JPH06151427A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH06151427A
JPH06151427A JP29318392A JP29318392A JPH06151427A JP H06151427 A JPH06151427 A JP H06151427A JP 29318392 A JP29318392 A JP 29318392A JP 29318392 A JP29318392 A JP 29318392A JP H06151427 A JPH06151427 A JP H06151427A
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layer
polycrystalline silicon
film
semiconductor device
wiring layer
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Kaoru Ogawa
薫 小川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】下側配線層と上側配線層とのコンタクト抵抗を
低減させることができる半導体装置を提供する。 【構成】 半導体基板1上に形成された絶縁膜2が形成
され、その絶縁膜2の上には多結晶シリコン層3が形成
されている。多結晶シリコン層3上には高融点金属のシ
リサイド膜4が形成されている。そして、多結晶ポリシ
リコン3とシリサイド膜4とで下側配線層5を構成して
いる。下側配線層5を構成するシリサイド膜4の上に保
護膜6が形成され、保護膜6の上には層間絶縁層7が形
成されている。層間絶縁層7はスルーホール8が形成さ
れている。スルーホール8が形成された層間絶縁層7の
上には上側配線層9を構成する多結晶シリコン層10が
形成され、スルーホール8を介して上側配線層9と下側
配線層5は接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に係り、詳しくは多層構造にした各配線を互いに接
続する配線構造を有する半導体装置とその製造方法に関
するものである。近年、メモリ等の半導体集積回路装置
においては、高集積化とともに動作処理の高速化が求め
られている。その高速化を図る一つの方法として配線抵
抗を低くすることが考えられている。そのため、配線材
料として抵抗の低いポリサイド配線が注目され採用され
るに至っている。ポリサイド配線は多結晶シリコンとシ
リサイド層との2層構造からなる配線である。このポリ
サイド配線に対して層間絶縁層を介して配線されている
他の配線との接続については、多結晶シリコンとシリサ
イド層との2層構造という特殊構造からポリサイドの持
つ低抵抗という特性が損なわれないような接続が要求さ
れている。
【0002】
【従来の技術】従来、多層配線構造を有した半導体装置
において、多結晶シリコンとシリサイド層とからなるポ
リサイドが低抵抗であることに着目して、該ポリサイド
を配線材料として採用している。
【0003】図6に示すように、シリコン基板50上に
形成された絶縁膜51の表面に多結晶シリコン層52を
形成し、その多結晶シリコン層52の表面にシリサイド
層53を形成する。そして、多結晶シリコン層52とシ
リサイド層53とで下側配線層54としている。
【0004】続いて、この下側配線層54の上に層間絶
縁膜55を形成するとともに、所望の位置にスルーホー
ル56を形成する。層間絶縁膜55にスルーホール56
を形成した後、層間絶縁膜55の上面から多結晶シリコ
ン層57を形成し、その多結晶シリコン層54の表面に
シリサイド層58を形成する。そして、多結晶シリコン
層57とシリサイド層58とで上側配線層59としてい
る。
【0005】この多結晶シリコン層57を形成時におい
て、該多結晶シリコン層57と下側配線層54のシリサ
イド層53は接続され、下側配線層54と上側配線層5
9とが電気的に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、配線材料としてポリサイドを採用したに
もかかわらず、予想に反してコンタクト抵抗が高くなっ
ていた。この原因は以下のように推測される。
【0007】層間絶縁膜55をCVDにて成長させて
いるとき、シリサイド層53に酸素が侵入しシリサイド
層53と多結晶シリコン層52との界面が酸化される。
層間絶縁膜55をCVDにて成長させているとき、多
結晶シリコン層52とシリサイド層53からなるポリサ
イドに注入した不純物が外に拡散してしまう。上側配
線層59において、スルーホール56によって段差部分
が生じて、その段差部分のシリサイド層58が薄くなる
とともに、後工程において該上側配線層59の上面に絶
縁層を成長させたとき、その段差部分が酸化され結果的
に断線を引き起こす。
【0008】また、コンタクト抵抗が高くなる原因を多
結晶シリコン層と金属シリサイド層との間にある電位障
壁とし、その電位障壁を無くしてコンタクト抵抗を下げ
る方法が特開昭62−104138に開示されている。
これは、多結晶シリコン層の上面に金属シリサイド層を
積層してなる下側配線層に対して絶縁層を介して上側に
積層された多結晶シリコン層よりなる上側配線層とを接
続する場合、絶縁層にスルホールを形成しかつ下側配線
層の金属シリサイド層を選択的に除去する。そして、露
呈した下側配線層の多結晶シリコン層と上側配線層の多
結晶シリコン層とを直接接続するようにしたものであ
る。
【0009】しかしながら、上記した多層配線構造にお
いては、下側配線層の金属シリサイド層を除去して、露
呈した下側配線層の多結晶シリコン層と上側配線層の多
結晶シリコン層とを直接接続するようにしたもので、接
続部分においてはポリサイドのメリットを享受すること
ができない問題がある。更に、上側配線層がシリコン基
板に形成されたn+ 型拡散層にも同時にコンタクトする
ような場合には、下側配線層の金属シリサイド層の除去
に際して該n+ 型拡散層まで除去されてしまうという不
都合も生ずる。
【0010】また、上側配線がアルミ配線の場合に生じ
るエレクトロマイグレーションに基づく断線を完全に防
止するためのものが特開昭57−122540に提案さ
れている。これは、多結晶シリコン層上に金属シリサイ
ド層を形成したのち、多結晶シリコン層を形成して下部
導体を形成する。つぎに、多結晶シリコン層の上面に絶
縁層を形成する。そして、絶縁層に形成したスルーホー
ルを介して金属層を下部導体の多結晶シリコン層と接続
させる。この時、その接続部分は金属シリサイドとな
る。続いて、金属層の上面に多結晶シリコンを積層させ
る。この多結晶ポリシリコンにて金属層の全てが金属シ
リサイドに変換されるとともに、同層の剥離を防止する
ことができるようにしている。
【0011】しかしながら、上側配線は金属層をその上
側の多結晶シリコン層形成時に金属シリサイド化するも
のであるが、そのシリサイド化が充分になされてない
と、シリサイド化されない上側配線の金属層が層間絶縁
層に対して剥離しやすくなるとともに低抵抗化を図る上
で問題があった。
【0012】なお、その他に特開昭57−13771、
特開昭57−122540、特開昭57−14977
8、特開昭57−167686、特開昭60−5565
9、特開昭62−104138、特開昭62−2195
58、特開昭62−281466、特開平3−1734
80において、多層配線構造ではないがポリサイドを用
いたゲート電極が開示されている。しかしながら、多層
配線構造における上側配線と下側配線との間におけるコ
ンタクト抵抗の低減を図るものは提言されていない。
【0013】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は多層配線構造であって、
下側配線層と上側配線層とのコンタクト抵抗を低減させ
ることができる半導体装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。半導体基板1上に形成された絶縁膜2が形成
され、その絶縁膜2の上には多結晶シリコン層3が形成
されている。その多結晶シリコン層3上には高融点金属
のシリサイド膜4が形成されている。そして、この多結
晶ポリシリコン3とシリサイド膜4とで下側配線層5を
構成している。
【0015】下側配線層5を構成するシリサイド膜4の
上に保護膜6が形成され、その保護膜6の上には層間絶
縁層7が形成されている。層間絶縁層7はスルーホール
8が形成されている。このスルーホール8が形成された
層間絶縁層7の上には上側配線層9を構成する多結晶シ
リコン層10が形成され、スルーホール8を介して上側
配線層9と下側配線層5は接続される。
【0016】
【作用】従って、本発明によれば、層間絶縁層7を形成
しているとき、保護膜6によって下側配線層5の多結晶
シリコン層3と高融点金属のシリサイド膜4の酸化は防
止される。また、層間絶縁層7を形成しているとき、保
護膜6によって多結晶シリコン層3とシリサイド膜4に
注入した不純物の外への拡散は防止される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図2〜
図4に従って説明する。図2において、シリコン等の半
導体基板11の上面はシリコン酸化膜よりなる絶縁膜1
2が積層されている。絶縁膜12の上面には下側配線層
13を構成する多結晶シリコン層14が所望の配線パタ
ーンに形成されている。多結晶シリコン層14の上面に
は同じく下側配線層13を構成するタングステンシリサ
イド層15が積層されている。
【0018】タングステンシリサイド層15の上面には
保護層としての多結晶シリコン層16が積層されてい
る。このように、絶縁膜12上に多結晶シリコン層16
及び下側配線層13を形成した半導体基板11上にはシ
リコン酸化膜よりなる層間絶縁層17が形成される。従
って、下側配線層13とその上面に積層された多結晶シ
リコン16は絶縁膜12と層間絶縁層17とで被覆され
絶縁される。
【0019】下側配線層13が位置する所望の層間絶縁
層17の位置において、スルーホール19が形成されて
いる。その形成されたスルーホール19には多結晶シリ
コン層16が露呈されている。
【0020】下側配線層13が位置する層間絶縁層17
の上面に、上側配線層20を構成する多結晶シリコン層
21が形成されている。そして、下側配線層13のタン
グステンシリサイド層15は多結晶シリコン層16とス
ルーホール19を介して多結晶シリコン層21と接続さ
れる。多結晶シリコン層21の上面には同じく上側配線
層20を構成するタングステンシリサイド層22が形成
されている。そして、上側配線層20は下側配線層13
と接続される。
【0021】タングステンシリサイド層22の上面には
多結晶シリコン層23が形成されている。そして、層間
絶縁層17上に上側配線層20を形成した半導体基板1
1上にはシリコン酸化膜よりなる絶縁層24が形成され
ている。
【0022】次に、上記のように構成した配線構造の製
造方法について図3、図4に従って説明する。図3
(a)において、シリコン等の半導体基板11上に熱酸
化にて絶縁膜12を形成する。続く、図3(b)に示す
ように絶縁膜12の上面に多結晶シリコン層14をCV
Dにて成長させる。次に、多結晶シリコン層14の上面
にタングステンシリサイド層15をCVDにて形成す
る。
【0023】次に、図3(c)に示すようにタングステ
ンシリサイド層15の上面に積層する保護層としての多
結晶シリコン層16をCVDにて形成する。多結晶シリ
コン層16の形成後、イオン打ち込み法にて多結晶シリ
コン層14及びシリサイド層15よりなる下側配線層1
3と多結晶シリコン層16とに不純物を注入する。尚、
この不純物注入はシリサイド層15を形成した直後に行
ってもよい。次に、通常のフォリソグラフィー技術によ
り、多結晶シリコン層16と下側配線層13とを形成し
た後、層間絶縁層17をCVDにて形成する。
【0024】続いて、図4(a)に示すように所望の層
間絶縁層17の位置にドライエッチングにてスルーホー
ル19を形成し、多結晶シリコン層16を露呈させる。
次に、図4(b)に示すように層間絶縁層17の上面に
多結晶シリコン層21をCVDにて形成する。続いて、
多結晶シリコン層21の上面にタングステンシリサイド
層22をCVDにて形成する。そして、上側配線層20
が下側配線層13と接続される。
【0025】タングステンシリサイド層22の上面に多
結晶シリコン層23をCVDにて形成する。多結晶シリ
コン層23の形成後、イオン打ち込み法にて多結晶シリ
コン層21及びシリサイド層22よりなる上側配線層2
0と多結晶シリコン層23とに不純物を注入する。尚、
この不純物注入はシリサイド層22を成長した直後に行
ってもよい。次に、通常のフォトリソグラフィー技術に
より多結晶シリコン層23と上側配線層20とをパター
ン形成した後、絶縁層24がCVDにて形成される。
【0026】このように、タングステンシリサイド層1
5の上面に多結晶シリコン層16を形成したことによ
り、多結晶シリコン層16によって層間絶縁膜17をC
VDにて成長させている際に生じる酸素のシリサイド層
15への侵入が阻止される。その結果、下側配線層13
のシリサイド層15と多結晶シリコン層14との界面の
酸化が防止される。
【0027】また、CVDにて形成される層間絶縁膜1
7の成長温度は約800°Cであるのに対してCVDに
て形成される多結晶シリコン層16の成長温度は約62
0°Cと低い温度である。従って、従来の層間絶縁膜を
形成しているときに比べて多結晶シリコン層16を成長
させているときの下側配線層13に注入した不純物の外
への拡散は少ない。その結果、続く層間絶縁膜17の形
成時においてはこの多結晶シリコン層16によって、不
純物の外への拡散は阻止される。
【0028】従って、本実施例においては、低抵抗化を
阻害する界面の酸化及び不純物の外への拡散が多結晶シ
リコン層16によって阻止されるため、スルーホール1
9を介しての下側配線層13と上側配線層20のコンタ
クト抵抗を低抵抗化することができる。
【0029】また、本実施例では、上側配線層20にも
多結晶シリコン層23を形成した。従って、上側配線層
20において、スルーホール19によって段差部分が生
じカバレッジが悪化して、その段差部分のシリサイド層
22が薄くなって生じる絶縁層24の形成時のシリサイ
ド層22の異常酸化が多結晶シリコン層23によって阻
止される。その結果、シリサイド層22の異常酸化によ
る断線、高抵抗化を防止することができる。
【0030】そして、下記の実験を行った。まず、図2
に示す配線構造において、絶縁膜12を3000オング
ストローム、下側及び上側配線層13,20を構成する
多結晶シリコン層14,21を1000オングストロー
ム、下側及び上側配線層13,20を構成するタングス
テンシリサイド層15,22を600オングストロー
ム、多結晶シリコン層16,23を500オングストロ
ーム及び層間絶縁層17を1000オングストロームで
形成した場合のコンタンクト抵抗値はほぼ100オーム
となった。
【0031】また、上記と同じ条件でただ図5に示すス
ルーホール19部分の多結晶シリコン層16を除去して
下側及び上側配線層13,20を互いに接続させた配線
構造のコンタクト抵抗値は100オームであった。
【0032】さらに、層間絶縁層17とタングステンシ
リサイド層15との間の多結晶シリコン層16を形成し
ない他は上記条件で、すなわち従来の配線構造のコンタ
クト抵抗値は300オームとなった。
【0033】上記のことから、下側配線層13と層間絶
縁層17の間に多結晶シリコン層16を形成して、下側
配線層13と上側配線層20を接続させた場合には、多
結晶シリコン層16を形成しない場合に比べてコンタク
ト抵抗値は1/3にまで小さくなることがわかった。
【0034】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、前記実施例では下側配線層13及び上側配
線層20はタングステンシリサイド15,22とした
が、タンタル、チタニウム、モリブデンまたはニオビニ
ウム等からなるシリサイド層で実施してもよい。
【0035】また、前記実施例ではスルーホール19内
において下側配線層13上に形成した多結晶シリコン層
16を残したが、前記実験からでも明らかなように図5
に示すように多結晶シリコン層16を除去してもよい。
従って、スルーホール19の形成時のドライエッチング
よって多結晶シリコン層16が損傷を受けても差し支え
なくプロセスの余裕度は大きい。
【0036】また、前記実施例では保護膜として多結晶
シリコン層16で構成したが、アモルファスシリコンま
たはナイトライドで実施してもよい。なお、ナイトライ
ドで実施する場合、プラズマ蒸着にて行うことが形成温
度の点で好ましく、スルーホール内のナイトライドは除
去するものとする。
【0037】さらに、前記実施例では多結晶シリコン層
16を形成した後、イオン打ち込みにて、同多結晶シリ
コン層16と下側配線層13の多結晶シリコン層14を
ドープさせるようにしたが、下側配線層13のシリサイ
ド層15形成後に多結晶シリコン層14のみに不純物を
ドープさせ多結晶シリコン層16には不純物をドープさ
せないで実施してもよい。勿論、上側配線層20も同様
に実施してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
下側配線層と上側配線層とのコンタクト抵抗を低減させ
ることができる半導体装置として優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する原理説明図である。
【図2】一実施例を説明するための配線構造を示す断面
図である。
【図3】下側配線層の製造工程を説明するための断面図
である。
【図4】上側配線層の製造工程を説明するための断面図
である。
【図5】別例を説明するための配線構造を示す断面図で
ある。
【図6】従来の配線構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 絶縁膜 3 多結晶シリコン層 4 シリサイド層 5 下側配線層 6 保護膜 7 層間絶縁層 8 スルーホール 9 上側配線層 10 多結晶シリコン層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多結晶シリコン層(3)の上に高融点金
    属膜又は高融点金属のシリサイド膜(4)を形成してな
    る下部配線層(5)の上面に層間絶縁層(7)を介して
    多結晶シリコン層(10)よりなる上部配線層(9)を
    形成し、その上部配線層(9)と下部配線層(5)とを
    スルーホール(8)を介して接続するようにした多層配
    線構造を有した半導体装置において、 前記下部配線層(5)の高融点金属膜又は高融点金属の
    シリサイド層(4)の上面に前記層間絶縁層(7)形成
    時における下部配線層(5)の保護のための保護膜
    (6)を介在させたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の半導体装置において、高融点
    金属はタングステン、タンタル、チタニウム、モリブデ
    ン、ニオビニウムから選ばれる金属であることを特徴と
    する半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の半導体装置において、保護膜
    (6)は多結晶シリコン、アモルファスシリコン、ナイ
    トライドから選ばれるシリコン系の膜であるあることを
    特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の半導体装置において、下部配
    線層(5)の上に設けた保護膜(6)をスルーホール
    (8)内において選択的に除去し、露呈した下部配線層
    (5)の高融点金属膜又は高融点金属のシリサイド層
    (4)に上部配線層(9)の多結晶シリコン層(10)
    を直接接続したことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の半導体装置において、上部配
    線層(9)は多結晶シリコン層(10)の上の高融点金
    属膜又は高融点金属のシリサイド膜(22)を形成し、
    その高融点金属膜又は高融点金属のシリサイド膜(2
    2)の上に新たな多結晶シリコン層(23)を形成した
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 多層配線構造を有し、その2つの配線層
    (5,9)を接続するようにした半導体装置の製造方法
    において、 絶縁層(2)上に形成した多結晶シリコン層(3)とそ
    の多結晶シリコン層(3)の上面に形成した高融点金属
    膜又は高融点金属のシリサイド層(4)とからなる下部
    配線層(5)の上面に保護膜(6)を形成し、その保護
    膜(6)の上に層間絶縁層(7)を形成し、次に前記層
    間絶縁層(7)にスルーホール(8)を形成したのち、
    層間絶縁層(7)上に上側配線層(9)となる多結晶シ
    リコン層(10)を形成し、スルーホール(8)を介し
    て該上側配線層(9)の多結晶シリコン層(10)と下
    部配線層(5)の高融点金属膜又は高融点金属のシリサ
    イド層(4)とを接続するようにしたことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の半導体装置の製造方法におい
    て、保護膜(6)はCVDにて形成しその成長温度が、
    同じくCVDにて形成される層間絶縁層(7)の成長温
    度より低いシリコン系の膜にて形成したことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7の半導体装置の製造方法におい
    て、シリコン系の膜は多結晶シリコン、アモルファスシ
    リコン、ナイトライドから選ばれるシリコン系の膜であ
    るあることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6の半導体装置の製造方法におい
    て、保護膜(6)はナイトライドであって、プラズマ蒸
    着にて形成したことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項6の半導体装置の製造方法にお
    いて、層間絶縁層(7)にスルーホール(8)を形成す
    るさい、下層の保護膜(6)を選択的に除去して下部配
    線層(5)の高融点金属膜又は高融点金属のシリサイド
    層(4)を露呈させるようにしたことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000022095A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Hyundai Electron Ind Co Ltd 半導体素子及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000022095A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Hyundai Electron Ind Co Ltd 半導体素子及びその製造方法

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