JPH06156614A - 半導体ウエハの収納方法及びそのストッカー - Google Patents

半導体ウエハの収納方法及びそのストッカー

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Publication number
JPH06156614A
JPH06156614A JP31071392A JP31071392A JPH06156614A JP H06156614 A JPH06156614 A JP H06156614A JP 31071392 A JP31071392 A JP 31071392A JP 31071392 A JP31071392 A JP 31071392A JP H06156614 A JPH06156614 A JP H06156614A
Authority
JP
Japan
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wafer
carrier
stored
stocker
semiconductor wafers
Prior art date
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Pending
Application number
JP31071392A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Honda
秀幸 本田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH06156614A publication Critical patent/JPH06156614A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】半導体ウエハを枚葉保管し、ウエハストッカー
内の収容効率を高めることを目的とする。 【構成】前作業の工程からキャリア2に収納されて入庫
してきた複数枚の或る径の半導体ウエハ1を、それらの
半導体ウエハ1のみを、そのキャリア2から取り出し
て、近傍に設けれたウエハ枚葉保管棚30の所定の位置
に仕分けて保管し、次作業のために、その保管された半
導体ウエハ1をバッチ組して或いはロット単位にして出
庫できるように収納するようにしている。 【効果】ストッカーS内でのウエハ1の収納効率が向上
し、必要なウエハ1だけをウエハ枚葉保管棚30から取
り出して、キャリア2に収納でき、次の工程に搬送し、
加工することができる。また、ウエハ枚葉保管棚30の
間隔幅を可変できるように構成したため、異なる口径の
ウエハの保管にも対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハ(以
下、単に「ウエハ」と記す)の収納方法及びそのストッ
カーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ウエハストッカー(以下、単に
「ストッカー」と記す)内でのウエハの保管及び管理
は、複数枚のウエハを収納したウエハキャリヤ単位また
はボックス単位で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、収容効率が
悪く、またストッカー内での枚葉管理が難しく、多品種
少量生産に柔軟に対応することができない。この発明
は、前記のような欠点を無くしたウエハの収納方法及び
そのストッカーを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明のウ
エハの収納方法は、前作業工程からキャリアに収納され
て入庫してきた複数枚の或る径の半導体ウエハを、それ
らの半導体ウエハのみを、そのキャリアから取り出し
て、近傍に設けれたウエハ枚葉保管棚の所定の位置に仕
分けて保管し、次工程の作業のために、その保管された
半導体ウエハをバッチ組して或いはロット単位にして出
庫できるように収納するようにした。
【0005】また、前記のウエハの収納方法を実現する
手段としてのこの発明の他の一つであるストッカーは、
互いの間隔幅が自在に調節できる複数枚のウエハ枚葉保
管棚と、これらのウエハ枚葉保管棚の前に位置し、前記
ウエハ枚葉保管棚の長手方向及び高さ方向に移動するこ
とができる、先端部に複数の真空ピンセットを備えたア
ーム付き走行移載装置とを収容して構成し、前記課題を
解決するようにした。
【0006】
【作用】従って、ストッカー内でのウエハの収納効率が
向上し、必要なウエハだけをウエハ枚葉保管棚ら取り出
して、キャリアに収納でき、次の作業工程に搬送して加
工することができる。また、前記ウエハ枚葉保管棚の間
隔幅を可変できるように構成したため、異なる口径のウ
エハの保管にも対応できる。
【0007】
【実施例】以下、図1乃至図5を用いて、この発明のウ
エハの収納方法及びそのストッカーを説明する。図1は
この発明のストッカーを示した構成図であり、図2は図
1のストッカーの概略斜視図であり、図3は図1の入出
庫口に配置されるこの発明の他の一つであるウエハ移載
装置の一部斜視図であり、図4は図3のウエハ移載装置
の動作を説明するための略線的側面図であり、図5は図
4の一部動作を説明するための略線的側面図であり、そ
して図6はウエハ枚葉保管棚の一部構成を示した略線的
側面図である。
【0008】図1において、符号Sは全体として、この
発明のストッカーを指す。このストッカーSの内部はウ
エハの枚葉処理機構部(以下、単に「枚葉処理機構部」
と記す)A、ウエハの枚葉保管棚機構部(以下、単に
「保管棚機構部」と記す)B、ウエハのバッジ組処理機
構部(以下、単に「バッジ組処理機構部」と記す)C及
びキャリア保管部Dなどから構成されている。
【0009】前記枚葉処理機構部Aの機能は、キャリア
2に収納された複数枚のウエハ1を、後記するこの発明
の他の一つである走行移載装置Rを用いて取り出し、そ
れら取り出したウエハ1を、保管棚機構部Bのそれらウ
エハの口径に見合った所定のウエハ枚葉保管棚30に収
納する働きをする。
【0010】その構成は、図1乃至図3に示したよう
に、ストッカーSの一壁面3に形成された入出庫口5に
設置されている入出庫コンベア6と前記走行移載装置R
とから構成されている。入出庫コンベア6は直方体の匡
体7で構成されており、前記ストッカーSの壁面3から
露出した部分の上面の端部にはキャリア位置決め装置8
と前記壁面3内に在る部分の上面の端部には、同様のキ
ャリア位置決め装置9とが形成されていて、その両者間
を結ぶ中央部には案内溝10が延びていて、この案内溝
10に案内されて前記両キャリア位置決め装置8及び9
間を移動するキャリア支持台11がキャリア位置決め装
置8又は9の中央部に位置するように構成されている。
【0011】今、キャリア位置決め装置8に在るキャリ
ア支持台11の上に、複数枚のウエハ1を収納したキャ
リア2を載せ、このキャリア2を前記キャリア位置決め
装置9に移動させるには、匡体7に内蔵されているロボ
ット(図示していない)を制御して、先ず、前記キャリ
ア支持台11を上方に持ち上げ、次に、前記案内溝10
に沿ってそのキャリア支持台11を前記キャリア位置決
め装置9の中央部まで移動させ、そして下降させると、
そのキャリア位置決め装置9にセットすることができ
る。入出庫コンベア6はこのような働きをするものであ
る。
【0012】次に、前記走行移載装置Rを、先ず、その
構成から説明する。図2及び図3に示したように、この
走行移載装置Rは前記入出庫コンベア6のキャリア位置
決め装置9に近接して配置されていて、この走行移載装
置Rは、ストッカーSの前記壁面3、4と異なる他の一
対の壁面に渡って延長して敷設された走行レール20
と、この走行レール20に,跨がってその上を走行する
滑走基台21と、この滑走基台21の中央部で直立し、
ストッカーS内の最上段のウエハ枚葉保管棚30より上
方にまで伸び、その一側面の延長線上に案内レール22
が形成されている角柱状の昇降マスト23と、その案内
レール22上を上下方向に昇降する滑走基台24と、こ
の滑走基台24の背面に固定され、先端部に差し渡され
た杆25に等間隔で支持する複数の真空ピンセット26
を支持する一対の多関節アーム27を制御する制御基台
28とから構成されている。前記真空ピンセット26の
多関節アーム27はアタッチメント方式で、10枚、2
5枚、50枚などと必要に応じた単位で交換できる機構
を採っている。従って、必要に応じて多関節アーム27
を交換すると、搬送の効率化を計れる。
【0013】次に、このような構成の走行移載装置Rの
動作を説明する。この走行移載装置Rは前記のように入
出庫コンベア6のキャリア位置決め装置9の近傍に配置
されているので、前記滑走基台21を走行レール20に
沿って矢印Xの方向に移動させ、かつ前記滑走基台24
を案内レール22に沿って矢印Yの上下方向に移動さ
せ、前記多関節アーム27を制御して複数の真空ピンセ
ット26がそれぞれ複数のウエハ1の側面を丁度吸着で
きる位置と高さに移動させ、前記キャリア位置決め装置
9に移送されているキャリア2から同時に複数のウエハ
1を吸着し、そして吸着すると前記滑走基台24が少し
上昇して、吸着したウエハ1がキャリア2から抜き出
し、取り出す。
【0014】取り出されたウエハ1は、図5Aに示した
ように、多関節アーム27の回動にしたがって下方に持
ち下げられ、そして、予め定められたウエハ枚葉保管棚
30に向かって搬送され、その所定のウエハ枚葉保管棚
30に向かって、そのウエハ1を吸着した多関節アーム
27が元の方向に回動し、或いは、図4及び図5Bに示
したように、更に反対方向に回動して、そのウエハ枚葉
保管棚30にウエハ1を収納する。なお、この図4中、
符号32はウエハ枚葉保管棚30の略線的に表した支柱
を指す。
【0015】次に、ストッカーS内の保管棚機構部Bに
ついて説明する。この保管棚機構部Bは、複数のウエハ
枚葉保管棚30が上下方向に積み重ねた状態で、前記走
行移載装置Rの走行レール20の両側に沿って配置され
ている。
【0016】各ウエハ枚葉保管棚30は、図5B及び図
6Bに示した実施例の場合は、上下一対の棚板30a、
30bで、かつその間隔幅を可変できるように構成され
ている。そして相対向する内面には、等間隔で複数の上
下一対の仕切り部材31a、31b、例えば、複数の突
起や溝が形成されていて、これらはまたウエハ1を垂直
状態に保持する機能も持っている。これらの棚板30
a、30bは、例えば、厚さ5mmのステンレススチー
ルで形成した。なお、図1、図2及び図4では、図面を
簡単に表現するために、このウエハ枚葉保管棚30を一
枚の棚板で表現した状態を示した。
【0017】このような構成のウエハ枚葉保管棚30が
上下方向に積み重ねられているのであるが、或るウエハ
枚葉保管棚30の間隔幅Waを収納しようとするウエハ
1の口径に合わせて変える場合には、図6Aの矢印Wb
で示した方向に、そのウエハ枚葉保管棚30の上方また
は下方に存在する他のウエハ枚葉保管棚30を上方に、
または下方に少なくとも必要量だけ移動させることによ
り行うことができる。このウエハ枚葉保管棚30の間隔
幅の可変は手動で行うこともできるし、自動制御により
行うこともできる。
【0018】次に、ストッカーS内のバッチ組処理機構
部Cについて説明する。このバッチ組処理機構部Cの構
成は、既に記した走行移載装置Rと複数のウエハ枚葉保
管棚30及び入出庫コンベア6と同一の構成及び機能を
有する入出庫コンベア40とから構成されている。これ
らの各装置の構成及び機能の説明は省略する。しかし、
前記入出庫コンベア40は、図2に示したように、スト
ッカーSの壁面4の下方に開口した入出庫口41に、入
出庫コンベア6と対照的に設置されている。
【0019】このような構成のバッジ組処理機構部Cの
機能は、各ウエハ枚葉保管棚30に既に番地付けして枚
葉保管されているウエハ1を、次作業工程の加工装置5
0(図1)に搬送する場合に、バッチ組してキャリア2
に収納し、ストッカーSから出庫させる機能を持ってい
る。
【0020】例えば、サンプルウエハと或るロットで構
造されたウエハ1を、例えば、24枚を一組としてバッ
チ組する場合は、前記走行移載装置Rが所定のウエハ枚
葉保管棚30まで移動し、その真空ピンセット26でサ
ンプルウエハと24枚のウエハ1を吸着して、前記入出
庫コンベア40の近傍に搬送してきて、図5Cに示した
ように、この入出庫コンベア40のキャリア位置決め装
置9のキャリア支持台11に載置されているキャリア2
(図2ではキャリア2を省略した)の上方からそのキャ
リア2に収納する。
【0021】このウエハ1が収納されたキャリア2はキ
ャリア位置決め装置8に移動させられ、ストッカーSか
ら加工装置50へ搬出される。この加工装置50で加工
されたウエハは、再度、キャリアに収納されて点線で示
したように、入出庫コンベア6に搬送され、ストッカー
Sに枚葉保管される。
【0022】なお、ウエハ1が収納されたキャリア2を
入出庫コンベア6へ載置する手段や入出庫コンベア40
から搬出する手段は、図1では人手で行っている様子で
示したが、記すまでもなく、これらの作業は通常搬送ロ
ボットで行われる。
【0023】ストッカーS内のキャリア保管部Dは収納
されていたウエハ1が取り出されて空になったキャリア
2を一時保管する場所である。走行移載装置Rでウエハ
1を取り出した後の空のキャリア2を通常保管するが、
その他の工程で使用済みになったキャリア2を保管した
い場合には、図1の下方に示したように、直接このキャ
リア保管部Dにそのキャリア2を収納し保管することも
できる。
【0024】また、保管棚機構部Bからバッチ組したウ
エハを収納するキャリア2が必要な場合は、このキャリ
ア保管部Dからキャリア2を取り出し、前記入出庫コン
ベア40上のキャリア位置決め装置8に在るキャリア支
持台11に載置し、このキャリア2に収納するようにす
る。また他の用途に使用したい場合にも、図1の下方に
示したように、直接このキャリア保管部Dからキャリア
2を取り出し、使用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の半導
体ウエハの収納方法及びそのストッカーは、ウエハの枚
葉保管を行う方法を採ったので、ウエハストッカーの収
容効率を高めることができ、その上にウエハ枚葉保管棚
の間隔幅をウエハの口径の大きさに応じて可変でき、更
に、ウエハ枚葉保管棚間の幅も可変できるように構成し
たので、一層収容効率を高めることができる。そして、
次工程に搬出するに当たっては、必要なウエハを取り出
し、バッチ組してキャリアに収納することができるの
で、多品種少量生産に対して、柔軟に対処することがで
きるなど、優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のウエハストッカーを示した構成図で
ある。
【図2】図1のストッカーの概略斜視図である。
【図3】図1及び図2に示したウエハストッカーの入出
庫口に配置されるこの発明の他の一つである半導体ウエ
ハ移載装置の一部斜視図である。
【図4】図3の半導体ウエハ移載装置の動作を説明する
ための略線的側面図である。
【図5】図3の一部動作を説明するための略線的側面図
である。
【図6】ウエハ枚葉保管棚の一部構成を示した略線的側
面図である。
【符号の説明】
A ウエハの枚葉処理機構部 B ウエハの枚葉保管棚機構部 C ウエハのバッジ組処理機構部 D キャリア保管部 R 走行移載装置 S ウエハストッカー 1 半導体ウエハ 2 ウエハキャリヤ 6 入出庫コンベア 8 キャリア位置決め装置 9 キャリア位置決め装置 10 案内溝 11 キャリア支持台 20 走行レール 21 滑走基台 22 案内レール 23 昇降マスト 24 滑走基台 25 杆 26 真空ピンセット 27 多関節アーム 28 制御基台 30 ウエハ枚葉保管棚 30a 棚板 30b 棚板 31a 仕切り部材 31b 仕切り部材 32 支柱 40 入出庫コンベア 50 加工装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前作業工程からキャリアに収納されて入庫
    してきた複数枚の或る径の半導体ウエハを、それらの半
    導体ウエハのみを、そのキャリアから取り出して、近傍
    に設けれたウエハ枚葉保管棚の所定の位置に仕分けて保
    管し、次作業のためには、その保管された半導体ウエハ
    をバッチ組して或いはロット単位にして出庫できるよう
    に収納することを特徴とする半導体ウエハの収納方法。
  2. 【請求項2】互いの間隔幅が自在に調節できる複数のウ
    エハ枚葉保管棚と、これらのウエハ枚葉保管棚の前に位
    置し、前記ウエハ枚葉保管棚の長手方向及び高さ方向に
    移動することができる、先端部に複数の真空ピンセット
    を備えたアーム付き走行移載装置とが収容されているこ
    とを特徴とする半導体ウエハ用ストッカー。
  3. 【請求項3】一対の棚板で構成され、これら棚板の相対
    向する内面に所定の間隔幅で仕切り部材が形成されてい
    て、前記一対の棚板の間隔幅が半導体ウエハの口径に応
    じて可変できる複数のウエハ枚葉保管棚からなり、これ
    らウエハ枚葉保管棚の互いの間隔幅が自在に調節できる
    機構を備えた半導体ウエハ保管棚。
JP31071392A 1992-11-20 1992-11-20 半導体ウエハの収納方法及びそのストッカー Pending JPH06156614A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6398476B1 (en) 1997-01-24 2002-06-04 Nec Corporation Automatic storage unit and automatic storing method
WO2002005319A3 (en) * 2000-07-07 2002-06-20 Hover Davis Inc Component source interchange gantry

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