JPH06151468A - 電界効果トランジスタおよびそれを用いた増幅回路 - Google Patents

電界効果トランジスタおよびそれを用いた増幅回路

Info

Publication number
JPH06151468A
JPH06151468A JP29954992A JP29954992A JPH06151468A JP H06151468 A JPH06151468 A JP H06151468A JP 29954992 A JP29954992 A JP 29954992A JP 29954992 A JP29954992 A JP 29954992A JP H06151468 A JPH06151468 A JP H06151468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
ingaas
channel
effect transistor
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29954992A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuma Tanimoto
▲琢▼磨 谷本
Tomoyoshi Mishima
友義 三島
Makoto Kudo
真 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP29954992A priority Critical patent/JPH06151468A/ja
Publication of JPH06151468A publication Critical patent/JPH06151468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 相互コンダクタンスが良好な電界効果トラン
ジスタおよびそれを用いた高性能低雑音増幅器を提供す
る。 【構成】 InGaAs層をチャネルとし、このInG
aAs層のゲート側に接してGaAs層を配置する。或
いは、チャネルの基板側にInGaAs及び基板材料よ
りバンドギャップの大きな材料から成る層を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電界効果トランジス
タ、特にチャネル層にInGaAsを有する電界効果ト
ランジスタおよびそれを用いた低雑音増幅回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エピタキシャル成長により作製されるF
ET(Field Effect Transister;電界効果トランジスタ)
のチャネルは、GaAsをチャネル材料としたHEMT
(HighElectron Mobility Transister)としては例えば特
開平1-94675、より高性能なInGaAsチャネルHE
MTとしては、例えば特開昭64-66972、また基板材料と
して、InPを用いた例として例えば特開平3-50839に
記載のように単一の半導体層のみで形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、ヘテロ接合を利
用した素子を作製するとき、MBEやMOCVD等とい
った原子層単位で膜厚を制御できる成長装置で作製した
エピタキシャル基板を用いる。例えばヘテロ接合電界効
果トランジスタを作製するとき、GaAs基板上にIn
GaAsを成長するという工程を含む場合が多い。この
InGaAsは成長中に表面にInが抜けていき、その
後に成長する半導体材料中に入るという、In原子の表
面への拡散が起こりやすいという問題がある。一方、こ
のような結晶を用いた電界効果トランジスタを作製する
場合、InGaAs層上にこれよりバンドギャップの大
きいAlGaAs層を積層したヘテロ接合構造が用いら
れることが多い。このとき、上述のようなIn原子の拡
散が起こると、AlGaAs中にIn原子が侵入し、界
面にInAlGaAsの4元の半導体層が形成される。
そのため、AlGaAsとInGaAs間のバンド変化
の急峻性が劣化し、InGaAsに比べてキャリアの輸
送特性の悪い四元の半導体層中のキャリアの存在確率が
大きくなる。その結果、平均的な輸送特性が劣化し相互
コンダクタンスが低下する。
【0004】また、相互コンダクタンスはキャリア移動
度に比例するため、この領域でキャリア移動度が性能を
左右するといえる。キャリア移動度の向上は、移動度低
下の原因である散乱源の影響を低減させる、或いは高移
動度材料を用いることにより達成される。移動度低下の
主たる原因である不純物散乱は、図2のようなHEMT
構造、即ちキャリア供給層とチャネルとを空間的に分離
することにより向上し、またキャリア供給層とチャネル
層間のスペーサ層幅を増すことにより、更に向上する。
例えばGaAsチャネルHEMTの場合、スペーサ層幅
が20nm以上の時、電子移動度は約8000cm2/Vsと、GaA
sの達成可能な最大のものとなる。ところが、スペーサ
層幅が大きすぎるとチャネルに生じるキャリア数が減少
し、その結果相互コンダクタンスも減少する。通常の場
合、スペーサ層幅の最適値は2乃至4nm程度であり、こ
の時の電子移動度は約5000cm2/Vsであった。また、高移
動度材料としてInGaAsが用いられてきたが、この
材料はGaAsよりも格子定数が大きく、層厚が大きく
なるとチャネルに転位が生じてしまうため、高移動度材
料としての特性を有効に利用できなかった。
【0005】また、電界効果トランジスタの高性能化を
図る上で、ゲート長等のサイズの縮小、所謂スケーリン
グが有効である。ところが、スケーリングを進めるにつ
れ、短チャネル効果が起こり、相互コンダクタンスが低
下する。この短チャネル効果はゲート−チャネル間距離
に対するゲート長の比、所謂アスペクト比が小さくなる
ほど起こりやすくなる。従って、ゲート長のスケーリン
グに伴い、ゲート−チャネル間距離のスケーリング、所
謂薄層化をする必要がある。ところが、結晶成長上の制
約や制御性、作製した素子のバラツキの低減のために
も、極端な薄層化は進められないという問題があった。
【0006】また、セルラー、コードレス電話などの移
動体通信端末において、小型化、低消費電力化に対する
要求が大きくなってきている。このため、FET等のデ
バイスにおいても、低電流動作が要求される。ところ
が、低電流動作時には一般に相互コンダクタンスが著し
く低下し、雑音特性の指標である雑音指数は増大する。
【0007】本発明の第1の目的は、相互コンダクタン
スが良好な電界効果トランジスタを提供することにあ
る。第2の目的は高性能低雑音増幅器を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、基板
上に形成されたチャネルとして働くInGaAs層の上
に、この層に接してGaAs層を形成し、さらにGaA
s層上にこの層に接してInGaAs層よりもバンドギ
ャップが大きい半導体層を形成することによって達成で
きる。
【0009】また、基板としてInGaAsよりバンド
ギャップが大きい材料を用い、チャネルとして働くIn
GaAs層と基板との間に、基板材料よりバンドギャッ
プが大きい半導体層をInGaAs層に接して形成する
ことによっても達成できる。
【0010】また、基板としてInGaAsよりバンド
ギャップが大きい材料を用い、チャネルとして働くIn
GaAs層と基板との間に、基板材料よりバンドギャッ
プが大きい第1の半導体層を形成し、さらに第1の半導
体層とInGaAs層との間に、バンドギャップが第1
の半導体層より小さくかつInGaAs層より大きく、
かつその厚さが20nm以下である第2の半導体層を両
者に接するように形成することによっても達成できる。
【0011】上記第2の目的は、このようなFETを用
いて回路を構築することにより達成できる。
【0012】
【作用】まず、GaAs層配置の作用を説明する。In
原子は表面拡散を起こしやすいが、拡散する割合は結晶
成長時の基板温度にもよるが、通常、表面に存在するI
n原子の約60%が一原子層成長する間に表面に拡散さ
れる。残りの40%は結晶中に取り込まれて安定とな
る。従って、In分子線の供給を停止したあとのn層目
のIn組成比と停止直前での表面のIn組成との間に、
次の関係があることがわかる。
【0013】
【数1】
【0014】例えば、InGaAs層成長後に2nm程
度のGaAs層を成長したとき、nは7となり、成長直
前の3%程度の組成比となる。この程度の量であれば、
その後の成長層、例えばAlGaAs層などに混入する
In原子の影響は非常に小さい。
【0015】図6に、従来のHEMTのゲート電極下に
おけるバンド構造と電子密度分布の模式図を示す。通常
利用されている電流領域では、電子密度分布は図6のよ
うにチャネルの中央部で大きくなっている。キャリア供
給層7へ拡がった電子は、チャネルを移動する電子より
も散乱を受けやすく、チャネル全体の移動度の低下をま
ねく。更に、計算に取り入れていない不純物の拡散等の
影響からも、スペーサ層側への電子分布は好ましくな
い。更に、基板側へ滲み出す電子は、ゲートに印加する
電圧の大きさに従って変化する。このことはゲート電圧
に関する相互コンダクタンスの変化が多次関数的に変化
することを意味し、増幅器等に利用したとき出力歪が大
きくなる。
【0016】短チャネル効果は、チャネル層内で起こる
ものとチャネル層よりも基板側の層、即ちバッファ層に
起因するものがある。このうち、後者はチャネルと反対
側の導電性を持つ不純物を混入することによっても解決
できるが、これはチャネルの輸送特性を劣化させるなど
の問題があり、あまり有効でない。バッファ層の影響を
見るために、図3のようなモデル素子について、計算機
シミュレーションを行なった結果を図4に示す。ゲート
に印加する電圧を敷居電圧に近づけるにつれてチャネル
に集中していた電子は、より基板側へとその重心を移動
する。このキャリアが、敷居電圧近傍でのリーク電流と
なり、より短チャネル効果を起こりやすくさせる。これ
を避けるには、バッファ層はチャネルの輸送特性を劣化
させない程度の、バンドギャップの大きな物質を配置す
ることが有効となる。また、その半導体層の厚さも薄す
ぎるとそのバッファ層よりも基板側でリークが起こるの
で、ある程度の厚さにする必要がある。この厚さは、結
晶性と用途との兼ね合いで決定されるものであるが、1
00nm程度以上ある方が望ましい。
【0017】以上の説明から明らかなように、本発明の
電界効果トランジスタを利用した増幅回路やミキサは低
雑音、高利得となり、また出力歪は小さくなる。
【0018】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。以降、材料の記述としてAlGaAsは
GaAs中のGa原子のうちの一部をAlで置換したも
の、InGaAsはGaAs中のGa原子のうちの一部
をInで置換したものを意味する。
【0019】〔実施例1〕図1に、本発明の一実施例の
断面図を示す。まず半絶縁性GaAs基板1上に、MB
E(分子線エピタキシー)装置により、アンドープGaA
s(厚さ:500nm)2、アンドープAlGaAsバッファ層
(Al組成0.15,厚さ:200nm)3、アンドープInGaAs
チャネル層(In組成0.25,8nm)4、アンドープGaAs層
(厚さを変化させる)5、アンドープAlGaAsスペー
サ層(Al組成0.25,2nm)6、n−AlGaAsキャリア供
給層(Al組成0.25,15nm,Si濃度:3×1018/cm3)7、アンド
ープAlGaAs層(Al組成0.25,15nm,Si濃度:0.5×10
18/cm3)8を成長させ、最後にn−GaAsキャップ層
(Si濃度:5×1019/cm3,160nm)9を堆積させる。
【0020】メサエッチにより素子間分離を行なったあ
と、SiO2膜を蒸着し、通常のホトリソグラフィープ
ロセスにより、ソース電極21及びドレイン電極22のため
の孔を形成する。この孔の表面のSiO2膜をドライエ
ッチにより削り、n−GaAsキャップ層9を40nm程度
ウエットエッチにより孔あけする。さらにSiO2膜を
ウエットエッチによりサイドエッチさせて、リフトオフ
しやすい形状にする。この上にAuZn/Mo/Auを
蒸着し、窒素雰囲気中で熱処理(400℃,5分)を行な
う。さらに、EB(電子線)描画法を用いて、ゲートパタ
ーンを形成する。次に、ウエットエッチと選択性ドライ
エッチにより制御性よくアンドープAlGaAs層8の
手前までエッチング除去した。さらにAlを蒸着した後
リフトオフすることにより、ゲート長0.1μm、ゲー
ト幅200μmのゲート電極23を形成した。このように
して、図13に示した構造のFETを実現した。また、
ゲート電極蒸着前に同時に形成したホール測定パターン
により、ホール測定も行なった。
【0021】図9に、ホール測定の結果を示す。層5の
厚さが薄いときは電子移動度が低い。これは上述のよう
にIn原子がAlGaAs層中に混入することによって
起こることである。また、シートキャリア濃度は図のよ
うなピークを持つ。層5が薄いときに起こる減少は、I
n原子の拡散によりキャリア供給層とチャネルとの間の
実効的なバンドギャップの減少に起因し、厚いことによ
る減少は、チャネルにおける電子密度の重心がキャリア
供給層から離れることによる電界の低下に起因する。
【0022】図10に、層5の厚さに対するドレイン電
流10mA時の相互コンダクタンスを示す。ホール測定
の結果を反映して層5の厚さが2〜5nmの領域におい
て良好な結果が得られた。
【0023】なお、製造工程におけるエピタキシャル結
晶成長に際しては、ここで示したMBEのかわりに原子
層単位で成長を制御できる装置、例えばMOCVD等を
用いても同様の結果が得られる。また、キャップ層9
は、GaAsに限らず、オーミック接触のとりやすい物
質、例えばInGaAs等を用いてもよい。またゲート
直下のアンドープAlGaAs層8は、耐圧を小さくし
ない程度に、1×1018/cm2以下のn−AlGaAsを
用いてもよい。バッファ層3は無くても良いが、ドレイ
ン電流が小さな領域での動作では相互コンダクタンスに
影響を与え、また短チャネル効果が顕著になる。また、
Al組成が小さすぎると、ピンチオフ特性が悪化し、大
きすぎると結晶性が悪化するため、通常の場合、Al組
成0.2〜0.5、厚さとして5nm〜100nmの範囲では良好な結
果を示す。
【0024】本実施例では、AlGaAs層のAl組成
として0.25を用いたが、0.15から0.4程度の値を用いて
も同様な結果が得られる。またチャネル層にはIn組成
0.25のInGaAsを用いたが、0.2から0.6程
度のIn組成で、転位が入らない程度の厚さにしてもよ
い。材料もInGaAsに限らず、拡散が大きな材料に
対し、拡散を吸収するような材料、例えばInGaAs
/InAlAs系でInGaAs上にGaAs層を積層
させることも有効である。また、基板材料もGaAsに
限らず、InPなどを用いてもよい。
【0025】本実施例では、Nチャネル電界効果トラン
ジスタの例を示したが、Pチャネルでも良好な結果が得
られる。この場合、本実施例のNドープ層をPドープ層
にすることにより達成される。
【0026】また、本実施例はHEMTについて述べた
が、他のヘテロ接合素子、即ちMESFET等に適用し
ても良好な結果が得られることは云うまでもない。
【0027】〔実施例2〕図11に、本発明の一実施例
を示す電界効果トランジスタの計算機シミュレーション
結果を示す。計算結果は実施例1において層5の厚さを
0としたもののみを示す。図4との対比からもわかるよ
うに、バッファ層内での電子密度は一桁以上小さい。こ
れから、バッファ層にバンドギャップの大きな材料を利
用することがリーク電流の減少に有効であることがわか
る。
【0028】図12に、本発明の一実施例を示す短チャ
ネル効果の測定例を示す。本実施例では、実施例1にお
いて層5の厚さを0としており、かつアンドープAlG
aAs層2とアンドープInGaAs層4との間にアン
ドープGaAs層13を挿入し、この層13の厚さを変
数にとっている。長ゲート(どの厚さでもゲート長が0.
5μm程度以上では敷居電圧は一定で、長ゲートと見做
された)における敷居電圧と、ゲート長0.2μm(曲線
201)、0.1μm(曲線202)との差を示している。
ここで、曲線203は曲線202とほぼ同じ構造であ
り、バッファ層3の厚さが20nmと薄くなっている点のみ
が異なる。何れの条件でも、敷居電圧のシフトはGaA
sバリア層13の厚さが厚くなると短チャネル効果が大
きくなっていることがわかる。また、バリア層もあまり
薄いと短チャネル効果抑制能力が小さくなることがわか
る。
【0029】尚、本実施例では、AlGaAsバッファ
層3の組成は一定としたが、特に一定にする必要はな
く、層内で連続的、或いは断続的に変化しても良い。こ
の時、チャネル近傍でバンドギャップが大きくなるよう
な分布にすると、チャネルの結晶性を劣化させることな
く電子のチャネルへの閉じ込め効果を向上させることが
でき、また基板側でバンドギャップが大きくなるような
分布にすると、チャネルの輸送特性を劣化させることな
く短チャネル効果を有効に抑制することができる。もち
ろん、この両者を組み合わせることにより、より大きな
効果があることは云うまでもない。
【0030】また、本実施例では層5の厚さを0とした
が、実施例1のように2〜5nmとすることにより、In
の拡散を抑制できることも云うまでもない。
【0031】〔実施例3〕図13に、本発明の一実施例
の断面図を示す。まず半絶縁性GaAs基板1上に、M
BE(分子線エピタキシー)装置により、アンドープGa
As(厚さ:200nm)2、アンドープAlGaAs/アンド
ープGaAs超格子層(厚さ:3/50nm×5)14、アンドープ
AlGaAsバッファ層(Al組成0.3,厚さ:20nm)3、チ
ャネル層(アンドープGaAs(厚さ:2nm)13、アンド
ープInGaAs(In組成0.4,4nm)4、アンドープGa
As(厚さ:2nm)5)、アンドープAlGaAsスペーサ
層(Al組成0.3,2nm)6、n−AlGaAsキャリア供給
層(Al組成0.3,15nm,Si濃度:3×1018/cm3)7、アンドー
プAlGaAs層(Al組成0.3,15nm)8を成長させ、最後
にn−GaAsキャップ層(Si濃度:7×1019/cm3,160nm)
9を堆積させる。
【0032】メサエッチにより素子間分離を行なったあ
と、SiO2膜を蒸着し、通常のホトリソグラフィープ
ロセスにより、ソース電極21及びドレイン電極22のため
の孔を形成する。この孔の表面のSiO2膜をドライエ
ッチにより削り、n−GaAsキャップ層9を40nm程度
ウエットエッチにより孔あけする。さらにSiO2膜を
ウエットエッチによりサイドエッチさせて、リフトオフ
しやすい形状にする。この上にAuZn/Mo/Auを
蒸着し、窒素雰囲気中で熱処理(400℃,5分)を行な
う。さらに、EB(電子線)描画法を用いて、ゲートパタ
ーンを形成する。次に、ウエットエッチと選択性ドライ
エッチにより制御性よくアンドープAlGaAs層8の
手前までエッチング除去した。さらにAlを蒸着した後
リフトオフすることにより、ゲート長0.1μm、ゲー
ト幅200μmのゲート電極23を形成した。このように
して、図13に示した構造のFETを実現した。
【0033】本実施例による装置は、耐圧:6V、ソー
ス抵抗R:0.6Ω・mm、ドレイン電流2mA時における
相互コンダクタンスg:175mS/mm、12GHzに
おける雑音指数NF=0.4と高性能を示した。
【0034】なお、製造工程におけるエピタキシャル結
晶成長に際しては、ここで示したMBEのかわりに原子
層単位で成長を制御できる装置、例えばMOCVD等を
用いても同様の結果が得られる。また、キャップ層9
は、GaAsに限らず、オーミック接触のとりやすい物
質、例えばInGaAs等を用いてもよい。またゲート
直下のアンドープAlGaAs層8は、耐圧を小さくし
ない程度に、1×1018/cm2以下のn−AlGaAsを
用いてもよい。バッファ層3は無くても良いが、ドレイ
ン電流が小さな領域での動作では相互コンダクタンスに
影響を与え、また短チャネル効果が顕著になる。また、
Al組成が小さすぎると、ピンチオフ特性が悪化し、大
きすぎると結晶性が悪化するため、通常の場合、Al組
成0.2〜0.5、厚さとして5nm〜100nmの範囲では良好な結
果を示す。
【0035】本実施例では、AlGaAs層のAl組成
として0.3を用いたが、0.15から0.4程度の値を用いても
同様な結果が得られる。またチャネル層にはIn組成
0.4のInGaAsを用いたが、0.2から0.6程度
のIn組成で、転位が入らない程度の厚さにしてもよ
く、層13及び5も層4よりもIn組成の小さなInG
aAsにしてもよく、この2つの半導体層の材料を異な
るものにしても良い。更に、チャネル層は3層構造に限
らず、In組成が段階的に変化するような構造や、一原
子層ごとに材料の異のなる超格子構造にしても良い。材
料もInGaAsに限らず、GaAsSbを用いてもよ
く、また層構造もGaAs/AlGaAsに限らず、例
えばInGaAs/InAlAsやInAs/(Al,G
a)(Sb,As)のような材料の組み合わせのとき同様な
結果が得られる。また、基板材料もGaAsに限らず、
InPなどを用いてもよい。
【0036】本実施例では、Nチャネル電界効果トラン
ジスタの例を示したが、Pチャネルでも良好な結果が得
られる。この場合、本実施例のNドープ層をPドープ層
にすることにより達成される。
【0037】また、本実施例はHEMTについて述べた
が、他のヘテロ接合素子、即ちMESFET等に適用し
ても良好な結果が得られることは云うまでもない。
【0038】〔実施例4〕図14に、本発明の一実施例
の断面図を示す。まず半絶縁性InP基板1上に、MB
E(分子線エピタキシー)装置により、アンドープInG
aAs(In組成0.5,厚さ:200nm)2、アンドープInAl
Asバッファ層(In組成0.5,厚さ:20nm)3、チャネル層
(アンドープInGaAs(In組成0.3,厚さ:2nm)13、ア
ンドープInGaAs(In組成0.7,4nm)4、アンドープ
InGaAs(In組成0.3,厚さ:2nm)5)、アンドープI
nAlAsスペーサ層(In組成0.5,2nm)6、n−InA
lAsキャリア供給層(In組成0.5,10nm,Si濃度:5×1018
/cm3)7、アンドープInAlAs層(In組成0.5,15nm)
8を成長させ、最後にn−InGaAsキャップ層(Si
濃度:7×1019/cm3,160nm)9を堆積させる。
【0039】メサエッチにより素子間分離を行なったあ
と、SiO2膜を蒸着し、通常のホトリソグラフィープ
ロセスにより、ソース電極21及びドレイン電極22のため
の孔を形成する。この孔の表面のSiO2膜をドライエ
ッチにより削り、n−InGaAsキャップ層9を40nm
程度ウエットエッチにより孔あけする。さらにSiO2
膜をウエットエッチによりサイドエッチさせて、リフト
オフしやすい形状にする。この上にAuZn/Mo/A
uを蒸着し、窒素雰囲気中で熱処理(380℃,5分)を
行なう。さらに、EB(電子線)描画法を用いて、ゲート
パターンを形成する。次に、ウエットエッチと選択性ド
ライエッチにより制御性よくアンドープAlGaAs層
8の手前までエッチング除去した。さらにAlを蒸着し
た後リフトオフすることにより、ゲート長0.1μm、
ゲート幅200μmのゲート電極13を形成した。このよ
うにして、図6に示した構造のFETを実現した。
【0040】本実施例による装置は、耐圧:6V、R=
0.5Ω・mm、g=203mS/mm、NF=0.35d
Bと高性能を示した。
【0041】なお、製造工程におけるエピタキシャル結
晶成長に際しては、ここで示したMBEのかわりに原子
層単位で成長を制御できる装置、例えばMOCVD等を
用いても同様の結果が得られる。またゲート直下のアン
ドープInAlAs層8は、耐圧を小さくしない程度
に、1×1018/cm2以下のn−InAlAsを用いても
よい。バッファ層3は無くても良いが、ドレイン電流が
小さな領域での動作では相互コンダクタンスに影響を与
える。また、Al組成が小さすぎると、ピンチオフ特性
が悪化し、大きすぎると結晶性が悪化するため、通常の
場合、InAlGaAsとして、Al組成0.2〜0.5、厚
さとして5nm〜100nmの範囲では良好な結果を示す。
【0042】本実施例では、キャリア供給層としてIn
AlAs層を用いたが、Ga組成が0.3以下のInAl
GaAsを用いても同様な結果が得られる。またチャネ
ル層にはIn組成0.7のInGaAsを用いたが、0.
5から1.0程度のIn組成で、転位が入らない程度の
厚さにしてもよく、層13及び5も層4よりもIn組成の
小さなInGaAsにしてもよく、この2つの半導体層
の材料を異なるものにしても良い。更に、チャネル層は
3層構造に限らず、In組成が段階的に変化するような
構造や、一原子層ごとに材料の異のなる超格子構造にし
ても良い。材料もInGaAsに限らず、GaAsSb
を用いてもよく、また層構造もInGaAs/InAl
Asに限らず、例えばInGaAs/InAlAs/I
nAlGaAsやInGaAs/(In,Al,Ga)(S
b,As)のような材料の組み合わせのとき同様な結果が
得られる。
【0043】図7に、本実施例の構造のFETのゲート
電極下におけるバンド構造と電子密度分布を示す。図
は、チャネルの中央部分(層4)に移動度が大きく、バン
ドギャップの小さな材料を用いたものである。キャリア
の大部分は移動度が大きな層4中に分布し、残りの電子
のうちの大部分は、層13及び5に分布しており、キャ
リア供給層に滲み出す電子は均一チャネルの場合よりも
著しく少ない。図8に本発明の一実施例を示す電界効果
トランジスタの相互コンダクタンスのチャネル厚さ依存
性を示す。この時のデバイスは、ゲート長0.1μm、
ゲート幅200μmであり、ソース−ドレイン間電圧は
2V、ドレイン電流2mA動作時を示している。チャネ
ル厚さが大きくなると、相互コンダクタンスは低下する
が、特にゲート厚さ20nmで低下が著しい。これは、
観測される移動度の増加に必要な条件が、図7のような
電子分布が得られること、即ちチャネルが量子井戸とみ
なせ、かつ電子分布の重心がチャネルの中心近傍に来る
ことに起因する。チャネルの厚さが20nmの時、チャ
ネルに生ずる量子準位のうち、基底準位と第一励起準位
との間のエネルギー差は約60meVとなる。これは、
2mA動作時のゲート電圧におけるチャネルの電子分布
が上記電子分布の条件を満たす最小のエネルギー差であ
ることを意味し、このためにはチャネルの厚さは20n
m以下である必要があることがわかる。また、電子が量
子井戸の基底準位のみを占めるとき、チャネルの中心か
ら端までの領域のうち50%の中に存在する電子数はチ
ャネル全体の電子の約90%となる。これよりも狭い領
域では電子数が著しく減少し、超格子チャネルの効果が
薄れる。従って、中心の半導体層厚はチャネル層厚の5
0%以上である時に、特に効果が顕著である。また、層
5の厚さが厚くなるにつれてキャリア供給層との間の電
界強度が小さくなり、チャネルに溜る二次元電子ガスの
濃度が小さくなる。通常用いられているような、キャリ
ア供給層とチャネルとの間のスペーサ層幅が2nmの
時、層4としてIn組成0.3のInGaAs、層13
としてGaAsを用いたとき、層13の厚さが5nm以
下では二次元電子ガス濃度の最大値は2.2×1012
cm2となる。これ以上層5が厚くなると二次元電子ガ
ス濃度の最大値が激減し、ソース抵抗が増大し、その結
果、相互コンダクタンスが低下する。従って層5の厚さ
は5nm以下の時、効果が顕著である。このような条件
を満たすとき、観測される電子移動度は大きくなり、相
互コンダクタンスも大きくなる。加えてゲート電圧の変
化に対する電子分布の重心の変化も小さい。
【0044】また、本実施例はHEMTについて述べた
が、他のヘテロ接合素子、即ちMESFET等に適用し
ても良好な結果が得られることは云うまでもない。
【0045】〔実施例5〕図15に本発明の一実施例の
回路図を示す。実施例1,3或いは実施例4記載のFE
Tを半導体基板上に形成するが、その時図15のように
ストリップ線路やコンデンサを用いたマッチング回路を
同一基板上に形成する。こうして得られた低雑音増幅器
は、FET1のドレイン電圧106及びFET2のドレ
イン電圧107は2.5V、初段のFET1のドレイン
電流が6mA、次段のFET2のドレイン電流が10m
Aという条件で、12GHzにおいて最小雑音指数1.0d
B、その時の利得が18.5という良好な性能が得られ
た。
【0046】尚、今回の実施例では二段増幅器の例を示
したが、一段増幅器でも良好な結果が得られる。また、
マッチング回路が同一基板上にある、所謂モノリシック
ICの例を示したが、多少性能は落ちるが製作の容易な
ハイブリッドIC、即ちマッチング回路が同一基板上に
ないものでも良好な結果が得られる。
【0047】今回の実施例では12GHz帯の低雑音増
幅器についてのみを記載したが、マッチング回路の変更
で他の周波数帯でも良好な特性が得られた。また、この
FETを、ミキサなど、他の回路に利用しても良好な特
性が得られる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、高い相互コンダクタン
スにより性能の向上が図れる電界効果トランジスタが得
られ、低雑音増幅器等に適用したとき、大きな効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すHEMTの断面構造図
である。
【図2】従来の実施例を示すHEMTの断面構造図であ
る。
【図3】本発明の効果を示すHEMTの構造断面図であ
る。
【図4】本発明の効果を示すHEMTの電子密度分布図
である。
【図5】本発明の一実施例を示すFETのチャネル近傍
の構造図である。
【図6】従来の実施例を示すHEMTのチャネル近傍の
バンド構造と電子密度分布を示す図である。
【図7】本発明の一実施例を示すHEMTのチャネル近
傍のバンド構造と電子密度分布を示す図である。
【図8】本発明の一実施例を示すHEMTの相互コンダ
クタンスのチャネル厚さ依存性を示す図である。
【図9】本発明の一実施例を示すチャネルのホール測定
結果の拡散防止層厚依存性。
【図10】本発明の一実施例を示すHEMTの相互コン
ダクタンスの拡散防止層厚依存性を示す図である。
【図11】本発明の一実施例を示すHEMTの電子密度
分布図である。
【図12】本発明の一実施例を示すHEMTのしきい電
圧シフトのバリア層厚さ依存性を示す図である。
【図13】本発明の一実施例を示すHEMTの断面構造
図である。
【図14】本発明の一実施例を示すHEMTの断面構造
図である。
【図15】本発明の一実施例を示すHEMTを用いた低
雑音増幅器の回路図である。
【符号の説明】
1…GaAs基板、2…アンドープGaAsバッファ
層、3…アンドープAlGaAsバッファ層、4…アン
ドープInGaAsチャネル層、5…アンドープGaA
s拡散防止層、6…アンドープAlGaAsバリア層、
7…n−AlGaAsキャリア供給層、8…n−AlG
aAs層、9…n−GaAsキャップ層、11…アンド
ープGaAsバッファ層、12…アンドープAlGaA
sバリア層、13…アンドープGaAsバッファ層、2
1…ソース電極、22…ドレイン電極、23…ゲート電
極、100…FET1、101…FET2、102…入
力端子、103…出力端子、104…FET1のゲート
電圧端子、105…FET2のゲート電圧端子、106
…FET1のドレイン電圧端子、107…FET2のド
レイン電圧端子、108…アース、109…ストリップ
線路、110…コンデンサ、201…ゲート長0.2μ
mでのしきい電圧シフト、202…ゲート長0.1μm
でのしきい電圧シフト、203…ゲート長0.1μm、
薄いバッファ層でのしきい電圧シフト。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、該基板上に形成されたチャネルと
    して働くInGaAs層と、該InGaAs層上に該I
    nGaAs層に接して形成されたGaAs層と、該Ga
    As層上に該GaAs層に接して形成された上記InG
    aAs層よりもバンドギャップが大きい半導体層を有す
    ることを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】上記GaAs層上に形成されたゲート電極
    を有する請求項1記載の電界効果トランジスタ。
  3. 【請求項3】上記InGaAs層は、意識的には不純物
    を含んでいない請求項1又は2に記載の電界効果トラン
    ジスタ。
  4. 【請求項4】上記InGaAs層は、イオン化不純物を
    含んでいる請求項1又は2に記載の電界効果トランジス
    タ。
  5. 【請求項5】上記半導体層は上記チャネルと同じ導電型
    のキャリアを発生するイオン化不純物を含んでいる請求
    項3又は4に記載の電界効果トランジスタ。
  6. 【請求項6】InGaAsよりバンドギャップが大きい
    材料から成る基板と、該基板上に形成されたチャネルと
    して働くInGaAs層と、該InGaAs層上に形成
    されたゲート電極と、上記基板と上記InGaAs層と
    の間に上記InGaAs層に接して形成された、上記基
    板材料よりバンドギャップが大きい第1の半導体層を有
    することを特徴とする電界効果トランジスタ。
  7. 【請求項7】InGaAsよりバンドギャップが大きい
    材料から成る基板と、該基板上に形成されたチャネルと
    して働くInGaAs層と、該InGaAs層上に形成
    されたゲート電極と、上記基板と上記InGaAs層と
    の間に形成された上記基板材料よりバンドギャップが大
    きい第1の半導体層と、該第1の半導体層と上記InG
    aAs層との間に両者に接するように形成された第2の
    半導体層を有し、該第2の半導体層のバンドギャップは
    上記第1の半導体層より小さくかつ上記InGaAs層
    より大きく、かつその厚さは20nm以下であることを
    特徴とする電界効果トランジスタ。
  8. 【請求項8】上記第1の半導体層はAlGaAsである
    請求項6又は7に記載の電界効果トランジスタ。
  9. 【請求項9】上記第1の半導体層のAlGaAs中にお
    けるAlの混晶比は0.3以下である請求項8記載の電
    界効果トランジスタ。
  10. 【請求項10】上記第1の半導体層のAlGaAs中に
    おけるAlの混晶比はその厚さ方向で変化している請求
    項8記載の電界効果トランジスタ。
  11. 【請求項11】上記第1の半導体層は、Al混晶比が上
    記チャネル層側で大きく上記基板側近づくにつれて小さ
    くなるように変化する領域を有している請求項10記載
    の電界効果トランジスタ。
  12. 【請求項12】上記第1の半導体層は、Al混晶比が上
    記基板側で大きく上記チャネル層側に近づくにつれて小
    さくなるように変化する領域を有している請求項10又
    は11に記載の電界効果トランジスタ。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12項のいずれか一項に記
    載の電界効果トランジスタを用いたことを特徴とする増
    幅回路。
JP29954992A 1992-11-10 1992-11-10 電界効果トランジスタおよびそれを用いた増幅回路 Pending JPH06151468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29954992A JPH06151468A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 電界効果トランジスタおよびそれを用いた増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29954992A JPH06151468A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 電界効果トランジスタおよびそれを用いた増幅回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06151468A true JPH06151468A (ja) 1994-05-31

Family

ID=17874059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29954992A Pending JPH06151468A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 電界効果トランジスタおよびそれを用いた増幅回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06151468A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997017731A1 (fr) * 1995-11-09 1997-05-15 Matsushita Electronics Corporation Transistor a effet de champ
US6163041A (en) * 1997-03-27 2000-12-19 Nec Corporation Field effect transistor and method of manufacturing the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997017731A1 (fr) * 1995-11-09 1997-05-15 Matsushita Electronics Corporation Transistor a effet de champ
KR100282996B1 (ko) * 1995-11-09 2001-04-02 모리 가즈히로 전계 효과형 트랜지스터
US6163041A (en) * 1997-03-27 2000-12-19 Nec Corporation Field effect transistor and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6271547B1 (en) Double recessed transistor with resistive layer
WO2001061733A2 (en) Double recessed transistor
JP2001217257A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH1056168A (ja) 電界効果トランジスタ
JP2007335586A (ja) 半導体集積回路装置および半導体集積回路装置の製造方法
US11824110B2 (en) Field effect transistor and method for manufacturing same
JPH06236898A (ja) 電界効果トランジスタ
Geiger et al. InGaP/InGaAs HFET with high current density and high cut-off frequencies
US5650642A (en) Field effect semiconductor device
KR960000385B1 (ko) 전계효과트랜지스터
JP3200142B2 (ja) 電界効果型トランジスタ
JP2000349096A (ja) 化合物電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP3667331B2 (ja) ヘテロ電界効果トランジスタ、およびその製造方法、ならびにそれを備えた送受信装置
JP3092293B2 (ja) 電界効果トランジスタ
JPH06188271A (ja) 電界効果トランジスタ
JP2003209125A (ja) 化合物半導体装置とその製造方法、及び高周波モジュール
JPH06151468A (ja) 電界効果トランジスタおよびそれを用いた増幅回路
JPH0818033A (ja) 負性微分抵抗fet
Zahurak et al. Transistor performance and electron transport properties of high performance InAs quantum-well FET's
Prost et al. High speed, high gain InP-based heterostructure FETs with high breakdown voltage and low leakage
JP2553760B2 (ja) 高電子移動度トランジスタ
WO2008007335A2 (en) High electron mobility transistor.
JPH05144849A (ja) 電界効果トランジスタ及びそれを用いた低雑音増幅回路
JP3122471B2 (ja) 電界効果トランジスタ
JPH0327537A (ja) 変調ドープ型電界効果トランジスタ