JPH06155861A - プリント制御装置 - Google Patents
プリント制御装置Info
- Publication number
- JPH06155861A JPH06155861A JP4311765A JP31176592A JPH06155861A JP H06155861 A JPH06155861 A JP H06155861A JP 4311765 A JP4311765 A JP 4311765A JP 31176592 A JP31176592 A JP 31176592A JP H06155861 A JPH06155861 A JP H06155861A
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- JP
- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 １台以上のホストコンピュータ、複数のプリ
ンタが接続されたローカルエリアネットワークにおい
て、出力プリンタの指定、出力優先順位の指定、出力プ
リンタ、出力順序の変更等を自由かつ容易に行えるよう
にする。 【構成】 １台以上のホストコンピュータと、複数のプ
リンタとが接続されたローカルエリアネットワークにお
けるホストコンピュータからのデータを各プリンタへ振
り分けるプリント制御装置において、ホストコンピュー
タから送信されたプリントファイルを受信し格納する記
憶装置と、プリントファイルのファイル名に含まれる情
報を解析するための情報テーブルと、情報を解析しプリ
ンタ名、プライオリティ等の情報を付加したプリント情
報テーブルを作成する解析回路と、プリント情報テーブ
ルを参照し前記記憶装置よりプリントファイルを読み出
してプリント情報テーブルで指定したプリンタに転送す
るプリント制御回路とを備えたことを特徴とする。
ンタが接続されたローカルエリアネットワークにおい
て、出力プリンタの指定、出力優先順位の指定、出力プ
リンタ、出力順序の変更等を自由かつ容易に行えるよう
にする。 【構成】 １台以上のホストコンピュータと、複数のプ
リンタとが接続されたローカルエリアネットワークにお
けるホストコンピュータからのデータを各プリンタへ振
り分けるプリント制御装置において、ホストコンピュー
タから送信されたプリントファイルを受信し格納する記
憶装置と、プリントファイルのファイル名に含まれる情
報を解析するための情報テーブルと、情報を解析しプリ
ンタ名、プライオリティ等の情報を付加したプリント情
報テーブルを作成する解析回路と、プリント情報テーブ
ルを参照し前記記憶装置よりプリントファイルを読み出
してプリント情報テーブルで指定したプリンタに転送す
るプリント制御回路とを備えたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は１つのローカルエリアネ
ットワークに接続された１台以上のホストコンピュータ
が複数のプリンタを共用する場合に、プリンタを有効活
用するためのプリント制御装置に関するものである。
ットワークに接続された１台以上のホストコンピュータ
が複数のプリンタを共用する場合に、プリンタを有効活
用するためのプリント制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、１つのネットワークに複数のホス
トコンピュータと複数のプリンタが接続さているシステ
ムにおいて、出力プリンタや出力の優先順位等の指定を
行場合にこれらの情報をプリントデータ内に埋め込む制
御方式のものが提案されている（特開昭６０ー５４０４
０号公報）。また、ネットワーク上にホストコンピュー
タとプリンタとの関係を記述したテーブルを有する制御
装置を接続し、制御装置においてホストコンピュータと
プリンタとの振分を行うようにするものも提案されてい
る（特開平３ー１６４８２８号公報）。
トコンピュータと複数のプリンタが接続さているシステ
ムにおいて、出力プリンタや出力の優先順位等の指定を
行場合にこれらの情報をプリントデータ内に埋め込む制
御方式のものが提案されている（特開昭６０ー５４０４
０号公報）。また、ネットワーク上にホストコンピュー
タとプリンタとの関係を記述したテーブルを有する制御
装置を接続し、制御装置においてホストコンピュータと
プリンタとの振分を行うようにするものも提案されてい
る（特開平３ー１６４８２８号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリントデー
タ内に出力先のプリンタ等の情報を埋め込む方式では、
純粋なプリントデータに別の情報を付加しなければなら
ないため、ホストコンピュータ側ではそのためのプログ
ラム等を用意しなければならず、接続されるプリンタの
数を変更する等システム構成を変更しようとする場合に
は、プリントデータフォーマットも変更しなければなら
ないため、ホストコンピュータ側プログラム、プリント
制御システムプログラム、プリンタ側プログラム等全て
を変更しなければならないという問題があった。
タ内に出力先のプリンタ等の情報を埋め込む方式では、
純粋なプリントデータに別の情報を付加しなければなら
ないため、ホストコンピュータ側ではそのためのプログ
ラム等を用意しなければならず、接続されるプリンタの
数を変更する等システム構成を変更しようとする場合に
は、プリントデータフォーマットも変更しなければなら
ないため、ホストコンピュータ側プログラム、プリント
制御システムプログラム、プリンタ側プログラム等全て
を変更しなければならないという問題があった。
【０００４】また、ネットワークにプリント制御装置を
接続する方式では、出力プリンタの変更を行う場合に
は、プリント制御装置上のテーブルを変更しなければな
らず、またホストコンピュータ側で自由に出力プリンタ
を選択することができないという問題があった。
接続する方式では、出力プリンタの変更を行う場合に
は、プリント制御装置上のテーブルを変更しなければな
らず、またホストコンピュータ側で自由に出力プリンタ
を選択することができないという問題があった。
【０００５】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、１台以上のホストコンピュータ、複数のプリンタが
接続されたローカルエリアネットワークにおいて、出力
プリンタの指定、出力優先順位の指定、出力プリンタ、
出力順序の変更等が自由かつ容易に行うことができるプ
リント制御装置を提供することを目的とする。
で、１台以上のホストコンピュータ、複数のプリンタが
接続されたローカルエリアネットワークにおいて、出力
プリンタの指定、出力優先順位の指定、出力プリンタ、
出力順序の変更等が自由かつ容易に行うことができるプ
リント制御装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、１台以上のホ
ストコンピュータと、複数のプリンタとが接続されたロ
ーカルエリアネットワークにおけるホストコンピュータ
からのデータを各プリンタへ振り分けるプリント制御装
置において、プリント制御装置をホストコンピュータか
ら送信されたプリントファイルを受信し格納する記憶装
置と、プリントファイルのファイル名に含まれる情報を
解析するための情報テーブルと、情報を解析しプリンタ
名、プライオリティ等の情報を付加したプリント情報テ
ーブルを作成する解析回路と、プリント情報テーブルを
参照し前記記憶装置よりプリントファイルを読み出して
プリント情報テーブルで指定したプリンタに転送するプ
リント制御回路から構成したものであり、ホストコンピ
ュータから送信するファイル名中にプリンタを選択する
ための情報、出力優先順位等を設定するようにしたこと
を特徴とするものである。
ストコンピュータと、複数のプリンタとが接続されたロ
ーカルエリアネットワークにおけるホストコンピュータ
からのデータを各プリンタへ振り分けるプリント制御装
置において、プリント制御装置をホストコンピュータか
ら送信されたプリントファイルを受信し格納する記憶装
置と、プリントファイルのファイル名に含まれる情報を
解析するための情報テーブルと、情報を解析しプリンタ
名、プライオリティ等の情報を付加したプリント情報テ
ーブルを作成する解析回路と、プリント情報テーブルを
参照し前記記憶装置よりプリントファイルを読み出して
プリント情報テーブルで指定したプリンタに転送するプ
リント制御回路から構成したものであり、ホストコンピ
ュータから送信するファイル名中にプリンタを選択する
ための情報、出力優先順位等を設定するようにしたこと
を特徴とするものである。
【０００７】
【作用】本発明は１台以上のホストコンピュータと複数
のプリンタが接続されたローカルエリアネットワークに
おいて、ホストコンピュータからネットワーク上に送信
されるプリントファイルのファイル名に出力プリンタ、
出力優先順位等の情報を盛り込み、その情報をネットワ
ークに接続されたプリント制御装置で解析して出力先プ
リンタ、出力優先順位等を指定したプリント情報テーブ
ルを作成し、このプリント情報テーブルを参照してプリ
ントファイルを指定されたプリンタに転送するようにし
たものである。通常、ホストコンピュータ上ではファイ
ル名の変更は容易に行えるので、出力プリンタの指定、
出力優先順位の指定等は自由に行うことができ、またプ
リント制御装置上では、単にファイル名を解読するだけ
でよいので、出力順序、出力プリンタの変更等を容易に
行うことが可能となる。
のプリンタが接続されたローカルエリアネットワークに
おいて、ホストコンピュータからネットワーク上に送信
されるプリントファイルのファイル名に出力プリンタ、
出力優先順位等の情報を盛り込み、その情報をネットワ
ークに接続されたプリント制御装置で解析して出力先プ
リンタ、出力優先順位等を指定したプリント情報テーブ
ルを作成し、このプリント情報テーブルを参照してプリ
ントファイルを指定されたプリンタに転送するようにし
たものである。通常、ホストコンピュータ上ではファイ
ル名の変更は容易に行えるので、出力プリンタの指定、
出力優先順位の指定等は自由に行うことができ、またプ
リント制御装置上では、単にファイル名を解読するだけ
でよいので、出力順序、出力プリンタの変更等を容易に
行うことが可能となる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明のシステムの全体構成を示す
図、図２はホスト情報テーブル、図３はプリンタアサイ
ン情報テーブル、図４はファイル名情報テーブル、図５
はプリンタ情報テーブル、図６はプリントファイル名を
示す図、図７はプリント情報テーブルを示す図である。
図中、１はＬＡＮバス、２はホストコンピュータ、３は
プリンタ、４はプリント制御装置、５は情報テーブル、
６は解析回路、７はプリント情報テーブル、８はプリン
ト制御回路、９は入力装置、１０は記憶装置である。
図、図２はホスト情報テーブル、図３はプリンタアサイ
ン情報テーブル、図４はファイル名情報テーブル、図５
はプリンタ情報テーブル、図６はプリントファイル名を
示す図、図７はプリント情報テーブルを示す図である。
図中、１はＬＡＮバス、２はホストコンピュータ、３は
プリンタ、４はプリント制御装置、５は情報テーブル、
６は解析回路、７はプリント情報テーブル、８はプリン
ト制御回路、９は入力装置、１０は記憶装置である。
【０００９】図１において、ホストコンピュータ２、プ
リンタ３、プリント制御装置４はＬＡＮバス１に接続さ
れ、ローカルエリアネットワークを構成している。ホス
トコンピュータ２から各プリンタ３に出力する場合、ま
ずホストコンピュータ２においてプリンタ３に出力した
いファイルに対し、後述するように出力優先順位や出力
プリンタ等の情報を含ませたファイル名を付けてそのフ
ァイルをプリント制御装置４に送信する。プリント制御
装置４では受信したファイルを一旦記憶装置１０に格納
すると共に、解析回路６で各情報テーブル５を参照して
受信したファイル名を解析し、必要な情報を付加したプ
リント情報テーブル７を作成する。プリント制御回路８
はプリント情報テーブル７を参照し、出力優先順位の高
いファイルから順に記憶装置１０より読み出して、指定
されたプリンタ３に送信する。この場合、同じ出力優先
順位のファイルがあった場合は、出力順序番号の小さい
方、すなわち受信時刻の早い方を先に送信する。
リンタ３、プリント制御装置４はＬＡＮバス１に接続さ
れ、ローカルエリアネットワークを構成している。ホス
トコンピュータ２から各プリンタ３に出力する場合、ま
ずホストコンピュータ２においてプリンタ３に出力した
いファイルに対し、後述するように出力優先順位や出力
プリンタ等の情報を含ませたファイル名を付けてそのフ
ァイルをプリント制御装置４に送信する。プリント制御
装置４では受信したファイルを一旦記憶装置１０に格納
すると共に、解析回路６で各情報テーブル５を参照して
受信したファイル名を解析し、必要な情報を付加したプ
リント情報テーブル７を作成する。プリント制御回路８
はプリント情報テーブル７を参照し、出力優先順位の高
いファイルから順に記憶装置１０より読み出して、指定
されたプリンタ３に送信する。この場合、同じ出力優先
順位のファイルがあった場合は、出力順序番号の小さい
方、すなわち受信時刻の早い方を先に送信する。
【００１０】次に、図２〜図７によりさらに詳細に説明
する。図２〜図５に示すホスト情報テーブル、プリンタ
アサイン情報テーブル、ファイル名情報テーブル、プリ
ンタ情報テーブルは、それぞれプリント制御装置４に用
意されているものである。
する。図２〜図５に示すホスト情報テーブル、プリンタ
アサイン情報テーブル、ファイル名情報テーブル、プリ
ンタ情報テーブルは、それぞれプリント制御装置４に用
意されているものである。
【００１１】図２に示すホスト情報テーブルにおいて、
ホスト名とはプリント制御装置上でホストを識別する任
意の名前で、ホスト識別子はネットワーク上で１意にホ
ストコンピュータを識別するための情報であり、通常は
アドレスを使用する。従って、送信されてくるパケット
に付された送信元のアドレスを参照することによりホス
ト名を知ることができる。ファイル名情報名は、ファイ
ル名にどのような情報が含まれているか、即ちファイル
名を解読するための情報である。また、プリンタアサイ
ン情報名はプリンタを指定するための情報である。
ホスト名とはプリント制御装置上でホストを識別する任
意の名前で、ホスト識別子はネットワーク上で１意にホ
ストコンピュータを識別するための情報であり、通常は
アドレスを使用する。従って、送信されてくるパケット
に付された送信元のアドレスを参照することによりホス
ト名を知ることができる。ファイル名情報名は、ファイ
ル名にどのような情報が含まれているか、即ちファイル
名を解読するための情報である。また、プリンタアサイ
ン情報名はプリンタを指定するための情報である。
【００１２】図３のプリンタアサイン情報テーブルにお
いて、プリンタアサイン情報名はホスト情報テーブルで
指定される名前であり、アサイン文字とはプリンタ指定
に使用する文字で、当てはまる文字がなかった場合のた
めにデフォルトも用意されている。即ち、ｈｏｓｔ１に
対応するプリンタアサイン情報名はｐｎａｍｅ１であ
り、アサイン文字Ａに対してはプリンタ１、アサイン文
字Ｂに対してはプリンタ１とプリンタ２が割り当てら
れ、アサイン文字がＡ，Ｂ以外の場合にはデフォルトで
プリンタ２が割り当てられる。また、ｈｏｓｔ２に対応
するプリンタアサイン情報名はｐｎａｍｅ２であり、ア
サイン文字はＸの時にプリンタ１が割り当てられ、Ｘ以
外の場合はデフォルトでプリンタ１が割り当てられる。
なお、通常、割り当てるプリンタは１つであるが、複数
のプリンタに出力したい場合は、プリンタ名１以外にプ
リンタ名２も指定し、またＡＬＬ等と指定することによ
り全てのプリンタに出力したり、サイクル等と指定する
ことにより全てのプリンタに順次出力することも可能で
ある。
いて、プリンタアサイン情報名はホスト情報テーブルで
指定される名前であり、アサイン文字とはプリンタ指定
に使用する文字で、当てはまる文字がなかった場合のた
めにデフォルトも用意されている。即ち、ｈｏｓｔ１に
対応するプリンタアサイン情報名はｐｎａｍｅ１であ
り、アサイン文字Ａに対してはプリンタ１、アサイン文
字Ｂに対してはプリンタ１とプリンタ２が割り当てら
れ、アサイン文字がＡ，Ｂ以外の場合にはデフォルトで
プリンタ２が割り当てられる。また、ｈｏｓｔ２に対応
するプリンタアサイン情報名はｐｎａｍｅ２であり、ア
サイン文字はＸの時にプリンタ１が割り当てられ、Ｘ以
外の場合はデフォルトでプリンタ１が割り当てられる。
なお、通常、割り当てるプリンタは１つであるが、複数
のプリンタに出力したい場合は、プリンタ名１以外にプ
リンタ名２も指定し、またＡＬＬ等と指定することによ
り全てのプリンタに出力したり、サイクル等と指定する
ことにより全てのプリンタに順次出力することも可能で
ある。
【００１３】図４のファイル名情報テーブルにおいて、
ファイル名情報名とはホスト情報テーブルで指定する名
前であり、ｈｏｓｔ１に対するｆｎａｍｅ１、ｈｏｓｔ
２に対するｆｎａｍｅ２が適宜指定される。プライオリ
ティ指定位置ではファイル名中のどの文字をプライオリ
ティの指定と見做すかを指定しており、ｆｎａｍｅ１で
は１バイト目、ｆｎａｍｅ２では３バイト目にプライオ
リティを指定する数値が記述される。プリンタアサイン
指定位置では、ファイル名中のどの文字をプリンタアサ
インの指定と見做すかを指定しており、ｆｎａｍｅ１で
は２バイト目、ｆｎａｍｅ２では４バイト目にプリンタ
アサイン文字が記述される。
ファイル名情報名とはホスト情報テーブルで指定する名
前であり、ｈｏｓｔ１に対するｆｎａｍｅ１、ｈｏｓｔ
２に対するｆｎａｍｅ２が適宜指定される。プライオリ
ティ指定位置ではファイル名中のどの文字をプライオリ
ティの指定と見做すかを指定しており、ｆｎａｍｅ１で
は１バイト目、ｆｎａｍｅ２では３バイト目にプライオ
リティを指定する数値が記述される。プリンタアサイン
指定位置では、ファイル名中のどの文字をプリンタアサ
インの指定と見做すかを指定しており、ｆｎａｍｅ１で
は２バイト目、ｆｎａｍｅ２では４バイト目にプリンタ
アサイン文字が記述される。
【００１４】図５のプリンタ情報テーブルにおいて、プ
リンタ名とはプリント制御装置上でプリンタを識別する
任意の名前であり、プリンタ識別子はネットワーク上で
１意にプリンタを識別するための情報で、通常はアドレ
スを使用する。
リンタ名とはプリント制御装置上でプリンタを識別する
任意の名前であり、プリンタ識別子はネットワーク上で
１意にプリンタを識別するための情報で、通常はアドレ
スを使用する。
【００１５】図６はｈｏｓｔ１、ｈｏｓｔ２についての
ファイル名の例を示しており、ファイル名の長さはホス
トに依存している。図４のファイル名情報テーブルに示
されているように、ｈｏｓｔ１のファイル名では、プラ
イオリティの指定位置は１バイト目、プリンタアサイン
指定位置は２バイト目、ｈｏｓｔ２においてはプライオ
リティ指定位置は３バイト目、プリンタアサイン指定位
置は４バイト目である。図６（ａ）のｈｏｓｔ１のプリ
ントファイル名の１バイト目は「１」、２バイト目は
「Ａ」であるので、プライオリティは１、アサイン文字
はＡである。したがって、図３のプリンタアサイン情報
テーブルより割り当てられるプリンタはプリンタ１であ
ることが分かる。また、図６（ｂ）のｈｏｓｔ２のプリ
ントファイル名の３バイト目は「３」、４バイト目は
「Ｘ」であるので、プライオリティは３、アサイン文字
はＸである。したがって、図３のプリンタアサイン情報
テーブルより割り当てられるプリンタはプリンタ１であ
ることが分かる。
ファイル名の例を示しており、ファイル名の長さはホス
トに依存している。図４のファイル名情報テーブルに示
されているように、ｈｏｓｔ１のファイル名では、プラ
イオリティの指定位置は１バイト目、プリンタアサイン
指定位置は２バイト目、ｈｏｓｔ２においてはプライオ
リティ指定位置は３バイト目、プリンタアサイン指定位
置は４バイト目である。図６（ａ）のｈｏｓｔ１のプリ
ントファイル名の１バイト目は「１」、２バイト目は
「Ａ」であるので、プライオリティは１、アサイン文字
はＡである。したがって、図３のプリンタアサイン情報
テーブルより割り当てられるプリンタはプリンタ１であ
ることが分かる。また、図６（ｂ）のｈｏｓｔ２のプリ
ントファイル名の３バイト目は「３」、４バイト目は
「Ｘ」であるので、プライオリティは３、アサイン文字
はＸである。したがって、図３のプリンタアサイン情報
テーブルより割り当てられるプリンタはプリンタ１であ
ることが分かる。
【００１６】図７はプリント情報テーブルを示してお
り、ファイル受信時にまずファイル名、送信ホスト名、
受信時刻、出力順序番号（ＦＩＦＯ、受信順出力））を
テーブルに設定する。次に、ホスト名より図２のホスト
情報テーブルを参照し、ファイル名情報名、プリンタア
サイン情報名を得る。次にファイル名情報名により、図
４のファイル名情報テーブルを参照し、プライオリティ
指定位置、プリンタアサイン指定位置を得、図６のファ
イル名よりプライオリティ指定文字、プリンタアサイン
指定文字を得る。次に、プリンタアサイン情報名により
図３のプリンタアサイン情報テーブルを参照し、プリン
タアサイン指定文字よりプリンタ名を得てプライオリテ
ィと共にテーブルに設定する。ここまでで、出力プリン
タ名、プライオリティ、出力順序が決定するが、これら
の情報はメモリ上に展開されているだけなので、ユーザ
に対してコマンド等でこれらの情報を変更する手段を与
えれば出力先プリンタ、プライオリティ、出力順序等を
容易に変更できる。なお、同じ出力優先順位のファイル
があった場合は、出力順序番号の小さい方、すなわち受
信時刻の早い方を先に送信する。
り、ファイル受信時にまずファイル名、送信ホスト名、
受信時刻、出力順序番号（ＦＩＦＯ、受信順出力））を
テーブルに設定する。次に、ホスト名より図２のホスト
情報テーブルを参照し、ファイル名情報名、プリンタア
サイン情報名を得る。次にファイル名情報名により、図
４のファイル名情報テーブルを参照し、プライオリティ
指定位置、プリンタアサイン指定位置を得、図６のファ
イル名よりプライオリティ指定文字、プリンタアサイン
指定文字を得る。次に、プリンタアサイン情報名により
図３のプリンタアサイン情報テーブルを参照し、プリン
タアサイン指定文字よりプリンタ名を得てプライオリテ
ィと共にテーブルに設定する。ここまでで、出力プリン
タ名、プライオリティ、出力順序が決定するが、これら
の情報はメモリ上に展開されているだけなので、ユーザ
に対してコマンド等でこれらの情報を変更する手段を与
えれば出力先プリンタ、プライオリティ、出力順序等を
容易に変更できる。なお、同じ出力優先順位のファイル
があった場合は、出力順序番号の小さい方、すなわち受
信時刻の早い方を先に送信する。
【００１７】こうして指定したプリンタ、プライオリテ
ィに応じてプリンタへファイルを転送した後、送信時刻
をテーブルに設定する。またこのプリント情報テーブル
はプリント終了後にファイルに書きだすことによって、
情報として残すことも可能である。
ィに応じてプリンタへファイルを転送した後、送信時刻
をテーブルに設定する。またこのプリント情報テーブル
はプリント終了後にファイルに書きだすことによって、
情報として残すことも可能である。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ホストコ
ンピュータ、プリンタ間でのデータの透過性が保たれる
ので、通信可能であればデータフォーマットに関係な
く、単にファイル名に情報を盛り込むだけで複数のホス
トから複数のプリンタへの出力が可能になり、また通常
ホストコンピュータ上ではファイル名の変更は容易に行
えるので、出力プリンタの指定、出力優先順位の指定が
自由に行うことができ、またプリント制御装置上で出力
順序、出力プリンタの変更を容易に行うことが可能とな
る。
ンピュータ、プリンタ間でのデータの透過性が保たれる
ので、通信可能であればデータフォーマットに関係な
く、単にファイル名に情報を盛り込むだけで複数のホス
トから複数のプリンタへの出力が可能になり、また通常
ホストコンピュータ上ではファイル名の変更は容易に行
えるので、出力プリンタの指定、出力優先順位の指定が
自由に行うことができ、またプリント制御装置上で出力
順序、出力プリンタの変更を容易に行うことが可能とな
る。
【図１】 本発明のシステムの全体構成を示す図であ
る。
る。
【図２】 ホスト情報テーブルを示す図である。
【図３】 プリンタアサイン情報テーブルを示すであ
る。
る。
【図４】 ファイル名情報テーブルを示す図である。
【図５】 プリンタ情報テーブルを示す図である。
【図６】 プリントファイル名を示す図である。
【図７】 プリント情報テーブルを示す図である。
１…ＬＡＮバス、２…ホストコンピュータ、３…プリン
タ、４…プリント制御装置、５…情報テーブル、６…解
析回路、７…プリント情報テーブル、８…プリント制御
回路、９…入力装置、１０…記憶装置。
タ、４…プリント制御装置、５…情報テーブル、６…解
析回路、７…プリント情報テーブル、８…プリント制御
回路、９…入力装置、１０…記憶装置。
Claims (1)
- 【請求項１】 １台以上のホストコンピュータと、複数
のプリンタとが接続されたローカルエリアネットワーク
におけるホストコンピュータからのデータを各プリンタ
へ振り分けるプリント制御装置において、ホストコンピ
ュータから送信されたプリントファイルを受信し格納す
る記憶装置と、プリントファイルのファイル名に含まれ
る情報を解析するための情報テーブルと、情報を解析し
プリンタ名、プライオリティ等の情報を付加したプリン
ト情報テーブルを作成する解析回路と、プリント情報テ
ーブルを参照し前記記憶装置よりプリントファイルを読
み出してプリント情報テーブルで指定したプリンタに転
送するプリント制御回路とを備えたことを特徴とするプ
リント制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4311765A JPH06155861A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | プリント制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4311765A JPH06155861A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | プリント制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06155861A true JPH06155861A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18021219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4311765A Pending JPH06155861A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | プリント制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06155861A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111240611A (zh) * | 2020-01-16 | 2020-06-05 | 北京腾赋网络科技有限公司 | 一种多台打印机并行打印的控制方法及系统 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP4311765A patent/JPH06155861A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111240611A (zh) * | 2020-01-16 | 2020-06-05 | 北京腾赋网络科技有限公司 | 一种多台打印机并行打印的控制方法及系统 |
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