JPH06122373A - 車輌の自動補助操舵装置 - Google Patents

車輌の自動補助操舵装置

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JPH06122373A
JPH06122373A JP27395892A JP27395892A JPH06122373A JP H06122373 A JPH06122373 A JP H06122373A JP 27395892 A JP27395892 A JP 27395892A JP 27395892 A JP27395892 A JP 27395892A JP H06122373 A JPH06122373 A JP H06122373A
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JP
Japan
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steering angle
target
value
gain
differential
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Application number
JP27395892A
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English (en)
Inventor
Hideki Kuzutani
谷 秀 樹 葛
Takeshi Goto
藤 武 志 後
Hideaki Adachi
立 英 明 足
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌の自動補助操舵装置において、ハンチン
グを防止し、制御の応答性及び収束性を改善する。 【構成】 舵角偏差の変化速度に応じた制御量を出力す
る微分制御系51のゲインとして、目標舵角の変化速度
に応じた値GD1と舵角偏差の変化速度に応じた値GD
2とを加算した結果を用いる。舵角偏差の大きさに応じ
た制御量を出力する比例制御系52のゲインとして、舵
角偏差に応じた値GaPを用いる。リミッタ24の特性
を曲線的に変化させ、入力値の増大に対して出力値を徐
々に制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主操舵車輪の操舵に連
動して、補助操舵車輪の向きを自動的に調整する車輌の
自動補助操舵装置に関し、いわゆる自動車の4輪操舵シ
ステムに利用しうる。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術は、例えば、特開昭5
7−11173号公報に開示されている。
【0003】一般に、自動車の4輪操舵システムにおけ
る補助操舵車輪(通常は後輪)の操舵においては、主操
舵車輪(通常は前輪)の操舵角に応じて、目標舵角を設
定し、この目標舵角とセンサで検出した補助操舵車輪の
実舵角との差分に応じて、電気モ−タを付勢し、補助操
舵車輪の向きが目標舵角と一致するように制御してい
る。またこの種の制御系においては、通常、目標舵角と
実舵角との差分に比例した付勢量を生成する比例制御
と、前記差分の変化速度に比例した付勢量を生成する微
分制御とを実施している。微分制御を実施することによ
り、変化の速い目標舵角変化に対して制御系の応答速度
が改善される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな制御系では、それに印加される外乱によって、ハン
チングが生じ易い。即ち、車輌の通常走行中は車輪と路
面との摩擦抵抗が小さいので、制御系に印加される外乱
は比較的小さいが、例えば車庫入れのための運転中は、
停車もしくは徐行状態でハンドルが切られることにな
り、この時には車輪と路面との摩擦抵抗が非常に大きい
ため、それが制御系に比較的大きな外乱として印加され
ることになる。この外乱は、微分制御系の出力を不安定
にし、ハンチングの原因になる。
【0005】この種のハンチングを防止するには、微分
制御系のゲインを非常に小さく設定しなければならない
が、微分制御系のゲインが小さいと、制御系の応答性が
悪化する。
【0006】また、制御系の応答性を改善するために
は、比例制御系のゲインを大きめに設定すればよいが、
比例ゲインが過大であると、目標舵角と実舵角との差分
が小さくなった時に比例制御系の出力が過大になり、ハ
ンチングが生じ易くなり、制御の収束性が悪化する。
【0007】従って本発明は、車輌の自動補助操舵装置
において、補助操舵車輪の操舵位置決め制御において、
ハンチングを防止するとともに、応答性と収束性を改善
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の車輌の自動補助操舵装置は、主操舵車輪の
実舵角を検出する主操舵角検出手段(PF);少なくと
も主操舵角検出手段の検出した実舵角に基づいて補助操
舵車輪の目標舵角を決定する、目標舵角設定手段(2
0);補助操舵車輪の実舵角を検出する補助操舵角検出
手段(PR);補助操舵車輪の向きを調整する補助操舵
角調整機構(10);該補助操舵角調整機構を駆動する
駆動手段(M1);前記目標舵角設定手段が設定した目
標舵角と補助操舵角検出手段が検出した実舵角との差分
を入力値とし、該入力値に比例した第1の付勢量を生成
し、第1の付勢量を前記駆動手段に印加する比例制御手
段(36);前記目標舵角設定手段が設定した目標舵角
と補助操舵角検出手段が検出した実舵角との差分を入力
値とし、該入力値の変化速度に比例した第2の付勢量を
生成し、第2の付勢量を前記駆動手段に印加する微分制
御手段(32,33,34);前記目標舵角設定手段が
設定した目標舵角の変化速度に応じて変化し、該変化速
度が小さい時には、それが大きい時に比べて小さい値
を、第1の微分ゲインとして出力する第1の微分ゲイン
調整手段(37,38,39);前記目標舵角設定手段
が設定した目標舵角と補助操舵角検出手段が検出した実
舵角との差分の変化速度に応じて変化し、該変化速度が
小さい時には、それが大きい時に比べて小さい値を、第
2の微分ゲインとして出力する第2の微分ゲイン調整手
段(62);及び前記第1の微分ゲインと第2の微分ゲ
インとを加算し、その結果を前記微分制御手段に微分ゲ
インとして与える、加算手段(63);を備える。
【0009】また第2番の発明では、前記目標舵角設定
手段が設定した目標舵角と補助操舵角検出手段が検出し
た実舵角との差分の大きさに応じて、前記比例制御手段
の比例ゲインを調整し、該差分が大きい時には、それが
小さい時に比べて比例ゲインを大きくする、比例ゲイン
調整手段(61)を更に備える。
【0010】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0011】
【作用】本発明では、補助操舵車輪を操舵駆動する駆動
手段の付勢量は、比例制御手段が出力する第1の付勢量
と微分制御手段が出力する第2の付勢量とを加算した結
果になる。即ちこの制御系では、PD(比例・微分)制
御が実施される。また、微分制御手段の微分ゲインは、
第1の微分ゲイン調整手段が出力する第1の微分ゲイン
と第2の微分ゲイン調整手段が出力する第2の微分ゲイ
ンとを加算した結果になる。第1の微分ゲインは、目標
舵角の変化速度に応じて変化し、該変化速度が小さい時
には、それが大きい時に比べて小さい値になる。また第
2の微分ゲインは、目標舵角と実舵角との差分の変化速
度に応じて変化し、該変化速度が小さい時には、それが
大きい時に比べて小さい値になる。
【0012】例えば、車輪と路面との摩擦抵抗が大きい
と、制御系の負荷が大きいので、目標舵角に比べて実舵
角が遅れぎみになる。この時に微分制御のゲインが大き
いと、位置制御の行きすぎが生じ、ハンチングになる。
しかし本発明では、目標舵角の変化速度が小さくなった
時、つまりドライバによって操作されるハンドルの位置
が狙い位置に近づいた時には、第1の微分ゲインが小さ
くなるので、微分制御系から出力される第2の付勢量が
小さくなり、ハンチングの発生が防止される。但し、目
標舵角の変化速度と第1の微分ゲインとの相関を最適な
状態に決定するのは非常に難しい。例えば、目標舵角の
変化速度が小さい時に第1の微分ゲインを0にすると、
ハンドルの位置が狙い位置に近づいた時には、微分制御
系から出力される第2の付勢量が零になるので、結果的
に比例制御だけになり、実舵角が目標舵角に収束するの
に時間がかかる。
【0013】しかし本発明では、目標舵角と実舵角との
差分の変化速度に応じて変化する第2の微分ゲインが、
第2の微分ゲイン調整手段から出力されるので、目標舵
角の変化速度が小さくなっても、目標舵角と実舵角との
差が大きく、実舵角が変化している間(未収束の時)
は、比較的大きな第2の微分ゲインが微分制御手段に印
加されるので、微分制御系から出力される第2の付勢量
は零にならない。これによって、制御の収束に要する時
間が短縮される。
【0014】また第2番の発明では、更に、比例制御手
段の比例ゲインが、目標舵角と実舵角との差分の大きさ
に応じて調整される。即ち、差分が大きい時には比例ゲ
インが大きいので、制御系の応答性が良く、差分が小さ
い時には、比例ゲインが小さくなるので、ハンチングが
生じにくくなり収束性が改善される。
【0015】
【実施例】自動車の4輪操舵システムに本発明を適用し
た実施例のシステム全体の構成を図1に示す。まず、図
1を参照してシステムの概略を説明する。前側の車輪T
FL及びTFRは、ドライバがステアリングホイ−ルW
Hを回すことによって、手動で操舵することができる。
即ち、ステアリングホイ−ルWHが回転すると、それに
連結された軸SSが回転し、図示しないラック&ピニオ
ン機構を介して、軸SSと連結されたロッドFSRが左
右方向に移動する。ロッドFSRの左右方向の移動に伴
なって、車輪TFL及びTFRの向きが変わる。
【0016】一方、後側の車輪TRL及びTRRの向き
も調整可能になっており、この操舵は前輪側の舵角に応
じて自動的に調整されるように構成されている。そのた
め、前輪側ステアリング機構の軸SS先端のピニオン近
傍には、ドライバのステアリングホイ−ル操作による、
前輪の操舵角を検出するための前輪舵角センサが設置さ
れている。また、後輪の操舵角は、車速に応じて調整す
ることが望ましいので、後側の車輪TRL及びTRRの
近傍には、それぞれの車輪の回転速度を検出するための
車輪速センサVL及びVRが設置されている。
【0017】電気モ−タM1を駆動することによって、
ロッド1が左右方向に移動し、車輪TRL及びTRRの
向きが変わる。また、電気モ−タM1が故障した場合
に、後輪の操舵位置を中央に戻すために、補助用の電気
モ−タM2と電磁クラッチCLが設けられている。後輪
の操舵機構には、その操舵角を検出するための後輪舵角
センサPRが備わっている。また電気モ−タM1には、
その駆動軸の回転を検出するセンサRSが備わってい
る。
【0018】図2に後輪操舵機構10の主要部分を示
し、そのIII−III線断面を図3に示す。図2は図3のII
−II線断面を示している。図2及び図3を参照しこの機
構を説明する。まず図2を参照すると、ロッド1は、左
端がボ−ルジョイント2Lを介して、左後輪の舵角を調
整するナックルア−ム3Lと接続され、右端がボ−ルジ
ョイント2Rを介して、右後輪の舵角を調整するナック
ルア−ム3Rと接続されている。またロッド1は、車体
に固定されたハウジング4の内部に支持されており、軸
方向つまり左右方向に移動自在になっている。ロッド1
が左右方向に移動すると、各ナックルア−ム3L,3R
が動き、左後輪及び右後輪の向きが変わる。ロッド1に
は、以下に説明する駆動力伝達機構を介して、電気モ−
タ(主モ−タ)M1が接続されており、M1を駆動する
ことによって、後輪の自動操舵が実施される。
【0019】ロッド1にはラック1aが形成してあり、
該ラック1aにピニオンギア5aが噛み合っている。図
3に示すように、ピニオンギア5aが形成された回転子
5には、径の大きなウォ−ムホイ−ル5bも形成されて
いる。更にこのウォ−ムホイ−ル5bには、ウォ−ム6
aが噛み合っている。再び図2を参照すると、ウォ−ム
6aが形成された駆動軸6の左端には、電気モ−タM1
の駆動軸が結合されている。
【0020】従って、電気モ−タM1を駆動すると、そ
の駆動力によってウォ−ム6aが回転し、それと噛み合
ったウォ−ムホイ−ル5bが回転し、ウォ−ムホイ−ル
5bと同軸のピニオン5aが回転し、ラック1aが左右
方向に移動して後輪を操舵する。
【0021】なお、ウォ−ム6aとウォ−ムホイ−ル5
bとで構成されるウォ−ムギアにおいては、逆効率がゼ
ロになるように、つまりウォ−ム6aの回転駆動により
ウォ−ムホイ−ル5bを動かすことはできるが、ウォ−
ムホイ−ル5bの回転によりウォ−ム6aを動かすこと
はできないように構成してある。従って、路面からの反
力が大きい場合であっても、その力によってウォ−ムホ
イ−ル5bが回転することはないので、電気モ−タM1
に大きな外力が印加される恐れはない。
【0022】駆動軸6の右側には、電磁クラッチCLを
備えるギア機構と電気モ−タ(副モ−タ)M2が設けら
れている。電気モ−タM2の駆動軸にはウォ−ム7が形
成されており、該ウォ−ム7にウォ−ムホイ−ル8aが
噛み合っている。ウォ−ムホイ−ル8aが形成された回
転子8は、中空に形成されており、その内側に回転子9
が配置されている。回転子8の内壁と回転子9の外周に
形成されたスプライン12によって回転子8と回転子9
は係合しており、回転方向に対しては両者は連結され、
軸方向には両者は相対移動自在になっている。但し、外
側の回転子8は軸方向には動かないようにハウジング4
に支持されている。
【0023】回転子8の小径部の外周に装着された圧縮
コイルスプリング11が、内側の回転子9を右側(矢印
AR1方向)に常時付勢している。また回転子9に連結
された磁性体コア13の近傍に電気コイル14が配置し
てあり、電気コイル14に通電すると、回転子9はスプ
リング11の力に対抗して左側(矢印AR1と逆方向)
に移動する。回転子9には、その左端面に突出する形で
設けられた複数のピン15が装着されており、駆動軸6
の右端に固着された連結板16のフランジ部には、ピン
15と対向する位置に穴16aが形成されている。
【0024】電気コイル14を通電しない時には、スプ
リング11の力によって回転子9が右方に移動するの
で、ピン15と穴16aとの係合は生じない。しかし電
気コイル14に通電すると、回転子9が左方に動きピン
15が連結板16のフランジ部に当接する。そして回転
子9が回転するとピン15は穴16aの内部に押し込ま
れる。ピン15が穴16aの内部に入ると、回転子9と
連結板16とが確実に連結され、回転子9の回転力は連
結板16を介して駆動軸6に伝達される。電気コイル1
4の通電を停止すれば、再びスプリング11の力によっ
て回転子9が右方に移動するので、ピン15と穴16a
との係合は外れる。
【0025】電気モ−タM2を駆動すると、ウォ−ム7
が回転し、それと噛み合ったウォ−ムホイ−ル8aを介
して回転子8が回転する。回転子8の回転は、スプライ
ン12を介して内側の回転子9に伝達される。電磁クラ
ッチCLの電気コイル14が通電されていると、ピン1
5と連結板16とが連結されるので、回転子9の回転が
駆動軸6に伝達され、駆動軸6が回転するので、電気モ
−タM1を駆動する場合と同様にして、後輪が操舵駆動
される。
【0026】電気モ−タM2は、ウォ−ム7とウォ−ム
ホイ−ル8aを介して駆動軸6に連結されるので、電気
モ−タM1の場合に比べて小さな力で駆動軸6を動かす
ことができる。逆に電気モ−タM1側からみると、電気
モ−タM2等は非常に大きな負荷になりうるが、電磁ク
ラッチCLをオフにすることによって、連結板16と回
転子9とが分離されるので、実際の後輪操舵駆動時に
は、電気モ−タM2等の影響をなくすることができる。
また、減速比が大きいので電気モ−タM2による後輪操
舵系の動作速度はM1と比べるとかなり遅くなるが、こ
の実施例では、電気モ−タM2は装置の故障時に後輪操
舵系の向きを中央に戻すために利用されるので、高い応
答速度は不要である。
【0027】図3を参照すると、ハウジング4に装着さ
れた位置センサ(ポテンショメ−タ)PRのロ−タに結
合されたア−ム17が回転子5に形成された穴に係合し
ている。この位置センサPRは後輪の舵角を検出するた
めに利用される。また図2に示すように、電気モ−タM
1には、その回動量を検出するセンサRSが備わってい
る。この実施例では、M1はブラシレス交流モ−タであ
り、センサRSは電気モ−タM1の磁極の移動を検出す
る磁極センサを構成している。このセンサRSは、電気
モ−タM1の回転に伴なって三相のパルス信号を出力す
る。
【0028】次に、前輪舵角センサPFの取付部分の構
造を説明する。図8は、前輪側ステアリング機構の軸S
Sの先端近傍、即ちステアリングギアボックス部分を示
しており、図9は図8のA−A線断面を示している。ま
たPFのセンサ組体の構造を図10に示す。図8を参照
すると、ロッドFSRに形成されたラック73と、ピニ
オン72とによってラック&ピニオン機構が構成されて
いる。また、入力軸SS側のピニオン72とパワ−ステ
アリングバルブ71との間に、ウォ−ム82が設置され
ており、該ウォ−ム82と噛み合う位置にウォ−ムホイ
−ル81が設置されている。図9に示すように、ウォ−
ムホイ−ル81の軸83が、前輪舵角センサPFに連結
されている。図10に示すように、前輪舵角センサPF
の内部には、ポテンショメ−タ基板86,ブラシホルダ
84及び摺動子85が備わっており、摺動子85とポテ
ンショメ−タ基板86との当接位置には、抵抗皮膜が形
成してある。入力軸SSが回動し、ウォ−ムホイ−ル8
1が回動すると、軸83が回動し、摺動子85とポテン
ショメ−タ基板86上の抵抗皮膜との当接位置が変わ
る。従って、入力操舵角に応じた電気信号を前輪舵角セ
ンサPFから出力することができる。
【0029】このように、ピニオン72とパワ−ステア
リングバルブ71との間に設置したウォ−ム82によっ
て入力軸SSの回転を検出し、その回転位置の信号を前
輪舵角センサPFで出力することによって、ステアリン
グシャフトのねじれやジョイント部分のがた等の影響を
受けない、非常に正確な絶対舵角信号を得ることができ
る。この前輪舵角センサPFの検出特性の例を図11に
示す。
【0030】この4輪操舵システムの電気回路の構成を
図4に示す。図4を参照すると、制御ユニットECUの
入力端子には、前輪舵角センサPF,後輪舵角センサP
R,後輪車輪速センサVL,VR,及び磁極センサRS
が接続され、ECUの出力端子には電気モ−タM1,M
2及びソレノイド14が接続されている。この例では、
前輪舵角センサPF及び後輪舵角センサPRは各々ポテ
ンショメ−タであり、アナログ電圧信号を出力するの
で、それらが出力する信号は、A/D変換器ADCを介
して、マイクロコンピュ−タCPUに印加される。ま
た、後輪車輪速センサVL,VR,及び磁極センサRS
が出力する信号は、パルス信号なので、それらの信号は
直接、マイクロコンピュ−タCPUに印加される。ま
た、各センサの故障(断線,ショ−ト,検出値異常等)
を検出するために、異常検出器U1が設けられており、
前輪舵角センサPF,後輪舵角センサPR,後輪車輪速
センサVL,VR,及び磁極センサRSの出力は、異常
検出器U1にも接続されている。マイクロコンピュ−タ
CPUは、ドライバDV1を介して、電気モ−タM1を
駆動する。異常検出器U1が異常を検出した場合には、
ドライバDV1は付勢禁止状態に制御され、中立復帰制
御回路U2に中立復帰信号が印加される。中立復帰制御
回路U2は、異常検出器U1又はマイクロコンピュ−タ
CPUから中立復帰信号を受けると、ドライバDV2を
介して電気モ−タM2を制御し、ドライバDV3を介し
てソレノイド14を制御し、後輪操舵機構を中立位置に
戻す。後輪操舵機構が中立位置に戻ると、マイクロコン
ピュ−タCPUが中立復帰完了信号を出力するので、中
立復帰制御回路U2は電気モ−タM2を停止する。な
お、図4においてはマイクロコンピュ−タCPUを1つ
のブロックのみで示してあるが、実際には、全体の処理
能力を上げるため、独立した2つのマイクロコンピュ−
タを組合せてCPUを構成してある。
【0031】この4輪操舵システムの主要制御系の具体
的な構成を図5に示す。なお、この制御系の大部分の処
理はマイクロコンピュ−タCPUのソフトウェアの実行
によって実現されており、一方のマイクロコンピュ−タ
が後輪の目標舵角AGLAを生成し、もう一方のマイク
ロコンピュ−タがAGLAを入力して後輪操舵機構の位
置決めサ−ボ制御を実行するように構成してある。
【0032】まず、後輪の目標舵角AGLAを生成する
処理について説明する。簡単に言えば、この目標舵角A
GLAは、前輪の実舵角と、車速に対する後輪比例係数
とを掛けることにより生成される。実際には、前輪舵角
センサPFによって検出される前輪舵角値をギア比で割
ることで(21)実舵角を生成し、制御車速を変換部2
2に通して制御車速に対する後輪比例係数を生成し、掛
算部23によって実舵角と制御車速に対する後輪比例係
数を掛けた結果を、リミッタ部24で処理した後、目標
舵角AGLAとして出力している。変換部21はギア比
(N)で割ることで前輪実舵角で求まる。なお、22及
びリミッタ部24の各ブロック内に示すグラフは、各々
の変換特性を示しており、変換部22については横軸が
車速、縦軸が出力値を示し、リミッタ部24については
横軸が入力値、縦軸が出力値を示している。またこの例
では、車輪速センサVR及びVLが検出した車輪速の平
均値、即ち(VRの速度+VLの速度)/2と、T/M
車速より制御車速を演算(41)して利用している。
【0033】リミッタ部24の入出力特性は、正確には
図6に示すようになっている。即ち、入力値の絶対値が
比較的小さい範囲では、入力値と出力値とが比例関係に
あり、入力値の絶対値が非常に大きい領域では、出力値
が上限値又は下限値に固定され、両者の境界、つまり出
力値が上限値又は下限値に近い領域では、出力値が上限
値又は下限値に近づくにつれて、特性の傾きの係数(出
力値の変化量/入力値の変化量)が小さくなるように、
変化している。
【0034】次に後輪操舵機構の位置決めサ−ボ制御に
ついて説明する。この制御系の主要部30は、基本的に
はPD(比例・微分)制御系を構成しており、目標舵角
AGLAと、検出された実舵角RAGLとの偏差ΔAG
Lに応じた制御量を出力するように構成してある。微分
制御系51の出力DAGLAと比例制御系52の出力P
AGLAとが加算部35で加算され、制御量HPIDと
して出力される。
【0035】比例制御系52においては、入力値ΔAG
Lは変換部31Bを通ってETH3に変換され、掛算部
36で比例ゲインGaPと掛算され、その結果が出力P
AGLAになる。この例では、ゲインGaPとして、E
TH3を変換部61に通した結果を利用している。変換
部61では、図7に示すような変換を実施しており、生
成されるゲインGaPは、ETH3の絶対値に比例して
増大するようになっている。
【0036】微分制御系51においては、入力値ΔAG
Lは変換部31Aを通ってETH2に変換され、減算部
33において、入力値ETH2(最新の値)と遅延部3
2を通った入力値ETH2(所定時間前の値)との差分
が計算され、それによってETH2の変化速度、即ち微
分値SETH2が得られる。掛算部34では、微分値S
ETH2と微分ゲインとを掛けた値が、微分制御系51
の出力DAGLAとして得られる。
【0037】ここで使用する微分ゲインは、目標舵角A
GLAに基づいて決定されるゲイン変数GD1と、舵角
偏差ΔAGLに基づいて決定されるゲイン変数GD2と
を加算部63で加算した結果である。減算部38におい
ては、入力値AGLA(最新の値)と遅延部37を通っ
た入力値AGLA(所定時間前の値)との差分が計算さ
れ、それによってAGLAの変化速度、即ち微分値SA
GLAが得られ、微分値SAGLAを変換部39に通し
た結果が、ゲイン変数GD1になる。また減算部33に
おいては、入力値ETH2(最新の値)と遅延部32を
通った入力値ETH2(所定時間前の値)との差分が計
算され、それによってETH2の変化速度、即ち微分値
SETH2が得られ、微分値SETH2を変換部62に
通した結果が、ゲイン変数GD2になる。なお、変換部
31A,31B,39及び62の各ブロック内に示すグ
ラフは、各々の変換特性を示しており、横軸が入力値、
縦軸が出力値を示している。
【0038】変換部39及び62の変換特性を、それぞ
れ図12及び図13に示す。まず図12を参照して説明
する。まず、入力値SAGLAの値が正の領域に注目す
ると、0からP1Pまでの範囲では出力値GD1は0に
なり、P1PからP2Pまでの範囲では、出力値GD1
は入力値SAGLAに比例して一定の傾きで変化し、P
2Pを越えると出力値GD1は最大値Gmax に制限され
る。同様に入力値SAGLAの値が負の領域に注目する
と、0からP1Nまでの範囲では出力値GD1は0にな
り、P1NからP2Nまでの範囲では、出力値GD1は
入力値SAGLAの絶対値に比例して一定の傾きで変化
し、P2Nより小さくなると出力値GD1は最大値Gma
x に制限される。
【0039】同様に、図13においては、入力値SET
H2の値が0からP3Pまでの範囲では出力値GD2は
0になり、P3PからP4Pまでの範囲では、出力値G
D2は入力値SETH2に比例して一定の傾きで変化
し、P4Pを越えると出力値GD2は最大値G2mに制
限される。また入力値SETH2の値が0からP3Nま
での範囲では出力値GD2は0になり、P3NからP4
Nまでの範囲では、出力値GD2は入力値SETH2の
絶対値に比例して一定の傾きで変化し、P4Nより小さ
くなると出力値GD2は最大値G2mに制限される。
【0040】再び図5を参照して説明する。この実施例
においては、制御系30が微分制御系51と比例制御系
52を含んでいる。微分制御系51のゲインは、目標舵
角AGLAの変化速度(微分値)に応じて変化する係数
GD1と、舵角偏差ΔAGLの変化速度(微分値)に応
じて変化する係数GD2とを加算した結果になる。ま
た、変換部39及び62の変換特性(図12,図13)
から分かるように、目標舵角AGLAの変化速度が小さ
い時には係数GD1が小さくなり、舵角偏差ΔAGLの
変化速度が小さい時には係数GD2が小さくなる。
【0041】例えば、車輪と路面との摩擦抵抗が大きい
と、制御系の負荷が大きいので、目標舵角に比べて実舵
角が遅れぎみになる。この時に微分制御のゲインが大き
いと、位置制御の行きすぎが生じ、ハンチングになる。
しかし実施例では、目標舵角の変化速度が小さくなった
時、つまりドライバによって操作されるハンドルの位置
が狙い位置に近づいた時には、変換部39によって微分
ゲイン(GD1)が小さくなるので、微分制御系から出
力される付勢量が小さくなり、ハンチングの発生が防止
される。しかし、目標舵角の変化速度と微分ゲインとの
相関を最適な状態に決定するのは非常に難しい。例え
ば、目標舵角の変化速度が小さい時に微分ゲインを0に
すると、ハンドルの位置が狙い位置に近づいた時には、
微分制御系から出力される付勢量が零になるので、結果
的に比例制御だけになり、実舵角が目標舵角に収束する
のに時間がかかる。
【0042】しかし実施例では、目標舵角と実舵角との
差分の変化速度に応じて変化する第2の微分ゲインGD
2が、変換部62から出力されるので、目標舵角の変化
速度が小さくなっても、目標舵角と実舵角との差が大き
く、実舵角が変化している間(未収束の時)は、比較的
大きな第2の微分ゲインが生成されるので、微分制御系
51から出力される付勢量は零にならない。これによっ
て、制御の収束に要する時間が短縮される。
【0043】また、比例制御系52のゲインGaPは、
舵角偏差ETH3に応じて決定され、変換部61は、舵
角偏差ETH3の絶対値が大きくなるに従って、自動的
にゲインGaPを大きくする。即ち、舵角偏差が大きい
時には比例ゲインが大きいので、制御系の応答性が良
く、舵角偏差が小さい時には、比例ゲインが小さくなる
ので、ハンチングが生じにくくなり収束性が改善され
る。
【0044】また図6に示すように、リミッタ部24の
特性は、入力値と出力値とが比例する領域と出力値が制
限される領域との境界部分において、特性の傾きが徐々
に変化し、滑らかな曲線を形成している。このようなリ
ミッタ制御を実施する理由は次の通りである。
【0045】一般的なリミッタの処理においては、入力
値に一定の係数を掛けて出力値を求め、出力値が予め定
めた上限値を越えた時に、出力値を上限値に置き替える
ような制御が実施されるが、出力値が上限値を越える範
囲で入力値(舵角)が変化するような場合、入力値が変
化しても出力値(目標舵角)の変化は生じない。従っ
て、目標舵角の変化速度や舵角偏差の変化速度に応じた
制御量を生成する微分制御系を設けてあっても、微分制
御系の出力は零になるので、制御系の応答が遅くなる。
しかし図6のような滑らかな特性曲線に従って、出力値
を制限すれば、入力値の比較的大きな値に対しても、そ
の変化が出力値に影響を及ぼし、微分制御系の出力が現
われることになる。このため、大きい舵角範囲での目標
舵角変化に対して、制御系の応答性が改善される。
【0046】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、目標舵角
の変化速度に応じて微分ゲインを調整する第1の微分ゲ
イン調整手段(37,38,39)と舵角偏差の変化速
度に応じて微分ゲインを調整する第2の微分ゲイン調整
手段(62)を設けることによって、補助操舵車輪の操
舵位置決め制御において、ハンチングの発生が防止さ
れ、応答性と収束性も改善される。。
【0047】また第2番の発明によれば、舵角偏差の大
きさに応じて比例ゲインを調整する比例ゲイン調整手段
(61)を設けることによって、制御系の応答性が更に
改善され、ハンチングも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のシステム全体の構成を示すブロック
図である。
【図2】 後輪操舵機構10の主要部分を示す断面図で
ある。
【図3】 図2のIII−III線断面を示す断面図である。
【図4】 システムの電気回路の構成を示すブロック図
である。
【図5】 図4の制御系の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図6】 リミッタ部24の変換特性を示すグラフであ
る。
【図7】 変換部61の変換特性を示すグラフである。
【図8】 前輪のステアリングギアボックス部分を示す
縦断面図である。
【図9】 図8のA−A線断面図である。
【図10】 前輪舵角センサ組体を示す縦断面図であ
る。
【図11】 前輪舵角センサPFの特性を示すグラフで
ある。
【図12】 変換部39の変換特性を示すグラフであ
る。
【図13】 変換部62の変換特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1:ロッド 1a:ラック 2L,2R:ボ−ルジョイント 3L,3R:ナ
ックルア−ム 4:ハウジング 5:回転子 5a:
ピニオンギア 5b:ウォ−ムホイ−ル 6:駆動軸 6a:
ウォ−ム 7:ウォ−ム 8,9:回転子 8a:
ウォ−ムホイ−ル 10:後輪操舵機構 11:圧縮コイルスプリン
グ 12:スプライン 14:電気コイル 15:
ピン 16:連結板 16a:穴 M1,M2:電気モ−タ RS:磁極セン
サ PF:前輪舵角センサ PR:後輪舵角
センサ VR,VL:後輪車輪速センサ CL:電磁クラ
ッチ ECU:制御ユニット CPU:マイク
ロコンピュ−タ DV1〜DV3:ドライバ ADC:A/D
変換器 TFL,TFR,TRL,TRR:車輪 WH:ステアリングホイ−ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足 立 英 明 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主操舵車輪の実舵角を検出する主操舵角
    検出手段;少なくとも主操舵角検出手段の検出した実舵
    角に基づいて補助操舵車輪の目標舵角を決定する、目標
    舵角設定手段;補助操舵車輪の実舵角を検出する補助操
    舵角検出手段;補助操舵車輪の向きを調整する補助操舵
    角調整機構;該補助操舵角調整機構を駆動する駆動手
    段;前記目標舵角設定手段が設定した目標舵角と補助操
    舵角検出手段が検出した実舵角との差分を入力値とし、
    該入力値に比例した第1の付勢量を生成し、第1の付勢
    量を前記駆動手段に印加する比例制御手段;前記目標舵
    角設定手段が設定した目標舵角と補助操舵角検出手段が
    検出した実舵角との差分を入力値とし、該入力値の変化
    速度に比例した第2の付勢量を生成し、第2の付勢量を
    前記駆動手段に印加する微分制御手段;前記目標舵角設
    定手段が設定した目標舵角の変化速度に応じて変化し、
    該変化速度が小さい時には、それが大きい時に比べて小
    さい値を、第1の微分ゲインとして出力する第1の微分
    ゲイン調整手段;前記目標舵角設定手段が設定した目標
    舵角と補助操舵角検出手段が検出した実舵角との差分の
    変化速度に応じて変化し、該変化速度が小さい時には、
    それが大きい時に比べて小さい値を、第2の微分ゲイン
    として出力する第2の微分ゲイン調整手段;及び前記第
    1の微分ゲインと第2の微分ゲインとを加算し、その結
    果を前記微分制御手段に微分ゲインとして与える、加算
    手段;を備える、車輌の自動補助操舵装置。
  2. 【請求項2】 前記目標舵角設定手段が設定した目標舵
    角と補助操舵角検出手段が検出した実舵角との差分の大
    きさに応じて、前記比例制御手段の比例ゲインを調整
    し、該差分が大きい時には、それが小さい時に比べて比
    例ゲインを大きくする、比例ゲイン調整手段を更に備え
    る、前記請求項1記載の車輌の自動補助操舵装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002120743A (ja) * 2000-10-16 2002-04-23 Nissan Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
WO2006043689A1 (ja) * 2004-10-21 2006-04-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 目標操舵角を制限した車輌用操舵制御装置
KR20190004551A (ko) * 2017-07-04 2019-01-14 현대자동차주식회사 조향각 제어 장치, 그를 포함한 차로 추종 보조 시스템 및 그 방법

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