JPH06154739A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH06154739A
JPH06154739A JP31312692A JP31312692A JPH06154739A JP H06154739 A JPH06154739 A JP H06154739A JP 31312692 A JP31312692 A JP 31312692A JP 31312692 A JP31312692 A JP 31312692A JP H06154739 A JPH06154739 A JP H06154739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching valve
valve
case
water
water purifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP31312692A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumasa Tanaka
信政 田中
Shigetomo Yoshihara
茂友 吉原
Tomotaka Honda
智孝 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH06154739A publication Critical patent/JPH06154739A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】浄水器の切換弁部を構造が簡単で小形化にす
る。 【構成】切換弁部を、複数個の出入口を有する円筒上の
弁ケース10と、内側に連通穴12dを設け、外部と連
通する複数個の連通口を有し、外周部に複数個の弁Oリ
ング13が装着された切換弁12と、切換弁12を往復
動させるために、上ケース14と下ケース15に挾まれ
たダイヤル31とで形成した。 【効果】切換弁部を少ない部品構成にでき、生産性が良
好でコンパクトな浄水器を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料水等の浄水に使用
する浄水器で、特に切換弁の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浄水器は、特公平2−261593 号の
様な切換弁を有しているものがある。切換弁が往復動す
ることにより、原水や浄水の水流の切り換えを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる浄水器の切換弁
は、切換弁の外周部を水が流れる構造で、切換弁の回り
止め部,切換弁を往復動させるための連結部,連結部と
嵌合し内側に螺旋溝を有する回転部材,回転部材を固定
する固定具,固定部材を回転させるためのダイヤル等の
複数部材で構成されているため、構造が複雑な上、切換
弁部を構成する部分が大形化してしまう。
【0004】また、節度を有する構造となっていないた
め使い勝手が悪かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
鑑みてなされたもので、切換弁自体の内側に連通穴を形
成し、外部と連通する複数個の連通口を有し、外周部に
複数個の弁Oリングが装着された切換弁を直接ダイヤル
で往復動させる構造としたものである。
【0006】つまり、切換弁に設けられた連結軸は、ダ
イヤルの内側に設けられた螺旋溝と直接嵌合するととも
に、弁ケースに設けられたスリットにも嵌合させる構造
としたものである。
【0007】ダイヤルは上ケースと下ケースで挾んだ状
態で回転する。
【0008】また、切換弁の連結軸と直交する方向に中
空穴を設け、この中空穴にボールバネの両端に2個のボ
ールを収納し、弁ケースにボールの直径より小さい直径
を有する複数個の小穴を設け、切換弁を弁ケースに設置
した際、ボールと小穴が一部分嵌合する構造としたもの
である。
【0009】
【作用】以上の様な構成にすることにより、切換弁の回
り止め部と連結部を同一構造で、回転部材はダイヤルと
兼用となり、ダイヤルをケースに挾んで収納するため固
定具が不用となり、構造が簡単な上、切換弁部を小形化
できる。
【0010】また、切換弁が往復動する時に、ボールバ
ネに押圧されたボールも移動し、小穴から小穴に移動す
る際の切換弁の移動する抵抗も変化し、使用者が節度を
もった切換ができることになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
【0012】図1〜図7及び図14〜図18で全体構成
を説明する。
【0013】まず、図3を基に説明する。
【0014】整流フィルター56を収納した原水出口1
5aとその周りに形成されたシャワー出口15bと整流
フィルター56を収納した浄水出口15cを有する樹脂
製の下ケース15に、小穴55bを有するゴム製のパッ
キン55を介して樹脂製の弁ケース10が装着されてい
る。
【0015】弁ケース10は、原水流入口10a,原水
接続口10b,樹脂製の切換弁12の収納部10c,浄
水接続口10d,図5に示した原水吐出口10e,およ
びシャワー吐出口10fが設けられている。
【0016】原水流入口10aは樹脂製のLケース18
を介し、原水フィルター57とゴム製の接続パッキン8
3が装着された樹脂製の接続ケース17と接続されてい
る。つまり、図1に示した様にLケース18は、接続ケ
ース17の吐出口17bより高い位置にある原水流入口
10aと連通させているものである。
【0017】この接続ケース17に、樹脂製のホルダー
33を装着した図1の蛇口90を樹脂製の固定ナット3
4で接続する。
【0018】原水接続口10bと図1に示した樹脂製の
上ケース14の下面側に設けられた原水口14aと、浄
水接続口10dは、樹脂製のインジケータケース19を
介して図1に示した浄水口14bとそれぞれ接続されて
いる。
【0019】収納部10cには、複数個のゴム製の弁O
リング13が装着された切換弁12が収納されている。
この切換弁12の連結軸12aは、図2,図6および図
7に示した樹脂製のダイヤル31の内側に設けられた螺
旋溝31aと嵌合している。図7は、ダイヤル31の内
側展開図である。
【0020】また、中空穴12bには2個のステンレス
製のボール42とステンレス製のボールバネ41が収納
されている。
【0021】下ケース15と図4に示した上ケース14
は、接続ケース17を介在させるとともに、樹脂製の表
示リング32が装着されたダイヤル31を収納溝15
d,図4に示した14cに収納した状態で固定される。
【0022】次に図4で説明する。
【0023】上ケース14の上面側に挿入口14dと浄
水口14bが形成されている。
【0024】この挿入口14dに、内部に活性炭が充填
された活性炭ユニット26の原水口26aが装着され
る。
【0025】活性炭ユニット26の上側に形成された装
着口26bに、中空糸膜ユニット25が直結装着する構
造となっている。
【0026】この中空糸膜ユニット25は上部と下部は
同一寸法とし、反対側も装着口26bに装着可能としてい
る。
【0027】樹脂製のカバー28には、透明材料で形成
された樹脂製の透明窓27が接着されている。
【0028】以上の説明の様に構成された浄水器の全体
断面図を図1に示した。
【0029】但し、上ケース14と活性炭ユニット26
の接続部は説明のため、90°だけ移動させて図示して
いる。
【0030】また、切換弁12の横断面図を図2に示し
た。
【0031】次に切換弁部の構造について図8で説明す
る。
【0032】切換弁12には、4個の弁Oリング13が
装着されている。
【0033】弁Oリング13の装着部の内側は連通12
dが設けられて、連通口A12sと連通口B12tで外
側と連通している。
【0034】連通穴12dの開口端面は、キャップ11
が接着され塞がれている。
【0035】弁ケース10の収納部10cの開放端側に
は、小穴10x,10y,10zが設けられている。
【0036】この小穴と切換弁12に収納されたボール
42は、ボールバネ41に押圧された状態で、一部分が
嵌合する構造となっている。
【0037】次に、切換弁部の動作について図8〜図1
0及び図16〜図18により説明する。
【0038】図8は、切換弁12が一番奥側に設置され
た状態を示した。
【0039】蛇口から導水された原水は、原水流入口1
0aから連通口12sを経由し、連通穴12dを通り、
連通口B12tからシャワー吐出口10fに送水され、
パッキン55の小穴55bで分流された上で、シャワー
出口15から吐出される。
【0040】図9は、切換弁12が中間に設置された状
態を示した。
【0041】原水は原水流入口10aから連通口12s
を経由し、連通穴12dを通るものと切換弁12の外周
を通るものが、原水吐出口10eに送水され、パッキン
55の中央口55aを通り原水出口15aから吐出され
る。
【0042】図10は、切換弁12が開口端側に設置さ
れた状態を示した。
【0043】原水は、原水流入口10aから切換弁12
を経由しないで、直接原水接続口10bを経由して原水
口14aに送水される。
【0044】つまり、ろ材で処理するために挿入口14
bに送水される。
【0045】これらの位置に設置された際に、ボール4
2は小穴10x,10yあるいは10zと一部分が嵌合
する構造となっている。
【0046】つまり、弁の動作に節度をもたせ、使用者
に切換動作を体感させるものである。
【0047】また、この様な往復動作を外部から操作す
るために、図2に示した様に、ダイヤル31の内側に設
けられた螺旋溝31aと、中空穴12dと直交する連結
軸12aを嵌合させた上で回転できる構造としている。
【0048】つまり、ダイヤル31を回転することによ
り、嵌合された連結軸12aは共に回転しようとする
が、スリット10kで回転が阻止されるため、螺旋溝3
1aの軸方向の位置に沿って移動するものである。
【0049】次に、浄水機能について図1で説明する。
【0050】前記した様に、切換弁12により切換えら
れた原水は、原水口14aより挿入口14b内に流入す
る。
【0051】そして、活性炭ユニット26を通過し中空
糸膜ユニット25へ送水され、内蔵された中空糸膜を通
過し、中空糸膜ユニット25の上端より吐出され、中空
糸膜ユニット26および活性炭ユニット25とカバー2
8との隙間を通り、浄水口14bに導水される。中空糸
膜は、パイプ状の外周に数ミクロンメータの穴が無数に
構成されたもので、一種のフィルターである。
【0052】この際、活性炭ユニット26で原水中の残
留塩素や臭いなどを除去し、中空糸膜ユニット25で原
水中の鉄サビ等の異物を除去する。
【0053】前記で処理された浄水は、インジケータケ
ース19を経由し、浄水出口15cから吐出される。
【0054】この時、透明材料で形成されたインジケー
タケース19内に収納された樹脂製のインジケータ23
は、流れる水量に応じて抵抗力を受け、この抵抗力とス
テンレス製の押しバネ22の押力とがバランスを保つ位
置まで移動する。
【0055】つまり、水量が多ければ下方に移動し、水
量が少なければ上方に移動する。
【0056】例えば、中空糸膜ユニット25が異物で詰
まってくると、徐々に水量は少なくなりインジケータ2
3は上方に位置する。
【0057】これにより、使用者がインジケータ23の
位置を浄水器の外面から確認し、詰まり具合を判定でき
ることになる。
【0058】インジケータ23で詰まりを判定した場合
は、中空糸膜ユニット25を反転装着した上で、通水す
ることにより中空糸膜で捕獲した異物を除去できる。
【0059】図13に反転装着した状態を示した。
【0060】異物を除去した後に、再度反転装着し通常
の使用が可能となる。
【0061】つまり、逆洗することにより中空糸膜ユニ
ット25の寿命延長ができることになる。この逆洗の際
に、中空糸膜ユニット25の装着状態は、透明窓27の
より外部から確認できる。
【0062】図11および図12に、蛇口に浄水器を取
り付けた状態を示した。
【0063】図11は、ダイヤル31が使用者の正面に
位置する様に設置したものである。つまり、右利きの使
用者も左利きの使用者も、容易に操作できる位置とし
た。図12は応用例であり、ダイヤル31が右側に位置
したものである。
【0064】これによれば、使用者に対して本体部より
見えないので、コンパクト感を与えることができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、 (1)切換弁部を少ない部品構造にできるので、生産性
が良好でコンパクトな浄水器を供給することができる。
【0066】(2)また、簡単な構造で節度を持った切
換弁部となるため、使い勝手が良好な浄水器を供給する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、全体断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す、全体横断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す、切換弁部の展開斜視
図である。
【図4】本発明の一実施例を示す、浄水器上部側の展開
斜視図である。
【図5】本発明の一実施例を示す、弁ケースの下面図で
ある。
【図6】本発明の一実施例を示す、ダイヤルの断面斜視
図である。
【図7】本発明の一実施例を示す、ダイヤルの内側展開
図である。
【図8】本発明の一実施例を示す、シャワー状態の切換
弁部動作説明図である。
【図9】本発明の一実施例を示す、原水状態の切換弁部
動作説明図である。
【図10】本発明の一実施例を示す、浄水状態の切換弁
部動作説明図である。
【図11】本発明の一実施例を示す、浄水器取付状態図
である。
【図12】本発明の一実施例を示す、浄水器取付状態図
である。
【図13】本発明の一実施例を示す、逆洗状態の全体断
面図である。
【図14】本発明の一実施例を示す、上ケースの斜視図
である。
【図15】本発明の一実施例を示す、下ケースの斜視図
である。
【図16】本発明の一実施例を示す、切換弁部の分解斜
視図である。
【図17】本発明の一実施例を示す、弁ケース部の分解
斜視図である。
【図18】本発明の一実施例を示す、弁ケース及びイン
ジケータケース部の分解斜視図である。
【符号の説明】
10…弁ケース、11…キャップ、12…切換弁、13
…弁Oリング、14…上ケース、15…下ケース、31
…ダイヤル、41…ボールバネ、42…ボール。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にろ材を収納する本体と、ろ材に蛇口
    からの原水を導入させる導水路とろ材に通水させること
    が可能な切換弁部と、蛇口からの原水を導水する接続部
    からなる浄水器において、 前記切換弁部を、複数個の出入口を有する円筒状の弁ケ
    ース10と、内側に連通穴12dを設け、外部と連通す
    る複数個の連通口を有し、外周部に複数個の弁Oリング
    13が装着された切換弁12と、切換弁12を往復動さ
    せるダイヤル31で形成されたことを特徴とする浄水
    器。
  2. 【請求項2】弁ケース10の切換弁12の収納部10c
    開放端側にスリット10kを形成するとともに、スリッ
    ト10kに嵌合する連結軸12aを切換弁12に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の浄水器。
  3. 【請求項3】ダイヤル31に連結軸と嵌合する螺旋溝3
    1aを設けたことを特徴とする請求項1記載の浄水器。
  4. 【請求項4】ダイヤル31を、上ケース14と下ケース
    15で挾み込む構成としたことを特徴とする請求項1記
    載の浄水器。
  5. 【請求項5】切換弁12の中空穴12bに、ボールバネ
    41の両端に2個のボール42を収納し、弁ケース10
    にボール42の直径より小さい直径を有する複数個の小
    穴を有し、切換弁12を弁ケース10に設置した際、ボ
    ール42と小穴が一部分嵌合する構造としたことを特徴
    とする請求項1記載の浄水器。
JP31312692A 1992-11-24 1992-11-24 浄水器 Pending JPH06154739A (ja)

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JP31312692A JPH06154739A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 浄水器

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JP31312692A JPH06154739A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 浄水器

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JPH06154739A true JPH06154739A (ja) 1994-06-03

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JP31312692A Pending JPH06154739A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 浄水器

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JP (1) JPH06154739A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995015454A1 (en) * 1993-12-01 1995-06-08 Golview Pty. Ltd. Water treatment apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995015454A1 (en) * 1993-12-01 1995-06-08 Golview Pty. Ltd. Water treatment apparatus

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