JPH06154897A - プレス型 - Google Patents
プレス型Info
- Publication number
- JPH06154897A JPH06154897A JP4311896A JP31189692A JPH06154897A JP H06154897 A JPH06154897 A JP H06154897A JP 4311896 A JP4311896 A JP 4311896A JP 31189692 A JP31189692 A JP 31189692A JP H06154897 A JPH06154897 A JP H06154897A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- lower die
- bead
- forming
- punch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 割れ等のない高品質の鞍形製品が1工程で得
られ、作業工数、製造コストの軽減が期待できる、プレ
ス型を得る。 【構成】 上型11の下動に従って下降する上型パッド
13と下型パッド3とによりワークwを挾持した状態で
ビードフォーミング用部材7の先端がビードフォーミン
グ用上部材16の凹部16a内へ進入して、ワークwに
ビードwaを形成し、続く下降により下型パンチ2と上
型ダイ12との協働によりワークwをコ字形に折曲し、
更に続く上型11の下降によりビードwaを引き伸ばし
つつ逆反り部を形成して最終形状に絞り成形する。ビー
ドwaを引き伸ばしつつ逆反り部を形成することから過
度の引張応力が発生することなく、割れ等の不具合が生
じない。
られ、作業工数、製造コストの軽減が期待できる、プレ
ス型を得る。 【構成】 上型11の下動に従って下降する上型パッド
13と下型パッド3とによりワークwを挾持した状態で
ビードフォーミング用部材7の先端がビードフォーミン
グ用上部材16の凹部16a内へ進入して、ワークwに
ビードwaを形成し、続く下降により下型パンチ2と上
型ダイ12との協働によりワークwをコ字形に折曲し、
更に続く上型11の下降によりビードwaを引き伸ばし
つつ逆反り部を形成して最終形状に絞り成形する。ビー
ドwaを引き伸ばしつつ逆反り部を形成することから過
度の引張応力が発生することなく、割れ等の不具合が生
じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス型に関し、特に
下方が開放した断面コ字状で、かつその頂面が低面部及
びこの低面部端部から上方に反り返った逆反り部を有す
る鞍形製品を下型と上型との協働によって絞り成形する
プレス型に関する。
下方が開放した断面コ字状で、かつその頂面が低面部及
びこの低面部端部から上方に反り返った逆反り部を有す
る鞍形製品を下型と上型との協働によって絞り成形する
プレス型に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図11に斜視図を示すよう下方
が開放する断面コ字状で、かつその頂面Aaが低面部A
b、及びこの低面部Abの両端部から各々上方へ反った
逆反り部Ac、Acを有する鞍形の製品Aをプレス成形
によって得る場合、低面部Abと逆反り部Ac、Acと
の連続部付近には圧縮応力が、また側面Ad、Adには
引張応力が作用し、図12に示すよう頂面Aaの低面部
Abと逆反り部Ac、Acとの連続部付近にしわAe、
Aeが発生することがある。一方しわAe、Aeの発生
を抑制する目的で過剰なしわ押え圧を作用させると、図
13に示すように側面Ad、Adに割れAf、Afを誘
発させる原因となる。
が開放する断面コ字状で、かつその頂面Aaが低面部A
b、及びこの低面部Abの両端部から各々上方へ反った
逆反り部Ac、Acを有する鞍形の製品Aをプレス成形
によって得る場合、低面部Abと逆反り部Ac、Acと
の連続部付近には圧縮応力が、また側面Ad、Adには
引張応力が作用し、図12に示すよう頂面Aaの低面部
Abと逆反り部Ac、Acとの連続部付近にしわAe、
Aeが発生することがある。一方しわAe、Aeの発生
を抑制する目的で過剰なしわ押え圧を作用させると、図
13に示すように側面Ad、Adに割れAf、Afを誘
発させる原因となる。
【0003】このため従来では第1成形工程で図14に
示すように引張応力が発生して板が伸びる側面Ad、A
dとなる部位にビードAg、Ag…を予備形成し、次の
第2工程で予備成形したビードAg、Agを引き伸ばし
最終形状に成形することにより引張り応力の軽減を図
り、割れ等の発生を防止する方策が採られている。
示すように引張応力が発生して板が伸びる側面Ad、A
dとなる部位にビードAg、Ag…を予備形成し、次の
第2工程で予備成形したビードAg、Agを引き伸ばし
最終形状に成形することにより引張り応力の軽減を図
り、割れ等の発生を防止する方策が採られている。
【0004】なお逆反り部を有する断面コ字状の製品を
しわの発生を招くことなく1回の絞り成形(1工程)に
より成形することを可能にする先行技術としては、特開
昭59−87925号公報に開示されるプレスによる絞
り成形法がある。この方法は底面が平坦部と、平坦部に
連続して下方に凸となる逆反り部を有する断面コ字状の
製品を成形するにあたり、ダイクッションを平坦部に対
応するダイクッションと逆反り部に対応するダイクッシ
ョンとに分割し、逆反り部に対応するダイクッションを
逆反り部の反り返り深さ分だけ平坦部に対応するダイク
ッションより低く設定しておき、ワークを平坦状にブラ
ンクホルダによって保持した後平坦部に対応する部分を
逆反り部に対応する部分に先行して絞り成形することに
より、製品を1回の絞り成形で得るようにしたものであ
る。
しわの発生を招くことなく1回の絞り成形(1工程)に
より成形することを可能にする先行技術としては、特開
昭59−87925号公報に開示されるプレスによる絞
り成形法がある。この方法は底面が平坦部と、平坦部に
連続して下方に凸となる逆反り部を有する断面コ字状の
製品を成形するにあたり、ダイクッションを平坦部に対
応するダイクッションと逆反り部に対応するダイクッシ
ョンとに分割し、逆反り部に対応するダイクッションを
逆反り部の反り返り深さ分だけ平坦部に対応するダイク
ッションより低く設定しておき、ワークを平坦状にブラ
ンクホルダによって保持した後平坦部に対応する部分を
逆反り部に対応する部分に先行して絞り成形することに
より、製品を1回の絞り成形で得るようにしたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記2回の工程で製品
を得る方法にあっては、成形を少なくとも2回行わなけ
ればならず、プレス装置等が多く必要となり、作業工数
及び製造コストの増大を招き、かつ後者、特開昭59−
87925号公報に開示された方法では、1回の絞り成
形によって製品を得ることが可能であるが、単に平坦部
に対応する部分を逆反り部に対応する部分に先行して絞
り成形することから、平坦部に対して大なる逆反り部を
有する製品にあっては、大なる伸び、即ち大なる引張応
力がワークに作用して割れ等の発生を招く虞れがある。
を得る方法にあっては、成形を少なくとも2回行わなけ
ればならず、プレス装置等が多く必要となり、作業工数
及び製造コストの増大を招き、かつ後者、特開昭59−
87925号公報に開示された方法では、1回の絞り成
形によって製品を得ることが可能であるが、単に平坦部
に対応する部分を逆反り部に対応する部分に先行して絞
り成形することから、平坦部に対して大なる逆反り部を
有する製品にあっては、大なる伸び、即ち大なる引張応
力がワークに作用して割れ等の発生を招く虞れがある。
【0006】従って本発明の目的は、大なる逆反り部を
有する鞍形の製品であっても1工程の絞り成形で、し
わ、割れ等のない高品質の製品が得られ、かつ作業工数
及び製造コストの低減が期待できるプレス型を提供する
ことにある。
有する鞍形の製品であっても1工程の絞り成形で、し
わ、割れ等のない高品質の製品が得られ、かつ作業工数
及び製造コストの低減が期待できるプレス型を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明におけるプレス型は、下方が開放した断面コ字
状で、その頂面が低面部及びこの低面部端部から上方に
反り返った逆反り部を有する鞍形製品を下型と上型との
協働によって絞り成形するプレス型において、下型が、
低面部成形面と低面部成形面端部から上方に反り返った
逆反り部成形面及び逆反り部成形面上端から水平方向に
延設する上面部とからなる頂面部及び頂面部の低面部成
形面から逆反り部成形面を経て上面部に至る上方に開口
する下型パッド案内溝を具備する下型パンチと、下型パ
ッド案内溝内に出没可能に収容され、突出方向に付勢さ
れた下型パッドと、下型パンチと接離し、往復動可能
で、かつ下型パンチの頂面部より高位置で逆反り部成形
面と低面部成形面との連続部近傍に先端が位置するビー
ドフォーミング用部材とを有し、一方上型が下降によっ
て下型パンチと協働してワーク最終形状に絞り成形する
上型ダイと、下型パンチの低面部成形面と協働してワー
クを挾持する上型ダイに出没可能に設けられた上型パッ
ドと、上型パッドを上型ダイから突出する位置に規制及
び解除するガススプリングと、ビードフォーミング用部
材先端の進入を許容してこの先端と協働してワークにビ
ードを形成する下方に向って開口する溝状の凹部と、上
型の下降に従ってビードフォーミング用部材を上刃凹部
から退避させる退避手段とを有するものである。
の本発明におけるプレス型は、下方が開放した断面コ字
状で、その頂面が低面部及びこの低面部端部から上方に
反り返った逆反り部を有する鞍形製品を下型と上型との
協働によって絞り成形するプレス型において、下型が、
低面部成形面と低面部成形面端部から上方に反り返った
逆反り部成形面及び逆反り部成形面上端から水平方向に
延設する上面部とからなる頂面部及び頂面部の低面部成
形面から逆反り部成形面を経て上面部に至る上方に開口
する下型パッド案内溝を具備する下型パンチと、下型パ
ッド案内溝内に出没可能に収容され、突出方向に付勢さ
れた下型パッドと、下型パンチと接離し、往復動可能
で、かつ下型パンチの頂面部より高位置で逆反り部成形
面と低面部成形面との連続部近傍に先端が位置するビー
ドフォーミング用部材とを有し、一方上型が下降によっ
て下型パンチと協働してワーク最終形状に絞り成形する
上型ダイと、下型パンチの低面部成形面と協働してワー
クを挾持する上型ダイに出没可能に設けられた上型パッ
ドと、上型パッドを上型ダイから突出する位置に規制及
び解除するガススプリングと、ビードフォーミング用部
材先端の進入を許容してこの先端と協働してワークにビ
ードを形成する下方に向って開口する溝状の凹部と、上
型の下降に従ってビードフォーミング用部材を上刃凹部
から退避させる退避手段とを有するものである。
【0008】
【作用】上型の下降によって上型ダイから突出した上型
パッドによって下型パンチから突出する下型パッド上に
載置されたワークを挾持固定し、続く上型の下降に従っ
て下型パッドを押し込みつつビードフォーミング用部材
先端をビードフォーミング用上部材の凹部に進入させ、
かつカムドライバによってカムスライドを、従ってビー
ドフォーミング用部材先端を凹部から退避させることに
よりビードを形成し、次の下降により下型パンチと上型
ダイとにより断面コ字形に絞り、続く上型の下降に伴っ
てガススプリングによる上型パッドの規制を解除するこ
とにより上型パッドを上型ダイに収容可能にして下型パ
ンチと上型ダイとによりビードを伸ばしつつ最終形状に
絞り成形する。
パッドによって下型パンチから突出する下型パッド上に
載置されたワークを挾持固定し、続く上型の下降に従っ
て下型パッドを押し込みつつビードフォーミング用部材
先端をビードフォーミング用上部材の凹部に進入させ、
かつカムドライバによってカムスライドを、従ってビー
ドフォーミング用部材先端を凹部から退避させることに
よりビードを形成し、次の下降により下型パンチと上型
ダイとにより断面コ字形に絞り、続く上型の下降に伴っ
てガススプリングによる上型パッドの規制を解除するこ
とにより上型パッドを上型ダイに収容可能にして下型パ
ンチと上型ダイとによりビードを伸ばしつつ最終形状に
絞り成形する。
【0009】
【実施例】以下本発明におけるプレス型の一実施例を図
によって説明する。
によって説明する。
【0010】図1は本実施例におけるプレス型の要部断
面図であり、図中符号1は下型である。下型1は図1及
び下型1の平面図である図2に示すよう素材となる板状
のワークwを載置する長く延びる下型パンチ2を有し、
下型パンチ2の頂面部2aは図3に模型的に下型パンチ
2の斜視図を示すように、図11に示す製造すべき製品
Aの頂面Aaに対応する形状であって、低面部成形面2
bと、この低面部成形面2bの両端2b′に連続する逆
反り部成形面2c及び逆反り成形面2c上端2c′から
水平方向に延設する上面部2dによって構成される。
面図であり、図中符号1は下型である。下型1は図1及
び下型1の平面図である図2に示すよう素材となる板状
のワークwを載置する長く延びる下型パンチ2を有し、
下型パンチ2の頂面部2aは図3に模型的に下型パンチ
2の斜視図を示すように、図11に示す製造すべき製品
Aの頂面Aaに対応する形状であって、低面部成形面2
bと、この低面部成形面2bの両端2b′に連続する逆
反り部成形面2c及び逆反り成形面2c上端2c′から
水平方向に延設する上面部2dによって構成される。
【0011】更に下型パンチ2の頂面部2aの低面部成
形面2b及び両逆反り部2c、2cを経て両上面部2
d、2d間に亘って形成され、後述する下型パッド3を
両側から挾持して上下方向に摺動案内する下型パッド案
内溝2eが開口している。この下型パッド案内溝2eに
嵌装される下型パッド3は頂面が平坦状で、コイルスプ
リング4によって常時頂面が下型パッド案内溝2eから
突出する上方へ付勢されている。
形面2b及び両逆反り部2c、2cを経て両上面部2
d、2d間に亘って形成され、後述する下型パッド3を
両側から挾持して上下方向に摺動案内する下型パッド案
内溝2eが開口している。この下型パッド案内溝2eに
嵌装される下型パッド3は頂面が平坦状で、コイルスプ
リング4によって常時頂面が下型パッド案内溝2eから
突出する上方へ付勢されている。
【0012】更に下型1には下型パンチ2の頂面部2a
から下方に延設する側面成形面2fと交差する直交方向
に往復移動して側面成形面2fと接離するカムスライド
5がスライド5aを介して設けられ、このカムスライド
5は後述するカムドライバ15とともに退避手段を構成
し、カムリターン用スプリング6によって常時下型パン
チ2の側面成形面2fへ接近する方向に付勢されてい
る。
から下方に延設する側面成形面2fと交差する直交方向
に往復移動して側面成形面2fと接離するカムスライド
5がスライド5aを介して設けられ、このカムスライド
5は後述するカムドライバ15とともに退避手段を構成
し、カムリターン用スプリング6によって常時下型パン
チ2の側面成形面2fへ接近する方向に付勢されてい
る。
【0013】カムスライド5の頂部には下型パンチ2の
頂面部2aより高位置でかつ、側面成形面2fより外方
に位置し、更に逆反り部成形面2cと低面部成形面2b
との連続部2b′近傍に先端7aが位置するようビード
フォーミング用部材7が取付けられている。なおカムス
ライド5の下型パンチ2への接近方向の移動端規制はカ
ムスライド5に設けられたストッパ8が下側パンチ2の
側面成形面2fに当接することによってなされる。
頂面部2aより高位置でかつ、側面成形面2fより外方
に位置し、更に逆反り部成形面2cと低面部成形面2b
との連続部2b′近傍に先端7aが位置するようビード
フォーミング用部材7が取付けられている。なおカムス
ライド5の下型パンチ2への接近方向の移動端規制はカ
ムスライド5に設けられたストッパ8が下側パンチ2の
側面成形面2fに当接することによってなされる。
【0014】一方下型1と対向して上下動する上型11
には、下降によって下型パンチ2と嵌合してワークwを
絞り成形する上型ダイ12が設けられ、上型ダイ12の
前記下型パッド2と対向する位置には、有底円筒状の鞍
形をした上型パッド13が上下動可能に配設され、ガス
スプリング14の伸長するピストンロッド14aによっ
て底部13aを押圧することで上型パッド13が上型ダ
イ12から突出する位置に規制し、かつガススプリング
14を縮めることにより規制を解除して上型パッド13
の後退を許容するよう構成されている。
には、下降によって下型パンチ2と嵌合してワークwを
絞り成形する上型ダイ12が設けられ、上型ダイ12の
前記下型パッド2と対向する位置には、有底円筒状の鞍
形をした上型パッド13が上下動可能に配設され、ガス
スプリング14の伸長するピストンロッド14aによっ
て底部13aを押圧することで上型パッド13が上型ダ
イ12から突出する位置に規制し、かつガススプリング
14を縮めることにより規制を解除して上型パッド13
の後退を許容するよう構成されている。
【0015】また上型11には上型11の下動に伴って
前記カムスライド5の傾斜面5bに当接及び摺接してカ
ムスライド5をカムリターン用スプリング6に抗して、
従ってビードフォーミング用部材7を下型パンチ2から
離間する方向へ押動せしめる斜面15aを具備するカム
ドライバ15を有し、更にビードフォミング用部材7と
対応する部位には、この部材7と協働してワークwに後
述するビードwaを形成するビードフォーミング用上部
材16が上型ダイ12と一体的に設けられている。
前記カムスライド5の傾斜面5bに当接及び摺接してカ
ムスライド5をカムリターン用スプリング6に抗して、
従ってビードフォーミング用部材7を下型パンチ2から
離間する方向へ押動せしめる斜面15aを具備するカム
ドライバ15を有し、更にビードフォミング用部材7と
対応する部位には、この部材7と協働してワークwに後
述するビードwaを形成するビードフォーミング用上部
材16が上型ダイ12と一体的に設けられている。
【0016】ビードフォーミング用上部材16は、上型
11の下動に従って順次下型パンチ2から離間するビー
ドフォーミング用部材7の先端7aの進入を許容する下
方から外方に亘って形成された傾斜する溝状の凹部16
aを有している。
11の下動に従って順次下型パンチ2から離間するビー
ドフォーミング用部材7の先端7aの進入を許容する下
方から外方に亘って形成された傾斜する溝状の凹部16
aを有している。
【0017】次に以上のように構成されたプレス型の使
用及び動作について説明する。
用及び動作について説明する。
【0018】先ず、下型パンチ2から突出する下型パッ
ド3の頂面上に製品Aの素材となる板状のワークwを位
置決め載置し、ガススプリング14を伸長して鞍形した
上型パッド13を突出位置に規制した状態で上型11を
下動する。
ド3の頂面上に製品Aの素材となる板状のワークwを位
置決め載置し、ガススプリング14を伸長して鞍形した
上型パッド13を突出位置に規制した状態で上型11を
下動する。
【0019】上型11の下降により下型パッドの頂面中
央部3aと上型パッド13の鞍形の中央底部13aとに
よりワークwを上下から挾持し、かつ上型ダイ12から
突設したビードフォーミング用上部材16の下端16b
がワークwの上面に当接した図1に示す状態となる。
央部3aと上型パッド13の鞍形の中央底部13aとに
よりワークwを上下から挾持し、かつ上型ダイ12から
突設したビードフォーミング用上部材16の下端16b
がワークwの上面に当接した図1に示す状態となる。
【0020】更にコイルスプリング4の付勢に抗して上
型パッド13の鞍形の中央底部13aによって下型パッ
ド3を下型パンチ2内へ押し込みつつ上型11を下動す
ると、ワークwがカムスライド5に設けられたビードフ
ォーミング用部材7に当接する。
型パッド13の鞍形の中央底部13aによって下型パッ
ド3を下型パンチ2内へ押し込みつつ上型11を下動す
ると、ワークwがカムスライド5に設けられたビードフ
ォーミング用部材7に当接する。
【0021】続く上型11の下降に従ってカムドライバ
15の斜面15aがカムスライド5の傾斜面5bに当接
押動せしめ、カムリターン用スプリング6に抗してカム
スライド5が、従ってビードフォーミング用部材7の先
端7aが下型パンチ2から離間しつつビードフォーミン
グ用上部材16に形成された凹部16a内に進入して
(図4及び図4のa−a線断面を示す図4(a)参
照)、ビードフォーミング用部材7の先端7aとビード
フォーミング用上部材16の凹部16aとの協働により
ビードwaを形成する。この状態における下型パンチ2
と下型パッド3との相対位置を図5に示す。
15の斜面15aがカムスライド5の傾斜面5bに当接
押動せしめ、カムリターン用スプリング6に抗してカム
スライド5が、従ってビードフォーミング用部材7の先
端7aが下型パンチ2から離間しつつビードフォーミン
グ用上部材16に形成された凹部16a内に進入して
(図4及び図4のa−a線断面を示す図4(a)参
照)、ビードフォーミング用部材7の先端7aとビード
フォーミング用上部材16の凹部16aとの協働により
ビードwaを形成する。この状態における下型パンチ2
と下型パッド3との相対位置を図5に示す。
【0022】続く上型11の下動によって下降するカム
ドライバ15の斜面15aによって更にカムスライド5
が押動されてビードフォーミング用部材7の先端7aが
ビードフォーミング用上部材16の凹部16a内から退
避してビードwaの成形が終了し、図10(a)に示す
平板状のワークwは図10(b)に示すようビードwa
を有する平板状となる。
ドライバ15の斜面15aによって更にカムスライド5
が押動されてビードフォーミング用部材7の先端7aが
ビードフォーミング用上部材16の凹部16a内から退
避してビードwaの成形が終了し、図10(a)に示す
平板状のワークwは図10(b)に示すようビードwa
を有する平板状となる。
【0023】上型11の下動に伴う上型パッド13によ
る押動によって下型パッド3の頂面と下型パンチ2の上
面部2dとが連続面となる図6及び図7の状態となる。
続いて下型パッド3の頂面部3aと下型パンチ2の上面
部2dとによって下方から支持されたワークwを上型ダ
イ12によって絞り加工し、図10(c)に示すプリベ
ントされた下方が開放する断面コ字状となる。
る押動によって下型パッド3の頂面と下型パンチ2の上
面部2dとが連続面となる図6及び図7の状態となる。
続いて下型パッド3の頂面部3aと下型パンチ2の上面
部2dとによって下方から支持されたワークwを上型ダ
イ12によって絞り加工し、図10(c)に示すプリベ
ントされた下方が開放する断面コ字状となる。
【0024】次に続く上型11の下降に先行してガスス
プリング14をゆるめ、上型パッド13の位置規制を解
除して、上昇移動を許容した状態で上型11を下動せし
め、下型パッド3を下型パンチ2の下型パッド案内溝2
e内へ押し下げつつ、下型パンチ2と上型ダイ12との
協働によってワークwの両端に設けられる逆反り部wc
を形成して図8及び図9に示す下死点位置に達し、製品
Aが絞り加工される。この逆反り部wcの形成にあた
り、ワークwの側面部wdに予め形成されたビードwa
が順次引き伸ばされ、側面部wdに過度の引張応力が発
生することがなく、割れやくびれの発生が回避され、高
品質のプレス製品Aが得られる。
プリング14をゆるめ、上型パッド13の位置規制を解
除して、上昇移動を許容した状態で上型11を下動せし
め、下型パッド3を下型パンチ2の下型パッド案内溝2
e内へ押し下げつつ、下型パンチ2と上型ダイ12との
協働によってワークwの両端に設けられる逆反り部wc
を形成して図8及び図9に示す下死点位置に達し、製品
Aが絞り加工される。この逆反り部wcの形成にあた
り、ワークwの側面部wdに予め形成されたビードwa
が順次引き伸ばされ、側面部wdに過度の引張応力が発
生することがなく、割れやくびれの発生が回避され、高
品質のプレス製品Aが得られる。
【0025】以上説明では、下方が開放した断面コ字状
で、その頂面が低面部及び低面部両端部から上方に反り
返った逆反り部を有する鞍形製品を得る場合について説
明したが、頂面が低面部の一方の端部からのみ上方に返
り反った逆反り部を有する鞍形製品を得ることも可能で
あり、この場合は、下型パンチの頂面部は、低面部成形
面、低面部成形面に連続する逆反り部成形面及びその上
端部に連続する上面部によって構成され、下型パッド案
内溝が低面部成形面から逆反り成形面を経て上面部に亘
って成形され、下型パッドもこの案内溝に嵌合するよう
構成される。
で、その頂面が低面部及び低面部両端部から上方に反り
返った逆反り部を有する鞍形製品を得る場合について説
明したが、頂面が低面部の一方の端部からのみ上方に返
り反った逆反り部を有する鞍形製品を得ることも可能で
あり、この場合は、下型パンチの頂面部は、低面部成形
面、低面部成形面に連続する逆反り部成形面及びその上
端部に連続する上面部によって構成され、下型パッド案
内溝が低面部成形面から逆反り成形面を経て上面部に亘
って成形され、下型パッドもこの案内溝に嵌合するよう
構成される。
【0026】
【発明の効果】以上説明した本発明のプレス型によれ
ば、上型の下動に従って下降する上型パッドと下型パッ
ドとによりワークを挾持した状態でビードフォーミング
用部材とビードフォーミング用上部材との協働により、
大なる応力が発生するであろう側面となるワークの部位
にビードを形成し、続いて下型パンチと上型ダイとによ
りワークを断面コ字状に成形し、続く上型の下動によっ
てビードを引き伸ばしつつ逆反り部を形成して最終製品
形状に絞り成形することから、ワークの側面部に過度の
引張応力が発生せず、割れ等のない高品質の鞍形の絞り
製品が得られ、かつ1回の絞り加工工程(1工程)で製
品が得られることから大幅な作業工数及び製造コストの
低減が期待できる。
ば、上型の下動に従って下降する上型パッドと下型パッ
ドとによりワークを挾持した状態でビードフォーミング
用部材とビードフォーミング用上部材との協働により、
大なる応力が発生するであろう側面となるワークの部位
にビードを形成し、続いて下型パンチと上型ダイとによ
りワークを断面コ字状に成形し、続く上型の下動によっ
てビードを引き伸ばしつつ逆反り部を形成して最終製品
形状に絞り成形することから、ワークの側面部に過度の
引張応力が発生せず、割れ等のない高品質の鞍形の絞り
製品が得られ、かつ1回の絞り加工工程(1工程)で製
品が得られることから大幅な作業工数及び製造コストの
低減が期待できる。
【図1】本発明におけるプレス型の一実施例を示す要部
断面図であり、第2図のI−I線に沿う断面図である。
断面図であり、第2図のI−I線に沿う断面図である。
【図2】同じく、本実施例における下型の平面図であ
る。
る。
【図3】同じく、本実施例の作動を説明する要部斜視図
である。
である。
【図4】同じく、本実施例の作動を説明する要部断面図
である。
である。
【図5】同じく、本実施例の作動を説明する要部斜視図
である。
である。
【図6】同じく、本実施例の作動を説明する要部断面図
である。
である。
【図7】同じく、本実施例の作動を説明する要部斜視図
である。
である。
【図8】同じく、本実施例の作動を説明する要部断面図
である。
である。
【図9】同じく、本実施例の作動を説明する要部斜視図
である。
である。
【図10】同じく、本実施例の作動に従って成形される
ワークの状態を説明する図である。
ワークの状態を説明する図である。
【図11】同じく、本実施例によって製造されるべき製
品の斜視図である。
品の斜視図である。
【図12】従来の製造方法によって得られる製品の説明
斜視図である。
斜視図である。
【図13】同じく従来の製造方法によって得られる製品
の説明斜視図である。
の説明斜視図である。
【図14】従来の製造方法を説明する図である。
1‥‥下型 2‥‥下型パンチ 2a‥頂面部 2b‥低面部成形面 2c‥逆反り部成形面 2d‥上面 2e‥下型パッド案内溝 3‥‥下型パッド 3a‥頂面部 5‥‥カムスライド(退避手段) 7‥‥ビードフォーミング用部材 7a‥先端 11‥‥上型 12‥‥上型ダイ 13‥‥上型パッド 14‥‥ガススプリング 15‥‥カムドライバ(退避手段) 16‥‥ビードフォーミング用上部材 16a‥凹部 w‥‥ワーク wa‥ビード wc‥逆反り部 wd‥側部 A‥‥製品
Claims (4)
- 【請求項1】 下方が開放した断面コ字状で、その頂面
が低面部及びこの低面部端部から上方に反り返った逆反
り部を有する鞍形製品を下型と上型との協働によって絞
り成形するプレス型において、下型が、低面部成形面と
低面部成形面端部から上方に反り返った逆反り部成形面
及び逆反り部成形面上端から水平方向に延設する上面部
とからなる頂面部及び頂面部の低面部成形面から逆反り
部成形面を経て上面部に至る上方に開口する下型パッド
案内溝を具備する下型パンチと、下型パッド案内溝内に
出没可能に収容され、突出方向に付勢された下型パッド
と、下型パンチと接離し、往復動可能で、かつ下型パン
チの頂面部より高位置で逆反り部成形面と低面部成形面
との連続部近傍に先端が位置するビードフォーミング用
部材とを有し、一方上型が下降によって下型パンチと協
働してワーク最終形状に絞り成形する上型ダイと、下型
パンチの低面部成形面と協働してワークを挾持する上型
ダイに出没可能に設けられた上型パッドと、上型パッド
を上型ダイから突出する位置に規制及び解除するガスス
プリングと、ビードフォーミング用部材先端の進入を許
容してこの先端と協働してワークにビードを形成する下
方に向って開口する溝状の凹部と、上型の下降に従って
ビードフォーミング用部材を上記凹部から退避させる退
避手段とを有することを特徴とするプレス型。 - 【請求項2】 下方が開放した断面コ字状で、その頂面
が低面部及びこの低面部両端部から各々上方に反り返っ
た逆反り部を有する鞍形製品を下型と上型との協働によ
って絞り成形するプレス型において、下型が、低面部成
形面と低面部成形面両端部から各々上方に反り返った逆
反り部成形面及び各々の逆反り部成形面上端から水平方
向に延設する上面部とからなる頂面部及び頂面部の低面
部成形面及び両逆反り部成形面を経て両上面部間に亘っ
て形成された上方に開口する下型パッド案内溝を具備す
る下型パンチと、下型パッド案内溝内に出没可能に収容
され、突出方向に付勢された下型パッドと、下型パンチ
と接離し、往復動可能で、かつ下型パンチの頂面部より
高位置で逆反り部成形面と低面部成形面との連続部近傍
に先端が位置するビードフォーミング用部材とを有し、
一方上型が下降によって下型パンチと協働してワーク最
終形状に絞り成形する上型ダイと、下型パンチの低面部
成形面と協働してワークを挾持する上型ダイに出没可能
に設けられた上型パッドと、上型パッドを上型ダイから
突出する位置に規制及び解除するガススプリングと、ビ
ードフォーミング用部材先端の進入を許容してこの先端
と協働してワークにビードを形成する下方に向って開口
する溝状の凹部と、上型の下降に従ってビードフォーミ
ング用部材を上記凹部から退避させる退避手段とを有す
る、ことを特徴とするプレス型。 - 【請求項3】 退避手段が、下型に下型パンチと接離す
る方向に往復動可能に配設されかつビードフォーミング
用部材を取付けるカムスライドと、上型に設けられかつ
上型の下降に従ってカムスライドに当接してカムスライ
ドを下型パンチから離間する方向へ押動するカムドライ
バである、請求項1または2のプレス型。 - 【請求項4】 ビードフォーミング用上部材が、上型ダ
イと一体に構成されている、請求項1〜3の内いずれか
1つのプレス型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311896A JPH06154897A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | プレス型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311896A JPH06154897A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | プレス型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06154897A true JPH06154897A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18022725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4311896A Pending JPH06154897A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | プレス型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06154897A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005693A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Sango Co Ltd | 絞り成形法 |
JP2012111377A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Toyota Auto Body Co Ltd | 金属製車両用クロスメンバー |
JP2013035002A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Toyota Auto Body Co Ltd | プレス型 |
JP2016040052A (ja) * | 2015-11-13 | 2016-03-24 | Jfeスチール株式会社 | 曲がり部材成形方法および曲がり部材製造方法 |
US10213819B2 (en) | 2015-02-27 | 2019-02-26 | Sango Co., Ltd. | Press forming method |
CN109500242A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-03-22 | 宁波港瑞汽车零部件有限公司 | 一种汽车天窗导轨多型面成型加工冲压模具及其冲压方法 |
CN109530548A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-29 | 武汉泛洲机械制造有限公司 | 一种用于生产两面凸台轴承挡板的级进精冲模具 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP4311896A patent/JPH06154897A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005693A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Sango Co Ltd | 絞り成形法 |
JP2012111377A (ja) * | 2010-11-25 | 2012-06-14 | Toyota Auto Body Co Ltd | 金属製車両用クロスメンバー |
JP2013035002A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Toyota Auto Body Co Ltd | プレス型 |
US10213819B2 (en) | 2015-02-27 | 2019-02-26 | Sango Co., Ltd. | Press forming method |
JP2016040052A (ja) * | 2015-11-13 | 2016-03-24 | Jfeスチール株式会社 | 曲がり部材成形方法および曲がり部材製造方法 |
CN109500242A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-03-22 | 宁波港瑞汽车零部件有限公司 | 一种汽车天窗导轨多型面成型加工冲压模具及其冲压方法 |
CN109530548A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-29 | 武汉泛洲机械制造有限公司 | 一种用于生产两面凸台轴承挡板的级进精冲模具 |
CN109530548B (zh) * | 2018-12-28 | 2023-09-01 | 武汉泛洲精冲有限公司 | 一种用于生产两面凸台轴承挡板的级进精冲模具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6393646B2 (ja) | 複合加工プレス型 | |
CN106140961A (zh) | 成形修边复合模具 | |
JPH09192751A (ja) | 複合成形型および複合成形方法 | |
CN107252846A (zh) | 一种电脑扣板加工模具 | |
JPH06154897A (ja) | プレス型 | |
KR101096674B1 (ko) | 프레스용 금형 어셈블리 및 그를 이용한 스트립 벤딩 방법 | |
JPS58184024A (ja) | 絞り型 | |
JP5385732B2 (ja) | プレス成形装置及びプレス成形方法 | |
CN211052299U (zh) | 一种一次成型的负角折弯结构 | |
US4205548A (en) | Stamping tools | |
CN107096830A (zh) | 一种带孔电脑扣板冲压模具 | |
JPS58148029A (ja) | カム型 | |
JP2007118017A (ja) | ダブルアクションプレス装置とプレス方法 | |
KR20050034500A (ko) | 밴딩성형용 소성가공장치 | |
JP2554768B2 (ja) | フランジ成形用金型 | |
CN209998239U (zh) | 一种大步距模具送料行程缩短结构 | |
JP2007152417A (ja) | 曲げ金型装置及び曲げ加工方法 | |
JPH0340421Y2 (ja) | ||
JPH0357517A (ja) | プレス加工装置 | |
JPH07230762A (ja) | 箱状部品成形金型装置および成形方法 | |
JPH01273627A (ja) | プレス型 | |
CN220406727U (zh) | 冲压模具、冲压装置 | |
JPS58138527A (ja) | プレス型 | |
JPH065724U (ja) | プレス金型 | |
JPH031084B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |