JPH06158455A - 繊維機械の清掃装置 - Google Patents

繊維機械の清掃装置

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Publication number
JPH06158455A
JPH06158455A JP30578892A JP30578892A JPH06158455A JP H06158455 A JPH06158455 A JP H06158455A JP 30578892 A JP30578892 A JP 30578892A JP 30578892 A JP30578892 A JP 30578892A JP H06158455 A JPH06158455 A JP H06158455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blow
textile machine
air
air supply
automatic winder
Prior art date
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Pending
Application number
JP30578892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Kato
久明 加藤
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP30578892A priority Critical patent/JPH06158455A/ja
Publication of JPH06158455A publication Critical patent/JPH06158455A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】繊維機械の機台H内に空気吹き出し装置16,
17を配置し、該空気吹き出し装置と繊維機械に沿って
走行するブロークリーナーBcのブローダクト12とを
連結部材20,21を介して連結したものである。 【効果】繊維機械の外側からブロークリーナーにより空
気を吹きつけると、却って、風綿が繊維機械等の内部に
入り込んでしまい風綿の除去が非常に困難になるが、繊
維機械の内側から風綿を吹き払うことにより、繊維機械
の内部に風綿が入り込むことを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維機械の機台、機台
に設置されている張力調整装置等各種制御装置或いは紡
績糸等の巻き戻し部等(以下、単に、「機台等」とい
う。)に付着或いは堆積した風綿、塵埃等(以下、単
に、「風綿」という。)を吹き払い機台等を清掃する繊
維機械の清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維機械の清掃装置としては、繊
維機械の上方に設けられたレールに沿って機台の長手方
向に走行する清掃装置に取り付けられているブローダク
トのノズルから、繊維機械に向けて空気を吹きつけるこ
とにより、繊維機械に付着した風綿を吹き払うととも
に、サクションダクトにより床面上の風綿を吸引除去す
るものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の清掃装置
は、繊維機械の機台の外側から機台に向けてブローダク
トのノズルにより空気を吹きつけて機台等に付着した風
綿を吹き払うものであるので、吹き払われた風綿が機台
或いは張力調整装置等各種制御装置等の内部に入り込ん
でしまい、却って風綿の除去が困難となり、風綿による
糸切れを惹起するとともに張力調整装置等各種制御装置
等の故障或いは作業環境の悪化等を来すことになる。
【0004】また、上記の繊維機械の機台の上方に設け
られたレールに沿って走行する従来の清掃装置において
は、長いブローダクトに設置されたノズルと機台との接
触を避けるために、ブローダクトのノズルを機台等に接
近させることが不十分であるため、機台等に付着した風
綿を確実に除去することが困難であった。
【0005】本発明の目的は、繊維機械の機台等に付着
或いは堆積した風綿を完全にしかも迅速に除去すること
ができる繊維機械の清掃装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、繊維機械の機台内に空気吹き出し装置
を配置し、該空気吹き出し装置と繊維機械に沿って走行
するブロークリーナーのブローダクトとを連結部材を介
して連結したものである。
【0007】以下に、図1〜図4に基づいて、本発明を
自動ワインダーに適用した場合を例に説明するが、自動
ワインダーの清掃に何ら限定されるものではなく、種々
の繊維機械に適用することができるものである。上述し
たように、図1には本発明を自動ワインダーに適用した
場合が示されており、図1において,Awは多数のワイ
ンデイングユニットuが列設されている自動ワインダー
であり、Hは自動ワインダーAwの機台であり、また、
p1は精紡管糸である。精紡管糸p1から巻戻される糸
yは、張力調整装置1等或いは糸継ぎ装置2等を経て駆
動ローラ3により回転駆動されボビンb上にチーズc等
の形に巻き上げられる。
【0008】4は満管となり玉揚げされたチーズcを所
定の場所に搬送するための自動ワインダーAwの機台H
の長手方向に沿って配置されているコンベヤであり、5
は玉揚げされたチーズcをコンベヤ4まで転動させ搬送
するための傾斜板であり、更に6は傾斜板5上を転動し
コンベヤ4上に載置されるチーズcの機台Hからの落下
を防止するためのストッパーである。なお、p2、p
3、p4は待機管糸である。
【0009】7は自動ワインダーAwの機台Hに立設さ
れた支柱7で、支柱7には水平枠8が取着されており、
水平枠8上にはレール9が設置されている。Bcはブロ
ークリーナーで、10はブロークリーナーBcの台車で
あり、台車10は、支柱7の水平枠8上に設置されたレ
ール9上を転動する車輪11を有している。従って、ブ
ロークリーナーBcは支柱7の水平枠8上に設置された
レール9上を、自動ワインダーAwの機台Hの長手方向
に沿って循環或いは往復走行できるように構成されてい
る。
【0010】台車10には図示されていないファン及び
フィルター等を有する公知のブロワー装置が設置されて
おり、ブロワー装置の空気吹き出し側には適当数のブロ
ーダクト12が、その先端がほぼ床F面近くまで延びる
ように垂下されている。13はブローダクト12に適当
数取着されている空気吹き出しノズルであり、空気吹き
出しノズル13から空気を吹き出すことにより、自動ワ
インダーAwに付着或いは堆積した風綿を吹き払うもの
である。なお、ブローダクト12が、図2に示されてい
るように、自動ワインダーAwの前面及び背後に、それ
ぞれ、2本ずつ垂下されているものが示されているが、
ブローダクト12の数は必要に応じて適宜設定すること
ができるものである。
【0011】14はブロワー装置の空気吸引側に設置さ
れているサクションダクトであり、サクションダクト1
4の先端には、ラッパ状に広がった吸引ノズル15が取
着されている。そして、サクションダクト14は、上記
の吹き出しノズル13により吹き払われ床F面に堆積し
ている風綿を吸引除去することができるように、吸引ノ
ズル15が床F面に接近するようにブロワー装置から垂
下されている。
【0012】図1において、16a〜16eは、各ワイ
ンデイングユニットu毎にワインデイングユニットuの
機台Hの内部に設置された空気吹き出しノズルであり、
各空気吹き出しノズル16a〜16eは、例えば、精紡
管糸p1付近に付着した風綿を吹き払うことができるよ
うに精紡管糸p1に向けて設置されており、また、張力
調整装置1或いは糸継ぎ装置2等に付着した風綿を吹き
払うことができるように張力調整装置1或いは糸継ぎ装
置2等に向けて設置されている。
【0013】そして、特に図1に示されているように、
各空気吹き出しノズル16a〜16eは、自動ワインダ
ーAwの機台Hの適当なフレームに取着された各空気吹
き出しノズル16a〜16eに共通のパイプ17に連結
されており、また、パイプ17は、図1〜図3に示され
ているように、自動ワインダーAwの機台Hに、ほぼ水
平に設置されている空気供給用水平パイプ18に連結さ
れており、更に、空気供給用水平パイプ18には空気供
給用垂直パイプ19が立設されている。一本の空気供給
用水平パイプ18には、図3に示されているように、一
台の自動ワインダーAwを構成する複数のワインデイン
グユニットu、例えば、10ユニットの各パイプ17が
連結されており、また、一本の空気供給用水平パイプ1
8には、一本の空気供給用垂直パイプ19が立設されて
いる。勿論、一台の自動ワインダーAwを構成する複数
のワインデイングユニットuをグループに分割して、グ
ループ毎に空気供給用水平パイプ18及び空気供給用垂
直パイプ19を設置することもでき、或いは、複数台の
自動ワインダーAwに共通の空気供給用水平パイプ18
及び空気供給用垂直パイプ19を設置することもでき
る。
【0014】また、一本の空気供給用水平パイプ18に
複数の空気供給用垂直パイプ19を設置することもでき
るものであり、空気供給用水平パイプ18に立設する空
気供給用垂直パイプ19の位置は、図3に示されている
ように、空気供給用水平パイプ18のほぼ中央部とする
ことも或いは空気供給用水平パイプ18の端部付近に立
設することもできる。
【0015】図1及び図4において、20はブロークリ
ーナーBcのブローダクト12の水平部12’から分か
れて垂下されている分枝パイプであり、分枝パイプ20
の下端部には、上記の空気供給用垂直パイプ19の上端
部と分枝パイプ20の下端部とを連結する連結部材21
が取着されている。また、連結部材21には、図4に示
されているように、例えば、空気供給用垂直パイプ19
が接近した場合に反応する図示されていない近接スイッ
チにより開くように構成されている軸受け22を中心に
旋回するシャッター23が設置されている。このような
シャッター23は公知の機械的に作動されるシャッター
とすることもでき、必要に応じ適当なシャッター手段を
適宜採用することができる。
【0016】以下に、本発明の作用について説明する。
ブロークリーナーBcが自動ワインダーAwの上方に設
置されているレール9に沿って走行し、ブロークリーナ
ーBcの連結部材21が所定の自動ワインダーAwから
立設されている空気供給用垂直パイプ19に接近したこ
とを連結部材21に設置されている近接スイッチが検知
した場合には、シャッター23を開き、分枝パイプ20
と空気供給用垂直パイプ19を連結する。分枝パイプ2
0と空気供給用垂直パイプ19が連結されると、分枝パ
イプ20はブロワー装置の空気吹き出し側に連結されて
いるので、従って、ブロークリーナーBcのブローダク
ト12の水平部12’から垂下されている分枝パイプ2
0と自動ワインダーAwから立設されている空気供給用
垂直パイプ19とが連結されている間、空気供給用垂直
パイプ19及び空気供給用水平パイプ18を介して上記
吹き出しノズル16a〜16eから空気が吹き出される
ことになり、自動ワインダーAwの所定の場所或いは部
材に付着或いは堆積されている風綿を自動ワインダーA
wの内側から吹き払うことができる。ブローダクト12
の分枝パイプ20と空気供給用垂直パイプ19との連結
が解かれたことを、例えば、ブロークリーナーBcの連
結部材21に設置されている図示されていない近接スイ
ッチが検知した場合には、シャッター23が閉じられ
る。
【0017】同様に、ブロークリーナーBcの移動に伴
って、ブロークリーナーBcのブローダクト12の水平
部12’から垂下されている分枝パイプ20が、次ぎに
隣接する自動ワインダーAwの空気供給用垂直パイプ1
9と連結され、順次、自動ワインダーAwの所定の場所
或いは部材に付着或いは堆積されている風綿を吹き払
う。このように、自動ワインダーAwの内側から吹き払
われ床F面に堆積された風綿は、例えば、ブロークリー
ナーBcの復路において、ブロワー装置の空気吸引側に
設置されているサクションダクト14の先端に取着され
ている吸引ノズル15により吸引除去される。
【0018】上記の実施例においては、連結部材21に
近接スイッチにより開くように構成されたシャッター2
3を設置したが、このようなシャッター23を設置する
ことなく、常時、分枝パイプ20から空気を吹き出すよ
うに構成し、自動ワインダーAwの上部等に付着した風
綿を吹き払うようにすることもできる。
【0019】また、吹き払われた風綿が床F面上に堆積
するのには時間がかかるので、各自動ワインダーAwか
ら立設されている空気供給用垂直パイプ19を自動ワイ
ンダーAwの端部付近に立設し、往路の早い段階で、分
枝パイプ20と空気供給用垂直パイプ19を連結するこ
とにより自動ワインダーAwの内側の吹き出しノズル1
6a〜16eから空気を吹き出し自動ワインダーAwに
付着した風綿を吹き払い、ブロークリーナーBcの復路
において、ブロワー装置の空気吸引側に設置されている
サクションダクト14の吸引ノズル15により床F面に
堆積された風綿を吸引除去するように構成することが好
ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、以下に記載の効果を奏することができる。繊維機
械の外側からブロークリーナーにより空気を吹きつける
と、却って風綿が繊維機械等の内部に入り込んでしまい
風綿の除去が非常に困難になるが、繊維機械の内側から
風綿を吹き払うことにより、繊維機械の内部に風綿が入
り込むことを防止することができる。
【0021】繊維機械の内側に入り込んだ風綿を除去す
ることができるので、繊維機械の内側に配置されている
駆動装置等に風綿が付着することにより発生していた駆
動装置等の故障等種々のトラブルを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロークリーナーが上方に配置された自動ワイ
ンダーの側面図である。
【図2】ブロークリーナーが上方に配置された自動ワイ
ンダーの背面図である。
【図3】自動ワインダーに取着された空気供給用水平パ
イプ及び空気供給用垂直パイプの配置関係を示す概略図
である。
【図4】分枝パイプと空気供給用垂直パイプとの連結部
の一実施例を示す拡大図である。
【符号の説明】
Bs ブロークリーナー 10 台車 12 ブローダクト 14 サクションダクト 16 吹き出しノズル 18 空気供給用水平パイプ 19 空気供給用垂直パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維機械の機台内に空気吹き出し装置を配
    置し、該空気吹き出し装置と繊維機械に沿って走行する
    ブロークリーナーのブローダクトとを連結部材を介して
    連結したことを特徴とする繊維機械の清掃装置。
JP30578892A 1992-11-17 1992-11-17 繊維機械の清掃装置 Pending JPH06158455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30578892A JPH06158455A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 繊維機械の清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30578892A JPH06158455A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 繊維機械の清掃装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06158455A true JPH06158455A (ja) 1994-06-07

Family

ID=17949365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30578892A Pending JPH06158455A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 繊維機械の清掃装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06158455A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109234868A (zh) * 2018-09-20 2019-01-18 张玉霞 一种新式的纺织机械纤维静电清理装置

Cited By (1)

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