JPH0614975B2 - 浸透薬品投与装置 - Google Patents

浸透薬品投与装置

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JPH0614975B2
JPH0614975B2 JP58042485A JP4248583A JPH0614975B2 JP H0614975 B2 JPH0614975 B2 JP H0614975B2 JP 58042485 A JP58042485 A JP 58042485A JP 4248583 A JP4248583 A JP 4248583A JP H0614975 B2 JPH0614975 B2 JP H0614975B2
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chambers
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タケル・ヒグチ
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    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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    • A61K9/0002Galenical forms characterised by the drug release technique; Application systems commanded by energy
    • A61K9/0004Osmotic delivery systems; Sustained release driven by osmosis, thermal energy or gas

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は外殻および各々任意に小孔を有し、微孔性材料
製の1以上の室分割壁によつて形成される1以上の室を
有する区画室および一つの室以外の全室の外殻を完全に
被覆し、残りの室の外殻を実質的に被覆する半透性膜よ
りなる被覆層とよりなる浸透薬物(或いはその他の有益
物質)投与系(delivery system)に関する。浸透性薬
剤、佐剤、プロドラッグ(pro−drugs)、酵素、薬物、
農薬などは、半透膜により被覆された室内に入れられそ
れらの室中に拡散する外部液体は溶液を形成し、浸透圧
によつて微孔性室分割壁或いは孔を通つて薬品室に入
り、その溶液を形成し、次いで半透性被覆層の透過率お
よび外殻の前後の浸透圧勾配によつて制御された速度で
曝露された微孔性殻を通つて装置の外に出る。
この手段によつて活性剤を制御された且つ連続的速度で
投与し、所定の有用な効果をヒトを含む動物中に達成す
るための装置が提供される。
制御され、遅延された薬剤の放出の利点は公知であり、
その目的のための幾つかの装置が記載されている。これ
らの多くは或る種の欠点を有し、それらはそれ自体制御
放出薬品投与系を開示する米国特許3,845,770号明細書
に列挙されている。
米国特許3,845,770号明細書の投与系は活性薬品の溶液
を装置の壁中の微細な孔を通して分配するものである。
そのような系は、活性薬品を比較的高濃度で比較的小面
積の体組織に投与する傾向を有する。更に、活性薬品が
分配される孔は機械的目詰りに曝される傾向を有する。
他方、本発明の新規装置における活性薬品が分配される
微孔性構造は薬品をより大きな表面から分配し、従つて
より大きな表面積の組織から分配するので局所的な毒性
反応のないより迅速且つ容易な吸収に有利である。更
に、従来法の装置の如き、目詰りの傾向は全くない。
従つて、本発明の目的は、 前記従来技術に関連する欠点を克服した有益な効果をも
たらす組成物を分配するための新規分配装置を提供する
こと、 組成物を制御された速度で長時間分配する新規分配装置
を提供すること、 構成が簡単であり、最小数の部品をもつて設計され、使
用が容易であり且つ操作に際して各種組成物、すなわち
活性物質を動物、鳥類、ヒトおよびその他の受容環境中
に制御しながら連続的に長期間投与することにより得ら
れるあらゆる実用的且つ有用な利益を示す新規且つ有用
な分配装置を提供すること、 その使用には処方の開始および終了にのみ介入が必要と
される特定時間に対する完全な薬品投与処方を可能にす
る新規な分配装置を提供すること、 高濃度の活性剤の含有が可能であり、その高濃度が装置
から洩れる傾向を示さず、また、その活性度が化学的劣
化により減少されることのない改良された分配装置を提
供すること、 浸透的に有効な溶質として使用され、外部液に対して浸
透圧勾配を示すことのできる製品を含有する新規製品分
配装置を提供すること、 製品を貯蔵に適した形態で含有することにより装置に改
良された保存寿命を与える製品分配装置を提供するこ
と、 局部的に作用或いは全身的に作用する薬品を投与して生
理的学或いは薬理学的効果を生成し、薬品を時間と共に
変わらない速度で放出する分配装置を提供すること、 通常の技術により加熱殺菌することのできる薬品をエス
テル塩などの各種生理化学的形態において含有する装置
を提供すること、 重合体壁形成材料を活性試薬或いは活性剤ともう一つの
浸透的に有効な化合物と組合わせて使用することによ
り、極めて低速乃至極めて高速の範囲の各種放出速度を
有すことのできる活性剤の分配装置を提供すること、 装置が活性剤を放出したのちに腐蝕或いは劣化する新規
且つ有用な腐蝕性或いは生物劣化性装置を提供するこ
と、 経口摂取、移植、或いは直腸、膣或いは眼球挿入用に設
計された各種形状および大きさにおいて上記特性を有す
る新規分配装置を提供することである。
発明の詳細な記載 本発明の新規装置は各室が浸透活性剤、吸収佐剤、薬品
およびプロドラッグを収容するのに適し、各室が外殻お
よび1以上の室分割壁により形成され、各室分割壁が隣
接室を連結する微小孔を任意に有し、外殻および室分割
壁が硬質微孔性材料よりなる1以上の室により構成され
る区画室、第一の被覆層が1室以外の全ての室の外殻を
被覆し、1室の外殻を微孔性薬品放出表面を曝露して残
して実質的に被覆し、および順次各々の上被覆はもう一
つの室以外の全ての室を完全に被覆し、そのもう一つの
室は実質的に被覆している半透性膜よりなる1層以上の
積層上被覆、および所望の流動特性が確立後に自然に除
去されるように設計された微孔性薬品放出表面の外部に
設けられ、これを被覆する薬品の迅速に放出される充填
投与量(aquick release loading dose of drug)を任
意に含んでなることを特徴とするものである。
本発明の2室を有する新規装置の上部は薬理学的に活性
な薬品或いはプロドラッグ、特に比較的不溶性薬品の比
較的可溶性プロドラッグ形態であってもよい浸透圧的に
活性な薬剤を含有する室(第1図(5)および第3図
(4))よりなる。その室の殻は比較的柔軟性がない
が、水に対して半透性であるように設計される。水に対
する半透性および適当な硬質度は、例えば比較的硬い、
好ましくは生物劣化性重合体の微孔性硬質殻(第1図
(2)および第3図(2))を適当な半透性物質(第1
図(1)および第3図(1))で被覆することにより得
ることができる。上部室の殻の孔は浸透活性剤で満たさ
れても或いは満たされなくてもよい。
新規装置の下室(第1図(6)および第3図(5))は
上部と同一の微孔性物質で外部的に形成することができ
るが、しかし、必ずしも薬品その他の有益な投与成分或
いは更に浸透圧的に活性な薬剤を任意に包含するそれの
適当な配合物で満たされている必要はない。上室および
下室は任意に2室に開放する小孔を有する室分割壁(第
1図(3)および第3図(3))により連結されおよび
分離されている。下室の殻の多孔度は装置の使用の際に
室内の圧力を外部に対してやや僅かに正圧を保つように
選ばれる。
操作時に、本発明の装置は直腸、筋肉、胃腸経路、膣或
いは盲嚢などの適当な箇所に導入される。装置の上部に
より曝されている半透膜の実質的な面積により、水が浸
透圧作用により隣接組織から上室に半透膜の水半透性に
より制御される速度で徐々に上部室に引込まれる。この
過程によりほぼ一定の速度で上部室に生成される水溶液
は、2室を連結する微孔性室分割壁或いは孔を通つて流
れ、ついに微孔性殻を通して下室に薬物を運び貯蔵す
る。輸送の総括的速度は半透性膜前後に形成される全浸
透圧容量流速および浸透圧的に生成される水性流体の単
位容積当りの装置表面に輸送される薬物の量により決定
される。
第1図においては、上室および下室を連結する孔は余り
流れに対して抵抗を与えない簡単な開口部として示され
ているが、本発明においてはその代りに制御弁を利用し
て本発明を特別の目的に使用する際に相当な改良を行う
ことができる。すなわち本発明の特徴の1つは低速流或
いはゼロオーダ輸送以外の輸送の方法を制御することの
可能性である。
この能力の1つの特別の態様は、孔の代りに一定の予め
選ばれた圧力が上部室にかかるまでは如何なる有意な流
れをも生ぜしめない弁を導入することである。この圧力
において流れが圧力が実質的に緩和されるまで生ずる。
この時点において弁は閉じ、現在の予備設定された圧力
が再び到達するまで開かない。この間欠的な流れ方は任
意の特別の要請に従つて薬物を装置の表面にパルス的に
輸送する。この様式の直腸薬物輸送は、吸収佐剤が共投
与される場合に特に有利である。連続的様式の輸送は吸
収組織に薬物および佐剤の両者を同時に高濃度を提供し
ない場合がある。パルス的輸送はこれがより有効に起こ
ることを可能にする。パルス間の間隔は10〜20分間
の短時間乃至数時間の長時間であり得る。
本発明のもう一つの実施態様は、最終的には薬物放出表
面として機能する微孔性殻の表面の薬品貯層の迅速に放
出される充填投与量の薬物を含むものである。これは装
置の挿入時に直ちにポンプ作用が生じないので望ましい
特徴である。
本発明の更にもう一つの実施態様は、単一の室が薬物そ
の他の有益物質および適当な浸透剤の両者を収容する第
4図に示されるものである。水は全装置の全ての壁を通
して吸収され、浸透圧は増大して生成した薬物溶液を装
置から曝露された微孔性殻を通じて押出す。薬物放出表
面の相当部分が露出されなければならない新規装置の実
施態様においては、適当な流動特性が達成されると自然
に除去されるキヤツプを使用することが便利である。自
然な除去はある所定内部浸透圧達成の結果であり、キヤ
ツプは徐々に生物腐蝕可能な材料により構成されてい
る。他方、キヤツプが体から容易に排出され得る場合に
は、それは極めて非透過性な材料で作ることができる。
もう一つの操作態様においては、キヤツプはその中に負
荷投与量の薬物その他の有益物質を分散して有する生物
腐蝕性物質により構成される。
その他の小さな変更を含む実施態様は当業者に自明のも
のであり、本明細書において本発明の一部として包含さ
れる。
本発明のもう一つの実施態様は、装置により補薬が共投
与されるか或いは活性佐剤が稀釈溶液により徐々に投与
される場合に特に望ましいものである。第1図或いは第
3図に示される構成は、佐剤が上室および/または下室
に含まれる場合にはしばしば十分なものであるが、場合
により第2図或いは第5図に示される設計が浸透圧剤お
よび佐剤の両者の選択においてより大きな柔軟性を提供
するものである。この構成において、比較的低透過性の
半透性外部障壁を有する最上室(第2図(7)或いは第
5図(6))に佐剤がおかれる3室がある。中間室は適
当な浸透剤を含有し、外部に対して比較的高度に半透性
の(水性)障壁表面を提供する。底部室は薬品貯槽とし
て機能する。この設計は浸透剤および佐剤の両者の選択
においてより大きな柔軟性を許容する。第1図或いは第
3図および第2図または第5図に示される設計間の実施
態様の差は、前者においては固体佐剤が上部室に佐剤お
よび浸透圧剤の両者の役割を果たして存在する場合に
は、佐剤は薬物貯槽の外部においてはほぼ飽和溶液とし
て作用する点にみられる。しかし、第二の構成において
は、水の第二室への浸入によりもたらされる稀釈効果に
より佐剤は実質的に稀釈された飽和未満濃度において輸
送することができる。これが本発明において各種薬物お
よび各種佐剤の使用に対して、本発明を利用する際のよ
り大きな柔軟性を許容し、ある薬についての一次的な最
適な態様へのより密接した接近を可能にする。
第2図に示される構成においては、第2および第3室の
間にバルブ系を置くことによりパルス化輸送を行うこと
が可能である。
本発明の新規装置において導入することのできる室数に
は制限がないが、各種特別の目的のためには、それは3
以下の室を有することが好ましく、1或いは2室のみを
有することが更に好ましい。
本発明の新規装置の外表面の大部分を形成する物質は半
透性である。例えば、水などの外液に対しては半透性で
あるが、しかし、装置内の選ばれた製品その他の化合物
に対しては実質的に非透過性である材料である。この材
料は一定時間後には非腐蝕性或いは生物腐蝕性のいずれ
でもよく、いずれの場合においても溶媒に対しては半透
性であるが、溶質に対しては透過性ではなく装置の外層
の構成に適したものである。壁形成用の典型的材料は浸
透膜および逆浸透膜として公知の膜が含まれ、例えば市
販の未可塑化セルロースアセテート、可塑化セルロース
アセテート、強化セルロースアセテート、11%窒素を
有する硝酸セルロース、セルロースジアセテート、セル
ローストリアセテート、寒天アセテート、アミロースト
リアセテート、ベータグルカンアセテート、ベータグル
カントリアセテート、セルロースアセテート、アセトア
ルデヒドジメチルアセテート、セルロースアセテートエ
チルカルバメート、セルロースアセテートフタレート、
セルロースアセテートメチルカルバメート、セルロース
アセテートスクシネート、セルロースアセテートジメタ
ミノアセテート、セルロースアセテートエチルカーボネ
ート、セルロースアセテートクロロアセテート、セルロ
ースアセテートエチルオギザレート、セルロースアセテ
ートメチルスルホネート、セルロースアセテートブチル
スルホネート、セルロースアセテートプロピオネート、
セルロースアセテートp−トルエンスルホネート、トリ
アセテートまたはイナゴガム豆、アセチル化ヒドロキシ
エチルセルロースを有するセルロースアセテート、ヒド
ロキシル化エチレン−ビニルアセテート、約10秒〜約
50秒の粘度を有するセルロースアセテートブチレー
ト、約17%の全ブチリル基および約29.5%のアセチ
ル基を有するセルロースアセテートブチレート、水透過
性を有し、実質的に溶質通過を示さない選択透過性芳香
族窒素含有重合体膜、エポキシド重合体から作られた浸
透膜、アルキレンオキシドとアルキルグリシジルエーテ
ルの共重合体から作られた浸透膜、半浸透性ポリウレタ
ン、半浸透性ポリグリコール或いはポリ乳酸およびその
誘導体、米国特許3,133,132号明細書に開示される如き
薄膜、イオン的に会合した高分子電解質の膜、米国特許
3,276,586号、3,541,005号、3,541,006号、3,546,142
号、3,173,876号などに開示されるポリカチオンおよび
ポリアニオンの共沈澱により形成される重合体ポリ(ナ
トリウムスチレンスルホネート)およびポリ(ビニルベ
ンジルトリメチル−アンモニウムクロリド)などのポリ
スチレンの誘導体などが挙げられる。一般的に飽和製器
溶液或いは飽和溶質溶液乃至使用温度における変動濃度
に対して常圧において0.01〜10cc/cm2/時間ま
たは日以上の液体透過性を有すると共に製品或いは溶質
に対して高度の不透過性を有する膜が有用であり、本発
明の範囲内のものである。
好ましい材料はセルロースアセテート類、特にセルロー
ストリアセテートである。
硬質殻が形成される微孔性材料は顕微鏡サイズの内部連
通孔或いは空隙に対して支持構造を与えるスポンジ様外
観を有するものとして説明することができる。これらの
材料は構造が断面表積中において均一である等方性であ
っても或いは構造が断面積中において非均一である異方
性であってもよい。孔は微孔性材料の両表面に開口部を
有する連続的孔で曲線、曲線−直線、ランダム配向した
連続孔およびその他の顕微鏡検査により識別可能な多孔
性通路などを含む規則的および不規則的形状の曲りくね
つた通路を介して連結されている孔であり得る。一般的
に多孔性材料は孔径、孔数、微孔通路の曲りくねりおよ
び孔径およ孔数に関連する多孔度により規定される。微
孔性材料の孔径は電子顕微鏡により材料の表面に観察さ
れる孔径を測定することにより容易に確認することがで
きる。一般的に5〜95%の孔を有し、10オングスト
ローム〜100ミクロンの孔径を有する材料を装置の作
成に使用することができる。微孔性構造を特徴付ける孔
径その他のパラメータは米国特許3,977,404号明細書に
記載されている流れ測定から得ることもできる。
微孔性材料は市販の材料であり、公知の方法により作る
ことができる。これらの材料は食刻核トラツキング法に
より、流動性重合体の溶液を凍結点以下に冷却すること
により溶媒が重合体中に分散した結晶の形態で溶液から
蒸発し、次いで重合体を硬化した後溶媒結晶を除去する
ことにより、孔が形成されるまで低温或いは高温で低温
遠心或いは高温遠心を行うことにより、重合体から適当
な溶媒により可溶性成分をこすことにより、イオン交換
反応により、および高分子電解質方法などにより作るこ
とができる。微孔性材料の調製方法は、R.E.Kesting
著:合成重合体膜、第4章および第5章、1971年、
McGraw Hill社刊;Chemical Reviews 限界過、第1
8巻373〜455頁、1934年;Polymer Eng.and
Sci.第11巻No.4、284〜288頁、1971年;
J.Appl.Poly.Sci.第15巻、811〜829頁1971
年;および米国特許3,565,259号、3,615,024号、3,751,
536号、3,801,692号、3,852,224号及び3,849,528号各明
細書に記載されている。
装置作成に有用な微孔性材料はカルボン酸エステル基が
重合体鎖中に繰返されている炭酸の線状ポリエステルよ
りなる微孔性ポリカーボネート類、ビスフエノールAの
ようなジヒドロキシ芳香族化合物のホスゲン化によつて
調製される微孔性材料、ポリ(ビニルクロライド)、ポ
リヘキサメチレンアジパミドのような微孔性ポリアミド
類、ポリ(ビニルクロライド)60%およびアクリロニ
トリル、スチレンアクリルおよびその共重合体などによ
り形成されるものを含む微孔性変性アクリル共重合体、
その線状鎖中のジフエニレンスルホン基により特徴付け
られる多孔性ポリスルホン類、ポリクロロエーテル類、
アセタール重合体、ジカルボン酸或いは無水物をアルキ
レンポリオールでエステル化して調製されるポリエステ
ル類、ポリ(アルキレンスルフイド)、フエノール性ポ
リエステル類、不斉多孔性重合体、架橋オレフイン重合
体、減少した嵩密度を有する疎水性或いは親水性微孔性
単独重合体、共重合体或いは酵母或いはインターポリマ
ー類および米国特許3,595,752号、3,643,178号,3,654,
066号、3709,774号、3,718,532号、3,803,061号、3,85
2,224号、3,853,601号および3,852,388号各明細書、英
国特許第1,126,849号およびChem.Abst.71巻4274
f,22572f,22573f(1969年)などに
記載されている材料を挙げることができる。
更に微孔性材料としては、ポリオレフイン類、ポリウレ
タン類、架橋鎖延長ポリウレタン類、米国特許3,524,75
3号の微孔性ポリウレタン類、ポリ(イミド類)、ポリ
(ベンズイミダゾール類)、コロジオン(11%窒素を
有する硝酸セルロース)、再生蛋白質類、準固体架橋ポ
リ(ビニルピロリドン)、米国特許3,565,259号に示さ
れる如き多価カチオンを高分子電解質ゾル中に拡散する
ことにより調製される微孔性材料、イオン的に会合した
高分子電解質の異方透過性微孔性材料、米国特許3,276,
589号、3,541,005号、3,541,006号および3,546,142号明
細書に記載される如きポリカチオンとポリアニオンの共
沈澱により形成される多孔性重合体、ポリ(ナトリウム
スチレンスルホネート)およびポリ(ビニルベンジルト
リメチルアンモニウムクロライド)のようなポリスチレ
ンの誘導体、米国特許3,615,024号及び3,646,178号及び
3,852,224号明細書に記載される如き微孔性材料が挙げ
られる。その他の微孔性材料としては時間経過と共に徐
々に腐蝕するもの或いは装置が薬品を放出後に腐蝕する
材料が挙げられ、例えば架橋ゼラチン或いは架橋ポリ
(ラクチド)、架橋ポリ(ビニルアルコール)およびポ
リ(グリコリド)を挙げることができる。
好ましい微孔性材料は前記セルロース、好ましくはセル
ローストリアセテートから製造される。
装置から放出され、溶質として機能することのできる物
質組成物の代表例としては、特に制限がなく、水性流体
例えば涙液、組織液、水、有機溶媒などに可溶な組成物
である。本明細書において用いられる「物質組成物」と
いう表現は、製品、活性剤、有益な薬剤などの用語を包
含するものであり、これらの用語は本発明において機能
的に同等のものである。これらの組成物は、それらは外
部媒体と装置内部の媒体間において溶媒濃度勾配を生成
するので浸透圧的に溶質として有効なものである。これ
らの組成物としては、有機および無機化合物例えばエフ
エドリン塩酸塩、エフエドリン硫酸塩、ヒドロキシアン
フエタミン、イソプロテレノール塩酸塩、カルバコー
ル、ピロカルピン塩酸塩、ピロカルピン硝酸塩、臭化デ
メカリウム、ヨウ化エコチオフエート、フイゾスチグミ
ンサリチレート、チモロールマレエート、ホマトロピン
塩酸塩、ホマトロピンメチルブロマイド、メススコポラ
ミン硝酸塩、アルベリンクエン酸塩、クロロフエノキサ
ミン塩酸塩、カルシウムパントテネートなどが挙げられ
る。投与することのできるその他の組成物は、投与装置
に近い関係にある箇所において生理学的或いは薬理学的
に有用な効果をもたらすもの、或いは装置からの放出点
から離れた箇所において生理学的或いは薬理学的応答を
生成する組成物具体的には、催眠薬、鎮静剤、精神付活
剤、精神安定剤、鎮咳剤、筋肉緩和剤、鎮痛剤、抗炎症
剤、麻酔剤、抗けいれん剤、抗潰瘍剤、抗菌剤、ホルモ
ン剤、心血管剤、利尿剤、抗腫瘍剤などが挙げられる。
組成物、薬物などはまた、各種形態例えば未荷電分子、
分子錯体の成分、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン
酸塩、硝酸塩、ホウ酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、酒石
酸塩、サリチル酸塩などの薬理学的に許容可能な塩であ
り得る。酸性薬品に対しては金属塩、アミン類或いは有
機カチオン、例えば四級アンモニウムを使用することが
できる。更に、良好な溶解度特性を有する薬物の簡単な
誘導体、例えばエステル類、エーテル類、アミド類など
も本発明の目的に適したものである。また、水に不溶性
の製品或いは薬品もまたその水溶性誘導体の形態として
使用することができ、溶質として有効に機能し、またそ
の装置からの放出に際しては酵素による転換、体のpHに
よる加水分解その他の代謝方法により元の形或いは生物
学的に活性体に転換される。更に、また薬物配合物は公
知の各種形態例えば溶液、分散液、ペースト、クリー
ム、粒子、顆粒、錠剤、乳剤、懸濁物、粉末などの各種
形態を取り得る。
装置から制限された溶解度を有する組成物、製品、医薬
品などを放出することが望まれる場合には、有機および
無機化合物を包含する各種浸透圧的に有効な溶質を有利
に使用することができる。ここにおいて用いられる「制
限された溶解度」とは、化合物が外部流体中に約1重量
%未満の溶解度を有すること、すなわち、溶液中の化合
物の重量のその溶液の水の重量に対する比が1%未満で
あることを意味する。この用語は、この分野における組
成物の低い、僅かなおよび中程度の溶解度を含むもので
ある。装置内に閉じこめられる浸透的に有効な化合物或
いは溶質は、装置の実質的な作動力でありそれらは膜を
通して外部流体に浸透圧勾配を示すのに対し、膜は浸透
的に有効な溶質の通過に対しては実質的に非透過性であ
り、膜を通じてのそれの損失を防止する。これらの溶質
は、溶質或いは溶質と組成物活性試薬製品などとの混合
物を区画室内に充填する前に分配或いは均一的に或いは
不均一的に混合して、或いは溶質および組成物を区画室
内に充填後に自己混合することにより使用するのが便利
である。実施に際して、これらの溶質は、流体を装置内
に浸透圧により吸引し、溶質の溶液を生成し、それが装
置から放出される際に同時に一緒に未溶解および溶解組
成物、製品、薬物などを輸送する。各種浸透的に有効な
溶質としては、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、
硫化ナトリウム、塩化リチウム、硫酸カリウム、炭酸カ
リウム、亜硫酸ナトリウム、硫酸リチウム、重炭酸カル
シウム、硫酸ナトリウム、硫酸カルシウム、酸性リン酸
カリウム、乳酸カルシウム、コハク酸マグネシウム、酒
石酸、ラフイノース、グルコースなどの可溶性炭水化
物、それらの混合物などの化合物が挙げられる。当初過
剰に存在する固体の溶質は、任意の適当な物理的形状例
えば粒子、結晶、ペレツト、錠剤、細片、膜、顆粒など
の形態であり得る。好ましい浸透圧剤は塩化ナトリウ
ム、硫酸ナトリウムおよび重炭酸カルシウムである。
更に、組成物および組成物溶質は組成物または製品をバ
インダーと混合することにより混合形態において使用す
ることができる。粉末状、顆粒状、細片などの形態の製
品を、均一的に或いは不均一的に、水溶性或いは水不溶
性であるが、水と接触時に製品を放出するバインダー中
に分散する。水溶性バインダーの代表例としてはポリエ
チレングリコール、ゼラチン、寒天、カルボキシセルロ
ース、エチルメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、水溶性デンプン誘導体など
が挙げられる。組成物の約1〜50%を占めることので
きる水不溶性のバインダーの代表例としては、セルロー
スアセテート、ポリウレタン、エポキシド類および構造
体の孔中への水の自由な動きを可能にして製品をバイン
ダーから輸送するその他の不溶性バインダーが挙げられ
る。
装置内に存在する組成物の量は、可溶性であるか或いは
その誘導体が可溶性であるかの如何に拘らず通常限定さ
れず、装置を浸透圧により作動させるために必要な組成
物の量よりも多いか或いは等しい量であり、装置からの
放出に際し、製品の望ましい効果をもたらす量である。
本発明には各種用途のための各種寸法および形状の多様
な装置が含まれるので、装置内に含有される製品の量に
ついては何等の限定的な上限は存在しない。下限は浸透
活性、製品の放出の間隔およびその活性により異なる。
一般的に装置は、装置の容積に対する製品或いは製品お
よび溶質の重量に基いて約0.01%〜90%以上の製
品或いは製品および溶質の混合物を含有する。典型的に
は装置は、1時間、1日或いはそれ以上の時間当り液中
に含有される製品の0.01〜5cc以上を、例えば1〜
10日間当り1cc〜10ccの製品溶液を放出するような
大きさおよび形態であり得る。
本発明の新規投与装置の室を分離する壁内に任意に設け
られる米国特許3,845,770号に設明される如き微細孔は
約2×10−3〜約8×10−3cm長さおよび約0.3
×10−3〜約5×10−3cm直径である。
本発明の新規装置の製造に関連する技術は薬品技術上に
公知である。
実施例 100mgのナトリウムインドメタシン三水和物および重
炭酸カリウムを0.12cm2の表面積を有する錠剤に圧
縮成形する。この錠剤に25%多孔率および0.025cm
の厚さのセルローストリアセテートの微多孔性層を被覆
する。孔の平均径は20μ半径である。この錠剤に次い
で約0.07ml/時の容量流速を与えるセルローストリ
アセテートの半透膜でさらに被覆する。この被覆層は錠
剤面積の20%の未被覆多孔層を残す。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は直腸座薬に適した形状の本発明の新規投与
系統の具体例であるが、これらは例示のものにすぎず同
様な機能を有するその他の投与態様の他の形状および寸
法も本発明の範囲に属するものである。 第1図は本発明の2室を有する新規装置であり、半透性
膜の被覆層1、微細孔硬質殻2、分割壁3、通孔4、浸
透剤を含有する分離室5、および活性剤を含有する室6
を示す。 第2図はまた3室を有する本発明の新規装置の断面図で
あり、比較的耐浸透性な膜の被覆層1、比較的透過性半
透膜2、微孔性殻3、分離壁4および5、通孔6、吸収
佐剤を含有する室7、浸透剤を含有する室8、および活
性剤を含有する室9を示す。 第3図は2室を有する本発明の新規装置の一つの実施態
様の断面図であり、半透性膜の被覆層1、微孔性硬質殻
2、分離壁3、浸透剤を含有する室4、および活性剤を
含有する室5を示す。 第4図は、本発明の1室を有する新規装置の一つの実施
態様の断面図であり、半透性膜の被覆層1、微孔性硬質
殻2、および自然除去を意図されたキヤツプ3を示す。 第5図はまた、本発明の3室を有する新規装置の断面図
であり、比較的耐浸透性な膜の被覆層1、比較的透過性
の半透性膜2、微孔性殻3、分割壁4および5、分離室
6,7および8を示す。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬品その他の有益物質投与のための経口摂
    取、移植、直腸、膣又は眼球への挿入に適した形状及び
    寸法を有する浸透投与装置であって、 2以上の連続した室を含み、各室が浸透活性剤、吸収佐
    剤、薬剤及びプロドラックを収容するのに適し、各室が
    外殻及び少なくとも一つの室分割壁により形成され、各
    室分割壁が隣接室を連結する微小通孔を任意に有し、外
    殻および室分割壁が硬質微孔性材料よりなる区画室;少
    なくとも一つの半透性膜よりなる連続した被覆層であっ
    て、第1の被覆層は、1室以外のすべての室の外殻を完
    全に被覆すると共に、第1室の外殻を微孔性薬剤放出面
    を露出させつつ実質的に被覆し、各連続した被覆層は、
    少なくとも一つの室以外のすべての室を完全に被覆する
    と共に該少なくとも一つの室を実質的に被覆している被
    覆層;及び前記微孔性薬剤放出面の外部を被覆する薬剤
    の迅速放出充填量を任意に含むことを特徴とする浸透投
    与装置。
  2. 【請求項2】2又は3個の連続した室を含む区画室を含
    み、各室が浸透活性剤、吸収佐剤、薬剤およびプロドラ
    ッグを収納するのに適し、各室が外殻及び1または2の
    室分割壁により形成され、各室分割壁が隣接室を連結す
    る微細通孔を任意に有し、外殻および室分割壁が硬質微
    孔性材料よりなり、半透性膜の被覆層が1室以外のすべ
    ての室の外殻を完全に被覆すると共に、残りの室の外殻
    を実質的に被覆し、3室を有する実施態様においては、
    追加の被覆層が1室の外殻および第1の被覆層を完全に
    被覆すると共に、第2室の外殻および第1の被覆層を実
    質的に被覆する特許請求の範囲第1項記載の浸透投与装
    置。
  3. 【請求項3】2室を含む区画室を含み、各室が外殻およ
    び室分割壁により形成され、室分割壁が隣接室を連結す
    る微細通孔を任意に有し、外殻および室分割壁が硬質微
    孔性材料よりなり、半透性膜の被覆層が1室の外殻を完
    全に被覆し、残りの室の外殻を実質的に被覆する特許請
    求の範囲第1項記載の浸透投与装置。
  4. 【請求項4】外殻および被覆層の半透性膜の微孔性材料
    が、セルロースアセテートから製造される特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の浸透投与装
    置。
  5. 【請求項5】薬剤放出面を有する室と隣接の室を連結す
    る微小通孔が圧力作動される調整弁である特許請求の範
    囲第4項記載の浸透投与装置。
  6. 【請求項6】各室が浸透活性剤、吸収佐剤、薬剤及びプ
    ロドラッグを収納するのに適した2あるいは3個の連続
    した室を有する区画室を含む特許請求の範囲第1項記載
    の浸透投与装置。
  7. 【請求項7】第1室が浸透活性剤を収納するのに適し、
    第2室が薬物その他の有益物質を収納するのに適したも
    のである2室よりなる特許請求の範囲第1項記載の浸透
    投与装置。
  8. 【請求項8】薬品その他の有益物質投与のための経口摂
    取、移植、直腸、膣又は眼球への挿入に適した形状及び
    寸法を有する浸透投与装置であって、 1室を含み、該室が浸透活性剤、吸収佐剤、薬剤及びプ
    ロドラッグを収容するのに適し、該室が外殻により形成
    され、該外殻が硬質微孔性材料よりなる区画室;少なく
    とも一つの半透性膜よりなる連続した被覆層であって、
    第1の被覆層は、1室以外のすべての室の外殻を完全に
    被覆すると共に、該1室の外殻を微孔性薬剤放出面を露
    出させつつ実質的に被覆し、各連続した層は少なくとも
    一つの室以外のすべての室を完全に被覆すると共に、該
    少なくとも一つの室を実質的に被覆している被覆層;及
    び前記微孔性薬剤放出面の外部を被覆する薬剤の迅速放
    出充填量を任意に含むことを特徴とする浸透投与装置。
  9. 【請求項9】外殻および被覆層の半透膜の微孔性材料が
    セルロースアセテートから製造される特許請求の範囲第
    8項記載の浸透投与装置。
  10. 【請求項10】薬品その他の有益物質投与のための経口
    摂取、移植、直腸、膣又は眼球への挿入に適した形状及
    び寸法を有する浸透投与装置であって、 2以上の連続した室を含み、各室が浸透活性剤、吸収佐
    剤、薬剤及びプロドラッグを収容するのに適し、各室が
    外殻及び少なくとも一つの室分割壁により形成され、各
    室分割壁が隣接室を連結する微小通孔を任意に有し、外
    殻および室分割壁が硬質微孔性材料よりなる区画室;少
    なくとも一つの半透性膜よりなる連続した被覆層であっ
    て、第1の被覆層は、1室以外のすべての室の外殻を完
    全に被覆すると共に、第1室の外殻を微孔性薬剤放出面
    を露出させつつ実質的に被覆し、各連続した被覆層は、
    少なくとも一つの室以外のすべての室を完全に被覆する
    と共に該少なくとも一つの室を実質的に被覆している被
    覆層;前記微孔性薬剤放出面の外部を被覆する薬剤の迅
    速放出充填量を任意に含み;及び前記微孔性薬剤放出面
    を被覆し、薬剤放出時に除去されるキヤップを含むこと
    を特徴とする浸透投与装置。
  11. 【請求項11】外殻および被覆層の半透膜の微孔性材料
    がセルロースアセテートから製造される特許請求の範囲
    第10項筋記載の浸透投与装置。
  12. 【請求項12】第1室が浸透活性剤を収納するのに適
    し、第2室が薬物その他の有益物質を収納するのに適し
    たものである2室よりなる特許請求の範囲第11項記載
    の浸透投与装置。
  13. 【請求項13】薬品その他の有益物質投与のための経口
    摂取、移植、直腸、膣又は眼球への挿入に適した形状及
    び寸法を有する浸透投与装置であって、 1室を含み、該室が浸透活性剤、吸収佐剤、薬剤及びプ
    ロドラッグを収容するのに適し、該室が外殻により形成
    され、該外殻が硬質微孔性材料よりなる区画室;少なく
    とも一つの半透性膜よりなる連続した被覆層であって、
    第1の被覆層は、1室以外のすべての室の外殻を完全に
    被覆すると共に、該1室の外殻を微孔性薬剤放出面を露
    出させつつ実質的に被覆し、各連続した層は少なくとも
    一つの室以外のすべての室を完全に被覆すると共に、該
    少なくとも一つの室を実質的に被覆している被覆層;前
    記微孔性薬剤放出面の外部を被覆する薬剤の迅速放出充
    填量を任意に含み;及び前記微孔性薬剤放出面を被覆
    し、薬剤放出時に除去されるキャップを含むことを特徴
    とする浸透投与装置。
  14. 【請求項14】外殻および被覆層の半透膜の微孔性材料
    がセルロースアセテートから製造される特許請求の範囲
    第13項記載の浸透投与装置。
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