JP2002064835A - 画像信号処理装置、画像信号処理方法、学習装置、学習方法及び記録媒体 - Google Patents

画像信号処理装置、画像信号処理方法、学習装置、学習方法及び記録媒体

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JP2002064835A JP2000251497A JP2000251497A JP2002064835A JP 2002064835 A JP2002064835 A JP 2002064835A JP 2000251497 A JP2000251497 A JP 2000251497A JP 2000251497 A JP2000251497 A JP 2000251497A JP 2002064835 A JP2002064835 A JP 2002064835A
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哲二郎 近藤
Hideo Nakaya
秀雄 中屋
Takashi Sawao
貴志 沢尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の斜め線や細線の部分に対応したクラス
分類適応処理により、解像度が高く、細部まで鮮明な画
像を再現できる画像信号を単板式カメラのCCD出力か
ら得られるようにする。 【解決手段】 クラスタップ抽出回路32により、入力
画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の複数の画
素を抽出し、上記注目画素近傍に位置する複数の画素の
信号値についてADRC処理を行うことにより第1の特
徴情報を生成するとともに、斜め線・細線抽出回路31
により、上記入力画像信号の急峻なエッジ部分の画素の
信号値を第2の特徴情報として抽出し、上記第1の特徴
情報及び第2の特徴情報に基づいて1つのクラスをクラ
ス分類回路34により決定し、そのクラスに基づいて、
少なくとも上記注目画素が持つ色成分と異なる色成分を
持つ画素を適応処理回路37により生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像信号処理装置、
画像信号処理方法、学習装置、学習方法及び記録媒体に
関し、特に、1つの固体イメージセンサにより得られる
画像に対し、その画像信号の1画素が赤(R:Red) 成
分、緑(G:Green) 成分及び青(B:Blue)成分をもつよ
うに、クラス分類適応処理を用いて色成分を補間する画
像信号処理装置、画像信号処理方法、学習装置、学習方
法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD(Charge Coupled Device) イメー
ジセンサなどの固体イメージセンサを用いた撮像装置に
は、主に、1つのCCDイメージセンサを用いた単板方
式のもの(以後、単板式カメラという)と、3つのCC
Dイメージセンサを用いた3板方式のもの(以後、3板
式カメラという)とがある。
【0003】3板式カメラでは、例えばR信号用、G信
号用及びB信号用の3つのCCDイメージセンサを用い
て、その3つのCCDイメージセンサにより3原色信号
を得る。そして、この3原色信号から生成されるカラー
画像信号が記録媒体に記録される。
【0004】単板式カメラでは、1画素毎に割り当てら
れた色フィルタアレイからなる色コーディングフィルタ
が前面に設置された1つのCCDイメージセンサを用い
て、上記色コーディングフィルタにより色コーディング
された色成分の信号を1画素毎に得る。上記色コーディ
ングフィルタを構成する色フィルタアレイとしては、例
えば、R(Red) ,G(Green) ,B(Blue) の原色フィル
タアレイや、Ye(Yellow) ,Cy(Cyanogen),Mg(Ma
genta) の補色フィルタアレイが用いられている。そし
て、単板式カメラにおいては、CCDイメージセンサに
より1画素毎に1つの色成分の信号を得て、各画素が持
っている色成分の信号以外の色信号を線形補間処理によ
り生成して、3板式カメラにより得られる画像に近い画
像を得るようにしていた。ビデオカメラなどにおいて、
小型化、軽量化を図る場合に、単板式が採用されてい
る。
【0005】単板式カメラにおいて、例えば図22の
(A)に示すような色配列の色フィルタアレイにより構
成された色コーディングフィルタが設けられたCCDイ
メージセンサは、R,G,Bの3原色のうちの1つの色
のフィルタが配置された各画素から、そのフィルタの色
に対応する画像信号のみが出力される。すなわち、Rの
色フィルタが配置された画素からは、R成分の画像信号
は出力されるが、G成分及びB成分の画像信号は出力さ
れない。同様に、Gの画素からは、G成分の画像信号の
みが出力され、R成分及びB成分の画像信号は出力され
ず、Bの画素からは、B成分の画像信号のみが出力さ
れ、R成分及びG成分の画像信号は出力されない。
【0006】ここで、図22の(A)に示す色フィルタ
アレイの色配列は、ベイヤー配列と称される。この場合
においては、Gの色フィルタが市松状に配され、残った
部分にRとBが一列毎に交互に配されている。
【0007】しかしながら、後段において各画素の信号
を処理する際、各画素毎にR成分,G成分及びB成分の
画像信号が必要となる。そこで、従来、n×m(n及び
mは正の整数)個の画素で構成されるCCDイメージセ
ンサの出力から、図22の(B)に示すように、n×m
個のR画素の画像信号、n×m個のG画素の画像信号及
びn×m個のB画素の画像信号、すなわち、3板式カメ
ラのCCD出力相当の画像信号が、それぞれ補間演算に
より求められ、それらの画像信号が後段に出力される。
【0008】そして、さらに、例えば4倍密度の画像信
号を生成する場合、図22の(C)に示すように、n×
m個のR画素の画像信号から2n×2m個のR画素の画
像信号が補間演算により求められ、n×m個のG画素の
画像信号から2n×2m個のG画素の画像信号が補間演
算により求められ、さらに、n×m個のB画素の画像信
号から、2n×2m個のB画素の画像信号が補間演算に
より求められる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】CCDイメージセンサ
により1画素毎に1つの色成分の信号を得て、各画素が
持っている色成分の信号以外の色信号を線形補間処理に
より生成する単板式カメラにおいては、画像の斜め線や
細線の部分で上記線形補間処理に破綻を生じ易いという
問題点がある。
【0010】また、線形処理を行うことにより色信号の
補間を行っているので、画像の波形が鈍つてしまい、画
像全体が不鮮明となってしまうので、輪郭強調処理等の
処理を行って、見掛けの解像度を上げる処理が必要であ
った。
【0011】さらに、線形補間と異なる処理方法とし
て、単板式カメラのCCD出力から、R,G,Bの3原
色の各画像信号毎に独立にクラス分類適応処理を行うこ
とよって3板式カメラのCCD出力に相当する画像信号
を生成することが提案されている(国際公開番号:WO
96/07275)。しかしながら、クラス分類適応処
理においても、基本的に波形によるクラス分類を行って
いるため、画像の斜め線や細線の部分で波形の連続性が
壊れる等の破綻を生じる傾向にあった。これは、ベイヤ
配列等の色フィルタの配列に起因する問題であって、通
常の波形によるクラス分類では対応できないのが現状で
あった。
【0012】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、画像の斜め線や細線の部分に対応したク
ラス分類適応処理により、解像度が高く、細部まで鮮明
な画像を再現できる画像信号を単板式カメラのCCD出
力から得られるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、画素位置毎に
輝度あるいは複数の色のうちのいずれか1つを表す色成
分を画素データとして持つ入力画像信号を処理する画像
信号処理装置において、上記入力画像信号の注目画素毎
に、上記注目画素近傍の複数の画素を第1の画素として
抽出する第1の抽出手段と、上記第1の抽出手段で抽出
された複数の画素の各画素データに基づいて第1の特徴
情報を生成する第1の特徴情報生成手段と、上記入力画
像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の複数の画素
を第2の画素として抽出する第2の抽出手段と、上記第
2の画素の各画素データに基づいて、上記注目画素近傍
のエッジ情報を第2の特徴情報として生成する第2の特
徴情報生成手段と、上記第1の特徴情報及び第2の特徴
情報に基づいて1つのクラスを決定するクラス決定手段
と、上記クラス決定手段で決定されたクラスに基づい
て、少なくとも上記注目画素の位置に、上記色成分であ
る上記画素データを生成する画素生成手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0014】また、本発明は、画素位置毎に輝度あるい
は複数の色のうちのいずれか1つを表す色成分を画素デ
ータとして持つ入力画像信号を処理する画像信号処理方
法において、上記入力画像信号の注目画素毎に、上記注
目画素近傍の複数の画素を第1の画素として抽出する第
1の抽出ステップと、上記入力画像信号の注目画素毎
に、上記注目画素近傍の複数の画素を第2の画素として
抽出する第2の抽出ステップと、上記第2の画素の各画
素データに基づいて、上記注目画素近傍のエッジ情報を
第2の特徴情報として生成する第2の特徴情報生成ステ
ップと、上記第1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づ
いて1つのクラスを決定するクラス決定ステップと、上
記クラス決定ステップで決定されたクラスに基づいて、
少なくとも上記注目画素の位置に、上記色成分である上
記画素データを生成する画素生成ステップとを備えるこ
とを特徴とする。
【0015】また、本発明は、画素位置毎に輝度あるい
は複数の色のうちのいずれか1つを表す色成分を画素デ
ータとして持つ入力画像信号を処理する画像信号処理を
行うコンピュータ制御可能なプログラムが記録された記
録媒体において、上記プログラムは、上記入力画像信号
の注目画素毎に、上記注目画素近傍の複数の画素を第1
の画素として抽出する第1の抽出ステップと、上記入力
画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の複数の画
素を第2の画素として抽出する第2の抽出ステップと、
上記第2の画素の各画素データに基づいて、上記注目画
素近傍のエッジ情報を第2の特徴情報として生成する第
2の特徴情報生成ステップと、上記第1の特徴情報及び
第2の特徴情報に基づいて1つのクラスを決定するクラ
ス決定ステップと、上記クラス決定ステップで決定され
たクラスに基づいて、少なくとも上記注目画素の位置
に、上記色成分である上記画素データを生成する画素生
成ステップとを備えることを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る学習装置は、画素位置
毎に輝度あるいは複数の色のうちのいずれか1つの色成
分を画像データとして持つ生徒画像信号の注目画素の近
傍の複数の画素を第1の画素として抽出する第1の抽出
手段と、上記第1の抽出手段で抽出された複数の画素の
各画素データに基づいて第1の特徴情報を生成する第1
の特徴情報生成手段と、上記生徒画像信号の注目画素毎
に、上記注目画素近傍の複数の画素を第2の画素として
抽出する第2の抽出手段と、上記第2の画素の各画素デ
ータに基づいて、上記注目画素近傍のエッジ情報を第2
の特徴情報として生成する第2の特徴情報生成手段と、
上記第1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づいて1つ
のクラスを決定するクラス決定手段と、上記生徒画像信
号と対応する画像信号であり、画素位置毎に輝度あるい
は複数の色のうちのいずれか1つの色成分を画像データ
として持つ教師画像信号から、上記生徒画像信号の注目
画素の位置に相当する位置の近傍の複数の画素を第3の
画素として抽出する第3の抽出手段と、上記第1及び第
3の抽出手段で抽出された複数の画素の各画素データに
基づいて、上記クラス毎に、上記生徒画像信号に相当す
る画像信号から上記教師画像信号に相当する画像信号を
生成するための予測演算に用いる予測係数セットを生成
する予測係数生成手段とを備えることを特徴とする。
【0017】また、本発明に係る学習方法は、画素位置
毎に輝度あるいは複数の色のうちのいずれか1つの色成
分を画像データとして持つ生徒画像信号の注目画素の近
傍の複数の画素を第1の画素として抽出する第1の抽出
ステップと、上記第1の抽出ステップで抽出された複数
の画素の各画素データに基づいて第1の特徴情報を生成
する第1の特徴情報生成ステップと、上記生徒画像信号
の注目画素毎に、上記注目画素近傍の複数の画素を第2
の画素として抽出する第2の抽出ステップと、上記第2
の画素の各画素データに基づいて、上記注目画素近傍の
エッジ情報を第2の特徴情報として生成する第2の特徴
情報生成ステップと、上記第1の特徴情報及び第2の特
徴情報に基づいて1つのクラスを決定するクラス決定ス
テップと、上記生徒画像信号と対応する画像信号であ
り、画素位置毎に輝度あるいは複数の色のうちのいずれ
か1つの色成分を画像データとして持つ教師画像信号か
ら、上記生徒画像信号の注目画素の位置に相当する位置
の近傍の複数の画素を第3の画素として抽出する第3の
抽出ステップと、上記第1及び第3の抽出ステップで抽
出された複数の画素の各画素データに基づいて、上記ク
ラス毎に、上記生徒画像信号に相当する画像信号から上
記教師画像信号に相当する画像信号を生成するための予
測演算に用いる予測係数セットを生成する予測係数生成
ステップとを備えることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明は、クラスに応じた予測係
数セットを生成するための学習処理を行うコンピュータ
制御可能なプログラムが記録された記録媒体において、
上記プログラムは、画素位置毎に輝度あるいは複数の色
のうちのいずれか1つの色成分を画像データとして持つ
生徒画像信号の注目画素の近傍の複数の画素を第1の画
素として抽出する第1の抽出ステップと、上記第1の抽
出ステップで抽出された複数の画素の各画素データに基
づいて第1の特徴情報を生成する第1の特徴情報生成ス
テップと、上記生徒画像信号の注目画素毎に、上記注目
画素近傍の複数の画素を第2の画素として抽出する第2
の抽出ステップと、上記第2の画素の各画素データに基
づいて、上記注目画素近傍のエッジ情報を第2の特徴情
報として生成する第2の特徴情報生成ステップと、上記
第1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づいて1つのク
ラスを決定するクラス決定ステップと、上記生徒画像信
号と対応する画像信号であり、画素位置毎に輝度あるい
は複数の色のうちのいずれか1つの色成分を画像データ
として持つ教師画像信号から、上記生徒画像信号の注目
画素の位置に相当する位置の近傍の複数の画素を第3の
画素として抽出する第3の抽出ステップと、上記第1及
び第3の抽出ステップで抽出された複数の画素の各画素
データに基づいて、上記クラス毎に、上記生徒画像信号
に相当する画像信号から上記教師画像信号に相当する画
像信号を生成するための予測演算に用いる予測係数セッ
トを生成する予測係数生成ステップとを備えることを特
徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0020】本発明は、例えば図1に示すような構成の
デジタルスチルカメラ1に適用される。このデジタルス
チルカメラ1は、1画素毎に割り当てられたベイヤ配列
などの色フィルタからなる色コーディングフィルタ4が
前面に設置された1つのCCDイメージセンサ5を用い
てカラー撮像を行う単板式カメラであって、被写体から
の入射光が、レンズ2により集光され、アイリス3及び
色コーディングフィルタ4を介してCCDイメージセン
サ5に入射されるようになっている。上記CCDイメー
ジセンサ5の撮像面上には、上記アイリス3により所定
レベルの光量とされた入射光により被写体像が結像され
る。なお、このデジタルスチルカメラ1においては、色
コーディングフィルタ4とCCDイメージセンサ5は別
体としたが、一体化した構造とすることができる。
【0021】上記CCDイメージセンサ5は、タイミン
グジェネレータ9からのタイミング信号により制御され
る電子シャッタに応じて所定時間にわたって露光を行
い、色コーディングフィルタ4を透過した入射光の光量
に応じた信号電荷(アナログ量)を画素毎に発生するこ
とにより、上記入射光により結像された被写体像を撮像
して、その撮像出力として得られる画像信号を信号調整
部6に供給する。
【0022】信号調整部6は、画像信号の信号レベルが
一定となるようにゲインを調整するAGC(Automatic G
ain Contorol) 回路と、CCDイメージセンサ5が発生
する1/fのノイズを除去するCDS(Correiated Doub
le Sampling)回路からなる。
【0023】上記信号調整部6から出力される画像信号
は、A/D変換部7によりアナログ信号からデジタル信
号に変換されて、画像信号処理部8に供給される。上記
A/D変換部7では、タイミングジェネレータ9からの
タイミング信号に応じて、例えば1サンプル10ビット
のディジタル撮像信号を生成する。
【0024】このデジタルスチルカメラ1において、タ
イミングジェネレータ9は、CCDイメージセンサ5、
信号調整部6、A/D変換部7及びCPU(Central Pro
cessing Unit) 10に各種タイミング信号を供給する。
CPU10は、モータ11を駆動することにより、アイ
リス3を制御する。また、CPU10は、モータ12を
駆動することにより、レンズ2などを移動させ、ズーム
やオートフォーカスなどの制御をする。さらに、CPU
10は、必要に応じ、フラッシュ13により閃光を発す
る制御を行うようにされている。
【0025】画像信号処理部8は、A/D変換部7から
供給された画像信号に対し、欠陥補正処理、ディジタル
クランプ処理、ホワイトバランス調整処理、ガンマ補正
処理、クラス分類適応処理を用いた予測処理等の処理を
行う。
【0026】この画像信号処理部8に接続されたメモリ
15は、例えば、RAM(Random Access Memory)で構成
され、画像信号処理部8が画像処理を行う際に必要な信
号を記憶する。画像信号処理部8により処理された画像
信号は、インタフェース14を介してメモリ16に記憶
される。このメモリ16に記憶された画像信号は、イン
タフェース14を介してデジタルスチルカメラ1に対し
て着脱可能な記録媒体17に記録される。
【0027】なお、モータ11は、CPU10からの制
御情報に基づいてアイリス3を駆動し、レンズ2を介し
て入射される光の量を制御する。また、モータ12は、
CPU10からの制御情報に基づいてレンズ2のCCD
イメージセンサ2に対するフォーカス状態を制御する。
これにより、自動絞り制御動作や自動焦点制御動作が実
現される。また、フラッシュ13は、CPU10による
制御の下で、被写体に対して所定の閃光を照射する。
【0028】また、インターフェース14は、画像信号
処理部8からの画像信号を必要に応じてメモリ16に記
憶し、所定のインターフェース処理を実行した後、記録
媒体17に供給し、記憶させる。記録媒体17として
は、デジタルスチルカメラ1の本体に対して着脱可能な
記録媒体、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハ
ードディスク等のディスク記録媒体、メモリカード等の
フラッシュメモリ等を用いることができる。
【0029】コントローラ18は、CPU10の制御の
下で、画像信号処理部8及びインターフェース14に制
御情報を供給してそれぞれを制御する。CPU10に
は、シャッタボタンやズームボタンなどの操作ボタンか
ら構成される操作部20からユーザによる操作情報が入
力される。CPU10は、入力された操作情報を基に、
上述した各部を制御する。電源部19は、バッテリ19
AとDC/DCコンバータ19Bなどを有する。DC/
DCコンバータ19Bは、バッテリ19Aからの電力を
所定の値の直流電圧に変換し、装置内の各構成要素に供
給する。充電可能なバッテリ19Aは、デジタルスチル
カメラ1の本体に着脱可能とされている。
【0030】次に、図2のフローチャートを参照し、図
1に示したデジタルスチルカメラ1の動作について説明
する。このデジタルスチルカメラ1は、ステップS1に
おいて、電源がオンされることにより、被写体の撮像を
開始する。すなわち、CPU10は、モータ11及びモ
ータ12を駆動し、焦点を合わせたりアイリス3を調整
することにより、レンズ2を介してCCDイメージセン
サ5上に被写体像を結像させる。
【0031】ステップS2では、結像された像をCCD
イメージセンサ5により撮像した画像信号が、信号調整
部6において、信号レベルが一定となるようにゲイン調
整され、さらにノイズが除去され、さらに、A/D変換
部7によりデジタル化される。
【0032】また、ステップS3では、上記A/D変換
部7によりデジタル化された画像信号に対して、画像信
号処理部8によりクラス分類適応処理を含む画像信号処
理を行う。
【0033】ここで、被写体像は、CCDイメージセン
サ5の撮像出力として得られる画像信号を電子ビューフ
ァインダに表示するよりユーザが確認できるようになっ
ている。なお、被写体像は、光学的ビューファインダに
よりユーザが確認できるようにすることもできる。
【0034】そして、ユーザは、ビューファインダによ
り確認した被写体像の画像を記録媒体17に記録したい
場合、操作部20のシャッタボタンを操作する。デジタ
ルスチルカメラ1のCPU10は、ステップS4におい
て、シャッタボタンが操作されたか否かを判断する。デ
ジタルスチルカメラ1は、シャッタボタンが操作された
と判断するまで、ステップS2〜S3の処理を繰り返
し、シャッタボタンが操作されたと判断すると、ステッ
プS5に進む。
【0035】そして、ステップS5では、画像信号処理
部8による画像信号処理が施された画像信号をインター
フェース14を介して記録媒体17に記録する。
【0036】次に、図3を参照して画像信号処理部8に
ついて説明する。
【0037】この画像信号処理部8は、上記A/D変換
部7によりデジタル化された画像信号が供給される欠陥
補正部21を備える。CCDイメージセンサ5の画素の
中で、何らかの原因により入射光に反応しない画素や、
入射光に依存せず、電荷が常に蓄えられている画素、換
言すれば、欠陥がある画素を検出し、その検出結果に従
って、それらの欠陥画素の影響が露呈しないように、画
像信号を補正する処理を行う。
【0038】A/D変換部7では、負の値がカットされ
るのを防ぐため、一般に信号値を若干正の方向ヘシフト
させた状態でA/D変換が行われている。クランプ部2
2は、欠陥補正部21により欠陥補正された画像信号に
対し、上述したシフト量がなくなるようにクランプす
る。
【0039】クランプ部22によりクランプされた画像
信号は、ホワイトバランス調整部23に供給される。ホ
ワイトバランス調整部23は、クランプ部22から供給
された画像信号のゲインを補正することにより、ホワイ
トバランスを調整する。このホワイトバランス調整部2
3によりホワイトバランスが調整された画像信号は、ク
ラス分類適応処理24に供給される。
【0040】クラス分類適応処理24では、ホワイトバ
ランス調整部23によりホワイトバランスが調整された
画像信号について、ADRC(Adaptive Dynamic Range
Coding) 処理などにより局所的な画像の特徴量を抽出
し、各特徴に基づいてクラスを作成して、クラス毎の処
理を行う。具体的な処理としては、単板画像から3板相
当画像の変換、任意の画素数への変換、又はそれらの処
理を同時に行うなどの各種処理が可能である。ここで
は、斜め線や細線に対して特別なクラスを用意すること
により、斜め線や細線部分における処理の破綻に対処す
る。このクラス分類適応処理24によりクラス分類適応
処理された画像信号は、ガンマ補正部25に供給され
る。
【0041】ガンマ補正部25は、クラス分類適応処理
された画像信号の信号レベルをガンマ曲線に従って補正
する。このガンマ補正部25によりガンマ補正された画
像信号は、補正部26に供給される。
【0042】補正部26は、上記ガンマ補正部25によ
りガンマ補正された画像信号に対してエッジ強調等の画
像を視覚的に良く見せるために必要ないわゆる画作りの
ための処理を行う。
【0043】そして、色空間変換部27は、補正部26
によりエッジ強調などの処理が施された画像信号(RG
B信号)をマトリクス変換してYUV(輝度Yと色差
U,Vとでなる信号)などの所定の信号フォーマットの
画像信号に変換する。ただし、マトリクス変換処理を行
わず、色空間変換部27からRGB信号をそのまま出力
させても良い。この発明の一実施形態では、例えばユー
ザの操作によって、YUV信号、RGB信号の何れを出
力するかを切り換えることが可能とされている。色空間
変換部27により変換された画像信号は、上述のインタ
フェース14に供給される。
【0044】ここで、上記図2に示したフローチャート
のステップS3において、画像信号処理部8により行わ
れる画像信号処理について、図4のフローチャートを参
照して説明する。
【0045】すなわち、画像信号処理部8では、A/D
変換部7によりデジタル化された画像信号に対する画像
信号処理を開始すると、先ず、ステップS11におい
て、CCDイメージセンサ5の欠陥の影響が出ないよう
に、欠陥補正部21により画像信号の欠陥補正を行う。
そして、次のステップS12では、欠陥補正部21によ
り欠陥補正された画像信号に対して、正の方向にシフト
されていた量をもとに戻すクランプ処理をクランプ部2
2により行う。
【0046】次のステップS13では、クランプ部22
によりクランプされた画像信号に対して、ホワイトバラ
ンス調整部23によりホワイトバランスの調整を行い各
色信号間のゲインを調整する。さらに、ステップS14
では、ホワイトバランスが調整された画像信号に対し
て、クラス分類適応処理部24により単板画像から3板
相当画像の変換を含むクラス分類適応処理を行う。
【0047】ステップS15では、クラス分類適応処理
されたステップS15によって得られた3板式カメラの
CCD出力相当の画像信号に対して、ガンマ補正部25
によりガンマ曲線に従った補正を施す。
【0048】ステップS16では、ステップS15でガ
ンマ補正された画像信号に対して、視覚的に良く見せる
ための補正処理(いわゆる画作り)を行う。ステップS
17では、ステップS16によって得られた画像に例え
ばRGB信号をYUV信号に変換するなどの色空間の変
換処理を施す。これにより、例えば記録信号として好適
な信号フォーマットを有する出力画像が生成される。
【0049】この画像信号処理部8におけるクラス分類
適応処理部24は、図5に示すように斜め線・細線抽出
回路31、クラスタップ抽出回路32、ADRC処理回
路33、クラス分類回路34、係数メモリ35、予測タ
ップ抽出回路36及び適応処理回路37からなる。
【0050】斜め線・細線抽出回路31は、入力画像信
号の急峻なエッジ部分の画素の信号値を第2の特徴情報
として抽出する第2の抽出手段として機能するものであ
って、注目領域に対してフィルタ等を用いて斜め線や細
線等の補間処理の難しい波形の有無を判定し、そのよう
な波形が存在する場合は、その種類を第2の特徴情報と
してクラス分類回路34に渡す。
【0051】クラスタップ抽出回路32は、注目領域か
ら指定されたタップ位置の画素値を抽出してADRC処
理回路33に渡す。ADRC処理回路33は、クラスタ
ップ抽出回路32から渡されたクラスタップの画素値に
対してADRC処理を行い、各画素に数ビットの符号を
与えたADRC処理の結果を第1の特徴情報としてクラ
ス分類回路34に渡す。
【0052】クラス分類回路34は、ADRC処理回路
33から受け取ったクラスタップのADRC処理結果す
なわち第1の特徴情報と、斜め線・細線抽出回路31か
ら受け取った斜め線や細線等の急峻なエッジ部分の画素
を示す第2の特徴情報からクラスを決定してクラス番号
を係数メモリ35に出力する。係数メモリ35は、クラ
ス分類回路34から受け取ったクラス番号に対応した予
測係数セットを読み出して適応処理回路37に渡す。ま
た、予測タップ抽出回路36は、注目領域から指定され
たタップ位置の画素値を抽出して適応処理回路37に渡
す。
【0053】そして、適応処理回路37は、予測タップ
抽出回路36から渡された予測タップの画素値に、係数
メモリ35から読み出されるクラス番号に対応した予測
係数セットを乗算し、線形和をもって予測画素値として
出力する。
【0054】すなわち、クラス分類適応処理部24で
は、図6のフローチャートに示す手順に従ってクラス分
類適応処理を行う。
【0055】ステップS21では、ホワイトバランス調
整部23によりホワイトバランスが調整された画像信号
について、クラスタップ抽出回路32及び予測タップ抽
出回路36によりクラスタップ及び予測タップの画素値
を抽出するブロック化処理を行う。
【0056】次のステップS22では、斜め線・細線抽
出回路31により、注目画素に対して、フィルタなどの
処理により斜め線や細線が存在するか否かを判定し、そ
の結果を第2の特徴情報としてクラス分類回路34に渡
して、クラス分類に反映させる。
【0057】次のステップS23では、クラスタップ抽
出回路32から渡されたクラスタップの画素値に対して
ADRC処理を行い、各タップに数ビットの符号を与え
る。
【0058】次のステップS24では、クラス分類回路
34により、ADRC処理回路33によるADRC処理
結果すなわち第1の特徴情報と、斜め線・細線抽出回路
31によるからの第2の特徴情報からクラスを決定して
クラス番号を出力する。
【0059】次のステップS25では、予測タップ抽出
回路36により抽出された予測タップの画素値に、適応
処理回路37によりクラス番号に対応した予測係数セッ
トを乗算し、それらの線形和を予測画素値とする。
【0060】次のステップS26では、全てのブロック
についての処理が終了したか否かを判定し、まだ処理し
ていないブロックが存在する場合には、ステップS21
に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。そして、
ステップS26において、全てのブロックについての処
理が終了したと判定された場合には、クラス分類適応処
理を終了して、上述のステップS16に移行する。
【0061】ここで、上記クラス分類適応処理に用いる
予測係数セットは、予め学習により得られるもので、上
記係数メモリ35に記憶されている。
【0062】次に、この学習について説明する。図7
は、予測係数セットを学習により得る学習装置40の構
成を示すブロック図である。
【0063】この学習装置40では、クラス分類適応処
理の結果として生成されるべき出力画像信号、すなわち
3板式カメラのCCD出力相当の画像信号と同一の信号
形式を有する高解像度の教師画像信号が間引き回路41
及び予測対象画素抽出回路47に供給される。間引き回
路41は、教師画像信号から、色フィルタアレイの各色
の配置に従つて画素を間引く。間引き処理は、CCDイ
メージセンサ5に対して着される光学ローパスフィルタ
を想定したフィルタをかけることによって行う。すなわ
ち、実際の光学系を想定した間引き処理を行う。間引き
回路41の出力が生徒画像信号として、斜め線・細線抽
出回路42、クラスタップ抽出回路43及び予測タップ
抽出回路46に供給される。なお、教師画像信号と生徒
画像信号を個別に準備しておくことにより、上記間引き
回路41を省略することもできる。
【0064】斜め線・細線抽出回路42は、生徒画像信
号について局所的な注目領域に対してフィルタ等を用い
て斜め線や細線等の有無を判定し、その判別結果を第2
の特徴情報としてクラス分類回路45に渡す。
【0065】クラスタップ抽出回路43は、間引き回路
41により生成された生徒画像信号から、クラス分類に
用いるクラスタップを抽出してADRC処理回路44に
渡す。
【0066】ADRC処理回路44は、クラスタップ抽
出回路43から渡されたクラスタップの画素値に対して
ADRC処理を行い、タップ位置の波形の起伏をクラス
に反映させるADRC処理結果を第1の特徴情報として
クラス分類回路45に渡す。
【0067】クラス分類回路45は、ADRC処理回路
44から受け取ったクラスタップのADRC処理結果す
なわち第1の特徴情報と、斜め線・細線抽出回路42か
ら受け取った斜め線や細線等の急峻なエッジ部分の画素
を示す第2の特徴情報からクラスを決定してクラス番号
を第1の演算回路48に出力する。
【0068】予測タップ抽出回路46は、生徒画像にお
けるクラスタップとの対応をとりながら、間引き回路4
1により生成された生徒画像信号から予測タップを抽出
して第1の演算回路48に出力する。ここでは、全色信
号から予測タップを抽出するものとする。
【0069】予測対象画素抽出回路47は、生徒画像か
ら抽出されるクラスタップ及び予測タップとの対応をと
りながら、予測の対象となる画素値を教師画像信号から
抽出して第1の演算回路48に出力する。
【0070】第1の演算回路48は、クラス分類回路4
5から出力されたクラス番号毎に、予測タップの画素値
と予測対象画素の画素値を、最小自乗法を解くための正
規方程式に足し込み、予測係数セットを解とする方程式
である正規方程式のマトリクスの係数を演算する。上記
第1の演算回路48によって生成される正規方程式のマ
トリクスの係数が学習データメモリ49に逐次読み込ま
れ、蓄積される。
【0071】第2の演算回路50は、学習データメモリ
49に蓄積された正規方程式のマトリクスの係数を用い
て、コレスキー分解など手法により正規方程式を解く処
理を実行する。これにより、クラス毎の予測係数セット
が算出される。算出された予測係数セットは、クラスに
対応させて係数メモリ51に記憶される。係数メモリ5
1の記憶内容は、上述の係数メモリ35にロードされ、
クラス分類適応処理を行う際に使用される。
【0072】次に、図8のフローチャートを参照して、
学習装置40の動作について説明する。
【0073】この学習装置40に入力されるデジタル画
像信号は、3板式カメラで撮像された画像に相当する画
質が得られる画像信号である。なお、3板式カメラで得
られる画像信号(教師画像信号)は、1画素の画像信号
としてR,G,Bの3原色信号を含んでいるのに対し、
単板式カメラで得られる画像信号(生徒画像信号)は、
1画素の画像信号としてR,G,Bの3原色信号の内の
1つの色信号のみを含んでいる。例えば図9の(A)に
示すように3板式カメラで撮像されたHD画像信号をフ
ィルタリングして図9の(B)に示すように1/4サイ
ズのSD画像信号に変換した教師画像信号が、この学習
装置40に入力される。
【0074】ステップS31では、3板式カメラで撮像
された画像に相当する画質が得られる教師画像信号に対
して間引き回路41により単板カメラのCCDイメージ
センサ5に用いられる色コーディングフィルタ4に相当
するフィルタをかける間引き処理を実行することで、図
9の(C)に示すように単板式カメラのCCDイメージ
センサ5が出力する画像信号に対応する生徒画像信号を
教師画像信号から生成し、生成した生徒画像信号をクラ
スタップ抽出回路43及び予測タップ抽出回路46に供
給する。
【0075】ステップS32では、間引き回路41によ
り生成された生徒画像信号から、クラスタップ抽出回路
43及び予測タップ抽出回路46によりクラスタップ及
び予測タップの画素値を抽出するブロック化処理を行
う。また、予測対象画素抽出回路47により、生徒画像
から抽出されるクラスタップ及び予測タップとの対応を
とりながら、予測対象画素の画素値を教師画像信号から
抽出する。
【0076】ステップS33では、斜め線・細線抽出回
路42において生徒画像信号について局所的な注目領域
に対してフィルタをかけることにより斜め線や細線等の
有無を判定し、その判別結果を第2の特徴情報としてク
ラス分類回路45に渡す。
【0077】ステップS34では、ADRC処理回路4
4により、クラスタップ抽出回路43から渡されたクラ
スタップの画素値についてADRC処理を行う。
【0078】ステップS35では、ADRC処理回路4
4によるクラスタップのADRC処理の結果から、クラ
ス分類回路45によりクラスを決定してクラス番号を出
力する。
【0079】ステップS36では、第1の演算回路48
により、クラス分類回路45から出力されたクラス番号
にしたがって予測タップの画素値と予測対象画素の画素
値を正規方程式に足し込む。
【0080】ステップS37では、第1の演算回路48
による正規方程式への足し込みの処理が、学習の対象画
素の全てに対して行われたか否かを判定する。まだ処理
していない対象画素が存在する場合には、ステップS3
2に戻り、また、全て対象画素についての処理が行われ
ていればステップS38に進む。
【0081】ステップS38では、第2の演算回路50
は、学習データメモリ49に蓄積された正規方程式のマ
トリクスの係数を用いて、コレスキー分解などの手法に
より正規方程式を解く処理を実行する。
【0082】ステップS39では、第2の演算回路50
による正規方程式を解く処理が、全てのクラス番号の正
規方程式について行われたか否かを判定する。まだ処理
していない正規方程式が存在する場合には、ステップS
38に戻り、また、全ての処理が行われていれば、学習
処理を終了する。
【0083】このようにしてクラスコードと関連付けら
れて係数メモリ51に記憶された予測係数セットは、図
5に示したクラス分類適応処理部24の係数メモリ35
に記憶されることになる。そして、画像信号処理部8の
クラス分類適応処理部24は、上述したように、係数メ
モリ35に記憶されている予測係数セットを用いて、線
形1次結合モデルにより、注目画素に対して適応処理を
行う。
【0084】例えば、図10の(A)に示すn×m(n
及びmは正の整数)個の画素で構成されるCCDイメー
ジセンサにより得られるベイヤー配列の色フィルタアレ
イにより色コーディングされた出力画像信号から、図1
0の(B)に示す2n×2m個のR画素の画像信号、2
n×2m個のG画素の画像信号及び2n×2m個のB画
素の画像信号を、それぞれ直接生成する適応処理を行う
ことにより、4倍密度の画像を生成する。この場合、画
像信号処理部8では、クラスタップ抽出部30により入
力画像信号をp×q(p及びqは正の整数)個のブロッ
クに分割し、各ブロック毎にクラスタップを抽出する。
【0085】この場合、例えば、図11乃至図14に示
すようような構造のクラスタップが使用される。図11
の(A)、図12の(A)、図13の(A)及び図14
の(A)に示される注目画素の斜め方向に隣接する位置
に×印で示される予測画素のR信号、G信号又はB信号
を生成する場合、及び、そのための予測係数セットを算
出する際に、クラスを決定するのに用いられるにクラス
タップの一例の構造を図11の(B)、図12の
(B)、図13の(B)及び図14の(B)に示す。図
11の(B)、図12の(B)、図13の(B)及び図
14の(B)において、△はB信号のクラスタップを示
し、○はG信号のクラスタップを示し、さらに、□はR
信号のクラスタップを示している。
【0086】そして、このような構造のクラスタップを
クラスタップ抽出部30により抽出し、クラス分類回路
45では、ADRC処理回路44によるクラスタップ
(9タップ)の1ビットADRCの結果を示す第1の特
徴情報による512クラスを、斜め線・細線抽出回路4
2による急峻なエッジパターンの有無の判別結果を示す
第2の特徴情報によりそれぞれ2クラスに分類し、10
24クラスに分類する。
【0087】ここで、斜め線・細線抽出回路42に使用
するフィルタとしては、例えば図15の(A)〜(F)
に示すようなタップ構造のフィルタを使用することがで
きる。
【0088】図15の(A)は、水平エッジ検出用のフ
ィルタのタップ構造を示している。水平エッジ検出用の
フィルタでは、図15の(A)に◎で示す注目画素に対
して、□で示すように、上下に隣接する2個のG画素
と、これらのG画素の左右にある4個のG画素の合計6
個のG画素がフィルタタップとされる。
【0089】図15の(B)は、垂直エッジ検出用のフ
ィルタのタップ構造を示している。垂直エッジ検出用の
フィルタでは、図15の(B)に◎で示す注目画素に対
して、□で示すように、左右に隣接する2個のG画素
と、これらのG画素の上下にある4個のG画素の合計6
個のG画素がフィルタタップとされる。
【0090】図15の(C),(D)は、それぞれ斜め
エッジ検出用のフィルタのタップ構造を示している。斜
めエッジ検出用のフィルタでは、図15の(C),
(D)に◎で示す注目画素に対して、□で示すように、
上下左右に隣接する4個のG画素がフィルタタップとさ
れる。
【0091】図15の(E)は、水平細線検出用のフィ
ルタのタップ構造を示している。水平細線検出用のフィ
ルタでは、図15の(E)に◎で示す注目画素に対し
て、□で示すように、左右に隣接する2個のG画素を上
記水平エッジ検出用のフィルタにおける6個のG画素に
加えた合計8個のG画素がフィルタタップとされる。
【0092】図15の(F)は、垂直細線検出用のフィ
ルタのタップ構造を示している。垂直細線検出用のフィ
ルタでは、図15の(F)に◎で示す注目画素に対し
て、□で示すように、上下に隣接する2個のG画素を上
記垂直エッジ検出用のフィルタにおける6個のG画素に
加えた合計8個のG画素がフィルタタップとされる。
【0093】斜め線・細線抽出回路42における急峻な
エッジの判別は、これらのフィルタの結果に閾値による
判定を加えることにより行われる。
【0094】このようなフィルタは、問題を生じるエッ
ジや波形に従って設計することが可能であり、CCDイ
メージセンサの色フィルタの特性によっても調整するこ
とができる。
【0095】また、予測タップ抽出部36では、図16
乃至図19に示すようような構造の予測タップを抽出す
る。図16の(A)、図17の(A)、図18の(A)
及び図19の(A)に示される注目画素の斜め方向に隣
接する位置に×印で示される予測画素のR信号、G信号
又はB信号を生成する場合、及び、そのための予測係数
セットを算出する際に用いられるに予測タップの一例の
構造を図16の(B)、図17の(B)、図18の
(B)及び図19の(B)に示す。すなわち、予測タッ
プは、図16の(B)、図17の(B)、図18の
(B)及び図19の(B)に○を付して示すように注目
画素を含む5×5の25個の画素にて構成される。
【0096】なお、本来、クラスタップ及び予測タップ
の位置は、それぞれ最も効率の良いように配置される。
そして、クラスタップ及び予測タップは数多く使用する
方が、処理の精度は向上する。
【0097】以上の実施の形態の効果を評価するため、
色フィルタアレイとしてベイヤー配列のものを用いた場
合を想定したシミュレーションを行った。
【0098】学習装置40と同様の処理を行うアルゴリ
ズムで予測係数セットを生成し、3板式カメラのCCD
出力相当の画像信号から、クラス分類適応処理の倍率と
画素の位置関係を考慮した間引き操作により、単板式カ
メラのCCD出力相当の画像信号を生成し、上述したク
ラス分類適応処理による補間を行ったところ、従来の線
形補間、また、RGBそれぞれのADRCの波形分類を
組み合わせたクラス分類などとの対比の結果、本発明の
優位性を確認することができた。
【0099】シミュレーションには、ITE(Institute
of Television Engineers) のハイビジョン標準画像9
枚を使用し、予測係数セットの算出に関してもその9枚
を用いてシミュレーションを行った。その結果、線形補
間との比較では、全ての画像のRGBにおいて斜め線や
エッジ部分、細部の鮮鋭度が増加し、SNも向上するこ
とができた。
【0100】なお、上述した説明では、色コーディング
フィルタ4として、ベイヤー配列のものを用いた場合を
説明したが、他の構成のであっても情報の密度に差があ
る構成の色コーディングフィルタを用いる場合には本発
明を適応するができる。
【0101】ここで、このデジタルスチルカメラ1のC
CDイメージセンサ5に用いることのできる色コーディ
ングフィルタ4を構成する色フィルタアレイの構成例を
図20の(A)〜(N)に示す。
【0102】図20の(A)〜(G)は、原色(R,
G,B)成分を通過させる原色フィルタアレイで構成さ
れた色コーディングフィルタ4における緑(G)・赤
(R)・青(B)の色配列の例を示している。
【0103】図20の(A)はベイヤー配列を示し、図
20の(B)はインタライン配列を示し、図20の
(C)はGストライプRB市松配列を示し、図20の
(D)はGストライプRB完全市松配列を示し、図20
(E)はストライプ配列を示し、図20の(F)は斜め
ストライプ配列を示し、図20の(G)は原色色差配列
を示す。
【0104】また、図20の(H)〜(N)は、補色
(M,Y,C,W,G)成分を通過させる補色フィルタ
アレイで構成された色コーディングフィルタ4における
マゼンタ(M)・黄(Y)・シアン(C)・白(W)の
色配列を示す。図20の(H)はフィールド色差順次配
列を示し、図20の(I)がフレーム色差順次配列を示
し、図20の(J)はMOS型配列を示し、図20の
(K)は改良MOS型配列を示し、図20の(L)はフ
レームインターリーブ配列を示し、図20の(M)はフ
ィールドインターリーブ配列を示し、図20の(N)は
ストライプ配列を示す。
【0105】なお、補色(M,Y,C,W,G)成分
は、 Y=G+R M=R+B C=G+B W=R+G+B にて与えられる。また、図20の(I)に示すフレーム
色差順対応の色コーディングフィルタ4を通過する各色
(YM,YG,CM,CG)成分は、 YM=Y+M=2R+G+B CG=C+G=2G+B YG=Y+G=R+2G CM=C+M=R+G+2R にて与えられる。
【0106】また、このデジタルスチルカメラ1では、
単板のCCDイメージセンサ5により撮像された画像信
号から4倍密度の画像信号をクラス分類適応処理により
生成するようにしたが、単板画像から3板相当画像への
変換に限られることなく、任意の画素数への変換をクラ
ス分類適応処理により行うようにすることができ、ま
た、それらの処理を同時に行うなどの各種処理をクラス
分類適応処理により行うようにすることができる。
【0107】上記クラス分類適応処理を行うためのクラ
ス分類の手法には、クラスタップの画素値について、波
形の特徴をADRCによって表す以外にも、クラスタッ
プの画素値のMSB数ビットを用いるなどの手法がある
が、本発明は基本的のどのクラス分類を採用することも
できる。
【0108】さらに、上記クラス分類適応処理部24に
おけるクラス分類適応処理や、上記学習装置40におい
て予測係数セットを得るための学習処理は、例えば図2
1に示すように、バス311に接続されたCPU(Centr
al Processing Unit) 312、メモリ313、入力イン
ターフェース314、ユーザインターフェース315や
出力インターフェース316などにより構成される一般
的なコンピュータシステム310により実行することが
できる。上記処理を実行するコンピュータプログラム
は、記録媒体に記録されて、画素位置毎に複数のうちの
何れか一つを表す色成分を持つ入力画像信号を処理する
画像信号処理を行うコンピュータ制御可能なプログラム
が記録された記録媒体、又は、クラスに応じた予測係数
セットを生成するための学習処理を行うコンピュータ制
御可能なプログラムが記録された記録媒体として、ユー
ザに提供される。上記記録媒体には、磁気ディスク、C
D−ROMなどの情報記録媒体の他、インターネット、
デジタル衛星などのネットワークによる伝送媒体も含ま
れる。
【0109】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、本発明は、
画素位置毎に輝度あるいは複数の色のうちのいずれか1
つを表す色成分を画素データとして持つ入力画像信号の
注目画素毎に、上記注目画素近傍の複数の画素を第1の
画素として抽出し、抽出された複数の画素の各信号値か
ら第1の特徴情報を生成するとともに、上記入力画像信
号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の複数の画素を第
2の画素として抽出し、上記第2の画素の各画素データ
に基づいて、上記注目画素近傍のエッジ情報を第2の特
徴情報として生成し、上記第1の特徴情報及び第2の特
徴情報に基づいて1つのクラスを決定し、そのクラスに
基づいて、少なくとも上記注目画素の位置に、上記色成
分である上記画素データを生成するので、画像の斜め線
や細線の部分に対応したクラス分類適応処理により、解
像度が高く、細部まで鮮明な画像を再現できる画像信号
を単板式カメラのCCD出力から得ることができる。
【0110】また、本発明によれば、画素位置毎に輝度
あるいは複数の色のうちのいずれか1つの色成分を画像
データとして持つ生徒画像信号の注目画素の近傍の複数
の画素を第1の画素として抽出し、抽出された複数の画
素の各画素データに基づいて第1の特徴情報を生成する
とともに、上記生徒画像信号の注目画素毎に、上記注目
画素近傍の複数の画素を第2の画素として抽出し、上記
第2の画素の各画素データに基づいて、上記注目画素近
傍のエッジ情報を第2の特徴情報として生成し、上記第
1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づいて1つのクラ
スを決定する。そして、上記生徒画像信号と対応する画
像信号であり、画素位置毎に輝度あるいは複数の色のう
ちのいずれか1つの色成分を画像データとして持つ教師
画像信号から、上記生徒画像信号の注目画素の位置に相
当する位置の近傍の複数の画素を第3の画素として抽出
し、上記第1の画素及び第3の画素として抽出された複
数の画素の各画素データに基づいて、上記クラス毎に、
上記生徒画像信号に相当する画像信号から上記教師画像
信号に相当する画像信号を生成するための予測演算に用
いる予測係数セットを生成するので、画像の斜め線や細
線の部分に対応したクラス分類適応処理により、解像度
が高く、細部まで鮮明な画像を再現できる画像信号を得
るための処理行う画像信号処理装置が用いる予測係数セ
ットを算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタルスチルカメラの構成
を示すブロック図である。
【図2】上記デジタルスチルカメラの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】上記デジタルスチルカメラにおける画像信号処
理部の構成を示すブロック図である。
【図4】上記画像信号処理部により行われる画像信号処
理を説明するためのフローチャートである。
【図5】クラス分類適応処理を行うクラス分類適応処理
部の構成例を示す示すブロック図である。
【図6】上記クラス分類適応処理部により行われるクラ
ス分類適応処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】上記クラス分類適応処理部におけるクラス分類
適応処理に用いる予測係数セットを学習により得る学習
装置の構成例を示すブロック図である。
【図8】上記学習装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】上記学習装置による学習処理の一例を模式的に
示す図である。
【図10】上記画像信号処理部におけるクラス適応処理
による画像信号処理の一例を模式的に示す図である。
【図11】上記クラス適応処理に使用するクラスタップ
の構造を模式的に示す図である。
【図12】上記クラス適応処理に使用するクラスタップ
の構造を模式的に示す図である。
【図13】上記クラス適応処理に使用するクラスタップ
の構造を模式的に示す図である。
【図14】上記クラス適応処理に使用するクラスタップ
の構造を模式的に示す図である。
【図15】上記クラス適応処理部における斜め線・細線
抽出回路に使用するフィルタのタップ構造を模式的に示
す図である。
【図16】上記クラス適応処理に使用する予測タップの
構造を模式的に示す図である。
【図17】上記クラス適応処理に使用する予測タップの
構造を模式的に示す図である。
【図18】上記クラス適応処理に使用する予測タップの
構造を模式的に示す図である。
【図19】上記クラス適応処理に使用する予測タップの
構造を模式的に示す図である。
【図20】上記デジタルスチルカメラのCCDイメージ
センサに用いることのできる色コーディングフィルタの
色フィルタアレイの構成例を模式的に示す図である。
【図21】上記クラス分類適応処理や予測係数セットを
得るための学習処理を行うコンピュータシステムの一般
的な構成を示すブロック図である。
【図22】従来の線形補間による画像信号処理を模式的
に示す図である。
【符号の説明】
1 デジタルスチルカメラ、5 CCDイメージセン
サ、8 画像信号処理部、24 クラス分類適応処理
部、31 斜め線・細線抽出回路、32 クラスタップ
抽出回路、33 ADRC処理回路、34 クラス分類
回路、35 係数セットメモリ、36 予測タップ抽出
回路、37 適応処理回路、40 学習装置、41 間
引き部、42 斜め線・細線抽出回路、43 クラスタ
ップ抽出回路、44 ADRC処理回路、45 クラス
分類回路、46 予測タップ抽出回路、47 予測対象
画素抽出回路、48 第1の演算回路、49 学習デー
タメモリ、50 第2の演算回路、51 係数メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 101:00 5C079 9/64 1/40 D 9/68 103 101D 9/79 1/46 Z // H04N 101:00 9/79 G (72)発明者 沢尾 貴志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD06 CD07 CE03 CE05 CE06 CE17 CH11 DC16 5C055 AA03 BA03 BA06 EA02 EA04 EA05 EA06 HA31 HA36 HA37 5C065 AA03 BB10 BB13 BB48 CC01 CC08 CC09 DD02 DD17 EE05 EE06 FF05 GG08 GG13 GG15 GG18 GG20 GG26 GG32 GG49 5C066 AA01 AA05 AA11 BA01 BA13 CA06 CA17 DD07 EA03 EA11 EA14 EA19 EC04 EC05 GA01 HA03 KA12 KC02 KE03 KE09 KE19 KM02 KM05 KP02 KP05 LA02 5C077 LL08 LL19 MM03 MP08 PP01 PP03 PP27 PP28 PP32 PP34 PP37 PP47 PP66 PP68 PQ12 PQ15 PQ22 RR18 RR19 TT09 5C079 HB01 JA23 LA02 LA15 MA01 MA11 NA03 NA04

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素位置毎に輝度あるいは複数の色のう
    ちのいずれか1つを表す色成分を画素データとして持つ
    入力画像信号を処理する画像信号処理装置において、 上記入力画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の
    複数の画素を第1の画素として抽出する第1の抽出手段
    と、 上記第1の抽出手段で抽出された複数の画素の各画素デ
    ータに基づいて第1の特徴情報を生成する第1の特徴情
    報生成手段と、 上記入力画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の
    複数の画素を第2の画素として抽出する第2の抽出手段
    と、 上記第2の画素の各画素データに基づいて、上記注目画
    素近傍のエッジ情報を第2の特徴情報として生成する第
    2の特徴情報生成手段と、 上記第1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づいて1つ
    のクラスを決定するクラス決定手段と、 上記クラス決定手段で決定されたクラスに基づいて、少
    なくとも上記注目画素の位置に、上記色成分である上記
    画素データを生成する画素生成手段とを備えることを特
    徴とする画像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記画素生成手段は、上記注目画素の位
    置に、すべての色成分を持つ画素を生成することを特徴
    とする請求項1記載の画像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記画素生成手段は、上記注目画素とは
    異なる上記画素データを生成することを特徴とする請求
    項1記載の画像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記画素生成手段は、各クラス毎の予測
    係数セットを記憶する記憶手段と、上記クラス決定手段
    で決定されたクラスに応じた予測係数セットと、上記画
    素抽出手段によって抽出された上記注目画素近傍の複数
    の画素に基づく演算を行うことにより、上記異なる色成
    分を持つ画素を生成する演算手段とを備える特徴とする
    請求項1記載の画像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 上記演算手段は、上記予測係数セットと
    上記注目画素近傍の複数の画素値との演算を行うことを
    特徴とする請求項4記載の画像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 上記画素抽出手段は、上記クラス決定手
    段と上記演算手段に対して、少なくとも1画素は異なる
    画素を抽出することを特徴とする請求項4記載の画像信
    号処理装置。
  7. 【請求項7】 上記特徴情報生成手段は、ADRC(Ada
    ptive Dynamic RangeCoding) 処理によって上記第1の
    特徴情報を生成することを特徴とする請求項1記載の画
    像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 上記色成分で表される色は、赤、青、緑
    の何れかであることを特徴とする請求項1記載の画像信
    号処理装置。
  9. 【請求項9】 画素位置毎に複数の色のうち何れか1つ
    を表す色成分を持つ上記画像信号を取得する取得手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1記載の画像信号
    処理装置。
  10. 【請求項10】 上記取得手段は、固体撮像素子である
    ことを特徴とする請求項9記載の画像信号処理装置。
  11. 【請求項11】 上記固体撮像素子は、ベイヤー配列の
    CCDイメージセンサであることを特徴とする請求項1
    0記載の画像信号処理装置。
  12. 【請求項12】 画素位置毎に輝度あるいは複数の色の
    うちのいずれか1つを表す色成分を画素データとして持
    つ入力画像信号を処理する画像信号処理方法において、 上記入力画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の
    複数の画素を第1の画素として抽出する第1の抽出ステ
    ップと、 上記入力画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の
    複数の画素を第2の画素として抽出する第2の抽出ステ
    ップと、 上記第2の画素の各画素データに基づいて、上記注目画
    素近傍のエッジ情報を第2の特徴情報として生成する第
    2の特徴情報生成ステップと、 上記第1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づいて1つ
    のクラスを決定するクラス決定ステップと、 上記クラス決定ステップで決定されたクラスに基づい
    て、少なくとも上記注目画素の位置に、上記色成分であ
    る上記画素データを生成する画素生成ステップとを備え
    ることを特徴とする画像信号処理方法。
  13. 【請求項13】 上記画素生成ステップは、上記注目画
    素の位置に、すべての色成分を持つ画素を生成すること
    を特徴とする請求項12記載の画像信号処理方法。
  14. 【請求項14】 上記画素生成ステップは、上記注目画
    素とは異なる上記画素データを生成することを特徴とす
    る請求項12記載の画像信号処理方法。
  15. 【請求項15】 上記画素生成ステップは、各クラス毎
    の予測係数セットを記憶する記憶ステップと、上記クラ
    ス決定ステップで決定されたクラスに応じた予測係数セ
    ットと、上記画素抽出ステップによって抽出された上記
    注目画素近傍の複数の画素に基づく演算を行うことによ
    り、上記異なる色成分を持つ画素を生成する演算ステッ
    プとを備える特徴とする請求項12記載の画像信号処理
    方法。
  16. 【請求項16】 上記演算ステップは、上記予測係数セ
    ットと上記注目画素近傍の複数の画素値との演算を行う
    ことを特徴とする請求項15記載の画像信号処理方法。
  17. 【請求項17】 上記画素抽出ステップは、上記クラス
    決定ステップと上記演算ステップに対して、少なくとも
    1画素は異なる画素を抽出することを特徴とする請求項
    15記載の画像信号処理方法。
  18. 【請求項18】 上記特徴情報生成ステップは、ADR
    C(Adaptive DynamicRange Coding) 処理によって上記
    第1の特徴情報を生成することを特徴とする請求項12
    記載の画像信号処理方法。
  19. 【請求項19】 上記色成分で表される色は、赤、青、
    緑の何れかであることを特徴とする請求項12記載の画
    像信号処理方法。
  20. 【請求項20】 画素位置毎に複数の色のうち何れか1
    つを表す色成分を持つ上記画像信号を取得する取得ステ
    ップをさらに備えることを特徴とする請求項12記載の
    画像信号処理方法。
  21. 【請求項21】 上記取得ステップは、固体撮像素子で
    あることを特徴とする請求項20記載の画像信号処理方
    法。
  22. 【請求項22】 上記固体撮像素子は、ベイヤー配列の
    CCDイメージセンサであることを特徴とする請求項2
    1記載の画像信号処理方法。
  23. 【請求項23】 画素位置毎に輝度あるいは複数の色の
    うちのいずれか1つを表す色成分を画素データとして持
    つ入力画像信号を処理する画像信号処理を行うコンピュ
    ータ制御可能なプログラムが記録された記録媒体におい
    て、 上記プログラムは、 上記入力画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の
    複数の画素を第1の画素として抽出する第1の抽出ステ
    ップと、 上記入力画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の
    複数の画素を第2の画素として抽出する第2の抽出ステ
    ップと、 上記第2の画素の各画素データに基づいて、上記注目画
    素近傍のエッジ情報を第2の特徴情報として生成する第
    2の特徴情報生成ステップと、 上記第1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づいて1つ
    のクラスを決定するクラス決定ステップと、 上記クラス決定ステップで決定されたクラスに基づい
    て、少なくとも上記注目画素の位置に、上記色成分であ
    る上記画素データを生成する画素生成ステップとを備え
    ることを特徴とする記録媒体。
  24. 【請求項24】 上記画素生成ステップは、上記注目画
    素の位置に、すべての色成分を持つ画素を生成すること
    を特徴とする請求項23記載の記録媒体。
  25. 【請求項25】 上記画素生成ステップは、上記注目画
    素とは異なる上記画素データを生成することを特徴とす
    る請求項23記載の記録媒体。
  26. 【請求項26】 上記画素生成ステップは、各クラス毎
    の予測係数セットを記憶する記憶ステップと、上記クラ
    ス決定ステップで決定されたクラスに応じた予測係数セ
    ットと、上記画素抽出ステップによって抽出された上記
    注目画素近傍の複数の画素に基づく演算を行うことによ
    り、上記異なる色成分を持つ画素を生成する演算ステッ
    プとを備える特徴とする請求項23記載の記録媒体。
  27. 【請求項27】 上記演算ステップは、上記予測係数セ
    ットと上記注目画素近傍の複数の画素値との演算を行う
    ことを特徴とする請求項26記載の記録媒体。
  28. 【請求項28】 上記画素抽出ステップは、上記クラス
    決定ステップと上記演算ステップに対して、少なくとも
    1画素は異なる画素を抽出することを特徴とする請求項
    26記載の記録媒体。
  29. 【請求項29】 上記特徴情報生成ステップは、ADR
    C(Adaptive DynamicRange Coding) 処理によって上記
    第1の特徴情報を生成することを特徴とする請求項23
    記載の記録媒体。
  30. 【請求項30】 上記色成分で表される色は、赤、青、
    緑の何れかであることを特徴とする請求項23記載の記
    録媒体。
  31. 【請求項31】 画素位置毎に複数の色のうち何れか1
    つを表す色成分を持つ上記画像信号を取得する取得ステ
    ップをさらに備えることを特徴とする請求項23記載の
    記録媒体。
  32. 【請求項32】 上記取得ステップは、固体撮像素子で
    あることを特徴とする請求項31記載の記録媒体。
  33. 【請求項33】 上記固体撮像素子は、ベイヤー配列の
    CCDイメージセンサであることを特徴とする請求項3
    2記載の記録媒体。
  34. 【請求項34】 画素位置毎に輝度あるいは複数の色の
    うちのいずれか1つの色成分を画像データとして持つ生
    徒画像信号の注目画素の近傍の複数の画素を第1の画素
    として抽出する第1の抽出手段と、 上記第1の抽出手段で抽出された複数の画素の各画素デ
    ータに基づいて第1の特徴情報を生成する第1の特徴情
    報生成手段と、 上記生徒画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の
    複数の画素を第2の画素として抽出する第2の抽出手段
    と、 上記第2の画素の各画素データに基づいて、上記注目画
    素近傍のエッジ情報を第2の特徴情報として生成する第
    2の特徴情報生成手段と、 上記第1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づいて1つ
    のクラスを決定するクラス決定手段と、 上記生徒画像信号と対応する画像信号であり、画素位置
    毎に輝度あるいは複数の色のうちのいずれか1つの色成
    分を画像データとして持つ教師画像信号から、上記生徒
    画像信号の注目画素の位置に相当する位置の近傍の複数
    の画素を第3の画素として抽出する第3の抽出手段と、 上記第1及び第3の抽出手段で抽出された複数の画素の
    各画素データに基づいて、上記クラス毎に、上記生徒画
    像信号に相当する画像信号から上記教師画像信号に相当
    する画像信号を生成するための予測演算に用いる予測係
    数セットを生成する予測係数生成手段とを備えることを
    特徴とする学習装置。
  35. 【請求項35】 上記特徴情報生成手段では、ADRC
    (Adaptive Dynamic Range Coding) 処理によって上記第
    1の特徴情報を生成することを特徴とする請求項34記
    載の学習装置。
  36. 【請求項36】 画素位置毎に輝度あるいは複数の色の
    うちのいずれか1つの色成分を画像データとして持つ生
    徒画像信号の注目画素の近傍の複数の画素を第1の画素
    として抽出する第1の抽出ステップと、 上記第1の抽出ステップで抽出された複数の画素の各画
    素データに基づいて第1の特徴情報を生成する第1の特
    徴情報生成ステップと、 上記生徒画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の
    複数の画素を第2の画素として抽出する第2の抽出ステ
    ップと、 上記第2の画素の各画素データに基づいて、上記注目画
    素近傍のエッジ情報を第2の特徴情報として生成する第
    2の特徴情報生成ステップと、 上記第1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づいて1つ
    のクラスを決定するクラス決定ステップと、 上記生徒画像信号と対応する画像信号であり、画素位置
    毎に輝度あるいは複数の色のうちのいずれか1つの色成
    分を画像データとして持つ教師画像信号から、上記生徒
    画像信号の注目画素の位置に相当する位置の近傍の複数
    の画素を第3の画素として抽出する第3の抽出ステップ
    と、 上記第1及び第3の抽出ステップで抽出された複数の画
    素の各画素データに基づいて、上記クラス毎に、上記生
    徒画像信号に相当する画像信号から上記教師画像信号に
    相当する画像信号を生成するための予測演算に用いる予
    測係数セットを生成する予測係数生成ステップとを備え
    ることを特徴とする学習方法。
  37. 【請求項37】 上記特徴情報生成ステップでは、AD
    RC(Adaptive Dynamic Range Coding) 処理によって上
    記第1の特徴情報を生成することを特徴とする請求項3
    4記載の学習方法。
  38. 【請求項38】 クラスに応じた予測係数セットを生成
    するための学習処理を行うコンピュータ制御可能なプロ
    グラムが記録された記録媒体において、 上記プログラムは、 画素位置毎に輝度あるいは複数の色のうちのいずれか1
    つの色成分を画像データとして持つ生徒画像信号の注目
    画素の近傍の複数の画素を第1の画素として抽出する第
    1の抽出ステップと、 上記第1の抽出ステップで抽出された複数の画素の各画
    素データに基づいて第1の特徴情報を生成する第1の特
    徴情報生成ステップと、 上記生徒画像信号の注目画素毎に、上記注目画素近傍の
    複数の画素を第2の画素として抽出する第2の抽出ステ
    ップと、 上記第2の画素の各画素データに基づいて、上記注目画
    素近傍のエッジ情報を第2の特徴情報として生成する第
    2の特徴情報生成ステップと、 上記第1の特徴情報及び第2の特徴情報に基づいて1つ
    のクラスを決定するクラス決定ステップと、 上記生徒画像信号と対応する画像信号であり、画素位置
    毎に輝度あるいは複数の色のうちのいずれか1つの色成
    分を画像データとして持つ教師画像信号から、上記生徒
    画像信号の注目画素の位置に相当する位置の近傍の複数
    の画素を第3の画素として抽出する第3の抽出ステップ
    と、 上記第1及び第3の抽出ステップで抽出された複数の画
    素の各画素データに基づいて、上記クラス毎に、上記生
    徒画像信号に相当する画像信号から上記教師画像信号に
    相当する画像信号を生成するための予測演算に用いる予
    測係数セットを生成する予測係数生成ステップとを備え
    ることを特徴とする記録媒体。
  39. 【請求項39】 上記特徴情報生成ステップでは、AD
    RC(Adaptive Dynamic Range Coding) 処理によって上
    記第1の特徴情報を生成することを特徴とする請求項3
    8記載の記録媒体。
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