JPH0615393B2 - エレベ−タの操作盤 - Google Patents
エレベ−タの操作盤Info
- Publication number
- JPH0615393B2 JPH0615393B2 JP60051177A JP5117785A JPH0615393B2 JP H0615393 B2 JPH0615393 B2 JP H0615393B2 JP 60051177 A JP60051177 A JP 60051177A JP 5117785 A JP5117785 A JP 5117785A JP H0615393 B2 JPH0615393 B2 JP H0615393B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- control panel
- control device
- converter
- relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエレベータを操作する器具が配置された操作
盤,特にエレベータ改修時に使用する操作盤に関するも
のである。
盤,特にエレベータ改修時に使用する操作盤に関するも
のである。
既設エレベータを改修して,新しい外観を持つた新感覚
のエレベータにする場合,かご室等については,既設エ
レベータのかご室寸法に合わせて,かご室を構成する壁
板,天井板,ドア板,照明器具等を製作し,既設品と交
換すればよい。しかし,かご内操作盤,乗場ボタン等の
操作盤については,単にデザインを新規にするだけでな
く,機械室に設置された制御装置との整合性が必要であ
る。
のエレベータにする場合,かご室等については,既設エ
レベータのかご室寸法に合わせて,かご室を構成する壁
板,天井板,ドア板,照明器具等を製作し,既設品と交
換すればよい。しかし,かご内操作盤,乗場ボタン等の
操作盤については,単にデザインを新規にするだけでな
く,機械室に設置された制御装置との整合性が必要であ
る。
エレベータの制御装置は,マイクロコンピュータ(以下
マイコンという)等の電子計算機で構成されるものが多
くなつており、上記操作盤も,例えば実開昭59−91
262号公報に示されるように,マイコンに対応するも
のが使用されている。
マイコンという)等の電子計算機で構成されるものが多
くなつており、上記操作盤も,例えば実開昭59−91
262号公報に示されるように,マイコンに対応するも
のが使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のような従来のエレベータの操作盤では,マイコン
で構成された制御装置に対応するものになつているた
め,電磁継電器等のリレーで構成された制御装置を持つ
既設のエレベータに,マイコン系の操作盤は不整合とな
り適用できないことになる。それは,リレー系の制御回
路の電圧はマイコン系のものに比べて高電圧であるから
である。また、旧形の操作スイツチ等を組み込んだ操作
盤を製作することは,生産性も悪く高価なものとなる。
更に,デザイン面からも,マイコン系に設計された操作
盤と同等にすることは困難である。このような理由で,
リレー系の既設エレベータをマイコン系のエレベータに
改修する場合,新デザインの操作盤に製作上の不都合が
生じるという問題点がある。
で構成された制御装置に対応するものになつているた
め,電磁継電器等のリレーで構成された制御装置を持つ
既設のエレベータに,マイコン系の操作盤は不整合とな
り適用できないことになる。それは,リレー系の制御回
路の電圧はマイコン系のものに比べて高電圧であるから
である。また、旧形の操作スイツチ等を組み込んだ操作
盤を製作することは,生産性も悪く高価なものとなる。
更に,デザイン面からも,マイコン系に設計された操作
盤と同等にすることは困難である。このような理由で,
リレー系の既設エレベータをマイコン系のエレベータに
改修する場合,新デザインの操作盤に製作上の不都合が
生じるという問題点がある。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で,生産性を損うことなく,安価にマイコン系の新デザ
インのものが供給できると共に,改修工事期間も短縮で
きるエレベータの操作盤を提供することを目的とする。
で,生産性を損うことなく,安価にマイコン系の新デザ
インのものが供給できると共に,改修工事期間も短縮で
きるエレベータの操作盤を提供することを目的とする。
この発明に係るエレベータの操作盤は,かご内操作盤に
操作器具と,その信号レベルを電子計算機によつて構成
された制御装置に適合するレベルに変換する第1の変換
器とを配置し,この操作盤以外のかご室に,操作器具と
リレー系の制御装置とに接続され操作器具の信号レベル
をリレー系の制御装置に適合するレベルに変換する第2
の変換器を着脱可能に装着したものである。
操作器具と,その信号レベルを電子計算機によつて構成
された制御装置に適合するレベルに変換する第1の変換
器とを配置し,この操作盤以外のかご室に,操作器具と
リレー系の制御装置とに接続され操作器具の信号レベル
をリレー系の制御装置に適合するレベルに変換する第2
の変換器を着脱可能に装着したものである。
この発明においては,既設のリレー系の制御装置との間
で行われるエレベータの暫定運転期間は,第1の変換器
により信号レベルの変換を行い,制御装置がマイコン系
に交換された後は第2の変換器に切り換えて信号レベル
の変換が行われる。
で行われるエレベータの暫定運転期間は,第1の変換器
により信号レベルの変換を行い,制御装置がマイコン系
に交換された後は第2の変換器に切り換えて信号レベル
の変換が行われる。
第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示す図である。
図中,(1)はエレベータのかご室,(2)はかご室(1)に設
置されたかご内操作盤で、1階〜5階の行先階ボタン(3
a)〜(3e),戸開ボタン(4)及び戸閉ボタン(5)が配置され
ている。(6)はかご内操作盤(2)に設けられ上記各ボタン
(3a)〜(3e),(4),(5)の信号レベルを後出するマイコン
系の制御盤(13)に適合するレベルに変換する機能を持つ
第1の変換器,(7)はかご内操作盤(2)のケースの外側,
かご室(1)の天井等に着脱可能に設けられ同様に各ボタ
ン(3a)〜(3e),(4),(5)の信号レベルを後出するリレー
系の制御盤(9)に適合するレベルに変換する機能を持つ
第2の変換器,(8)はエレベータ機械室,(9)は機械室
(8)に設置され電磁継電器等のリレーによつて構成され
たリレー系制御盤で、1階〜5階のかご呼びを登録する
かご呼び登録リレー(10a)〜(10e),戸開信号を登録する
戸開信号登録リレー(11),及び戸閉信号を登録する戸閉
信号登録リレー(12)を有している。(13)は機械室(8)に
設置されマイコンによつて構成されたマイコン系制御盤
で,中央処理装置(以下CPUという)(14)を有してい
る。(ROM,RAM等は図示しない) リレー系の既設エレベータをマイコン系のエレベータに
改修する場合,改修工事のためのエレベータ休止期間を
特定日(例えば土曜日と日曜日)だけとし、その他の日
はエレベータを稼動して,利用者に不便を与えないよう
にすることが行われている。この場合は,改修工事が分
割され,まず操作盤が交換された後,制御盤が交換され
る。これを第1図〜第3図により,かご内操作盤(2)に
ついて説明する。
置されたかご内操作盤で、1階〜5階の行先階ボタン(3
a)〜(3e),戸開ボタン(4)及び戸閉ボタン(5)が配置され
ている。(6)はかご内操作盤(2)に設けられ上記各ボタン
(3a)〜(3e),(4),(5)の信号レベルを後出するマイコン
系の制御盤(13)に適合するレベルに変換する機能を持つ
第1の変換器,(7)はかご内操作盤(2)のケースの外側,
かご室(1)の天井等に着脱可能に設けられ同様に各ボタ
ン(3a)〜(3e),(4),(5)の信号レベルを後出するリレー
系の制御盤(9)に適合するレベルに変換する機能を持つ
第2の変換器,(8)はエレベータ機械室,(9)は機械室
(8)に設置され電磁継電器等のリレーによつて構成され
たリレー系制御盤で、1階〜5階のかご呼びを登録する
かご呼び登録リレー(10a)〜(10e),戸開信号を登録する
戸開信号登録リレー(11),及び戸閉信号を登録する戸閉
信号登録リレー(12)を有している。(13)は機械室(8)に
設置されマイコンによつて構成されたマイコン系制御盤
で,中央処理装置(以下CPUという)(14)を有してい
る。(ROM,RAM等は図示しない) リレー系の既設エレベータをマイコン系のエレベータに
改修する場合,改修工事のためのエレベータ休止期間を
特定日(例えば土曜日と日曜日)だけとし、その他の日
はエレベータを稼動して,利用者に不便を与えないよう
にすることが行われている。この場合は,改修工事が分
割され,まず操作盤が交換された後,制御盤が交換され
る。これを第1図〜第3図により,かご内操作盤(2)に
ついて説明する。
まず,第1図及び第2図のようにかご内操作盤(2)をマ
イコン系のものに交換する。このとき,第1の変換器
(6)は各ボタン(3a)〜(3e),(4),(5)とは接続されてお
らず,第2の変換器(7)が接続されている。そして,第
2の変換器(7)は既設のリレー系制御盤(9)に接続され,
各ボタン(3a)〜(3e),(4),(5)の信号レベルは第2の変
換器(7)によつて変換され,リレー系制御盤(9)の各リレ
ー(10a)〜(10e),(11),(12)に供給される。これで特定
日から次の特定日までの間の暫定運転期間は,マイコン
系操作盤(2)によつてリレー系制御盤(9)が駆動されエレ
ベータの運転が行われる。
イコン系のものに交換する。このとき,第1の変換器
(6)は各ボタン(3a)〜(3e),(4),(5)とは接続されてお
らず,第2の変換器(7)が接続されている。そして,第
2の変換器(7)は既設のリレー系制御盤(9)に接続され,
各ボタン(3a)〜(3e),(4),(5)の信号レベルは第2の変
換器(7)によつて変換され,リレー系制御盤(9)の各リレ
ー(10a)〜(10e),(11),(12)に供給される。これで特定
日から次の特定日までの間の暫定運転期間は,マイコン
系操作盤(2)によつてリレー系制御盤(9)が駆動されエレ
ベータの運転が行われる。
次に,リレー系制御盤(9)がマイコン系制御盤(13)に交
換される。一方,第2の変換器(7)は取り外され,第3
図のように各ボタン(3a)〜(3e),(4),(5)は第1の変換
器(6)に接続され,第1の変換器(6)とマイコン系制御盤
(13)のCPU(14)とが接続される。これで,エレベータ
の改修は終了し,以後はマイコン系操作盤(2)によつて
マイコン系制御盤(13)が駆動され,エレベータの運転が
行われる。
換される。一方,第2の変換器(7)は取り外され,第3
図のように各ボタン(3a)〜(3e),(4),(5)は第1の変換
器(6)に接続され,第1の変換器(6)とマイコン系制御盤
(13)のCPU(14)とが接続される。これで,エレベータ
の改修は終了し,以後はマイコン系操作盤(2)によつて
マイコン系制御盤(13)が駆動され,エレベータの運転が
行われる。
このようにして,操作盤(2)はマイコン系用に製作され
たものが使用できるので,その生産性を損うことはな
く,かつ安価に供給できる。また,第1及び第2の変換
器(6),(7)の接続変更だけでよいので,改修工事期間も
短縮される。
たものが使用できるので,その生産性を損うことはな
く,かつ安価に供給できる。また,第1及び第2の変換
器(6),(7)の接続変更だけでよいので,改修工事期間も
短縮される。
以上説明したとおりこの発明では,かご内操作盤にエレ
ベータの操作器具と,その信号レベルを電子計算機によ
つて構成された制御装置に適合するレベルに変換する第
1の変換器とを配置し,この操作盤以外のかご室に,操
作器具とリレー系の制御装置とに接続され操作器具の信
号レベルをリレー系の制御装置に適合するレベルに変換
する第2の変換器を着脱可能に装着したものである。
ベータの操作器具と,その信号レベルを電子計算機によ
つて構成された制御装置に適合するレベルに変換する第
1の変換器とを配置し,この操作盤以外のかご室に,操
作器具とリレー系の制御装置とに接続され操作器具の信
号レベルをリレー系の制御装置に適合するレベルに変換
する第2の変換器を着脱可能に装着したものである。
これにより,既設のリレー系のエレベータをマイコン系
のエレベータに改修する場合でも,操作盤はその生産性
を損うことなく,安価に新デザインのものを供給できる
と共に改修工事期間も短縮することができる効果があ
る。
のエレベータに改修する場合でも,操作盤はその生産性
を損うことなく,安価に新デザインのものを供給できる
と共に改修工事期間も短縮することができる効果があ
る。
第1図〜第3図はこの発明によるエレベータの操作盤の
一実施例を示す図で、第1図は暫定運転期間の構成図,
第2図は第1図の接続図,第3図は改修終了後の接続図
である。 図中、(1)はかご室,(2)は操作盤(かご内操作盤),(3
a)〜(3e)は操作器具(行先階ボタン),(4)は操作器具
(戸開ボタン),(5)は操作器具(戸閉ボタン),(6)は
第1の変換器,(7)は第2の変換器,(9)は既設制御装置
(リレー系制御盤),(10a)〜(10e)(11),(12)はリレ
ー,(13)は新設制御装置(マイコン系制御盤)である。 なお,図中同一符号は同一部分を示す。
一実施例を示す図で、第1図は暫定運転期間の構成図,
第2図は第1図の接続図,第3図は改修終了後の接続図
である。 図中、(1)はかご室,(2)は操作盤(かご内操作盤),(3
a)〜(3e)は操作器具(行先階ボタン),(4)は操作器具
(戸開ボタン),(5)は操作器具(戸閉ボタン),(6)は
第1の変換器,(7)は第2の変換器,(9)は既設制御装置
(リレー系制御盤),(10a)〜(10e)(11),(12)はリレ
ー,(13)は新設制御装置(マイコン系制御盤)である。 なお,図中同一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】電磁継電器によって構成された既設制御装
置及びこれと選択的に使用され電子計算機によって構成
された新設制御装置と、かご内操作盤に設けられこれに
配置された操作器具の信号のレベルを上記新設制御装置
に適合するレベルに変換する第1の変換器と、かご室に
着脱可能に装着され上記操作器具と上記既設制御装置と
に接続され上記操作器具の信号のレベルを上記既設制御
装置に適合するレベルに変換する第2の変換器とを備え
てなるエレベータの操作盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051177A JPH0615393B2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | エレベ−タの操作盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051177A JPH0615393B2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | エレベ−タの操作盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61211284A JPS61211284A (ja) | 1986-09-19 |
JPH0615393B2 true JPH0615393B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=12879557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60051177A Expired - Lifetime JPH0615393B2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | エレベ−タの操作盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615393B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4042067A (en) * | 1975-05-16 | 1977-08-16 | Westinghouse Electric Corporation | Elevator system |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP60051177A patent/JPH0615393B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61211284A (ja) | 1986-09-19 |
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