JPH06156452A - 自動包装装置 - Google Patents
自動包装装置Info
- Publication number
- JPH06156452A JPH06156452A JP33515192A JP33515192A JPH06156452A JP H06156452 A JPH06156452 A JP H06156452A JP 33515192 A JP33515192 A JP 33515192A JP 33515192 A JP33515192 A JP 33515192A JP H06156452 A JPH06156452 A JP H06156452A
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- JP
- Japan
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- box
- inner box
- product
- outer box
- packaging
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 柔軟でかさ張る製品の包装を、自動的に確実
且つきれいに行う。 【構成】 製品18を収容する内箱12と内箱12が挿
入される筒状の外箱14とから成る包装用箱10を設け
る。製品18を内箱12内に入れて整える製品規制装置
22と、内箱12が挿入される位置に外箱14を供給す
る外箱搬送手段34と、製品18を収容した内箱12を
外箱14内に挿入する位置に搬送する内箱搬送手段24
とを設ける。内箱12を外箱14内に挿入する際に内箱
12に収容された製品18を押える押圧部材28と、内
箱12を外箱14に挿入する際に内箱12を外箱14内
に案内するガイド部材27,44,45と、内箱12を
外箱14内に挿入する挿入手段30とを設ける。
且つきれいに行う。 【構成】 製品18を収容する内箱12と内箱12が挿
入される筒状の外箱14とから成る包装用箱10を設け
る。製品18を内箱12内に入れて整える製品規制装置
22と、内箱12が挿入される位置に外箱14を供給す
る外箱搬送手段34と、製品18を収容した内箱12を
外箱14内に挿入する位置に搬送する内箱搬送手段24
とを設ける。内箱12を外箱14内に挿入する際に内箱
12に収容された製品18を押える押圧部材28と、内
箱12を外箱14に挿入する際に内箱12を外箱14内
に案内するガイド部材27,44,45と、内箱12を
外箱14内に挿入する挿入手段30とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的柔軟でかさ張
るものを自動的に箱内に収容し包装する自動包装装置に
関する。
るものを自動的に箱内に収容し包装する自動包装装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に比較的柔軟でかさ張る製品
の包装は、製品が箱から盛り上がり崩れ落ちたりするの
で、所定量を正確に箱詰めするために、包装工程の多く
を手作業により行っていた。また、特開平3−9880
5号公報に開示されたビデオカセットテープのケース挿
入装置のように、形状が一定の製品を箱詰めする場合
は、外箱の開口部に製品を挿入するためのガイド部材を
設けて、容易に製品を箱内に挿入し箱詰めするようにし
たものが提案されている。
の包装は、製品が箱から盛り上がり崩れ落ちたりするの
で、所定量を正確に箱詰めするために、包装工程の多く
を手作業により行っていた。また、特開平3−9880
5号公報に開示されたビデオカセットテープのケース挿
入装置のように、形状が一定の製品を箱詰めする場合
は、外箱の開口部に製品を挿入するためのガイド部材を
設けて、容易に製品を箱内に挿入し箱詰めするようにし
たものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の前者
の場合、箱詰め工程の多くを手作業により行っているの
で、作業効率が悪く生産性向上の妨げになっていた。ま
た、上記従来の技術の後者の包装装置の場合、定型で堅
い製品を単体で箱に入れるために箱の入口にガイドを設
けただけのものであり、不定型の商品を所定量きれいに
箱詰めすることはできないものである。即ち、不定型で
かさ張る製品の場合、箱内に製品を多数入れると、当初
は箱から製品が盛り上がった状態となり、これを、作業
者が押えて、きれいに整えてから蓋等をしないといけな
いものであった。しかも、きれいに整えた状態から手を
離すと、再び箱内の製品が盛り上がり包装しづらいもの
であった。特に、内箱と筒状の外箱とから成る包装用箱
に箱詰めする場合、外箱内へ内箱をスライドする際に、
内箱内の製品が外箱の開口縁に引っかかったり崩れたり
するという問題があり、内箱と外箱から成る箱体を用い
た包装は、このような製品には使用できなかった。
の場合、箱詰め工程の多くを手作業により行っているの
で、作業効率が悪く生産性向上の妨げになっていた。ま
た、上記従来の技術の後者の包装装置の場合、定型で堅
い製品を単体で箱に入れるために箱の入口にガイドを設
けただけのものであり、不定型の商品を所定量きれいに
箱詰めすることはできないものである。即ち、不定型で
かさ張る製品の場合、箱内に製品を多数入れると、当初
は箱から製品が盛り上がった状態となり、これを、作業
者が押えて、きれいに整えてから蓋等をしないといけな
いものであった。しかも、きれいに整えた状態から手を
離すと、再び箱内の製品が盛り上がり包装しづらいもの
であった。特に、内箱と筒状の外箱とから成る包装用箱
に箱詰めする場合、外箱内へ内箱をスライドする際に、
内箱内の製品が外箱の開口縁に引っかかったり崩れたり
するという問題があり、内箱と外箱から成る箱体を用い
た包装は、このような製品には使用できなかった。
【0004】この発明は上記従来の技術の問題点に鑑み
て成されたもので、柔軟でかさ張る製品の包装を確実且
つきれいに行うことができる自動包装装置を提供するこ
とを目的とする。
て成されたもので、柔軟でかさ張る製品の包装を確実且
つきれいに行うことができる自動包装装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、製品を収容
する内箱とこの内箱が挿入される筒状の外箱とから成る
包装用箱に製品を入れて包装を行う自動包装装置であっ
て、内箱内の製品を整える製品規制装置と、上記内箱を
外箱に挿入する位置に外箱を供給する外箱搬送手段と、
製品を収容した上記内箱を上記外箱内に挿入する位置に
搬送する内箱搬送手段とを設け、上記内箱を外箱に挿入
する際に上記内箱に収容された製品を押える押圧部材
と、上記内箱を外箱に挿入する際に内箱を外箱内に案内
するガイド部材と、上記内箱を外箱内に挿入する挿入手
段とを設けた自動包装装置である。
する内箱とこの内箱が挿入される筒状の外箱とから成る
包装用箱に製品を入れて包装を行う自動包装装置であっ
て、内箱内の製品を整える製品規制装置と、上記内箱を
外箱に挿入する位置に外箱を供給する外箱搬送手段と、
製品を収容した上記内箱を上記外箱内に挿入する位置に
搬送する内箱搬送手段とを設け、上記内箱を外箱に挿入
する際に上記内箱に収容された製品を押える押圧部材
と、上記内箱を外箱に挿入する際に内箱を外箱内に案内
するガイド部材と、上記内箱を外箱内に挿入する挿入手
段とを設けた自動包装装置である。
【0006】またこの発明は、製品を収容する内箱とこ
の内箱が挿入される筒状の外箱とから成る包装用箱に製
品を入れて包装を行う自動包装装置であって、製品が収
容された内箱を外箱内に挿入する際にこの内箱に収容さ
れた製品を押える柔軟な押圧部材を設け、この押圧部材
の先端部を上記内箱の挿入先端部より挿入方向前方に延
出させるとともにこの先端部を外箱の開口部の上端縁よ
り下方に位置するように形成し、この押え部材とともに
上記内箱内を外箱に挿入する挿入手段を設けた自動包装
装置である。
の内箱が挿入される筒状の外箱とから成る包装用箱に製
品を入れて包装を行う自動包装装置であって、製品が収
容された内箱を外箱内に挿入する際にこの内箱に収容さ
れた製品を押える柔軟な押圧部材を設け、この押圧部材
の先端部を上記内箱の挿入先端部より挿入方向前方に延
出させるとともにこの先端部を外箱の開口部の上端縁よ
り下方に位置するように形成し、この押え部材とともに
上記内箱内を外箱に挿入する挿入手段を設けた自動包装
装置である。
【0007】
【作用】この発明の自動包装装置は、内箱とこの内箱が
挿入される筒状の外箱とから成る包装用箱に不定型な製
品を入れて包装する際に、内箱内の製品を押圧部材で押
えながら外箱内に挿入するようにし、製品が包装時に乱
れたり崩れ落ちたりしないようにして、包装作業を自動
化し、製品を確実且つきれいに包装する様にしたもので
ある。
挿入される筒状の外箱とから成る包装用箱に不定型な製
品を入れて包装する際に、内箱内の製品を押圧部材で押
えながら外箱内に挿入するようにし、製品が包装時に乱
れたり崩れ落ちたりしないようにして、包装作業を自動
化し、製品を確実且つきれいに包装する様にしたもので
ある。
【0008】
【実施例】以下この発明の一実施例について図面に基づ
いて説明する。この実施例の自動包装装置は、図2に示
すように、上面に開口部を有した内箱12と、断面が四
角形の筒状の外箱14とから成る包装用箱10を用い
て、製品を内箱12内に収容し包装するものである。内
箱12の側縁部には、製品がこぼれ落ちるのを防止する
二対の突片16が互いに対向して形成されている。
いて説明する。この実施例の自動包装装置は、図2に示
すように、上面に開口部を有した内箱12と、断面が四
角形の筒状の外箱14とから成る包装用箱10を用い
て、製品を内箱12内に収容し包装するものである。内
箱12の側縁部には、製品がこぼれ落ちるのを防止する
二対の突片16が互いに対向して形成されている。
【0009】この実施例の自動包装装置は、図1に示す
ように、スライドファスナー等の柔軟で不定型であり積
層するとかさ張る製品18が内箱12内に収容され、こ
の内箱12を所定位置に運ぶ内箱箱搬送手段であるコン
ベア20有している。また、図1、図3(A),(B)
に示すように、このコンベア20上の内箱12に収容さ
れた製品18を押え、内箱12内に確実に整列させる製
品規制装置22が、コンベア20の上方に上下動自在に
設けられている。コンベア20の搬送端には、製品18
を収容した内箱12を、所定位置に送り出す内箱搬送手
段である押出装置24が設けられている。
ように、スライドファスナー等の柔軟で不定型であり積
層するとかさ張る製品18が内箱12内に収容され、こ
の内箱12を所定位置に運ぶ内箱箱搬送手段であるコン
ベア20有している。また、図1、図3(A),(B)
に示すように、このコンベア20上の内箱12に収容さ
れた製品18を押え、内箱12内に確実に整列させる製
品規制装置22が、コンベア20の上方に上下動自在に
設けられている。コンベア20の搬送端には、製品18
を収容した内箱12を、所定位置に送り出す内箱搬送手
段である押出装置24が設けられている。
【0010】さらに、押出装置24により押し出された
内箱12を、所定位置に位置決めする位置決め部材26
が、押出方向前方の所定位置に固定されている。この位
置決め部材26により位置決めされた内箱12の上方に
は、製品18を収容した内箱12の開口部を覆うととも
に、先端部27がわずかに垂れ下がるように形成された
樹脂または鋼板等の柔軟で弾力性のある押圧部材28が
設けられている。押圧部材28は、内箱12を外箱14
に向かって押し出し外箱14内に挿入する挿入手段であ
る押し込み装置30に取り付けられ、この押し込み装置
30は、図示しない駆動装置によりリニアガイド32に
沿って前後動可能に設けられている。
内箱12を、所定位置に位置決めする位置決め部材26
が、押出方向前方の所定位置に固定されている。この位
置決め部材26により位置決めされた内箱12の上方に
は、製品18を収容した内箱12の開口部を覆うととも
に、先端部27がわずかに垂れ下がるように形成された
樹脂または鋼板等の柔軟で弾力性のある押圧部材28が
設けられている。押圧部材28は、内箱12を外箱14
に向かって押し出し外箱14内に挿入する挿入手段であ
る押し込み装置30に取り付けられ、この押し込み装置
30は、図示しない駆動装置によりリニアガイド32に
沿って前後動可能に設けられている。
【0011】また、この実施例の自動包装装置には、図
1、図6(A),(B)に示すように、外箱搬送手段で
あるベルトコンベア34と、外箱14の対向する側面を
平行に潰して積載したストッカー36が設けられてい
る。ストッカー36の下方には、ストッカー36から外
箱14を1個づつ引き出す引き出し装置38が設けら
れ、ストッカー36に隣接して、扁平な外箱を四角形に
形成する箱体形成装置40が設けられている。箱体形成
装置40は、外箱14を吸引して持ち上げる保持部41
と、側面が平行に潰れた外箱14を引き入れることによ
り広げて四角形にする一対のガイド板43とから成る。
箱体形成装置40の上方には、リニアガイド32と平行
に設けられたリニアガイド42が設けられ、このリニア
ガイド42に沿って、図示しない駆動装置により箱体形
成装置40の保持部41が外箱14を保持して移動し、
ベルトコンベア34に外箱14を載置可能に設けられて
いる。
1、図6(A),(B)に示すように、外箱搬送手段で
あるベルトコンベア34と、外箱14の対向する側面を
平行に潰して積載したストッカー36が設けられてい
る。ストッカー36の下方には、ストッカー36から外
箱14を1個づつ引き出す引き出し装置38が設けら
れ、ストッカー36に隣接して、扁平な外箱を四角形に
形成する箱体形成装置40が設けられている。箱体形成
装置40は、外箱14を吸引して持ち上げる保持部41
と、側面が平行に潰れた外箱14を引き入れることによ
り広げて四角形にする一対のガイド板43とから成る。
箱体形成装置40の上方には、リニアガイド32と平行
に設けられたリニアガイド42が設けられ、このリニア
ガイド42に沿って、図示しない駆動装置により箱体形
成装置40の保持部41が外箱14を保持して移動し、
ベルトコンベア34に外箱14を載置可能に設けられて
いる。
【0012】外箱14内に内箱12を挿入する位置に
は、図1、図4に示すように、内箱12の挿入を容易に
するガイド部材44,45が設けられている。ガイド部
材44,45は、外側に斜めに開いた方向に各々形成さ
れたガイド片44a,45aから成り、回動軸44b,
45bにより回動自在に設けられ、外箱14の開口部の
両側及び上下にガイド片44a,45aの先端部が挿入
可能に設けられている。また、外箱14の停止位置に
は、内箱12の挿入方向に対して外箱を保持するストッ
パー46が設けられている。さらに、この位置の外箱1
4の上方には、外箱14の開口部を広げる吸引保持装置
48が上下動可能に設けられている。
は、図1、図4に示すように、内箱12の挿入を容易に
するガイド部材44,45が設けられている。ガイド部
材44,45は、外側に斜めに開いた方向に各々形成さ
れたガイド片44a,45aから成り、回動軸44b,
45bにより回動自在に設けられ、外箱14の開口部の
両側及び上下にガイド片44a,45aの先端部が挿入
可能に設けられている。また、外箱14の停止位置に
は、内箱12の挿入方向に対して外箱を保持するストッ
パー46が設けられている。さらに、この位置の外箱1
4の上方には、外箱14の開口部を広げる吸引保持装置
48が上下動可能に設けられている。
【0013】この実施例の自動包装装置の動作作用につ
いて以下に説明する。先ず図示しない作業箇所で、内箱
12内にスライドファスナー等の製品18が収納され
る。この時、製品18は柔軟で不定型であり、単に内箱
12内に入れただけでは開口部から盛り上がった状態で
収納される。この内箱12を、プッシャー等の送り装置
によりコンベア20に載せ、押出装置24の位置まで送
る。コンベア20上では、図3(A),(B)に示す様
に、製品規制装置22により内箱12から盛り上がった
製品18を押え、内箱12内の無駄な空間部を最小限に
するように収容させる。この時内箱12の突片16も、
確実に内側に折り曲げられる。そして、製品18を収容
した内箱12は、押出装置24により、位置決め部材2
6に当接する位置まで押し出される。
いて以下に説明する。先ず図示しない作業箇所で、内箱
12内にスライドファスナー等の製品18が収納され
る。この時、製品18は柔軟で不定型であり、単に内箱
12内に入れただけでは開口部から盛り上がった状態で
収納される。この内箱12を、プッシャー等の送り装置
によりコンベア20に載せ、押出装置24の位置まで送
る。コンベア20上では、図3(A),(B)に示す様
に、製品規制装置22により内箱12から盛り上がった
製品18を押え、内箱12内の無駄な空間部を最小限に
するように収容させる。この時内箱12の突片16も、
確実に内側に折り曲げられる。そして、製品18を収容
した内箱12は、押出装置24により、位置決め部材2
6に当接する位置まで押し出される。
【0014】また、外箱14は、ストッカー36から順
次1個ずつ引き出され、箱体形成装置40により四角形
に形成され、ベルトコンベア34によってガイド部材4
4,45と開口部が対向する位置に設置される。外箱1
4がガイド部材44,45と対向する位置に来ると、ガ
イド部材44,45が図示しない駆動装置により、回動
軸44b,45bを中心に回動し、ガイド片44a,4
5aの先端部が外箱14の開口部に挿入され、外箱14
が保持される。
次1個ずつ引き出され、箱体形成装置40により四角形
に形成され、ベルトコンベア34によってガイド部材4
4,45と開口部が対向する位置に設置される。外箱1
4がガイド部材44,45と対向する位置に来ると、ガ
イド部材44,45が図示しない駆動装置により、回動
軸44b,45bを中心に回動し、ガイド片44a,4
5aの先端部が外箱14の開口部に挿入され、外箱14
が保持される。
【0015】この後、図5(A)に示すように、押し込
み装置30が内箱12上に降下し、押圧部材28により
製品18を押え、吸引保持装置48も降下する。そし
て、図5(B)に示すように、吸引保持装置48が外箱
14の上面を吸引しわずかに持ち上げ、外箱14の開口
部を確実に開かせるとともに、押し込み装置30が外箱
14に向かって移動し、内箱12をガイド部材44,4
5に沿って外箱14内に挿入する。この時、押圧部材2
8の先端部27は、わずかに下方に垂れ下がっているの
で、その先端部27は、外箱14の上端部より開口部内
側に位置し、内箱12の挿入時の挿入ガイド部材とな
る。この後、吸引保持装置48を包装用箱10の上方か
ら手前側に移動させ、押し込み装置30を図5(C)に
示す位置からさらに図面上左側に移動させ、包装用箱1
0をベルトコンベア34から押し出す。この後押し込み
装置30を後退させ、これとともに押圧部材28も包装
用箱10内から引き抜かれる。押圧部材28は薄い板で
あり、この引き抜きに際して、内箱12が引き出される
ことは無い。そして、製品18を包装用箱10内に箱詰
めする包装作業が完了すると、製品18を収納した包装
用箱10は次の搬出等の工程に送られる。
み装置30が内箱12上に降下し、押圧部材28により
製品18を押え、吸引保持装置48も降下する。そし
て、図5(B)に示すように、吸引保持装置48が外箱
14の上面を吸引しわずかに持ち上げ、外箱14の開口
部を確実に開かせるとともに、押し込み装置30が外箱
14に向かって移動し、内箱12をガイド部材44,4
5に沿って外箱14内に挿入する。この時、押圧部材2
8の先端部27は、わずかに下方に垂れ下がっているの
で、その先端部27は、外箱14の上端部より開口部内
側に位置し、内箱12の挿入時の挿入ガイド部材とな
る。この後、吸引保持装置48を包装用箱10の上方か
ら手前側に移動させ、押し込み装置30を図5(C)に
示す位置からさらに図面上左側に移動させ、包装用箱1
0をベルトコンベア34から押し出す。この後押し込み
装置30を後退させ、これとともに押圧部材28も包装
用箱10内から引き抜かれる。押圧部材28は薄い板で
あり、この引き抜きに際して、内箱12が引き出される
ことは無い。そして、製品18を包装用箱10内に箱詰
めする包装作業が完了すると、製品18を収納した包装
用箱10は次の搬出等の工程に送られる。
【0016】この実施例の自動包装装置によれば、押圧
部材28により、内箱12から製品18が盛り上がって
いても確実に押えて外箱14内に挿入することができ
る。しかも、押圧部材28は、製品を押えるとともにそ
の先端部27が挿入時のガイド部材としても機能し、製
品が乱れることなくきれいに外箱14内に挿入すること
ができる。しかも、ガイド部材44,45により、内箱
12が確実に外箱14内に挿入され、外箱14の周縁部
が挿入時に傷むこともない。
部材28により、内箱12から製品18が盛り上がって
いても確実に押えて外箱14内に挿入することができ
る。しかも、押圧部材28は、製品を押えるとともにそ
の先端部27が挿入時のガイド部材としても機能し、製
品が乱れることなくきれいに外箱14内に挿入すること
ができる。しかも、ガイド部材44,45により、内箱
12が確実に外箱14内に挿入され、外箱14の周縁部
が挿入時に傷むこともない。
【0017】尚、この発明の自動包装装置の押圧部材
は、上記実施例のように曲面状に先端部が垂れ下がって
いるものの他、先端部が途中で下方に折れた状態に形成
されたものでも良い。また、ガイド部材を、上記押圧部
材の先端部よるガイド部材と兼用させたもののみにし
て、外箱内に内箱を挿入するようにしても良い。また、
挿入手段も、上記実施例の押し込み装置の他、シリンダ
等を利用したものや底面側に取り付けられたものでも良
く、その形態は問わない。さらに、製品規制措置は、製
品を上方から押圧するものの他、振動等により盛り上が
りを規制するようにしても良く、製品を内箱内に入れて
規制する方式は問わないものである。
は、上記実施例のように曲面状に先端部が垂れ下がって
いるものの他、先端部が途中で下方に折れた状態に形成
されたものでも良い。また、ガイド部材を、上記押圧部
材の先端部よるガイド部材と兼用させたもののみにし
て、外箱内に内箱を挿入するようにしても良い。また、
挿入手段も、上記実施例の押し込み装置の他、シリンダ
等を利用したものや底面側に取り付けられたものでも良
く、その形態は問わない。さらに、製品規制措置は、製
品を上方から押圧するものの他、振動等により盛り上が
りを規制するようにしても良く、製品を内箱内に入れて
規制する方式は問わないものである。
【0018】
【発明の効果】この発明の自動包装装置は、不定型でか
さ張る製品を内箱内に収容し包装する際に、一旦製品規
制装置で製品の収納状態を規制したので、外箱内に内箱
を挿入する包装用箱を用いても容易に且つきれいに包装
することができる。また、内箱を外箱内に挿入する際
に、押圧部材で製品を押圧し、ガイド部材にガイドされ
て挿入されるので、内箱を容易且つ確実に外箱内に挿入
することができ、製品が乱れたり落ちたりせずきれいに
包装することができる。
さ張る製品を内箱内に収容し包装する際に、一旦製品規
制装置で製品の収納状態を規制したので、外箱内に内箱
を挿入する包装用箱を用いても容易に且つきれいに包装
することができる。また、内箱を外箱内に挿入する際
に、押圧部材で製品を押圧し、ガイド部材にガイドされ
て挿入されるので、内箱を容易且つ確実に外箱内に挿入
することができ、製品が乱れたり落ちたりせずきれいに
包装することができる。
【図1】この発明の自動包装装置の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】この実施例の自動包装装置に用いられる包装用
箱を示す斜視図である。
箱を示す斜視図である。
【図3】この実施例の自動包装装置の製品規制装置を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】この実施例の自動包装装置のガイド部材を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】この実施例の自動包装装置の押圧部材の動作を
示す部分破断正面図である。
示す部分破断正面図である。
【図6】この実施例の自動包装装置の箱体形成装置の動
作を示す右側面図である。
作を示す右側面図である。
10 包装用箱 12 内箱 14 外箱 22 製品規制装置 20 コンベア 24 押出装置 27 先端部 28 押圧部材 30 押し込み装置 34 ベルトコンベア 44,45 ガイド部材
Claims (3)
- 【請求項1】 製品(18)を収容する内箱(12)と
この内箱(12)が挿入される筒状の外箱(14)とか
ら成る包装用箱(10)に、製品(18)を入れて包装
を行う自動包装装置において、製品(18)を内箱(1
2)内に入れて整える製品規制装置(22)と、上記内
箱(12)が挿入される位置に外箱(14)を供給する
外箱搬送手段(34)と、製品(18)を収容した上記
内箱(12)を上記外箱(14)内に挿入する位置に搬
送する内箱搬送手段(24)とを設け、上記内箱(1
2)を外箱(14)内に挿入する際に上記内箱(12)
に収容された製品(18)を押える押圧部材(28)
と、上記内箱(12)を外箱(14)に挿入する際に内
箱(12)を外箱(14)内に案内するガイド部材(2
7,44,45)と、上記内箱(12)を外箱(14)
内に挿入する挿入手段(30)とを設けたことを特徴と
する自動包装装置。 - 【請求項2】 上記ガイド部材は、内箱(12)の挿入
時に上記外箱(14)の開口部に設けられる第一ガイド
部材(44,45)と、上記押圧部材(28)の挿入方
向先端縁を上記外箱(14)の開口部の上端縁より下方
に位置させた上記押圧部材(28)の先端部(27)に
よる第二ガイド部材(27)とから成ることを特徴とす
る請求項1記載の自動包装装置。 - 【請求項3】 製品(18)を収容する内箱(12)と
この内箱(12)が挿入される筒状の外箱(14)とか
ら成る包装用箱(10)に、製品(18)を入れて包装
を行う自動包装装置において、製品(18)が収容され
た内箱(12)を外箱(14)内に挿入する際にこの内
箱(12)に収容された製品(18)を押える柔軟な押
圧部材(28)を設け、この押圧部材(28)の先端部
(27)を上記内箱(12)の挿入先端部より挿入方向
前方に延出させるとともに、この先端部(27)の端縁
が外箱(14)の開口部の上端縁より下方に位置するよ
うに形成し、この押圧部材(28)とともに上記内箱
(12)を外箱(14)内に挿入する挿入手段(30)
を設けたことを特徴とする自動包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33515192A JPH06156452A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 自動包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33515192A JPH06156452A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 自動包装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06156452A true JPH06156452A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18285340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33515192A Pending JPH06156452A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 自動包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06156452A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150336695A1 (en) * | 2012-12-21 | 2015-11-26 | G.D Societa' Per Azioni | Packing Method and Packing Machine for Producing a Slide-Open Package of Tobacco Articles with a Hinged Lid |
CN113561559A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-10-29 | 云南昆船烟草设备有限公司 | 一种纸箱卧式套箱设备 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP33515192A patent/JPH06156452A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150336695A1 (en) * | 2012-12-21 | 2015-11-26 | G.D Societa' Per Azioni | Packing Method and Packing Machine for Producing a Slide-Open Package of Tobacco Articles with a Hinged Lid |
US10017284B2 (en) * | 2012-12-21 | 2018-07-10 | G.D Societa' Per Azioni | Packing method and packing machine for producing a slide-open package of tobacco articles with a hinged lid |
CN113561559A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-10-29 | 云南昆船烟草设备有限公司 | 一种纸箱卧式套箱设备 |
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