JPH06152133A - 多層プリント配線板用基板及びその製造法並びにその基板を用いた多層プリント配線板の製造法 - Google Patents

多層プリント配線板用基板及びその製造法並びにその基板を用いた多層プリント配線板の製造法

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JPH06152133A
JPH06152133A JP29977192A JP29977192A JPH06152133A JP H06152133 A JPH06152133 A JP H06152133A JP 29977192 A JP29977192 A JP 29977192A JP 29977192 A JP29977192 A JP 29977192A JP H06152133 A JPH06152133 A JP H06152133A
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hole
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multilayer printed
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JP29977192A
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English (en)
Inventor
Akishi Nakaso
昭士 中祖
Shuichi Hatakeyama
修一 畠山
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高密度の配線に優れ、かつ信頼性に優れた多層
プリント配線板用基板と、そのような基板を効率よく製
造する方法と、そのような基板を用いて高密度でかつ効
率よく、あるいは、部分的に表面実装用の部品を搭載す
るに効率的な多層プリント配線板を製造する方法を提供
すること。 【構成】絶縁基材4と、その絶縁基材4に設けられたス
ルーホール6と、前記絶縁基材4の一方の面にのみ設け
られた配線導体19と、スルーホール6の内壁と、前記
配線導体19の少なくとも一部の表面とに形成された金
属層9とからなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層プリント配線板用
基板とその製造法並びにその基板を用いた多層プリント
配線板の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】多層プリント配線板は、配線の高密化に
伴って、ある層の配線と他の層の配線の電気的接続に使
用される導通穴の数が増加する。従来、導通穴は多層化
積層後、貫通穴をあけ、その内壁をめっきすることによ
ってつくられている。したがって、層間の接続と無関係
な層では貫通穴部分を避けて配線を形成しなくてはなら
ず、貫通穴による層間接続法は配線の高密度化の障害に
なっている。そこで、貫通穴ではなくて隣り合った層の
みで層間接続を行う方法が開発されてきた。この方法に
は、導通穴のあけ方によって基本的に2通りの方法があ
る。第一の方法は、層間絶縁材料に感光性材料を用いる
方法である。まず、第一層目の配線を通常の方法で形成
した後、感光性絶縁材料を塗布又はシートの形状で積層
し、次にフォトマスクをあてて紫外線を照射し、配線と
なる形状に絶縁材料を露出し、また、導通穴の部分のみ
に穴をあけ、この絶縁層の表面と穴内壁とをCrO3
2SO4を含む液に浸漬して化学的に粗面を形成し、無
電解めっきのみで又は電気めっきを併用し、配線導体を
形成し、この工程を必要に応じて繰り返し、多層化を行
う方法である。第二の方法は、導通穴の形成にレーザを
使用する方法である。ガラス繊維等の無機質材料はレー
ザ加工が難しいので、一般に無機質繊維を使用していな
い絶縁層を第一層目の表面に重ね、更にその表面に銅箔
を重ねて積層接着し、導通穴の部分の銅箔をエッチング
除去し、導通穴部分をエッチングした銅箔をマスクにし
て、レーザを照射して、絶縁層に導通穴を形成し、めっ
きを行い、配線導体を形成し、必要に応じて繰り返して
多層プリント配線板が製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の方法に
は、以下に述べる課題がある。前記第一の方法の課題
は、感光性絶縁材料によるものである。この感光性絶縁
材料は、めっきとの密着力を得るために上述の化学的粗
面化が行われるが、感光性とこの特性とを同時に満足す
る材料は少なく、めっき皮膜の密着力は十分といえな
い。前記第二の方法は、レーザを使用するために設備が
大がかりになるという欠点がある。又、これら2つの方
法は、絶縁層あるいは絶縁層と銅箔を積層した後、配線
を形成するものである。そのため検査で配線形成不良に
なった場合、不良層だけでなく全体が不良になる。
【0004】本発明は、このような課題を解決し、高密
度の配線に優れ、かつ信頼性に優れた多層プリント配線
板用基板と、そのような基板を効率よく製造する方法
と、そのような基板を用いて高密度の多層プリント配線
板を製造する方法であってかつ効率的に多層プリント配
線板を製造する方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の多層プリント配
線板用基板は、図1(d)に示すように、絶縁基材4と
金属箔19からなる積層板20と、その積層板20に設
けられたスルーホール6と、前記積層板20の不要な金
属箔19を除去して形成した配線導体21と、スルーホ
ール6の内壁と前記配線導体21の少なくとも一部の表
面とに形成されためっき金属9と、からなることを特徴
とする。
【0006】また、図2(d)に示すように、絶縁基材
4と、その絶縁基材4に設けられたスルーホール6と、
スルーホール6の内壁に形成されためっき皮膜9と、前
記絶縁基材4の一方の面のみにめっき皮膜9により形成
された配線導体21とからなるものであってもよい。
【0007】スルーホール6の内壁に形成されためっき
皮膜9は、図3(d)に示すように、絶縁基材4の配線
導体21を形成していない面に、突出して形成されてい
ることが好ましい。この絶縁基材4は、無電解めっき用
触媒を含有するものであることが好ましい。
【0008】このような多層プリント配線板用基板は、
図1(a)〜(d)に示すように、絶縁基材4と金属箔
19からなる積層板20(図1(a)に示す。)に、ス
ルーホール6を設け(図1(b)に示す。)、前記金属
箔19の配線導体21となる箇所以外を選択的にエッチ
ング除去し(図1(c)に示す。)、そのスルーホール
6の内壁と前記配線導体21の少なくとも一部の表面と
にめっき皮膜9を形成する(図1(d)に示す。)こと
によって製造法することができる。
【0009】また、図3(a)〜(e)に示すように、
配線導体21を設けない面に、絶縁層5を設け(図3
(a)に示す。)、めっき皮膜9を形成した後に、その
絶縁層5を除去する(図3(e)に示す。)ことによっ
て突出部分を形成できる。
【0010】また、図2(a)〜(d)に示すように、
絶縁基板4(図2(a)に示す。)にスルーホール6を
設け(図2(b)に示す。)、そのスルーホール6の内
壁と絶縁基板4の一方の面のみの配線導体21となる箇
所とに、めっき皮膜9を形成する(図2(d)に示
す。)こともできる。
【0011】さらにまた、図4(a)〜(e)に示すよ
うに、銅箔の一方の面に酸化銅皮膜を形成し(図4
(a)に示す。)、その酸化銅皮膜の面に絶縁基板4を
貼り合わせ(図4(b)に示す。)、銅箔及び酸化銅皮
膜を全てエッチング除去し(図4(c)に示す。)、ス
ルーホール6を設け(図4(d)に示す。)、そのスル
ーホール6の内壁と、絶縁基板4の一方の面のみの配線
導体21となる箇所とに、めっき皮膜9を形成する(図
4(e)に示す。)こともできる。あるいは、図5
(a)〜(e)に示すように、その酸化銅皮膜の面に絶
縁基板4を貼り合わせた後に、スルーホール6を設ける
(図5((c)及び(d)以外は、図4と同様であ
る。)ことを先に行うこともできる。
【0012】この場合、酸化銅皮膜の面に絶縁基板4を
貼り合わせる前に、その酸化銅皮膜表面に無電解めっき
用触媒吸着体を付与することが好ましい。
【0013】さらに、図6(a)〜(f)に示すよう
に、絶縁基材4の配線導体21を形成しない面に、絶縁
層5を設け、金属化の後に、その絶縁層5を除去するこ
とによって、前述のエッチングする方法と同様に突出部
分を形成することができる。
【0014】このような多層プリント配線板用基板を、
図7(a)〜(d)に示すように、他の配線板用基板で
あって少なくともその一方の面に配線導体11を形成し
たもの(図7(a)に示す。)に、接着剤層13を重ね
(図7(b)に示す。)、さらに前記スルーホール6の
内壁に形成されためっき皮膜9のみが該配線導体11と
接触するように重ね(図7(c)に示す。)、積層一体
化する(図7(d)に示す。)ことにより、多層プリン
ト配線板を製造することができる。この場合、上記他の
配線板用基板に、前述の本発明による多層プリント配線
板用基板を用いることができる。
【0015】本発明の接着剤層13には、異方導電性を
有するものが使用でき、また、多層プリント配線板用基
板の絶縁材料面のスルーホール入口部分、及び/又は、
このスルーホール入口部分と対面し積層接着される配線
板表面部分にのみ導電性を有するものを使用することも
できる。この部分的に導電性を有する接着剤層13とし
ては、導電性ペーストを選択的に塗布した接着シートで
あることが好ましい。
【0016】次に、本発明の最も好ましい例を掲げる
が、本発明は上記方法によるものであればどのような方
法を用いても達成することができ、特に以下の方法に制
限されるものではない。本発明による多層プリント配線
板は、スルーホール付片面板の配線を形成していない面
と、他の配線板との間に接着剤層を挟み加圧加熱によっ
て積層接着することによって製造する。この時、接着剤
層は、加圧加熱によって流動するが、スルーホール付片
面板の絶縁層側スルーホール入口のめっき金属と、他の
配線板の所望部分とは、直接接触する必要があるので、
本発明の接着剤層としては、流動の少ない熱硬化系樹脂
によるものが望ましく、最も一般的にはエポキシ樹脂系
のものが好ましい。この接着剤層は、シルクスクリーン
印刷、ロールコーター、カーテンコーター、スピンコー
ター等で塗布することによって形成できる。また、この
接着剤層には、接着シートも使用でき、エポキシ系のも
のやポリイミド系のものが使用できる。商品としてはP
yralux(デユポン社製、商品名)等がある。この
接着剤層には、異方導電性を有するものも使用できる。
この異方導電性とは、面方向は絶縁性を有し、その厚さ
方向には導電性を有するものである。この様な異方導電
性接着剤は、接着剤中に数μmから数十μmの導電性粒
子を分散させて得られる。導電性材料としては、カーボ
ン、ニッケル、銅、銀、金等の粒子材料が用いられる。
また、この様な粒子を分散させた接着シートも使用でき
る。商品の1例としては、異方導電性接着フィルムであ
るアニソルム(日立化成工業株式会社製、商品名)があ
る。本発明では、多層化接着によって電気的な接続を行
う部分に導電性ペーストを塗布しても良い。導電性ペー
ストとしては、熱硬化性樹脂に導電性粒子を混入したも
のが数多く市販されており、その中から選択できる。こ
の導電性ペーストの印刷方法としては、シルクスクリー
ン印刷やディスペンサー等で所望の場所に塗布できる。
この導電性ペーストの塗布面は、スルーホール付片面板
の絶縁材料面のスルーホール入口又は積層接着によっ
て、このスルーホール入口と対面する他の配線板の表面
である。積層接着条件は、使用する基板材料、接着剤又
は接着シート等によって、圧力、硬化温度、硬化時間等
が異なる。選択した材料によってその最適条件を選ぶ必
要がある。加圧方式としては、ローラ、プレス等が用い
られる。
【0017】
【作用】本発明は、積層前に予め導通穴をあけておき、
この導通穴にめっきを施し、この穴壁を導通化すると共
に一方の面にのみ配線を形成し、スルーホール付片面板
を一単位の配線層として作製することが大きな特徴であ
る。このような一単位の配線層は、その導通穴部分と他
の配線層の所望部分とが電気的に接続されるように積層
接着し、この操作を繰り返すことによって多層化を行う
か、あるいは、このような一単位の配線層を予め2層以
上作製しておき、これらをピンラミネーションによって
一度に多層化接着して多層プリント配線板を製造するこ
とができるものである。従って、一単位の配線層の製造
が終わった段階で配線の検査ができ、この検査に合格し
たものを次工程の多層化接着に進ませることができる。
【0018】
【実施例】
実施例1 以下、図8に基づいて本実施例を説明する。銅張積層板
用の厚さ18μmの銅箔1(図8(a)に示す。)の粗
化面に、以下の組成の85℃の水溶液に3分間浸漬処理
することによって、酸化銅皮膜2を形成し(図8(b)
に示す。)、その酸化銅を形成した面に、めっき触媒吸
着体3として、アミノシランであるA−1100(日本
ユニカー株式会社製、商品名)を塗布した(図8(c)
に示す。)。 (酸化銅形成のための溶液の組成) ・NaClO2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90g/l ・Na3PO4・12H2O・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30g/l ・NaOH・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g/ 次に、めっき触媒を含有した厚さ0.1mmのエポキシプ
リプレグであるE−168(日立化成工業株式会社製、
商品名)と重ね合わせ、圧力30kg/cm2、温度170℃
で1時間加熱し積層板を作製し(図8(d)に示
す。)、銅箔の貼られていない面に厚さ35μmのドラ
イフィルム5を貼り付け(図8(e)に示す。)、貫通
穴(スルーホール)6をドリルであけ(図8(f)に示
す。)、塩化銅/塩酸系のエッチング液を用いて銅箔と
酸化銅を除去し(図8(g)に示す。)、銅箔を除去し
た面に、めっきレジスト用ドライフィルムであるSR−
3000(日立化成工業株式会社製、商品名)を用いて
めっきレジスト7を形成し(図8(h)に示す。)、め
っき触媒液であるメルプレートアクチベータ350(メ
ルテックス株式会社製、商品名)に浸漬して、ドライフ
ィルム以外の部分にめっき触媒8を付与し(図8(i)
に示す。)、無電解銅めっき液に浸漬して厚さ20μm
のめっき9を行った(図8(j)に示す。)。次に、配
線が形成されていない面のドライフィルムを剥離してめ
っき突起10を形成し(図8(k)に示す。)、このよ
うにして作製したスルーホール付片面配線板と積層接着
する配線板(図8(l)に示す。)の表面に、接着シー
ト13であるPyralux(デュポン社製、商品名)
を重ね(図8(m)に示す。)、更に、スルーホール付
片面配線板の絶縁材料表面が内側になる様に重ね合わせ
て、圧力20kg/cm2、温度170℃、30分間で多層化
接着を行った(図8(n)に示す。)。以下、同様の操
作を繰り返して多層プリント配線板を製造した(図8
(o)に示す。)。
【0019】実施例2 以下、図9に基づいて本実施例を説明する。実施例1で
用いた接着シート13に代えて、異方導電接着シート1
3’であるアニソルム(日立化成工業株式会社製、商品
名)を用いた(図9(m)に示す。)。加圧加熱条件は
170℃、20分間で行った。その他は実施例1と同様
の方法で多層プリント配線板を製造した(図9(o)に
示す。)。
【0020】実施例3 以下、図10に基づいて本実施例を説明する。実施例1
で用いた接着シート13に代えて、導電性ペースト1
3”エポテック410LV(エポキシテクノロジー社
製、商品名)を電気的接続部分に塗布した(図示せ
ず。)。次に、接着シート13であるPyralux
(デュポン社製、商品名)に、導電性ペースト13”の
塗布部分に穴をあけ、重ね合せた(図10(m)に示
す。)。多層化積層条件は、圧力20kg/cm2、温度17
0℃、30分間で行った。その他は実施例1と同様の方
法で多層プリント配線板を製造した(図10(o)に示
す。)。
【0021】実施例4 以下、図11に基づいて本実施例を説明する。実施例1
で用いた永久ドライフィルム5の代わりに剥離可能なド
ライフィルム5’を用いた(図11(e)に次雌。)。
配線形成(図11(j)に示す。)後、基板両面のドラ
イフィルムを剥離した(図11(k)に示す。)。その
他の条件は、実施例2と同様にして多層プリント配線板
を製造した(図11(o)に示す。)。
【0022】実施例5 以下、図12に基づいて本実施例を説明する。銅張積層
板用の厚さ18μmの銅箔1を、めっき触媒を含有した
厚さ0.1mmのエポキシプリプレグであるE−168
(日立化成工業株式会社製、商品名)と重ね合わせ、圧
力30kg/cm2、温度170℃で1時間加熱し積層板を作
製し(図12(a)に示す。)、貫通穴(スルーホー
ル)6をドリルであけ(図12(b)に示す。)、塩化
銅/塩酸系のエッチング液を用いて,配線導体21とな
らない箇所の銅箔を除去し(図12(c)に示す。)、
無電解銅めっき液に浸漬して厚さ20μmのめっき皮膜
9を形成した(図12(d)に示す。)。このときに、
配線導体21とスルーホール6の内壁以外には、めっき
は析出しなかった。次に、このようにして作製したスル
ーホール付片面配線板と積層接着する配線板(図12
(e)に示す。)の表面に、接着シート13であるPy
ralux(デュポン社製、商品名)を重ね(図12
(f)に示す。)、更に、スルーホール付片面配線板の
絶縁材料表面が内側になる様に重ね合わせて、圧力20
kg/cm2、温度170℃、30分間で多層化接着を行った
(図12(g)に示す。)。以下、同様の操作を繰り返
して多層プリント配線板を製造した(図12(h)に示
す。)。
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によって、
配線密度に優れた多層プリント配線板用基板と、その基
板を効率良く製造する方法と、この基板を用いて多層プ
リント配線板を効率良く製造する方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は第2の本発明の一実施例を示
す各工程ごとの断面図であり、特に(d)は第1の本発
明の一実施例を示す断面図である。
【図2】(a)〜(d)は第2の本発明の他の実施例を
示す各工程ごとの断面図であり、特に(d)は第1の本
発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】(a)〜(e)は第2の本発明の他の実施例を
示す各工程ごとの断面図であり、特に(e)は第1の本
発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】(a)〜(e)は第2の本発明の他の実施例を
示す各工程ごとの断面図であり、特に(e)は第1の本
発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】(a)〜(e)は第2の本発明の他の実施例を
示す各工程ごとの断面図であり、特に(e)は第1の本
発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】(a)〜(f)は第2の本発明の他の実施例を
示す各工程ごとの断面図であり、特に(f)は第1の本
発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】(a)〜(d)は第3の本発明の一実施例を示
す工程ごとの断面図である。
【図8】(a)〜(o)は第3の本発明の最も好ましい
一実施例(上述の実施例1)を示す工程ごとの断面図で
ある。
【図9】(a)〜(o)は第3の本発明の最も好ましい
他の実施例(上述の実施例2)を示す工程ごとの断面図
である。
【図10】(a)〜(o)は第3の本発明の最も好まし
い他の実施例(上述の実施例3)を示す工程ごとの断面
図である。
【図11】(a)〜(o)は第3の本発明の最も好まし
い他の実施例(上述の実施例4)を示す工程ごとの断面
図である。
【図12】(a)〜(h)は第3の本発明の最も好まし
い他の実施例(上述の実施例5)を示す工程ごとの断面
図である。
【符号の説明】
1.銅箔 2.酸化銅層 3.
めっき触媒吸着体 4.絶縁基材 5.絶縁層(永久ドライフィル
ム) 5’.絶縁層(剥離可能なドライフィルム) 6.
スルーホール 7.めっきレジスト 8.めっき触媒 9.
めっき皮膜 10.突起部 11.配線導体 1
2.絶縁層 13.接着剤層 13’.異方導電性接着シート 19.金属箔 20.積層板 2
1.配線導体

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基材4と金属箔19からなる積層板2
    0と、その積層板20に設けられたスルーホール6と、
    前記積層板20の不要な金属箔19を除去して形成した
    配線導体21と、スルーホール6の内壁と前記配線導体
    21の少なくとも一部の表面とに形成されためっき金属
    9と、からなることを特徴とする多層プリント配線板用
    基板。
  2. 【請求項2】絶縁基材4と、その絶縁基材4に設けられ
    たスルーホール6と、スルーホール6の内壁に形成され
    ためっき皮膜9と、前記絶縁基材4の一方の面のみにめ
    っき皮膜9により形成された配線導体21とからなるこ
    とを特徴とする多層プリント配線板用基板。
  3. 【請求項3】スルーホール6の内壁に形成されためっき
    皮膜9が、絶縁基材4の配線導体21を形成していない
    面に、突出して形成されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の多層プリント配線板用基板。
  4. 【請求項4】絶縁基材4が、無電解めっき用触媒を含有
    するものであることを特徴とする請求項1〜3のうちい
    ずれかに記載の多層プリント配線板用基板。
  5. 【請求項5】絶縁基材4と金属箔19からなる積層板2
    0に、スルーホール6を設け、前記金属箔19の配線導
    体21となる箇所以外を選択的にエッチング除去し、そ
    のスルーホール6の内壁と前記配線導体21の少なくと
    も一部の表面とにめっき皮膜9を形成することを特徴と
    する多層プリント配線板用基板の製造法。
  6. 【請求項6】配線導体21を設けない面に、絶縁層5を
    設け、めっき皮膜9を形成した後に、その絶縁層5を除
    去することを特徴とする請求項5に記載の多層プリント
    配線板用基板の製造法。
  7. 【請求項7】絶縁基板4に、スルーホール6を設け、そ
    のスルーホール6の内壁と、絶縁基板4の一方の面のみ
    の配線導体21となる箇所とに、めっき皮膜9を形成す
    ることを特徴とする多層プリント配線板用基板の製造
    法。
  8. 【請求項8】銅箔の一方の面に酸化銅皮膜を形成し、そ
    の酸化銅皮膜の面に絶縁基板4を貼り合わせ、銅箔及び
    酸化銅皮膜を全てエッチング除去し、スルーホール6を
    設け、そのスルーホール6の内壁と、絶縁基板4の一方
    の面のみの配線導体21となる箇所とに、めっき皮膜9
    を形成することを特徴とする多層プリント配線板用基板
    の製造法。
  9. 【請求項9】銅箔の一方の面に酸化銅皮膜を形成し、そ
    の酸化銅皮膜の面に絶縁基板4を貼り合わせ、スルーホ
    ール6を設け、銅箔及び酸化銅皮膜を全てエッチング除
    去し、そのスルーホール6の内壁と、絶縁基板4の一方
    の面のみの配線導体21となる箇所とに、めっき皮膜9
    を形成することを特徴とする多層プリント配線板用基板
    の製造法。
  10. 【請求項10】酸化銅皮膜の面に絶縁基板4を貼り合わ
    せる前に、その酸化銅皮膜表面に無電解めっき用触媒吸
    着体を付与することを特徴とする請求項8または9に記
    載の多層プリント配線板用基板の製造法。
  11. 【請求項11】絶縁基材4の配線導体21を形成しない
    面に、絶縁層5を設け、金属化の後に、その絶縁層5を
    除去することを特徴とする請求項7〜10に記載の多層
    プリント配線板用基板の製造法。
  12. 【請求項12】絶縁基材4と、その絶縁基材4に設けら
    れたスルーホール6と、前記絶縁基材4の一方の面にの
    み設けられた配線導体21と、スルーホール6の内壁
    と、前記配線導体21の少なくとも一部の表面とに形成
    されためっき皮膜9とからなる多層プリント配線板用基
    板を、他の配線板用基板であって少なくともその一方の
    面に配線導体11を形成したものに、前記スルーホール
    6の内壁に形成されためっき皮膜9のみが該配線導体1
    1と接触するように重ね、その間に接着剤層13を挾ん
    で、積層一体化したことを特徴とする多層プリント配線
    板の製造法。
  13. 【請求項13】絶縁基材4と、その絶縁基材4に設けら
    れたスルーホール6と、スルーホール6の内壁に形成さ
    れためっき皮膜9と、前記絶縁基材4の一方の面のみに
    めっき皮膜9により形成された配線導体21とからなる
    多層プリント配線板用基板を、他の配線板用基板であっ
    て少なくともその一方の面に配線導体11を形成したも
    のに、前記スルーホール6の内壁に形成されためっき皮
    膜9のみが該配線導体11と接触するように重ね、その
    間に接着剤層13を挾んで、積層一体化したことを特徴
    とする多層プリント配線板の製造法。
  14. 【請求項14】他の配線板用基板が、絶縁基材4と、そ
    の絶縁基材4に設けられたスルーホール6と、前記絶縁
    基材4の一方の面にのみ設けられた配線導体21と、ス
    ルーホール6の内壁と前記配線導体21の少なくとも一
    部の表面とにめっき皮膜9により形成された配線導体2
    1からなる多層プリント配線板用基板であることを特徴
    とする請求項12または13に記載の多層プリント配線
    板の製造法。
  15. 【請求項15】他の配線板用基板が、絶縁基材4と、そ
    の絶縁基材4に設けられたスルーホール6と、スルーホ
    ール6の内壁に形成されためっき皮膜9と、前記絶縁基
    材4の一方の面のみにめっき皮膜9により形成された配
    線導体21とからなる多層プリント配線板用基板である
    ことを特徴とする請求項12または13に記載の多層プ
    リント配線板の製造法。
  16. 【請求項16】接着剤層13が、異方導電性を有するこ
    とを特徴とする請求項12〜15のうちいずれかに記載
    の多層プリント配線板の製造法。
  17. 【請求項17】接着剤層13が、多層プリント配線板用
    基板の絶縁材料面のスルーホール入口部分、及び/又
    は、このスルーホール入口部分と対面し積層接着される
    配線板表面部分にのみ導電性を有するものであることを
    特徴とする請求項12〜15のうちいずれかに記載の多
    層プリント配線板の製造法。
  18. 【請求項18】部分的に導電性を有する接着剤層13
    が、導電性ペーストを選択的に塗布した接着剤又は接着
    シートであることを特徴とする請求項17に記載の多層
    プリント配線板の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100774894B1 (ko) * 1999-11-11 2007-11-08 신꼬오덴기 고교 가부시키가이샤 반도체 장치
JP2010206233A (ja) * 2010-06-23 2010-09-16 Sumitomo Electric Printed Circuit Inc 多層プリント配線板およびその製造方法

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