JPH06155328A - 製品分解工具装備方式 - Google Patents

製品分解工具装備方式

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JPH06155328A
JPH06155328A JP31973192A JP31973192A JPH06155328A JP H06155328 A JPH06155328 A JP H06155328A JP 31973192 A JP31973192 A JP 31973192A JP 31973192 A JP31973192 A JP 31973192A JP H06155328 A JPH06155328 A JP H06155328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
disassembly
tool
disassembling tool
disassembling
Prior art date
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Pending
Application number
JP31973192A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Honoki
秀行 朴木
Michinaga Kono
通長 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】製品を分解する工具を製品に装備する方式を提
供し、製品を処分する際に部品に分解し、材料毎の再資
源化を促進することを目的とする。 【構成】製品分解工具が製品に装備され、製品と一体に
なっているので、時間を経ても分解工具を紛失すること
がなくなる。製品を分解する者は分解順序の表示に従
い、製品に装備された分解工具を用いて、製品を分解す
る。 【効果】製品を処分する際に部品に分解し、材料毎との
再資源化が促進される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の部品から構成さ
れる製品を分解する工具の装備方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の製品は、例えば特開平3−701
46号公報に記載されているように製品の機能や性能を
向上する技術を盛り込んだものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製品を処分する
際には、粗大廃棄物として、製品形状を保ったまま投棄
処分される場合が多く、材料毎に再資源化されていなか
った。これは、従来製品が機能や性能を向上する技術を
盛り込んで製造が複雑になっているため、一般には製品
を部品に分解する順序や方法が解りにくく、分解する工
具として何を用いたらよいか解りにくいことによる。ま
た、製品を分解する工具を製品販売時に支給しても、製
品を分解する際には既に紛失してしまい、工具が身近に
ないので、製品を分解しない場合が多かった。
【0004】そこで、本発明では掛かる点を考慮して、
製品を分解する工具を製品に装備する方式を提供し、製
品を処分する際に部品に分解し、材料毎の再資源化を促
進することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、製品にその分解工具を装備した。
【0006】
【作用】製品分解工具が製品上に装備されているため、
時間を経ても分解工具を紛失することがなくなる。
【0007】
【実施例】以下本発明に係る製品分解順序表示方式の実
施例を図を用いて説明する。
【0008】図1は本発明の分解工具を装備した空気調
和機の一例を示した図である。空気調和機の製品前面パ
ネル1には分解順序表示部4が取り付けられており、製
品側面パネル2には、分解順序全体表示部3が取り付け
られている。製品を分解する際に用いる分解工具作用部
5と分解工具把持部6は製品前面パネル1と一体になっ
ている。分解順序全体表示部3は製品の表面に取り付け
られており、かつ内容が容易に認識できるならば、取り
付け位置と形状を問わない。分解順序全体表示部3は、
この状態の製品から外すことができる部品に関して、分
解順序と方法を示す。分解順序表示部4は分解順序全体
表示部3に示された締結部品を取り外す順序を表示する
ものである。この締結部品を取り外す順序は、その過程
で取り外す部品が偶然はずれる事故を防ぐ、安全な順序
である。
【0009】図2は本発明の分解工具の一例を示した図
である。この例では分解工具を空気調和機の製品前面パ
ネル1に設けている。分解工具は分解工具作用部5と分
解工具把持部6とから構成され、いずれも普段は製品前
面パネル1と一体となっている。分解工具作用部5と分
解工具把持部6は製品前面パネル1から分離できるよう
に、これらが製品前面パネル1に取り付いている部分
は、切り欠き構造になっている。従って、製品分解時に
は、分解順序全体表示2の説明内容にしたがって、製品
前面パネル1から分離される。
【0010】図3は本発明の分解工具の一例を示した図
である。この例では、製品前面パネル1に分解工具支持
体7を設け、分解工具作用部5と分解工具把持部6とを
製品前面パネル1に固定しておき、必要に応じて分離で
きるようになっている。この例では、製品前面パネル1
の製造工程で分解工具作用部5と分解工具把持部6と製
品前面パネル1一体にする必要が無いので、一般的な工
具を分解工具として採用し、分解工具支持体6で製品に
装備できる。
【0011】図4は本発明の分解工具の組立方式の一例
を示した図である。この例では分解工具作用部5のある
一端に設けられた溝に分解工具把持部6を挿入すること
により、分解工具を組み立てる。
【0012】図5は本発明の分解工具の組立方式の一例
を示した図である。この例では、分解工具把持部6の角
穴を分解工具作用部5のある一端に設けられた突起部に
挿入することにより、分解工具を組み立てる。
【0013】図6は、本発明の分解工具を用いた製品分
解の順序を示した、分解順序全体表示部3の一例を示し
た図である。分解順序全体表示部3は製品の外観とこの
状態から取り外せる部品の分解手順を示す。この例で
「1−2」とあるのは、「1」の部品を取り外すための
締結部品の1つであって、外す順序が2番目の締結部品
であることを表している。また、製品に備えられている
分解工具の取り外し方法と組立方法を示し、分解に必要
な情報を与える。
【0014】図7は、本発明の分解工具を用いた製品分
解の順序を示した、分解順序表示部4の一例を示した図
である。分解順序表示部4は、分解順序全体表示部3で
示された締結部品の取り外し順序を表示するものであ
る。図3の例では、空気調和機の製品前面パネル1に分
解順序表示部4を貼り付けてある。この例では、分解順
序を示すために、アラビア数字と記号を用いているが、
順番を識別できる他の表現方式を用いても良い。
【0015】図8は、本発明の分解工具を用いた製品分
解の順序を示した、分解順序表示部4の一例を示した図
である。この例に示す分解順序表示部4は部品の製造工
程で部品上に備えられたものである。部品の製造工程で
部品上に分解順序表示部4を備える方法としては、金型
を用いて製造する部品では部品製作用の金型に分解順序
表示部4の内容を凹凸により設けて、部品の形状を加工
する際に同時に付ける方法がある。
【0016】また、金型を用いない部品では、部品の加
工終了後に分解順序表示部4の内容を部品の表面に直接
印刷するか、他のものに印刷した後転写して分解順序表
示部4を部品上に備える。
【0017】図9は本発明の分解工具を製品に装備した
一例を示した図である。この例は図1に示した製品から
分解順序全体表示部2の指示に従い、締結部品を外し、
製品前面パネル1と製品側面パネル2を取り外した状態
を示している。製品前面パネル1と製品側面パネル2を
外すと、内部の部品が露出し、次の分解順序全体表示部
3が明らかになる。さらに分解順序全体表示部3に対応
した分解順序表示部4も明らかになるので、製品を分解
する者は次の作業順序を理解し、分解工具収納部8から
次の部品を分解するために、必要な工具を適宜取り出し
て、作業に使用する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製品を分解する工具が製品に装備されているので、分解
工具を紛失する恐れがなくなり、製品を処分する際に部
品に分解し、材料毎の再資源化が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解工具を装備した製品の一例を示し
た図である。
【図2】本発明の分解工具の一例を示した図である。
【図3】本発明の分解工具の一例を示した図である。
【図4】本発明の分解工具の組立方式の一例を示した図
である。
【図5】本発明の分解工具の組立方式の一例を示した図
である。
【図6】本発明の分解工具を用いた製品分解の順序を示
した分解順序全体表示部の一例を示した図である。
【図7】本発明の分解工具を用いた製品分野の順序を示
した分解順序表示部の一例を示した図である。
【図8】本発明の分解工具を用いた製品分野の順序を示
した分解順序表示部の一例を示した図である。
【図9】本発明の分解工具を製品に装備した一例を示し
た図である。
【符号の説明】
1…製品前面パネル、 2…製品側面パネル、 3…分解順序全体表示部、 4…分解順序表示部、 5…分解工具作用部、 6…分解工具把持部、 7…分解工具支持体、 8…分解工具収納部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の部品から構成される製品において、
    製品から各々の部品を外す分解工具を製品に装備するこ
    とを特徴とする製品分解工具装備方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、製品から各々の部品を
    外す分解工具を、部品の製造工程で部品に備え、製品に
    装備することを特徴とする製品分解工具装備方式。
  3. 【請求項3】請求項1において、製品から各々の部品を
    外す分解工具を、製品に取り付けられた支持体により固
    定し、製品に装備することを特徴とする製品分解工具装
    備方式。
  4. 【請求項4】複数の部品と各々の部品を外す分解工具と
    から構成されることを特徴とする製品。
JP31973192A 1992-11-30 1992-11-30 製品分解工具装備方式 Pending JPH06155328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31973192A JPH06155328A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 製品分解工具装備方式

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31973192A JPH06155328A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 製品分解工具装備方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06155328A true JPH06155328A (ja) 1994-06-03

Family

ID=18113554

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31973192A Pending JPH06155328A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 製品分解工具装備方式

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