JPH06156007A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH06156007A JPH06156007A JP4307221A JP30722192A JPH06156007A JP H06156007 A JPH06156007 A JP H06156007A JP 4307221 A JP4307221 A JP 4307221A JP 30722192 A JP30722192 A JP 30722192A JP H06156007 A JPH06156007 A JP H06156007A
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- JP
- Japan
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- rubber
- carcass
- weight
- tire
- pneumatic tire
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カーカス層にインナーライナーの機能をも担
わせることによりインナーライナーとタイゴムの省略化
を可能にし、空気入りタイヤの軽量化を可能にする。 【構成】 カーカスコードと該カーカスコードを埋設す
るカーカス被覆ゴムとからなるカーカス層2を左右のビ
ード部1間に装架した空気入りタイヤにおいて、前記カ
ーカス被覆ゴムとしてブチルゴムを60重量%以下配合
したゴム組成物を使用する。
わせることによりインナーライナーとタイゴムの省略化
を可能にし、空気入りタイヤの軽量化を可能にする。 【構成】 カーカスコードと該カーカスコードを埋設す
るカーカス被覆ゴムとからなるカーカス層2を左右のビ
ード部1間に装架した空気入りタイヤにおいて、前記カ
ーカス被覆ゴムとしてブチルゴムを60重量%以下配合
したゴム組成物を使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ内面のインナー
ライナー及びタイゴムの省略を可能にした軽量化可能な
空気入りタイヤ、特にチューブレスタイヤに関する。
ライナー及びタイゴムの省略を可能にした軽量化可能な
空気入りタイヤ、特にチューブレスタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の二酸化炭素に起因する地球の温暖
化現象に伴い、車両の燃費性を向上し、化石燃料の消費
量を節約することが強く要請されるようになってきた。
このような車両の燃費を向上する一環として、車両部品
の1つであるタイヤの軽量化は一つの有効な手段である
といえる。
化現象に伴い、車両の燃費性を向上し、化石燃料の消費
量を節約することが強く要請されるようになってきた。
このような車両の燃費を向上する一環として、車両部品
の1つであるタイヤの軽量化は一つの有効な手段である
といえる。
【0003】空気入りタイヤには、もともとそれほど無
駄な体積を占めるようなタイヤ構成材料は使用されてい
ないため、タイヤの軽量化に関しては、主として既存の
材料と代替可能な重量比強度や重量比剛性の大きい新材
料の研究が行われてきており、その中には性能の良いも
のも見出されている。しかし、そのような新材料はおお
むね高価であり、空気入りタイヤの単価を大きくするの
で、コスト面で実用化されていないのが現状である。そ
こで、本発明者は一つの部品が二つ以上の機能を発揮す
ることができれば、空気入りタイヤの軽量化が可能であ
ることに着目し、鋭意検討を行って本発明に到達したも
のである。
駄な体積を占めるようなタイヤ構成材料は使用されてい
ないため、タイヤの軽量化に関しては、主として既存の
材料と代替可能な重量比強度や重量比剛性の大きい新材
料の研究が行われてきており、その中には性能の良いも
のも見出されている。しかし、そのような新材料はおお
むね高価であり、空気入りタイヤの単価を大きくするの
で、コスト面で実用化されていないのが現状である。そ
こで、本発明者は一つの部品が二つ以上の機能を発揮す
ることができれば、空気入りタイヤの軽量化が可能であ
ることに着目し、鋭意検討を行って本発明に到達したも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カーカス層
にインナーライナーの機能をも担わせることによりイン
ナーライナーとタイゴムを省略可能にし、軽量化を可能
にした空気入りタイヤを提供することを目的とする。
にインナーライナーの機能をも担わせることによりイン
ナーライナーとタイゴムを省略可能にし、軽量化を可能
にした空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、カーカスコードと該カーカスコードを埋設
するカーカス被覆ゴムとからなるカーカス層を左右のビ
ード部間に装架した空気入りタイヤにおいて、前記カー
カス被覆ゴムとしてブチルゴムを60重量%以下配合し
たゴム組成物を用いたことを特徴とする。
る本発明は、カーカスコードと該カーカスコードを埋設
するカーカス被覆ゴムとからなるカーカス層を左右のビ
ード部間に装架した空気入りタイヤにおいて、前記カー
カス被覆ゴムとしてブチルゴムを60重量%以下配合し
たゴム組成物を用いたことを特徴とする。
【0006】このように本発明では、カーカス被覆ゴム
として耐空気透過性に優れたブチルゴムを含有するゴム
組成物を用いたため、カーカスコードに対する接着性を
確保しながら、カーカス層にインナーライナーの機能を
担わせることができ、それによってインナーライナーと
タイゴムの実質的な省略化を可能にし、空気入りタイヤ
の軽量化を可能にする。
として耐空気透過性に優れたブチルゴムを含有するゴム
組成物を用いたため、カーカスコードに対する接着性を
確保しながら、カーカス層にインナーライナーの機能を
担わせることができ、それによってインナーライナーと
タイゴムの実質的な省略化を可能にし、空気入りタイヤ
の軽量化を可能にする。
【0007】本発明において、ブチルゴムとはイソプレ
ン−イソブチレン共重合体ゴム及びハロゲン化イソプレ
ン−イソブチレン共重合体ゴムをいう。以下、本発明の
構成につき詳しく説明する。図1の本発明の一実施例を
示す空気入りラジアルタイヤにおいて、カーカス層2は
カーカスコードと被覆ゴムとからなり、左右一対のビー
ド部1, 1間にタイヤ周方向に対し略90°のコード角
度になるように装架されている。カーカス層2の端部は
ビードコア3の廻りにタイヤ内側から外側に折り返され
て巻き上げられている。
ン−イソブチレン共重合体ゴム及びハロゲン化イソプレ
ン−イソブチレン共重合体ゴムをいう。以下、本発明の
構成につき詳しく説明する。図1の本発明の一実施例を
示す空気入りラジアルタイヤにおいて、カーカス層2は
カーカスコードと被覆ゴムとからなり、左右一対のビー
ド部1, 1間にタイヤ周方向に対し略90°のコード角
度になるように装架されている。カーカス層2の端部は
ビードコア3の廻りにタイヤ内側から外側に折り返され
て巻き上げられている。
【0008】本発明において、カーカスコードは、ナイ
ロン繊維コード、ポリエステル繊維コード、芳香族ポリ
アミド繊維コード等の有機繊維コード又はスチールコー
ド等の金属コード等がいずれも使用可能である。カーカ
ス被覆ゴムとしては、ブチルゴムが配合されたゴム組成
物が用いられる。このブチルゴムは、イソプレン−イソ
ブチレン共重合体ゴム、塩素化又は臭素化イソプレン−
イソブチレン共重合体ゴム等であり、他のゴムに比べて
耐空気透過性に優れるため、従来から空気入りタイヤの
インナーライナーとして使用されている。しかし、ブチ
ルゴムは他のゴム配合物との接着性に劣るため、タイゴ
ムを介してカーカス層に接着するのが普通であり、これ
らインナーライナーとタイゴムとがタイヤ重量を大きく
していた。
ロン繊維コード、ポリエステル繊維コード、芳香族ポリ
アミド繊維コード等の有機繊維コード又はスチールコー
ド等の金属コード等がいずれも使用可能である。カーカ
ス被覆ゴムとしては、ブチルゴムが配合されたゴム組成
物が用いられる。このブチルゴムは、イソプレン−イソ
ブチレン共重合体ゴム、塩素化又は臭素化イソプレン−
イソブチレン共重合体ゴム等であり、他のゴムに比べて
耐空気透過性に優れるため、従来から空気入りタイヤの
インナーライナーとして使用されている。しかし、ブチ
ルゴムは他のゴム配合物との接着性に劣るため、タイゴ
ムを介してカーカス層に接着するのが普通であり、これ
らインナーライナーとタイゴムとがタイヤ重量を大きく
していた。
【0009】本発明は、カーカス被覆ゴムとしてブチル
ゴム配合のゴム組成物を使用することにより、被覆ゴム
としての機能と共に、従来のインナーライナーとしての
機能を同時に持たせるようにし、インナーライナーとタ
イゴムを省いても十分な耐空気透過性を保持させなが
ら、空気入りタイヤを軽量化可能する。しかも、カーカ
ス被覆ゴムは、ブチルゴムの配合量を60重量%以下に
することにより、カーカスコードに対する良好な接着性
を確保するため、カーカス材として用いることに支障を
きたすことはない。
ゴム配合のゴム組成物を使用することにより、被覆ゴム
としての機能と共に、従来のインナーライナーとしての
機能を同時に持たせるようにし、インナーライナーとタ
イゴムを省いても十分な耐空気透過性を保持させなが
ら、空気入りタイヤを軽量化可能する。しかも、カーカ
ス被覆ゴムは、ブチルゴムの配合量を60重量%以下に
することにより、カーカスコードに対する良好な接着性
を確保するため、カーカス材として用いることに支障を
きたすことはない。
【0010】本発明において、ブチルゴムのカーカス被
覆ゴムに対する配合量は、10重量%〜60重量%の範
囲にすることが望ましい。図2は天然ゴムに対するブチ
ルゴムの配合量を変化させたときの通気度(耐空気透過
性)の関係を示すグラフである。通気度はASTM D
1434に記載の方法に従って温度30℃で測定し、ブ
チルゴムの配合量が0%(天然ゴム100%)のときの
測定値を基準(100)とする指数で示し、この値が大
きいほど通気度が大きいことを示す。図2から、ブチル
ゴムの配合量が増大するにつれて通気度が低下し、耐空
気透過性が向上することが判る。
覆ゴムに対する配合量は、10重量%〜60重量%の範
囲にすることが望ましい。図2は天然ゴムに対するブチ
ルゴムの配合量を変化させたときの通気度(耐空気透過
性)の関係を示すグラフである。通気度はASTM D
1434に記載の方法に従って温度30℃で測定し、ブ
チルゴムの配合量が0%(天然ゴム100%)のときの
測定値を基準(100)とする指数で示し、この値が大
きいほど通気度が大きいことを示す。図2から、ブチル
ゴムの配合量が増大するにつれて通気度が低下し、耐空
気透過性が向上することが判る。
【0011】また、図3は、RFL処理を施した100
0D/2のポリエステル繊維コードに対する、上述のブ
チルゴムの配合量を異にするゴム組成物の接着性の関係
を示すグラフである。接着性はASTM D2138に
記載の方法に従って引き抜き接着試験を行い、ブチルゴ
ムの配合量が0%(天然ゴム100%)のときの測定値
を基準(100)とする指数で示し、この値が大きいほ
ど接着性に優れていることを示す。図3からブチルゴム
の配合量が少ないうちは、天然ゴム100%の場合より
接着性は向上し、約10重量%で接着性は最大になる。
10重量%を越えると次第に低下するが、ブチルゴムの
配合量を60重量%以下にすることにより、カーカスコ
ード、特に、ポリエステル繊維コードに対する優れた接
着性を確保することができる。
0D/2のポリエステル繊維コードに対する、上述のブ
チルゴムの配合量を異にするゴム組成物の接着性の関係
を示すグラフである。接着性はASTM D2138に
記載の方法に従って引き抜き接着試験を行い、ブチルゴ
ムの配合量が0%(天然ゴム100%)のときの測定値
を基準(100)とする指数で示し、この値が大きいほ
ど接着性に優れていることを示す。図3からブチルゴム
の配合量が少ないうちは、天然ゴム100%の場合より
接着性は向上し、約10重量%で接着性は最大になる。
10重量%を越えると次第に低下するが、ブチルゴムの
配合量を60重量%以下にすることにより、カーカスコ
ード、特に、ポリエステル繊維コードに対する優れた接
着性を確保することができる。
【0012】本発明に使用するカーカス被覆ゴムのブチ
ルゴム以外のマトリックス成分としては、従来のカーカ
ス被覆ゴムに使用されているゴムを使用することがで
き、特に限定されるものではない。たとえば、天然ゴ
ム、合成ポリイソプレン、ポリブタジエン、スチレン−
ブタジエン共重合体、イソプレン−イソブチレン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等を挙げる
ことができる。本発明で用いるゴム組成物には、必要に
応じてカーボンブラック、酸化亜鉛、老化防止剤、プロ
セス油、硫黄、加硫促進剤等の配合剤を配合することが
できる。
ルゴム以外のマトリックス成分としては、従来のカーカ
ス被覆ゴムに使用されているゴムを使用することがで
き、特に限定されるものではない。たとえば、天然ゴ
ム、合成ポリイソプレン、ポリブタジエン、スチレン−
ブタジエン共重合体、イソプレン−イソブチレン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等を挙げる
ことができる。本発明で用いるゴム組成物には、必要に
応じてカーボンブラック、酸化亜鉛、老化防止剤、プロ
セス油、硫黄、加硫促進剤等の配合剤を配合することが
できる。
【0013】
【実施例】表1に示す配合内容 (重量部) のゴム組成物
A,B及びCをカーカス被覆ゴムとして使用し、ゴム組
成物Cをインナーライナーとして使用し、タイヤサイズ
がいずれも同じ185/70R14である本発明タイヤ
1,2,3、従来タイヤ、比較タイヤをそれぞれ製作し
た。これら5種類の空気入りタイヤについて、下記方法
により耐空気透過性及びタイヤ重量を測定した。その結
果は表2に示す通りであった。
A,B及びCをカーカス被覆ゴムとして使用し、ゴム組
成物Cをインナーライナーとして使用し、タイヤサイズ
がいずれも同じ185/70R14である本発明タイヤ
1,2,3、従来タイヤ、比較タイヤをそれぞれ製作し
た。これら5種類の空気入りタイヤについて、下記方法
により耐空気透過性及びタイヤ重量を測定した。その結
果は表2に示す通りであった。
【0014】耐空気透過性:室温21℃で、タイヤを標
準リムに装着した後、内圧2.0kgf/cm2 で48時間放
置 (静止状態) し、内圧を2.0kgf/cm2 に再調整す
る。再調整直後を測定開始の時間の起点として48時間
経過毎に3ケ月にわたって内圧を測定する。測定データ
を最小二乗法で下記数式1
準リムに装着した後、内圧2.0kgf/cm2 で48時間放
置 (静止状態) し、内圧を2.0kgf/cm2 に再調整す
る。再調整直後を測定開始の時間の起点として48時間
経過毎に3ケ月にわたって内圧を測定する。測定データ
を最小二乗法で下記数式1
【0015】 に回帰し、t=時間 (日) , y=内圧 (測定内圧/2.
0) とし、空気漏れ係数βを求める。t=30日を代入し
て1ケ月当りの内圧低下率 (Z) を下記数式2に従って
算出する。
0) とし、空気漏れ係数βを求める。t=30日を代入し
て1ケ月当りの内圧低下率 (Z) を下記数式2に従って
算出する。
【0016】 算出した値は、従来タイヤの値を基準(100)とする
指数で表示した。この値が大きいほど耐空気透過性が悪
いことを示す。タイヤ重量 :各空気入りタイヤの重量を測定し、従来タ
イヤの重量を基準(100)とする指数で表示した。こ
の値が大きいほど重いことを示す。
指数で表示した。この値が大きいほど耐空気透過性が悪
いことを示す。タイヤ重量 :各空気入りタイヤの重量を測定し、従来タ
イヤの重量を基準(100)とする指数で表示した。こ
の値が大きいほど重いことを示す。
【0017】 注) 上表1中、ブチルゴム:エクソン社製クロロブチ
ルゴム1066 カーボンブラック:HAF 加硫促進剤:大内新興化学社製ノクセラーMSA−G
ルゴム1066 カーボンブラック:HAF 加硫促進剤:大内新興化学社製ノクセラーMSA−G
【0018】 表2から判るように、従来タイヤから単にインナーライ
ナーを除いただけの比較タイヤは、空気漏れ係数“Z”
が大幅に上昇しているのに対して、カーカス被覆ゴムが
ブチルゴムを含有する本発明タイヤ1,2は、従来タイ
ヤと同レベルの耐空気漏れ性を示した。また、重量はイ
ンナーライナーを取り除いた分だけ軽量化されている。
ナーを除いただけの比較タイヤは、空気漏れ係数“Z”
が大幅に上昇しているのに対して、カーカス被覆ゴムが
ブチルゴムを含有する本発明タイヤ1,2は、従来タイ
ヤと同レベルの耐空気漏れ性を示した。また、重量はイ
ンナーライナーを取り除いた分だけ軽量化されている。
【0019】一方、各供試タイヤをドラム試験により荷
重400kg、空気圧1.2kgf/cm2 、速度80
km/hrで80時間走行させた後、各供試タイヤのカ
ーカス層における被覆ゴムの剥離状態を調べたが異常は
認められなかった
重400kg、空気圧1.2kgf/cm2 、速度80
km/hrで80時間走行させた後、各供試タイヤのカ
ーカス層における被覆ゴムの剥離状態を調べたが異常は
認められなかった
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
カーカス被覆ゴムとしてブチルゴムを60重量%以内で
配合した有ゴム組成物を用いたために、カーカスコード
に対する接着性を損なうことなく、カーカス層にインナ
ーライナーの機能をも担わせることが可能となり、これ
によりインナーライナーとタイゴムの省略化を可能に
し、空気入りタイヤの軽量化を可能にする。
カーカス被覆ゴムとしてブチルゴムを60重量%以内で
配合した有ゴム組成物を用いたために、カーカスコード
に対する接着性を損なうことなく、カーカス層にインナ
ーライナーの機能をも担わせることが可能となり、これ
によりインナーライナーとタイゴムの省略化を可能に
し、空気入りタイヤの軽量化を可能にする。
【図1】本発明の空気入りタイヤの一例の子午線方向半
断面説明図である。
断面説明図である。
【図2】ブチルゴムの配合量と通気度との関係図であ
る。
る。
【図3】ブチルゴムの配合量と接着性との関係図であ
る。
る。
2 カーカス層 3 ビードコア
Claims (1)
- 【請求項1】 カーカスコードと該カーカスコードを埋
設するカーカス被覆ゴムとからなるカーカス層を左右の
ビード部間に装架した空気入りタイヤにおいて、前記カ
ーカス被覆ゴムとしてブチルゴムを60重量%以下配合
したゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307221A JPH06156007A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307221A JPH06156007A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06156007A true JPH06156007A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=17966508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4307221A Pending JPH06156007A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06156007A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0705717A2 (en) | 1994-08-22 | 1996-04-10 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Tubeless pneumatic tyre |
EP0985556A2 (en) | 1998-09-11 | 2000-03-15 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Tubeless tyre |
US6293327B1 (en) * | 1997-06-20 | 2001-09-25 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire |
US20090173431A1 (en) * | 2006-03-29 | 2009-07-09 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Method for producing pneumatic tire |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP4307221A patent/JPH06156007A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0705717A2 (en) | 1994-08-22 | 1996-04-10 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Tubeless pneumatic tyre |
EP0705717A3 (en) * | 1994-08-22 | 1996-09-11 | Sumitomo Rubber Ind | Pneumatic tire without inner tube |
US5688343A (en) * | 1994-08-22 | 1997-11-18 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tubeless pneumatic tire with carcass having butyl-based inner topping rubber layer |
US5971049A (en) * | 1994-08-22 | 1999-10-26 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tubeless pneumatic tire with carcass having butyl-based inner topping rubber layer |
US6148889A (en) * | 1994-08-22 | 2000-11-21 | Sumitomo Rubber Intdustries Limited | Tubeless pneumatic tire with carcass having butyl-based inner topping rubber layer |
US6598646B1 (en) | 1994-08-22 | 2003-07-29 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Tubeless pneumatic tire with carcass having butyl-based inner topping rubber layer |
US6293327B1 (en) * | 1997-06-20 | 2001-09-25 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire |
EP0985556A2 (en) | 1998-09-11 | 2000-03-15 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Tubeless tyre |
EP0985556A3 (en) * | 1998-09-11 | 2001-05-09 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Tubeless tyre |
US6527025B1 (en) | 1998-09-11 | 2003-03-04 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tubeless tire |
US20090173431A1 (en) * | 2006-03-29 | 2009-07-09 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Method for producing pneumatic tire |
US8900389B2 (en) * | 2006-03-29 | 2014-12-02 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Method for producing pneumatic tire |
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