JPH06159626A - ガスバーナ - Google Patents
ガスバーナInfo
- Publication number
- JPH06159626A JPH06159626A JP32071392A JP32071392A JPH06159626A JP H06159626 A JPH06159626 A JP H06159626A JP 32071392 A JP32071392 A JP 32071392A JP 32071392 A JP32071392 A JP 32071392A JP H06159626 A JPH06159626 A JP H06159626A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- flame
- gas burner
- flame holes
- flames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D14/00—Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
- F23D14/46—Details, e.g. noise reduction means
- F23D14/48—Nozzles
- F23D14/58—Nozzles characterised by the shape or arrangement of the outlet or outlets from the nozzle, e.g. of annular configuration
- F23D14/583—Nozzles characterised by the shape or arrangement of the outlet or outlets from the nozzle, e.g. of annular configuration of elongated shape, e.g. slits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 炎孔面に複数のスリット炎孔を設けたガスバ
ーナにおいて、火炎間への燃焼用二次空気の供給を良好
にしつつ、火移り性を向上させる。 【構成】 炎孔面１６に複数のスリット炎孔１５，１５
を設けたガスバーナであり、スリット炎孔１５，１５
は、隣接するスリット炎孔１５，１５間に、一端側が広
く、かつ、他端側が狭い間隔１９を有するように配列さ
れている。そのため、火炎間には一端側に他端側よりも
広い空間が生じ、この広い空間から燃焼用二次空気を火
炎間に良好に流入させることができる。
ーナにおいて、火炎間への燃焼用二次空気の供給を良好
にしつつ、火移り性を向上させる。 【構成】 炎孔面１６に複数のスリット炎孔１５，１５
を設けたガスバーナであり、スリット炎孔１５，１５
は、隣接するスリット炎孔１５，１５間に、一端側が広
く、かつ、他端側が狭い間隔１９を有するように配列さ
れている。そのため、火炎間には一端側に他端側よりも
広い空間が生じ、この広い空間から燃焼用二次空気を火
炎間に良好に流入させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バーナトップに多数の
スリット炎孔を設けたブンゼン式ガスバーナ等のガスバ
ーナに関する。
スリット炎孔を設けたブンゼン式ガスバーナ等のガスバ
ーナに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のガスバーナは、例えば、実公昭
６３−６５７５号公報に開示されているものが知られて
いる。この従来のガスバーナについて、図６に基づき説
明すると、ガスバーナの炎孔面１には混合ガスを噴出さ
せる多数のスリット炎孔２，２を設けている。これら多
数のスリット炎孔２，２は、炎孔面１の長手方向と直交
する方向に設けられるとともに、互いに平行に配列され
ているため、各スリット炎孔２，２上には火炎が互いに
平行に形成されるものであった。
６３−６５７５号公報に開示されているものが知られて
いる。この従来のガスバーナについて、図６に基づき説
明すると、ガスバーナの炎孔面１には混合ガスを噴出さ
せる多数のスリット炎孔２，２を設けている。これら多
数のスリット炎孔２，２は、炎孔面１の長手方向と直交
する方向に設けられるとともに、互いに平行に配列され
ているため、各スリット炎孔２，２上には火炎が互いに
平行に形成されるものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のガスバ
ーナにおいては、燃焼密度を高めようとして、スリット
炎孔２，２間の間隔イを狭ばめると火炎間に燃焼用二次
空気が流入しにくくなり、ＣＯの発生量が増加する心配
があった。また、火炎間に燃焼用二次空気が流入し易い
ようにスリット炎孔２，２間の間隔イを広げると火移り
性が悪くなる問題があった。
ーナにおいては、燃焼密度を高めようとして、スリット
炎孔２，２間の間隔イを狭ばめると火炎間に燃焼用二次
空気が流入しにくくなり、ＣＯの発生量が増加する心配
があった。また、火炎間に燃焼用二次空気が流入し易い
ようにスリット炎孔２，２間の間隔イを広げると火移り
性が悪くなる問題があった。
【０００４】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであり、炎孔面に複数のスリット炎孔を設けたガスバ
ーナにおいて、火炎間への燃焼用二次空気の供給を良好
にしつつ、火移り性を向上させることを目的としてい
る。
のであり、炎孔面に複数のスリット炎孔を設けたガスバ
ーナにおいて、火炎間への燃焼用二次空気の供給を良好
にしつつ、火移り性を向上させることを目的としてい
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、炎孔面に複
数のスリット炎孔を設けたガスバーナにおいて、前記ス
リット炎孔は、隣接するスリット炎孔間に、一端側が広
く、かつ、他端側が狭い間隔を有するように配列されて
いる構成である。
数のスリット炎孔を設けたガスバーナにおいて、前記ス
リット炎孔は、隣接するスリット炎孔間に、一端側が広
く、かつ、他端側が狭い間隔を有するように配列されて
いる構成である。
【０００６】
【作用】このように構成すると、炎孔面上に形成される
火炎間には、一端側に他端側よりも広い空間が生じ、こ
の広い空間から燃焼用二次空気が火炎間に良好に流入す
るので、二次燃焼が促進される。そのため、ＣＯの発生
が抑制されるとともに、短炎化が図れる。また、スリッ
ト炎孔間の間隔は他端側が狭く形成されているので、燃
焼用二次空気を火炎間に良好に流入させながら、火移り
性を高めることができる。
火炎間には、一端側に他端側よりも広い空間が生じ、こ
の広い空間から燃焼用二次空気が火炎間に良好に流入す
るので、二次燃焼が促進される。そのため、ＣＯの発生
が抑制されるとともに、短炎化が図れる。また、スリッ
ト炎孔間の間隔は他端側が狭く形成されているので、燃
焼用二次空気を火炎間に良好に流入させながら、火移り
性を高めることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１及び図２に基
づいて説明する。図１及び図２において、１０はブンゼ
ン式ガスバーナであり、このガスバーナ１０はガスノズ
ル１１に対向して設けられた燃料及び空気の吸込口部１
２と、混合管部１３と、混合部１４と、混合ガスが噴出
する多数のスリット炎孔１５，１５を設けた横長状の炎
孔面１６とから構成されている。
づいて説明する。図１及び図２において、１０はブンゼ
ン式ガスバーナであり、このガスバーナ１０はガスノズ
ル１１に対向して設けられた燃料及び空気の吸込口部１
２と、混合管部１３と、混合部１４と、混合ガスが噴出
する多数のスリット炎孔１５，１５を設けた横長状の炎
孔面１６とから構成されている。
【０００８】前記炎孔面１６の長手方向の略全域には、
図２に示すように、前記スリット炎孔１５，１５を一対
づつ約２〜４ｍｍの間隔１７，１７を開けて平行に配列
することにより平行炎孔列１８，１８を複数形成すると
ともに、隣接する各平行炎孔列１８，１８の間には、一
端部が広く、かつ、他端部が狭くなるように、炎孔面１
６の長手方向に直交する方向の両端部で幅寸法を異なら
せた間隔１９，１９を有し、この間隔１９，１９の一端
側の幅寸法Ｘを約４〜８ｍｍに設定するとともに、他端
側の幅寸法Ｙを約２〜４ｍｍに設定し、隣接する平行炎
孔列１８，１８の形を略ハ字状に構成している。
図２に示すように、前記スリット炎孔１５，１５を一対
づつ約２〜４ｍｍの間隔１７，１７を開けて平行に配列
することにより平行炎孔列１８，１８を複数形成すると
ともに、隣接する各平行炎孔列１８，１８の間には、一
端部が広く、かつ、他端部が狭くなるように、炎孔面１
６の長手方向に直交する方向の両端部で幅寸法を異なら
せた間隔１９，１９を有し、この間隔１９，１９の一端
側の幅寸法Ｘを約４〜８ｍｍに設定するとともに、他端
側の幅寸法Ｙを約２〜４ｍｍに設定し、隣接する平行炎
孔列１８，１８の形を略ハ字状に構成している。
【０００９】上述の構成において、ガスノズル１１から
燃料ガスが噴出すると、このガスは吸込口部１２内に流
入するとともに、このガスの噴出エネルギーによって燃
焼用一次空気が吸込口部１２内に吸引される。こうして
吸込口部１２内に流入したガスと燃焼用一次空気は、混
合管部１３及び混合部１４で均一に混合し、この混合ガ
スは多数のスリット炎孔１５，１５から噴出し、スリッ
ト炎孔１５，１５上に火炎Ｆ，Ｆを形成して燃焼する。
燃料ガスが噴出すると、このガスは吸込口部１２内に流
入するとともに、このガスの噴出エネルギーによって燃
焼用一次空気が吸込口部１２内に吸引される。こうして
吸込口部１２内に流入したガスと燃焼用一次空気は、混
合管部１３及び混合部１４で均一に混合し、この混合ガ
スは多数のスリット炎孔１５，１５から噴出し、スリッ
ト炎孔１５，１５上に火炎Ｆ，Ｆを形成して燃焼する。
【００１０】ここで、平行炎孔列１８，１８間には、一
端部が広く、かつ、他端部が狭くなるように、炎孔面１
６の長手方向と直交する方向の両端部で幅寸法Ｘ，Ｙが
異なる間隔１９，１９が設けられているため、スリット
炎孔１５，１５上に形成される火炎Ｆ，Ｆ間には、図２
に示すように、一端側に他端側よりも広い空間が生じ、
この広い空間から燃焼用二次空気が火炎Ｆ，Ｆ間に良好
に流入することになる。そのため、二次燃焼を促進で
き、ＣＯの発生が抑制されるとともに、短炎化が図れ
る。
端部が広く、かつ、他端部が狭くなるように、炎孔面１
６の長手方向と直交する方向の両端部で幅寸法Ｘ，Ｙが
異なる間隔１９，１９が設けられているため、スリット
炎孔１５，１５上に形成される火炎Ｆ，Ｆ間には、図２
に示すように、一端側に他端側よりも広い空間が生じ、
この広い空間から燃焼用二次空気が火炎Ｆ，Ｆ間に良好
に流入することになる。そのため、二次燃焼を促進で
き、ＣＯの発生が抑制されるとともに、短炎化が図れ
る。
【００１１】また、平行炎孔列１８を形成する一対のス
リット炎孔１５，１５間には、約２〜４ｍｍの狭い間隔
１７，１７を有するとともに、平行炎孔列１８，１８間
には、他端側の幅寸法Ｙを約２〜４ｍｍと狭く設定した
間隔１９，１９を有しているので、平行炎孔列１８，１
８間の一端側の広い空間から燃焼用二次空気を火炎Ｆ，
Ｆ間に良好に流入させつつ、火移り性を高めることがで
きた。
リット炎孔１５，１５間には、約２〜４ｍｍの狭い間隔
１７，１７を有するとともに、平行炎孔列１８，１８間
には、他端側の幅寸法Ｙを約２〜４ｍｍと狭く設定した
間隔１９，１９を有しているので、平行炎孔列１８，１
８間の一端側の広い空間から燃焼用二次空気を火炎Ｆ，
Ｆ間に良好に流入させつつ、火移り性を高めることがで
きた。
【００１２】図３ないし図５は、それぞれ他の実施例を
示すものであり、図３のものでは、各スリット炎孔１
５，１５の長手方向を、交互に、炎孔面１６の長手方向
と直交する方向に対して逆方向にずらして配列すること
により、各スリット炎孔１５，１５間に、一端側が広
く、かつ、他端側が狭い間隔１９，１９を形成してい
る。
示すものであり、図３のものでは、各スリット炎孔１
５，１５の長手方向を、交互に、炎孔面１６の長手方向
と直交する方向に対して逆方向にずらして配列すること
により、各スリット炎孔１５，１５間に、一端側が広
く、かつ、他端側が狭い間隔１９，１９を形成してい
る。
【００１３】また、図４のものでは、各スリット炎孔１
５，１５の長手方向を、交互に、炎孔面１６の長手方向
と直交する方向と、炎孔面１６の長手方向と直交する方
向に対して同方向にずらして配列することより、各スリ
ット炎孔１５，１５間に、一端側が広く、かつ、他端側
が狭い間隔１９，１９を形成している。
５，１５の長手方向を、交互に、炎孔面１６の長手方向
と直交する方向と、炎孔面１６の長手方向と直交する方
向に対して同方向にずらして配列することより、各スリ
ット炎孔１５，１５間に、一端側が広く、かつ、他端側
が狭い間隔１９，１９を形成している。
【００１４】さらに、図５のものでは、各スリット炎孔
１５，１５の長手方向を、交互に、炎孔面１６の長手方
向と直交する方向と、炎孔面１６の長手方向と直交する
方向に対してずらして配列するとともに、このずらして
配列したスリット炎孔１５は交互に逆方向へずらすこと
により、各スリット炎孔１５，１５間に、一端側が広
く、かつ、他端側が狭い間隔１９，１９を形成してい
る。
１５，１５の長手方向を、交互に、炎孔面１６の長手方
向と直交する方向と、炎孔面１６の長手方向と直交する
方向に対してずらして配列するとともに、このずらして
配列したスリット炎孔１５は交互に逆方向へずらすこと
により、各スリット炎孔１５，１５間に、一端側が広
く、かつ、他端側が狭い間隔１９，１９を形成してい
る。
【００１５】この図３ないし図５に示す他の実施例のも
のでも、上述した一実施例のものと同様な作用効果を有
するものである。
のでも、上述した一実施例のものと同様な作用効果を有
するものである。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、炎孔面に設けた複数のスリット炎孔は、隣接するス
リット炎孔間に、一端側が広く、かつ、他端側が狭い間
隔を有するように配列されているので、火炎間には一端
側に他端側よりも広い空間が生じ、この広い空間から燃
焼用二次空気を火炎間に良好に流入させることができる
ため、二次燃焼が促進され、燃焼密度を高めた場合で
も、ＣＯの発生を抑制できるとともに、短炎化が図れ、
高負荷燃焼を可能としつつ、燃焼室をコンパクトにでき
る。
に、炎孔面に設けた複数のスリット炎孔は、隣接するス
リット炎孔間に、一端側が広く、かつ、他端側が狭い間
隔を有するように配列されているので、火炎間には一端
側に他端側よりも広い空間が生じ、この広い空間から燃
焼用二次空気を火炎間に良好に流入させることができる
ため、二次燃焼が促進され、燃焼密度を高めた場合で
も、ＣＯの発生を抑制できるとともに、短炎化が図れ、
高負荷燃焼を可能としつつ、燃焼室をコンパクトにでき
る。
【００１７】また、スリット炎孔間の間隔は他端側が狭
く形成されているので、燃焼用二次空気を火炎間に良好
に流入させながら、火移り性を高めることができる。
く形成されているので、燃焼用二次空気を火炎間に良好
に流入させながら、火移り性を高めることができる。
【図１】本発明の一実施例を示すガスバーナの斜視図で
ある。
ある。
【図２】同じく炎孔面の要部拡大平面図である。
【図３】他の実施例を示す炎孔面の要部拡大平面図であ
る。
る。
【図４】別の他の実施例を示す炎孔面の要部拡大平面図
である。
である。
【図５】さらに別の他の実施例を示す炎孔面の要部拡大
平面図である。
平面図である。
【図６】従来例を示すガスバーナの要部拡大平面図であ
る。
る。
１０ ガスバーナ １５ スリット炎孔 １６ 炎孔面 １９ 間隔
Claims (1)
- 【請求項１】 炎孔面に複数のスリット炎孔を設けたガ
スバーナにおいて、前記スリット炎孔は、隣接するスリ
ット炎孔間に、一端側が広く、かつ、他端側が狭い間隔
を有するように配列されていることを特徴とするガスバ
ーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32071392A JPH06159626A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ガスバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32071392A JPH06159626A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ガスバーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06159626A true JPH06159626A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18124504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32071392A Pending JPH06159626A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ガスバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06159626A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20180335209A1 (en) * | 2014-12-15 | 2018-11-22 | Edwards Limited | Effluent gas inlet assembly for radiant burner |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP32071392A patent/JPH06159626A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20180335209A1 (en) * | 2014-12-15 | 2018-11-22 | Edwards Limited | Effluent gas inlet assembly for radiant burner |
| US10619847B2 (en) * | 2014-12-15 | 2020-04-14 | Edwards Limited | Effluent gas inlet assembly for radiant burner |
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