JPH06156804A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06156804A
JPH06156804A JP4330105A JP33010592A JPH06156804A JP H06156804 A JPH06156804 A JP H06156804A JP 4330105 A JP4330105 A JP 4330105A JP 33010592 A JP33010592 A JP 33010592A JP H06156804 A JPH06156804 A JP H06156804A
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JP
Japan
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recording paper
paper
image forming
type
unit
Prior art date
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JP4330105A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tabata
泰広 田端
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06156804A publication Critical patent/JPH06156804A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 普通紙と再生紙の使い分けを行う際に、給紙
カセット内に収納された記録紙の種類を誤認することに
よって発生し易かったミスコピーを防止して記録紙及び
コピー時間の浪費を防止するとともに、給紙の度に紙種
を検知、判定することにより発生する無駄をなくすこと
ができる画像形成装置を提供する。 【構成】 収納した記録紙を給紙する記録紙給紙手段
2、3と、該記録紙上に画像を形成する作像部と、記録
紙給紙手段と作像部との間の搬送経路上に位置し搬送さ
れている記録紙の種類を判定するためのデータを収集す
る記録紙種類検知手段9と、記録紙種類検知手段が検知
した記録紙の種類に関するデータを記憶する記録紙種類
記憶手段22と、記録紙種類記憶手段内のデータに基づ
いて該作像部の動作を禁止するよう制御を行う制御部2
5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は材質、色等の異なる複数
種類の記録紙を選択的に使用可能な画像形成装置におい
て、予めセットされている記録紙の種類を判別して表示
することによりミスコピー等を防止するようにした画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等
の画像形成装置、記録装置にあっては、記録紙を給紙カ
セット等のセット手段に装着した状態でこれを自動給紙
する給紙装置が設けられている。最近では記録紙として
新たに製造された用紙(普通紙)以外にも、地球資源の
保護のために再生紙が積極的に活用されるようになって
いるが、再生紙は通常使用される白色の普通紙とは異な
り、茶系色である。このような再生紙は、オフィス内の
メモ保存用、或は連絡用等の正式でない文書用に用いる
限りにおいては特に問題は生じないが、社内の正式な書
類や、官庁や社外に提出する文書の用紙としては好まし
くない。
【0003】また、複写機等においては、複数の給紙カ
セット(給紙装置)を備えたものが多く、手動操作によ
り或は自動的に給紙装置が選択されると、該選択された
給紙装置にセットされた記録紙が一枚づつ給紙される。
このような複写機においていずれかの給紙装置に再生紙
がセットされると、セットした人が操作する限りにおい
ては問題は生じないが、それ以後使用する人はいずれの
カセットにどのような記録紙がセットされているのかを
カセット内の紙種を確認しない限り容易に知ることはで
きない。従来から現在セットされている記録紙のサイ
ズ、セット方向、残量を検知して表示する機能を備えた
画像形成装置は知られているが、収納されている記録紙
が再生紙であるのか普通紙であるのかを検知して表示す
る機能を有した画像形成装置は知られていない。このた
め、白色の記録紙と誤って再生紙にコピーを行うことが
多々ある。即ち、正式文書を作成するために普通紙にコ
ピーする意図でコピー操作をしたにも拘らず、再生紙が
選択されていた場合にはミスコピーとなるので、操作者
としては記録紙を普通紙に入れ替えるか、普通紙を収納
した他の給紙カセットを捜して選択し、再度コピーをし
直す必要が生じる。このため、紙の無駄と、コピー時間
の浪費が発生し、この点の改善が望まれていた。また、
これとは逆に再生紙にコピーしようとして普通紙にコピ
ーしてしまう場合もあり、再生紙を利用する趣旨が没却
される事態を生じている。
【0004】次に、従来記録紙のサイズ、セット方向等
の種類を検知する場合、記録紙の給紙の度に一枚毎に種
類検知を行っていたため、検知装置の使用頻度が膨大化
し、検知装置の寿命の短期化と、エネルギーの浪費、制
御信号の増大による制御プログラムの複雑化という不具
合をもたらしていた。ところで、特開昭64−3876
3号公報には両面コピー時にシート収納装置に収納され
ているシートの裏面が白紙状態でないことを裏面センサ
により検知し、シート裏面への画像形成を防止する技術
が開示されているが、裏面だけの検知しか行わないた
め、不便がある。特開昭63−160939号公報、特
開昭60−86559号公報にはペーパーの特性や種類
を示す表示等を給紙カセット側に設け、該表示を画像形
成装置本体が読込み検知するようにした構成が開示され
ているが、カセットの表示が示す種類と異なる記録紙を
誤って収納してしまった場合にはミスコピーが発生する
という欠点を有する。また、特開昭64−86169号
公報には転写紙の色及びトナーの色を識別し、トナーの
色と異なる色の転写紙が収容されたカセットを指定して
ミスコピーを未然に防止する技術が開示されている。転
写紙の色の識別はカセットの表示を読み取ることによっ
て行っている。このため、カセットの表示が示す色と異
なる色の記録紙を誤って収納してしまった場合にミスコ
ピーが発生するという欠点を有する。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、普通紙と再生紙の使い分けを行う際に、給紙カセッ
ト内に収納された記録紙の種類を誤認することによって
発生し易かったミスコピーを防止して記録紙及びコピー
時間の浪費を防止するとともに、給紙の度に紙種を検
知、判定することにより発生する無駄をなくすことがで
きる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本願第1の発
明は、収納した記録紙を給紙する記録紙給紙手段と、該
記録紙上に画像を形成する作像部と、該記録紙給紙手段
と該作像部との間の搬送経路上に位置し搬送されている
記録紙の種類を判定するためのデータを収集する記録紙
種類検知手段と、該記録紙種類検知手段が検知した記録
紙の種類に関するデータを記憶する記録紙種類記憶手段
と、該記録紙種類記憶手段内のデータに基づいて該作像
部の動作を禁止するよう制御を行う制御部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】本願第2の発明は、収納した記録紙を給紙
する記録紙給紙手段と、該記録紙上に画像を形成する作
像部と、該記録紙給紙手段と該作像部との間の搬送経路
上に位置し搬送されている記録紙の種類を判定するため
のデータを収集する記録紙種類検知手段と、該記録紙種
類検知手段が検知した記録紙の種類に関するデータを記
憶する記録紙種類記憶手段と、該記録紙給紙手段への記
録紙補給動作が行われたことを検知する記録紙補給判定
手段と、該記録紙補給判定手段が記録紙補給動作を検知
した時に上記記録紙種類記憶手段に記憶された上記デー
タをクリアする情報クリア手段と、前記各構成要素を制
御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】本願第3の発明は、収納した記録紙を給紙
する複数の記録紙給紙手段と、該記録紙上に画像を形成
する作像部と、該記録紙給紙手段と該作像部との間の搬
送経路上に位置し搬送されている記録紙の種類を判定す
るためのデータを収集する記録紙種類検知手段と、該記
録紙種類検知手段が検知した記録紙の種類に関するデー
タを該記録紙給紙手段毎に記憶する記録紙種類記憶手段
と、該記録紙種類記憶手段内のデータに基づいて該作像
部の動作を禁止するよう制御を行う制御部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】本願第4の発明は、収納した記録紙を給紙
する複数の記録紙給紙手段と、該記録紙上に画像を形成
する作像部と、該記録紙給紙手段と該作像部との間の搬
送経路上に位置し搬送されている記録紙の種類を判定す
るためのデータを収集する記録紙種類検知手段と、該記
録紙種類検知手段が検知した記録紙の種類に関するデー
タを該記録紙給紙手段毎に記憶する記録紙種類記憶手段
と、いずれかの記録紙給紙手段への記録紙補給動作が行
われたことを検知する記録紙補給判定手段と、該記録紙
補給判定手段がいずれかの記録紙給紙手段についての記
録紙補給動作を検知した時に上記記録紙種類記憶手段に
記憶された該記録紙給紙手段についてのデータをクリア
する情報クリア手段と、前記各構成要素を制御する制御
部と、を備えたことを特徴とする。
【0010】本願第5の発明は、収納した記録紙を給紙
する記録紙給紙手段と、該記録紙上に画像を形成する作
像部と、該記録紙給紙手段と該作像部との間の搬送経路
上に位置し搬送されている記録紙の種類を判定するため
のデータを収集する記録紙種類検知手段と、普通紙の記
録紙への画像形成を指定する普通紙コピーモード指定手
段と、該普通紙コピーモード指定手段により普通紙コピ
ーモードが選択された時に該記録紙種類検知手段が普通
紙であることを検知した場合のみ該作像部を作動させる
ように制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0011】本願第6の発明は、前記制御部は、前記普
通紙コピーモード指定手段により普通紙コピーモードが
選択されていない時には前記記録紙種類検知手段の記憶
データに関わりなく前記作像部に画像形成動作を行わせ
るよう制御することを特徴とする。本願第7の発明は、
収納した記録紙を給紙する複数の記録紙給紙手段と、該
記録紙上に画像を形成する作像部と、該記録紙給紙手段
と該作像部との間の搬送経路上に位置し搬送されている
記録紙の種類を判定するためのデータを収集する記録紙
種類検知手段と、該記録紙種類検知手段が検知した記録
紙の種類に関するデータを該記録紙給紙手段毎に記憶す
る記録紙種類記憶手段と、普通紙の記録紙への画像形成
を指定する普通紙コピーモード指定手段と、該普通紙コ
ピーモード指定手段により普通紙コピーモードが選択さ
れた時に給紙手段選択制御回路に制御信号を出力して普
通紙がセットされている記録紙給紙手段を作動させる制
御部と、を備えたことを特徴とする。
【0012】本願第8の発明は、収納した記録紙を給紙
する複数の記録紙給紙手段と、該記録紙上に画像を形成
する作像部と、該記録紙給紙手段と該作像部との間の搬
送経路上に位置し搬送されている記録紙の種類を判定す
るためのデータを収集する記録紙種類検知手段と、該記
録紙種類検知手段が検知した記録紙の種類に関するデー
タを該記録紙給紙手段毎に記憶する記録紙種類記憶手段
と、いずれかの記録紙給紙手段への記録紙補給動作が行
われたことを検知する記録紙補給判定手段と、該記録紙
補給判定手段がいずれかの記録紙給紙手段についての記
録紙補給動作を検知した時に上記記録紙種類記憶手段に
記憶された該記録紙給紙手段についてのデータをクリア
する情報クリア手段と、普通紙の記録紙への画像形成を
指定する普通紙コピーモード指定手段と、該普通紙コピ
ーモード指定手段により普通紙コピーモードが選択され
た時に給紙手段選択制御回路に制御信号を出力して普通
紙がセットされている記録紙給紙手段を作動させる制御
部と、を備えたことを特徴とする。
【0013】本願第9の発明は、前記普通紙コピーモー
ド指定手段により普通紙コピーモードが選択された時
に、いずれの記録紙給紙手段にも普通紙がセットされて
いない場合には、その旨を表示する表示手段を備えたこ
とを特徴とする。本願第10の発明は、前記記録紙種類
検知手段は、予め指定した普通紙であるか否かを判定す
るためのデータを収集するための光学的検知手段である
ことを特徴とする。本願第11の発明は、前記制御部
は、前記記録紙種類記憶手段にデータが記憶されている
時には前記記録紙種類検知手段を不作動にすると共に、
該記録紙種類記憶手段にデータが記憶されていない時に
は最初に給紙された記録紙だけについて記録紙種類検知
を行うように該記録紙種類検知手段を作動させることを
特徴とする。本願第12の発明は、前記記録紙種類検知
手段は給紙された記録紙の表裏両面の状態を検知し、少
なくとも片面が予め指定した条件に適合しない普通紙で
あると検知した場合には、これを普通紙以外の記録紙と
して認識することを特徴とする。本願第13の発明は、
記録紙の表面用と裏面用の記録紙種類検知手段の検知精
度を異ならせたことを特徴とする。
【0014】以下、添付図面に示した実施例により本発
明を詳細に説明する。図1は本発明を適用する画像形成
装置の給紙部及び作像部の一例の概略構成説明図であ
り、この図では電子写真式複写機を示しているが、これ
は一例に過ぎず、例えばプリンタやファクシミリ装置の
ように記録紙に画像を記録する構成を有した装置全てに
ついて本発明は適用可能である。この画像形成装置の給
紙装置1は、上下位置関係で配置された第1及び第2の
給紙カセット(第1及び第2の給紙手段)2、3を有
し、例えば第1の給紙カセット2内にはA4サイズの普
通紙(PPC用紙)4をセットし、第2の給紙カセット
3内には再生紙5をセットする。各給紙カセット2、3
内の記録紙(用紙)4、5は夫々ピックアップコロ6、
7により一枚づつ取り出され、感光体ドラム8を中心と
した作像部へ向けて搬送されるが、感光体ドラム8の手
前の搬送経路上には記録紙種類検知手段9を配置して記
録紙の種類を検知する。作像部は感光体ドラム8と、潜
像形成手段10、現像手段11、転写手段12、クリー
ニング手段13と、定着手段14とから成り、定着を完
了した記録紙は排紙トレイ15上に排出される。
【0015】記録紙種類検知手段9は、各給紙カセット
2、3から夫々延設された各経路上に個別に設けてもよ
いが、両経路の合流位置よりも下流側に設ければ検知手
段は一つで済むため経済的である。この検知手段9は、
例えば図2(a) 、(b) に示すような反射型のフォトセン
サから成る光学的検知手段を備えている。図2(a) は本
発明の第1実施例に関し、この例は発光素子16aと受
光素子16bを記録紙の搬送経路の上方に配置した例で
あり、発光素子16aから発光された検知光は記録紙上
面で反射してから受光素子16bに入射する。図示しな
い制御部(或は検知手段9自体に備えたCPU)は受光
素子16bからの検知信号に基づいて該反射光の反射光
量の値を判定し、記録紙の種類を識別判定する。
【0016】図3は記録紙を普通紙、再生紙、カラー
紙、既コピー紙、その他の特殊紙(ミシン目や給送用の
パーフォレーション穴を有したコンピュータ用紙や定形
外サイズの紙)の5種類に大別した図表であり、この5
種類はまた2つのタイプに分類できる。即ち、タイプ分
けその1は、普通紙とそれ以外の用紙とを分ける分類法
であり、タイプ分けその2は後述するように両面コピー
において用いようとした記録紙が片面コピー済みの紙で
あった場合の処理に関するものである。
【0017】図2(a) に示した検知手段を用いた本発明
の第1実施例をタイプ分け(その1)に適用した場合、
普通紙は他の記録紙の中で最も白いので最も高い反射率
を示し、その他の記録紙は普通紙のそれよりも反射率が
低い。従って、普通紙に向けて発光素子16aから検知
光を出射したときに受光素子16bが受光する光量の値
を基準値として記憶部にメモリしておき、この基準値を
越える反射率を検出した時には制御部が普通紙と判定
し、それよりも低い場合には非普通紙であると判定する
よう構成する。
【0018】次に、図4は図1及び図2(a) に示した実
施例の画像形成装置を動作させるための制御回路を示す
ブロック図であり、この制御回路は、CPUを備えコピ
ーボタン20、通常紙コピーモード選択ボタン(普通紙
コピーモード指定手段)21等からの操作指令信号や、
記録紙種類検知手段9からの検知信号や記録紙種類記憶
手段22からの読み出したデータに基づいて各被制御対
象に制御信号を出力する複写動作制御手段(制御部)2
5を中心として構成されている。記録紙種類記憶手段2
2には、記録紙種類検知手段9によって検知された記録
紙の種類に関するデータが各給紙カセット毎に記憶され
ている。26は給紙手段選択制御回路、27は記録紙補
給判定手段、28は情報クリア手段、29は表示手段で
ある。
【0019】以下、本発明を3つのコピーモード(通常
コピーモード、普通紙コピーモード、両面コピーモー
ド)に基づいて説明する。 [通常コピーモード]画像形成装置の図示しない操作パ
ネル上のコピースタートボタン20をONする前の初期
状態では第1給紙装置2が選択されており、該ボタン2
0をONすると該第1給紙装置2から普通紙4が給紙開
始される。このモードでは普通紙以外は使用されないの
で記録紙種類検知手段9は作動しない。転写手段12の
位置において感光体8上のトナー像の転写を受けた普通
紙4は定着手段14により画像の定着を施された上で排
紙トレイ15上に排出される。
【0020】[普通紙コピーモード]このモードは図3
のタイプ分け(その1)に相当しており、このモードに
移行するためには操作パネル上のキーを操作することに
より「普通紙コピーモード」を選択すればよい。「普通
紙コピーモード」の選択が行われると、複写動作制御手
段25が記録紙種類記憶手段22内の記憶内容を確認す
るために読み込みを行い、各給紙カセット内にどのよう
な種類の記録紙が収納されているかを知る。記録紙種類
記憶手段22へのデータの記録の方法は次の通りであ
る。即ち、給紙カセット内の記録紙がなくなり、オペレ
ータが記録紙を補充するためにカセットを機外に引出し
たり、他の種類の記録紙が収納されたカセットと交換し
た場合には、補充、交換後に最初に行われる一枚目の給
紙時に記録紙種類検知手段9を作動させて記録紙の種類
を検知する。検知結果に基づいた種類の判定の仕方は検
知手段9自体に備えたCPU等によって行ってもよい
し、複写動作制御手段25が行ってもよい。いずれにし
てもこのモードでは、普通紙とそれ以外の記録紙を反射
光量の違いに基づいて識別判定することとなる。記録紙
の補給、カセットの交換動作が行われたか否かの判定
は、記録紙補給判定手段27により行われる。記録紙補
給判定手段27としては、例えば給紙カセットが機外に
引き出されたか否かを検出するスイッチ、センサ等を用
いてもよいし、または画像形成装置本体側の記録紙残量
検知装置がカセット内の記録紙の有無を検知するように
してもよい。後者の場合、記録紙がなくなったことを検
知したときにこれを操作パネル等に警告表示せしめ、そ
の後オペレータが記録紙補充作業を行うことにより残量
検知装置が記録紙ありを検知した時に該表示を解消せし
めて記録紙補給動作が完了したことを報知するようにし
てもよい。記録紙補給判定手段27によって記録紙が補
給されたことが検知された時には、情報クリア手段28
が記録紙種類記憶手段22をクリアする。このクリア動
作は給紙カセット毎についてのデータについて行われ
る。なお、ここで記録紙の補給とは、記録紙の補給、交
換、カセットの交換を含む概念である。
【0021】記憶手段22のリセット後に各カセットか
ら最初の給紙動作が行われた時に記録紙種類検知装置が
検知した記録紙の種類に関するデータが、図3の表のタ
イプ分け(その1)の如く2値(0又は1)で記録紙種
類記憶手段22にメモリされる。なお、一枚目の給紙動
作毎に各カセット内の記録紙の種類を検知することもで
きるが、各カセット内に収納される記録紙の種類に変更
がないという前提であれば、かかる検知動作を毎回行う
必要はなく、これを省略することも可能である。その結
果、検知手段の寿命を延ばし、電力の浪費を防止でき
る。
【0022】上記の如き手順により記録紙種類記憶手段
22に記録紙種類に関する現状を示すデータを格納した
状態で、普通紙コピーモードが選択された場合には複写
動作制御手段25が記録紙種類記憶手段22内の記憶内
容を読み込んでいずれかの給紙カセット内に普通紙があ
るか否かを確認する。本実施例では第1給紙カセット2
内に普通紙があるので、複写動作制御手段25は給紙手
段選択制御回路26に制御信号を出力して当該第1給紙
カセット2を選択せしめ、ピックアップコロ6を作動さ
せる。コピーボタン21をONすることにより複写動作
が開始される。なお、上記給紙手段を選択するための一
連の制御は、コピーボタン20がONされた後に作動す
る様に構成してもよい。
【0023】次に、各給紙カセット(給紙手段)2、3
内に普通紙が収納されていない場合、即ち記録紙種類記
憶手段22内の第1及び第2給紙手段に対応するメモリ
ーに「1」の値が記憶されている場合には、普通紙以外
の紙が収納されていることを意味する。この場合には普
通紙コピーモード選択ボタン21をONしたとしても、
複写動作制御手段25は記録紙種類記憶手段22内のデ
ータから普通紙がないことを確認しているので、表示手
段29に「普通紙を装着して下さい」というメッセージ
を表示する。そして、オペレータが記録紙を普通紙に変
えるためにカセットを交換したこと、又は記録紙を入れ
替えたことを記録紙補給判定手段27が確認するまでは
複写動作は禁止されるが、補給動作が行われたことが確
認された場合には複写動作は開始可能な状態に移行す
る。
【0024】但し、このままでは普通紙が補給されたこ
とを確認することはできない。即ち、記録紙サイズや方
向を変更するために記録紙の交換、カセットの交換を行
うことがあるため、記録紙の補給、カセットの交換は必
ずしも記録紙の種類の変更を伴わない。従って、記録紙
補給作業が行われた場合に、常に普通紙が補給されたも
のと判定することはできない。このため、記録紙種類の
誤認に起因したミスコピーを完全になくするためには、
記録紙補給動作後の最初の給紙動作時に記録紙種類検知
装置を作動せしめて、普通紙が給紙されていることが確
認されたときにそのまま複写動作を継続させるようにプ
ログラムすればよい。仮に普通紙以外の記録紙を検知し
た場合には、複写動作を禁止状態にすると共に、表示手
段29に「普通紙を装着して下さい」とのメッセージを
表示する。なお、普通紙の在庫がなく、普通紙コピーモ
ードを解除して再生紙への複写に切り替えることができ
る場合であれば、操作パネルのキー操作によって該モー
ドを解除すれば良い。
【0025】次に、図5は本発明の第2実施例の実施例
の画像形成装置の要部の構成説明図であり、本発明を両
面コピー可能な複写機に適用した場合を示している。な
お、記録紙種類検知手段の具体的構成は図2(b) に示す
通りである。図5に示した給紙、作像及び両面機構は、
第1及び第2の給紙カセット(第1及び第2の給紙装
置)30、31と、各給紙カセット内の記録紙32、3
3を取り出し給紙するピックアップコロ34、35と、
各給紙カセットから取り出された記録紙の搬送経路上
(合流位置の下流側)に配置された記録紙種類検知手段
9と、感光体ドラム8及び転写手段12と、定着手段1
4と、排紙トレイ15と、両面コピー用中間トレイ36
と、ピックアップコロ37によって給紙された両面トレ
イ上の片面コピー済み記録紙を転写位置に導く再給紙経
路38と、定着手段14と排紙トレイ15とを結ぶ搬送
経路から分岐した退避経路39と、両経路の分岐部に位
置して片面コピー済み記録紙の搬送方向を切り替える切
換え爪40と、該退避経路39内の記録紙を中間トレイ
36に搬送するための中間経路41等を有する。
【0026】以上の構成において、給紙カセット30、
31のいずれかから給紙された記録紙は記録紙種類検知
手段9を経て転写位置に達し、片面上に感光体上のトナ
ー像の転写を受け、更に定着手段14にて定着を受け
る。両面コピーを行う場合には切換え爪40が退避経路
39だけを開放して片面コピー済みの記録紙を該退避経
路39内に導き、続いて記録紙後端から中間経路41に
向けて記録紙を送り込み中間トレイ36上にスタックさ
せる。裏面へのコピー時にはこの両面中間トレイ36か
ら転写位置に記録紙を給紙して裏面への画像転写を行
い、続いて定着を行ってから排紙トレイ15上に排出す
る。
【0027】このような両面コピー機能を備えた装置に
おいて問題となるのは、給紙カセット中に片面にコピー
が行われた既コピー紙が収納されている場合の処理であ
る。オフィス等では記録紙の有効利用を図るために、正
式でない文書の複写用として該既コピー紙を用いること
が多いが、あるオペレータが既コピー紙の白紙面側に新
しく複写を行うつもりでカセット内に収納しておき、複
写終了後もそのまま放置しておいた場合に、次のオペレ
ータが既コピー紙が収納されていることを知らずにこれ
を用いて両面コピーを行ってしまうと、既コピー面に重
ねて画像を転写することとなり、ミスコピーとなる。し
かもこの場合に第2面がミスコピーであることに気付く
のが遅くなり、無駄なコピー動作が多く実行されること
になる。
【0028】そこで、本実施例では記録紙種類検知手段
9を構成する光学的検知手段として、図3(b) に示した
如く記録紙の搬送経路の表裏両面側に夫々反射式の光学
的センサを配置して記録紙の両面の画像の有無をも検知
するようにしている。これにより、記録紙が普通紙であ
るか否かということ以外にも片面コピー済みであるか否
かについても識別を行うことが可能となる。具体的には
図3の表中のタイプ分け(その2)に示すように普通紙
と、既コピー紙と、それ以外の記録紙との3種類に分類
して識別を行うこととなる。前述のように「その他特殊
紙」には定形外のサイズも含まれるため、3種類に分類
識別を行うためには、記録紙種類の検知と、記録紙サイ
ズの検知を併用して検知されたデータを処理する必要が
ある。記録紙サイズの検知は常法通り、例えば記録紙の
先端部と後端部がセンサを通過するのに要した時間から
換算すればよい。
【0029】搬送経路を挟んで配置された各センサから
の出力が同じならば、該記録紙の表裏両面の状態が同じ
ことを意味するため、図3のタイプ分け(その2)にお
ける「0」又は「1」となり、普通紙、再生紙、カラー
紙、その他特殊紙のいずれかとなる。この場合に普通紙
と、非普通紙との使い分けが必要となる場合には、上記
第1実施例で説明した普通紙コピーモードと同様の処理
が行われる。これに対して両センサの出力が異なる場合
には片面がコピー済みであることを意味するので、この
場合の出力を「2」と決め、記録紙種類記憶手段22に
記憶させる。
【0030】図6は図5の実施例の動作を制御するため
の回路ブロック図であり普通紙コピーモード選択ボタン
21の代わりに両面コピー選択ボタン50を配置した構
成において図4のブロック図と異なり、他の構成は同様
である。両面コピー選択ボタン50をONすることによ
り、「両面コピーモード」が選択されると、複写動作制
御手段25は記録紙種類記憶手段22の記憶内容から、
記録紙種類が「0」又は「1」で、しかも記録紙サイズ
が適切なものがあるか否かをサーチする。なお、現実の
記録紙種類の識別のための動作は、記録紙サイズとの関
係で行われるが、ここでは説明の簡略化のために記録紙
サイズとの関係についての説明は省略する。仮に、記録
紙種類が「2」であると判定された場合には、ミスコピ
ーの発生となるので、複写動作制御手段25は複写動作
開始を禁止し、且つ表示手段29に「両面が白紙の記録
紙を装着して下さい」というメッセージを表示する。続
いて、何らかの補給動作が行われた場合には記録紙補給
判定手段27がこれを検知するため、複写動作制御手段
25は複写動作の開始を可能とする。そして、最初の給
紙時に記録紙種類検知装置22を作動させて記録紙種類
の検知を行う。検出結果が「0」又は「1」の場合に
は、両面が白紙であることを意味するため、そのまま複
写動作を継続する。しかしながら、検出結果が「2」な
らば片面コピー済みの記録紙であることを意味するた
め、複写動作を禁止し、上記と同じメッセージを表示す
る。この時、上記検出結果は記録紙種類記憶手段22に
再度記憶される。
【0031】なお、記録紙種類検知手段9を構成する光
学的なセンサの内、記録紙の表面を検知するセンサ16
a,16bは、非記録面を検知することを目的とするた
めスポット光源で所定の短時間だけ検出するように構成
すれば良い。しかし、記録紙の裏面を検知するセンサ1
6a’,16b’は記録画像の有無を検知することを目
的とするため、記録紙面のうちの相当の範囲を読取る必
要がある。このため、例えば記録紙の進行方向と直交す
る方向にセンサを複数個並べて配置したり、ある程度の
広い面積に渡る検知能力を有したセンサを用いることが
好ましい。
【0032】次に、図6は「普通紙コピーモード」と
「両面コピーモード」の両モードを選択可能な制御回路
を示しており、同一部分は同一の符号を付したので重複
した構成及び動作の説明は省略する。この併用モードに
おいては、普通紙か非普通紙であるかの識別判定に加え
て、両面コピーを可能とする両面未コピー紙であるか否
かの判定が付加されるので、図3のタイプ分け(その
2)をそのまま適用できる。そして、普通紙であり且つ
両面未コピーである場合に限り、換言すれば記録紙の種
類が「0」に該当する場合に限り複写動作が可能とな
る。目的とする記録紙が給紙カセット内にない場合に
は、「両面が白紙の普通紙を装着して下さい」というメ
ッセージを表示する。続いて、何らかの補給動作が行わ
れた場合には記録紙補給判定手段27がこれを検知する
ため、複写動作制御手段25は複写動作の開始を可能と
する。そして、最初の給紙時に記録紙種類検知装置22
を作動させて記録紙種類の検知を行う。検出結果が
「0」の場合には、両面が白紙の普通紙であることを意
味するため、そのまま複写動作を継続する。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次のよう
な種々の効果を奏することができる。即ち、給紙された
記録紙が現在の複写モードに適した紙種、サイズ等の条
件を備えた記録紙であるか否かを検知し、適さない場合
にはコピー動作を停止するように制御するため、ミスコ
ピーの発生を未然に防止できる。その結果、コピーを行
った後で初めてミスコピー発生が判明する従来の装置の
ようにコピー紙や作業時間が浪費されることがなくな
る。また、各給紙カセット(給紙手段)に収納された記
録紙の種類が予め記憶手段によってメモリされており、
制御部は当該記憶データに基づいて制御を行うので、ミ
スコピーの防止がより確実なものとなる。給紙カセット
を引き出してカセットに記録紙が補充、交換されたり、
カセット自体が交換された場合には、上記記憶手段内の
データをクリアし、新たに給紙が行われた時に該記録紙
の種類を判別して新たに記憶するようにしたので、常に
カセット内に収納されている記録紙の種類についての正
しいデータを保持することができる。
【0034】給紙手段が複数ある場合に、給紙手段毎に
収納された記録紙の種類を記憶するので、制御部は現在
のコピーモードに応じた最適な記録紙を備えた給紙手段
を選択するので、適切な記録紙がない場合には複写を禁
止することとなり、ミスコピーの発生を確実に防止する
ことができる。更に記録紙の補充動作に応じて記憶手段
内の記憶内容がクリアされ、補充後の記録紙の内容が記
憶されるのでミスコピーが発生することがない。
【0035】普通紙コピーを行いたい場合に、普通紙コ
ピーモードを選択することにより、普通紙がセットされ
ている限りにおいて、普通紙のみの給紙を可能としたの
で、普通紙以外の記録紙にコピーが行われる事態の発生
を防止できる。普通紙コピーモードが選択されていない
場合には、ユーザが特定のカセット又は記録紙サイズを
選択することにより装置本体が自動選択したカセットか
らの給紙を優先させて給紙させることができ、スムーズ
な複写動作が可能となる。また、普通紙コピーモードが
選択されたときに普通紙がセットされている記録紙給紙
手段がない場合には、ミスコピー防止のために複写動作
を禁止するだけでなく、その旨を表示してオペレータに
普通紙の補充、交換を指示するようにしたので、スムー
ズな交換作業が実現可能となる。記録紙種類検知手段と
して反射型のフォトセンサを用いたので、比較的簡単な
構成及び制御により紙面からの光学的な反射率に基づい
て記録紙種類を識別することができ、ミスコピーを防止
できる。
【0036】記録紙種類記憶手段に情報が記憶されてい
る時には、記録紙種類検知手段を作動させずに複写動作
を行うと共に、記録紙種類記憶手段に情報が記憶されて
いない時には最初に供給された記録紙についてのみ種類
検知を行うように該検知手段を作動させるよう制御する
ので、記録紙の種類検知回数を必要最小限に押え、セン
サの高寿命化、電力の消費を押えることができる。記録
紙種類検知手段として、記録紙搬送経路の上下位置に夫
々フォトセンサを配置するようにしたので、記録紙の表
面のみならず裏面の状態を検知することが可能となり、
少なくとも片面が予め指定された条件に適さない記録紙
であることが判明した時にはこれを普通紙以外の記録紙
であると認識するように構成した。このため両面コピー
において、片面コピー済みの記録紙に両面コピーを施す
虞れがなくなり、ミスコピーの防止に役立てることがで
きる。また、搬送経路を挟んで配置された各フォトセン
サの検知精度を各センサの検知目的に応じて異ならせた
ことにより、より確実に既コピー記録紙を検知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の記録紙種類検知手段を適
用する画像形成装置の概略構成説明図。
【図2】(a) 及び(b) は夫々本発明の第1及び第2実施
例の記録紙種類検知手段の具体的構成例を示す図。
【図3】記録紙を普通紙、再生紙、カラー紙、既コピー
紙、その他の特殊紙の5種類に大別した図。
【図4】図1及び図2(a) の実施例を制御するためのブ
ロック図。
【図5】本発明の第2実施例の記録紙種類検知手段を適
用する画像形成装置の要部構成を示す概略図。
【図6】図5の第2実施例を制御するための回路ブロッ
ク図。
【図7】第3の実施例を制御するための回路ブロック
図。
【符号の説明】
1 給紙装置、2、3 第1及び第2の給紙カセット
(第1及び第2の給紙手段)、4 普通紙(PPC用
紙)、5 再生紙、6、7 ピックアップコロ、8 感光体ドラム、9 記録紙種類検知手段、10 潜像形
成手段、11 現像手段、12 転写手段、13 クリ
ーニング手段、14 定着手段、15 排紙トレイ、1
6a,16a’ 発光素子、16b,16b’受光素
子、20 コピーボタン、21 通常紙コピーモード選
択ボタン(普通紙コピーモード指定手段)、22 記録
紙種類記憶手段、25 複写動作制御手段(制御部)、
26 給紙手段選択制御回路、27 記録紙補給判定手
段、28 情報クリア手段、29 表示手段、30、3
1 第1及び第2の給紙カセット(第1及び第2の給紙
装置)、32、33、記録紙、34、35 ピックアッ
プコロ、36 両面コピー用中間トレイ、37 ピック
アップコロ、38 再給紙経路、39 退避経路、40 切換え爪、50 両面コピー選択ボタン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納した記録紙を給紙する記録紙給紙手
    段と、該記録紙上に画像を形成する作像部と、該記録紙
    給紙手段と該作像部との間の搬送経路上に位置し搬送さ
    れている記録紙の種類を判定するためのデータを収集す
    る記録紙種類検知手段と、該記録紙種類検知手段が検知
    した記録紙の種類に関するデータを記憶する記録紙種類
    記憶手段と、該記録紙種類記憶手段内のデータに基づい
    て該作像部の動作を実行或は禁止するよう制御を行う制
    御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 収納した記録紙を給紙する記録紙給紙手
    段と、該記録紙上に画像を形成する作像部と、該記録紙
    給紙手段と該作像部との間の搬送経路上に位置し搬送さ
    れている記録紙の種類を判定するためのデータを収集す
    る記録紙種類検知手段と、該記録紙種類検知手段が検知
    した記録紙の種類に関するデータを記憶する記録紙種類
    記憶手段と、該記録紙給紙手段への記録紙補給動作が行
    われたことを検知する記録紙補給判定手段と、該記録紙
    補給判定手段が記録紙補給動作を検知した時に上記記録
    紙種類記憶手段に記憶された上記データをクリアする情
    報クリア手段と、前記各構成要素を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 収納した記録紙を給紙する複数の記録紙
    給紙手段と、該記録紙上に画像を形成する作像部と、該
    記録紙給紙手段と該作像部との間の搬送経路上に位置し
    搬送されている記録紙の種類を判定するためのデータを
    収集する記録紙種類検知手段と、該記録紙種類検知手段
    が検知した記録紙の種類に関するデータを該記録紙給紙
    手段毎に記憶する記録紙種類記憶手段と、該記録紙種類
    記憶手段内のデータに基づいて該作像部の動作を実行或
    は禁止するよう制御を行う制御部とを備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 収納した記録紙を給紙する複数の記録紙
    給紙手段と、該記録紙上に画像を形成する作像部と、該
    記録紙給紙手段と該作像部との間の搬送経路上に位置し
    搬送されている記録紙の種類を判定するためのデータを
    収集する記録紙種類検知手段と、該記録紙種類検知手段
    が検知した記録紙の種類に関するデータを該記録紙給紙
    手段毎に記憶する記録紙種類記憶手段と、いずれかの記
    録紙給紙手段への記録紙補給動作が行われたことを検知
    する記録紙補給判定手段と、該記録紙補給判定手段がい
    ずれかの記録紙給紙手段についての記録紙補給動作を検
    知した時に上記記録紙種類記憶手段に記憶された該記録
    紙給紙手段についてのデータをクリアする情報クリア手
    段と、前記各構成要素を制御する制御部と、を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 収納した記録紙を給紙する記録紙給紙手
    段と、該記録紙上に画像を形成する作像部と、該記録紙
    給紙手段と該作像部との間の搬送経路上に位置し搬送さ
    れている記録紙の種類を判定するためのデータを収集す
    る記録紙種類検知手段と、普通紙の記録紙への画像形成
    を指定する普通紙コピーモード指定手段と、該普通紙コ
    ピーモード指定手段により普通紙コピーモードが選択さ
    れた時に該記録紙種類検知手段が普通紙であることを検
    知した場合のみ該作像部を作動させるように制御する制
    御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記普通紙コピーモード
    指定手段により普通紙コピーモードが選択されていない
    時には前記記録紙種類検知手段の記憶データに関わりな
    く前記作像部に画像形成動作を行わせるよう制御するこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 収納した記録紙を給紙する複数の記録紙
    給紙手段と、該記録紙上に画像を形成する作像部と、該
    記録紙給紙手段と該作像部との間の搬送経路上に位置し
    搬送されている記録紙の種類を判定するためのデータを
    収集する記録紙種類検知手段と、該記録紙種類検知手段
    が検知した記録紙の種類に関するデータを該記録紙給紙
    手段毎に記憶する記録紙種類記憶手段と、普通紙の記録
    紙への画像形成を指定する普通紙コピーモード指定手段
    と、該普通紙コピーモード指定手段により普通紙コピー
    モードが選択された時に給紙手段選択制御回路に制御信
    号を出力して普通紙がセットされている記録紙給紙手段
    を作動させる制御部と、を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 収納した記録紙を給紙する複数の記録紙
    給紙手段と、該記録紙上に画像を形成する作像部と、該
    記録紙給紙手段と該作像部との間の搬送経路上に位置し
    搬送されている記録紙の種類を判定するためのデータを
    収集する記録紙種類検知手段と、該記録紙種類検知手段
    が検知した記録紙の種類に関するデータを該記録紙給紙
    手段毎に記憶する記録紙種類記憶手段と、いずれかの記
    録紙給紙手段への記録紙補給動作が行われたことを検知
    する記録紙補給判定手段と、該記録紙補給判定手段がい
    ずれかの記録紙給紙手段についての記録紙補給動作を検
    知した時に前記記録紙種類記憶手段に記憶された該記録
    紙給紙手段についてのデータをクリアする情報クリア手
    段と、普通紙の記録紙への画像形成を指定する普通紙コ
    ピーモード指定手段と、該普通紙コピーモード指定手段
    により普通紙コピーモードが選択された時に給紙手段選
    択制御回路に制御信号を出力して普通紙がセットされて
    いる記録紙給紙手段を作動させる制御部と、を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記普通紙コピーモ
    ード指定手段により普通紙コピーモードが選択された時
    に、いずれの記録紙給紙手段にも普通紙がセットされて
    いない場合には、その旨を表示する表示手段を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記記録紙種類検知手段は、予め指定
    した普通紙であるか否かを判定するためのデータを収集
    するための光学的検知手段であることを特徴とする請求
    項1乃至9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、前記記録紙種類記憶手
    段にデータが記憶されている時には前記記録紙種類検知
    手段を不作動にすると共に、該記録紙種類記憶手段にデ
    ータが記憶されていない時には最初に給紙された記録紙
    だけについて記録紙種類検知を行うように該記録紙種類
    検知手段を作動させることを特徴とする請求項1乃至8
    記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記記録紙種類検知手段は給紙された
    記録紙の表裏両面の状態を検知し、少なくとも片面が予
    め指定した条件に適合しない普通紙であると検知した場
    合には、これを普通紙以外の記録紙として認識すること
    を特徴とする請求項1乃至11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、記録紙の表面用
    と裏面用の記録紙種類検知手段の検知精度を異ならせた
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP4330105A 1992-11-16 1992-11-16 画像形成装置 Pending JPH06156804A (ja)

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