JPH09166122A - 固定部を有する機器 - Google Patents
固定部を有する機器Info
- Publication number
- JPH09166122A JPH09166122A JP7324781A JP32478195A JPH09166122A JP H09166122 A JPH09166122 A JP H09166122A JP 7324781 A JP7324781 A JP 7324781A JP 32478195 A JP32478195 A JP 32478195A JP H09166122 A JPH09166122 A JP H09166122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display means
- screw
- resin member
- fixing
- fixing portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種機器の部品・部材を破損させることなく
取り外してリサイクルを可能とする。 【解決手段】 工業製品10の外枠である樹脂部材1と
その内部機構(図示せず)とが、製品の底面位置におい
てネジ2により固定されている。ネジ2を取り外せば樹
脂部材1を内部機構から分離することが可能となるが、
そのネジ2の位置を表わす固定部表示手段3を、ネジ2
の位置に近い樹脂部材1の側面に設ける。これにより、
製品の設置状態では視認困難なネジ2の位置が容易に理
解でき、解体作業を迅速に行なえるとともに、確実な部
品取り外しにより破損させることなく樹脂部材1を取り
外すことが出来る。
取り外してリサイクルを可能とする。 【解決手段】 工業製品10の外枠である樹脂部材1と
その内部機構(図示せず)とが、製品の底面位置におい
てネジ2により固定されている。ネジ2を取り外せば樹
脂部材1を内部機構から分離することが可能となるが、
そのネジ2の位置を表わす固定部表示手段3を、ネジ2
の位置に近い樹脂部材1の側面に設ける。これにより、
製品の設置状態では視認困難なネジ2の位置が容易に理
解でき、解体作業を迅速に行なえるとともに、確実な部
品取り外しにより破損させることなく樹脂部材1を取り
外すことが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種工業製品等、
部材固定部を有する機器に関する。
部材固定部を有する機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、世界的な動向として環境保護、省
資源が求められ、環境問題に対する取組みが益々重要な
課題となっている。各種工業製品等においては、その廃
棄処理に際し、装置全体または一部をリサイクル(再使
用、再利用)し資源を有効に利用して環境問題の解決策
の一つとする方策が検討されている。
資源が求められ、環境問題に対する取組みが益々重要な
課題となっている。各種工業製品等においては、その廃
棄処理に際し、装置全体または一部をリサイクル(再使
用、再利用)し資源を有効に利用して環境問題の解決策
の一つとする方策が検討されている。
【0003】製品リサイクルの一手段として、例えば、
比較的大きな樹脂部品を樹脂材料として再利用すること
が要求されている。この様な部材の再利用を行なうため
に、販売店等により回収された製品は回収業者の工場な
どに運ばれ、そこで製品の解体作業が行われる。回収業
者のところで確実に部品を取り外すことができれば、部
品としての再使用や材料としての再利用が可能となる。
そのためには、取り外すべき部品等の固定部の位置が作
業者に容易に判るようにしなければならない。
比較的大きな樹脂部品を樹脂材料として再利用すること
が要求されている。この様な部材の再利用を行なうため
に、販売店等により回収された製品は回収業者の工場な
どに運ばれ、そこで製品の解体作業が行われる。回収業
者のところで確実に部品を取り外すことができれば、部
品としての再使用や材料としての再利用が可能となる。
そのためには、取り外すべき部品等の固定部の位置が作
業者に容易に判るようにしなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、工業製
品等の各種機器における部材固定手段としては、ネジ固
定やスナップフィット(差し込み固定)、あるいは引っ
掛け固定など様々なものが有り、その固定手段の位置が
必ずしも判り易い位置にあるとは限らない。特に、機器
外部から視認困難あるは視認不能な位置に固定部が設け
られていた場合には、作業者が力ずくで部品・部材を取
り外してしまうことが多く、破損により部品としての再
使用が不可能となってしまうという問題があった。ま
た、固定部の位置が判りにくく解体作業にかかる時間が
長くなれば、コストの面からもリサイクルが促進されな
いという問題もある。
品等の各種機器における部材固定手段としては、ネジ固
定やスナップフィット(差し込み固定)、あるいは引っ
掛け固定など様々なものが有り、その固定手段の位置が
必ずしも判り易い位置にあるとは限らない。特に、機器
外部から視認困難あるは視認不能な位置に固定部が設け
られていた場合には、作業者が力ずくで部品・部材を取
り外してしまうことが多く、破損により部品としての再
使用が不可能となってしまうという問題があった。ま
た、固定部の位置が判りにくく解体作業にかかる時間が
長くなれば、コストの面からもリサイクルが促進されな
いという問題もある。
【0005】本発明は、製品リサイクルにおける上述の
問題を解決し、固定部の位置を容易に見つけることが出
来るようにすることで、各種部材を破損させることなく
取り外してリサイクルすることを可能とする機器を提供
することを課題とする。
問題を解決し、固定部の位置を容易に見つけることが出
来るようにすることで、各種部材を破損させることなく
取り外してリサイクルすることを可能とする機器を提供
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、視認困難又は視認不能な位置に配設された部材固
定部を有する機器において、前記固定部近傍の部材の視
認容易な位置に設けられて前記固定部の位置を示唆する
表示手段を有することにより解決される。
より、視認困難又は視認不能な位置に配設された部材固
定部を有する機器において、前記固定部近傍の部材の視
認容易な位置に設けられて前記固定部の位置を示唆する
表示手段を有することにより解決される。
【0007】また、前記表示手段が設けられる部材が樹
脂部材の場合、前記表示手段が樹脂部材成形時に一体的
に形成された型文字であると、より効果的である。さら
に、前記表示手段が印刷により形成されると、より効果
的である。
脂部材の場合、前記表示手段が樹脂部材成形時に一体的
に形成された型文字であると、より効果的である。さら
に、前記表示手段が印刷により形成されると、より効果
的である。
【0008】さらに、前記表示手段が固定部の位置及び
固定手段の種類を表わす表示であると、より効果的であ
る。さらに、前記表示手段がシート状部材として構成さ
れ、前記固定部近傍の部材に貼付されると、より効果的
である。
固定手段の種類を表わす表示であると、より効果的であ
る。さらに、前記表示手段がシート状部材として構成さ
れ、前記固定部近傍の部材に貼付されると、より効果的
である。
【0009】さらに、前記シート状部材が、貼付される
部材と同材質又は相互溶融性を有する材質により形成さ
れると、より効果的である。
部材と同材質又は相互溶融性を有する材質により形成さ
れると、より効果的である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例を示す部分斜視図であ
る。この図に示す機器10は、例えばワープロや電話器
等の工業製品であり、樹脂部材1により形成された外枠
の中に図示しない内部機構を内蔵している。その内部機
構と外枠である樹脂部材1とが、製品の底面位置におい
てネジ2により固定されている。ネジ2を取り外せば樹
脂部材1を内部機構から分離することが可能となるが、
ネジ2の位置が機器10の底面に設けられていることか
ら、機器10を普通に置いた状態ではネジ2の位置を見
つけにくい。そこで本実施例では、ネジ2の位置を表わ
す固定部表示手段3を、ネジ2の位置に近い樹脂部材1
の側面に設けている。
する。図1は、本発明の一実施例を示す部分斜視図であ
る。この図に示す機器10は、例えばワープロや電話器
等の工業製品であり、樹脂部材1により形成された外枠
の中に図示しない内部機構を内蔵している。その内部機
構と外枠である樹脂部材1とが、製品の底面位置におい
てネジ2により固定されている。ネジ2を取り外せば樹
脂部材1を内部機構から分離することが可能となるが、
ネジ2の位置が機器10の底面に設けられていることか
ら、機器10を普通に置いた状態ではネジ2の位置を見
つけにくい。そこで本実施例では、ネジ2の位置を表わ
す固定部表示手段3を、ネジ2の位置に近い樹脂部材1
の側面に設けている。
【0011】これにより、製品の設置状態では視認困難
なネジ2の位置が容易に理解でき、解体作業を迅速に行
なえるとともに、破損させることなく樹脂部材1を取り
外すことが出来る。そのため、樹脂部材1を部品として
再使用できる形で確実に取り外すことが出来る。機器1
0がワープロや電話器等比較的小型の場合には、手作業
により機器を裏返して底面を見ることも容易であるが、
機器が大型・大重量の場合には固定部の位置を見つける
ことも容易ではない。しかし、本発明により、固定部近
傍の部材の視認容易な位置に固定部表示手段を設けてや
れば、容易に固定部の位置を発見することができ、迅速
な作業により部品・部材のリサイクルを促進することが
出来る。
なネジ2の位置が容易に理解でき、解体作業を迅速に行
なえるとともに、破損させることなく樹脂部材1を取り
外すことが出来る。そのため、樹脂部材1を部品として
再使用できる形で確実に取り外すことが出来る。機器1
0がワープロや電話器等比較的小型の場合には、手作業
により機器を裏返して底面を見ることも容易であるが、
機器が大型・大重量の場合には固定部の位置を見つける
ことも容易ではない。しかし、本発明により、固定部近
傍の部材の視認容易な位置に固定部表示手段を設けてや
れば、容易に固定部の位置を発見することができ、迅速
な作業により部品・部材のリサイクルを促進することが
出来る。
【0012】ところで、本実施例における固定部表示手
段3は、図2に示すように、樹脂部材1の部材面から突
出して設けられている。この固定部表示手段3は樹脂部
材1の形成時に一体成形による型文字として設けられた
ものである。従って、樹脂部材1を溶融して樹脂材料と
して再利用する場合、固定部表示手段3を取り除いたり
する必要がなく、そのまま樹脂部材1と共に再利用する
ことが出来る。
段3は、図2に示すように、樹脂部材1の部材面から突
出して設けられている。この固定部表示手段3は樹脂部
材1の形成時に一体成形による型文字として設けられた
ものである。従って、樹脂部材1を溶融して樹脂材料と
して再利用する場合、固定部表示手段3を取り除いたり
する必要がなく、そのまま樹脂部材1と共に再利用する
ことが出来る。
【0013】なお、本実施例では固定部表示手段3を樹
脂部材1の部材面から突出して設けたが、これを樹脂部
材1の部材面から凹んで設けるようにしてもよい。ま
た、固定部表示手段3の外形だけを、すなわち矢印全体
ではなく、矢印を表わす外形線だけを部材面から凸又は
凹ませて設けてもよい。さらに、固定部表示手段とし
て、矢印ではなく、固定手段の形状(種類)を表わす表
示にしてもよい。例えば、ネジの頭を表わすよう〇の中
に十字を入れた形状の表示手段や、あるいは、引っ掛け
固定の場合であれば、その形状を表わすような表示手段
を用いることも可能である。
脂部材1の部材面から突出して設けたが、これを樹脂部
材1の部材面から凹んで設けるようにしてもよい。ま
た、固定部表示手段3の外形だけを、すなわち矢印全体
ではなく、矢印を表わす外形線だけを部材面から凸又は
凹ませて設けてもよい。さらに、固定部表示手段とし
て、矢印ではなく、固定手段の形状(種類)を表わす表
示にしてもよい。例えば、ネジの頭を表わすよう〇の中
に十字を入れた形状の表示手段や、あるいは、引っ掛け
固定の場合であれば、その形状を表わすような表示手段
を用いることも可能である。
【0014】本実施例では、固定部表示手段3を樹脂部
材1と一体成形の型文字として設けたが、これを樹脂部
材1の表面に直接印刷して設けてもよい(もちろん、型
文字のように部材面から凸又は凹んで設けられるもので
はないが)。固定部表示手段を印刷として設けた場合、
印刷のインク等は樹脂部材に対する量的な割合が非常に
少ないため、部材を溶かして再利用する際に何らの問題
となることもない。そして、印刷として設けた場合には
樹脂部材の成形型を複雑にすることがなく、コストを低
減させることができる。
材1と一体成形の型文字として設けたが、これを樹脂部
材1の表面に直接印刷して設けてもよい(もちろん、型
文字のように部材面から凸又は凹んで設けられるもので
はないが)。固定部表示手段を印刷として設けた場合、
印刷のインク等は樹脂部材に対する量的な割合が非常に
少ないため、部材を溶かして再利用する際に何らの問題
となることもない。そして、印刷として設けた場合には
樹脂部材の成形型を複雑にすることがなく、コストを低
減させることができる。
【0015】また、本発明は、本実施例で例示したワー
プロや電話器等の工業製品だけでなく、組立式の容器や
箱、あるいは書類棚や収納庫など、内部機構の有無に関
わらず広範な分野の機器に適用することが可能である。
プロや電話器等の工業製品だけでなく、組立式の容器や
箱、あるいは書類棚や収納庫など、内部機構の有無に関
わらず広範な分野の機器に適用することが可能である。
【0016】図3は、本発明の他の実施例を示す部分斜
視図である。この図に示す機器20では、樹脂部材11
の固定部材であるネジ12が別の部材14に隠れてい
る。すなわち、樹脂部材11の側面にネジ12が設けら
れており、その上から別部材14が図示しない固定手段
により樹脂部材11に取り付けられている。この様な場
合、別部材14を取り外せばネジ12を取り外すことが
出来るわけであるが、何らの表示もされていなければ、
ネジ12の位置が分からないために分解方法そのものが
分からない事にもなりかねない。例えば、何らの表示も
されていなければ、ネジ12の存在そのものに気付かな
いこともありうる。
視図である。この図に示す機器20では、樹脂部材11
の固定部材であるネジ12が別の部材14に隠れてい
る。すなわち、樹脂部材11の側面にネジ12が設けら
れており、その上から別部材14が図示しない固定手段
により樹脂部材11に取り付けられている。この様な場
合、別部材14を取り外せばネジ12を取り外すことが
出来るわけであるが、何らの表示もされていなければ、
ネジ12の位置が分からないために分解方法そのものが
分からない事にもなりかねない。例えば、何らの表示も
されていなければ、ネジ12の存在そのものに気付かな
いこともありうる。
【0017】そこで、ネジ12の位置に近い樹脂部材1
1の側面に固定部表示手段13を設けて、その近傍に
(樹脂部材11と別部材14との間に)固定手段がある
ことを示すことが出来る。そのため、分解作業者は、ま
ず別部材14を取り外せば、樹脂部材11にある固定手
段を取り外せることが理解できる。従って、分解作業を
容易にし、部材の損傷を防いだリサイクルが可能とな
る。
1の側面に固定部表示手段13を設けて、その近傍に
(樹脂部材11と別部材14との間に)固定手段がある
ことを示すことが出来る。そのため、分解作業者は、ま
ず別部材14を取り外せば、樹脂部材11にある固定手
段を取り外せることが理解できる。従って、分解作業を
容易にし、部材の損傷を防いだリサイクルが可能とな
る。
【0018】ところで、本実施例の固定部表示手段13
は、矢印型の表示手段13aとネジ型の表示手段13b
を有している。従って、作業者は、固定手段としてのネ
ジが表示手段13の近傍にあることを容易かつ確実に理
解することが出来る。もし、矢印表示だけでは、固定部
表示手段が固定部の位置を表示するものであることに気
付かない(矢印が他の意味を表わすと理解してしまう)
場合も有りうる。また、固定手段がネジ以外のものであ
れば、その固定手段に対応した形状の表示(例えば、引
っ掛け固定の表示)を矢印と共に設けてやればよい。
は、矢印型の表示手段13aとネジ型の表示手段13b
を有している。従って、作業者は、固定手段としてのネ
ジが表示手段13の近傍にあることを容易かつ確実に理
解することが出来る。もし、矢印表示だけでは、固定部
表示手段が固定部の位置を表示するものであることに気
付かない(矢印が他の意味を表わすと理解してしまう)
場合も有りうる。また、固定手段がネジ以外のものであ
れば、その固定手段に対応した形状の表示(例えば、引
っ掛け固定の表示)を矢印と共に設けてやればよい。
【0019】図4は、本発明のさらに他の実施例を示す
部分斜視図である。この図に示す機器30おいて、固定
手段であるネジ22は、部材15,16に設けられた陥
没孔17の底に位置している。そのため、通常ではネジ
22は視認困難である。そこで、ネジ22の位置を示す
固定部表示手段23を部材15の外面に設けている。
部分斜視図である。この図に示す機器30おいて、固定
手段であるネジ22は、部材15,16に設けられた陥
没孔17の底に位置している。そのため、通常ではネジ
22は視認困難である。そこで、ネジ22の位置を示す
固定部表示手段23を部材15の外面に設けている。
【0020】本実施例における固定部表示手段23は、
印刷により形成したシート状の部材である。そのシート
状固定部表示手段23を部材15の外面に貼付すること
により、視認困難なネジ22を容易に見つけて分解作業
の手間を省き、かつ部品を破損させずに製品を分解する
ことが出来る。また、固定部表示手段としてシート状部
材を貼付することにより、製品の仕様変更や設計変更に
対して貼付位置を変更することで柔軟に対応することが
出来る。
印刷により形成したシート状の部材である。そのシート
状固定部表示手段23を部材15の外面に貼付すること
により、視認困難なネジ22を容易に見つけて分解作業
の手間を省き、かつ部品を破損させずに製品を分解する
ことが出来る。また、固定部表示手段としてシート状部
材を貼付することにより、製品の仕様変更や設計変更に
対して貼付位置を変更することで柔軟に対応することが
出来る。
【0021】そして、本実施例においては、シート状部
材23は、それが貼付されている樹脂部材15と同部
材、又は溶解させた場合に互いに融合しやすい相互溶融
性を有する材料により形成されている。そのため、製品
分解後に樹脂部材15を溶解させる際に固定部表示手段
23をはがす必要がなく、作業の手間を省くことが出来
る。なお、固定部表示手段であるシート状部材23を印
刷物として設けた場合、印刷のインクやシート状部材2
3を貼付する接着剤の量は極小量であるので、リサイク
ルの障害とはならない。
材23は、それが貼付されている樹脂部材15と同部
材、又は溶解させた場合に互いに融合しやすい相互溶融
性を有する材料により形成されている。そのため、製品
分解後に樹脂部材15を溶解させる際に固定部表示手段
23をはがす必要がなく、作業の手間を省くことが出来
る。なお、固定部表示手段であるシート状部材23を印
刷物として設けた場合、印刷のインクやシート状部材2
3を貼付する接着剤の量は極小量であるので、リサイク
ルの障害とはならない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固定部を
有する機器によれば、固定部近傍の部材の視認容易な位
置に固定部表示手段が設置されているので、固定部が視
認困難又は不能な位置に設けられていた場合でも容易に
その位置を理解でき、解体作業を迅速に行なえるととも
に、確実な部材の取り外しが可能となる。
有する機器によれば、固定部近傍の部材の視認容易な位
置に固定部表示手段が設置されているので、固定部が視
認困難又は不能な位置に設けられていた場合でも容易に
その位置を理解でき、解体作業を迅速に行なえるととも
に、確実な部材の取り外しが可能となる。
【0023】請求項2の構成により、固定部表示手段が
樹脂部材成形時に一体的に形成された型文字であるの
で、樹脂部材を溶融して樹脂材料として再利用する場
合、固定部表示手段を取り除いたりする必要がなく、そ
のまま樹脂部材と共に再利用することが出来る。
樹脂部材成形時に一体的に形成された型文字であるの
で、樹脂部材を溶融して樹脂材料として再利用する場
合、固定部表示手段を取り除いたりする必要がなく、そ
のまま樹脂部材と共に再利用することが出来る。
【0024】請求項3の構成により、固定部表示手段が
印刷により形成されるので、部材の製造コストを低減さ
せることができる。請求項4の構成により、固定部表示
手段が固定部の位置及び固定手段の種類を表わす表示で
あるので、何らかの固定手段が固定部表示手段の近傍に
有ることを容易かつ確実に理解させることが出来る。
印刷により形成されるので、部材の製造コストを低減さ
せることができる。請求項4の構成により、固定部表示
手段が固定部の位置及び固定手段の種類を表わす表示で
あるので、何らかの固定手段が固定部表示手段の近傍に
有ることを容易かつ確実に理解させることが出来る。
【0025】請求項5の構成により、固定部表示手段が
シート状部材として構成され、固定部近傍の部材に貼付
されるので、リサイクル作業を容易にするとともに、製
品の仕様変更や設計変更に対して貼付位置を変更するこ
とで柔軟に対応することが出来る。
シート状部材として構成され、固定部近傍の部材に貼付
されるので、リサイクル作業を容易にするとともに、製
品の仕様変更や設計変更に対して貼付位置を変更するこ
とで柔軟に対応することが出来る。
【0026】請求項6の構成により、シート状部材が、
貼付される部材と同材質又は相互溶融性を有する材質に
より形成されるので、シート状部材をはがすことなく製
品部材の溶融再利用が可能となる。
貼付される部材と同材質又は相互溶融性を有する材質に
より形成されるので、シート状部材をはがすことなく製
品部材の溶融再利用が可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示す部分斜視図である。
【図2】その機器に設けられた固定部表示手段を拡大し
て示す部分斜視図である。
て示す部分斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す部分斜視図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す部分斜視図で
ある。
ある。
1,11,15 樹脂部材 2,12,22 ネジ(固定手段) 3,13,23 固定部表示手段 7 陥没孔 10,20,30 機器 13a,b 表示手段 14,16 部材
Claims (6)
- 【請求項1】 視認困難又は視認不能な位置に配設され
た部材固定部を有する機器において、前記固定部近傍の
部材の視認容易な位置に設けられて前記固定部の位置を
示唆する表示手段を有することを特徴とする機器。 - 【請求項2】 前記表示手段が設けられる部材が樹脂部
材の場合、前記表示手段が樹脂部材成形時に一体的に形
成された型文字であることを特徴とする、請求項1に記
載の機器。 - 【請求項3】 前記表示手段が印刷により形成されるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の機器。 - 【請求項4】 前記表示手段が固定部の位置及び固定手
段の種類を表わす表示であることを特徴とする、請求項
1に記載の機器。 - 【請求項5】 前記表示手段がシート状部材として構成
され、前記固定部近傍の部材に貼付されることを特徴と
する、請求項1に記載の機器。 - 【請求項6】 前記シート状部材が、貼付される部材と
同材質又は相互溶融性を有する材質により形成されるこ
とを特徴とする請求項5に記載の機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7324781A JPH09166122A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 固定部を有する機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7324781A JPH09166122A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 固定部を有する機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09166122A true JPH09166122A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18169609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7324781A Pending JPH09166122A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 固定部を有する機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09166122A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006301194A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2014230996A (ja) * | 2014-08-22 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020170024A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP7324781A patent/JPH09166122A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006301194A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2014230996A (ja) * | 2014-08-22 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020170024A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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