JPH0615743A - 有着テープ貼り付け装置 - Google Patents
有着テープ貼り付け装置Info
- Publication number
- JPH0615743A JPH0615743A JP4197690A JP19769092A JPH0615743A JP H0615743 A JPH0615743 A JP H0615743A JP 4197690 A JP4197690 A JP 4197690A JP 19769092 A JP19769092 A JP 19769092A JP H0615743 A JPH0615743 A JP H0615743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- roll
- release paper
- adhesive tape
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動的に被加工体の表面にゴムテープを圧着
し、そして該テープの離型紙を自動的に除去する。 【構成】 被加工体2の表面にゴムテープ20と離型紙
21からなる有着テープ5を貼り付けながら離型紙21
を除去する装置である。この装置1は、基台上3に設け
た該被加工体2を位置設定するクリップ部4と、有着テ
ープ5を巻き取ったテープ供給ロール6と、供給された
有着テープ5のうちのゴムテープ20のみを被加工体2
に押さえるテープ圧着ロール7と、上記テープ供給ロー
ル6とテープ圧着ロール7とを基台3上を同時に水平移
動可能にするロール走行部8と、上記テープの離型紙2
1を把持するクランプ部10と、そして該離型紙21を
吸引して除去する排出部11とからなっている。
し、そして該テープの離型紙を自動的に除去する。 【構成】 被加工体2の表面にゴムテープ20と離型紙
21からなる有着テープ5を貼り付けながら離型紙21
を除去する装置である。この装置1は、基台上3に設け
た該被加工体2を位置設定するクリップ部4と、有着テ
ープ5を巻き取ったテープ供給ロール6と、供給された
有着テープ5のうちのゴムテープ20のみを被加工体2
に押さえるテープ圧着ロール7と、上記テープ供給ロー
ル6とテープ圧着ロール7とを基台3上を同時に水平移
動可能にするロール走行部8と、上記テープの離型紙2
1を把持するクランプ部10と、そして該離型紙21を
吸引して除去する排出部11とからなっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有着テープ貼り付け装置
に係り、例えば伝動ベルトのカバー帆布の突き合わせ接
合部にゴムテープを貼り付けるとともに離型紙を除去す
る工程を自動化した有着テープ貼り付け装置に関するも
のである。
に係り、例えば伝動ベルトのカバー帆布の突き合わせ接
合部にゴムテープを貼り付けるとともに離型紙を除去す
る工程を自動化した有着テープ貼り付け装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、伝動ベルトのうち歯付ベルトを製
造する場合には、まず歯付モールドに予め成形した円筒
状のカバー帆布を装着し、この上に心線からなるロープ
をスパイラルにスピニングし、未加硫のゴムシートを巻
き付けた後、加硫していた。この加硫時において、この
未加硫のゴムシートは上記カバー帆布を押圧してモール
ドの溝部に圧入される。上記カバー帆布は、シート状帆
布の端部を突き合わせてた後、熱溶着機によって接合し
て円筒状にしたもの、あるいはシート状帆布の端部を突
き合わせてた後、ミシンによって円筒状に接合してい
た。とりわけ、熱溶着したカバー帆布は、製造コストが
安いため、ミシンジョイトに取って代わっている。しか
し、熱溶着したカバー帆布を使用すると、加硫成形時に
流動するゴムの圧入力によってジョイト部が局部的に破
損し、ここから未加硫のゴムが流れ出して不良品になる
ことがあった。このため、熱溶着したカバー帆布では、
ジョイト部にゴムテープを貼り付けた後、ハンドロール
で圧着していた。
造する場合には、まず歯付モールドに予め成形した円筒
状のカバー帆布を装着し、この上に心線からなるロープ
をスパイラルにスピニングし、未加硫のゴムシートを巻
き付けた後、加硫していた。この加硫時において、この
未加硫のゴムシートは上記カバー帆布を押圧してモール
ドの溝部に圧入される。上記カバー帆布は、シート状帆
布の端部を突き合わせてた後、熱溶着機によって接合し
て円筒状にしたもの、あるいはシート状帆布の端部を突
き合わせてた後、ミシンによって円筒状に接合してい
た。とりわけ、熱溶着したカバー帆布は、製造コストが
安いため、ミシンジョイトに取って代わっている。しか
し、熱溶着したカバー帆布を使用すると、加硫成形時に
流動するゴムの圧入力によってジョイト部が局部的に破
損し、ここから未加硫のゴムが流れ出して不良品になる
ことがあった。このため、熱溶着したカバー帆布では、
ジョイト部にゴムテープを貼り付けた後、ハンドロール
で圧着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなジ
ョイト部にゴムテープを貼り付けた後、ハンドロールで
圧着する工程は、すべて作業者に依存していたため、か
なりの加工時間を要していた。このため、これらの工程
を合理化することが強く望まれていた。本発明はこのよ
うな問題点を改善するものであり、熱溶着したカバー帆
布のジョイト部に自動的にゴムテープを圧着し、そして
該テープの離型紙を自動的に除去するテープ貼り付け装
置を提供することを目的とする。
ョイト部にゴムテープを貼り付けた後、ハンドロールで
圧着する工程は、すべて作業者に依存していたため、か
なりの加工時間を要していた。このため、これらの工程
を合理化することが強く望まれていた。本発明はこのよ
うな問題点を改善するものであり、熱溶着したカバー帆
布のジョイト部に自動的にゴムテープを圧着し、そして
該テープの離型紙を自動的に除去するテープ貼り付け装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明の有着テープ貼り付け装置は、被加工体の表面
にゴムテープと離型紙から有着テープのゴムテープを貼
り付けながら離型紙を除去する装置であり、基台上に設
けた該被加工体を位置設定するクリップ部と、有着テー
プを巻き取ったテープ供給ロールと、供給された有着テ
ープのうちのゴムテープのみを被加工体に押さえるテー
プ圧着ロールと、上記テープ供給ロールとテープ圧着ロ
ールとを基台上を同時に水平移動可能にするロール走行
部と、上記テープの離型紙を把持するクランプ部、そし
て該離型紙を吸引して除去する排出部とを有する構成か
らなる。また、本発明の装置は、基台の表面へ突出して
テープ圧着ロールに当接する刃を具備するカッター部を
有する場合、支持軸に旋回可能に取り付けられた押さえ
板と、該押さえ板を押し上げるシリンダーとを有してい
るクリップ部を有する場合、テープ供給ロールとテープ
圧着ロールとを装着したシャフトと、該シャフトを2つ
のガイド板に沿って平行移動させるシリンダーからなる
ロール走行部を有する場合も含む。
る本発明の有着テープ貼り付け装置は、被加工体の表面
にゴムテープと離型紙から有着テープのゴムテープを貼
り付けながら離型紙を除去する装置であり、基台上に設
けた該被加工体を位置設定するクリップ部と、有着テー
プを巻き取ったテープ供給ロールと、供給された有着テ
ープのうちのゴムテープのみを被加工体に押さえるテー
プ圧着ロールと、上記テープ供給ロールとテープ圧着ロ
ールとを基台上を同時に水平移動可能にするロール走行
部と、上記テープの離型紙を把持するクランプ部、そし
て該離型紙を吸引して除去する排出部とを有する構成か
らなる。また、本発明の装置は、基台の表面へ突出して
テープ圧着ロールに当接する刃を具備するカッター部を
有する場合、支持軸に旋回可能に取り付けられた押さえ
板と、該押さえ板を押し上げるシリンダーとを有してい
るクリップ部を有する場合、テープ供給ロールとテープ
圧着ロールとを装着したシャフトと、該シャフトを2つ
のガイド板に沿って平行移動させるシリンダーからなる
ロール走行部を有する場合も含む。
【0005】
【作用】本発明では、熱溶着によって円筒状にしたカバ
ー帆布からなる被加工体を基台上に設置してクリップ部
によって位置固定した後、クランプ部にテープ供給ロー
ルに巻かれた有着テープの離型紙の先端部を把持し、ロ
ール走行部を稼働させてテープ供給ロールとテープ圧着
ロールとを同時に移動させ、ゴムテープをテープ圧着ロ
ールによって被加工体を押し付けながら貼り付け、同時
に離型紙をゴムテープから分離しながら貼り付けを完了
させ、その後ゴムテープを切断する。そして、被加工体
を基台から取り出した後、離型紙の先端部を開放すると
ともに排出部を稼働させながらテープ供給ロールとテー
プ圧着ロールとを後退させ、離型紙を排出部へ吸引す
る。
ー帆布からなる被加工体を基台上に設置してクリップ部
によって位置固定した後、クランプ部にテープ供給ロー
ルに巻かれた有着テープの離型紙の先端部を把持し、ロ
ール走行部を稼働させてテープ供給ロールとテープ圧着
ロールとを同時に移動させ、ゴムテープをテープ圧着ロ
ールによって被加工体を押し付けながら貼り付け、同時
に離型紙をゴムテープから分離しながら貼り付けを完了
させ、その後ゴムテープを切断する。そして、被加工体
を基台から取り出した後、離型紙の先端部を開放すると
ともに排出部を稼働させながらテープ供給ロールとテー
プ圧着ロールとを後退させ、離型紙を排出部へ吸引す
る。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の実施例を
説明する。図1は本発明に係る有着テープ貼り付け装置
の正面図、図2は図1のA−A断面、そして図3は図1
におけるクリップ部の平面図である。本発明の有着テー
プ貼り付け装置1は、熱溶着して円筒状にしたカバー帆
布からなる被加工体2を設置する基台3上に、この被加
工体2の位置設定するクリップ部4と、基台3上を水平
移動可能になる有着テープ5を巻き取ったテープ供給ロ
ール6と、有着テープ5のうちのゴムテープのみを被加
工体に押さえるテープ圧着ロール7と、テープ供給ロー
ル6とテープ圧着ロール7とを基台3上を同時に水平移
動可能にするロール走行部8と、ゴムテープを切断する
カッター部9、テープの離型紙を把持するクランプ部1
0、そして該離型紙を吸引しながら排出する排出部11
を含んでいる。
説明する。図1は本発明に係る有着テープ貼り付け装置
の正面図、図2は図1のA−A断面、そして図3は図1
におけるクリップ部の平面図である。本発明の有着テー
プ貼り付け装置1は、熱溶着して円筒状にしたカバー帆
布からなる被加工体2を設置する基台3上に、この被加
工体2の位置設定するクリップ部4と、基台3上を水平
移動可能になる有着テープ5を巻き取ったテープ供給ロ
ール6と、有着テープ5のうちのゴムテープのみを被加
工体に押さえるテープ圧着ロール7と、テープ供給ロー
ル6とテープ圧着ロール7とを基台3上を同時に水平移
動可能にするロール走行部8と、ゴムテープを切断する
カッター部9、テープの離型紙を把持するクランプ部1
0、そして該離型紙を吸引しながら排出する排出部11
を含んでいる。
【0007】上記クリップ部4は基台3上の端部に設置
され、被加工体2を位置固定するものであるが、図3の
ように支持軸13に旋回可能に取り付けられた押さえ板
14と該押さえ板14の端部を押し上げるロッド15と
シリンダー16とからなっている。上記押さえ板14は
中央部に切り欠き部17を有し、該押さえ板14の一端
をシリンダー16の作動によってシーソのように押し上
げ、押さえ板14の他端を基台3面に当接させることに
よって被加工体2を位置固定する。
され、被加工体2を位置固定するものであるが、図3の
ように支持軸13に旋回可能に取り付けられた押さえ板
14と該押さえ板14の端部を押し上げるロッド15と
シリンダー16とからなっている。上記押さえ板14は
中央部に切り欠き部17を有し、該押さえ板14の一端
をシリンダー16の作動によってシーソのように押し上
げ、押さえ板14の他端を基台3面に当接させることに
よって被加工体2を位置固定する。
【0008】テープ供給ロール6は、ゴムテープ20に
離型紙21を貼り合わせた有着テープ5を巻き取ってお
り、一方テープ圧着ロール7はテープ供給ロール6の真
下に位置し、該テープ供給ロール6とともに移動する。
このテープ圧着ロール7はゴムテープ20を係合する側
にあってその両側部にガイド板22を装着してゴムテー
プ20の乱れを防止している。
離型紙21を貼り合わせた有着テープ5を巻き取ってお
り、一方テープ圧着ロール7はテープ供給ロール6の真
下に位置し、該テープ供給ロール6とともに移動する。
このテープ圧着ロール7はゴムテープ20を係合する側
にあってその両側部にガイド板22を装着してゴムテー
プ20の乱れを防止している。
【0009】テープ供給ロール6とテープ圧着ロール7
は、ともに基台3上を一緒に水平移動させるロール走行
部8に装着されている。即ち、ロール走行部8では、平
行に配置された第1のガイド板24と第2のガイド板2
5に、それぞれ第1のスライド部26と第2のスライド
部27が係合し、第1のスライド部26と第2のスライ
ド部27間にシャフト28が連結され、該シャフト28
の端部にテープ圧着ロール7が固定されている。また、
一方先端に軸受け29を固定した支軸30が該シャフト
28と直角方向に固定され、この軸受け29にテープ供
給ロール6が装着されている。そして、第1のスライド
部24はシリンダー31のロッドに連結し、シリンダー
31の作動によってロール走行部8が稼働して、テープ
供給ロール6とテープ圧着ロール7が基台3上を同時に
水平移動する。
は、ともに基台3上を一緒に水平移動させるロール走行
部8に装着されている。即ち、ロール走行部8では、平
行に配置された第1のガイド板24と第2のガイド板2
5に、それぞれ第1のスライド部26と第2のスライド
部27が係合し、第1のスライド部26と第2のスライ
ド部27間にシャフト28が連結され、該シャフト28
の端部にテープ圧着ロール7が固定されている。また、
一方先端に軸受け29を固定した支軸30が該シャフト
28と直角方向に固定され、この軸受け29にテープ供
給ロール6が装着されている。そして、第1のスライド
部24はシリンダー31のロッドに連結し、シリンダー
31の作動によってロール走行部8が稼働して、テープ
供給ロール6とテープ圧着ロール7が基台3上を同時に
水平移動する。
【0010】カッター部9は設置した被加工体2の端部
付近にあって基台3の内側に位置している。このカッタ
ー部9はシリンダー33のロッド34に連結した刃35
を有し、テープ圧着ロール7がこの位置にくると刃35
が基台3の表面から突出してテープ圧着ロール7に当接
し、ゴムテープ20を切断する。
付近にあって基台3の内側に位置している。このカッタ
ー部9はシリンダー33のロッド34に連結した刃35
を有し、テープ圧着ロール7がこの位置にくると刃35
が基台3の表面から突出してテープ圧着ロール7に当接
し、ゴムテープ20を切断する。
【0011】上記クランプ部10は基台3の端部の上方
に設置され、電磁弁あるいはシリンダーに連結したロッ
ド37と受皿38からなっている。離型紙21の端部は
ロッド37と受皿38との間に把持される。また、基台
3の側壁に固定された排出部11は筒部40と溜め部4
1からなり、これらの筒部40と溜め部41はバキュー
ム装置42に連結し、該バキューム装置42の作動によ
って離型紙21を吸引してこの中に溜めておく。
に設置され、電磁弁あるいはシリンダーに連結したロッ
ド37と受皿38からなっている。離型紙21の端部は
ロッド37と受皿38との間に把持される。また、基台
3の側壁に固定された排出部11は筒部40と溜め部4
1からなり、これらの筒部40と溜め部41はバキュー
ム装置42に連結し、該バキューム装置42の作動によ
って離型紙21を吸引してこの中に溜めておく。
【0012】次に、本発明の有着テープ貼り付け装置1
の動作について説明する。まず熱溶着して円筒状にした
カバー帆布からなる被加工体2をクリップ部4の押さえ
板14に挟むが、このとき被加工体2の加工部44を押
さえ板14の切り欠き部17に位置させる。そして、押
さえ板14の一端をシリンダー16の作動によって押し
上げ、押さえ板14の他端を基台3に当接させることに
よって被加工体2を位置固定する。尚、有着テープ5は
テープ供給ロール6に巻かれており、ゴムテープ20は
テープ圧着ロール7に巻き付けられているとともに被加
工体2に圧着した状態にある。
の動作について説明する。まず熱溶着して円筒状にした
カバー帆布からなる被加工体2をクリップ部4の押さえ
板14に挟むが、このとき被加工体2の加工部44を押
さえ板14の切り欠き部17に位置させる。そして、押
さえ板14の一端をシリンダー16の作動によって押し
上げ、押さえ板14の他端を基台3に当接させることに
よって被加工体2を位置固定する。尚、有着テープ5は
テープ供給ロール6に巻かれており、ゴムテープ20は
テープ圧着ロール7に巻き付けられているとともに被加
工体2に圧着した状態にある。
【0013】続いて、クランプ部10を作動させて有着
テープの離型紙21の先端部を把持し、ロール走行部8
を稼働させてテープ供給ロール6とテープ圧着ロール7
とを同時に移動させ、ゴムテープ20をテープ圧着ロー
ル7によって被加工体2を押し付けながら貼り付け、同
時に離型紙21をゴムテープ20から分離して貼り付け
を完了させる。そして、図4に示すようにテープ圧着ロ
ール7が被加工体2の端部に位置すると、カッター部9
が作動してゴムテープ20を切断する。
テープの離型紙21の先端部を把持し、ロール走行部8
を稼働させてテープ供給ロール6とテープ圧着ロール7
とを同時に移動させ、ゴムテープ20をテープ圧着ロー
ル7によって被加工体2を押し付けながら貼り付け、同
時に離型紙21をゴムテープ20から分離して貼り付け
を完了させる。そして、図4に示すようにテープ圧着ロ
ール7が被加工体2の端部に位置すると、カッター部9
が作動してゴムテープ20を切断する。
【0014】その後、押さえ板14の基台3への当接を
開放した後、被加工体2を基台3から取り出す。そし
て、離型紙21の先端部の把持を開放し、同時に排出部
11のバキューム装置42を稼働させると、テープ供給
ロール6とテープ圧着ロール7とを後退させることによ
って離型紙21を排出部11の筒部40から溜め部41
へと移動させる。離型紙21が溜め部41に移動する
と、バキューム装置42の稼働を停止する。
開放した後、被加工体2を基台3から取り出す。そし
て、離型紙21の先端部の把持を開放し、同時に排出部
11のバキューム装置42を稼働させると、テープ供給
ロール6とテープ圧着ロール7とを後退させることによ
って離型紙21を排出部11の筒部40から溜め部41
へと移動させる。離型紙21が溜め部41に移動する
と、バキューム装置42の稼働を停止する。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の有着テープ貼り付
け装置では、被加工体を基台上に確実し設定することが
できるとともに、この状態で有着テープの離型紙とゴム
テープとを分離し、ゴムテープを自動的に被加工体に圧
着して貼り付けることができ、その後離型紙を自動的に
取り除くことができるため、短時間でテープ貼り付けを
終えることができ、しかもゴムテープの貼り付け状態も
良好である等の効果を奏する。
け装置では、被加工体を基台上に確実し設定することが
できるとともに、この状態で有着テープの離型紙とゴム
テープとを分離し、ゴムテープを自動的に被加工体に圧
着して貼り付けることができ、その後離型紙を自動的に
取り除くことができるため、短時間でテープ貼り付けを
終えることができ、しかもゴムテープの貼り付け状態も
良好である等の効果を奏する。
【図1】本発明に係る有着テープ貼り付け装置の正面図
である。
である。
【図2】図1のA−A断面である。
【図3】図1におけるクリップ部の平面図である。
【図4】カッター部が作動してゴムテープを切断する状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図5】テープ供給ロールとテープ圧着ロールとが後退
しながら離型紙を排出部へ入れる状態を示す図である。
しながら離型紙を排出部へ入れる状態を示す図である。
1 有着テープ貼り付け装置 2 被加工体 3 基台 4 クリップ部 5 有着テープ 6 テープ供給ロール 7 テープ圧着ロール 8 ロール走行部 9 カッター部 10 クランプ部 11 排出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 勇友 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内 (72)発明者 松村 茂夫 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 被加工体の表面にゴムテープと離型紙か
らなる有着テープを貼り付けながら離型紙を除去する装
置であり、基台上に設けた該被加工体を位置設定するク
リップ部と、有着テープを巻き取ったテープ供給ロール
と、供給された有着テープのうちのゴムテープのみを被
加工体に押さえるテープ圧着ロールと、上記テープ供給
ロールとテープ圧着ロールとを基台上を同時に水平移動
可能にするロール走行部と、上記テープの離型紙を把持
するクランプ部と、そして該離型紙を吸引して除去する
排出部とを有することを特徴とする有着テープ貼り付け
装置。 - 【請求項2】 基台の表面へ突出してテープ圧着ロール
に当接する刃を具備するカッター部を有している請求項
1記載の有着テープ貼り付け装置。 - 【請求項3】 クリップ部は支持軸に旋回可能に取り付
けられた押さえ板と、該押さえ板を押し上げるシリンダ
ーとを有している請求項1記載の有着テープ貼り付け装
置。 - 【請求項4】 ロール走行部は、テープ供給ロールとテ
ープ圧着ロールとを装着したシャフトと、該シャフトを
2つのガイド板に沿って平行移動させるシリンダーから
なる請求項1記載の有着テープ貼り付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4197690A JPH0615743A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 有着テープ貼り付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4197690A JPH0615743A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 有着テープ貼り付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615743A true JPH0615743A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16378736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4197690A Pending JPH0615743A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 有着テープ貼り付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615743A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005053690A (ja) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Panahome Corp | テープ貼り付け装置 |
CN103935109A (zh) * | 2013-01-17 | 2014-07-23 | 盐城市协和机械有限公司 | 全自动贴胶机 |
CN111918766A (zh) * | 2018-06-11 | 2020-11-10 | 横滨橡胶株式会社 | 橡胶片构件的接合装置及方法 |
CN111923428A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-11-13 | 新疆天业节水灌溉股份有限公司 | 一种棉花打包膜复合拼接设备 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4197690A patent/JPH0615743A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005053690A (ja) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Panahome Corp | テープ貼り付け装置 |
CN103935109A (zh) * | 2013-01-17 | 2014-07-23 | 盐城市协和机械有限公司 | 全自动贴胶机 |
CN111918766A (zh) * | 2018-06-11 | 2020-11-10 | 横滨橡胶株式会社 | 橡胶片构件的接合装置及方法 |
CN111918766B (zh) * | 2018-06-11 | 2022-05-03 | 横滨橡胶株式会社 | 橡胶片构件的接合装置及方法 |
CN111923428A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-11-13 | 新疆天业节水灌溉股份有限公司 | 一种棉花打包膜复合拼接设备 |
CN111923428B (zh) * | 2020-06-18 | 2023-04-14 | 新疆天业节水灌溉股份有限公司 | 一种棉花打包膜复合拼接设备 |
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