JPH06158870A - 仮囲い板 - Google Patents

仮囲い板

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JPH06158870A
JPH06158870A JP31846792A JP31846792A JPH06158870A JP H06158870 A JPH06158870 A JP H06158870A JP 31846792 A JP31846792 A JP 31846792A JP 31846792 A JP31846792 A JP 31846792A JP H06158870 A JPH06158870 A JP H06158870A
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Ryoji Kusama
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 板本体1の両側端に側面体2を形成し、側面
体2の適宜位置、側面体2の上部、下部、または側面体
2の上部、中央部、下部にそれぞれ穴3を設けたものと
している。さらに、前記側面体2には、折曲部2aを形
成したり、嵌合部2bを形成したものとすることができ
る。また、前記穴3は、側面体2の上部、中央部、下部
において複数個設けたものとすることができる。 【効果】 板本体1の前面には何も突出せず体裁が悪く
なることはなく、さらに歩行者等が板本体1に衣服を引
っ掛けることもなく安全な状態で使用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建設現場や資材置場
等で安全に作業をするために使用される仮囲い板に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の仮囲い板は、例えば図8
に示したように、板本体1の適宜位置に取付穴20を設
け、この取付穴20にフックボルト21を差し込みナッ
ト22等で固定している。このような仮囲い板は、図9
に示したように、建設現場や資材置場の外周に設けられ
た支持枠組10の複数段の横枠10aにそれぞれフック
ボルト21のフック部21aを引っ掛けていくことによ
りこの支持枠組10に取り付け、建設現場や資材置場を
包囲するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の仮囲い板は、板本体1の前面にフックボルト21の
ボルト部21bやナット22が突出し体裁が悪いと共
に、これらボルト部21bやナット22に歩行者等が衣
服を引っ掛けるなどして危険であるという課題を有して
いた。
【0004】そこで、この発明は、上記従来の仮囲い板
が有する課題を解決することを目的としてなされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の仮
囲い板は、板本体1の両側端に側面体2を形成し、側面
体2の上部、中央部、下部の適宜位置にそれぞれ穴3を
設けたものとしている。さらに、前記側面体2には、折
曲部2aを形成したり、嵌合部2bを形成したものとす
ることができる。また、前記穴3は、側面体2の上部、
中央部、下部の適宜位置において複数個設けたものとす
ることができる。
【0006】
【作用】この発明の仮囲い板は、上記手段を施したた
め、建設現場や資材置場の外周に設けられた支持枠組の
複数段の横枠に複数枚を沿わせて並べ、上部、中央部、
下部の互いに隣合う側面体2の穴3にそれぞれ番線を通
しこれら番線をそれぞれ横枠に巻き付けることにより、
前記支持枠組に取り付けることができる。さらに、前記
側面体2に折曲部2aを形成したり、嵌合部2bを形成
したものでは、互いに隣合うこれら折曲部2aや嵌合部
2bを突き合わせ、この突き合わせた部分に適宜の連結
金具を嵌め込み連結金具を横枠に固定したり、突き合わ
せた部分の穴3に番線を通し番線を横枠に巻き付けるこ
とにより、仮囲い板を前記支持枠組に取り付けることが
できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の仮囲い板の構成を、実施例
として示した図面に基づいて詳細に説明する。この発明
の仮囲い板は、板本体1の両側端を内側に折り曲げて側
面体2を形成し、側面体2の上部、中央部、下部の適宜
位置にそれぞれ穴3を設けたものとしている。そして、
前記板本体1の中央には、上端から下端に至り、内面ま
たは外面に突出したリブ4を設けている。このリブ4
は、板本体1のねじれを防止するためのものである。さ
らに、前記側面体2には、図1、2に示したように折曲
部2aを形成したり、図3、4に示したように嵌合部2
bを形成したものとすることができる。また、前記穴3
は、側面体2の上部、中央部、下部の適宜位置におい
て、図に示したように複数個設けたものとすることがで
きる。これは、建設現場や資材置場の外周に設けられた
支持枠組の複数段の横枠に高低差があっても、これら穴
3の何れかがその横枠に接近するようにしたものであ
る。なお、前記穴3の形状は、実施例に示した円形に限
らず、正方形、長方形、楕円などの適宜形状として実施
することができる。
【0008】このように構成されたこの発明の仮囲い板
は、図5に示したように、建設現場や資材置場の外周に
設けられた支持枠組10の複数段の横枠10aに複数枚
を沿わせて並べ、互いの側面体2を突き合わせ、上部、
中央部、下部の互いに隣合う側面体2の穴3にそれぞれ
番線11を通しこれら番線11をそれぞれ横枠10aに
巻き付けることにより、前記支持枠組10に取り付ける
ことができる。
【0009】さらに、前記側面体2に折曲部2aを形成
したり、嵌合部2bを形成したものでは、互いに隣合う
これら折曲部2aや嵌合部2bを突き合わせ、この突き
合わせた部分に、図6に示したように連結金具15を嵌
め込み、連結金具15を横枠10aに固定したり、突き
合わせた部分の穴3に、前記と同様に番線11を通し、
番線11を横枠10aに巻き付けることにより、仮囲い
板を前記支持枠組10に取り付けることができる。
【0010】なお、前記連結金具15は、例えば図7に
示したように折曲部2aや嵌合部2bを突き合わせた部
分に嵌まり込む略コ字状折曲部16を有し、この略コ字
状折曲部16の正面にクランプ17を取り付けると共
に、略コ字状折曲部16の側面に固定ボルト18を取り
付けたものとすることができるが、これに限定されるこ
となく適宜のものを使用することができる。
【0011】
【発明の効果】この発明の仮囲い板は、以上に述べたよ
うに構成されているので、板本体1の前面には何も突出
せず体裁が悪くなることはなく、さらに歩行者等が板本
体1に衣服を引っ掛けることもなく安全な状態で使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の仮囲い板の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1中のA−A線によるこの発明の仮囲い板の
拡大断面図である。
【図3】この発明の仮囲い板の他実施例を示す斜視図で
ある。
【図4】図3中のB−B線によるこの発明の仮囲い板の
拡大断面図である。
【図5】この発明の仮囲い板の使用状態を示す説明図で
ある。
【図6】連結金具を用いて支持枠組の横枠にこの発明の
仮囲い板を取り付けた状態を示す断面図である。
【図7】図6に示す連結金具の分解斜視図である。
【図8】従来の仮囲い板の使用状態を示す断面図であ
る。
【図9】従来の仮囲い板の使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 板本体 2 側面体 2a 折曲部 2b 嵌合部 3 穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 仮囲い板
【特許請求の範囲】
【請求項】 板本体(1)の両側端に側面体(2)を
形成し、側面体(2)の上部、中央部、下部にそれぞれ
穴(3)を設けたことを特徴とする仮囲い板。
【請求項】 前記側面体(2)に、折曲部(2a)を
形成したり、嵌合部(2b)を形成したものとしたこと
を特徴とする請求項1記載の仮囲い板。
【請求項】 前記穴(3)を、側面体(2)の適宜位
置、側面体(2)の上部、下部、または側面体(2)の
上部、中央部、下部において複数個設けたものとしたこ
とを特徴とする請求項1記載の仮囲い板。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建設現場や資材置場
等で安全に作業をするために使用される仮囲い板に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の仮囲い板は、例えば図8
に示したように、板本体1の適宜位置に取付穴20を設
け、この取付穴20にフックボルト21を差し込みナッ
ト22等で固定している。このような仮囲い板は、図9
に示したように、建設現場や資材置場の外周に設けられ
た支持枠組10の複数段の横枠10aにそれぞれフック
ボルト21のフック部21aを引っ掛けていくことによ
りこの支持枠組10に取り付け、建設現場や資材置場を
包囲するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の仮囲い板は、板本体1の前面にフックボルト21の
ボルト部21bやナット22が突出し体裁が悪いと共
に、これらボルト部21bやナット22に歩行者等が衣
服を引っ掛けるなどして危険であるという課題を有して
いた。
【0004】そこで、この発明は、上記従来の仮囲い板
が有する課題を解決することを目的としてなされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の仮
囲い板は、板本体1の両側端に側面体2を形成し、側面
体2の適宜位置、側面体2の上部、下部、または側面体
2の上部、中央部、下部にそれぞれ穴3を設けたものと
している。さらに、前記側面体2には、折曲部2aを形
成したり、嵌合部2bを形成したものとすることができ
る。また、前記穴3は、側面体(2)の適宜位置、側面
体(2)の上部、下部、または側面体2の上部、中央
部、下部において複数個設けたものとすることができ
る。
【0006】
【作用】この発明の仮囲い板は、上記手段を施したた
め、建設現場や資材置場の外周に設けられた支持枠組の
複数段の横枠に複数枚を沿わせて並べ、互いに隣合う側
面体2の適宜位置に設けた穴3、上部、下部に設けた穴
3、または上部、中央部、下部に設けた穴3にそれぞれ
番線を通しこれら番線をそれぞれ横枠に巻き付けること
により、前記支持枠組に取り付けることができる。さら
に、前記側面体2に折曲部2aを形成したり、嵌合部2
bを形成したものでは、互いに隣合うこれら折曲部2a
や嵌合部2bを突き合わせ、この突き合わせた部分に適
宜の連結金具を嵌め込み連結金具を横枠に固定したり、
突き合わせた部分の穴3に番線を通し番線を横枠に巻き
付けることにより、仮囲い板を前記支持枠組に取り付け
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の仮囲い板の構成を、実施例
として示した図面に基づいて詳細に説明する。この発明
の仮囲い板は、板本体1の両側端を内側に折り曲げて側
面体2を形成し、実施例に示したものでは、側面体2の
上部、中央部、下部にそれぞれ穴3を設けたものとして
いる。なお、前記穴3は、側面体2の上部、中央部、下
部に限らず、側面体2の適宜位置、または側面体2の上
部、下部に設けたものとしてもよい。
【0008】そして、前記板本体1の中央には、上端か
ら下端に至り、内面または外面に突出したリブ4を設け
ている。このリブ4は、板本体1のねじれを防止するた
めのものである。さらに、前記側面体2には、図1、2
に示したように折曲部2aを形成したり、図3、4に示
したように嵌合部2bを形成したものとすることができ
る。
【0009】また、前記穴3は、側面体(2)の適宜位
置、側面体(2)の上部、下部、または側面体2の上
部、中央部、下部において複数個設けたものとすること
ができる。これは、建設現場や資材置場の外周に設けら
れた支持枠組の複数段の横枠に高低差があっても、これ
ら穴3の何れかがその横枠に接近するようにしたもので
ある。
【0010】なお、前記穴3の形状は、実施例に示した
円形に限らず、正方形、長方形、楕円などの適宜形状と
して実施することができる。このように構成されたこの
発明の仮囲い板は、図5に示したように、建設現場や資
材置場の外周に設けられた支持枠組10の複数段の横枠
10aに複数枚を沿わせて並べ、互いの側面体2を突き
合わせ、互いに隣合う側面体2の上部、中央部、下部の
穴3にそれぞれ番線11を通し、これら番線11をそれ
ぞれ横枠10aに巻き付けることにより、前記支持枠組
10に取り付けることができる。
【0011】さらに、前記側面体2に折曲部2aを形成
したり、嵌合部2bを形成したものでは、互いに隣合う
これら折曲部2aや嵌合部2bを突き合わせ、この突き
合わせた部分に、図6に示したように連結金具15を嵌
め込み、連結金具15を横枠10aに固定したり、突き
合わせた部分の穴3に、前記と同様に番線11を通し、
番線11を横枠10aに巻き付けることにより、仮囲い
板を前記支持枠組10に取り付けることができる。
【0012】なお、前記連結金具15は、例えば図7に
示したように折曲部2aや嵌合部2bを突き合わせた部
分に嵌まり込む略コ字状折曲部16を有し、この略コ字
状折曲部16の正面にクランプ17を取り付けると共
に、略コ字状折曲部16の側面に固定ボルト18を取り
付けたものとすることができるが、これに限定されるこ
となく適宜のものを使用することができる。
【0013】
【発明の効果】この発明の仮囲い板は、以上に述べたよ
うに構成されているので、板本体1の前面には何も突出
せず体裁が悪くなることはなく、さらに歩行者等が板本
体1に衣服を引っ掛けることもなく安全な状態で使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の仮囲い板の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1中のA−A線によるこの発明の仮囲い板の
拡大断面図である。
【図3】この発明の仮囲い板の他実施例を示す斜視図で
ある。
【図4】図3中のB−B線によるこの発明の仮囲い板の
拡大断面図である。
【図5】この発明の仮囲い板の使用状態を示す説明図で
ある。
【図6】連結金具を用いて支持枠組の横枠にこの発明の
仮囲い板を取り付けた状態を示す断面図である。
【図7】図6に示す連結金具の分解斜視図である。
【図8】従来の仮囲い板の使用状態を示す断面図であ
る。
【図9】従来の仮囲い板の使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 1 板本体 2 側面体 2a 折曲部 2b 嵌合部 3 穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板本体(1)の両側端に側面体(2)を
    形成し、側面体(2)の上部、中央部、下部の適宜位置
    にそれぞれ穴(3)を設けたことを特徴とする仮囲い
    板。
  2. 【請求項2】 前記側面体(2)に、折曲部(2a)を
    形成したり、嵌合部(2b)を形成したものとしたこと
    を特徴とする請求項1記載の仮囲い板。
  3. 【請求項3】 前記穴(3)を、側面体(2)の上部、
    中央部、下部の適宜位置において複数個設けたものとし
    たことを特徴とする請求項1記載の仮囲い板。
JP4318467A 1992-11-27 1992-11-27 仮囲い板 Expired - Fee Related JP2640711B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291463A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Nikko Planning Kk 仮囲い板
WO2010126250A3 (ko) * 2009-05-01 2011-03-10 주식회사 석강 건설현장의 가림판 설치구조

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179941U (ja) * 1983-05-17 1984-12-01 ゼオン化成株式会社 工事現場仮設用パネル
JPH0430655U (ja) * 1990-07-05 1992-03-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179941U (ja) * 1983-05-17 1984-12-01 ゼオン化成株式会社 工事現場仮設用パネル
JPH0430655U (ja) * 1990-07-05 1992-03-12

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008291463A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Nikko Planning Kk 仮囲い板
WO2010126250A3 (ko) * 2009-05-01 2011-03-10 주식회사 석강 건설현장의 가림판 설치구조
JP2012525519A (ja) * 2009-05-01 2012-10-22 ソク カン カンパニー リミティッド 建設現場の遮蔽板設置構造

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