JPH06155807A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH06155807A
JPH06155807A JP30881692A JP30881692A JPH06155807A JP H06155807 A JPH06155807 A JP H06155807A JP 30881692 A JP30881692 A JP 30881692A JP 30881692 A JP30881692 A JP 30881692A JP H06155807 A JPH06155807 A JP H06155807A
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JP30881692A
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Atsuyuki Ninomiya
敬幸 二宮
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷用紙上の最適位置に印刷情報を印刷する
こと。 【構成】 印刷情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段
内における印刷情報の位置を検出する検出手段と、該検
出手段の検出結果に基づいて印刷条件を制御する制御手
段とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷イメージを格納する
記憶手段を有した印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(1)従来より、印刷装置における単表紙の給紙位置は
各々の印刷装置により異なっている。現在の印刷装置を
大別すると、単表紙の左端の給紙位置が印刷装置の印刷
領域の左端となる第1の給紙位置を有する印刷装置と、
単表紙中央の給紙位置が印刷装置の印刷領域の中央とな
る第2の給紙位置を有する印刷装置に分けることができ
る。上記、2種類の印刷装置における印刷領域をAと
し、該印刷装置に給紙される印刷用紙の用紙幅をBと
し、A>Bなる関係があるものとする。図5において、
501は印刷領域の左端、502は同じく右端、503
は同じく中央である。印刷データ領域CはB≧Cなる関
係が成立するものとすると、図5の(a)に示す様に、
第1の給紙位置を有する印刷装置に入力される印刷デー
タは印刷装置の左端である印刷開始位置より領域Bの区
間に於てのみ印刷データが存在し、該領域以外、即ち、
E領域、に於ては印刷データが存在してはならない。ま
た、図5の(b)に示すように第2の給紙位置を有する
印刷装置に入力される印刷データは印刷装置の左端であ
る印刷開始位置より(A−B)/2の領域、即ち、E領
域、は印刷データが存在してはならない。上記条件に適
合した印刷データをホストより印刷データとして該印刷
装置に送信する事により印刷用紙に適した印刷領域にて
印刷が可能であった。
【0003】(2)また、従来より、印刷装置に於て印
刷を行う場合、印刷装置はホストより転送されてくる印
刷情報に従い、該印刷装置内に有する記憶装置に該情報
を印刷イメージに変換し記憶することが可能である。該
印刷情報を印刷イメージに変換して記憶する記憶素子は
該印刷装置が有する解像度を最小単位とし該印刷装置が
機構的に印刷可能な印刷領域を最大値として構成されて
いる。従って、ホストより印刷装置にて転送されてくる
印刷情報が該印刷装置の印刷領域を越えた場合は、該印
刷装置は該印刷装置の有する印刷領域を越えた印刷情報
に関して該印刷情報の抹消、或いは、該印刷情報を指定
位置以外へ移動させ文字又は画像の描画を行っていた。
【0004】又、上記で述べた印刷装置の最大印刷領域
を越える印刷情報を印刷する場合は、縮小機能の指定を
行うことが一般的であった。即ち、印刷情報を転送する
以前、或いは、印刷情報を印刷する以前に該印刷装置に
対し印刷情報の縮小率の指定を行い、ホストより転送さ
れてくる印刷情報より印刷イメージ情報に変換する時
に、該印刷装置が有する最小解像度に対応する記憶素子
に対し、本来表現可能な解像度より低い解像度にて該印
刷イメージ情報を記憶させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(1)においては、上記2種類の印刷装置に於て、第1
の給紙位置を有する印刷装置を想定して作成された印刷
データを生成するソフトウエアに対しては、第1の給紙
位置を有する印刷装置のみしか接続できない。同様に、
第2の給紙位置を有する印刷装置を想定して作成された
印刷データを生成するソフトウエアに対しては、第2の
給紙位置を有する印刷装置のみしか接続できない。これ
は印刷装置固有の給紙位置の差に起因するものである。
例えば、第1の給紙位置を有する印刷装置を想定して作
成されたソフトウエアにより生成された印刷データは、
印刷装置の印刷領域の左端より印刷データが配置される
こととなる。該印刷データを第2の給紙位置を有する印
刷装置に入力すると印刷領域を逸脱した位置に印刷デー
タを配置することとなり、該印刷データを印刷すること
により印刷装置の故障、汚れ、破壊等が発生するおそれ
が高くなる。又、第2の給紙位置を有する印刷装置を想
定して作成されたソフトウエアにより生成された印刷デ
ータは印刷領域の中央を基準位置として印刷データを配
置するため、該印刷データを用いて第1の給紙位置を有
する印刷装置を動作させると上記例と同様に単表紙の印
刷領域を越えた部分に印刷データが配置され、印刷装置
の破壊等が発生することとなる。
【0006】しかしながら、前記(2)においては、従
来の印刷装置が有する最小解像度で該印刷装置の最大印
刷領域を構成するため、縮小印刷を行う前に該印刷装置
に縮小率を事前に設定する必要があった。何故なら、縮
小印刷時には本来の印刷情報から縮小率に見合った情報
を間引く訳であるが、該縮小率が明確になっていないと
該間引き率が算出できず、縮小印刷が不可能になるから
である。又、印刷用紙の印刷領域が決定されないと正確
な縮小率は算出できないこととなり印刷用紙が明確にな
らないと該縮小率は決定されなかった。
【0007】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消した印刷装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は印刷情報を記憶する記憶手段と、該記憶手
段内における印刷情報の位置を検出する検出手段と、該
検出手段の検出結果に基づいて印刷条件を制御する制御
手段とを具えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、印刷情報が最適状態で印刷さ
れることになる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下図面を参照して本発明を具体的に説明
する。
【0011】図1は本発明にかかわる印刷装置に関する
ブロック図である。図1において、中央処理装置(メイ
ンCPU101)からアドレスバス、データバス、及
び、それらを制御する制御信号からなるバス112が出
力されており、バス112はROM103、RAM10
2、データ受信部104、操作パネル制御部105、タ
イマー部106、印刷ヘッド移動駆動部107、紙送り
駆動部108、印刷ヘッド印刷駆動部109、印刷ヘッ
ドホーム位置センサー110、用紙幅センサー111に
接続されている。
【0012】メインCPU101はROM103に内蔵
されたプログラムにより制御される。ホストから送信さ
れた印刷情報は印刷装置側のデータ受信部104で受信
される。データ受信部104は設定された手順に従うデ
ータの受信と用紙状態等の印刷装置の情報等をホストと
の間で受け渡しする。受信された印刷情報は、RAM1
02に保管され、印刷命令等の印刷要因が発生した時点
で該情報の印刷を開始することとなる。メインCPU1
01はROM103に格納された印刷シーケンスに従い
印刷装置の機構部を作動させ印刷を開始する。メインC
PU101は印刷ヘッドホーム位置センサーにより印刷
ヘッドの位置を確認し、印刷ヘッド移動駆動部107を
動作させ、印刷ヘッドを移動せしめる。印刷ヘッドが予
め定められた位置に達した時点で、メインCPU101
は印刷ヘッド印刷駆動部109を動作させ印刷用紙上に
印刷を開始する。一行の印刷が終了するとメインCPU
101は紙送り駆動部108を動作させ用紙送りを行
う。上記動作を印刷情報が無くなるまで継続する。
【0013】図2において、図1におけるRAM102
の構造について説明する。RAM102は図2に示すよ
うに大別するとワークエリア201、ダウンロードエリ
ア202、受信バッファ203、印刷イメージバッファ
204となる。ワークエリア201はメインCPU10
1が印刷、データ受信等を行う時に用いる一時的な作業
領域である。ダウンロードエリア202はホストからの
ダウンロード文字を記憶する領域で、メインCPUはダ
ウンロード文字を使用する場合に該領域より文字情報を
選択的に抽出し、印刷イメージバッファ204内に該情
報を移動させる。受信バッファ203はホストから送信
された印刷情報を一時的に記憶する領域でホストからの
印刷情報を高速に受信するために用いられる。印刷イメ
ージバッファ204は印刷用紙に表現する内容を記憶す
る領域で、印刷装置の有する印刷機構の1ドットに対応
する画像記憶素子からなっている。
【0014】該印刷イメージバッファ204は印刷領域
全てを表現可能な容量を有しており、該印刷イメージバ
ッファの内容を模式的に表現すると図3の様になる。
【0015】図3は印刷イメージバッファを模式的に表
現した図である。ここでは第2の給紙位置を有する印刷
装置を想定して作成された印刷データを第1の給紙位置
を有する印刷装置に入力した状態を示す。図3において
領域Aは印刷装置が有する印刷領域を示している。印刷
結果の左端から右端までの印刷イメージバッファ全領域
を示すものが領域Aである。領域Bは第2の給紙位置を
有する印刷装置の任意の用紙幅を示しており、領域Cは
第2の給紙位置を有する印刷装置に最適化された、領域
B内に収まる印刷データを示している。
【0016】第1の給紙位置を有する印刷装置に印刷デ
ータが入力され、該データが第1の給紙位置を有する印
刷装置に適したフォーマットで作成された印刷データで
あるか、或いは、第2の給紙位置を有する印刷装置に適
したフォーマットで作成された印刷データかを判断する
方法について述べる。図4において、A,B,C,Dで
囲まれる印刷領域は印刷装置の有する印刷領域を示して
おり、辺A,Bが用紙上端を、辺B,Cが用紙右端を、
辺C,Dが用紙下端を、辺D,Aが用紙左端を示してい
る。ここで印刷装置の有する印刷領域より狭い第1の印
刷用紙を設定する。第1の印刷用紙の印刷領域を第1の
給紙位置を有する印刷装置において示すと該印刷領域は
A1,A3,D3,D1で囲まれる範囲となる。又、第
2の給紙位置を有する印刷装置においての第1の印刷用
紙の印刷領域はA2,A4,D4,A2で囲まれた範囲
となる。第1の給紙位置を有する印刷装置に第1の印刷
用紙を使用した場合の印刷データの領域はA1,A3,
D3,D1で囲まれる範囲となり、A3,A4,D4,
D3で囲まれる領域Yに印刷データが配置されることは
ない。又、第2の給紙位置を有する印刷装置に第1の印
刷用紙を使用した場合の印刷データの領域はA2,A
4,D4,D2で囲まれる範囲となり、A1,A2,D
2,D1で囲まれる領域Xに印刷データが配置されるこ
とはない。即ち、領域Xに印刷データが配置された場合
は該印刷データは第1の給紙位置を有する印刷装置に適
合するフォーマットで作成されたデータとなる。したが
って、該データを第2の給紙位置を有する印刷装置にて
印刷する場合、A1,D1の印刷領域左端をA2,D2
の位置まで移動して印刷を行うこととなる。同様に、領
域Yに印刷データが配置された場合は該印刷データは第
2の給紙位置を有する印刷装置に適合するフォーマット
で作成されたデータとなる。該データを第1の給紙位置
を有する印刷装置にて印刷する場合、A2,D2の印刷
領域左端をA1,D1の位置まで移動して印刷を行うこ
ととなる。CPU101は、イメージバッファにおい
て、領域XまたはYのいずれに印刷データが配置された
かを判断し、その判断結果に基づいてイメージバッファ
上で上述のような印刷領域の移動を行なう。
【0017】(実施例2)上記実施例は印刷用紙の印刷
幅方向に於ける差異を調整するための例であったが、こ
のことは図6に示すように、印刷用紙の給紙時の用紙上
端余白についても同様のことが言える。第1の用紙上端
余白を有する印刷装置に於ける第1の印刷用紙の印刷領
域をA1,B1,B3,A3で囲まれる範囲とし、第2
の用紙上端余白を有する印刷装置に於ける第2の印刷用
紙の印刷領域をA2,B2,B4,A4で囲まれる範囲
とする。第1の用紙上端余白を有する印刷装置に適合す
る様作成された印刷データは領域Dに印刷情報が配置さ
れることは無い。又、第2の用紙上端余白を有する印刷
装置に適合する様作成された印刷データは領域Uに印刷
情報が配置されることは無い。即ち、領域Dの範囲に印
刷情報が配置された場合、該印刷情報は第2の用紙上端
余白を有する印刷装置に最適化された印刷装置に対する
印字情報と言える。該印刷情報を第1の用紙上端余白を
有する印刷装置で印刷する場合は、印刷開始位置をA
2,B2からA1,B1に移動して印刷を行う。すなわ
ち、CPU101はイメージバッファにおける領域Dま
たはUのいずれに印刷データが配置されたかを判断し、
その判断結果に基づいてイメージバッファ上で上述のよ
うな印刷領域の移動を行なう。
【0018】(実施例3)上記各実施例は印刷用紙の印
刷幅、又は、上端方向に於ける差異調整を印刷装置内の
印刷イメージバッファ内の印刷情報位置により該印刷情
報の判断をしているが、ホストから転送されてくる印刷
情報内の特定の命令により判断することも可能である。
印刷装置は各々独自の印刷に関する命令を有している。
上記第1の給紙位置を有する印刷装置と第2の給紙位置
を有する印刷装置に於て、印刷情報を受信解析する命令
形態は異なることが多い。図7に印刷に関する印刷装置
の命令のうち印刷イメージデータ転送命令に関する各印
刷装置間の差異を示す。図7の(a)は第1の給紙位置
を有する印刷装置の命令形態であり、図7の(b)は第
2の給紙位置を有する印刷装置の命令形態である。図7
の(a)に於て印刷イメージデータの命令は1Bh,3
1h,n1,n2のコード列で表記される。データは1
バイトを1単位として構成され、hは16進数を表わ
す。n1とn2は該コード列の後に連続する印刷イメー
ジデータのドット列数を表わす。従って、第1の給紙位
置を有する印刷装置は印刷イメージ命令701と印刷イ
メージデータ702から構成される。図7の(b)に於
てイメージデータは印刷イメージ命令開始703と印刷
イメージ命令終了705により挟まれ、イメージデータ
は1バイト構成であり128以下の数値となる。CPU
101は、上記の説明のように印刷命令の差異を判断す
ることにより、ホストで生成されたデータが第1の給紙
位置を有する印刷装置に対して作成されたデータである
のか、それとも第2の給紙位置を有する印刷装置に対し
て作成されたデータであるかを判断し、印刷開始位置を
移動することも可能である。
【0019】以上の各実施例によれば、ホストより送信
された印刷情報を記憶手段に記憶し、この記憶手段内の
印刷情報の位置より該印刷情報の印刷位置を判断し、こ
の判断結果に基づいて該印刷位置が印刷装置の印刷位置
に最適となるよう記憶手段内の印刷情報を移動せしめる
ことにより、印刷装置の破壊、損傷等を防止し、印刷情
報を正確に出力することが可能となる。
【0020】(実施例4)印刷イメージバッファ204
は印刷領域全てを表現可能な容量を有しており、該印刷
イメージバッファの内容を模式的に表現すると図8の様
になる。
【0021】図8は印刷イメージバッファを模式的に表
現した図である。印刷イメージバッファはA領域であ
り、印刷最大領域はB領域、印刷データ領域はC領域で
ある。印刷装置の左端RAMアドレス302と右端アド
レス303によりB領域は決定される。304は1ドッ
ト列である。図8は本実施例の構成を示しており、A>
Bの関係が成立している。印刷データを縮小しない場合
は領域B内に収まる。領域Bを越えて印刷イメージが書
き込まれた場合は、即ち領域A内に印刷データが書き込
まれた場合は、CPU101はその印刷データの印刷イ
メージバッファ内の位置を検出し、その検出結果に基づ
いて後述のようにして縮小率等を決定し、当該縮小率で
印刷イメージバッファ内のデータを縮小し、縮小印刷を
行う。
【0022】図9に縮小印刷の方法を決定する方法につ
いて説明する。図9において、A,B,C,Dに囲まれ
る領域が印刷装置が印刷可能な最大用紙の領域である。
ここで該印刷用紙の印刷領域はA1,A2,D2,D1
で囲まれる402の領域Xである。領域XにおいてA
1,A2の辺が印刷領域の上端403であり、D1,D
2の辺が下端404、A1,D1の辺が左端401、A
2,D2の辺が右端406である。又、該印刷装置の有
する印刷領域は辺A1,A4,D4,D1で囲まれる領
域である。ここで印刷イメージデータが領域Xを越えな
い場合は縮小機能は動作しない。印刷イメージデータが
領域Xを越え、該印刷装置の印刷領域を越えない場合を
考える。即ち、印刷イメージデータの右端が辺A3,D
3のデータ右端407の位置にある場合である。この状
態でA2<A3<A4,D2<D3<D4の関係が成立
する。この領域Xを越えて入力された印刷イメージデー
タ領域を領域Yとする。全ての印刷イメージデータ領域
(X+Y)を印刷領域Xにするには縮小率αは
【0023】
【数1】α=X/(X+Y) となる。図9に於ては印刷用紙の右端方向の縮小につい
て説明したが、これは印刷装置の印刷領域を越える印刷
データに関する縮小である。以下には印刷用紙を基準に
した縮小について説明する。
【0024】図10を参照して用紙に対応する各種縮小
率の判断方法について説明する。図10に於て、領域
A,B,C,Dは印刷装置が有する印刷イメージバッフ
ァの領域であり、用紙定型A2の領域を有する。同様に
領域A,B3,C3,D3はA3、領域A,B2,C
2,D2はA4、領域A,B1,C1,D1はA5の定
型領域を示す。又、該印刷装置の有する最大印刷領域を
A,B2,C2,D2で囲まれるA4の領域とし、印刷
用紙の指定をA5とする。図10において印刷イメージ
データは領域X(A5)のAの位置を基準として格納さ
れる。領域X内で印刷イメージデータが格納されるなら
縮小は行われない。印刷イメージデータが領域Y(A
4)に書き込まれると定型縮小となり縮小率αは、α=
A5/A4となる。同様に領域Z(A3)に印刷イメー
ジデータが格納された場合は縮小率αは、α=A5/A
3となり、領域O(A2)に印刷イメージデータが格納
された場合は縮小率αはα=A5/A2となる。CPU
101は印刷イメージバッファ内の上記各領域でのデー
タの有無を検出し、その結果に基づいて縮小率を決定す
る。上記は印刷用紙が指定された場合の縮小率の決定方
法について説明した。印刷用紙の指定がなされなく、印
刷装置に自動給紙可能な印刷用紙の用紙サイズが判読可
能な手段を有する印刷装置に於ては印刷イメージデータ
の縮小率を最大にするよう印刷用紙を選択することが可
能である。図10に於て、A5とA4の定型用紙が印刷
装置に装着され、それらの用紙が選択的に給紙可能であ
るとする。印刷イメージデータが領域Zに至るデータで
あるなら、該データを定型用紙A5に縮小するための縮
小率α1は
【0025】
【数2】α1=A5/A3 となる。又、同様に、該データを定型用紙A4に縮小す
るための縮小率α2は
【0026】
【数3】α2=A4/A3 となる。ここで、用紙面積としてA5<A4なる関係が
ある。従って、縮小率α1とα2の関係も
【0027】
【数4】α1<α2 なる関係が成立する。印刷装置(CPU101)は上記
判読手段の判読結果より縮小率の大きい方の定型用紙A
4を選択し、印刷情報の欠落を最小にする様に印刷用紙
を選択する。
【0028】(実施例5)本発明はデジタル電子写真装
置に於ても適用可能である。図11にデジタル電子写真
装置の概略図を示す。601は画像情報をデジタル値と
して装置内に読み込むスキャナー部分であり、602は
上記スキャナー部601により読み込まれた画像情報を
データ処理するデータ処理部であり、603は上記デー
タ処理部602により作成された画像情報を印刷する印
刷部である。スキャナー部601において604の領域
A4は定型用紙A4の領域であり、同様に605の領域
A3は定型用紙A3、606の領域A2は定型用紙A2
の領域である。又、特定の場所の用紙の有無を検出し、
用紙サイズを決定するための用紙センサーがスキャナー
部に配置されている。609は用紙基準位置における用
紙の有無を判断する第1センサーであり、610は複写
用紙のサイズが定型用紙A4以上であるか判断するため
の第2センサーであり、611は複写用紙のサイズが定
型用紙A3以上であるか判断するための第3センサーで
あり、612は複写用紙のサイズが定型用紙A2以上で
あるか判断するための第4センサーである。各センサー
には光反射型フォトインターラプタ等が使用される。6
07,608は各部601,602,603間を接続す
るケーブル、613は印刷部603内の印刷用紙であ
る。印刷イメージデータを縮小する場合、データ処理部
602はスキャナー部601内のセンサーにより用紙サ
イズ、即ち、入力情報量を判断し、該情報と印刷部60
3が有している印刷用紙のサイズとを比較し縮小率を決
定する。印刷イメージ情報はスキャナー部のセンサーに
より該情報量が決定されるため、データ処理部602は
該センサーの状態によって縮小率を決定することとな
り、この縮小率にしたがって、印刷部603はデータ処
理部602からの画像情報を縮小し、印刷用紙613に
印刷する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、実施例4,5によ
れば、印刷装置の印刷領域より広域な印刷イメージバッ
ファ内の印刷イメージ情報の位置、及び、印刷領域、印
刷用紙の情報により縮小率を決定し、事前に縮小率を設
定することなく縮小印刷が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置のブロック図である。
【図2】図1で示されるRAMの構成図である。
【図3】図2で示されるRAMの中の印刷イメージバッ
ファの模式図である。
【図4】印刷イメージバッファ内の印刷領域を移動させ
ることを判断するための判断区分領域の一例を示す図で
ある。
【図5】印刷装置固有の印刷領域例を示す図である。
【図6】上端余白制御の例を示す図である。
【図7】命令形態の一例を示す図である。
【図8】RAMの中の印刷イメージバッファの模式図で
ある。
【図9】イメージバッファの判断区分領域を示す図であ
る。
【図10】各種縮小率の判断区分領域を示す図である。
【図11】デジタル電子写真装置の概略図である。
【符号の説明】
101 メインCPU 102 RAM 103 ROM 104 データ受信部 105 操作パネル制御部 106 タイマー部 107 印刷ヘッド移動駆動部 108 紙送り駆動部 109 印刷ヘッド印刷駆動部 110 印刷ヘッドホーム位置センサー 111 用紙幅センサー 112 各種バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷情報を記憶する記憶手段と、該記憶
    手段内における印刷情報の位置を検出する検出手段と、
    該検出手段の検出結果に基づいて印刷条件を制御する制
    御手段とを具えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検出結果に基づい
    て前記記憶手段内の印刷情報の位置を給紙位置に最適化
    された位置に移動することを特徴とする請求項1に記載
    の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、印刷可能な印刷領域よ
    り広域な記憶領域を有し、前記制御手段は前記検出結果
    に基づいて前記印刷情報の縮小率を決定することを特徴
    とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記検出結果および印
    刷用紙サイズにより前記印刷情報の縮小率を決定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 さらに、給紙装置に存在する印刷用紙の
    大きさを判別する判別手段を有し、前記制御手段は、前
    記検出結果および前記判別結果に基づいて前記給紙装置
    に存在する印刷用紙のサイズおよび前記印刷情報の縮小
    率を選択することを特徴とする請求項1に記載の印刷装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004098617A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Seiko Epson Corp ドットインパクトプリンタ、ドットインパクトプリンタの制御方法、その制御方法を実行するためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2004098617A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Seiko Epson Corp ドットインパクトプリンタ、ドットインパクトプリンタの制御方法、その制御方法を実行するためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体

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