JPH0615066U - 現像剤回収装置 - Google Patents
現像剤回収装置Info
- Publication number
- JPH0615066U JPH0615066U JP5941092U JP5941092U JPH0615066U JP H0615066 U JPH0615066 U JP H0615066U JP 5941092 U JP5941092 U JP 5941092U JP 5941092 U JP5941092 U JP 5941092U JP H0615066 U JPH0615066 U JP H0615066U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体に対してクリーニング装置を移動可能
であって、感光体に残留したトナーを除去回収する時に
トナーが漏れることのない回収装置を簡単な構造で提供
する。 【構成】 感光体9に残留した現像剤はクリーニング装
置16により除去され、クリーニング装置16から第1
のオーガ35により所定の中間容器39に向けて搬送さ
れ、排出用開口部36と中間容器39との連結部を経て
回収容器39内に排出される。中間容器39に入ったト
ナーは、第2のオーガ37により回収容器34に回収さ
れる。感光体9を交換するために、クリーニング装置1
6を感光体9に対して近接、離間移動させたときに、排
出用開口部36と中間容器39とは連結部においてスラ
イドするので、両者が外れることはなく、トナーが漏れ
るようなことはない。
であって、感光体に残留したトナーを除去回収する時に
トナーが漏れることのない回収装置を簡単な構造で提供
する。 【構成】 感光体9に残留した現像剤はクリーニング装
置16により除去され、クリーニング装置16から第1
のオーガ35により所定の中間容器39に向けて搬送さ
れ、排出用開口部36と中間容器39との連結部を経て
回収容器39内に排出される。中間容器39に入ったト
ナーは、第2のオーガ37により回収容器34に回収さ
れる。感光体9を交換するために、クリーニング装置1
6を感光体9に対して近接、離間移動させたときに、排
出用開口部36と中間容器39とは連結部においてスラ
イドするので、両者が外れることはなく、トナーが漏れ
るようなことはない。
Description
【0001】
本考案は、感光体を用いて電子写真法により形成した潜像を粉体等の現像剤に て現像し、用紙に転写を行い画像を形成する電子写真装置において、感光体上に 残留した現像剤を除去、回収する現像剤回収装置に関する。
【0002】
従来、この種の電子写真装置において、感光体上に形成された潜像を現像装置 により現像してなる粉体像を用紙に転写後は、感光体上に残留した現像剤をクリ ーニング装置によって除去し、これを回収するようにしている。この回収のため の構造としては、内部に搬送手段(オーガ等)を設けたパイプを介して現像剤を 現像剤回収容器内へ堆積させるようにしたものが一般的である。このような回収 装置を有した電子写真装置において、感光体を交換のために装置本体から取り外 す場合、感光体を傷付けないように、一旦、クリーニング装置、現像装置などを 、感光体に近接した通常の画像形成を行う位置から、感光体から離れた位置に退 避させ、その後、感光体を装置本体から取り外すようにしていた。ところが、ク リーニング装置から現像剤回収容器に現像剤を搬送する搬送手段であるオーガは 、クリーニング装置と現像剤回収容器の両者に接続されているため、クリーニン グ装置を単独で、位置を移動させるには、オーガとクリーニング装置あるいはオ ーガと現像剤回収容器との接続を外したり、オーガ自体を伸縮自在にするなどの 構造を必要とした。
【0003】
しかしながら、オーガとクリーニング装置あるいはオーガと現像剤回収容器の 接続を外すと、外すことにより、そこから現像剤が漏れ、作業者や装置本体を汚 してしまうという問題が発生する。また、これを防ぐため、オーガ先端にシャッ タなどを設けることも考えられるが、シャッタの表面が現像剤で汚れたり、オー ガをクリーニング装置などから外すときの振動により現像剤が飛散するといった 問題が残り、これらの問題点を解決できるようなシャッタは、構造が複雑でかつ 高価になってしまう。また、オーガ自体を伸縮自在に構成すると、現像剤漏れは 防げるが、オーガの現像剤搬送能力に問題が出てくる。 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、簡単な構造 でもってしかも安価に、感光体に残留した現像剤を除去回収する時に現像剤が漏 れることのない現像剤回収装置を提供することを目的とする。
【0004】
この目的を達成するために本考案は、電子写真法により画像形成を行うための 感光体に対向して設けられ、該感光体に残留した現像剤を除去するクリーニング 装置と、該クリーニング装置により除去された現像剤を所定の回収容器に向けて 搬送する搬送機構を有し、かつ前記クリーニング装置が前記感光体に対して近接 、離間し得るように構成された現像剤回収装置において、前記搬送機構により搬 送される現像剤を排出する排出用開口と前記回収容器とが連結され、かつこの連 結部分は、該クリーニング装置を前記感光体に対して近接、離間移動させたとき に、該排出用開口が前記容器に対してスライド可能に構成されたものである。
【0005】
上記の構成によれば、感光体に残留した現像剤はクリーニング装置により除去 され、搬送機構により所定の回収容器に向けて搬送される。搬送機構により搬送 される現像剤は排出用開口と回収容器との連結部を経て回収容器内に排出される 。そして、感光体を交換するために、クリーニング装置を感光体に対して近接、 離間移動させたときに、排出用開口と回収容器とはそれらの連結部においてスラ イドするので、両者が外れることはなく、従って、現像剤が漏れるようなことは ない。
【0006】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。まず、電子写 真装置の画像形成プロセスについて図1を参照して説明する。電子写真装置1は 、自動給紙装置2と手差し給紙装置3を備えており、用紙は前記給紙装置のどち らか一方の給紙手段により画像形成部4に向けて送り出される。給紙装置により 給送された用紙は、各々の下流に配置されたガイド5a、5b、5cに案内され る。レジストローラ対6a、6bは、その上流に設けられた用紙検出手段8によ り用紙通過を検出した後、その信号により所定の時間をおいて回転を開始する。 用紙はレジストローラ対6a,6bの回転接触位置で斜行を矯正された後、レジ ストローラ対6a,6bの回転動作に伴って、これらに挟まれながら下流へと送 り出される。レジストローラ対6a,6bの後方には、対向して用紙経路を形成 するガイド7a、7bが配置されており、用紙はレジストローラ対6a、6bに より送り出された後、このガイド7a、7bに案内されながら画像形成部4へと 給送される。
【0007】 画像形成部4は、ドラム状に形成された感光体9と、これを帯電させる帯電器 10と、感光体9上に作像するために露光を行なう露光装置11と、現像剤が収 納されており露光によって形成された静電潜像をトナー現像する現像装置12と 、現像された潜像を用紙に転写する転写装置13と、転写後に用紙を感光体9か ら剥離するために用紙を除電する除電装置14と、感光体9上に残留したトナー を除去するブレード15を有し、同トナーを回収するためのクリーニング装置1 6等を有している。上記画像形成部4にて用紙に画像が形成され、搬送ガイド部 21上を案内されながら後続の定着装置22へと搬送される。用紙上の画像が定 着装置22で定着された後、用紙は排紙部23の有する用紙経路に従って送り出 され、排紙ローラ対24により排紙トレイ25上に送出される。
【0008】 次に、現像剤の供給及び回収のための構成について図2、図3、図4及び図5 を参照して説明する。現像剤は、トナーが収納されているトナーホッパ31より 供給される。トナーホッパ31から供給された現像剤は、トナーホッパ31内で アジテータ32などにより摩擦帯電され、内部にマグネットを持つ非磁性円筒ス リーブ状の現像シリンダ12a上に付着し、磁気ブラシを形成する。この磁気ブ ラシは現像シリンダ12aの回転により感光体9の方向に運ばれる。この磁気ブ ラシを形成したトナーにより、感光体9上の静電潜像は現像され、さらにこのト ナー像は用紙へと転写される。転写されず感光体9上に残ったトナーは、クリー ニング装置16内のクリーニングブレード15により剥ぎ取られ、クリーニング 装置16内に入る。
【0009】 このクリーニング装置16内に回収したトナーは、トナー回収機構33により 所定の回収容器34に回収される。トナー回収機構33は、クリーニング装置1 6内のトナーを排出するために搬送する第1のオーガ35と、クリーニング装置 16の側端面にあり、第1のオーガ35の出口先端部に位置する排出用開口部3 6と、第2のオーガ37を内包したトナーを回収容器34に搬送するトナー搬送 パイプ38と、第1のオーガ35と第2のオーガ37の間に位置する搬送中間容 器39とからなる。本実施例では、回収容器34は、トナーホッパ31と一体に 形成されており、仕切り壁40によって分割されている。中間容器39、トナー 搬送パイプ38もトナーホッパ31と一体に形成されている。また、排出用開口 部36と中間容器39との連結部は、クリーニング装置16を感光体9に対して 近接、離間移動させたときに、排出用開口部36が中間容器39から外れたり外 部に開放することなく、中間容器39に対してその上面をスライド可能になって いる。クリーニング装置16内のトナーは、第1のオーガ35により搬送され、 排出用開口部36より中間容器39内に自由落下し、さらに、第2オーガ37に より現像剤搬送パイプ38を通って、回収容器34内に搬入される。
【0010】 ここで、感光体9を取り外す時の動作ついて説明する。感光体9を外す場合、 感光体9に接触しているクリーニング装置16を、その位置から感光体9から離 れた位置に退避・移動させる。この時、クリーニング装置16内の第1オーガ3 5の先端部の排出用開口部36が、中間容器39の上面をスライドできるので、 クリーニング装置16を、図5の矢印方向にスライドさせることにより、クリー ニング装置16を退避させることができる。図5の(a)は通常の画像形成時、 (b)はクリーニング装置16の退避時を示している。
【0011】 なお、本考案は上記実施例構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、 上記実施例では、トナー回収機構33における中間容器39、トナー搬送パイプ 38、回収容器34及びトナーホッパ31が一体的に形成されたものを示したが 、その一部が別体であって互いに連結されているものであってもよい。また、中 間容器39が最終の回収容器34になっているものであっても、本考案は同様に 適用できる。
【0012】
以上のように本考案によれば、感光体を交換などのために外す場合に、クリー ニング装置を移動させる際、クリーニング装置より現像剤を搬出する出口先端部 の排出用開口が現像剤回収容器に対してスライド可能な連結構成とされているた め、安価でしかも簡単な構造でもって、排出用開口と現像剤回収容器の連結部が 外れたり、開放されたりすることがなくなり、現像剤の漏れを防止することがで きる。
【図1】本考案の一実施例による電子写真装置の構成図
である。
である。
【図2】同実施例装置における現像剤回収装置部分の断
面図である。
面図である。
【図3】同現像剤回収装置の部分上面図である。
【図4】同現像剤回収装置の斜視図である。
【図5】同現像剤回収装置の動作を説明する図で、
(a)は通常の画像形成時を、(b)はクリーニング装
置の退避時を示す。
(a)は通常の画像形成時を、(b)はクリーニング装
置の退避時を示す。
9 感光体 15 クリーニングブレード 16 クリーニング装置 33 トナー回収機構 35 第1のオーガ(搬送機構) 36 排出用開口部部 39 中間容器(回収容器)
Claims (1)
- 【請求項1】 電子写真法により画像形成を行うための
感光体に対向して設けられ、該感光体に残留した現像剤
を除去するクリーニング装置と、該クリーニング装置に
より除去された現像剤を所定の回収容器に向けて搬送す
る搬送機構を有し、かつ前記クリーニング装置が前記感
光体に対して近接、離間し得るように構成された現像剤
回収装置において、 前記搬送機構により搬送される現像剤を排出する排出用
開口と前記回収容器とが連結され、かつこの連結部分
は、該クリーニング装置を前記感光体に対して近接、離
間移動させたときに、該排出用開口が前記容器に対して
スライド可能に構成されたことを特徴とする現像剤回収
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5941092U JPH0615066U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 現像剤回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5941092U JPH0615066U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 現像剤回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615066U true JPH0615066U (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=13112484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5941092U Withdrawn JPH0615066U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 現像剤回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615066U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012173456A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置および現像剤ユニット |
US8792816B2 (en) | 2011-02-21 | 2014-07-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device having photosensitive drums and endless belt |
US8805264B2 (en) | 2011-02-21 | 2014-08-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device and developer material unit having waste developer material accommodating part |
US8934828B2 (en) | 2011-02-21 | 2015-01-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device having waste developer material accommodating part and developer material unit having the same |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP5941092U patent/JPH0615066U/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012173456A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置および現像剤ユニット |
US8792816B2 (en) | 2011-02-21 | 2014-07-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device having photosensitive drums and endless belt |
US8805264B2 (en) | 2011-02-21 | 2014-08-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device and developer material unit having waste developer material accommodating part |
US8934828B2 (en) | 2011-02-21 | 2015-01-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device having waste developer material accommodating part and developer material unit having the same |
US9239560B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-01-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device having waste developer material conveying mechanism |
US9360800B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-06-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device having waste developer material conveying mechanism |
US9588481B2 (en) | 2011-02-21 | 2017-03-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device having photosensitive drums, endless belt, and recovering unit |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961003 |