JPH06156299A - 車輌の自動補助操舵装置 - Google Patents

車輌の自動補助操舵装置

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JPH06156299A
JPH06156299A JP31904892A JP31904892A JPH06156299A JP H06156299 A JPH06156299 A JP H06156299A JP 31904892 A JP31904892 A JP 31904892A JP 31904892 A JP31904892 A JP 31904892A JP H06156299 A JPH06156299 A JP H06156299A
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Japan
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steering angle
dead zone
small
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gain
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Application number
JP31904892A
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English (en)
Inventor
Hideaki Adachi
立 英 明 足
Yasuo Uehara
原 康 生 上
Masahiro Yonetani
谷 正 弘 米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌の自動補助操舵装置において、小舵角時
及び舵角偏差が小さい時にハンチングが生じるのを防止
し、収束性を改善する。 【構成】 比例・微分制御系30のゲインGaP及びG
D1を、目標舵角AGLAにほぼ比例して増大させる。
更に、比例・微分制御系30の変換部31A,31Bの
不感帯の幅を目標舵角AGLAにほぼ比例して増大させ
る。目標舵角が小さい時には、不感帯が小さいので高精
度の位置決めができ、しかもゲインが小さいので、ハン
チングが生じにくい。目標舵角が大きい時には、ゲイン
が大きいので、制御の応答性が高い。不感帯が大きくな
ると位置決め精度は低下するが、目標舵角が大きい時に
は問題にならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主操舵車輪の操舵に連
動して、補助操舵車輪の向きを自動的に調整する車輌の
自動補助操舵装置に関し、いわゆる自動車の4輪操舵シ
ステムに利用しうる。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術は、例えば、特開昭5
7−11173号公報及び特開昭61−202977号
公報に開示されている。
【0003】一般に、自動車の4輪操舵システムにおけ
る補助操舵車輪(通常は後輪)の操舵においては、主操
舵車輪(通常は前輪)の操舵角やその他のセンサ信号に
応じて、目標舵角を設定し、この目標舵角とセンサで検
出した補助操舵車輪の実舵角との差分に応じて、電気モ
−タを付勢し、補助操舵車輪の実舵角が目標舵角と一致
するように制御している。またこの種の制御系において
は、通常、目標舵角と実舵角との差分に比例した付勢量
を生成する比例制御と、前記差分の変化量に比例した付
勢量を生成する微分制御とを実施している。微分制御を
実施することにより、変化の速い目標舵角変化に対して
制御系の応答速度が改善される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ドライバのハ
ンドル操作量が大きい時には、補助操舵車輪の操舵角も
大きくなるので、ドライバがハンドルを操作してから補
助操舵車輪の実舵角が目標舵角になるまでに時間がかか
る。この時間を短縮するためには、比例制御及び微分制
御のゲインを大きめに設定すればよい。しかしながら、
制御ゲインが大きいと、特に操舵角が比較的小さい時
に、補助操舵車輪の位置決め制御においてハンチングが
生じ易く、収束性が悪化する。
【0005】また、ハンチングの発生を防止するには、
制御系に不感帯を設け、目標舵角と実舵角との偏差が小
さい時には制御を中止するのが効果的である。しかし、
不感帯が大きすぎると、ハンチングは発生しにくくなる
が、位置決め精度が低下するので、走行安定性が悪化す
る。
【0006】従って本発明は、車輌の自動補助操舵装置
において、補助操舵車輪の操舵位置決め制御において、
ハンチングを防止するとともに、位置決め精度を改善す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の車輌の自動補助操舵装置は、主操舵車輪の
実舵角を検出する主操舵角検出手段(PF);少なくと
も主操舵角検出手段の検出した実舵角に基づいて補助操
舵車輪の目標舵角を決定する、目標舵角設定手段(2
0);補助操舵車輪の実舵角を検出する補助操舵角検出
手段;補助操舵車輪の向きを調整する補助操舵角調整機
構(10);該補助操舵角調整機構を駆動する駆動手段
(M1);前記目標舵角設定手段が設定した目標舵角と
補助操舵角検出手段が検出した実舵角との差分を入力値
とし、該入力値に基づいた付勢量を生成するとともに、
所定の不感帯よりも小さい入力値に対しては付勢量を零
にする不感帯処理を実施し、生成した付勢量を前記駆動
手段に印加する付勢量生成手段(32,33,34,3
6);該付勢量生成手段の入力値と付勢量との関係を定
めるゲインを、前記目標舵角の大きさに応じて自動的に
調整し、目標舵角の絶対値が小さい時には、それが大き
い時に比べて、前記ゲインを小さくする、ゲイン調整手
段(39,61);及び前記付勢量生成手段の不感帯の
幅を前記目標舵角の大きさに応じて自動的に調整し、目
標舵角の絶対値が小さい時には、それが大きい時に比べ
て前記不感帯の幅を小さくする、不感帯調整手段(3
7);を備える。
【0008】また第2番の発明では、前記付勢量生成手
段は、入力値に比例する第1の付勢量を生成する比例制
御手段(52)と、入力値の変化速度に応じて変化する
第2の付勢量を生成する微分制御手段(51)を含み、
前記第1の付勢量と第2の付勢量とを加算した結果を前
記駆動手段に印加し、前記ゲイン調整手段(61,3
9)は、比例制御手段及び微分制御手段の双方のゲイン
を、前記目標舵角の大きさに応じて自動的に調整し、目
標舵角の絶対値が小さい時には、それが大きい時に比べ
て、前記ゲインを小さくするように構成する。
【0009】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0010】
【作用】本発明では、補助操舵車輪を操舵駆動する駆動
手段の付勢量は、付勢量生成手段によって生成され、目
標舵角と実舵角との差分と、所定の制御ゲインに基づい
て決定される。そして制御ゲインは、ゲイン調整手段に
よって自動的に調整され、目標舵角の絶対値が小さい時
にはゲインが小さく、目標舵角の絶対値が大きい時には
ゲインも大きくなる。
【0011】従って、例えばドライバのハンドル操作量
が大きい時には、目標舵角が大きくなるので、付勢量生
成手段の制御ゲインが大きくなり、付勢量が大きくなる
ので、補助操舵車輪の操舵速度が大きくなり、高い応答
性が得られる。また、ドライバのハンドル操作量が小さ
い時には、目標舵角が小さくなるので、付勢量生成手段
の制御ゲインが小さくなり、付勢量が小さくなるので、
補助操舵車輪の操舵速度が小さくなり、ハンチングが生
じにくくなる。目標舵角が小さい時には、操舵角度も小
さくなるので、速度が遅い場合でも短時間で補助操舵車
輪は目標舵角に位置決めされる。従って、制御の収束性
を悪化させることなく、制御の応答性を改善することが
できる。
【0012】また本発明では、付勢量生成手段は不感帯
を有しており、この不感帯の幅が、不感帯調整手段によ
って自動的に調整され、目標舵角の絶対値が小さい時に
は不感帯幅を小さくし、目標舵角の絶対値が大きい時に
は不感帯幅も大きくする。不感帯レベルより小さい入力
値に対しては、付勢量生成手段が出力する付勢量は零に
なり、制御は中止されるので、不感帯レベルが大きく、
即ち不感帯幅が大きくなると、ハンチングがより生じに
くくなり、逆に不感帯レベルが小さく、即ち不感帯幅が
小さくなると、目標舵角と実舵角との誤差が小さくなる
まで制御が継続されるので、位置決め精度が向上する。
【0013】目標舵角の絶対値が大きい時には、応答性
を改善するために、上述のように制御ゲインが大きめに
設定されるが、不感帯レベルも大きく設定されるので、
ハンチングは生じにくい。また目標舵角の絶対値が小さ
い時には、不感帯レベルが小さめに設定されるが、上述
のように制御ゲインも小さめに設定されるので、ハンチ
ングは生じにくく、不感帯レベルを小さくすることによ
り、位置決め精度が向上し、車輌の走行安定性が改善さ
れる。
【0014】また第2番の発明では、付勢量生成手段が
比例制御手段と微分制御手段を含んでおり、PD(比例
・微分)制御が実施され、しかも比例制御と微分制御の
双方のゲインがゲイン調整手段で調整されるので、更に
高い応答性が得られる。
【0015】
【実施例】自動車の4輪操舵システムに本発明を適用し
た実施例のシステム全体の構成を図1に示す。まず、図
1を参照してシステムの概略を説明する。前側の車輪T
FL及びTFRは、ドライバがステアリングホイ−ルW
Hを回すことによって、手動で操舵することができる。
即ち、ステアリングホイ−ルWHが回転すると、それに
連結された軸SSが回転し、図示しないラック&ピニオ
ン機構を介して、軸SSと連結されたロッドFSRが左
右方向に移動する。ロッドFSRの左右方向の移動に伴
なって、車輪TFL及びTFRの向きが変わる。
【0016】一方、後側の車輪TRL及びTRRの向き
も調整可能になっており、この操舵は前輪側の舵角に応
じて自動的に調整されるように構成されている。そのた
め、前輪側ステアリング機構の軸SS先端のピニオン近
傍には、ドライバのステアリングホイ−ル操作による、
前輪の操舵角を検出するための前輪舵角センサが設置さ
れている。また、後輪の操舵角は、車速に応じて調整す
ることが望ましいので、後側の車輪TRL及びTRRの
近傍には、それぞれの車輪の回転速度を検出するための
車輪速センサVL及びVRが設置されている。
【0017】電気モ−タM1を駆動することによって、
ロッド1が左右方向に移動し、車輪TRL及びTRRの
向きが変わる。また、電気モ−タM1が故障した場合
に、後輪の操舵位置を中央に戻すために、補助用の電気
モ−タM2と電磁クラッチCLが設けられている。後輪
の操舵機構には、その操舵角を検出するための後輪舵角
センサPRが備わっている。また電気モ−タM1には、
その駆動軸の回転を検出するセンサRSが備わってい
る。
【0018】図2に後輪操舵機構10の主要部分を示
し、そのIII−III線断面を図3に示す。図2は図3のII
−II線断面を示している。図2及び図3を参照しこの機
構を説明する。まず図2を参照すると、ロッド1は、左
端がボ−ルジョイント2Lを介して、左後輪の舵角を調
整するナックルア−ム3Lと接続され、右端がボ−ルジ
ョイント2Rを介して、右後輪の舵角を調整するナック
ルア−ム3Rと接続されている。またロッド1は、車体
に固定されたハウジング4の内部に支持されており、軸
方向つまり左右方向に移動自在になっている。ロッド1
が左右方向に移動すると、各ナックルア−ム3L,3R
が動き、左後輪及び右後輪の向きが変わる。ロッド1に
は、以下に説明する駆動力伝達機構を介して、電気モ−
タ(主モ−タ)M1が接続されており、M1を駆動する
ことによって、後輪の自動操舵が実施される。
【0019】ロッド1にはラック1aが形成してあり、
該ラック1aにピニオンギア5aが噛み合っている。図
3に示すように、ピニオンギア5aが形成された回転子
5には、径の大きなウォ−ムホイ−ル5bも形成されて
いる。更にこのウォ−ムホイ−ル5bには、ウォ−ム6
aが噛み合っている。再び図2を参照すると、ウォ−ム
6aが形成された駆動軸6の左端には、電気モ−タM1
の駆動軸が結合されている。
【0020】従って、電気モ−タM1を駆動すると、そ
の駆動力によってウォ−ム6aが回転し、それと噛み合
ったウォ−ムホイ−ル5bが回転し、ウォ−ムホイ−ル
5bと同軸のピニオン5aが回転し、ラック1aが左右
方向に移動して後輪を操舵する。
【0021】なお、ウォ−ム6aとウォ−ムホイ−ル5
bとで構成されるウォ−ムギアにおいては、逆効率がゼ
ロになるように、つまりウォ−ム6aの回転駆動により
ウォ−ムホイ−ル5bを動かすことはできるが、ウォ−
ムホイ−ル5bの回転によりウォ−ム6aを動かすこと
はできないように構成してある。従って、路面からの反
力が大きい場合であっても、その力によってウォ−ムホ
イ−ル5bが回転することはないので、電気モ−タM1
に大きな外力が印加される恐れはない。
【0022】駆動軸6の右側には、電磁クラッチCLを
備えるギア機構と電気モ−タ(副モ−タ)M2が設けら
れている。電気モ−タM2の駆動軸にはウォ−ム7が形
成されており、該ウォ−ム7にウォ−ムホイ−ル8aが
噛み合っている。ウォ−ムホイ−ル8aが形成された回
転子8は、中空に形成されており、その内側に回転子9
が配置されている。回転子8の内壁と回転子9の外周に
形成されたスプライン12によって回転子8と回転子9
は係合しており、回転方向に対しては両者は連結され、
軸方向には両者は相対移動自在になっている。但し、外
側の回転子8は軸方向には動かないようにハウジング4
に支持されている。
【0023】回転子8の小径部の外周に装着された圧縮
コイルスプリング11が、内側の回転子9を右側(矢印
AR1方向)に常時付勢している。また回転子9に連結
された磁性体コア13の近傍に電気コイル14が配置し
てあり、電気コイル14に通電すると、回転子9はスプ
リング11の力に対抗して左側(矢印AR1と逆方向)
に移動する。回転子9には、その左端面に突出する形で
設けられた複数のピン15が装着されており、駆動軸6
の右端に固着された連結板16のフランジ部には、ピン
15と対向する位置に穴16aが形成されている。
【0024】電気コイル14を通電しない時には、スプ
リング11の力によって回転子9が右方に移動するの
で、ピン15と穴16aとの係合は生じない。しかし電
気コイル14に通電すると、回転子9が左方に動きピン
15が連結板16のフランジ部に当接する。そして回転
子9が回転するとピン15は穴16aの内部に押し込ま
れる。ピン15が穴16aの内部に入ると、回転子9と
連結板16とが確実に連結され、回転子9の回転力は連
結板16を介して駆動軸6に伝達される。電気コイル1
4の通電を停止すれば、再びスプリング11の力によっ
て回転子9が右方に移動するので、ピン15と穴16a
との係合は外れる。
【0025】電気モ−タM2を駆動すると、ウォ−ム7
が回転し、それと噛み合ったウォ−ムホイ−ル8aを介
して回転子8が回転する。回転子8の回転は、スプライ
ン12を介して内側の回転子9に伝達される。電磁クラ
ッチCLの電気コイル14が通電されていると、ピン1
5と連結板16とが連結されるので、回転子9の回転が
駆動軸6に伝達され、駆動軸6が回転するので、電気モ
−タM1を駆動する場合と同様にして、後輪が操舵駆動
される。
【0026】電気モ−タM2は、ウォ−ム7とウォ−ム
ホイ−ル8aを介して駆動軸6に連結されるので、電気
モ−タM1の場合に比べて小さな力で駆動軸6を動かす
ことができる。逆に電気モ−タM1側からみると、電気
モ−タM2等は非常に大きな負荷になりうるが、電磁ク
ラッチCLをオフにすることによって、連結板16と回
転子9とが分離されるので、実際の後輪操舵駆動時に
は、電気モ−タM2等の影響をなくすることができる。
また、減速比が大きいので電気モ−タM2による後輪操
舵系の動作速度はM1と比べるとかなり遅くなるが、こ
の実施例では、電気モ−タM2は装置の故障時に後輪操
舵系の向きを中央に戻すために利用されるので、高い応
答速度は不要である。
【0027】図3を参照すると、ハウジング4に装着さ
れた位置センサ(ポテンショメ−タ)PRのロ−タに結
合されたア−ム17が回転子5に形成された穴に係合し
ている。この位置センサPRは後輪の舵角を検出するた
めに利用される。また図2に示すように、電気モ−タM
1には、その回動量を検出するセンサRSが備わってい
る。この実施例では、M1はブラシレス交流モ−タであ
り、センサRSは電気モ−タM1の磁極の移動を検出す
る磁極センサを構成している。このセンサRSは、電気
モ−タM1の回転に伴なって三相のパルス信号を出力す
る。
【0028】次に、前輪舵角センサPFの取付部分の構
造を説明する。図8は、前輪側ステアリング機構の軸S
Sの先端近傍、即ちステアリングギアボックス部分を示
しており、図9は図8のA−A線断面を示している。ま
たPFのセンサ組体の構造を図10に示す。図8を参照
すると、ロッドFSRに形成されたラック73と、ピニ
オン72とによってラック&ピニオン機構が構成されて
いる。また、入力軸SS側のピニオン72とパワ−ステ
アリングバルブ71との間に、ウォ−ム82が設置され
ており、該ウォ−ム82と噛み合う位置にウォ−ムホイ
−ル81が設置されている。図9に示すように、ウォ−
ムホイ−ル81の軸83が、前輪舵角センサPFに連結
されている。図10に示すように、前輪舵角センサPF
の内部には、ポテンショメ−タ基板86,ブラシホルダ
84及び摺動子85が備わっており、摺動子85とポテ
ンショメ−タ基板86との当接位置には、抵抗皮膜が形
成してある。入力軸SSが回動し、ウォ−ムホイ−ル8
1が回動すると、軸83が回動し、摺動子85とポテン
ショメ−タ基板86上の抵抗皮膜との当接位置が変わ
る。従って、入力操舵角に応じた電気信号を前輪舵角セ
ンサPFから出力することができる。
【0029】このように、ピニオン72とパワ−ステア
リングバルブ71との間に設置したウォ−ム82によっ
て入力軸SSの回転を検出し、その回転位置の信号を前
輪舵角センサPFで出力することによって、ステアリン
グシャフトのねじれやジョイント部分のがた等の影響を
受けない、非常に正確な絶対舵角信号を得ることができ
る。
【0030】この4輪操舵システムの電気回路の構成を
図4に示す。図4を参照すると、制御ユニットECUの
入力端子には、前輪舵角センサPF,後輪舵角センサP
R,後輪車輪速センサVL,VR,及び磁極センサRS
が接続され、ECUの出力端子には電気モ−タM1,M
2及びソレノイド14が接続されている。この例では、
前輪舵角センサPF及び後輪舵角センサPRは各々ポテ
ンショメ−タであり、アナログ電圧信号を出力するの
で、それらが出力する信号は、A/D変換器ADCを介
して、マイクロコンピュ−タCPUに印加される。ま
た、後輪車輪速センサVL,VR,及び磁極センサRS
が出力する信号は、パルス信号なので、それらの信号は
直接、マイクロコンピュ−タCPUに印加される。ま
た、各センサの故障(断線,ショ−ト,検出値異常等)
を検出するために、異常検出器U1が設けられており、
前輪舵角センサPF,後輪舵角センサPR,後輪車輪速
センサVL,VR,及び磁極センサRSの出力は、異常
検出器U1にも接続されている。マイクロコンピュ−タ
CPUは、ドライバDV1を介して、電気モ−タM1を
駆動する。異常検出器U1が異常を検出した場合には、
ドライバDV1は付勢禁止状態に制御され、中立復帰制
御回路U2に中立復帰信号が印加される。中立復帰制御
回路U2は、異常検出器U1又はマイクロコンピュ−タ
CPUから中立復帰信号を受けると、ドライバDV2を
介して電気モ−タM2を制御し、ドライバDV3を介し
てソレノイド14を制御し、後輪操舵機構を中立位置に
戻す。後輪操舵機構が中立位置に戻ると、マイクロコン
ピュ−タCPUが中立復帰完了信号を出力するので、中
立復帰制御回路U2は電気モ−タM2を停止する。な
お、図4においてはマイクロコンピュ−タCPUを1つ
のブロックのみで示してあるが、実際には、全体の処理
能力を上げるため、独立した2つのマイクロコンピュ−
タを組合せてCPUを構成してある。
【0031】この4輪操舵システムの主要制御系の具体
的な構成を図5に示す。なお、この制御系の大部分の処
理はマイクロコンピュ−タCPUのソフトウェアの実行
によって実現されており、一方のマイクロコンピュ−タ
が後輪の目標舵角AGLAを生成し、もう一方のマイク
ロコンピュ−タがAGLAを入力して後輪操舵機構の位
置決めサ−ボ制御を実行するように構成してある。
【0032】まず、後輪の目標舵角AGLAを生成する
処理について説明する。簡単に言えば、この目標舵角A
GLAは、前輪の実舵角の係数と、車速の係数とを掛け
ることにより生成される。実際には、前輪舵角センサP
Fによって検出される前輪舵角値を変換部21に通して
実舵角の係数を生成し、実車速を変換部22に通して実
車速の係数を生成し、掛算部23によって実舵角の係数
と実車速の係数を掛けた結果を、リミッタ部24で処理
した後、目標舵角AGLAとして出力している。なお、
変換部21,22及びリミッタ部24の各ブロック内に
示すグラフは、各々の変換特性を示しており、変換部2
1については横軸が入力、縦軸が出力を示し、変換部2
2については横軸が車速、縦軸が出力値を示し、リミッ
タ部24については横軸が入力値、縦軸が出力値を示し
ている。変換部21では、舵角の絶対値が所定より小さ
い範囲では出力値を零にする不感帯処理を実施してお
り、またその不感帯の幅を、実車速の大きさに応じて自
動的に調整している。またこの例では、車輪速センサV
R及びVLが検出した車輪速の平均値、即ち(VRの速
度+VLの速度)/2を平均車速計算部41で計算した
結果を実車速として利用している。
【0033】次に後輪操舵機構の位置決めサ−ボ制御に
ついて説明する。この制御系の主要部30は、基本的に
はPD(比例・微分)制御系を構成しており、目標舵角
AGLAと、検出された実舵角RAGLとの偏差ΔAG
Lに応じた制御量を出力するように構成してある。微分
制御系51の出力DAGLAと比例制御系52の出力P
AGLAとが加算部35で加算され、制御量HPIDと
して出力される。
【0034】比例制御系52においては、入力値ΔAG
Lは変換部31Bを通ってETH3に変換され、掛算部
36で比例ゲインGaPと掛算され、その結果が出力P
AGLAになる。この例では、ゲインGaPは、目標舵
角AGLAを変換部61に通した結果として得られる値
であり、簡単に言えばAGLAに比例して増大する変数
である。
【0035】微分制御系51においては、入力値ΔAG
Lは変換部31Aを通ってETH2に変換され、減算部
33において、入力値ETH2(最新の値)と遅延部3
2を通った入力値ETH2(所定時間前の値)との差分
が計算され、それによってETH2の変化速度、即ち微
分値SETH2が得られる。掛算部34では、微分値S
ETH2と微分ゲインGD1とを掛けた値が、微分制御
系51の出力DAGLAとして得られる。微分ゲインG
D1は、目標舵角AGLAを変換部39に通した結果と
して得られる値であり、簡単に言えばAGLAに比例し
て増大する変数である。
【0036】なお、変換部31A,31B,39及び6
1の各ブロック内に示すグラフは、各々の変換特性の概
略を示しており、横軸が入力値、縦軸が出力値を示して
いる。また変換部39及び61の特性の具体例を図11
に示す。
【0037】変換部31Aの変換特性を図6の上側に示
す。図6を参照して説明する。まず、入力値ΔAGLの
値が正の領域に注目すると、0からP1Pまでの範囲で
は出力値ETH2は0になり、P1PからP2Pまでの
範囲では、出力値ETH2は入力値ΔAGLに比例して
一定の傾きで変化し、P2Pを越えると出力値ETH2
は一定値LPに制限される。同様に入力値ΔAGLの値
が負の領域に注目すると、0からP1Nまでの範囲では
出力値ETH2は0になり、P1NからP2Nまでの範
囲では、出力値ETH2は入力値ΔAGLに比例して一
定の傾きで変化し、P2Nより小さくなると出力値ET
H2は一定値LNに制限される。つまり、入力値のP1
NとP1Pとの間は不感帯であり、常にETH2が0に
なるので、微分制御系の出力も0になる。なお、変換部
31Bの特性も図6と同様の形になっている。
【0038】この実施例では、変換部31A及び31B
の不感帯は、調整可能になっており、図5に示す不感帯
調整部37が、目標舵角AGLAの大小に応じて自動的
に不感帯の幅を調整するように構成してある。実際には
図6の下側に示すように、AGLAの絶対値に比例して
不感帯幅が大きくなるように調整される。
【0039】つまりこの例では、目標舵角AGLAの大
きさに応じて、微分制御系51及び比例制御系52の各
ゲインが自動的に調整され、同時に、微分制御系51及
び比例制御系52の各不感帯の幅も自動的に調整され
る。目標舵角AGLAの絶対値が大きい時には各ゲイン
及び不感帯幅が大きくなる。目標舵角AGLAの絶対値
が小さい時には各ゲイン及び不感帯幅も小さくなる。
【0040】例えば、ドライバのハンドル操作量が大き
い時には、目標舵角が大きくなるので、制御系のゲイン
が大きくなり、モ−タ付勢量が大きくなるので、後輪の
操舵速度が大きくなり、高い応答性が得られる。また、
ドライバのハンドル操作量が小さい時には、目標舵角が
小さくなるので、制御ゲインが小さくなり、モ−タ付勢
量が小さくなるので、後輪の操舵速度が小さくなり、ハ
ンチングが生じにくくなる。目標舵角が小さい時には、
操舵角度も小さくなるので、速度が遅い場合でも短時間
で補助操舵車輪は目標舵角に位置決めされる。従って、
制御の収束性を悪化させることなく、制御の応答性を改
善することができる。
【0041】また、不感帯レベルより小さい入力値に対
しては、付勢量は零になり、制御は中止されるので、不
感帯幅が大きくなると、ハンチングがより生じにくくな
り、逆に不感帯幅が小さくなると、目標舵角と実舵角と
の誤差が小さくなるまで制御が継続されるので、位置決
め精度が向上する。また、目標舵角の絶対値が大きい時
には、応答性を改善するために、上述のように制御ゲイ
ンが大きめに設定されるが、不感帯レベルも大きく設定
されるので、ハンチングは生じにくい。また目標舵角の
絶対値が小さい時には、不感帯レベルが小さめに設定さ
れるが、上述のように制御ゲインも小さめに設定される
ので、ハンチングは生じにくく、不感帯レベルを小さく
することにより、位置決め精度が向上し、車輌の走行安
定性が改善される。
【0042】図5に示す変換部31A,31B及び不感
帯調整部37に相当する、マイクロコンピュ−タCPU
の処理の内容を図7に示す。図7を参照して説明する。
不感帯調整処理(37)では、まず、最新の目標値(A
GLA)を入力する。そして、予め定められた条件に従
って、微分制御系の変換部31Aの不感帯幅を調整し、
次に比例制御系の変換部31Bの不感帯幅を調整する。
つまり、例えば図6におけるP2N,P1N,P1P及
びP2Pの値が調整される。
【0043】微分制御の不感帯処理(31A)では、ま
ず、最新のパラメ−タを入力する。即ち、直前の不感帯
調整処理37によって調整された最新の変数P2N,P
1N,P1P及びP2Pの値を入力する。そして、入力
値ΔAGLの値をチェックして、それがどの領域に属す
るかを識別し、その結果に応じた計算を実施して出力値
ETH2を求める。即ち、ΔAGL>P2Pであれば、
上限値LPをETH2にストアし、P1P<ΔAGL≦
P2Pであれば、(ΔAGL−P1P)×k1をETH
2にストアし、P1N≦ΔAGL≦P1Pであれば、E
TH2に0をストアし、P2N≦ΔAGL<P1Nであ
れば、(ΔAGL−P1N)×k1をETH2にストア
し、ΔAGL<P2Pであれば、下限値LNをETH2
にストアする(k1は傾きの定数)。
【0044】次の比例制御の不感帯処理(31B)で
も、上記微分制御の場合と同様の処理を実行する。但
し、計算のパラメ−タは比例制御に割り当てられたもの
を使用する。
【0045】再び図5を参照して説明を続ける。制御系
30から出力される制御量HPIDは、変換部43を通
ってHPID2になり、更に変換部44を通ってデュ−
ティ値DUTYになる。変換部43はリミッタとして機
能する。また変換部44は、偏差舵角値からデュ−ティ
値への変換機能を有する。デュ−ティ値DUTYは、パ
ルス幅変調(PWM)部45に入力される。パルス幅変
調部45は、入力値に対応するデュ−ティのパルス信号
を生成し、ドライバDV1に印加する。電気モ−タM1
が回転すると、その回転量に応じたパルスが磁極センサ
RSから出力される。舵角変換部46では、磁極センサ
RSが出力する三相のパルスの位相から回転方向を識別
し、その方向に応じて加算方向又は減算方向にパルス数
を計数し、舵角を計算する。ここで計算される舵角は相
対的なものであるが、予め後輪舵角センサPRが出力す
る実舵角を利用して校正を実施しておき、実舵角と同一
の値が得られるように処理する。つまり、舵角変換部4
6は実舵角RAGLを出力する。減算部47は、目標舵
角AGLAと実舵角RAGLとの差分、即ち舵角偏差Δ
AGLを制御部30に入力する。
【0046】なお上記実施例においては、変換部31A
及び31Bの処理を実行するのに、計算によって、変換
結果を求めているが、例えば全ての入力値と出力値との
関係をテ−ブルに記憶しておき、テ−ブルルックアップ
によって変換結果を得るように変更してもよい。
【0047】また上記実施例では、制御の大部分をマイ
クロコンピュ−タCPUのソフトウェアの実行によって
実現しているが、当然のことながら一般の論理回路やア
ナログ回路などで置き替えることも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、例えば
ドライバのハンドル操作量が大きい時には、目標舵角が
大きくなるので、付勢量生成手段の制御ゲインが大きく
なり、付勢量が大きくなるので、補助操舵車輪の操舵速
度が大きくなり、高い応答性が得られる。また、ドライ
バのハンドル操作量が小さい時には、目標舵角が小さく
なるので、付勢量生成手段の制御ゲインが小さくなり、
付勢量が小さくなるので、補助操舵車輪の操舵速度が小
さくなり、ハンチングが生じにくくなる。目標舵角が小
さい時には、操舵角度も小さくなるので、速度が遅い場
合でも短時間で補助操舵車輪は目標舵角に位置決めされ
る。従って、制御の収束性を悪化させることなく、制御
の応答性を改善することができる。
【0049】また、付勢量生成手段の不感帯の幅が、不
感帯調整手段によって自動的に調整され、目標舵角の絶
対値が小さい時には不感帯幅が小さく、目標舵角の絶対
値が大きい時には不感帯幅も大きくなる。そして不感帯
レベルより小さい入力値に対しては、付勢量生成手段が
出力する付勢量は零になり、制御は中止されるので、不
感帯レベルが大きく、即ち不感帯幅が大きくなると、ハ
ンチングがより生じにくくなり、逆に不感帯レベルが小
さく、即ち不感帯幅が小さくなると、目標舵角と実舵角
との誤差が小さくなるまで制御が継続されるので、位置
決め精度が向上する。
【0050】目標舵角の絶対値が大きい時には、応答性
を改善するために、上述のように制御ゲインが大きめに
設定されるが、不感帯レベルも大きく設定されるので、
ハンチングは生じにくい。また目標舵角の絶対値が小さ
い時には、不感帯レベルが小さめに設定されるが、上述
のように制御ゲインも小さめに設定されるので、ハンチ
ングは生じにくく、不感帯レベルを小さくすることによ
り、位置決め精度が向上し、車輌の走行安定性が改善さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のシステム全体の構成を示すブロック
図である。
【図2】 後輪操舵機構10の主要部分を示す断面図で
ある。
【図3】 図2のIII−III線断面を示す断面図である。
【図4】 システムの電気回路の構成を示すブロック図
である。
【図5】 図4の制御系の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図6】 変換部31Aの変換特性を示すグラフであ
る。
【図7】 マイクロコンピュ−タCPUの処理の一部分
を示すフロ−チャ−トである。
【図8】 前輪のステアリングギアボックス部分を示す
縦断面図である。
【図9】 図8のA−A線断面図である。
【図10】 前輪舵角センサ組体を示す縦断面図であ
る。
【図11】 変換部39,61の特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1:ロッド 1a:ラック 2L,2R:ボ−ルジョイント 3L,3R:ナ
ックルア−ム 4:ハウジング 5:回転子 5a:
ピニオンギア 5b:ウォ−ムホイ−ル 6:駆動軸 6a:
ウォ−ム 7:ウォ−ム 8,9:回転子 8a:
ウォ−ムホイ−ル 10:後輪操舵機構 11:圧縮コイルスプリン
グ 12:スプライン 14:電気コイル 15:
ピン 16:連結板 16a:穴 M1,M2:電気モ−タ RS:磁極セン
サ PF:前輪舵角センサ PR:後輪舵角
センサ VR,VL:後輪車輪速センサ CL:電磁クラ
ッチ ECU:制御ユニット CPU:マイク
ロコンピュ−タ DV1〜DV3:ドライバ ADC:A/D
変換器 TFL,TFR,TRL,TRR:車輪 WH:ステアリングホイ−ル
フロントページの続き (72)発明者 米 谷 正 弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主操舵車輪の実舵角を検出する主操舵角
    検出手段;少なくとも主操舵角検出手段の検出した実舵
    角に基づいて補助操舵車輪の目標舵角を決定する、目標
    舵角設定手段;補助操舵車輪の実舵角を検出する補助操
    舵角検出手段;補助操舵車輪の向きを調整する補助操舵
    角調整機構;該補助操舵角調整機構を駆動する駆動手
    段;前記目標舵角設定手段が設定した目標舵角と補助操
    舵角検出手段が検出した実舵角との差分を入力値とし、
    該入力値に基づいた付勢量を生成するとともに、所定の
    不感帯よりも小さい入力値に対しては付勢量を零にする
    不感帯処理を実施し、生成した付勢量を前記駆動手段に
    印加する付勢量生成手段;該付勢量生成手段の入力値と
    付勢量との関係を定めるゲインを、前記目標舵角の大き
    さに応じて自動的に調整し、目標舵角の絶対値が小さい
    時には、それが大きい時に比べて、前記ゲインを小さく
    する、ゲイン調整手段;及び前記付勢量生成手段の不感
    帯の幅を前記目標舵角の大きさに応じて自動的に調整
    し、目標舵角の絶対値が小さい時には、それが大きい時
    に比べて前記不感帯の幅を小さくする、不感帯調整手
    段;を備える、車輌の自動補助操舵装置。
  2. 【請求項2】 前記付勢量生成手段は、入力値に比例す
    る第1の付勢量を生成する比例制御手段と、入力値の変
    化速度に応じて変化する第2の付勢量を生成する微分制
    御手段を含み、前記第1の付勢量と第2の付勢量とを加
    算した結果を前記駆動手段に印加し、前記ゲイン調整手
    段は、比例制御手段及び微分制御手段の双方のゲイン
    を、前記目標舵角の大きさに応じて自動的に調整し、目
    標舵角の絶対値が小さい時には、それが大きい時に比べ
    て、前記ゲインを小さくする、前記請求項1記載の車輌
    の自動補助操舵装置。
JP31904892A 1992-11-27 1992-11-27 車輌の自動補助操舵装置 Pending JPH06156299A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104222A (ja) * 2000-10-04 2002-04-10 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 操舵装置および操舵トルク制御方法
JP2007285307A (ja) * 2007-08-08 2007-11-01 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd インバータ駆動回転型圧縮機
JP2010006279A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Toyota Central R&D Labs Inc 車線維持支援装置

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JP2007285307A (ja) * 2007-08-08 2007-11-01 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd インバータ駆動回転型圧縮機
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