JPH061487U - 排水桝用蓋 - Google Patents

排水桝用蓋

Info

Publication number
JPH061487U
JPH061487U JP4244392U JP4244392U JPH061487U JP H061487 U JPH061487 U JP H061487U JP 4244392 U JP4244392 U JP 4244392U JP 4244392 U JP4244392 U JP 4244392U JP H061487 U JPH061487 U JP H061487U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
receiver
rotated
seal ring
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4244392U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2547305Y2 (ja
Inventor
隆 倉嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4244392U priority Critical patent/JP2547305Y2/ja
Publication of JPH061487U publication Critical patent/JPH061487U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2547305Y2 publication Critical patent/JP2547305Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開け閉めが楽にできると共に、蓋受体と蓋本
体との間の水密性を保持することができる排水桝用蓋を
提供する。 【構成】 排水桝5の掃除口51に嵌着される円筒状の
蓋受体1と、この蓋受体1に嵌着される筒状部22を有
する蓋本体2とを備え、前記蓋本体2を一方向に回動さ
せると蓋本体2が蓋受体1の筒状部22の内部で下降し
て蓋受体1に固定され、前記蓋本体2を他方向に回動さ
せると蓋本体2が蓋受体1の筒状部22の内部で上昇し
て蓋受体1から取り外し可能となる排水桝用蓋におい
て、前記蓋受体1の内部に、前記蓋本体2を下がる方向
へ回動させた時に蓋本体2に押し下げられる中板3が設
けられ、この中板3の外縁と蓋受体1の内面との間に、
前記中板3が押し下げられた時に圧縮するシールリング
4が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家庭用雑排水などの排水管の途中に設けられた排水桝の掃除口に取 り付けられる蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
排水管の途中に設けられた排水桝の掃除口に取り付けられる蓋には、一方向に 回すと下降し、シールリングが圧縮することによって水密性が向上し、他方向に 回すと上昇し、取り外しが可能となる構造のものがある。実開平4−30156 号公報に記載されている排水桝用蓋はその代表的なもので、その構造は次の通り である。
【0003】 すなわち、前記蓋は、排水桝の掃除口に嵌着される円筒状の蓋受体と、この蓋 受体に嵌着される円筒部を有する蓋本体とで構成されている。そして、前記蓋受 体の内面には、複数の突起が周方向に間隔を置いて形成され、前記蓋本体の円筒 部の外表面には、下面が同一方向に傾斜した複数のガイドが周方向に間隔を置い て形成されていると共に、各ガイドの一端から所定の間隔を隔てた位置にストッ パが形成され、かつシールリングが装着されている。従って、ガイドの下面を突 起の上面に当て、蓋本体を押し下げる方向に回動させると、突起の下面がストッ パの上面に接触した時に蓋本体の上下方向の動きが規制され、その結果、蓋本体 が蓋受体に固定されるようになっている。また、このとき、蓋本体が押し下げら れることによってシールリングが蓋本体と蓋受体との間で圧縮され、よって、そ の間の水密性が向上する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の排水桝用蓋にあっては、蓋本体の円筒部の外 周に、蓋受体と蓋本体との間の水密性を向上させるためのシールリングが装着さ れていたために、蓋本体を回動させるとシールリングが蓋本体と一緒に回動して しまい、シールリングと蓋受体との間に生じる摩擦により蓋本体の回動抵抗が大 きくなって開け閉めに支障をきたしたり、また、シールリングに捻れが生じて水 密性を保持できなくなるという問題が生じていた。
【0005】 本考案は、上記従来の問題に着目し、開け閉めが楽にできると共に、蓋受体と 蓋本体との間の水密性を保持することができる排水桝用蓋を提供することを目的 としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の排水桝用蓋は、排水桝の掃除口に嵌着さ れる筒状の蓋受体と、この蓋受体に嵌着される筒状部を有する蓋本体とを備え、 前記蓋本体を一方向に回動させると蓋本体が蓋受体の内部で下降して蓋受体に固 定され、前記蓋本体を他方向に回動させると蓋本体が蓋受体の内部で上昇して蓋 受体から取り外し可能となる排水桝用蓋において、前記蓋受体の内部に、前記蓋 本体を下がる方向へ回動させた時に蓋本体に押し下げられる中板が設けられ、こ の中板の外縁と蓋受体の内面との間に、前記中板が押し下げられた時に圧縮する シールリングが設けられている。
【0007】
【作用】
本考案の排水桝用蓋では、蓋本体が蓋受体に固定される方向に回動させると、 蓋本体が蓋受体の内部で下降し、それに伴って中板が蓋本体によって押し下げら れ、シールリングがその下向きの力によって中板の外縁と蓋受体の内面との間で 圧縮する。よって、シールリングと中板の外縁ならびに蓋受体の内面との密着性 が高まり、水密性が確保される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1および図2に基づいて詳述する。図1は本実施例 の排水桝用蓋を示す分解図、図2は本実施例の排水桝用蓋を示す平面図、図3は 図2の III−III 断面図で、図中1は蓋受体、2は蓋本体、3は中板、4はシー ルリングである。
【0009】 前記蓋受体1は、中程部から一端側と他端側とでは口径が異なる円筒状に形成 されており、口径が小さい小径部11が、排水桝5の掃除口51に嵌着される。 また、この蓋受体1は、前記小径部11の内面には周方向に連続する突条12が 形成され、大径部13の内面には周方向に一定の間隔を置いて複数の突起14が 形成されている。
【0010】 前記蓋本体2は、円形状の天板部21の外周に筒状部22が垂下されており、 前記筒状部22が、前記蓋受体1の内側に嵌着される。また、この蓋本体2は、 天板部21の上面に、蓋本体2を回動させる時にレンチなどの工具を挿入する丸 孔23と、蓋本体2を持ち上げる時に手を挿入する長孔24とが形成され、外表 面には、下面が同一方向に傾斜した複数のガイド25が周方向に間隔を置いて形 成されていると共に、各ガイド25の一端から所定の間隔を隔てた位置にストッ パ26が形成されている。つまり、図1に矢印で示したように、ガイド25の下 面に沿って突起14が上がる方向に蓋本体2を回動させると、蓋本体2が蓋受体 1の内部で下降し突起14の下面がストッパ26の上面に接触した時に蓋本体2 の上下方向の動きが規制されて蓋本体2が蓋受体1に固定される。また、逆にガ イド25の下面に沿って突起14が下がる方向に蓋本体2を回動させると、蓋本 体2が蓋受体1の内部で上昇し、前記固定が解除されて蓋本体2を蓋受体1から 取り外すことができるようになる。また、前記丸孔23ならびに長孔24は、内 面が円弧状に形成されており、中に入った土砂や砂を楽に除去できるようになっ ている。
【0011】 前記中板3は、円形状の板部31の外縁部下面に突出リング32が形成されて おり、前記蓋受体1の内部に挿入されている。また、この中板3は、板部31の 上面に把手33が突設されている。
【0012】 前記シールリング4は、前記中板3の外縁と、蓋受体1の内面との間に設けら れている。また、このシールリング4は、前記中板3の突出リング32の外周に 装着されており、前記蓋受体1の小径部11に形成された突条12と係合してい る。
【0013】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0014】 蓋本体2が蓋受体1に固定される方向に蓋本体2を回動すると、蓋本体2が蓋 受体1内で下降し、それに伴って中板3が蓋本体2によって押し下げられ、シー ルリング4がその下向きの力によって中板3の外縁と蓋受体1の内面との間で圧 縮する。よって、シールリング4と中板3の外縁ならびに蓋受体1の内面との密 着性が高まり、水密性が確保される。
【0015】 また、逆の方向に蓋本体2を回動すると、蓋本体2が蓋受体1内で上昇し、固 定が解除されて蓋受体1からの取り外しが可能になる。そこで、排水桝5内を掃 除する場合には、蓋本体2を取り外した後、中板3を蓋受体1から取り出せば、 掃除口51が広く開放されるので、排水桝5内の見通しがよいと共に、掃除道具 の出し入れが楽に行なえる。
【0016】 このように、本実施例では、蓋本体2を回動させる時、蓋本体2は中板3の上 面に沿って摺動するので、摩擦による回動抵抗が大きくなく、楽に開け閉めでき る。また、シールリング4は、下向きに作用する力によって圧縮するので、捻れ が生じないで水密性が保持できるようになっている。
【0017】 以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更 等があっても本考案に含まれる。例えば、実施例では、蓋受体に突起を設け、蓋 受体に突条とストッパとを設けたが、突起を蓋受体に設け、突条とストッパを蓋 受体に設けてもよい。また、土砂やゴミの詰まりをなくすために、蓋本体に形成 されている丸孔や長孔にキャップを取り付けてもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の排水桝用蓋にあっては、蓋本体を回動させる時、 蓋本体は中板の上面に沿って摺動するので、摩擦による回動抵抗が大きくなく、 楽に開け閉めできる。また、シールリングは、下向きに作用する力によって圧縮 するので、捻れが生じないで水密性が保持できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の排水桝用蓋を示す分解図である。
【図2】本実施例の排水桝用蓋を示す平面図である。
【図3】図2の III−III 断面図である。
【符号の説明】
1 蓋受体 2 蓋本体 22 筒状部 3 中板 4 シールリング 5 排水桝 51 掃除口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水桝の掃除口に嵌着される筒状の蓋受
    体と、この蓋受体に嵌着される筒状部を有する蓋本体と
    を備え、前記蓋本体を一方向に回動させると蓋本体が蓋
    受体の内部で下降して蓋受体に固定され、前記蓋本体を
    他方向に回動させると蓋本体が蓋受体の内部で上昇して
    蓋受体から取り外し可能となる排水桝用蓋において、前
    記蓋受体の内部に、前記蓋本体を下がる方向へ回動させ
    た時に蓋本体に押し下げられる中板が設けられ、この中
    板の外縁と蓋受体の内面との間に、前記中板が押し下げ
    られた時に圧縮するシールリングが設けられていること
    を特徴とする排水桝用蓋。
JP4244392U 1992-06-19 1992-06-19 排水桝用蓋 Expired - Fee Related JP2547305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4244392U JP2547305Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 排水桝用蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4244392U JP2547305Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 排水桝用蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH061487U true JPH061487U (ja) 1994-01-11
JP2547305Y2 JP2547305Y2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=12636223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4244392U Expired - Fee Related JP2547305Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 排水桝用蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2547305Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133130A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kubota Ci Kk
JP2017115386A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社クボタケミックス 掃除口付管継手
JP2019060457A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 積水化学工業株式会社 掃除口継手

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133130A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kubota Ci Kk
JP2017115386A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社クボタケミックス 掃除口付管継手
JP2019060457A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 積水化学工業株式会社 掃除口継手

Also Published As

Publication number Publication date
JP2547305Y2 (ja) 1997-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11358760B2 (en) Straw lid assembly
JPH061487U (ja) 排水桝用蓋
KR20090008583U (ko) 에이드 캡
JPH024054Y2 (ja)
JPH0224770Y2 (ja)
JPH074207Y2 (ja) 蓋付き容器
ATE409008T1 (de) Behälter für infektösen müll mit verschlussdeckel zum zeitweiligen verschliessen
JPH074549U (ja) 蓋と受枠との間のパッキング構造
JPS636043Y2 (ja)
JPS591969Y2 (ja) 液体充填容器の注出口具
JPS6090151A (ja) 容器、中栓及び外蓋から成る組合せ
JPS636036Y2 (ja)
KR102207170B1 (ko) 싱크 배수장치
KR200197515Y1 (ko) 용기
JPS6016697Y2 (ja) 流し用ストレ−ナ−の口蓋
KR970005836Y1 (ko) 용기의 뚜껑개폐장치
JPH0653664U (ja) 排水装置
KR870001416Y1 (ko) 고정 니이들 밸브를 구비한 수도꼭지
JPH0617878Y2 (ja) マンホールの蓋
CN2284032Y (zh) 带重力式阀的热水瓶塞
JPH0213317Y2 (ja)
ES270998Y (es) Tapa en forma de casquete.
JPS6323462Y2 (ja)
JP3037138U (ja) 収納容器
JP2518673Y2 (ja) 排水管路の開口部構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees