JPH06153353A - 長尺ルーズスパイラルロッドの巻付方法 - Google Patents
長尺ルーズスパイラルロッドの巻付方法Info
- Publication number
- JPH06153353A JPH06153353A JP32744392A JP32744392A JPH06153353A JP H06153353 A JPH06153353 A JP H06153353A JP 32744392 A JP32744392 A JP 32744392A JP 32744392 A JP32744392 A JP 32744392A JP H06153353 A JPH06153353 A JP H06153353A
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- Japan
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- spiral rod
- electric wire
- loose spiral
- long loose
- long
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線に対する長尺ルーズスパイラルロッドの
新規な巻付方法を提供するものである。 【構成】 電線の外径より大きい内径を有する長尺ルー
ズスパイラルロッドを、電線に沿って伸長させ、当該ス
パイラルロッドの一方の端末を電線に対して巻付けた後
に、当該スパイラルロッドを押し或いは引きながら回転
させることに依り、電線に対して巻付ける。
新規な巻付方法を提供するものである。 【構成】 電線の外径より大きい内径を有する長尺ルー
ズスパイラルロッドを、電線に沿って伸長させ、当該ス
パイラルロッドの一方の端末を電線に対して巻付けた後
に、当該スパイラルロッドを押し或いは引きながら回転
させることに依り、電線に対して巻付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電線に対する長尺ルーズ
スパイラルロッドの巻付方法に関するものである。
スパイラルロッドの巻付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長尺スパイラルロッドの巻付方法として
は、図6及び図7に示すように、短尺スパイラルロッド
Aを電線1に巻付けた後、当該短尺スパイラルロッドA
の端末に他の短尺スパイラルロッドAを連続させると共
に、更に電線を巻付けてスパイラルロッドの長尺化を図
るようにしたものがある。そして、上記スパイラルロッ
ドの連続のための連結は、図7に示すようなジョイント
治具Bを用いて行うものであった。
は、図6及び図7に示すように、短尺スパイラルロッド
Aを電線1に巻付けた後、当該短尺スパイラルロッドA
の端末に他の短尺スパイラルロッドAを連続させると共
に、更に電線を巻付けてスパイラルロッドの長尺化を図
るようにしたものがある。そして、上記スパイラルロッ
ドの連続のための連結は、図7に示すようなジョイント
治具Bを用いて行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電線の外径より大きな
内径を有するスパイラルロッドを電線の外周に巻回した
電線において、当該電線に付着した雪を落下させるに際
しては、そのスパイラルロッドを適宜駆動装置に依り回
転又は直線運動させることに依り落雪目的の達成を図る
ようにしたスクレーパ式落雪装置がある(特開平2ー2
94214号)。この場合、前記した従来方法のよう
に、短尺ルーズスパイラルロッドAを互いに繋ぎあわせ
て長尺化するものであると、下記のような問題が生ずる
こととなる。
内径を有するスパイラルロッドを電線の外周に巻回した
電線において、当該電線に付着した雪を落下させるに際
しては、そのスパイラルロッドを適宜駆動装置に依り回
転又は直線運動させることに依り落雪目的の達成を図る
ようにしたスクレーパ式落雪装置がある(特開平2ー2
94214号)。この場合、前記した従来方法のよう
に、短尺ルーズスパイラルロッドAを互いに繋ぎあわせ
て長尺化するものであると、下記のような問題が生ずる
こととなる。
【0004】作業員が宙乗し、短尺ルーズスパイラル
ロッドAのジョイントを行わなければならないため、作
業性が悪いばかりでなく危険性が伴った。 スパイラルロッドAの直線運動に対する強度は、ジョ
イント治具Bの強度に左右され、従って、強度的に大き
な除雪力は期待できない。 短尺ルーズスパイラルロッドAを長尺化しているた
め、短尺ルーズスパイラルロッドAの各端末C及びジョ
イント治具Bから可視コロナが発生してしまう。 長尺ルーズスパイラルロッドの上を宙乗機が移動する
ことに依って、ジョイント治具Bが破損する恐れがあ
る。 短尺ルーズスパイラルロッドAの曲率を変えないで、
当該短尺ルーズスパイラルロッドAを長尺化することは
極めて困難であり、そのため、短尺ルーズスパイラルロ
ッドの内径と電線1のギャップDを一定に保つことがで
きなかった。
ロッドAのジョイントを行わなければならないため、作
業性が悪いばかりでなく危険性が伴った。 スパイラルロッドAの直線運動に対する強度は、ジョ
イント治具Bの強度に左右され、従って、強度的に大き
な除雪力は期待できない。 短尺ルーズスパイラルロッドAを長尺化しているた
め、短尺ルーズスパイラルロッドAの各端末C及びジョ
イント治具Bから可視コロナが発生してしまう。 長尺ルーズスパイラルロッドの上を宙乗機が移動する
ことに依って、ジョイント治具Bが破損する恐れがあ
る。 短尺ルーズスパイラルロッドAの曲率を変えないで、
当該短尺ルーズスパイラルロッドAを長尺化することは
極めて困難であり、そのため、短尺ルーズスパイラルロ
ッドの内径と電線1のギャップDを一定に保つことがで
きなかった。
【0005】本発明は上記のような従来の問題の解決化
を図り、長尺ルーズスパイラルロッドを電線に対して巻
付けのための作業性を大幅に向上させた新規の巻付方法
を提供するものである。
を図り、長尺ルーズスパイラルロッドを電線に対して巻
付けのための作業性を大幅に向上させた新規の巻付方法
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電線の外径よ
り大きい内径を有する長尺ルーズスパイラルロッドを、
電線に沿って伸長させ、当該スパイラルロッドの一方の
端末を電線に対して巻付けた後に、当該スパイラルロッ
ドを押し或いは引きながら回転させることに依り、電線
に対して巻付け、これに依り、前記した従来における問
題点の解消を図ったものである。
り大きい内径を有する長尺ルーズスパイラルロッドを、
電線に沿って伸長させ、当該スパイラルロッドの一方の
端末を電線に対して巻付けた後に、当該スパイラルロッ
ドを押し或いは引きながら回転させることに依り、電線
に対して巻付け、これに依り、前記した従来における問
題点の解消を図ったものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る長尺ルーズスパイラルロ
ッドの巻付方法に関する一実施例を示したものである。
2は電線1の外径より大きな内径を有する長尺ルーズ
スパイラルロッドであって、これは運搬性を考慮に入
れ、図2に示すように長径数mの輪に束ねたものを用い
る。
ッドの巻付方法に関する一実施例を示したものである。
2は電線1の外径より大きな内径を有する長尺ルーズ
スパイラルロッドであって、これは運搬性を考慮に入
れ、図2に示すように長径数mの輪に束ねたものを用い
る。
【0008】このように束ねられた状態にある長尺ルー
ズスパイラルロッド2を、図3に示すように鉄塔アーム
部に吊り上げる。然る後、図4に示すように長尺ルーズ
スパイラルロッド2を巻き戻しながら、電線1に沿って
伸ばす。その際、長尺ルーズスパイラルロッド2が垂れ
下がらないように、保持金具3で保持しながら行う。
尚、当該長尺ルーズスパイラルロッド2は保持金具3内
では自由に回転できるようにな状態で保持されている。
ズスパイラルロッド2を、図3に示すように鉄塔アーム
部に吊り上げる。然る後、図4に示すように長尺ルーズ
スパイラルロッド2を巻き戻しながら、電線1に沿って
伸ばす。その際、長尺ルーズスパイラルロッド2が垂れ
下がらないように、保持金具3で保持しながら行う。
尚、当該長尺ルーズスパイラルロッド2は保持金具3内
では自由に回転できるようにな状態で保持されている。
【0009】電線1に沿って伸ばされた長尺ルーズスパ
イラルロッド2は、その一方の端末4を電線1に対して
巻付け、その後、長尺ルーズスパイラルロッド2を、押
したり或いは引いたりしながら回転させ、所謂螺子の要
領で電線1に対して巻きつけていく。
イラルロッド2は、その一方の端末4を電線1に対して
巻付け、その後、長尺ルーズスパイラルロッド2を、押
したり或いは引いたりしながら回転させ、所謂螺子の要
領で電線1に対して巻きつけていく。
【0010】図5は本発明の他の実施例を示したもので
あって、長尺ルーズスパイラルロッド2の一方の端末を
電線1に対して巻付け、然る後、下から当該ロッド2を
押し上げながら回転させて施工するようにした方法であ
る。本発明はこのような形態を採ることも可能である。
あって、長尺ルーズスパイラルロッド2の一方の端末を
電線1に対して巻付け、然る後、下から当該ロッド2を
押し上げながら回転させて施工するようにした方法であ
る。本発明はこのような形態を採ることも可能である。
【0011】
【考案の効果】本発明に係る巻付方法に依れば、長尺ル
ーズスパイラルロッドの端末を、回転しながら押し或い
は引張るだけで、当該長尺ルーズスパイラルロッドを電
線に対して巻付けることができ、従って、その施工性が
著しく向上することと成る。
ーズスパイラルロッドの端末を、回転しながら押し或い
は引張るだけで、当該長尺ルーズスパイラルロッドを電
線に対して巻付けることができ、従って、その施工性が
著しく向上することと成る。
【0012】更に、本発明に依れば、短尺ルーズスパイ
ラルロッドの長尺化のためのジョイント部が不要化さ
れ、従って、宙乗機によるジョイント部分に対する破損
の心配が全く解消されることと成る。同時に、当該ジョ
イント部が無くなったため、可視コロナの発生と言う事
柄も防止される。
ラルロッドの長尺化のためのジョイント部が不要化さ
れ、従って、宙乗機によるジョイント部分に対する破損
の心配が全く解消されることと成る。同時に、当該ジョ
イント部が無くなったため、可視コロナの発生と言う事
柄も防止される。
【0013】また、長尺ルーズスパイラルロッドの直線
運動に対する強度は、短尺ルーズスパイラルロッドを長
尺化したものに比して著しく向上させられることとなる
運動に対する強度は、短尺ルーズスパイラルロッドを長
尺化したものに比して著しく向上させられることとなる
【図1】本発明の位置実施例を示す説明用正面図であ
る。
る。
【図2】束状にある長尺ルーズスパイラルロッドの平面
図である。
図である。
【図3】本発明方法に基づく長尺ルーズスパイラルロッ
ドの巻付け開始状態を表した説明用正面図である。
ドの巻付け開始状態を表した説明用正面図である。
【図4】本発明方法に基づく長尺ルーズスパイラルロッ
ドの巻付け継続状態を表した説明用正面図である。
ドの巻付け継続状態を表した説明用正面図である。
【図5】本発明の他の実施例を表した説明用正面図であ
る。
る。
【図6】従来例である短尺ルーズスパイラルロッドの巻
付け作業状態を表した正面図である。
付け作業状態を表した正面図である。
【図7】従来例である短尺ルーズスパイラルロッドのジ
ョイント部を表した正面図である。
ョイント部を表した正面図である。
1 電線 2 長尺ルーズスパイラルロッド 3 保持金具 4 端末 A 短尺スパイラルロッド B ジョイント治具 C 端末 D ギャップ
フロントページの続き (72)発明者 山本 健次 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線株式会社豊浦工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 電線の外径より大きい内径を有する長尺
ルーズスパイラルロッドを、電線に沿って伸長させ、当
該スパイラルロッドの一方の端末を電線に対して巻付け
た後に、当該スパイラルロッドを押し或いは引きながら
回転させることに依り、電線に対して巻付けることを特
徴とする長尺ルーズスパイラルロッドの巻付方法。 - 【請求項2】 電線の外径より大きい内径を有する長尺
ルーズスパイラルロッドを、その一方の端末を電線に対
して巻付けた状態で垂し、然る後、当該長尺ルーズスパ
イラルロッドを押し或いは引きながら回転させることに
依り、電線に対して巻付けることを特徴とする長尺ルー
ズスパイラルロッドの巻付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32744392A JPH06153353A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 長尺ルーズスパイラルロッドの巻付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32744392A JPH06153353A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 長尺ルーズスパイラルロッドの巻付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06153353A true JPH06153353A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18199230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32744392A Pending JPH06153353A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 長尺ルーズスパイラルロッドの巻付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06153353A (ja) |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP32744392A patent/JPH06153353A/ja active Pending
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