JPH06158484A - 丸編機 - Google Patents

丸編機

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Publication number
JPH06158484A
JPH06158484A JP5000060A JP6093A JPH06158484A JP H06158484 A JPH06158484 A JP H06158484A JP 5000060 A JP5000060 A JP 5000060A JP 6093 A JP6093 A JP 6093A JP H06158484 A JPH06158484 A JP H06158484A
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JP
Japan
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cam
needle
guide
knitting
butt
Prior art date
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Pending
Application number
JP5000060A
Other languages
English (en)
Inventor
Milan Fucik
フチク ミラン
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UUNIPURETSUTO AS
Uniplet AS
Original Assignee
UUNIPURETSUTO AS
Uniplet AS
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Publication date
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Publication of JPH06158484A publication Critical patent/JPH06158484A/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/66Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements
    • D04B15/82Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements characterised by the needle cams used

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は丸編機に関し編成速度を高めるこ
とを目的とする。 【構成】 靴下製造等のための丸編機は下側ニードルシ
リンダ(1) に取り付けられたラッチニードル(4')を具備
し、該ラッチニードルは作動時に揺動シンカ(4)によっ
て下降及び上昇され、各揺動シンカ(4) は二個の案内バ
ット(41,42) を有し、該二個の案内バット(41,42) はカ
ムチャンネル(13,14,15,16) と交互に係合可能であると
共に、ニードルに直接に形成されるか又は下部ニードル
シリンダ(1) の垂直トリック(2) 内に収容される。揺動
シンカ(4) の第1の案内バット(41)のためのカムチャン
ネル(13,14) 内に少なくとも一つの第1下げカム(10)が
設けられ、第2の案内バット(42)のカムチャンネル(14,
16) 内に少なくとも一つの第2下げカム(11)若しくは逆
の編成方向(S')のための少なくとも一つの第3下げカム
(12)が配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はニードルシリンダ内に
設けたラッチニードル(Latch Needle:べら針)を有した
靴下等の製造のための丸編機に関する。このタイプの丸
編機では作動時にニードルは揺動シンカによって下降若
しくは上昇される。前記揺動シンカはカムチャンネルと
交互に係合可能な二つの案内バットを具備している。別
方式としてバットはニードルに直に若しくは双頭(Doubl
e-Head) ニードルの案内シンカ上に設けることができ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】揺動シ
ンカが夫々二つのバットを有した丸編機は公知である。
この種の編機では単一の給糸システムにおいて靴下のヒ
ールやトウを編成するため逆転型の編成動作を採用して
いる。このシステムは通常は右側及び左側の下げカムと
ヒールカムとを具備している。ヒールカムは両方の編成
方向において下げカムの高さにニードルを変位させるた
めのものである。この配置にあってはニードル若しくは
ニードル案内シンカのバットのためのカムチャンネルは
相互に交差する。ヒールカムの下方には保証カムが設け
られる。この保証カムは編成速度に基づいてニードルの
位置が糸をニードルに通すのに適した位置より下がって
しまうのを防止するためのものである。ニードルレース
は損傷を受け、この運動の間に案内バットに対するショ
ックは大きくなり、バッドの進路が曲線路から外れるこ
とになる。二重シリンダ編機でのこの運動は一つのレー
ス部では上側バットによって、他のレース部ではシンカ
を案内する下側バットによって確保され、レースの連続
性すら損なわれることになる。これが編成速度を大きく
することが困難であることの理由であった。
【0003】この発明の目的は上述した従来の技術の欠
点を解消した改良型の丸編機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、靴下
製造等のための丸編機であって下側ニードルシリンダに
取り付けられたラッチニードルを具備し、該ラッチニー
ドルは作動時に揺動シンカによって下降及び上昇され、
各揺動シンカは二個の案内バットを有し、該二個の案内
バットはカムチャンネルと交互に係合可能であると共
に、ニードルに直接に形成されるか又は下部ニードルシ
リンダの垂直トリック内に収容される丸編機において、
特徴点は、揺動シンカの第1の案内バットのためのカム
チャンネル内に少なくとも一つの第1下げカムを有する
と共に、第2の案内バットのカムチャンネル内に少なく
とも一つの第2下げカム若しくは逆の編成方向のための
少なくとも一つの第3下げカムが配置されることにあ
る。第2の案内バットのカムチャンネル内に編成路から
上昇傾斜通路へのニードルの移行のための手段が設けら
れ、該手段は3本の所定形状連続溝より構成され、該溝
はその端部が案内バットを下側ニードルシリンダの垂直
トリックに付勢するためのカム部を有する。各所定形状
連続溝の開始点の上方において揺動押ボタンが設けら
れ、かつ第1の案内バットのためのカムチャンネル内に
逆編成操作の際のニードルの削減若しくは追加のための
手段が設けられ、該手段は1つの所定形状連続溝にて構
成され、該溝の一端において第1の案内バットを下側ニ
ードルシリンダの垂直トリックに付勢するカム部を有
し、半径方向に移動可能な押ボタンが所定形状連続溝の
開始点の上方に配置されいている。第1の案内バット及
び第2の案内バットの案内のためのカムチャンネルは相
互に異なった二つの編成方向のために設けられている。
【0005】
【実施例】図示する二重シリンダ丸編機はリブド・グッ
ド(ribbed goods)及びリンクス−リンクス(Links-Link
s) 靴下の製造に適した二重シリンダ丸編機を示してい
る。この丸編機は上側シリンダ(図示しない)と下側シ
リンダ1とを具備する。下側シリンダ1の垂直トリック
2はニードル4´の案内シンカ3を収容するものであ
る。ニードル4´は双頭ラッチ型であり、リンク−リン
ク編目の編成のため上側シリンダへの移行が可能であ
る。ジョイント31によって各案内シンカ3は揺動シン
カ4を担持しており、この揺動シンカ4は第1及び第2
バット41及び42を夫々一つ有していると共に、パタ
ーンバット(複数)43を有している。下側ニードルシ
リンダ1のカムシステムは5個のカムセクション5,
6,7,8及び9より構成される。カムセクション6に
は第1下げカム10が垂直方向に移動するように配置さ
れ、この第1下げカム10は回転方向Sの編成の際にニ
ードル4´と係合する。カムセクション8において第2
下げカム11が垂直方向に移動するように配置され、こ
の第2下げカム11は回転方向Sの編成の際にニードル
4´と係合する。また、カムセクション9に第3下げカ
ム12が設けられ、逆方向S´の編成の際にニードル4
´と係合するようになっている。
【0006】カムセクション5及び6は組み立てた状態
では揺動シンカ4の第1案内バット41のためのチャン
ネル13を形成する。このチャンネル13は、回転方向
Sにおける編成の際に編目を形成する第1編成装置のニ
ードル4´のための作業レースとなる。所定形状連続溝
(Shaped through groove) 14´は逆の編成方向S´で
の第1の案内バット41を案内する機能を果たすもので
あり、その端部にカム部141´が形成され、このカム
部141´は第1案内バット41を下側ニードルシリン
ダ1の垂直トリック2に付勢するためのものである。カ
ムセクション7において3個の所定形状連続溝71,7
2及び73が第2バット42の進路に対応して設けられ
る。溝71は逆方向回転S´における編成の際にニード
ル4´を編成位置からヒール位置に移行させるためのも
のである。この溝71の始点はニードル4´のクリヤリ
ング(ニット)位置に、また終点はヒール位置に、夫々
相当する。溝71は端部においてカム部711を有し、
このカム部711は第2案内バット42をニードルシリ
ンダ1の垂直トリック2に付勢するためのものである。
所定形状連続溝72は逆方向S´の編成の際にニードル
4´をヒール位置から編成位置に移行させるように機能
するものである。そして、溝72の始点はニードル4´
のヒール位置に、また終点はクリヤリング位置に夫々相
当する。溝72の端部にもカム部722が形成され、こ
のカム部722は第2案内バット42を付勢するための
ものである。また、第3の所定形状連続溝73は溝72
と鏡面対称配置になっており、同一の機能を達成するも
のである。溝73の端部にもカム部733があり、かの
カム部733は第2の案内バット42を付勢するための
ものである。
【0007】カムセクション8,9及び7は共通のチャ
ンネル15を形成し、このチャンネル15は空の案内シ
ンカ3の高さに対応する高さにある第2の案内バット4
2を、該案内シンカ3の点が上側ニードル4´のラッチ
(べら)を開放時に、案内するためのものである。この
代わりに上記チャンネル15は二つのニードルシリンダ
間でニードル4´を案内するために機能させることがで
きる。
【0008】カムセクション8及び9は第2の案内バッ
ト42の進路内でチャンネル16を形成し、回転方向S
における編成の際に第2編成システムにおけるニードル
4´の運動を得ることができる。また、所定形状連続溝
91が更に設けられ、この溝91は溝71の鏡面対称に
形成され、かつこの溝71はカム部911を有し、この
カム部911はSの回転方向における編成時のニードル
数を減少するために役立つことができる。更に、カムセ
クション9において、第2の案内バット42の進路内に
所定形状連続溝92が設けられ、この溝92は逆方向S
´の編成の際にニードル4´に編目形成運動を付与する
と共に、回転方向Sにおいても部分的な運動をニードル
4´に付与する。溝92はその端部に第2の案内バット
42を付勢するためのカム部921及び922を有す
る。移行部位においてカムセクション9内に押ボタン1
7のための所定形状連続溝が設けられる。
【0009】ニードル4´の選定点V(破線にて示す)
においてカムセクション7に垂直溝18が設けられ、こ
の溝18に公知の選定手段(図示しない)の揺動レバー
が係合され、この選定手段は不作動位置ではパターンバ
ット43間の空間に入り込み、一方、作動位置ではバッ
ト43の通路に係合される。この選定点Vの上流側にお
ける第1バット41のパス内に半径方向に移動可能な押
ボタン19が配置され、この押ボタン19は、作動位置
では、チャンネル14に入り込む。チャンネル16の始
点の上方において半径方向可動押ボタン19´が設けら
れ、この可動押ボタン19´はチャンネル14における
第1の案内バット41のパス内に位置される。所定形状
連続溝の始点の上方においてチャンネル13若しくは1
4の高さの所に4個の揺動押ボタン20,21,22,
23が設けられる。各押ボタン20,21,22,23
は軸線の回りを回動するように捩じりスプリングにて付
勢された揺動プレサレバー24(図3)から構成され
る。揺動プレサレバー24は支持体25上に取り付けら
れる。支持体25に永久磁石26及びコイル27が設け
られ、コイル27は編機制御用コンピュータに接続され
る。
【0010】以下作動を説明すると、編機の回転により
編成が行われる際に、揺動押ボタン20〜23はチャン
ネル14内の第2案内バット42のパス内に位置され、
押ボタン20〜23は選定点Vの手前において案内バッ
ト41と係合される。案内手段の案内レバーはプログラ
ムに応じてパターンボタン43に圧力を加え、その結果
揺動シンカ4はその案内バット41がチャンネル14の
パスを進み、案内シンカ3及び対応するニードル4´は
第1編成システム内若しくは第1下げカム10の夫々に
おいてフェイススティッチ(Face stitch) 編地を夫々構
成する。半径方向に移動(若しくは接近)可能な押ボタ
ン19´により第1案内バット41は下側ニードルシリ
ンダ1内に付勢され、一方第2の案内バット42は揺動
することによりチャンネル16内に入り込み、ニードル
4´は第2編成システム内若しくは第2下げカム11上
でフェイススティッチを形成し、その後案内シンカ3は
半径方向移動押ボタン19の選定点Vの手前の位置で再
び変位される。そのパターンバット43がニードルシリ
ンダ1内に付勢されていなかった揺動シンカ4は第2案
内バット42によってチャンネル15内を案内される。
押ボタン17によって空及び案内シンカ3はニードル4
´と共に解放され、これによりニードル4´は二つのニ
ードルシリンダ間で移行される。但し、上側ニードルシ
リンダも移行位置にされるものとする。空の案内シンカ
3は第1案内バット41によってチャンネル15に通さ
れ、選定点Vに至る。一旦ニードル4´は上側シリンダ
に移行されるとバックスティッチを形成する。
【0011】ニードルシリンダの逆転運動による靴下の
ヒールとトーの編成は以下のように行われる。ニードル
4´は下側ニードルシリンダにおいて作動するものと作
動しないものとに区分される。案内シンカ3も同様に区
分される。選定装置によって全パターンバット43が押
し込まれる。半径方向に移動可能な押ボタン24´はヒ
ール成形ニードル4´にのみ対応する部分における下側
シリンダに導入される。半径方向移動可能押ボタン24
´は第1案内バット41に押し込まれ、その結果、第2
案内バット42は所定形状連続溝91に入り込み、案内
バット42は溝91により持ち上げられ、カム部911
によって再度加圧され、第1案内バット41はチャンネ
ル13に収容され、対応するシンカ3若しくはニードル
4´は夫々高められたヒール位置をとり、このヒール位
置ではニードルステム上の編目ニードルラッチの下方に
位置する。他のニードル4´は第1の編成領域若しくは
システム内で編成作動を行い、一方半径方向に移動(若
しくは接近)可能な押ボタン19及び19´は下側ニー
ドルシリンダ1から抜き出され、その結果、第2の編成
システムは非作動状態をとる。他方で、編機は逆転運動
を付与され、揺動押しボタン20及び21は下側ニード
ルシリンダ1に導入される。作動ニードル4´はクリヤ
リング位置にあり、第1案内バット41はチャンネル1
4内にあり、S方向の回転による編成を逆方向S´の回
転にる編成に切り換えるに先立って、揺動押ボタン21
により編目の目へらし若しくはナローイング(narrowin
g) 段階があり、この場合押ボタンは第1の案内バット
41のみ付勢する。揺動押ボタン21若しくは20の作
動は次のようであり、即ち、第1の案内バット41は摩
擦に起因して揺動加圧レバー24に沿って進み、揺動加
圧レバー24は近接した第1案内バー41間の空間に揺
動し、その結果次の第1案内41は永久磁石26の作用
領域に揺動し、この永久磁石26は第1案内41を吸引
し、一方後のナローイング段階では第1の案内バット4
1は通過せしめられかつ押し込まれる。この段階では揺
動押ボタン20の揺動加圧レバー24は永久磁石26に
よって保持される。第1の案内バット41を押し込むこ
とによって、これに対応する第2案内バット42は所定
形状連続溝91に押し出され、以後の回転において案内
バット42はカム部911を叩き、これにより第1の案
内バット41は後方にチャンネル13内(即ち非動作位
置)に傾斜せしめられる。かくして、対応する案内シン
カ3及びニードル4´はヒール形成位置に移動される。
この回転方向では揺動押ボタン20の揺動加圧レバー2
4は永久磁石26によって保持される。逆方向S´への
回転方向の変更において、第1案内バット41はチャン
ネル14から所定形状連続溝14´まで導かれ、この溝
14´において案内バット41はカム部141´の加圧
を受ける。揺動シンカ4の第2案内バット42は所定形
状連続溝92内に傾斜せしめられ、対応するニードル4
´は第3のシンカカム12のところに来たとき逆編成方
向S´における第1編成システムによる編目を形成す
る。編目形成後にニードル4´はクリヤリング位置まで
持ち上げられ、一方カム部921は第2の案内バット4
2を垂直トリック2に加圧し、かつ第1の案内バット4
1はチャンネル41に入る。作動状態にあるニードル4
´のグループはチャンネル14によって死点まで導か
れ、一方死点の手前でこのグループからニードル4´若
しくは案内シンカ3が夫々揺動押ボタン20によってヒ
ール形成位置を取るのが排除され、この作動は揺動押ボ
タン21に関連して前に説明した作動と同様であり、所
定形状連続溝71及びカム部711の作動によるもので
ある。死点の上流における、その作動ニードル4´に属
する第1の案内バット41の一部は所定形状連続溝14
´に再び導かれ、カム部141´に押し込まれ、更に、
所定形状連続溝92における第2案内バットにより案内
シンカ3上を死点まで導かれる。回転方向Sにおける編
成の際にこの死点の下流において、第2案内バット42
はカム部922により加圧され、案内シンカ3は第1の
案内バット41により導かれる。コイル27の捲線に電
流が供給された後、永久磁石26は揺動押ボタン21の
揺動加圧レバー24を解除し、揺動押ボタン21は捩じ
りスプリングに起因してその初期位置に復帰され、後
は、以上説明したと同様に次のニードル4´の削減が行
われる。所定の数のニードル4´の削減(目へらし)が
完了後に、ヒール編成ニードル4´を再度追加(目ふや
し)しつつ第2のヒール部の編成が次のように行われ
る。
【0012】揺動押ボタン22及び23は作動状態にセ
ットされる。しかしながら、揺動押ボタンの形状は揺動
プレサレバーの作動部がより長くされ、これにより揺動
プレサレバーは二つの第1バット41に徐々に押し込ま
れるようになっている。揺動バット22及び23は高め
られたヒール成形位置において揺動シンカ若しくはニー
ドル4´に属する揺動シンカグループの両側から第1の
案内バット41に交互に押し込まれる。このようにして
第2の案内バット42は所定形状連続溝72若しくは7
3内に傾斜され、カム部722及び733によって再度
押し込まれ、第1の案内バットはチャンネル14内に傾
斜され、ニードル4´はニット位置に再度移行される。
しかしながら、同時に揺動押ボタン20及び21は作動
状態に復帰され、二つのニット方向の各々における一つ
のニードル4´のみ加わる。ニードル追加(目ふやし)
の完了後、揺動押ボタン20から23は下側ニードルシ
リンダ1から外れるように変位され、編機は上述した回
転作動を継続する。
【0013】この発明の範囲内の変形として、逆転ヒー
ル若しくはトーの靴下製造用単一シリンダ編機又は逆ニ
ッティングによってカーフ(Calf)上で所謂インターシャ
(intarsia)編みを生成する単一シリンダ編機において、
この発明の本質に影響することなくニードルステム上に
揺動シンカ4を直に設けることが可能である。この発明
は逆転若しくは回転原理で作動する複数の編成システム
を有した編機に応用することができる。回転動作におけ
る編成システムのシンカカムは案内バットの一方のタイ
プのパス内にのみ設けてもよいし(単一シリンダの場合
が好ましい)又は双方のタイプの案内バットのパス内に
設けても良く、その選択は編機に応用される編成技術の
可能性に依存するものである。しかしながら、逆転作動
のためには、回転及び逆転方向の編成S及びS´のシン
カカムが夫々いつも第1及び第2の案内バット41及び
42の溝内に配置されているという要件が必要である。
【0014】加えて、揺動押ボタンの代わり半径方向に
のみ移動可能な押ボタンを使用したり、案内バットの押
し込みを編機自体で他の手段を使用して行うことができ
る。即ち、公知の逆転機構の代わりに公知の電動モータ
が逆転のため設けられ、この場合揺動範囲はマイクロコ
ンピュータによって制御される。案内バットの押し込み
を行う手段は逆転領域で不動に取り付けされ、バットの
接近は電動モータによって行われる。
【0015】案内バットの制御のため所定形状連続溝7
1〜73及び92等及び案内バットを押し込むための対
応するカム部の設置の代わりに不動のカムを使用するこ
とが可能である。この手段は独立に設けられ、即ち、バ
ットのパスは相互に独立となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は下側シリンダを案内バット及び揺動バッ
トと一緒に示している。
【図2】図2はカムブロックの断面図であり、揺動シン
カと押ボタンとの協働関係を説明している。
【図3】図3は目へらし若しくは目ふやしのための揺動
押ボタンの詳細図である。
【符号の説明】
1…下側シリンダ 2…垂直トリック 4…シンカ 4´…ニードル 5,6,7,8…カムセクション 10,11,12…下げカム 13,14,15,16…チャンネル 19,20,21,22,23…押ボタン 24…揺動プレサバー 25…支持体 26…永久磁石 27…コイル 41,42…案内バット 71,72,73…所定形状連続溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴下製造等のための丸編機であって下側
    ニードルシリンダに取り付けられたラッチニードルを具
    備し、該ラッチニードルは作動時に揺動シンカによって
    下降及び上昇され、各揺動シンカは二個の案内バットを
    有し、該二個の案内バットはカムチャンネルと交互に係
    合可能であると共に、ニードルに直接に形成されるか又
    は下部ニードルシリンダの垂直トリック内に収容される
    丸編機において、該丸編機(S) は揺動シンカ(4) の第1
    の案内バット(41)のためのカムチャンネル内に少なくと
    も一つの第1下げカム(10)を有すると共に、第2の案内
    バット(42)のカムチャンネル内に少なくとも一つの第2
    下げカム(11)若しくは逆の編成方向(S')のための少なく
    とも一つの第3下げカム(12)が配置されることを特徴と
    する丸編機。
  2. 【請求項2】 第2の案内バット(42)のカムチャンネル
    内に編成路から上昇傾斜通路へのニードル(4')の移行の
    ための手段が設けられ、該手段は3本の所定形状連続溝
    (71, 72, 73)より構成され、該溝(71, 72, 73)はその端
    部が案内バット(42)を下側ニードルシリンダ(1) の垂直
    トリック(2) に付勢するためのカム部(711, 722, 733)
    を有し、各所定形状連続溝(71, 72, 73)の開始点の上方
    において揺動押ボタン(20, 21, 22)が設けられ、かつ第
    1の案内バット(41)のためのカムチャンネル内に逆編成
    操作の際のニードル(4')の削減若しくは追加のための手
    段が設けられ、該手段は1つの所定形状連続溝(14') に
    て構成され、該溝(14')の一端において第1の案内バッ
    ト(41)を下側ニードルシリンダ(1) の垂直トリック(2)
    に付勢するカム部(141')を有し、半径方向に移動可能な
    押ボタン(19') が所定形状連続溝(14') の開始点の上方
    に配置されいていることを特徴とする請求項1に記載の
    丸編機。
  3. 【請求項3】 第1の案内バット(41)及び第2の案内バ
    ット(42)の案内のためのカムチャンネルは相互に異なっ
    た二つの編成方向のために設けられていることを特徴と
    する請求項1若しくは2に記載の丸編機。
JP5000060A 1991-12-30 1993-01-04 丸編機 Pending JPH06158484A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CS914125A CZ280577B6 (cs) 1991-12-30 1991-12-30 Okrouhlý pletací stroj
CS4125-91 1991-12-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06158484A true JPH06158484A (ja) 1994-06-07

Family

ID=5383316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5000060A Pending JPH06158484A (ja) 1991-12-30 1993-01-04 丸編機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5275021A (ja)
EP (1) EP0550251B1 (ja)
JP (1) JPH06158484A (ja)
CZ (1) CZ280577B6 (ja)
DE (1) DE69209477D1 (ja)

Cited By (2)

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