JPH06153087A - 画素欠陥補正方法 - Google Patents

画素欠陥補正方法

Info

Publication number
JPH06153087A
JPH06153087A JP5175596A JP17559693A JPH06153087A JP H06153087 A JPH06153087 A JP H06153087A JP 5175596 A JP5175596 A JP 5175596A JP 17559693 A JP17559693 A JP 17559693A JP H06153087 A JPH06153087 A JP H06153087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
color space
correlation
correction
defective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5175596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Mizutani
陽一 水谷
Hideki Matsumoto
秀樹 松元
Toshihisa Yamamoto
敏久 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5175596A priority Critical patent/JPH06153087A/ja
Publication of JPH06153087A publication Critical patent/JPH06153087A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で良好な欠陥画素の補正を行う。 【構成】 メモリ46からは任意の色空間Pの欠陥画素
Pxの位置xが取り出される。これに対してフレームメ
モリ45からはその位置xに対応する他の色空間Qの画
素Qxとその周囲の画素Q1〜Q8が読み出され、この
値が絶対値計算処理手段1に供給される。この計算処理
手段1では、|Q1−Qx|、|Q2−Qx|・・・|
Q8−Qx|がそれぞれ計算され、バッファメモリ2の
各アドレスに書き込まれる。さらにこのバッファメモリ
2の各アドレスの値がMIN計算処理手段3に供給さ
れ、計算された絶対値が最小になる画素Qy(=Q1〜
Q8)が判別され、このyの値がYアドレスバッファ4
に書き込まれる。このyの値を用いて、フレームメモリ
45の任意の色空間Pの欠陥画素Pxがその周囲の画素
Pyで補正される。これによって欠陥画素Pxの補正が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCCD等の固体
撮像素子を用いて静止画像の撮影を行うディジタルスチ
ールカメラ等に使用して好適な画素欠陥補正方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】CCD等の固体撮像素子は、一般にビデ
オカメラに使用される。例えばCCD等の固体撮像素子
に適用される画素欠陥補正方法として、従来は一般に前
値補間法や平均値補間法が用いられている。動画像の撮
影では、例えば1画素程度の欠陥であればこれら前値或
は平均値補間法でも欠陥を比較的目立たなくすることが
できる。
【0003】しかしながら静止画像の撮影では、比較的
少数の欠陥でも目立つ恐れがある。特に画像のエッジ部
分では、前値補間法によって補正された画素の色が一画
素だけ変化するなど、かえって目立ちやすくなってしま
う恐れがあった。又、ブロック欠陥等の補正には適して
いなかった。
【0004】この様なブロック補正に対応させるため、
例えばフレームメモリを用いて、欠陥画素の周囲画素の
値から演算等によって画素欠陥補正を行う方法も実施さ
れている。しかしこの方法では、処理が複雑で容易に民
生用の装置に適用できるものではなかった。また画像の
エッジ部分では、欠陥画素を含む値からエッジを抽出す
ることは困難で、良好な処理を行うことはできていなか
った。
【0005】また複数の原色に分離された複数の色空間
からなるカラー画像を、各色空間毎の欠陥画素の情報に
基づいて補正することが行われている。その場合には、
僅かな補正の誤りでも、補正された画素の色が不自然に
変化し、かえって目立ちやすくなってしまう恐れがあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の問題点
を解消するために成されたもので本発明の第1の目的は
従来の画素欠陥方法で行なわれる欠陥画素の近傍の値か
ら演算等で画素欠陥補正を行なう場合に生ずる画像のエ
ッジ部分の目立ちを生じさせない様にした画素欠陥補正
方法を提供するにある。
【0007】本発明の第2の目的は従来の画像欠陥方法
で行われる複数の色空間からなるカラー画像を各色空間
毎の欠陥画素に基づいて補正する場合に生ずる僅かな補
正の誤りでも補正された画素の色が不自然に変化して、
目立ちを生じさせない様にした画素欠陥補正方法を提供
するにある。
【0008】本発明の第3の目的は上述の第1及び第2
の目的を同時に達成するために構成させた本発明の欠陥
画素を有する色空間以外の色空間での情報を用いて補正
を行なう方法と、正常な色空間を含めてすべての色空間
を補正する方法と合せる構成とすることで異なる色へ補
正されることなく、且つ簡単なアルゴリズムで画素欠陥
補正が可能な画素欠陥補正方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の画素
欠陥補正方法はその例が図1に示されている様に複数の
色空間からなるカラー画像を、各色空間毎の欠陥画素の
情報に基づいて補正する画素欠陥補正方法において、任
意の色空間Pの欠陥画素Pxの位置に対応する他の色空
間Qの画素Qxとその周囲画素Q1〜Q8との相関を求
め、最も相関の強い画素の位置に対応する上記任意の色
空間の画素Pyを用いて上記欠陥画素の補正を行うよう
にしたものである。
【0010】本発明による第2の画素欠陥補正方法はそ
の例が図6に示されている様に、複数の色空間(R,
G,B)からなるカラー画像を、各色空間毎の欠陥画素
Pxの情報に基づいて補正する画素欠陥補正方法におい
て、任意の色空間の欠陥画素の位置に対応する他の色空
間の画素Rx,Gx,Bxも欠陥画素と見なして補正を
行うようにしたものである。
【0011】本発明による第3の画素欠陥補正方法はそ
の例が図7に示されている様に複数の色空間からなるカ
ラー画像を、各色空間毎の欠陥画素の情報に基づいて補
正する画素欠陥補正方法において、任意の色空間上にあ
る欠陥画素位置に対応する他の色空間の画素と、該画素
の近隣画素とで相関を求める演算手段を有し、上記任意
の色空間の画素から上記演算手段で得られた最も相関の
強い画素位置により、上記欠陥画素と、上記任意の色空
間の欠陥画素の位置に対応する他の色空間の画素との補
正を行なうようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明の第1の画素欠陥補正方法によれば、任
意の色空間の欠陥画素とその周囲画素との相関を他の色
空間の画素から求めて補正を行なう様にしたので、比較
的簡単な構成のアルゴリズムで補正を行なうことができ
ると共に、エッジ部分をも良好な補正を行なうことがで
きるものが得られる。
【0013】本発明の第2の画素欠陥補正方法によれ
ば、任意の色空間の欠陥画素の位置に対応する他の色空
間の画素も欠陥画素と見なして補正を行うので、補正さ
れた画素の色が不自然に変化するようなことがなく、常
に良好な補正を行うことができるものが得られる。
【0014】本発明の第3の画素欠陥補正方法によれば
任意の色空間の画素に欠陥があったとき、他の色空間の
欠陥画素に対応する隣接画素の中で最も欠陥位置に相関
の強い位置を推定し、この推定画素での欠陥画素だけで
なく、他の色空間の画素をも置き換える様にしたので簡
単なアルゴリズムで且つ異なる色に補正されることなく
見た目に良好な欠陥補正が行えるものが得られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の画素欠陥補正方法を利用した
撮像装置を図1乃至図5で説明する。先ず撮像装置の系
統図を示す図4によって、全体的構成を説明する。
【0016】図4において、レンズ41からの撮像光は
プリズム42で3原色に分解されて、それぞれ赤のCC
D43R、緑のCCD43G、青のCCD43Bに供給
される。これらのCCD43R、43G、43Bからの
信号がそれぞれA/D変換器44R、44G、44Bに
供給される。これらのディジタル化されたデータがフレ
ームメモリ45に書き込まれる。
【0017】またCCD43R、43G、43Bの画素
欠陥の位置を記憶したメモリ46が設けられる。このメ
モリ46はCCD43R,43G,43Bの製作過程で
発生した白傷又は黒傷等や、使用過程で傷をつけられて
欠陥画素となった位置のアドレスを格絡したROM或は
EPROM等である。このメモリ46からの情報と、フ
レームメモリ45から読み出される各画素の値が欠陥補
正回路47に供給される。そしてこの欠陥補正回路47
で後述する画素欠陥補正方法に従って補正が行われる。
この補正された各画素の値が図示しない撮像装置に必要
なアパーチャ補正等の各種画像処理回路を介して、フイ
ルム或はプリント紙等の記録媒体48に供給されて補正
された画像情報記録が行われる。
【0018】上述の構成に於ける欠陥補正回路47内で
の画素欠陥補正方法のアルゴリズムを説明する機能ブロ
ックを図1に示す。
【0019】この図1において、メモリ46からは任意
の色空間〔P〕の欠陥画素Pxの位置xが取り出され
る。これに対してフレームメモリ45からはその位置x
に対応する他の色空間〔Q〕の画素Qxとその周囲の画
素Q1〜Q8が読み出される。なお画素Qxと周囲画素
Q1〜Q8のブロック配置の1例を図2に示す。
【0020】この読み出された画素Qxと周囲画素Q1
〜Q8の値が絶対値計算処理手段1に供給される。この
計算処理手段1では、|Q1−Qx|、|Q2−Qx|
・・・|Q8−Qx|がそれぞれ計算され、バッファメ
モリ2の各アドレスに書き込まれる。さらにこのバッフ
ァメモリ2の各アドレスの値がMIN計算処理手段3に
供給される。そしてこの計算処理手段3で、計算された
絶対値が最小になる画素Qy(=Q1〜Q8)が判別さ
れ、このyの値がYアドレスバッファ4に書き込まれ
る。
【0021】このYアドレスバッファ4のyの値を用い
て、フレームメモリ45の任意の色空間〔P〕の欠陥画
素Pxがその周囲の画素Pyで補正される。これによっ
て欠陥画素Pxの補正が行われる。
【0022】上述の機能ブロックで説明した本発明の全
体的な処理手順を図3に示す。即ち、第1のステップS
1では任意の空間P〔例えば、R(赤),G(緑),B
(青)のうちのR空間〕で欠陥位置x,欠陥画素Pxが
見出されると、第2ステップS2に進んでP空間(ここ
ではR空間)とは異なるG,或はB等のQ空間上で相関
処理を行なう。この相関処理は種々の方法があるが、こ
こでは3×3ブロックの隣接画素との差の絶対値が最小
となる様な位置をyとし、P空間の欠陥画素Pxを第3
ステップS3に示す様にPiで補正することでエンドに
到る様に成されている。
【0023】さらに図5によって本発明による色相関を
利用した画素欠陥補正方法のアルゴリズムを詳記する。
図5のフローチャートにおいて、処理がスタートされる
と、第1ステップST1で欠陥画素Pxの情報が取得さ
れる。次に第2ステップST2で欠陥画素Pxの色空間
PがR又はBであるか否か判断される。ここで色空間P
がR又はBのときは、第3ステップST3で他の色空間
QとしてGが設定される。更にR又はBでないときは、
第4ステップST4で他の色空間QとしてRが設定され
る。
【0024】更に第5ステップST5で変数iがi=1
に初期設定され、第6ステップST6でi<9であるか
否か判断される。ここでi<9のとき(yes)は、さ
らに第7ステップST7でPiまたはQiが欠陥画素で
あるか否か判断される。そして欠陥画素でない(no)
ときは、第8ステップST8でZi=|Qi−Qx|が
計算される。また第7ステップST7でPiまたはQi
が欠陥画素のとき(yes)は、第9ステップST9
で、画素データーをR,G,Bそれぞれ8ビット、つま
り0〜255階調のディジタルデーターとしたときZi
=255とされる。更に第10ステップST10でi=
i+1とされて第6ステップST6に戻される。
【0025】又、第6ステップST6でi<9でない
(no)ときは、第11ステップST11で変数iがi
=1に初期設定され、変数iがmin=255に初期設
定される。さらに第12ステップST12でi<9であ
るか否か判断される。ここでi<9のとき(yes)
は、第13ステップST13でmin=MIN{mi
n,Zi}が計算される。更に第14ステップST14
でmin=Ziであるか否か判断される。ここでmin
=Ziのとき(yes)は、第15ステップST15で
y=iにされる。第14ステップST14でmin=Z
iでない(no)とき、第16ステップST16でi=
i+1とされて第12ステップST12に戻される。
【0026】そして第12ステップST12でi<9で
ない(no)ときは、第17ステップST17で欠陥画
素Pxがその周囲の画素Pyで補正(Px=Py)さ
れ、処理が終了(エンド)される。さらにこの処理が、
メモリ46に記憶された全ての欠陥画素Pxに対して繰
り返し行われる。
【0027】即ち、この実施例による画素欠陥補正方法
においては欠陥画素がある色空間P上の位置xにある場
合、その欠陥色空間PがR又はBの場合は補正用色空間
QとしてGの色空間を、欠陥色空間PがGの場合は補正
用色空間QとしてRの色空間を使用する。次にその補正
用色空間Q上で欠陥画素とその周辺の相関を調べる。こ
こでは、相関の取り方として、画素間の差の絶対値とし
ている。欠陥画素のまわりには8個の画素が存在するの
で、8個の画素間との差の絶対値を求める。もし欠陥色
空間Pあるいは、補正用色空間Qに平面でその8個の画
素の中に欠陥画素が存在する場合は、その画素との絶対
値は取らない。次にこの絶対値の最も小さい値を持つ周
辺画素の位置をyとし、最後に欠陥画素Pxを周辺画素
Pyで補正する様に成されている。
【0028】こうして上述の実施例の本発明による画素
欠陥補正方法によれば、任意の色空間Pの欠陥画素Px
とその周囲画素との相関をPの色空間と相関のある他の
色空間Qの画素Qx、Q1〜Q8から求めて補正を行う
ので、比較的簡単な構成で補正を行うことができると共
に、エッジ部分でも良好な補正を行うことができるもの
である。
【0029】なお上述の本発明による画素欠陥補正方法
において、任意の色空間PがRまたはBの色空間のとき
は、他の色空間Qとして緑Gの色空間を用いる。また任
意の色空間Pが緑Gの色空間のときは、他の色空間Qと
してRまたはB若しくはこれらを加算(R+B)した色
空間を用いてもよい。すなわち基本的には輝度信号(解
像度が最もある)に近いものが最もよい。従ってRまた
はBの補正にはGが、緑Gの補正には加算(R+B)の
方がR又はBの単独よりよいことになる。
【0030】上述の実施例では欠陥の存在する空間以外
の色空間の該欠陥画素の対応画素の隣接画素とのnライ
ン×nピクセルのブロック内で相関をとり、最も相関の
強い位置に対応する色空間の画素を用いて欠陥の存在す
る空間の欠陥画素の補正を行ったが、この補正方法の場
合僅かな補正の誤りでも補正された画素の色が周囲の色
とは異なった不自然な色となることがあった。この様な
異なった色とならない様にするため本例の他の画素欠陥
補正方法として複数の色空間からなるカラー画像を、各
色空間毎の欠陥画素Pxの情報に基づいて、補正する画
素欠陥補正方法において、任意の色空間の位置に対応す
る他の色空間の画素も欠陥画素と見なして補正する様に
したので補正された画素の色が不自然に変化することの
ないものを得た。以下、この画素欠陥補正方法の一実施
例を説明する。
【0031】本例の構成も図4と同様の系統図を用いる
ことが出来る。即ち、図4でCCD43R,43Bの画
素欠陥の位置を記憶したROM等のメモリ46が設けら
れ、このメモリ46からの情報と、フレームメモリ45
から読み出される各画素の値Rx,Gx,Bxが欠陥補
正回路47に供給される。そしてこの欠陥補正回路47
で後述する画素欠陥補正方法に従って補正が行われる。
この補正された各画素の値が記録媒体48に供給され
て、補正された画像情報の記録が行われる。
【0032】本例による画素欠陥補正方法のアルゴリズ
ムを図6の流れ図を用いて説明する。処理がスタートさ
れると、第1ステップSTE1で任意の色空間の欠陥画
素Pxの情報が取得される。次に第2ステップSTE2
で欠陥画素Pxに対応する赤の色空間の画素Rxが任意
の補正方法によって補正される。さらに第3ステップS
TE3で欠陥画素Pxに対応する緑の色空間の画素Gx
が第2ステップSTE2と同一の補正方法によって補正
される。また第4ステップSTE4で欠陥画素Pxに対
応する青の色空間の画素Bxが第2ステップSTE2と
同一の補正方法によって補正される。なお補正方法とし
ては、欠陥画素の周囲画素の平均値によって補正する方
法や、グラディエントの大きさに着目して補正する方法
など適宜方法をとることが出来る。
【0033】上述の実施例による画素欠陥補正方法にお
いて、欠陥補正回路47で補正の施された補正画素R
y,Gy,ByはDRAM等のフレームメモリ45にパ
ラレル格納される。
【0034】上述の図4に示す構成ではフレームメモリ
45から欠陥補正処理回路47への欠陥画素に対応する
R,G,B空間の変数Px=Rx,Gx,Bx並に欠陥
補正回路47からフレームメモリ45へ格納する補正画
素Py=Ry,Gy,Byをパラレルに処理したがシー
ケンシャルに行なってもよいことは勿論である。
【0035】こうした本例の画素欠陥補正方法によれ
ば、任意の色空間の欠陥画素Pxの位置に対応する他の
色空間の画素も欠陥画素(Rx,Gx,Bx)と見なし
て補正を行なうので、補正しきれなかった場合に、単独
な1色の補正だと他の色になり目立つが、3色補正だと
傾向として3色とも同じように補正され、限りなく灰色
に近づき全体として灰色になって単独補正色とは異なっ
て色補正としては目立ちが少なくなる効果的な色補正が
可能となる。従って補正された画素の色が不自然に変化
するようなことがなく、常に良好な補正を行なうことが
できるものである。
【0036】なお従来の例えば色相関を用いた補正で
は、同じ位置に欠陥画素が一致して存在している場合に
特別な処理が必要になり、全体の処理が複雑になる恐れ
があった。これに対して本例による画素欠陥補正方法に
よれば、全部の色の画素を欠陥と見なして補正を行なう
ので、補正を行なうアルゴリズムが簡単になって、補正
を容易に行なうことができる。
【0037】上述の第1及び第2の実施例では複数に分
割された欠陥補正空間以外の情報を用いて画素欠陥補正
を行なう方法並に複数に分割された色空間のうち、欠陥
画素の無い正常な色空間を含めて画素欠陥補正を行った
が、前者の第1の実施例の場合は、そのアルゴリズムは
比較的簡単であるが、画像のエッジ部での色が周囲の色
と異なる弊害があり、後者の第2の実施例の場合は複数
の分割された色空間のうち欠陥画素の無い正常な色空間
を含めて色空間を補正し、全体として灰色へと補正する
様にしたので各色空間を補正する能力に応じた補正結果
となり、補正結果を良好にするためには、その分アルゴ
リズムが複雑化される問題を生じた。
【0038】ところで、第1及び第2の実施例を合せ持
った画素欠陥補正方法とすれば簡単なアルゴリズムで異
なる色へ補正されない画像が容易に得られることにな
る。以下、この画素欠陥補正方法を図7乃至図10によ
って詳記する。
【0039】本例の第3の実施例の全体的システム構成
は図4と同一の系統図を用いることが出来る。この様な
構成での欠陥補正回路47内の画素欠陥補正方法の全体
的アルゴリズムの概要を図7に示す。
【0040】図7は図3のフローチャートと略々同一で
あるので図3で示した各ステップに対応してステップS
1〜S3にダッシュを付して示してある。第1ステップ
S1′では複数に分割される色空間Qは三原色R,G,
Bで、これら各R,G,B上での欠陥位置xの欠陥画素
Pxが図8Aの様にR空間Rxにあったとする。
【0041】次の第2ステップS2′,S3′では図3
の第2ステップS2及び第3ステップS3に対応してQ
空間上での相関処理及びP空間上での欠陥画像処理が行
われる。即ち、第2ステップS2に対応するステップS
2′では複数分割された色空間G及びBで欠陥画素Rx
に対応した画素(図8BのGx及び図8CのBx)に最
も相関の強い色の画素が選択される。この相関選択処理
は図3では周囲画素との差をブロック的に求めて最小値
をとったmin法を示したが、図7では後述するも近接
画素からmax−min法を用いている。次に図3の第
3ステップS3に対応するステップS3′では相関の最
も強い色の位置xからRx=Ry,Gx=Gy,Bx=
Byで置き換える補正が成される。図3ではP空間の欠
陥画素Pxの位置でのみPyに置き換えたが、ここでは
複数に分割された3原色R,G,Bが図6の様に補正さ
れることになる。
【0042】本例の場合、エッジ部分で生ずるギザギザ
を回避するために第4ステップS4′でスムージング処
理が施され、更に必要に応じて1パス内に破線で示す様
な欠陥形状に対応した処理を施してブロック欠陥にも対
応させる様にしている。
【0043】上記したアルゴリズムを更に図8乃至図1
0を用いて説明する。先ず図9のフローチャートで第1
のステップSTEP1ではアドレスを零とし、次の第2
ステップSTEP2では欠陥補正回路47内のCPUは
欠陥画素が有るか否かを判断し、欠陥画素がないNOで
あれば第5ステップSTEP5でアドレスを1加算す
る。又、第2ステップSTEP2で欠陥画素があるYE
Sの場合は第3ステップSTEP3に進められる。
【0044】今、欠陥画素Rxが欠陥位置メモリ46か
ら与えられて、欠陥有りと判断されると、最も相関の強
い色を図8A,B,Cの様に複数に分割した例えばR,
G,Bの色空間の画素の内のG,B色空間から選択す
る。この欠陥補正の方法は欠陥補正後の色が周囲の色の
中で最も自然な同じ色であるものを選択する。即ち周囲
の色に対し自然な色の補正方法としては欠陥位置の画素
の周りの画素の中では最も色相関の強い位置の画素yを
選択すればよく、この選択方法は例えば式1に示すma
x−min法を用いることが出来る。
【0045】 y=min{max[|G1−Gx|,|B1−Bx1], max[|G2−Gx|, |B2−Bx|] ‥‥ max[|G8−Gx|,|B8−Bx1]} ‥‥(1)
【0046】この式1は図8B,Cで示す3×3ブロッ
クのG及びBの2画素間の色の変化を各色空間の差の絶
対値の大きい(max)方の値で表わし、これをブロッ
ク内の近接画素1〜8で求め、その中で最小値(mi
n)となる点を最も欠陥位置xの欠陥画素Rxに相関の
強い位置yとしたものである。
【0047】勿論この様なmax−min法に限定され
ることなく、min−min法、或は絶対値の和が最小
となる点又は距離を用いる等の相関処理を行なうことが
出来る。
【0048】又、相関の強くない位置yでは上記した様
に、エッジ部分に於いて、3色同時補正したとき色が異
ならない代わりにギザギザが発生するのを避けるために
スムージング処理を施すために充分に強い相関がとれて
いるか否かを判断している。即ち式1の計算結果が10
以上であると(画像データは8ビットを0〜255階調
としている)エッジ部分にギザギザが生ずるので第3ス
テップSTEP3ではmax−min法で求めたyの値
が10未満か否かを判断する。NOの場合は第5ステッ
プSTEP5に進められ、アドレスに1が加算される。
YESの場合は第4ステップSTEP4でR,G,B3
色同時に欠陥補正される。
【0049】即ち第4ステップSTEP4では図8Aで
示すR空間の位置xにある欠陥画素Rxに対応する図8
B及び図8Cに示すG及びB空間にある欠陥画素Rxに
対応する画素Gx及びBxを含め、R空間の欠陥画素R
xを式1で計算した最も相関の強いRy,Gy,Byに
置き換えて、Rx=Ry,Gx=Gy,Bx=Byとさ
れてR,G,B3色同時に欠陥補正される。
【0050】次の第5ステップSTEP5ではアドレス
加算が行われて、第6ステップSTEP6ではCPUは
1回目の走査が終了したか否かを判断する。ここで1回
目の走査が終了されていなければ第2ステップSTEP
2に戻される。第6ステップSTEP6で1回目の走査
終了状態であれば第7ステップSTEP7ではアドレス
を図10に示すブロック10の横長×縦長の画素の1つ
にとって行く、即ち、ブロック欠陥に対応出来る様に基
本的には図10Aのブロック10の外周から補正を行え
ばよいが、この場合は相関の強い画素が見つかった時の
みとし、残りの欠陥を2回目の走査を1回目の走査とは
逆方向に行なう様に成す。即ち、1回目の走査では図1
0Aの様にブロック10の外周を時計回りに走査し、2
回目の走査は図10Bの様に反時計回りに走査する様に
成せば一層ブロック欠陥の補正効果を確実にすることが
可能と成る。
【0051】第7ステップSTEP7でアドレス設定さ
れた後は第8ステップSTEP8で欠陥画素の有無を判
断し、欠陥画素が無いNOであれば第11ステップST
EP11に進められアドレスは減算され、反時計方向走
査が行われる。欠陥画素のある(YES)の場合は第9
ステップSTEP9で式1のmax−min法によって
ブロックの中の周囲画素中で最も自然な色を取り出すた
めに色相関の強い画素位置を計算する。
【0052】次に第10ステップSTEP10では第4
ステップSTEP4と同様にR,G,B3色同時に欠陥
補正が行われ、次の第11ステップSTEP11でアド
レス減算が成され、第12ステップSTEP12によっ
て2回目の走査が終了されたか否かの判断が行われる。
2回目の走査終了が成されない(NO)の場合は第8ス
テップSTEP8に戻され、2回目でブロック10内の
すべての走査が終了した(YES)場合は欠陥形状に対
応した処理も終了され、ブロック欠陥にも対応出来た補
正が成される。
【0053】この様にエッジ部分で色が異ならない様な
補正が行われるがmax−min法での相関処理計算結
果が10以上の時には上述の様にギザギザを発生する。
この為に第13ステップSTEP13で2回目の走査に
おいてmax−min計算の結果が10以上か否かを判
断し、10以下ならば(NO)エンドに到るが10以上
であれば第14ステップSTEP14でスムージング処
理が行われる。
【0054】このスムージング処理は低域通過型の空間
フィルタを用いて平均化操作を施す様に成す。この場合
のフィルタ計数M(ij)は下式の値を与えた。
【0055】
【0056】この様なスムージング処理を行なうことで
エッジ部分で生ずるギザギザの発生を防止することが可
能と成る。
【0057】上述の各実施例ではCCDセンサ等から取
り出したR,G,Bの三原色信号を空間処理した場合を
説明したがこれら三原色を補色変換したシアンC=1−
R,マゼンタM=1−G,イエローY=1−Bからパタ
ーンジェネレータ等でC,M,Y信号を得たものや、単
板式の前段に配されたC,M,Yのフィルタを介して取
り出されるC,M,Y信号、更には抽出回路等で抽出し
た黒Kを含む、C,M,Y,K信号画素等も同様に欠陥
補正が可能である。
【0058】本例の第3の実施例に依れば異なる色へ補
正されず見た目に極めて自然な欠陥補正を行なうことが
可能となる。図11及び図12に実際の欠陥補正後の画
像を示す。図11はG画素(3×3)に欠陥のある画像
であり、黒角(実際には赤)部分が欠陥画素であり、図
12は図9の画素欠陥補正方法によって補正の成された
画像を示している。
【0059】更にブロック欠陥やエッジ部分のギザギザ
の発生も回避出来る補正が可能で、補正結果に破綻を起
こしにくく、簡単なアルゴリズムで補正が可能となるも
のが得られる。
【0060】従ってこの本発明による画素欠陥補正方法
の採用によって、今まで以上に欠陥のあるCCDに対し
てもこれを実用に供することができ、これによってCC
Dの歩留りが向上し、結果的に安価なカメラシステムや
プリンタ等を実現することができるものである。
【0061】
【発明の効果】第1の本発明によれば任意の色空間の欠
陥画素とその周囲画素との相関を他の色空間の画素から
求めて補正を行なうので、比較的簡単な構成で補正を行
なうことができると共に、エッジ部分でも良好な補正を
行なうことができるようになった。第2の本発明によれ
ば、任意の色空間の欠陥画素の位置に対応する他の色空
間の画素も欠陥画素と見なして補正を行なうので、補正
された画素の色が不自然に変化するようなことがなく、
常に良好な補正を行なうことができるようになった。第
3の本発明によれば第1の発明に第2の発明の目的を同
時に達成するために構成させた本発明の欠陥画素を有す
る色空間以外の色空間での情報を用いて補正を行なう方
法と、正常な色空間を含めてすべての色空間を補正する
方法と合せる構成とすることで異なる色へ補正されるこ
となく、且つ簡単なアルゴリズムで画素欠陥補正が可能
な画素欠陥補正方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画素欠陥補正方法のアルゴリズム
を説明する機能ブロック図である。
【図2】本発明の画素欠陥補正方法の相関処理を施す3
×3画素ブロックを示す図である。
【図3】本発明による画素欠陥補正方法の一実施例を示
す全体的アルゴリズムを説明するフローチャートであ
る。
【図4】本発明の画素欠陥補正方法が用いられた撮像装
置の系統図である。
【図5】本発明の画素欠陥補正方法の一実施例の色相関
を利用したアルゴリズムを説明するためのフローチャー
トである。
【図6】本発明の画素欠陥補正方法の他の実施例を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の画素欠陥補正方法の3色同時補正方法
を示す更に他の実施例のアルゴリズムを説明するための
フローチャートである。
【図8】本発明の画素欠陥補正方法のR,G,B空間上
における欠陥画素とその近接画素を説明するブロック図
である。
【図9】本発明の画素欠陥補正方法の3色回路補正方法
を示す更に他の実施例のアルゴリズムを説明する詳細な
フローチャートである。
【図10】本発明の画素欠陥補正方法の欠陥形状に対応
した処理説明図である。
【図11】本発明の画素欠陥補正方法での補正前の欠陥
画像を示す図である。
【図12】本発明の画素欠陥補正方法で補正後の画像を
示す図である。
【符号の説明】
1 絶対値計算処理手段 2 バッファメモリ 3 MIN計算処理手段 4 Yアドレスバッファ 45 フレームメモリ 46 画素欠陥位置メモリ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色空間からなるカラー画像を、各
    色空間毎の欠陥画素の情報に基づいて補正する画素欠陥
    補正方法において、 任意の色空間の欠陥画素の位置に対応する他の色空間の
    画素とその周囲画素との相関を求め、 最も相関の強い画素の位置に対応する上記任意の色空間
    の画素を用いて上記欠陥画素の補正を行うようにしたこ
    とを特徴とする画素欠陥補正方法。
  2. 【請求項2】 複数の色空間からなるカラー画像を、各
    色空間毎の欠陥画素の情報に基づいて補正する画素欠陥
    補正方法において、 任意の色空間の欠陥画素の位置に対応する他の色空間の
    画素も欠陥画素と見なして補正を行うようにしたことを
    特徴とする画素欠陥補正方法。
  3. 【請求項3】 複数の色空間からなるカラー画像を各色
    空間毎の欠陥画素の情報に基づいて補正する画素欠陥補
    正方法において、 任意の色空間上にある欠陥画素位置に対応する他の色空
    間の画素と、該画素の近隣画素とで相関を求める演算手
    段を有し、 上記任意の色空間の画素から上記演算手段で得られた最
    も相関の強い画素位置により、上記欠陥画素と、上記任
    意の色空間の欠陥画素の位置に対応する他の色空間の画
    素との補正を行なうことを特徴とする画素欠陥補正方
    法。
  4. 【請求項4】 上記任意の色空間が赤または青の色空間
    のときは、上記他の色空間として緑の色空間を用いるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の
    いづれか1項記載の画素欠陥補正方法。
  5. 【請求項5】 上記任意の色空間が緑の色空間のとき
    は、上記他の色空間として赤または青若しくはこれらを
    加算した色空間を用いるようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3記載のいづれか1項記載の画素欠陥
    補正方法。
  6. 【請求項6】 上記画素欠陥は、CCD撮像素子の欠陥
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のい
    づれか1項記載の画素欠陥補正方法。
  7. 【請求項7】 上記欠陥画素を含む画素は、静止画像で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいづ
    れか1項記載の画素欠陥補正方法。
  8. 【請求項8】 上記欠陥画素を含む画像は、3板式のC
    CD撮像素子で撮像された画像であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3記載のいづれか1項記載の画素欠
    陥補正方法。
  9. 【請求項9】 上記補正は上記各色空間毎に独立に同一
    の処理で行なうようにしたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3記載のいづれか1項記載の画素欠陥補正方
    法。
  10. 【請求項10】 上記補正は最も相関の強い画素の位置
    に対応する画素を灰色で表したときの階調と同じ階調の
    灰色で補正したことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    記載のいづれか1項記載の画素欠陥補正方法。
  11. 【請求項11】 上記補正を行なう補正手段は相関度を
    比較する相関度比較手段と、第1の相関度判定値とを有
    し、該相関度比較手段よりの相関値が該第1の相関度判
    定値以下のときは、最も相関の強い画素の位置に対応す
    る画素を灰色で表したときの階調と同じ階調の灰色で補
    正する様に成したことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3記載のいづれか1項記載の画素欠陥補正方法。
  12. 【請求項12】 上記補正を行なう補正手段は相関度を
    比較する相関度比較手段と、第2の相関度判定値とを有
    し、該相関度比較手段よりの相関値が該第2の相関度判
    定値以上のときは、スムージング処理を施して成ること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいづれか1項
    記載の画素欠陥補正方法。
  13. 【請求項13】 上記補正を行なう補正手段での相関検
    出及び又は補正の第1回目の開始は、上記欠陥画素の隣
    接画素から成るブロックの外周のいづれか1つの画素よ
    り開始し、 第2回目の相関検出及び又は補正は上記第1回目とは異
    なるブロックの外周のいづれか1つの画素より開始し、 上記第1回目とは異なる方向に相関を検出していき一番
    相関度の大きい画素の信号で補正することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3記載のいづれか1項記載の画素欠
    陥補正方法。
JP5175596A 1992-09-17 1993-07-15 画素欠陥補正方法 Pending JPH06153087A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5175596A JPH06153087A (ja) 1992-09-17 1993-07-15 画素欠陥補正方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-248054 1992-09-17
JP4-248057 1992-09-17
JP24805492 1992-09-17
JP24805792 1992-09-17
JP5175596A JPH06153087A (ja) 1992-09-17 1993-07-15 画素欠陥補正方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06153087A true JPH06153087A (ja) 1994-05-31

Family

ID=27324133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5175596A Pending JPH06153087A (ja) 1992-09-17 1993-07-15 画素欠陥補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06153087A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002150282A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Sony Corp 画像処理装置及びその方法、並びにプログラム記録媒体
WO2007023817A1 (ja) * 2005-08-23 2007-03-01 Nikon Corporation 画像処理システムおよび画像処理プログラム
JP2007104525A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像符号化方法及び装置、画像復号化方法及び装置、撮像装置
US7443433B2 (en) 2003-01-23 2008-10-28 Sony Corporation Pixel compensating circuit, method for compensating pixels, and image taking apparatus employing such pixel compensating circuit
JP2010532960A (ja) * 2007-07-10 2010-10-14 トムソン ライセンシング イメージセンサユニットの異常画素値を修正する処理装置、その処理装置を有するイメージセンサユニット及び方法
US7969489B2 (en) 2001-03-01 2011-06-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Defective pixel specifying method, defective pixel specifying system, image correcting method, and image correcting system
JP2012065324A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Foveon Inc デジタルカラー画像内の欠陥ピクセルの補正
JP2016019245A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP2020191651A (ja) * 2015-05-08 2020-11-26 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、および、記憶媒体

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002150282A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Sony Corp 画像処理装置及びその方法、並びにプログラム記録媒体
US8385682B2 (en) 2001-03-01 2013-02-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Defective pixel specifying method, defective pixel specifying system, image correcting method, and image correcting system
US8130291B2 (en) 2001-03-01 2012-03-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Defective pixel specifying method, defective pixel specifying system, image correcting method, and image correcting system
US7969489B2 (en) 2001-03-01 2011-06-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Defective pixel specifying method, defective pixel specifying system, image correcting method, and image correcting system
US7443433B2 (en) 2003-01-23 2008-10-28 Sony Corporation Pixel compensating circuit, method for compensating pixels, and image taking apparatus employing such pixel compensating circuit
JP4985403B2 (ja) * 2005-08-23 2012-07-25 株式会社ニコン 画像処理システムおよび画像処理プログラム
WO2007023817A1 (ja) * 2005-08-23 2007-03-01 Nikon Corporation 画像処理システムおよび画像処理プログラム
US8089537B2 (en) 2005-08-23 2012-01-03 Nikon Corporation Image processing system and image processing program for defective pixel correction
WO2007043351A1 (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 画像符号化方法及び装置、画像復号化方法及び装置、撮像装置
JP2007104525A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像符号化方法及び装置、画像復号化方法及び装置、撮像装置
US8224103B2 (en) 2005-10-07 2012-07-17 Panasonic Corporation Image encoding method and device, image decoding method and device, and imaging device
JP2010532960A (ja) * 2007-07-10 2010-10-14 トムソン ライセンシング イメージセンサユニットの異常画素値を修正する処理装置、その処理装置を有するイメージセンサユニット及び方法
US8502892B2 (en) 2007-07-10 2013-08-06 Thomson Licensing Processing device for correcting defect pixel values of an image sensor unit, image sensor unit with the processing device and method
JP2012065324A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Foveon Inc デジタルカラー画像内の欠陥ピクセルの補正
JP2016019245A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP2020191651A (ja) * 2015-05-08 2020-11-26 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、および、記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4054184B2 (ja) 欠陥画素補正装置
US7719597B2 (en) Distortion correction device and image sensing device provided therewith
US8023010B2 (en) Defective pixel correction device
JP2000299874A (ja) 信号処理装置及び方法並びに撮像装置及び方法
JP5041886B2 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理方法
JP2002033964A (ja) デジタル画像の欠陥画素補正方法
GB2479229A (en) Aberration correction in image processing apparatus
CN113676629B (zh) 图像传感器、图像采集装置、图像处理方法及图像处理器
JP4305071B2 (ja) 信号補正方法
EP2103979B1 (en) Method for correcting chromatic aberration
JPH06153087A (ja) 画素欠陥補正方法
JP2005012479A (ja) データ処理装置、画像処理装置、カメラおよびデータ処理方法
GB2460241A (en) Correction of optical lateral chromatic aberration
JP3905708B2 (ja) 画像補間装置
JP6415330B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法
JPH1169226A (ja) 電子カメラ
JP4334150B2 (ja) 画像補間装置
US8120678B2 (en) Method for eliminating image noise and apparatus using the method
JP2001016599A (ja) 画素欠陥補正装置および画素欠陥検出装置ならびに方法
JP3899144B2 (ja) 画像処理装置
JP2002064835A (ja) 画像信号処理装置、画像信号処理方法、学習装置、学習方法及び記録媒体
JP3962518B2 (ja) 画像信号処理装置
JP4334152B2 (ja) 画像補間装置
JP4334151B2 (ja) 画像補間装置
JP4666786B2 (ja) 画像補間装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031224