JPH06156664A - 牽引式中継コンベア - Google Patents

牽引式中継コンベア

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JPH06156664A
JPH06156664A JP22070492A JP22070492A JPH06156664A JP H06156664 A JPH06156664 A JP H06156664A JP 22070492 A JP22070492 A JP 22070492A JP 22070492 A JP22070492 A JP 22070492A JP H06156664 A JPH06156664 A JP H06156664A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後続設備との位置合わせを容易にすること。 【構成】 牽引式中継コンベア3は、被搬送物を搬出す
る移動式クラッシャー1に牽引されており、移動式クラ
ッシャー1から搬出される被搬送物を後続設備へ搬送で
きる。この牽引式中継コンベア3は、前記移動式クラッ
シャー1の車体13にブーム起伏ピン連結構造19で連
結された走行台車9を備えている。この走行台車9は、
従動車輪7で走行自在に構成されている。また、ブーム
コンベア17は、該走行台車9上に旋回可能にかつ起伏
可能に固定されている。ブームコンベア17は、ブーム
旋回駆動機構21で旋回させられ、ブーム起伏駆動機構
23で起伏させられる。また、前記ブームコンベア17
には、伸縮ベルトコンベア63が転動車輪71、73を
介して係合されており、伸縮シリンダ81の伸縮に伴っ
て伸縮するようになっている。これにより位置決めが容
易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体に牽引されて使
用される牽引式中継コンベアに関し、特に後続機へ被搬
送物を積込む際の位置調整が容易な牽引式中継コンベア
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、砕石現場において、移動式クラッ
シャーから搬出された砕石は、このクラッシャーに後続
する後続設備に供給されており、この後続設備によって
所定の場所に搬送される。このような後続設備として
は、トラック、ポータブルコンベア、移動式ベルトコン
ベア等が挙げられる。
【0003】上述した移動式クラッシャーの後続設備の
うち、トラックを使用してトラックへ直積みする場合
は、移動式クラッシャーに旋回機能がないため、トラッ
クを移動式クラッシャーに合わせて位置決めする必要が
あった。また、トラックを使用する場合には、当然、搬
入用あるいは搬出用の道路が必要となり、しかも砕石の
一時的な貯蔵場がないため、連続的に搬送することは無
理であった。
【0004】そこで、上述したような不都合を解消する
ために、近年、砕石現場と貯蔵場とを別々にし、その砕
石現場と貯蔵場の間に定置式コンベアを設置することに
より、被搬送物である砕石を前記砕石現場から貯蔵場ま
で搬送し、貯蔵場からはトラックで積み出すという搬送
方式を採用する傾向にある。このような搬送方式を採用
することにより、砕石現場から連続的に搬送できる形態
を保ちつつ、砕石の搬送が可能となった。ところで、上
記搬送方式の場合、移動式クラッシャーから定置式コン
ベアへ砕石を積み込む際に、例えばポータブルコンベア
や移動式ベルトコンベアが使用されることが多い。
【0005】まず、ポータブルコンベアを使用する方式
にあっては、移動式クラッシャーと定置式コンベアとの
間にポータブルコンベアを設置し、移動式クラッシャー
の移動があっても被搬送物を定置式コンベアへ確実に供
給できるようにしている。また、移動式ベルトコンベア
を使用する方式にあっては、移動式クラッシャーと定置
式コンベアとの間に移動式ベルトコンベアを設置し、前
記クラッシャーの移動があっても定置式コンベアへ砕石
を確実に供給できるようにしている。このような移動式
ベルトコンベアの一例を図7に示す。同図では、クロー
ラ走行形式の移動式ベルトコンベアが示されており、こ
の移動式ベルトコンベアは大地101上を走行するクロ
ーラ103に旋回台105が旋回可能に設けられてい
る。この旋回台105の上には、水平方向に延設されて
いるコンベア107が起伏可能状態で固定されており、
かつ運転室109も設けてある。このような移動式ベル
トコンベアでは、クローラ103による移動、コンベア
107の旋回・起伏等により、前記移動式クラッシャー
の移動によっても定置式ベルトコンベアへ被搬送物を供
給できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たポータブルコンベアを使用する方式にあっては、移動
式クラッシャーを移動させる毎に、ポータブルコンベア
を移設したり、継ぎ足したりする必要があり、このよう
な作業に多大な時間を費やしてしまうという欠点があっ
た。また、移動式ベルトコンベアを使用する方式にあっ
ては、移動式クラッシャーに旋回機能がないため、移動
式ベルトコンベアでもって移動式クラッシャーと定置式
ベルトコンベアの両方の位置合わせをする必要があっ
た。このように位置決めをする場合、移動式ベルトコン
ベアの走行、旋回、起伏の三動作のみで位置合わせをす
るため、非常に熟練を要する位置合わせ作業をしなけれ
ばならないという欠点があった。本発明は、上述した欠
点を解消し、後続設備との位置合わせが容易な牽引式中
継コンベアを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の牽引式中継コンベアは、被搬送物を搬出す
る移動体に牽引可能にされ、その被搬送物を後続設備へ
搬送できる牽引式中継コンベアであって、前記移動体に
連結され、従動車輪でもって走行自在に構成されている
走行台車と、前記走行台車上に旋回可能にかつ起伏可能
に固定され、被搬送物を搬送するブームコンベアと、前
記ブームコンベアを旋回させるブーム旋回駆動機構と、
前記ブームコンベアを起伏させるブーム起伏駆動機構
と、前記ブームコンベアに係合され、伸縮機構により前
記ブームコンベアに対して伸縮する伸縮ベルトコンベア
とを備えてなることを特徴とするものである。ここで、
上記従動車輪は、タイヤをタイヤ旋回軸受に固定した構
成が好適である。また、前記ブーム旋回駆動機構は、ブ
ーム旋回駆動する駆動装置と、この駆動装置の回転軸に
設けた小歯車と、この小歯車に噛み合いブーム旋回軸受
を回転させる大歯車とから構成するとよい。さらに、上
記ブーム起伏駆動機構は、前記走行台車上に形成された
固定ポールと、この固定ポールの先端でブーム旋回中心
に設けた旋回装置と、この旋回装置に固定された起伏シ
リンダと、この起伏シリンダの作動杆とブームコンベア
との間に張設された張設手段とを備えた構造とすること
が望ましい。加えて、上記伸縮ベルトコンベアは、ベー
スから垂設した複数の固定軸に転動車輪を固定し、これ
ら転動車輪でブームコンベアに係合してなる構造とすれ
ばよい。
【0008】
【作用】したがって、上述のように構成された牽引式中
継コンベアによれば、移動体に牽引されており、かつ後
続設備との位置合わせの際に、ブームコンベアを起伏、
旋回動作させ、かつ伸縮ベルトコンベアを必要に応じて
伸縮させることにより、後続設備との間で位置合わせが
正確かつ確実にできることになる。したがって、移動体
から搬出される被搬送物は、確実に牽引式中継コンベア
で受け取ることができ、しかも後続設備へ被搬送物を供
給することができることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例を基に説
明する。図1〜図6に、本発明の実施例を示す。ここ
で、図1は、本発明の牽引式中継コンベアの実施例を示
す側面図、図2は同実施例の一部を省略した平面図であ
る。また、図3は同実施例の旋回キャップを拡大して示
す断面図、図4は同実施例のブームコンベアと伸縮ベル
トコンベアの連結部を拡大して示す側面図、及び図5は
同実施例のブームコンベアと伸縮ベルトコンベアの連結
部を拡大して示す平面図である。
【0010】これらの図において、砕石等の被搬送物を
搬出する移動体としての移動式クラッシャー1には、牽
引式中継コンベア3が連結されている。この牽引式中継
コンベア3は、タイヤ5を含む従動車輪7で走行可能に
なっている。この従動車輪7は、走行台車9に旋回可能
に設けたタイヤ旋回軸受11にタイヤ5を固定してな
る。これにより、走行台車9は移動式クラッシャー1の
移動に追従できる。また、走行台車9は、図2から分か
るように台形状をしている。この台形状をした走行台車
9の短辺側であって図2の下側にはタイヤ旋回軸受11
が設けてある。さらに、前記台形状の走行台車9の長辺
側は移動式クラッシャー1の車体13にピン連結構造1
4で連結してある。これにより、前記走行台車9は、ピ
ン連結構造14部を回動中心として上下動可能になって
いる。
【0011】また、前記走行台車9であってタイヤ旋回
軸受11の上部にはブーム旋回軸受15が設けてあり、
このブーム旋回軸受15にブームコンベア17がブーム
起伏ピン連結構造19により起伏可能に固定されてい
る。これにより、ブームコンベア17は、ブーム旋回軸
受15をブーム旋回中心Oとして旋回角度θo(=18
0度)まで旋回可能になっており、かつブーム起伏ピン
連結構造19を中心に起伏可能になっている。ブームコ
ンベア17は、ブーム旋回駆動機構21で旋回され、か
つブーム起伏駆動機構23で起伏されるようになってい
る。
【0012】上記ブーム旋回駆動機構21は、主に、ブ
ーム旋回駆動装置25と、この駆動装置25の回転軸に
設けた小歯車27と、この小歯車27に噛み合いブーム
旋回軸受15を回転させる大歯車29とからなる。
【0013】上記ブーム起伏駆動機構23は、主に、前
記走行台車9上に図1から見て逆L字状に形成された固
定ポール31と、この固定ポール31の先端でブーム旋
回中心Oに設けた旋回装置33と、この旋回装置33に
固定された起伏シリンダ35と、この起伏シリンダ35
の作動杆とブームコンベア17との間に張設されたワイ
ヤーロープ37とを備えている。ここで、上記ブーム起
伏駆動機構23で使用される旋回装置33は、図3に示
すような構造となっている。すなわち、上記旋回装置3
3は、前記固定ポール31に植設された軸39に旋回キ
ャップ41を被せた構造をしており、この軸39の上部
を細径43に形成することにより得られた段部45と、
旋回キャップ41との間にスラスト玉軸受47を設けて
なる。前記軸39と旋回キャップ41との間には、キャ
ップ用ブッシュ49を設けている。また、この旋回キャ
ップ41の外側には固定片51が突出させてあり、固定
片51に起伏シリンダ35を固定すしている。
【0014】また、ブームコンベア17は、基台53の
両端に設けたベルト用ローラ55,57にベルト59を
掛け渡して構成されており、かつ移動式クラッシャー1
側の基台53に囲い61が設けてある。
【0015】上記ブームコンベア17の基台53には、
伸縮ベルトコンベア63が伸縮自在に設けられている。
この伸縮ベルトコンベア63はベース65を有し、この
ベース65の一端側に短い固定軸67を垂設するととも
に、そのベース65の中央部に長い固定軸69を垂設
し、これら固定軸67、69の先端に転動車輪71、7
3を回転可能に固定している。前記転動車輪71は基台
53の下側に当接し、前記転動車輪73は基台53の上
側に当接するように係合させている。また、伸縮ベルト
コンベア63は、ベース65の両端に設けられたベルト
用ローラ75,77間にベルト79が掛け渡されて構成
されている。
【0016】また、前記ブームコンベア17の基台53
と、伸縮ベルトコンベア63のベース65の固定軸67
との間には伸縮機構である伸縮シリンダ81が固定され
ている。この伸縮シリンダ81が延びると伸縮ベルトコ
ンベア63はブームコンベア17から距離Lだけ突出で
き、伸縮シリンダ81が縮むと伸縮ベルトコンベア63
はブームコンベア17の下部に納まるようになってい
る。
【0017】このように構成された実施例の作用を以下
に説明する。本実施例においても、図示しないが砕石現
場と貯蔵場とを別々にし、砕石現場と貯蔵場との間に定
置式コンベアを設置することにより、被搬送物である砕
石を前記砕石現場から前記貯蔵場まで搬送し、前記貯蔵
場からはトラックで搬送物を積み出すという搬送方式を
採用することにする。
【0018】上述した搬送方式を採用した実施例におい
て、まず、移動式クラッシャー1を砕石現場に移動させ
る。このとき、移動式クラッシャー1に連結されている
牽引式中継コンベア3は、従動車輪7とされているタイ
ヤ5により前記クラッシャー1に追従して移動すること
になる。ついで、移動式クラッシャー1を砕石現場の所
定位置に設置した後、そのクラッシャー1と前記定置式
ベルトコンベアとの間を牽引式中継コンベア3で連絡す
ることになる。この牽引式中継コンベア3を前記移動式
クラッシャー1と前記定置式ベルトコンベアとの間に設
置する作業は次のように行う。すなわち、ブーム起伏駆
動機構23を駆動することにより、ブームコンベア17
をブーム旋回中心Oを中心として現状に合わせて旋回さ
せる。このとき、ブームコンベア17は、図2に示すよ
うに、旋回角度θo(=180度)まで旋回可能であ
る。また、必要なら伸縮シリンダ81を駆動することに
より、伸縮ベルトコンベア63をブームコンベア17か
ら伸長させる。このようにすることにより、移動式クラ
ッシャー1と定置式ベルトコンベアとの間が牽引式中継
コンベア3で連絡される。このような状態に牽引式中継
コンベア3が設定されたときには、移動式クラッシャー
1を駆動するとともに、牽引式中継コンベア3のベルト
コンコンベアを駆動し、砕石を移動式クラッシャー1か
ら搬出される砕石を牽引式中継コンベア3を介して後続
設備である定置式ベルトコンベアに搬送する。このよう
に牽引式中継コンベア3は移動式クラッシャー1に牽引
されていることから、移動式クラッシャー1から搬出さ
れる砕石は確実に牽引式中継コンベア3に供給されるこ
とになる。また、牽引式中継コンベア3では、ブームコ
ンベア17は旋回可能で、かつ起伏可能になっており、
しかもブームコンベア17から伸縮ベルトコンベア63
が伸縮自在になっていることから、後続設備である定置
式ベルトコンベアとの間の位置合わせが正確にできるこ
とになり、後続設備の定置式ベルトコンベアへ砕石を確
実に供給することができることになる。したがって、こ
の実施例によれば、従来の移動式ベルトコンベアのよう
な複雑な操作をすることなしに位置合わせをすることが
できる。
【0019】次に、本実施例が従来装置より有利な点に
ついて図6を参照しながら以下に説明する。図6におい
て、後続設備への供給点がAであるときに、牽引式中継
コンベア3のブームコンベア17を、移動式クラッシャ
ー1の進行方向Nに対して直角方向(角度θa)に旋回
させ、かつ伸縮ベルトコンベア63を縮退させた状態で
移動式クラッシャー1と後続設備との間を連絡する。こ
のような状態で移動式クラッシャー1を砕石現場で停止
させたときに、その停止点をB点とする。また、この際
のブームコンベア17の長さをR〔m〕とする。次に、
牽引式中継コンベア3において、伸縮ベルトコンベア6
3をブームコンベア17から最大(距離L)に伸ばし、
かつブームコンベア17を進行方向Nに対して所定角度
θbに旋回させることにより、移動式クラッシャー1と
後続設備の供給点Aとの間を連絡したとする。このとき
に、移動式クラッシャー1は、B点からC点まで距離X
〔m〕だけ移動させることができる。ここで、伸縮ベル
トコンベア63の最大伸長をL〔m〕とすると、移動式
クラッシャー1の移動距離X〔m〕は、数式1に示すよ
うに、
【数1】X={(R+L)2−R21/2 で与えられることになる。このようにB点からC点に至
るまでの距離X〔m〕の区間で、移動式クラッシャー1
を移動させることが可能であることが分かる。なお、こ
れ以上の場合には、定置式ベルトコンベアを継ぎ足して
使用する。このように本実施例では、従来のように移動
式クラッシャー1が移動する都度、移動式ベルトコンベ
ア等の装置を移動させて位置決めをする必要がなく、図
7の如く移動式クラッシャー1を距離Xまで移動させる
ことが可能になる。
【0020】なお、上記実施例では、移動式クラッシャ
ー1を移動体として説明したが、これに限らず他の装置
を移動体としてよく、かつその移動体に牽引式中継コン
ベア3を連結するにしたものとすればよい。このとき
に、牽引式中継コンベア3は、従動車輪7を備えた走行
台車9に対し、旋回かつ起伏可能にブームコンベア17
を固定し、かつこのブームコンベア17に伸縮ベルトコ
ンベア63を伸縮可能に係合させた構造を備えているの
で、位置決めする際に必要に応じてブームコンベア17
を旋回かつ起伏させ、しかも必要に応じて伸縮ベルトコ
ンベア63を伸縮させることにより、移動体と後続設備
とを連絡して被搬送物を搬送可能にしている。これによ
り、本実施例によれば、移動体である移動式クラッシャ
ー1と後続設備である定置式ベルトコンベアとの間で、
砕石の積込みのための位置調整の作業が非常に容易にな
り、効率的な砕石の搬送が可能になる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、牽
引式中継コンベアのブームコンベアを起伏・旋回可能に
し、かつブームコンベアから伸縮ベルトコンベアを伸縮
可能にしてあるので、移動体と後続設備との間で、被搬
送物の積込みのための位置調整が非常に容易になり、効
率的な砕石の搬送が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の牽引式中継コンベアの実施例を示す側
面図である。
【図2】同実施例を示す平面図である。
【図3】同実施例で使用する旋回装置の構成例を拡大し
て示す断面図である。
【図4】同実施例の伸縮ベルトコンベアとブームコンベ
アとの係合関係を拡大して示す側面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】同実施例が有利な点を説明するための図であ
る。
【図7】従来の後続設備の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 移動式クラッシャー(移動体) 3 牽引式中継コンベア 5 タイヤ 7 従動車輪 13 車体 15 ブーム旋回軸受 17 ブームコンベア 19 ブーム起伏ピン連結構造 21 ブーム旋回駆動機構 23 ブーム起伏駆動機構 25 駆動装置 33 旋回装置 35 起伏シリンダ 53 基台 63 伸縮ベルトコンベア 65 ベース 81 伸縮シリンダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月11日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を搬出する移動体に牽引可能に
    され、その被搬送物を後続設備へ搬送できる牽引式中継
    コンベアであって、 前記移動体に連結され、従動車輪でもって走行自在に構
    成されている走行台車と、 前記走行台車上に旋回可能にかつ起伏可能に固定され、
    被搬送物を搬送するブームコンベアと、 前記ブームコンベアを旋回させるブーム旋回駆動機構
    と、 前記ブームコンベアを起伏させるブーム起伏駆動機構
    と、 前記ブームコンベアに係合され、伸縮機構により前記ブ
    ームコンベアに対して伸縮する伸縮ベルトコンベアとを
    備えてなることを特徴とする牽引式中継コンベア。
  2. 【請求項2】 上記従動車輪は、タイヤをタイヤ旋回軸
    受に固定してなることを特徴とする請求項1記載の牽引
    式中継コンベア。
  3. 【請求項3】 前記ブーム旋回駆動機構は、ブーム旋回
    駆動する駆動装置と、この駆動装置の回転軸に設けた小
    歯車と、この小歯車に噛み合いブーム旋回軸受を回転さ
    せる大歯車とからなることを特徴とする請求項1記載の
    牽引式中継コンベア。
  4. 【請求項4】 上記ブーム起伏駆動機構は、前記走行台
    車上に形成された固定ポールと、この固定ポールの先端
    でブーム旋回中心に設けた旋回装置と、この旋回装置に
    固定された起伏シリンダと、この起伏シリンダの作動杆
    とブームコンベアとの間に張設された張設手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の牽引式中継コンベ
    ア。
  5. 【請求項5】 上記伸縮ベルトコンベアは、ベースから
    垂設した複数の固定軸に転動車輪を固定し、これら転動
    車輪でブームコンベアに係合してなることを特徴とする
    請求項1記載の牽引式中継コンベア。
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