JPH0320452Y2 - - Google Patents

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JPH0320452Y2
JPH0320452Y2 JP14941885U JP14941885U JPH0320452Y2 JP H0320452 Y2 JPH0320452 Y2 JP H0320452Y2 JP 14941885 U JP14941885 U JP 14941885U JP 14941885 U JP14941885 U JP 14941885U JP H0320452 Y2 JPH0320452 Y2 JP H0320452Y2
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pedestal
fence
fences
sides
angle
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JP14941885U
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高圧送電用その他の鉄塔において、
工事等関係者以外の者の昇塔を防ぐ装置に関す
る。
〔従来の技術〕
上記の鉄塔を構成する各脚柱を囲んで水平に分
割柵を設け、その隣り合う柵を垂直又は水平に開
いてその間に昇降通路を形成する昇塔防止装置は
種々提案されている(例実公昭50−36828号・同
昭53−53289号・同昭54−27240号・同昭59−3068
号公報等)。
〔考案が解決しようとする問題点〕 その昇塔防止装置は通常第1図鎖線3に示すよ
うに脚柱1にその継目より上で取付けられる。
その理由は、上記の脚柱1は山形鋼で、その継
目は第3図のように上柱1aの頂部を削つて下柱
1bの内側に重ね合せ、40〜100mmのピツチで少
なくとも2個所以上M16又はW5/8のボルト・ナ
ツト2で第1図のように締め合せ連結され、その
ボルトの頭・ナツトが山形鋼の外面に接して突出
してしている。一方柵3を支持する内外側部材4
は通常山形鋼であるため、特に外側部材が上記の
継目のナツト間で脚柱面に当接させ難いからであ
る。
さらに継目付近から斜材5を立上らせるのが通
例である。そこで鎖線示3′の位置で隣り合う水
平柵で斜材5を挟ませたとしても、その斜材5か
らの突出長さlが幾らも無いから、その突出部l
を乗り越えて昇るおそれがある。
そのため本出願人が先に実開昭58−186068号で
提案した斜材専用の防止具を必要とすることにな
る。
本考案は、以上の点に鑑みて、昇塔防止柵を脚
柱の継目にも取付け可能に構成し、且斜材専用の
防止柵を必要としない昇塔防止装置を得ることを
目的とする。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、鉄塔脚柱1の山形鋼の外側二辺に平
板6の木口6aを介して当接する取付用の山形外
側部材Aと、該脚柱山形鋼の内側の直角二辺の端
部に平面B2で当接する取付用の山形内側部材B
とを、ボルト・ナツト8,9で連結して脚柱1に
取付け、内側部材Bに脚柱山形鋼の二辺から立上
る斜材5,5間に位置する柵3cを取付け、外側
部材Aに脚柱山形鋼の二辺の幅方向延長方向と平
行して位置する2個の柵3a,3bを対称に取付
け、その対称の柵3a,3bを垂直方向に回動可
能に構成し、柵3cと柵3a,3bとの各間隔D
を斜材5を通し得る大きさとした昇塔防止装置で
ある。
〔作用〕
外側部材Aを平板6の木口6aを介して脚柱山
形鋼1の外面に当接させるから、継目のボルト・
ナツト間の狭い間隙でも部材A,Bが脚柱に容易
に取付けられる。そして外側部材Aに取付けた2
個の柵3a,3bとの各間隔Dを、斜材5を通し
得る大きさとしたから、対向する両斜材5,5間
の空間内に必要長さの防止柵3cを内側部材Bに
取付けて配置し、斜材専用の防止柵を必要としな
いで昇塔防止装置が構成される。
〔実施例〕
図面は本考案昇塔防止柵を脚柱1の継目に取付
けた例を示すものである。外側部材Aは山形鋼の
上面A1の中央部を切除し、その部分A3を外方
に直角に折曲げ、その折曲部A3の内側に平板6
を溶接したものである。その平板6は平面直角形
とし、その頂部に下柱1aの頂部に対する当接を
安定させる小山形片7を木口6aと面一に溶接し
た実施例である。
なお上記の直角平板6は、第7図のような直角
凹部6bを有する二山平板形を山形鋼に上記の外
方への凹部A3を設けないで溶接してもよい。
内側部材Bは山形鋼を用い、その辺B2に外側
部材Aの辺A2と対向的に締付ボルト8の角根8
aの嵌るボルト穴10を設けるだけでよい。
11は第3図、第4図示のように外側部材Aの
山形上辺A1の両端部に設けた柵取付金具で、脚
柱山形鋼1bの辺の幅方向と平行に溶接固定す
る。12は第3図、第5図、第6図のように内側
部材Bの上面に溶接した歪M形の柵取付金具で、
中央凹部は直角とし、その頂部に補強片13を設
ける。
外側の柵3aは、その取付金具11の長手方向
に沿う杆3a1、その脚柱側端で脚柱と水平直角
に向う杆3a2,杆3a1と略直角の複数の杆3
a3,その杆3a1,3a2,3a3をつなぐ複
数の杆3a4とから成る。柵3bは柵3aと対称
同形である。
内側の柵3cは、取付金具12の直角凹部の二
辺12a,12aの延長形状の杆3c1,その端
部の内向き杆3c2,その左右の杆3c1,3c
2をつなぐ複数の杆3c3,その3c3の中央の
補強杆3c4から成る。
その柵3cはボルト・ナツトで取付金具12に
固定される。柵3a,3bは内側の取付ボルト1
4aを弛めて第3図の長孔11a,15に沿つて
移動させて取付金具11から外し、取付ボルト1
6を回転中心として柵3a,3bを垂直方向に垂
下させて昇降口を形成する。
但しこの柵の形状等は、例えば脚柱1を中心に
3a〜3cが円弧を成すような構造等の実施形等
任意である。
ハ 考案の効果 上記の構成により、外側部材Aが例えば4.5mm
厚の平板6の木口6aで脚柱の外側面に当接する
ので、継目ボルト頭又はナツトの間でも容易に位
置させることが可能で、内側部材Bは山形部材の
一辺B2を脚柱山形鋼の直角二辺の内端に当てる
だけであるから、第1図実線示のように脚柱継目
にも簡単確実に取付けられる。また作用の項に記
載の通り斜材5,5間に位置して内側柵3cを設
けることができる。従つて同図Lのように斜材5
の内方に十分な長さ例えば20cmの柵が得られ、前
記公知例の斜材専用の柵を省き、部品費用・取付
工事費用が軽減される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は昇塔防止装置の正面図、第2図は本考
案の平面図、第3図はその要部の拡大平面図、第
4図は外側取付部材の分解斜視図、第5図は内側
部材の正面図、第6図はその側面図、第7図は外
側部材の他の実施例の平面図。 1…脚柱、A…外側部材、B…内側部材、3
a,3b,3c…柵、5…斜材、6…平板、8,
9…取付ボルト・ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鉄塔脚柱の山形鋼の外側二辺に平板の木口を介
    して当接する山形の外側部材と、該脚柱山形鋼の
    内側の直角二辺の端部に平面で当接する山形の内
    側部材とを、ボルト・ナツトで連結して脚柱に取
    付け、 内側部材に脚柱山形鋼の二辺から立上る斜材間
    に位置する柵を取付け、 外側部材に脚柱山形鋼の二辺の幅方向延長方向
    と平行して位置する2個の柵を対称に取付け、 その対称の柵を垂直方向に回動可能に構成し、 上記斜材間の柵と外側部材に取付けた2個の柵
    との各間隔を斜材を通し得る大きさとした昇塔防
    止装置。
JP14941885U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0320452Y2 (ja)

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JP14941885U JPH0320452Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP14941885U JPH0320452Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6256659U JPS6256659U (ja) 1987-04-08
JPH0320452Y2 true JPH0320452Y2 (ja) 1991-05-01

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