JP2990102B2 - 包装おにぎり製造装置 - Google Patents

包装おにぎり製造装置

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JP2990102B2 JP9150670A JP15067097A JP2990102B2 JP 2990102 B2 JP2990102 B2 JP 2990102B2 JP 9150670 A JP9150670 A JP 9150670A JP 15067097 A JP15067097 A JP 15067097A JP 2990102 B2 JP2990102 B2 JP 2990102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、シート状海苔を被せた
おにぎりを包装袋で包装した包装おにぎりの製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、おにぎりに直にシート状海苔を被せ、これを図10
に示す合成樹脂フィルム製の包装袋(1)にて包んだ包装
おにぎりが販売されている。おにぎりは、専用機で略円
形に握られている。シート状海苔は長方形を呈し、長さ
は、おにぎりの直径の2倍におにぎりの厚みを加えた長
さよりも少し長く、幅はおにぎりの直径よりも少し大で
ある。包装袋(1)は、略釣鐘状を呈する外フィルム(11)
に、該外フィルム(11)よりも短い内フィルム(12)を被
せ、外周縁を熱溶着して袋状に形成されている。
【0003】従来は、図15に示す如く、作業者がシー
ト状海苔(3)の一端側におにぎり(2)を載せ、シート状
海苔の他端をおにぎり上に折り返し、これを口を開いた
状態の前記包装袋(1)に入れ、図16の如く、外フィル
ム(11)の耳部(19)を折り返して、シール(93)で止めて包
装している。おにぎりに海苔を被せる作業と、海苔で包
んだおにぎりを包装袋に入れて包装する作業は分業され
ており、おにぎりにシート状海苔を被せてから、包装袋
への挿入までに時間がかかると、シート状海苔は表面が
しっとりとしておにぎりに馴染むほどに湿気てしまい、
包装袋との滑りが悪くなって、包装袋の奥までおにぎり
をスムーズに挿入することが困難となり、包装作業能率
が極めて悪くなる。
【0004】本発明は、おにぎりに包装袋を挿入する直
前に、おにぎりにシート状海苔を自動的に被せ、海苔の
表面が乾燥して包装袋との滑りの良い内に、おにぎり
(2)を包装袋に自動的に投入でき、更に、包装袋の耳部
の折返し及びシール貼りまでを自動的に行なうことので
きる包装おにぎりの製造装置を明らかにするものであ
る。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明の包装おにぎりの製造装
置は、定量供給された飯(20)を所定の形状に型押しする
おにぎり成形部(4)と、おにぎり成形部(4)のおにぎり
排出ステーションS5の真下位置にシート状海苔(3)を
1枚づつ供給する海苔供給部(5)と、排出ステーション
5の真下にて昇降可能に配備され該排出ステーション
5にておにぎりが突落とされるのに先立って供給位置
のシート状海苔の高さ近傍まで上昇し突落とされるおに
ぎりをシート状海苔を挟んで受け止めて下降する昇降受
け台(100)と、該下降位置の受け台(100)上のおにぎり
(2)をシート状海苔(3)に載せたままシート状海苔(3)
の供給方向及びおにぎりの突落とし方向と直交して突き
出す突出し部(7)と、おにぎり(2)の突出し方向にて包
装袋(1)を口を開いた状態で待機させる包装袋待機部
(6)と、包装袋待機部(6)の下流側に配備されシート状
海苔(3)の被さったおにぎり(2)を収容し口を開いたま
まおにぎりと一緒に突き出された包装袋(1)の口を閉じ
る封緘部(8)とを含んでいる。
【0006】
【作用及び効果】成形部(5)にておにぎり(2)を自動成
形し、成形部(5)の排出ステーションS5から突落とさ
れたおにぎり(2)に自動的にシート状海苔(3)を被せ、
これを口を開いて待機する包装袋(1)に自動投入すると
共に、前記ターンテーブル(40)とは別個のターンテーブ
ル(80)上に突き出し、該ターンテーブル(80)の間欠回転
中に包装袋(1)の耳部(19)を折畳んでシール(93)の貼付
けまでを行なうため、即ち、ターンテーブル(40)への飯
の投入からシール貼りまでを一貫して自動的に行なうこ
とができる。
【0007】排出ステーションS5から突落とされたお
にぎり(2)は、そのまま一挙に突出し位置まで落下する
のではなく、待機している海苔の高さ位置近傍まで上昇
している昇降台(100)に受け止められて、昇降台(100)の
下降によって、突出し位置に達するため、おにぎりの姿
勢が安定し、おにぎりを正しい突出し開始位置に位置さ
せることができ、突出しミスを無くすことができる。お
にぎり(2)にシート状海苔(3)を被せると直ちに、即
ち、シート状海苔(3)が乾燥状態で包装袋(1)との滑り
の良い内に、包装袋(1)へおにぎり(2)を投入するた
め、従来の様に、被さったシート状海苔(3)が湿気てい
るおにぎり(2)を包装袋(1)へ投入する場合の様に、シ
ート状海苔(3)と包装袋(1)の摩擦抵抗によって、包装
袋(1)へのおにぎり(2)の投入に支障を生ずることはな
く、能率的に包装おにぎりを製造できる。この間、作業
者がおにぎりに触れる必要はないため、衛生的である。
【0008】
【発明の実施の態様】おにぎり(2)、シート状海苔(3)及び包装袋(1) 本発明の装置を説明する前に、実施例における包装すべ
きおにぎり(2)、該おにぎり(2)に被せるべきシート状
海苔(3)及び包装袋(1)について説明する。図15に示
す如く、包装すべきおにぎり(2)は、直径70〜80m
m、厚み約30mmの略円形を呈している。
【0009】図14は、上記おにぎり(2)に被せるシー
ト状海苔(3)を示しており、長さL1約190mm、幅長
さW1約100mmである。シート状海苔(3)は一端両側
にカット部(32)(32)が形成されている。シート状海苔
(3)の長手方向の両側縁には、シート状海苔(3)の略中
央部寄りに夫々2本の切込み(31)(31)が施されており、
切込み(31)の長さは25〜35mmである。シート状海苔
(3)のカット部(32)側の端から最初の切込み(31)までの
距離はL4は約75〜85mm、切込み(31)(31)間の距離
3は、おにぎり(2)の厚みに対応して約30mm、残り
の長さL2は75〜85mmである。
【0010】図10は、包装袋(1)を示しており、釣鐘
状の外フィルム(11)と内フィルム(12)を重ね、袋の口(1
0)となる部分及び先細部(18)を除く外周縁を熱溶着して
形成されている。外フィルム(11)は、内フィルム(12)よ
りも長く形成されて内フィルム(12)より長い部分が耳部
(19)となっている。耳部(19)の両端にカット部(17)(17)
が施されており、両カット部(17)(17)間に断続的な切込
み(15)が施されている。包装袋(1)の先細部(18)の内フ
ィルム(12)には、短く平行に切込み(13)(13)を設けて切
込み(13)(13)間につまみ片(14)が形成される。包装おに
ぎりを食するとき、つまみ片(14)を引っ張って内フィル
ム(12)を左右に開いて、包装を解くことができる。
【0011】図12に示す如く、包装袋(1)は、数十枚
単位に束ねられ、断続的な切込み(15)側の端面(16)を熱
溶着して1枚づつ剥がれることが防止されている。上記
説明の包装袋(1)は、おにぎり(2)を手作業で包装袋
(1)内に挿入する場合のものと同じであるが、実施例で
は、図10に示す如く、包装袋(1)の内フィルム(12)の
長さL5を従来よりも30mm程度短くし、その分だけ、
外フィルム(11)と内フィルム(12)との長さの差L6、即
ち耳部(19)を長くした。これは図12に示し後記の如
く、包装袋(1)の断続的な切込み(15)側を押え爪(62)(6
2)で押えた状態にて、内フィルム(12)を吸盤(64)により
持ち上げて包装袋(1)の口(10)を開く際、押え爪(62)と
口(10)までの距離を長くして、口(10)を開きやすくする
ためである。
【0012】図4は、本発明のおにぎり包装装置の一例
を示している。包装装置は、定量供給された飯(20)を所
定の形状に型押しするおにぎり成形部(4)と、該成形部
(4)のおにぎり排出位置にシート状海苔を1枚づつ供給
する海苔供給部(5)と、シート状海苔が被さったおにぎ
りをシート状海苔の供給方向と直交して突き出す突出し
部(7)と、おにぎりの突出し方向にて包装袋(1)を口を
開いた状態で待機させる包装袋待機部(6)と、包装袋待
機部(6)の下流側に配備されシート状海苔の被さったお
にぎりを収容し、口を開いたままおにぎりと一緒に突き
出された包装袋(1)の口を閉じる封緘部(8)とによって
構成されている。
【0013】おにぎり成形部(4) 図4、図5に示す如く、おにぎり成形部(4)は、成形用
ターンテーブル(40)を有し、該ターンテーブル(40)は上
下に貫通する6個の型穴(42)を回転方向に等間隔に開設
し、各型穴が飯供給ステーションS1、予備型押しステ
ーションS2、具押込みステーションS3、型押しステー
ションS4、排出ステーションS5と対応する位置で順に
停止しする様に間欠回転駆動装置(図示せず)に連繋され
ている。ターンテーブル(40)の下方にはターンテーブル
(40)に近接して受板(41)が設けられ、該受板(41)は排出
ステーションS5だけ型穴(42)の底を開放し、その他の
ステーションでは型穴(42)の底を塞いでいる。
【0014】飯供給ステーションS1には、ターンテー
ブル(40)の間欠回転にタイミングを合わせて、飯供給ス
テーションS1上の型穴(42)内に定量の飯(20)を供給す
る飯の定量供給装置(403)が配備される。ターンテーブ
ル(40)の上方には昇降板(43)が配備され、該昇降板(43)
が予備型押しステーションS2から排出ステーションS5
までの4つのステーションに対応して第1腕板(43a)か
ら第4腕板(43d)の4つの腕板をターンテーブル(40)と
平行に延している。
【0015】予備型押しステーションS2に対応する第
1腕板(43a)には予備型押し片(44)が、具押込みステー
ションS3に対応する第2腕板(43b)には具突込み片(45)
が、型押しステーションS4に対応する第3腕板(43c)に
は型押し片(46)が、排出ステーションS5に対応する第
4腕板(43d)には突落し片(47)が夫々下向きに突設され
ている。予備型押し片(44)及び型押し片(46)はバネを介
して昇降板(43)に連繋され、昇降板(43)が下降するとき
バネを介して型穴(42)内の飯を加圧する。予備型押し片
(44)の下面中央には型押しおにぎり(2)の中央に具を入
れるための穴を形成するための突起(44a)を有してい
る。
【0016】図4、図5、図6に示す如く、ターンテー
ブル(40)の側方には、具押込みステーションS3に重な
り、且つターンテーブル(40)と具突込み片(45)との間に
円形の具収容容器(400)が間欠回転可能に配備される。
具収容容器(400)は上面が開口し、底面外周には複数の
具落下孔(401)が回転方向に等間隔に開設され、具収容
容器(400)が1ピッチ回転する毎に具落下孔(401)が具押
込みステーションS3上の型穴(42)に一致する。具収容
容器(400)の下方には具収容容器(400)に近接して受板(4
04)が配備され、受板(404)は具押込みステーションS3
位置の具落下孔(401)の底は開放するが、その他の具落
下孔(401)の底は塞ぐ。具収容容器(400)内には、具が収
容されると共に、具押込みステーションS3の回転方向
の手前位置に具収容容器(400)の回転とは無関係に定位
置に邪魔板(402)が配備され、該邪魔板(402)は、具押込
みステーションS3に向う具落下孔(401)から盛上がった
余分の具を掻き落とす。
【0017】海苔供給部(5) 図4、図5の如く、海苔供給部(5)は、上記おにぎり成
形部(4)の側方に配備されたシート状海苔(3)のストッ
カー(50)と、ストッカー(50)の下方に昇降可能に配備さ
れ最下部の海苔を吸引して下方に引き出す吸引筐(53)
と、吸引筐(53)によって引き出されたシート状海苔(3)
を前記ターンテーブル(40)の排出ステーションS5の下
方位置に搬送する海苔搬送装置(51)とによって構成され
る。ストッカー(50)は、海苔を積層して収容でき、下面
は、海苔の外周部が引っ掛かる程度の大きさに開口して
いる。
【0018】吸引筐(53)は、ストッカー(50)の下方位置
にて昇降可能に配備され、駆動装置と吸引装置(何れも
図示せず)により前記ターンテーブル(40)の間欠回転の
タイミングに合わせて昇降及び吸引し、上昇の際にスト
ッカー(50)の最下部のシート状海苔(3)に当って該海苔
を吸引しつつ下降して該海苔をストッカー(50)から下方
に引出し、下降途上で吸引を開放する。
【0019】海苔搬送装置(51)は、ストッカー(50)の下
方位置から前記ターンテーブル(40)の排出ステーション
5に跨がって、平行に且つ互いに垂直面内で周回可能
に張設された3本の平行周回ベルト(51a)(51b)(51c)
と、前記ターンテーブル(40)の間欠回転に対応して該ベ
ルトを一斉に間欠的に走行させる駆動装置(図示せず)に
よって構成される。3本の周回ベルト(51a)(51b)(51c)
の外側のベルト(51a)(51c)間の間隔は、シート状海苔
(3)の長さL1よりも少し小さく、後記する包装袋待機
部(6)側の2本のベルト(51b)(51c)間の間隔は、反対側
の2本のベルト(51a)(51b)間の間隔よりも小さく、広い
方のベルト(51a)(51b)は、排出ステーションS5のおに
ぎり(2)の落下路を挟んで位置している。前記吸引筐(5
3)は、ベルト(51a)(51b)間を昇降する。
【0020】各周回ベルト(51a)(51b)(51c)には、シー
ト状海苔(3)の幅長さW1より少し大きな間隔を存し、
且つ位相を合わせて突起(52)(52)が外向きに設けられて
いる。突起(52)はシート状海苔(3)をその幅方向へ搬送
する際、ベルトとの滑りを防止する役割をなす。前記タ
ーンテーブル(40)の下方にて排出ステーションS5との
対応位置には、ベルト上のシート状海苔(3)を排出ステ
ーションS5に対応して正しく位置決めするためのスト
ッパ(54)がベルト間に侵入して配備されている。
【0021】昇降受け台(100) 図1E、図2F及び図5に示す如く、前記海苔搬送装置
(51)の周回ベルト(51a)(51b)間にて、おにぎり成形部
(4)の排出ステーションS5の真下位置に昇降可能に昇
降受け台(100)が配備される。昇降受け台(100)は昇降駆
動装置(図示せず)に連繋され、前記突落し片(47)が下降
してターンテーブル(40)の型孔(42)内のおにぎり(2)が
突落とされるタイミングよりも少し早く上昇して、周回
ベルト(51a)(51b)(51c)上のシート状海苔(3)の下面に
近接する位置に達し、おにぎり(2)の突落としのタイ
ミングに僅か遅れて下降し、後記する突出し部(7)の
突出し案内板(74)の高さまでおにぎりを運ぶ。
【0022】包装袋待機部(6) 図4、図7、図12の如く、包装袋待機部(6)は、排出
ステーションS5の下方前方位置にて前記包装シート束
(1a)を袋の口(10)を海苔搬送装置(51)に向けて支持する
支持板(60)と、支持板(60)の上方にて昇降可能に配備さ
れた吸盤(64)と、吸盤(64)よりも海苔搬送装置(51)側に
配備されたエア噴射ノズル(65)とによって構成されてい
る。図7に示す如く、支持板(60)は2束の包装シートを
横並びに載せることの出来る大きさに形成されて前記海
苔搬送装置(51)の搬送方向と平行にスライド可能に配備
され、一方の包装シート束(1a)がなくなれば、シリンダ
装置等による往復装置(61)によって支持板(60)を横移動
させて、他方の包装シート束(1a)をおにぎり突き込み位
置に対応させることができる。
【0023】支持板(60)には包装シート束(1a)の耳部(1
9)の両端をクランプするための4つの押え爪(62)が昇降
可能に配備され、各押え爪(62)には爪駆動シリンダ(63)
が連繋されている。図7に示す如く、吸盤(64)は蛇腹状
に形成されて昇降装置及び吸引装置(何れも図示せず)に
連繋され、吸盤(64)が下降して包装シート束(1a)の最上
部の包装袋(1)の内フィルム(12)を押える少し手前から
該包装袋(1)の内フィルム(12)を吸引して包装袋(1)の
口(10)を開き、おにぎり(2)が突き込まれるまで吸引が
働く。図12の如く、エア噴射ノズル(65)は、支持板(6
0)上の包装袋(1)に向けて傾いており、吸盤(64)によっ
て口を開いた包装袋(1)にエアを吹き込んで、包装袋
(1)を膨らませる役割をなす。
【0024】突出し部(7) 図1E、図2、図5、図12、図13に示す如く、突出
し部(7)は、排出ステーションS5の下方位置にて、前
記昇降受け台(100)に乗って、海苔搬送装置(51)の第1
ベルト(51a)と第2ベルト(51b)との間をベルト上のシー
ト状海苔(3)と一緒に擦り抜けたおにぎり(2)を、受け
ベルトの周回方向及びおにぎりの下降路と直交して前記
支持板(60)側に突出すための突出し案内板(74)と、該突
出し案内板(74)上のおにぎり(2)を支持板(60)上にて口
(10)を開いた状態で待機する包装袋(1)に突出す突出し
片(70)とによって構成され、突出し片(70)はシリンダ装
置等の往復駆動装置(75)に連繋されている。おにぎり
(2)の突出し移行路には、吸盤(64)よりも上流側と下流
側に夫々両端が開口したトンネル状の案内部材(71)(66)
が配備される。上流側の案内部材(71)の天井面に前記エ
ア噴射ノズル(65)に対向して長孔(72)が開設されてい
る。突出し片(70)は、昇降受け台(100)上のおにぎり
(2)を包装袋(1)の待機位置を越えて、後記する封緘部
(8)のターンテーブル(80)まで突き出す。
【0025】封緘部(8) 図4、図8の如く、封緘部(8)は、封緘部用ターンテー
ブル(80)を有し、該ターンテーブル(80)は上下に貫通す
る6個の収容穴(81)を回転方向に等間隔に有し、各収容
穴(81)が投入ステーションS6、耳部折返しステーショ
ンS7、シールステーションS8、取出しステーションS
9と対応する位置で順に停止する様に間欠回転駆動装置
(図示せず)に連繋されている。ターンテーブル(80)の下
方にはターンテーブル(80)に近接して受板(82)が設けら
れ、該受板(82)は取出しステーションS9だけ収容穴(8
1)の底を開放し、その他のステーションでは収容穴(81)
の底を塞いでいる。ターンテーブル(80)の上方には昇降
板(83)が配備され、該昇降板(83)は投入ステーションS
6と取出しステーションS9に対応して第1腕板(83a)と
第2腕板(83b)をターンテーブル(80)と平行に延してい
る。投入ステーションS6に対応する第1腕板(83a)には
突込み部材(84)が下向きに突設されている。
【0026】突込み部材(84)は、図8、図9に示す如
く、主バネ(84b)によって下向きに付勢され抜け止めが
施された主軸(84a)の下端に主押え板(84c)を設けてい
る。主軸(84a)には支持軸(84f)が下向きにスライド可能
に嵌まり、主軸(84a)に内蔵した補助バネ(84g)によって
下向きに付勢され且つ抜止めが施されている。支持軸(8
4f)の下端には補助押え板(84e)が取付けられている。前
記主押え板(84c)の前記包装袋待機部(6)側には、ター
ンテーブル(80)の収容穴(81)に対応して円弧状に屈曲し
た薄板状の押え片(84d)が下向きに突設されている。
【0027】取出しステーションS9に対応する第2腕
板(83b)には前記おにぎり成形部(4)の突落し片(47)と
同様の突落とし片(88)が下向きに突設されている。耳部
折返しステーションS7には、ターンテーブル(80)の上
面に近接してテーブルの外側から半径方向に水平にスラ
イド可能に折返し板(85)が配備され、該折返し板(85)に
往復駆動装置(図示せず)が連繋される。折返し板(85)は
後退位置では耳部折返しステーションS7に位置する収
容穴(81)を開放し、前進位置では該収容穴(81)を塞ぐ。
図2H、図3I、図4に示す如く、耳部折返しステーシ
ョンS7とシールステーションS8との間には、移動中の
収容穴(81)を塞ぐ円弧状の塞ぎ板(86)がターンテーブル
(80)の上面に近接して配備されている。塞ぎ板(86)のシ
ールステーションS8側は、細幅部(86a)が延長され、該
細幅部(86a)はシールステーションS8に位置している収
容穴(81)に一部重なっている。
【0028】図3K、図4に示す如く、シールステーシ
ョンS8にはシール供給部(9)及びシール押し装置(87)
が配備されている。シール供給部(9)は、テープ(92)に
離形層を介して粘着剤付きのシール(93)を密なるピッチ
で貼ったものを巻回した供給ローラ(90)と、該ローラか
ら引出したテープ(92)をシールステーションS8上の収
容穴(81)の近傍で反転させる反転ローラ(94)と、反転ロ
ーラ(94)を経たテープ(92)を巻取る巻取りローラ(91)と
によって構成され、巻取りローラ(91)は間欠回転駆動装
置(図示せず)に連繋されており、ターンテーブル(80)
の停止中にシール(93)の1枚分だけテープ(92)を巻取
る。シール(93)は反転ローラ(94)によってテープ(92)が
反転する際に、自然にテープ(92)から剥がれて収容穴(8
1)内のおにぎり(2)の包装袋(1)に載る。シール押し装
置(87)は、昇降する押え片(87a)を具えており、該押え
片(87a)で上記おにぎり(2)上のシール(93)を押えるこ
とができる。
【0029】おにぎりの成形及び包装手順 図1A〜Eはおにぎり(2)の成形手順の説明図、図2F
〜Gはおにぎり(2)にシート状海苔(3)を被せて包装袋
(1)に投入する手順の説明図、図3I〜Kは包装袋(1)
の耳部(19)を折返してシール(93)を貼る手順の説明図で
あり、図1Aから図3Kを経て包装おにぎりを取出すま
では、前記発明の装置により自動的に行なわれる。図1
Aの如く、おにぎり成形部(4)の飯供給ステーションS
1にて、ターンテーブル(40)の型穴(42)には飯の定量供
給装置(403)から定量の飯(20)が供給される。ターン
テーブル(40)が予備型押しステーションS2側へ1ピッ
チ回転する。
【0030】図1Bの如く、予備型押しステーションS
2にて、予備型押し片(44)が下降して型穴(42)内の飯(2
0)を予備的に型押しする。このとき予備型押し片(44)下
面の突起(44a)によって飯(20)の上面中央に穴が形成さ
れる。予備型押し片(44)が上昇し、ターンテーブル(40)
が1ピッチ回転する。図1Cの如く、具押込みステーシ
ョンS3にて、具突込み片(45)が具収容容器(400)の具落
下孔(401)を貫通して飯(20)に突き込む。このとき、具
落下孔(401)内の具(404)が一緒に飯(20)に突き込まれ
る。具突込み片(45)が上昇し、ターンテーブル(40)が1
ピッチ回転する。図1Dの如く、型押しステーションS
4にて、型押し片(46)が下降して飯をしっかりと押して
おにぎり(2)を成形する。型押し片(46)が上昇してター
ンテーブル(40)が1ピッチ回転する。図1Eの如く、排
出ステーションS5にて、突落し片(47)が下降し型穴(4
2)内のおにぎり(2)を下方に突落とす。
【0031】上記動作と平行して、図5に示す海苔供給
部(5)も動作し、ストッカー(50)の最下部のシート状海
苔(3)を吸引筐(53)の上下運動によって下方に引っ張り
だして、海苔搬送装置(51)の3本のベルト(51a)(51b)(5
1c)上に受け渡す。ベルト(51a)(51b)(51c)の間欠周回に
よって、シート状海苔(3)は1ピッチづつ排出ステーシ
ョンS5の下方に搬送される。シート状海苔(3)が排出
ステーションS5の真下に達するタイミングは、おにぎ
り(2)が突き落とされるタイミングよりも僅か早い。シ
ート状海苔(3)はストッパ(54)に当って、正しい位置で
待機している。前記おにぎりの突落としのタイミングよ
り僅か早く、昇降受け台(100)が上昇し、ベルト(51a)(5
1b)(51c)に上のシート状海苔(3)の下面に近接位置に達
する。
【0032】図1Eに示す如く、第1〜第3の3本のベ
ルト(51a)(51b)(51c)に跨がって、排出ステーションS5
の下方で待機するシート状海苔(3)の後側を挟んで昇降
受け台(100)におにぎり(2)が落下し、昇降受け台(100)
の下降によって、第1ベルト(51a)と第2ベルト(51b)と
の間を擦り抜けてシート状海苔(3)とおにぎり(2)が突
出し案内板(74)の高さまで下降する。図2Fに示す如
く、シート状海苔(3)の前部は案内部材(71)の後部開口
縁に当って上向となっている。突出し部(7)の突出し片
(70)がおにぎり(2)を前方の包装袋待機部(6)へ突出
す。排出ステーションS5から突落とされたおにぎり
(2)は、そのまま一挙に突出し位置まで落下するのでは
なく、待機している海苔の高さ位置近傍まで上昇してい
る昇降台(100)に受け止められ、昇降台(100)の下降によ
って、突出し位置に達するため、おにぎりの姿勢が安定
し、おにぎりを正しい突出し開始位置に位置させること
ができ、突出しミスを無くすことができる。
【0033】包装袋待機部(6)では、昇降する吸盤(64)
は、突出し片(70)の突き込みのタイミングに合わせて上
昇しつつ包装シート束(1a)の最上端の包装袋(1)の内フ
ィルム(12)を吸着し、更に、エア噴射ノズル(65)からエ
アーが噴射され、包装袋(1)の口(10)が大きく開いて待
機している。図2Gの如く、突出し片(70)によって突出
されたおにぎり(2)は、案内部材(71)を通過して、口(1
0)を開いて待機する包装袋(1)に突き込まれる。シート
状海苔(3)の前部の上向き部分は、案内部材(71)の開口
縁に当って、後方へ折返されて、おにぎり(2)の上面に
被さる。
【0034】包装袋(1)はおにぎり(2)の大きさに合わ
せて作られており、口(10)を開いても、図15、図17
に示す如く、シート状海苔(3)の折曲り部(30)の両端(3
0a)(30a)は、包装袋(1)の口(10)の内フィルム(12)の縁
に当って引っ掛かり、包装袋(1)内へおにぎり(2)を円
滑に押込みができない虞れがある。実施例では、シート
状海苔(3)の折曲り部(30)の両端(30a)(30a)に切込み(3
1)(31)が施されているため、切込み(31)(31)間のフィル
ムはおにぎり(2)の外周に沿す様に変形し、おにぎり
(2)の上面の延長上に残ったフィルムのコーナ部(33)(3
3)は、弱い力でも変形する。従って、シート状海苔(3)
の折曲り部(30)が、包装袋(1)の内フィルム(12)の開口
縁に当っても、シート状海苔(3)の方がおにぎり(2)の
周面に沿う様に変形するだけで、おにぎり(2)の包装袋
(1)への挿入に支障はない。
【0035】前記の如く、突出し片(70)の突込みストロ
ークは、おにぎり(2)が包装袋(1)の位置を越えて、封
緘部(8)のターンテーブル(80)上の投入ステーションS
6に達する長さであり、おにぎり(2)を突込まれた包装
袋(1)は、その突き込み力によって断続的な切込み(15)
から自動的に切り離される。図2Hの如く、ターンテー
ブル(80)の投入ステーションS6に位置する収容穴(81)
上におにぎり(2)が位置すると、突出し片(70)が後退し
て突込み部材(84)が下降し、包装袋(1)に入ったおにぎ
り(2)を収容穴(81)に突き込む。
【0036】この時、図9Aに示す如く、突込み部材(8
4)の押え片(84d)が包装袋(1)の耳部(19)の際を収容穴
(81)の壁面に沿う様に押えるため、耳部(19)は収容穴(8
1)の壁面に沿う様に立ち上って収容穴(81)から上向きに
臨出する。補助押え板(84e)及び主押え板(84c)は、補助
バネ(84g)及び主バネ(84b)を介しておにぎり(2)を押え
るため、おにぎり(2)を押し潰すことはない。図9Bに
示す如く、突込み部材(84)が上昇するとき、補助押え板
(84e)は補助バネ(84g)によっておにぎり(2)を押えたま
まであり、押え片(84d)が主押え板(84c)と一緒に上昇す
る際、おにぎり(2)を押えていなければ、押え片(84d)
とおにぎり(2)の摩擦によっておにぎり(2)が持ち上が
る虞れがあるが、実施例では、上記の如く、おにぎり
(2)を押えた状態で押え片(84d)を抜き外すため、おに
ぎり(2)が持ち上がる虞れはない。
【0037】図3Iの如く、突込み部材(84)が待機位置
まで上昇すると、ターンテーブル(80)が1ピッチ回転
し、おにぎり(2)は耳部折返しステーションS7で停止
する。折返し板(85)がターンテーブル(80)の外側からタ
ーンテーブル(80)の回転中心側に移動し、ターンテーブ
ル(80)の収容穴(81)から上向きに臨出した包装袋(1)の
耳部(19)先端を包装袋(1)の内フィルム(12)に重なる様
に折返す。折返し板(85)が耳部(19)を押えている状態
で、ターンテーブル(80)1ピッチ回転し、このとき、図
3Jの如く、ターンテーブル(80)の上面に近接して配備
した塞ぎ板(86)によって、包装袋(1)の耳部(19)が立ち
上がることは防止される。折返し板(85)は、ターンテー
ブル(80)が1ピッチ回転し始めと、次の収容穴(81)が耳
部折返しステーションS7に達するまでに元の待機位置
に戻る。
【0038】塞ぎ板(86)によって、耳部(19)の立上りを
防止されたまま、おにぎり(2)はターンテーブル(80)の
次の1ピッチの回転でシールステーションS8に達す
る。図3Jに示す如く、シールステーションS8では、
塞ぎ板(86)の延長細幅部(86a)によって、耳部(19)の折
返し部は、シール(93)が貼られる位置から外れた部分が
依然として押えられている。シール供給部(9)のテープ
(92)が1ピッチ送られ、反転ローラ(94)によって1枚の
シール(93)がテープ(92)から剥がされておにぎり(2)の
耳部(19)と内フィルム(12)に跨がる様に載る。シール押
し装置(87)の押え片(87a)が下降してシール(93)を押
え、包装袋(1)を封緘する。押え片(87a)が上昇して、
ターンテーブル(80)が1ピッチ回転し、封緘された包装
おにぎりは取出しステーションS9に達し、突落とし片
(88)の下降によって、ターンテーブル(80)の下方に突落
とされ、待機する排出コンベア(図示せず)によって送り
出される。
【0039】上記の如く、おにぎり成形部(4)のターン
テーブル(40)の間欠回転中におにぎり(2)を自動成形
し、ターンテーブル(40)から排出されたおにぎり(2)に
自動的にシート状海苔(3)を被せ、これを口を開いて待
機する包装袋(1)に自動投入すると共にターンテーブル
(80)上に突出し、ターンテーブル(80)の間欠回転中に包
装袋(1)の耳部(19)を折畳んでシール(93)の貼付けまで
を行なうため、即ち、ターンテーブル(40)への飯の投入
がシール貼りまでを一貫して自動的に行なうことができ
る。おにぎり(2)にシート状海苔(3)を被せると、シー
ト状海苔(3)が乾燥状態で包装袋(1)との滑りの良い内
に、包装袋(1)へおにぎり(2)を投入するため、従来の
様に、被さったシート状海苔(3)が湿気たおにぎり(2)
を包装袋(1)へ投入した場合の様に、シート状海苔(3)
と包装袋(1)の摩擦抵抗によって、包装袋(1)へのおに
ぎり(2)の投入に支障を生ずることはなく、能率的に包
装おにぎりを製造できる。この間、作業者がおにぎりに
触れる必要はないため、衛生的である。
【0040】図18、図19はシート状海苔(3)の他の
実施例を示しており、図18のシート状海苔(3)は、シ
ート状海苔(3)の長手方向の両側縁の略中央部におにぎ
り(2)の厚みに対応して切抜き部(31b)が設けらてお
り、該切抜き部(31b)は開口側が丸みをもって徐々に拡
大している。丸みを持たせたのは、シート状海苔(3)を
おにぎり(2)に被せたとき、丸みの部分が包装袋(1)の
口縁に対向しておにぎり(2)の袋への一層スムーズな挿
入が望めるからである。
【0041】図19のシート状海苔(3)は、長手方向の
略中央部に幅方向の全長に亘って断続的に延びる切込み
(31a)が施されている。シート状海苔(3)を被せたおに
ぎり(2)を包装袋(1)に挿入する際、シート状海苔(3)
の折曲り部(30)が包装袋(1)の開口縁に当ったとき、切
込み(31a)が破れて、該折曲り部(30)がおにぎり(2)に
沿う様に変形し、おにぎり(2)の包装袋(1)への挿入に
支障はない。シート状海苔(3)は大型シート状海苔を定
寸に切断して形成されるのであるが、図14に示す様
に、定寸に切断されたシート状海苔(3)の両側縁に自動
的に切込み(31)(31)を施すことは技術的に難しい。図1
9の様に、シート状海苔(3)の長手方向の略中央部に幅
方向の全長に亘って断続的に延びる切込み(31a)を施す
ことは、大型シート状海苔に切込み(31a)を施してか
ら、定寸に切断することができ、作業性がよい。
【0042】図14、図19の実施例において、隣り合
う切込み(31)(31)、(31a)(31a)間に、更に切込みを設け
て、切込みの数を増やしてもよい。上記実施例では、シ
ート状海苔(3)の長手方向の両側縁には、切込み(31)が
設けられているため、海苔を被せたおにぎりを、海苔の
折り曲げ側から、包装袋(1)に自動投入する際、包装袋
(1)の口の開口縁に海苔が当っても海苔は切込み(31)の
存在により、乾燥状態であってもおにぎり(2)の表面に
沿う様に簡単に変形し、海苔が包装袋(1)の開口縁に引
っ掛かる事態を防止できる。従って、シート状海苔(3)
が被さったおにぎり(2)を包装袋(1)に自動的に挿入す
ることができ、従来の手作業による包装に比べて生産性
が向上し、衛生的でもある。本発明は、上記実施例の構
成に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載の範
囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】A〜Eはおにぎりの成形手順の説明図である。
【図2】F〜Gはおにぎりにシート状海苔を被せて包装
袋に投入する手順の説明図である。
【図3】I〜Kは包装袋の耳部を折返してシールを貼る
手順の説明図である。
【図4】包装おにぎり製造装置の斜面図である。
【図5】海苔供給部とおにぎり成形部の断面図である。
【図6】具押込みステーション近傍の斜面図である。
【図7】包装袋待機部の斜面図である。
【図8】突込み部材の斜面図である。
【図9】Aは下降時の、Bは上昇途上の突込み部材の断
面図である。
【図10】包装袋の斜面図である。
【図11】包装袋の断面図である。
【図12】包装におにぎりを突込む直前の斜面図であ
る。
【図13】同上の断面図である。
【図14】シート状海苔の正面図である。
【図15】シート状海苔をおにぎりに被せた状態の斜面
図である。
【図16】包装おにぎりの斜面図である。
【図17】包装袋へおにぎりを自動挿入する状態の平面
図である。
【図18】シート状海苔の他の実施例の平面図である。
【図19】シート状海苔の別の実施例の平面図である。
【符号り説明】
(1) 包装袋 (2) おにぎり (3) シート状海苔 (31) 切込み (31a) 切込み (31b) 切抜き部 (4) おにぎり成形部 (5) 海苔供給部 (6) 包装袋待機部 (7) 突出し部 (8) 封緘部 (9) シール供給部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定量供給された飯(20)を所定の形状に型
    押しするおにぎり成形部(4)と、おにぎり成形部(4)の
    おにぎり排出ステーションS5の真下位置にシート状海
    苔(3)を1枚づつ供給する海苔供給部(5)と、排出ステ
    ーションS5の真下にて昇降可能に配備され該排出ステ
    ーションS5にておにぎりが突落とされるのに先立って
    供給位置のシート状海苔の高さ近傍まで上昇し突落とさ
    れるおにぎりをシート状海苔を挟んで受け止めて下降す
    る昇降受け台(100)と、該下降位置の受け台(100)上のお
    にぎり(2)をシート状海苔(3)に載せたままシート状海
    苔(3)の供給方向及びおにぎりの突落とし方向と直交し
    て突き出す突出し部(7)と、おにぎり(2)の突出し方向
    にて包装袋(1)を口を開いた状態で待機させる包装袋待
    機部(6)と、包装袋待機部(6)の下流側に配備されシー
    ト状海苔(3)の被さったおにぎり(2)を収容し口を開い
    たままおにぎりと一緒に突き出された包装袋(1)の口を
    閉じる封緘部(8)とを含んでいる包装おにぎり製造装
    置。
  2. 【請求項2】 おにぎり成形部(4)は、回転方向に等間
    隔に型穴(42)を有し間欠回転して型穴が、飯供給ステー
    ションS1、型押しステーションS4、排出ステーション
    5と対応する位置で停止し排出ステーションS5との対
    応位置で型穴(42)の底が開口するターンテーブル(40)
    と、ターンテーブル(40)の上方にて型押しステーション
    4及び排出ステーションS5との対応位置にて昇降可能
    に配備された型押し片(46)及び突落し片(47)と、ターン
    テーブル(40)の飯供給ステーションS1との対応位置に
    配備され該飯供給ステーションS1に位置する型穴(42)
    に定量の飯を供給する飯の定量供給装置(403)とからな
    り、 海苔供給部(5)は、シート状海苔(3)を積層して収容す
    るストッカー(50)と、ストッカー(50)の下方に昇降可能
    に配備され最下部の海苔を吸引して下方に引出する吸引
    筐(53)と、ストッカー(50)の下方から前記ターンテーブ
    ル(40)の排出ステーションS5の下方に跨がって配備さ
    れた複数の平行周回ベルト(51a)(51b)(51c)による海苔
    搬送装置(51)とからなり、 昇降受け台(100)は、前記排出ステーションS5の真下位
    置にて上記海苔供給部(5)の平行周回ベルト(51a)(51b)
    間に昇降可能に配備され、 海苔搬送装置(51)によってシート状海苔(3)を排出ステ
    ーションS5に送ったとき、シート状海苔(3)は包装袋
    待機部(6)側に向き且つ包装袋待機部(6)側にずれた状
    態で排出ステーションS5に待機し、海苔搬送装置(51)
    の周回ベルトは排出ステーションS5のおにぎりの落下
    路を挟んで位置しており、排出ステーションS5にて突
    き落とされたおにぎり(2)は、平行周回ベルト(51a)(51
    b)(51c)上のシート状海苔の高さ近傍まで上昇している
    昇降受け台(100)上に落下し、昇降受け台(100)の下降に
    よってベルト上の海苔と一緒にベルト間を擦り抜けて、
    下方に待機するに突出し案内板(74)の高さまで下降し、 包装袋待機部(6)は、包装袋(1)を口を海苔搬送装置(5
    1)に向けて支持する支持板(60)の上方に、上昇するとき
    に吸引が働らく吸盤(64)を昇降可能に配備しており、 突出し部(7)は、前記昇降受け台(100)の下降位置に対
    応して包装袋待機部(6)側へ延びる突出し案内板(47)
    と、往復駆動装置(75)に連繋された突出し片(70)と海苔
    搬送装置(51)のベルトの周回方向と直交しておにぎり
    (2)を包装袋待機部(6)側に案内する案内部材(71)を有
    し、突出し片(70)を前記下降位置の昇降受け台(100)上
    のおにぎり(2)に当てて、突出し案内板(74)上を案内部
    材(71)に沿って該おにぎり(2)を包装袋待機部(6)を越
    えて封緘部(8)に突き出し、 封緘部(8)は、包装袋(1)に入ったおにぎり(2)を収容
    する収容穴(81)を回転方向に等間隔に有し、間欠回転し
    て収容穴(81)が、前記突出し片(70)によって突出される
    おにぎり(2)の投入ステーションS6、耳部折返しステ
    ーションS7、シールステーションS8、取出しステーシ
    ョンS9との対応位置で収容穴(81)を停止させるターン
    テーブル(80)と、投入ステーションS6及び取出しステ
    ーションS9との対応位置にてターンテーブル(80)の上
    方に昇降可能に配備された突込み部材(84)及び突落とし
    片(88)と、耳部折返しステーションS7にてターンテー
    ブル(80)の上面に近接して水平にスライド可能に配備さ
    れ収容穴(81)から食み出た包装袋(1)の耳部(19)を袋に
    重なる様に折返す折返し板(85)と、シールステーション
    8に配備され該シールステーションS8に供給されるシ
    ール(93)を包装袋(1)に押しつけて包装袋(1)の耳部(1
    9)の剥がれを防止するシール押え装置(87)とからなり、
    取出しステーションS9では収容穴(81)の底が開放され
    て、突落とし片(88)の下降によって収容穴(81)から包装
    おにぎりを突き落として取り出す請求項1に記載の包装
    おにぎり製造装置。
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