
への給水が開始される。すると、水容器12内の水位は
上昇し、満水位L2に達すると、光センサー16,17が
これを検出してコントローラ18に信号が送られる。該
信号を受けたコントローラ18から電磁開閉弁15に対
して閉弁指令が出力されて電磁開閉弁15が閉弁され、
水容器12への給水が停止される。上記作動の繰り返し
により、水容器12内は常に所定水位範囲(即ち、中空
管11,11・・による加湿作用が確保される水位)に保
持されることとなるのである。
【0035】上記したように、本実施例によれば、水容
器12の外側から水位を検出して給水制御を行い得るよ
うにしているため、従来例におけるように水容器12内
にフロートスイッチ設置用のスペースをとる必要がなく
なって、水容器12内を加湿用として最大限に活用でき
る(逆に言えば、水容器12を可及的にコンパクトにで
きる)こととなるのである。
【0036】実施例2 図3および図4には、本願発明の実施例2にかかる加湿
器が示されている。本実施例は、請求項2の発明に対応
するものである。
【0037】本実施例の場合、中空管11,11・・の
うち最上段に位置する1本を水位検出モニター用として
用い、当該中空管11の両側に、入口側と出口側との湿
度差を検出する一対の湿度センサー19,20を配置す
るとともに、該両湿度センサー19,20により検出さ
れた湿度差により前記給水手段13(具体的には、電磁
開閉弁15)による給水を制御する制御手段として作用
するコントローラ21を付設している。該コントローラ
21は、湿度センサー19,20により検出された湿度
差が所定値より小さい場合に電磁開閉弁15に対して開
弁指令を出力し、湿度センサー19,20により検出さ
れた湿度差が所定値より大きい場合に電磁開閉弁15に
対して閉弁指令を出力することとなっている。その他の
構成は実施例1と同様なので説明を省略する。
【0038】上記のように構成したことにより、加湿運
転の継続により水容器12内の加湿水Wが徐々に減少
し、中空管11,11・・のうちの最上段に位置するも
のが非浸漬状態となると、当該中空管11,11・・に
おける加湿作用が減少してくるので、湿度センサー1
9,20により検出される湿度差が小さくなる。そし
て、該湿度差が所定値より小さくなると、コントローラ
21から電磁開閉弁15に対して開弁指令が出力されて
電磁開閉弁15が開弁され、水容器12への給水が開始
される。すると、水容器12内の水位は上昇し、最上段
に位置する中空管11,11・・が浸漬状態となり、加
湿作用の増大によって湿度センサー19,20により検
出される湿度差が大きくなる。そして、該湿度差が所定
値より大きくなると、コントローラ21から電磁開閉弁
15に対して閉弁指令が出力されて電磁開閉弁15が閉
弁され、水容器12への給水が停止される。上記作動の
繰り返しにより、水容器12内は常に所定水位範囲(即
ち、中空管11,11・・による加湿作用が確保される
水位)に保持されることとなるのである。
【0039】上記したように、本実施例によれば、水容
器12の外側から水位を検出して給水制御を行い得るよ
うにしているため、従来例におけるように水容器12内
にフロートスイッチ設置用のスペースをとる必要がなく
なって、水容器12内を加湿用として最大限に活用でき
る(逆に言えば、水容器12を可及的にコンパクトにで
きる)こととなるのである。
【0040】なお、上記湿度センサーに代えて温度セン
サーを用いても、入口側と出口側との温度差が加湿時と
非加湿時とで異なるため本願発明を達成できる。
【0041】実施例3 図5および図6には、本願発明の実施例3にかかる加湿
器が示されている。本実施例は、請求項3の発明に対応
するものである。
【0042】本実施例の場合、中空管11,11・・よ
り上位に、該中空管11,11・・と同材質からなるモ
ニター用加湿管22を設け且つ該モニター用加湿管22
の両側に、入口側と出口側との湿度差を検出する一対の
湿度センサー19,20を配置している。その他の構成
は実施例2と同様なので説明を省略する。
【0043】上記のように構成したことにより、加湿運
転の継続により水容器12内の加湿水Wが徐々に減少
し、モニター用加湿管22が非浸漬状態となると、該モ
ニター用加湿管21における加湿作用が減少してくるの
で、湿度センサー19,20により検出される湿度差が
小さくなる。そして、該湿度差が所定値より小さくなる
と、コントローラ21から電磁開閉弁15に対して開弁
指令が出力されて電磁開閉弁15が開弁され、水容器1
2への給水が開始される。すると、水容器12内の水位
は上昇し、モニター用加湿管22が浸漬状態となり、加
湿作用の増大によって湿度センサー19,20により検
出される湿度差が大きくなる。そして、該湿度差が所定
値より大きくなると、コントローラ21から電磁開閉弁
15に対して閉弁指令が出力されて電磁開閉弁15が閉
弁され、水容器12への給水が停止される。上記作動の
繰り返しにより、水容器12内は常に所定水位範囲(即
ち、中空管11,11・・による加湿作用が確保される
水位)に保持されることとなるのである。
【0044】上記したように、本実施例によれば、水容
器12の外側から水位を検出して給水制御を行い得るよ
うにしているため、従来例におけるように水容器12内
にフロートスイッチ設置用のスペースをとる必要がなく
なって、水容器12内を加湿用として最大限に活用でき
る(逆に言えば、水容器12を可及的にコンパクトにで
きる)こととなるのである。
【0045】なお、上記湿度センサーに代えて温度セン
サーを用いても、入口側と出口側との温度差が加湿時と
非加湿時とで異なるため本願発明を達成できる。
【0046】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例1にかかる加湿器の斜視図で
ある。
【図2】本願発明の実施例1にかかる加湿器における要
部縦断面図である。
【図3】本願発明の実施例2にかかる加湿器の斜視図で
ある。
【図4】本願発明の実施例2にかかる加湿器における要
部縦断面図である。
【図5】本願発明の実施例3にかかる加湿器の斜視図で
ある。
【図6】本願発明の実施例3にかかる加湿器における縦
断面図である。
【図7】加湿器の使用例である天井埋込式空気調和機の
縦断面図である。
【図8】図7に示す天井埋込式空気調和機における空気
調和機本体の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
11は中空管、12は水容器、13は給水手段、14は
給水パイプ、15は電磁開閉弁、16,17は光センサ
ー、18は制御手段(コントローラ)、19,20は湿度
センサー、21は制御手段(コントローラ)、22はモニ
ター用加湿管。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水蒸気に対しては透過性を有し、水に対
    しては不透過性を有する多孔性素材からなる多数の中空
    管(11),(11)・・を水容器(12)内に平行に配設
    し、前記中空管(11),(11)・・内を空気通路となす
    とともに、前記水容器(12)に対して水を補給する給水
    手段(13)を付設してなる加湿器であって、前記水容器
    (12)を透明容器となし且つ該水容器(12)の上端部に
    は、水容器(12)内の水位を検出するための光センサー
    (16),(17)を配置するとともに、該光センサー(1
    6),(17)からの信号により前記給水手段(13)による
    給水を制御する制御手段(18)を付設したことを特徴と
    する加湿器。
  2. 【請求項2】 水蒸気に対しては透過性を有し、水に対
    しては不透過性を有する多孔性素材からなる多数の中空
    管(11),(11)・・を水容器(12)内に平行に配設
    し、前記中空管(11),(11)・・内を空気通路となす
    とともに、前記水容器(12)に対して水を補給する給水
    手段(13)を付設してなる加湿器であって、前記中空管
    (11),(11)・・のうち最上段に位置する1本の両側
    には、入口側と出口側との湿度差を検出する一対の湿度
    センサー(19),(20)を配置するとともに、該両湿度
    センサー(19),(20)により検出された湿度差により
    前記給水手段(13)による給水を制御する制御手段(2
    1)を付設したことを特徴とする加湿器。
  3. 【請求項3】 水蒸気に対しては透過性を有し、水に対
    しては不透過性を有する多孔性素材からなる多数の中空
    管(11),(11)・・を水容器(12)内に平行に配設
    し、前記中空管(11),(11)・・内を空気通路となす
    とともに、前記水容器(12)に対して水を補給する給水
    手段(13)を付設してなる加湿器であって、前記中空管
    (11),(11)・・より上位に、該中空管(11),(11)
    ・・と同材質からなるモニター用加湿管(22)を設け且
    つ該モニター用加湿管(22)の両側には、入口側と出口
    側との湿度差を検出する一対の湿度センサー(19),(2
    0)を配置するとともに、該両湿度センサー(19),(2
    0)により検出された湿度差により前記給水手段(13)
    による給水を制御する制御手段(21)を付設したことを
    特徴とする加湿器。
JP9298892A 1992-04-13 1992-04-13 加湿器 Pending JPH05285220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9298892A JPH05285220A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 加湿器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9298892A JPH05285220A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 加湿器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05285220A true JPH05285220A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14069758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9298892A Pending JPH05285220A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 加湿器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05285220A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130081582A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Christopher M. Varga Non-metallic humidification component
CN103816592A (zh) * 2003-06-20 2014-05-28 雷斯梅德有限公司 带有加湿器的可吸入气体设备
JP2014176480A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Atom Medical Corp 呼吸用ガスの加温加湿器
JP2014176478A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Atom Medical Corp 呼吸用ガスの加温加湿器
US9067036B2 (en) 2011-09-30 2015-06-30 Carefusion 207, Inc. Removing condensation from a breathing circuit
US9205220B2 (en) 2011-09-30 2015-12-08 Carefusion 207, Inc. Fluted heater wire
US9272113B2 (en) 2012-03-30 2016-03-01 Carefusion 207, Inc. Transporting liquid in a respiratory component
US9545493B2 (en) 1999-08-05 2017-01-17 Resmed R&D Germany Gmbh Apparatus for humidifying a respiratory gas
US9867959B2 (en) 2011-09-30 2018-01-16 Carefusion 207, Inc. Humidifying respiratory gases
US10293125B2 (en) 2003-06-20 2019-05-21 Resmed Limited Flow generator with patient reminder

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9545493B2 (en) 1999-08-05 2017-01-17 Resmed R&D Germany Gmbh Apparatus for humidifying a respiratory gas
US10052450B2 (en) 1999-08-05 2018-08-21 Resmed R&D Germany Gmbh Apparatus for humidifying a respiratory gas
US9884163B2 (en) 1999-08-05 2018-02-06 RedMed R&D Germany GmbH Apparatus for humidifying a respiratory gas
US9555211B2 (en) 1999-08-05 2017-01-31 Resmed R&D Germany Gmbh Apparatus for humidifying a respiratory gas
US9545494B2 (en) 1999-08-05 2017-01-17 Resmed R&D Germany Gmbh Apparatus for humidifying a respiratory gas
US10201676B2 (en) 2003-06-20 2019-02-12 Resmed Limited Breathable gas supply apparatus
USRE46543E1 (en) 2003-06-20 2017-09-12 Resmed Limited Breathable gas apparatus with humidifier
US11413412B2 (en) 2003-06-20 2022-08-16 ResMed Pty Ltd Breathable gas supply apparatus
US11260187B2 (en) 2003-06-20 2022-03-01 ResMed Pty Ltd Breathable gas supply apparatus
US9358359B2 (en) 2003-06-20 2016-06-07 Resmed Limited Breathable gas apparatus with humidifier
CN103816592B (zh) * 2003-06-20 2016-11-02 瑞思迈有限公司 带有加湿器的可吸入气体设备
US9539409B2 (en) 2003-06-20 2017-01-10 Resmed Limited Breathable gas apparatus with humidifier
US11235115B2 (en) 2003-06-20 2022-02-01 ResMed Pty Ltd Breathable gas apparatus with humidifier
US10881820B2 (en) 2003-06-20 2021-01-05 ResMed Pty Ltd Breathable gas apparatus with humidifier
US10850053B2 (en) 2003-06-20 2020-12-01 ResMed Pty Ltd Breathable gas supply apparatus
US9610420B2 (en) 2003-06-20 2017-04-04 Resmed Limited Breathable gas apparatus with humidifier
US10293125B2 (en) 2003-06-20 2019-05-21 Resmed Limited Flow generator with patient reminder
CN103816592A (zh) * 2003-06-20 2014-05-28 雷斯梅德有限公司 带有加湿器的可吸入气体设备
US9867959B2 (en) 2011-09-30 2018-01-16 Carefusion 207, Inc. Humidifying respiratory gases
US10168046B2 (en) * 2011-09-30 2019-01-01 Carefusion 207, Inc. Non-metallic humidification component
US20130081582A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Christopher M. Varga Non-metallic humidification component
US9242064B2 (en) 2011-09-30 2016-01-26 Carefusion 207, Inc. Capillary heater wire
US9067036B2 (en) 2011-09-30 2015-06-30 Carefusion 207, Inc. Removing condensation from a breathing circuit
US9205220B2 (en) 2011-09-30 2015-12-08 Carefusion 207, Inc. Fluted heater wire
US9289572B2 (en) 2011-09-30 2016-03-22 Carefusion 207, Inc. Humidifying gas for respiratory therapy
US9272113B2 (en) 2012-03-30 2016-03-01 Carefusion 207, Inc. Transporting liquid in a respiratory component
JP2014176480A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Atom Medical Corp 呼吸用ガスの加温加湿器
JP2014176478A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Atom Medical Corp 呼吸用ガスの加温加湿器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20220143914A (ko) 직경 가변형 증발기를 가지는 직립형 가습기
JPH05285220A (ja) 加湿器
JP2016023889A (ja) 熱交換換気装置
KR960704195A (ko) 가습용수 공급장치 및 그것을 구비한 공조장치(Water supply device for humidification and air conditioner with the same)
JPH04320743A (ja) 自然蒸発式加湿器
JP2005021427A (ja) 浴室サウナ装置
JP2001330283A (ja) 加湿器
CN210891596U (zh) 蒸汽发生装置以及空气调节装置
JPH05312363A (ja) 自然蒸発式加湿器の給水装置
RU2259515C2 (ru) Установка для кондиционирования воздуха, имеющая обогащающее кислородом устройство
JP3063252B2 (ja) 加湿装置
JP2002039574A (ja) 加湿機
JP2506723Y2 (ja) 加湿器
JPH06147572A (ja) 加湿装置
JP7280112B2 (ja) 加湿装置
KR200163195Y1 (ko) 붙박이형가습기
JPH10232036A (ja) 加湿ユニット
JP6962970B2 (ja) 加湿装置
TWI778379B (zh) 減量減容處理裝置
KR102183009B1 (ko) 기화식 가습기의 급수 제어방법
JPH0731062Y2 (ja) 加湿ボイラ
JPH1130600A (ja) 湿度調整用の水回路
JP3092308B2 (ja) 加湿装置
JPH053918A (ja) 加湿器
JPH062897A (ja) 加湿器