JPH06153442A - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
- Publication number
- JPH06153442A JPH06153442A JP4300193A JP30019392A JPH06153442A JP H06153442 A JPH06153442 A JP H06153442A JP 4300193 A JP4300193 A JP 4300193A JP 30019392 A JP30019392 A JP 30019392A JP H06153442 A JPH06153442 A JP H06153442A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- bearing bracket
- bracket
- protrusion
- bearing
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- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
向に対する固定を確実に行う。 【構成】 電動機は、ステータコア23を有するフレー
ム21に、回転軸28を支持する軸受ブラケット24,
25が嵌着されて構成される。フレーム21の左端部
に、外周側にて凸となるような段部を全周に渡って形成
し、軸受ブラケット24の右端部に、内周側にて凸とな
るような段部を全周に渡って形成する。フレーム21と
軸受ブラケット24とは、それら段部部分が重なるよう
に相互に嵌着される。軸受ブラケット24の段部部分に
切欠部を形成し、フレーム21の段部部分に切欠部に嵌
合する突部32を一体に形成する。これにて、フレーム
21と軸受ブラケット24とは回り止め状態で嵌着し、
ねじれ方向の力が加わる事情があっても、フレーム21
が円周方向にずれ動くことはない。
Description
ットとの嵌着構造を改良した回転電機に関するものであ
る。
り、図5に示すものが供されている。このものは、円筒
状をなすフレーム1の内周部に、巻線2を巻装してなる
ステータコア3を取付け、そのステータコア3の内側部
位に、導体4を有するロータコア5が配置されるように
なっている。そして、前記フレーム3の両端には、負荷
側及び反負荷側の軸受ブラケット6及び7がその開口部
を塞ぐように取付けられ、前記ロータコア5を固着した
回転軸8が、それら軸受ブラケット6及び7に夫々設け
られた軸受9及び10に支持されている。尚、前記負荷
側の軸受ブラケット6にはフランジ部6aが設けられ、
このフランジ部6aにて、負荷側機械に取付けられるよ
うになっている。
受ブラケット6の結合部分には、夫々外周側及び内周側
にて凸となるような段部が全周に渡って形成されてお
り、フレーム1と軸受ブラケット6とは、この段部部分
が重なるように相互に嵌着した状態で、図示しないボル
トにより結合されるようになっている。
に構成された電動機の運転時にあって、ロータコア5の
回転トルクの反力が、巻線2ひいてはステータコア3に
作用することになる。このため、負荷側機械に固着され
ている軸受ブラケット6と、ステータコア3を有するフ
レーム1との間に、ねじれ方向の力が加わる事情があ
り、この力が繰返し加えられることにより、フレーム1
と軸受ブラケット6とを結合するボルトが緩んでしまう
問題がある。
ように、フレーム1と軸受ブラケット6との嵌着部分
(重なり部分)に、両者に跨がって貫通孔を形成し、こ
こにピン11を取付けて、両者のねじれ方向に対する固
定を強固とするようにしていた。しかしながら、このよ
うにピン11を設けた構成では、やはり上述のねじれ方
向の力が繰返し加わることにより、ピン11が緩み、最
悪の場合脱落してしまう虞があり、結局、ねじれ方向に
対する固定の効果がさほど得られなかった。
で、その目的は、フレームと軸受ブラケットとの間のね
じれ方向に対する固定を確実に行い得、信頼性を向上さ
せることができる回転電機を提供するにある。
周側にステータコアが配設される筒状のフレームと、こ
のフレームの開口端部を塞ぐように設けられ回転軸を支
持する軸受が配設される軸受ブラケットとを、相互に嵌
着してなるものであって、前記フレーム及び軸受ブラケ
ットの嵌着部分のうち、一方に切欠部を形成すると共
に、他方にその切欠部に嵌合する突部を一体に形成した
ところに特徴を有する。
とは、切欠部と突部とが嵌合したいわば相互に回り止め
状態で嵌着しているから、フレームと軸受ブラケットと
の間に、ねじれ方向の力が加わる事情があっても、それ
らのねじれ方向に対する固定を確実に行うことができ
る。しかも、突部は、フレームあるいは軸受ブラケット
に一体に形成されるものであるから、ピン等の他の部品
が不要となると共に、脱落するといった虞もなくなる。
図3を参照して説明する。図1は、本実施例に係る回転
電機たる誘導電動機の全体構成を概略的に示しており、
ここで、21はフレームであり、これは左右両端が開口
した円筒状をなしている。このフレーム21の内周部に
は、図示しないスロットに巻線22を巻装してなるステ
ータコア23が圧入固定されている。そして、前記フレ
ーム21の左右の開口端部には、夫々負荷側及び反負荷
側の軸受ブラケット24及び25が、その開口部を塞ぐ
ように嵌着状態に取付けられている。それらの嵌着構造
については後述する。
24及び25には、夫々軸受26及び27が設けられて
おり、それら軸受26及び27に、回転軸28の先端側
部分及び基端部が夫々回転自在に支持されている。前記
回転軸28の途中部位には、前記ステータコア23の内
側部位に位置して、導体29を有するロータコア30が
嵌挿固定されている。また、前記負荷側の軸受ブラケッ
ト24には、フランジ部24aが設けられ、このフラン
ジ部24aにて、図示しない負荷側機械に取付けられる
ようになっている。
ラケット24との嵌着構造について、図2及び図3も参
照して述べる。前記フレーム21の左端部には、外周側
にて凸となるような段部21aが全周に渡って形成され
ている。一方、軸受ブラケット24の右端部には、内周
側にて凸となるような段部24bが全周に渡って形成さ
れている。フレーム21と軸受ブラケット24とは、こ
の段部21a及び24b部分が重なるように相互に嵌着
され、この状態で、図示しないボルトにより結合される
ようになっている。
ト24の段部24b部分に、図3に示すようなU字形の
切欠部31が数箇所(1個のみ図示)に形成されてい
る。一方、前記フレーム21の段部21a部分には、前
記切欠部31に対応して、該切欠部31に嵌合する突部
32が形成されている。この場合、前記突部32は、図
3に示すように、フレーム21の端部に、前記切欠部3
1と略同一の幅の2本の切込みを形成し、図2に示すよ
うに、切込み間の部分を内周側へ折曲げるように塑性加
工して形成されている。
24とは、段部21a及び24b部分が重なるように相
互に嵌着されると同時に、突部32が切欠部31に嵌合
した状態に結合されるのである。尚、詳しい説明は省略
するが、フレーム21と反負荷側の軸受ブラケット25
との間も、段部により嵌着状態に結合されるようになっ
ている。
ると、ロータコア30の回転トルクの反力が、巻線22
ひいてはステータコア23に作用することになる。この
ため、負荷側機械に固着されている軸受ブラケット24
と、ステータコア23を有するフレーム21との間に、
ねじれ方向の力が加わる事情がある。
軸受ブラケット24とは、突部32が切欠部31に嵌合
したいわば相互の回り止め状態で嵌着しているから、フ
レーム21が円周方向にずれ動くことはなく、突部32
及び切欠部31がない場合と比較して、それらのねじれ
方向に対する固定が極めて強固となる。また、ピン11
によりねじれ方向に対する固定を行うもののように、ピ
ン11が緩んで脱落するといった虞はない。
1の突部32を軸受ブラケット24の切欠部31に嵌合
するようにしたので、両者間にねじれ方向の力が加わる
事情があっても、フレーム21と軸受ブラケット24と
の間のねじれ方向に対する固定を確実に行うことができ
る。しかも、突部32は、フレーム21に塑性加工によ
り一体に形成されるものであるから、従来のピン11等
の他の部品が不要となり製造を容易に済まし得ると共
に、ピン11のように脱落する虞もなくなり、この結
果、信頼性を大幅に向上させることができるものであ
る。
り、上記実施例と異なる点は、フレーム41に、上記突
部32とは異なる形状の突部42を設けたところにあ
る。この場合、フレーム41の段部41aの一部を、塑
性加工によりいわゆる半抜き(ハーフカット)として、
内周側に突出した突部42を一体に形成している。かか
る構成でも、上記実施例と同様の効果を得ることができ
る。
れるものではなく、例えばフレーム側に切欠部を軸受ブ
ラケット側に突部を夫々形成するようにしても同様の効
果を得ることができるなど、要旨を逸脱しない範囲内で
適宜変更して実施し得るものである。
の回転電機によれば、フレーム及び軸受ブラケットの嵌
着部分のうち、一方に切欠部を形成すると共に、他方に
その切欠部に嵌合する突部を一体に形成したので、フレ
ームと軸受ブラケットとの間のねじれ方向に対する固定
を確実に行い得、信頼性を向上させることができるとい
う優れた実用的効果を得ることができる。
縦断側面図
縦断側面図
図
部、23はステータコア、24,25は軸受ブラケッ
ト、24aはフランジ部、24bは段部、26,27は
軸受、28は回転軸、31は切欠部、32,42は突部
を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 内周側にステータコアが配設される筒状
のフレームと、このフレームの開口端部を塞ぐように設
けられ回転軸を支持する軸受が配設される軸受ブラケッ
トとを、相互に嵌着してなるものであって、前記フレー
ム及び軸受ブラケットの嵌着部分のうち、一方に切欠部
を形成すると共に、他方にその切欠部に嵌合する突部を
一体に形成したことを特徴とする回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4300193A JPH06153442A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4300193A JPH06153442A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06153442A true JPH06153442A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17881859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4300193A Pending JPH06153442A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06153442A (ja) |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP4300193A patent/JPH06153442A/ja active Pending
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