JPH06156047A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH06156047A
JPH06156047A JP4308360A JP30836092A JPH06156047A JP H06156047 A JPH06156047 A JP H06156047A JP 4308360 A JP4308360 A JP 4308360A JP 30836092 A JP30836092 A JP 30836092A JP H06156047 A JPH06156047 A JP H06156047A
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temperature
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air
vehicle
air conditioner
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Seiji Oura
清司 大浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置における各設定温度における吹出口
箇所と、吹出口の風量とをイメージ的に表示して、動作
確認できる車両用空調装置を提供することにある。 【構成】 クーラユニット及びヒータユニットを設け、
外温センサ6、室温センサ7、水温センサ8を設け、車
室内の設定温度が入力され表示される温度設定器32を
設け、各センサ6,7,8の検出温度及び温度設定器3
2の温度設定値に基づいてクーラユニット及びヒータユ
ニットを一括制御するエアコンコントロールユニット3
0を設け、温度設定を低温から高温まで一定の温度ステ
ップで自動的に上昇させて、各温度ステップにおける制
御指令に対する吹出口箇所と吹出口の風量を温度設定器
32の表示部31にイメージ的に表示するエアコン自己
診断装置35を設けて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バス等の車両におい
て、クーラユニット及びヒータユニットを制御する制御
装置を備えた車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバス車両においては、図3に示す
ように、クーラユニット1と、ヒータユニット2とが独
立に設置され、クーラユニット1の吹出口3は天井部
に、ヒータユニット2の吹出口4はシート下付近に位置
している。従来は、これらクーラユニット1とヒータユ
ニット2は互いに独立して制御されている。オートクー
ラやオートヒータの場合も、各ユニット毎に自動化はさ
れているものの、クーラユニット1とヒータユニット2
は互いに独立して、図4に示す制御装置5により一括制
御される。
【0003】この制御装置5には車室内の室温を検出す
る室温センサ6と、車室外の気温を検出する外温センサ
7と、エンジンの冷却水の水温を検出する水温センサ8
とが接続されている。また、制御装置5の略中央には車
室内の設定温度が入力され温度数値が液晶等によりデジ
タル表示される表示部11を備えた温度設定器10が設
けられている。この温度設定器10の設定温度に応じ
て、上記制御装置5は上記クーラユニット1及びヒータ
ユニット2を駆動して車室内が設定温度になるように制
御する。
【0004】すなわち、上記制御装置5にはリレーボッ
クス12が接続され、このリレーボックス12には複数
のクーラファンモータ13や複数のヒータファンモータ
14、コンプレッサ15、ダンパモータ16等が接続さ
れ、上記制御装置5からの制御指令により、上記リレー
ボックス12の各接点が接続されてそれぞれの機器が駆
動されるようになっている。
【0005】また、上記制御装置5には冷媒の圧力スイ
ッチ(高圧力)17や冷媒の圧力スイッチ(低圧力)1
8が接続されている。これら圧力スイッチ17,18の
入切により冷媒の圧力が調整できるようになっている。
【0006】上記制御装置5の上記表示部11の両側に
は操作部20が設けられている。この操作部20にはオ
ートボタン(図示しない)が設けられ、このオートボタ
ンを押すことにより制御装置5に接続された各センサ
6,7,8による検出温度や冷媒の圧力等の諸条件を検
出し、温度設定器10に入力された設定温度に車室内温
度を保つように自動空調制御される。
【0007】また、ドライバーの好みによりマニュアル
操作で風量を調整するボタンスイッチや、吹出口箇所を
特定するボタンスイッチ、設定温度を入力するボタンス
イッチ等(図示しない)が設けられている。
【0008】これら操作部20のスイッチ類を操作する
ことにより、上記クーラユニット1及びヒータユニット
2が制御され、上記クーラファンモータ13やヒータフ
ァンモータ14等が駆動される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した車
両用空調装置では、クーラユニット1とヒータユニット
2とが独立して配置され、温度設定器10に設定した温
度により、制御装置5からクーラユニット1若しくはヒ
ーターユニット2に制御指令が出されて、各クーラファ
ンモータ13又はヒータファンモータ14が駆動され
る。
【0010】ところが、上記制御装置5のシステムをチ
ェックする際に温度設定をわざわざセットしなければな
らず、各温度設定における吹出口箇所と風量を確認する
ために運転手などの乗員が直接上記吹出口3,4に手を
当てて動作確認しなければならなかった。
【0011】さらに、外気温度が低い時の制御装置5の
システムチェックでは、クーラユニット1が作動しない
場合があり、吹出口3,4に手を当てて、吹出口箇所と
風量を確認する必要があった。
【0012】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、制御装置における各設
定温度に応じた吹出口箇所と、吹出口の風量とをイメー
ジ的に表示して、動作確認できる車両用空調装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の車両用空調装
置は、前記目的を達成するために、車室内上部に吹出口
を備えたクーラーユニットを設け、車室内下部に吹出口
を備えたヒータユニットを設け、車室内の室温を検出す
るセンサを備え、車室外の気温を検出するセンサを備
え、エンジンの冷却水の水温を検出するセンサを備え、
車室内の設定温度が入力され表示される温度設定器を設
け、上記各センサの検出温度及び温度設定器の温度設定
値に基づいて上記クーラーユニット及び上記ヒータユニ
ットを一括制御する制御装置を設け、上記制御装置に温
度設定を低温から高温まで一定の温度ステップで自動的
に上昇させ、各温度ステップにおける制御指令に対する
吹出口箇所と吹出口の風量を上記温度設定器の表示部に
表示するシステムチェック手段を設けて構成した。
【0014】
【作用】前記構成の車両用空調装置によれば、制御装置
のシステムチェック手段を操作すると、まず、乗員が温
度設定を行うことなく、表示部に温度が表示させる。こ
の表示された温度は自動的に低い温度から高い温度まで
ステップ上昇される。このとき各温度ステップにおける
吹出口箇所と、その吹出口の吹出風量とが温度設定器の
表示部にイメージ的に表示させる。
【0015】こうして、各設定温度におけるクーラユニ
ット及びヒータユニットの駆動、吹出口箇所、吹出風量
を確認した後、最適な設定温度を入力して制御装置を駆
動させることにより、乗員が直接手で吹出口に手を当て
て、吹出口箇所と風量とを確認する必要がなくなる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1及び図2に
基づいて説明する。なお、従来説明したものと同一構成
部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0017】制御装置としてエアコンコントロールユニ
ット30を図1に示す。このエアコンコントロールユニ
ット30の略中央には車室内の設定温度が入力され温度
数値が液晶等によりデジタル表示される表示部31を備
えた温度設定器32が設けられている。
【0018】また、このエアコンコントロールユニット
30にはシステムチェック機能を備えたシステムチェッ
ク手段としてのエアコン自己診断装置35が設けられて
いる。
【0019】すなわち、上記表示部31は液晶などから
なり、設定温度若しくは各センサ6,7,8により検出
された温度が表示される温度表示部36と、概略したバ
スの外形が表示され、バスの各吹出口箇所が示された吹
出し箇所表示部37と、その吹出し箇所表示部37の両
側に設けられフロント側、リヤ側から吹出される吹出量
が示される吹出量表示部38とから構成されている。
【0020】上記温度表示部36は、ボタン操作一つで
設定温度、車室内温度、車室外温度、冷却水の水温が表
示されるようになっている。また、吹出し箇所表示部3
7は、吹出口箇所及び吹出口方向が上記表示部31に矢
印で表示されるようになっている。なお、吹出し箇所表
示部37のバスの中央に表示された矢印37aは内気循
環若しくは外気導入かを表示している。
【0021】上記吹出量表示部38は、フロント側の吹
出口風量が小、中、大の3段階で、リヤ側の吹出口風量
が極小、小、中、大の左右4段階で別々に表示され、吹
出口風量が大きくなるにつれて表示部31の表示面積が
大きく形成されている。
【0022】また、温度設定器32の操作部40には自
動空調制御のスイッチとしてのオートボタン41と空調
の確認スイッチとしてチェックボタン42とが設けられ
ている。これらボタン41,42を同時に押し操作する
ことによりエアコン自己診断装置35が駆動されるよう
になっている。
【0023】したがって、これらオートボタン41とチ
ェックボタン42とが同時に押し操作されることによ
り、エアコン自己診断装置35が作動し、乗員が温度設
定を行うことなく、表示部31の温度表示部36に、例
えば18℃〜32℃まで自動的に1℃ずつステップ上昇
して連続的に温度表示される。
【0024】さらに、18℃〜32℃の温度表示部36
の各表示温度に応じて、上記表示部31の吹出し箇所表
示部37と、吹出量表示部38とが表示される。こうし
て乗員が運転席にいながら、設定温度に対する吹出口箇
所と、吹出口風量を動作確認(システムチェック)する
ことができるので、乗員が直接手で吹出口3,4に手を
当てて、吹出口箇所と風量とを確認する必要がなくな
る。
【0025】なお、上記エアコンコントロールユニット
30の各制御指令に対するクーラファンモータ13やヒ
ータファンモータ14などのモータ類の機械的な動作は
乗員が確認する。
【0026】また、上記エアコン自己診断装置35は、
同時に上記各センサ6,7,8や圧力スイッチ17,1
8のスイッチ関係のチェックも行えるようになってい
る。すなわち、センサ作動確認ボタン(図示しない)を
押すことにより、各センサ6,7,8による検出温度を
上記温度表示部36に表示すると共に、各センサ6,
7,8による検出が正常ならば、表示部31の温度表示
部36に例えば「OK」と表示し、異常ならば、異常箇
所若しくは異常状態を定められたエラーコードで表示す
る。
【0027】
【発明の効果】この発明は、前述の如く構成したから、
室内の設定温度を低い温度から高い温度に連続的にステ
ップ上昇させ、この各温度に応じた吹出口箇所と、吹出
口の風量とをイメージ的に表示することにより、動作す
べき機器に対する指令と動作の確認を行うことができ、
乗員が直接吹出口に手を伸ばして吹出口と吹出量を確認
する必要がなくなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる車両用空調装置を
概略して示す平面図。
【図2】同実施例の車両用空調装置の表示部を示す平面
図。
【図3】従来のバスの斜視図。
【図4】従来の車両用空調装置を概略して示す平面図。
【符号の説明】
1…クーラユニット、2…ヒータユニット、6,7,8
…センサ、30…エアコンコントロールユニット、31
…表示部、32…温度設定器、35…エアコン自己診断
装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内上部に吹出口を備えたクーラユニ
    ットと、車室内下部に吹出口を備えたヒータユニット
    と、車室内の室温を検出するセンサと、車室外の気温を
    検出するセンサと、エンジンの冷却水の水温を検出する
    センサと、車室内の設定温度が入力され表示される温度
    設定器と、上記各センサの検出温度及び温度設定器の温
    度設定値に基づいて上記クーラユニット及び上記ヒータ
    ユニットを一括制御する制御装置と、上記制御装置に設
    けられ温度設定を低温から高温まで一定の温度ステップ
    で自動的に上昇させ、各温度ステップにおける制御指令
    に対する吹出口箇所と吹出口の風量を上記温度設定器の
    表示部に表示するシステムチェック手段とを具備したこ
    とを特徴とする車両用空調装置。
JP30836092A 1992-11-18 1992-11-18 車両用空調装置 Expired - Fee Related JP2707934B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101334106B1 (ko) * 2011-02-11 2013-11-28 한라비스테온공조 주식회사 난방기동제어 표시 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101334106B1 (ko) * 2011-02-11 2013-11-28 한라비스테온공조 주식회사 난방기동제어 표시 시스템

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