JPH06153112A - Ｉｆ検波回路 - Google Patents
Ｉｆ検波回路Info
- Publication number
- JPH06153112A JPH06153112A JP4299958A JP29995892A JPH06153112A JP H06153112 A JPH06153112 A JP H06153112A JP 4299958 A JP4299958 A JP 4299958A JP 29995892 A JP29995892 A JP 29995892A JP H06153112 A JPH06153112 A JP H06153112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- control signal
- pll circuit
- amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号を検波する為のＰＬＬ回路をＡＦＴ
検波に兼用させる。 【構成】 乗算器（３）とビデオ検波器（５）とＰＬＬ
回路（９）と局部発振回路（１２）とを備えるＩＦ検波
器において、第２増幅器（１７）とウィンドコンパレー
タ（１４）を設けたことを特徴とする。
検波に兼用させる。 【構成】 乗算器（３）とビデオ検波器（５）とＰＬＬ
回路（９）と局部発振回路（１２）とを備えるＩＦ検波
器において、第２増幅器（１７）とウィンドコンパレー
タ（１４）を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＴＶ放送信号を検波す
るＩＦ（中間周波数）検波回路に関するもので、特にＡ
ＦＴ（自動微調整）回路を改良したＩＦ検波回路に関す
る。
るＩＦ（中間周波数）検波回路に関するもので、特にＡ
ＦＴ（自動微調整）回路を改良したＩＦ検波回路に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ＴＶ受像機などにおけるＩＦ信号周波数
を一定にするためのＡＦＴ回路が知られている。図２
は、そのようなＡＦＴ回路を示すもので、アンテナ
（１）に受信されたＴＶ信号は、チューナ（２）で選局
され、選局されたＲＦ信号が乗算器（３）でＩＦ信号に
変換される。ＩＦ信号は、アンプ（４）で増幅されビデ
オ検波器（５）に印加される。又、前記アンプ（４）の
出力信号は、位相比較器（６）、ＬＰＦ（７）及びＶＣ
Ｏ（電圧制御発振器）（８）から成るＰＬＬ回路（９）
に印加される。すると、ＰＬＬ回路（９）は、前記アン
プ（４）からの搬送波にロックし、ＶＣＯ（８）から同
期検波を行なうための搬送波をビデオ検波器（５）に印
加できる。その結果、ビデオ検波器（５）から出力端子
（１０）にビデオ信号が発生する。
を一定にするためのＡＦＴ回路が知られている。図２
は、そのようなＡＦＴ回路を示すもので、アンテナ
（１）に受信されたＴＶ信号は、チューナ（２）で選局
され、選局されたＲＦ信号が乗算器（３）でＩＦ信号に
変換される。ＩＦ信号は、アンプ（４）で増幅されビデ
オ検波器（５）に印加される。又、前記アンプ（４）の
出力信号は、位相比較器（６）、ＬＰＦ（７）及びＶＣ
Ｏ（電圧制御発振器）（８）から成るＰＬＬ回路（９）
に印加される。すると、ＰＬＬ回路（９）は、前記アン
プ（４）からの搬送波にロックし、ＶＣＯ（８）から同
期検波を行なうための搬送波をビデオ検波器（５）に印
加できる。その結果、ビデオ検波器（５）から出力端子
（１０）にビデオ信号が発生する。
【０００３】一方、ＰＬＬ回路（９）内のＬＰＦ（７）
の出力信号は、増幅器（１１）で増幅されて局部発振回
路（１２）に印加され、乗算器（３）の出力ＩＦ信号周
波数が一定となるような制御が行なわれる。
の出力信号は、増幅器（１１）で増幅されて局部発振回
路（１２）に印加され、乗算器（３）の出力ＩＦ信号周
波数が一定となるような制御が行なわれる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図２の増幅器（１１）
の出力信号のＳ字カーブは、図３の如くＳ字カーブの幅
が広いものであった。図３において、ＰＬＬ回路（９）
がロックしているときの映像搬送波周波数をｆP、その
際の音声搬送波周波数をｆSとする。今、図２の回路で
探局動作を行なわせるとすると、図３の如く、映像搬送
波周波数がｆP1、音声搬送波周波数がｆS1となる場合が
ある。この場合、正規の周波数ｆPの位置に本来なら
ば、周波数ｆP1がロックしなければならないが、周波数
変ｆS1がロックする場合があった。すると、検波が全く
行なえなくなるという問題があった。
の出力信号のＳ字カーブは、図３の如くＳ字カーブの幅
が広いものであった。図３において、ＰＬＬ回路（９）
がロックしているときの映像搬送波周波数をｆP、その
際の音声搬送波周波数をｆSとする。今、図２の回路で
探局動作を行なわせるとすると、図３の如く、映像搬送
波周波数がｆP1、音声搬送波周波数がｆS1となる場合が
ある。この場合、正規の周波数ｆPの位置に本来なら
ば、周波数ｆP1がロックしなければならないが、周波数
変ｆS1がロックする場合があった。すると、検波が全く
行なえなくなるという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
成されたもので、チューナからのＲＦ信号をＩＦ信号に
周波数変換する周波数変換回路と、該周波数変換回路の
出力ＩＦ信号にロックするＰＬＬ回路と、該ＰＬＬ回路
内のＶＣＯの発振出力信号に応じて前記ＩＦ信号を検波
する検波回路と、制御信号に応じて発振周波数が変化す
る発振出力信号を前記周波数変換回路に印加する局部発
振回路とを備えるＩＦ検波回路において、前記ＰＬＬ回
路内の前記ＶＣＯに対する制御信号が印加される第１の
レベル制御手段と、前記制御信号が印加されるウィンド
コンパレータとを備え、前記ウィンドコンパレータの出
力信号に応じて前記第１のレベル制御手段を制御し、前
記第１のレベル制御手段の出力信号を制御信号として前
記局部発振回路に印加することを特徴とする。
成されたもので、チューナからのＲＦ信号をＩＦ信号に
周波数変換する周波数変換回路と、該周波数変換回路の
出力ＩＦ信号にロックするＰＬＬ回路と、該ＰＬＬ回路
内のＶＣＯの発振出力信号に応じて前記ＩＦ信号を検波
する検波回路と、制御信号に応じて発振周波数が変化す
る発振出力信号を前記周波数変換回路に印加する局部発
振回路とを備えるＩＦ検波回路において、前記ＰＬＬ回
路内の前記ＶＣＯに対する制御信号が印加される第１の
レベル制御手段と、前記制御信号が印加されるウィンド
コンパレータとを備え、前記ウィンドコンパレータの出
力信号に応じて前記第１のレベル制御手段を制御し、前
記第１のレベル制御手段の出力信号を制御信号として前
記局部発振回路に印加することを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明に依れば、ＰＬＬ回路から供給される制
御信号をウィンドコンパレータに印加し、所定範囲外の
制御信号に対しては、第１の増幅器の利得を低下させ
て、誤まって音声搬送波にロックしないようにしてい
る。
御信号をウィンドコンパレータに印加し、所定範囲外の
制御信号に対しては、第１の増幅器の利得を低下させ
て、誤まって音声搬送波にロックしないようにしてい
る。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示す回路図で、
（１３）はＰＬＬ回路（９）の出力信号を増幅する第１
増幅器、（１４）は第１及び第２コンパレータ（１５）
及び（１６）から成り、前記第１増幅器（１３）の出力
信号を判別するウィンドコンパレータ、（１７）は第１
増幅器（１３）の出力信号を更に増幅する第２増幅器、
（１８）は前記ウィンドコンパレータ（１４）の出力信
号に応じて第２増幅器（１７）の利得を制御する制御回
路である。
（１３）はＰＬＬ回路（９）の出力信号を増幅する第１
増幅器、（１４）は第１及び第２コンパレータ（１５）
及び（１６）から成り、前記第１増幅器（１３）の出力
信号を判別するウィンドコンパレータ、（１７）は第１
増幅器（１３）の出力信号を更に増幅する第２増幅器、
（１８）は前記ウィンドコンパレータ（１４）の出力信
号に応じて第２増幅器（１７）の利得を制御する制御回
路である。
【０００８】尚、図１におて、図２と同一の回路素子に
ついては同一の符号を付し、説明を省略する。今、図４
（ａ）の如きＳ字カーブ特性の出力信号がＬＰＦ（７）
の出力端に発生しているとする。図４（ａ）の信号は、
ウィンドコンパレータ（１４）に印加され各基準電源
（１９）及び（２０）の基準電圧Ｖref1及びＶref2と比
較される。基準電圧Ｖref1及びＶref2を図４（ａ）の一
点鎖線の如く設定したとすると、第１コンパレータ（１
５）の出力端には図４（ｂ）の判別信号が、第２コンパ
レータ（１６）の出力端には図４（ｃ）の判別信号が発
生する。図４（ｂ）及び（ｃ）の判別信号は、制御回路
（１８）に印加され、映像搬送波周波数ｆPを中心とし
て所定幅を持つ図４（ｄ）の如き制御信号が制御回路
（１８）から発生する。すると、第２増幅器（１７）
は、図４（ｄ）の「Ｈ」レベル期間、利得が大（又は元
の値を保つ）となり、第１増幅器（１３）の出力信号を
増幅する。すると、第２増幅器（１７）は、比較的早く
飽和してしまい図４（ｅ）の制御信号となる。図４
（ｄ）の「Ｌ」レベル期間は、第２増幅器（１７）の利
得が零又は小となる。その結果、図４（ｅ）に示す通
り、離調時の音声搬送波周波数ｆS1に対して発生する制
御信号のレベルが低下することになる。
ついては同一の符号を付し、説明を省略する。今、図４
（ａ）の如きＳ字カーブ特性の出力信号がＬＰＦ（７）
の出力端に発生しているとする。図４（ａ）の信号は、
ウィンドコンパレータ（１４）に印加され各基準電源
（１９）及び（２０）の基準電圧Ｖref1及びＶref2と比
較される。基準電圧Ｖref1及びＶref2を図４（ａ）の一
点鎖線の如く設定したとすると、第１コンパレータ（１
５）の出力端には図４（ｂ）の判別信号が、第２コンパ
レータ（１６）の出力端には図４（ｃ）の判別信号が発
生する。図４（ｂ）及び（ｃ）の判別信号は、制御回路
（１８）に印加され、映像搬送波周波数ｆPを中心とし
て所定幅を持つ図４（ｄ）の如き制御信号が制御回路
（１８）から発生する。すると、第２増幅器（１７）
は、図４（ｄ）の「Ｈ」レベル期間、利得が大（又は元
の値を保つ）となり、第１増幅器（１３）の出力信号を
増幅する。すると、第２増幅器（１７）は、比較的早く
飽和してしまい図４（ｅ）の制御信号となる。図４
（ｄ）の「Ｌ」レベル期間は、第２増幅器（１７）の利
得が零又は小となる。その結果、図４（ｅ）に示す通
り、離調時の音声搬送波周波数ｆS1に対して発生する制
御信号のレベルが低下することになる。
【０００９】従って、ＰＬＬ回路（９）は、誤まって音
声搬送波にロックすることがなくなり、安定に映像搬送
波にロックできる。
声搬送波にロックすることがなくなり、安定に映像搬送
波にロックできる。
【００１０】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば、ＡＦ
Ｔ検波を映像信号検波用のＰＬＬ回路の出力信号を用い
て行なうことができる。特に本発明に依れば、前記ＰＬ
Ｌ回路が音声搬送波に誤まってロックすることがなく、
安定にＡＦＴ動作を行なわせることができる。
Ｔ検波を映像信号検波用のＰＬＬ回路の出力信号を用い
て行なうことができる。特に本発明に依れば、前記ＰＬ
Ｌ回路が音声搬送波に誤まってロックすることがなく、
安定にＡＦＴ動作を行なわせることができる。
【図１】図１は、本発明のＩＦ検波回路を示す回路図で
ある。
ある。
【図２】図２は、従来のＩＦ検波回路を示す回路図であ
る。
る。
【図３】図３は図２の説明に供する為の特性図である。
【図４】図４は図１の説明に供する為の特性図である。
（１２） 局部発振回路 （１４） ウィンドコンパレータ （１７） 第２増幅器
Claims (2)
- 【請求項１】 チューナからのＲＦ信号をＩＦ信号に周
波数変換する周波数変換回路と、該周波数変換回路の出
力ＩＦ信号にロックするＰＬＬ回路と、該ＰＬＬ回路内
のＶＣＯの発振出力信号に応じて前記ＩＦ信号を検波す
る検波回路と、制御信号に応じて発振周波数が変化する
発振出力信号を前記周波数変換回路に印加する局部発振
回路とを備えるＩＦ検波回路において、 前記ＰＬＬ回路内の前記ＶＣＯに対する制御信号が印加
される第１のレベル制御手段と、 前記制御信号が印加されるウィンドコンパレータとを備
え、前記ウィンドコンパレータの出力信号に応じて前記
第１のレベル制御手段を制御し、前記第１のレベル制御
手段の出力信号を制御信号として前記局部発振回路に印
加することを特徴とするＩＦ検波回路。 - 【請求項２】 前記ＰＬＬ回路内の前記ＶＣＯに対する
制御信号のレベル制御を行い、前記第１のレベル制御手
段に印加する第２のレベル制御手段を備えることを特徴
とする請求項１記載のＩＦ検波回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4299958A JPH06153112A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | Ｉｆ検波回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4299958A JPH06153112A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | Ｉｆ検波回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06153112A true JPH06153112A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17879024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4299958A Pending JPH06153112A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | Ｉｆ検波回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06153112A (ja) |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP4299958A patent/JPH06153112A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4654884A (en) | Radio receiver with switching circuit for elimination of intermodulation interference | |
| US3939425A (en) | Noise-squelching circuit using a phase-locked loop | |
| US3939424A (en) | Radio receiver with a phase locked loop for a demodulator | |
| JP2000004411A (ja) | Ｆｍ放送受信可能な映像中間周波処理装置 | |
| JP2001036349A (ja) | Ｐｌｌ検波回路 | |
| JPH06153112A (ja) | Ｉｆ検波回路 | |
| US20070146553A1 (en) | Receiving circuit, receiving apparatus, and receiving method | |
| JP2661736B2 (ja) | キード型同期検波回路 | |
| US4955074A (en) | AFC apparatus with selection between average value mode and keyed mode | |
| JPH0613921A (ja) | Ａｍチューナ | |
| JPH08116468A (ja) | 同期信号処理回路 | |
| JP3818694B2 (ja) | テレビジョン信号の受信回路 | |
| JPS627729B2 (ja) | ||
| JP3332094B2 (ja) | 受信装置 | |
| KR100281360B1 (ko) | 위상동기루프 에프엠/에이엠 튜너의 약전계 보상장치 | |
| KR0141908B1 (ko) | 영상 검파 회로 | |
| JP2888858B2 (ja) | Ｆｍ映像信号回路 | |
| JP3448415B2 (ja) | 映像信号受信回路 | |
| JP2725839B2 (ja) | 映像中間周波信号処理回路 | |
| JPH0832895A (ja) | 受信機 | |
| JPH0112439Y2 (ja) | ||
| JPH08205047A (ja) | 自動周波数調整回路 | |
| JPH05167398A (ja) | Ｐｌｌ同期検波型受信機 | |
| KR100281361B1 (ko) | 온도보상이 가능한 위상동기루프 에프엠/에이엠 튜너 | |
| US8248539B2 (en) | Channel selecting device, channel selecting method, and program |