JPH06148465A - バンドルライトガイド用光コネクタ - Google Patents
バンドルライトガイド用光コネクタInfo
- Publication number
- JPH06148465A JPH06148465A JP4319498A JP31949892A JPH06148465A JP H06148465 A JPH06148465 A JP H06148465A JP 4319498 A JP4319498 A JP 4319498A JP 31949892 A JP31949892 A JP 31949892A JP H06148465 A JPH06148465 A JP H06148465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- inner diameter
- bundle
- optical connector
- light guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数本の光ファイバ素線が平行かつ密の高い
占積率で配列され、発光源側との結合効率の高いバンド
ルライトガイド用光コネクタを提供する。 【構成】 スリーブ2を平常時の内径がきつく締め付け
られたバンドル光ファイバ外径D0より大きな内径D1
で、光コネクタ本体5へ挿入され締め付けられた時の内
径が前記内径D1から前記外径D0より僅かに大きな内
径D2に変化するようスリット4を設けた割スリーブで
構成し、光コネクタ本体5はバンドルライトガイド14
のシース層13の端部と嵌合する内径D6のスリーブ挿
入部6,光コネクタ本体5に挿入締め付けた時のスリー
ブ外径D3より僅かに大きな内径D4のスリーブ固定部
8,スリーブ挿入部6とスリーブ固定部8間に設けられ
前記内径D4より大きく、かつ前記内径D6より小さな
内径D5の中間部7及び該中間部7と前記スリーブ固定
部8間に設けられ中間部7側から固定部8側に向かい内
径が徐々に小さくなる流線型状の曲面10からなる内孔
を設けた光コネクタ本体5で構成する。
占積率で配列され、発光源側との結合効率の高いバンド
ルライトガイド用光コネクタを提供する。 【構成】 スリーブ2を平常時の内径がきつく締め付け
られたバンドル光ファイバ外径D0より大きな内径D1
で、光コネクタ本体5へ挿入され締め付けられた時の内
径が前記内径D1から前記外径D0より僅かに大きな内
径D2に変化するようスリット4を設けた割スリーブで
構成し、光コネクタ本体5はバンドルライトガイド14
のシース層13の端部と嵌合する内径D6のスリーブ挿
入部6,光コネクタ本体5に挿入締め付けた時のスリー
ブ外径D3より僅かに大きな内径D4のスリーブ固定部
8,スリーブ挿入部6とスリーブ固定部8間に設けられ
前記内径D4より大きく、かつ前記内径D6より小さな
内径D5の中間部7及び該中間部7と前記スリーブ固定
部8間に設けられ中間部7側から固定部8側に向かい内
径が徐々に小さくなる流線型状の曲面10からなる内孔
を設けた光コネクタ本体5で構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光源からの光を任意の場
所に効率よく導き照射させるのに用いられるバンドルラ
イトガイド用光コネクタに関するものである。
所に効率よく導き照射させるのに用いられるバンドルラ
イトガイド用光コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバンドルライトガイド用光コネク
タの要部断面図を図3示す。一般に、バンドルライトガ
イド14はコアとクラッド、あるいは前記クラッド上に
さらにプリコート層が施された光ファイバ素線を数本〜
数百本の束ねたバンドル光ファイバ11の外周にPVC
押出し等により絶縁シース層13を設けて構成されてい
る。
タの要部断面図を図3示す。一般に、バンドルライトガ
イド14はコアとクラッド、あるいは前記クラッド上に
さらにプリコート層が施された光ファイバ素線を数本〜
数百本の束ねたバンドル光ファイバ11の外周にPVC
押出し等により絶縁シース層13を設けて構成されてい
る。
【0003】そして、バンドルライトガイド用光コネク
タの製作は次のようにして行われていた。まず、バンド
ルライトガイド14の端末側シース層13を所定長剥離
し、バンドル光ファイバ11の端末側を露出させる。そ
して、該バンドル光ファイバ11の露出部分を糸などで
きつく締め付け端末側の露出部分に接着剤16を塗布す
る。
タの製作は次のようにして行われていた。まず、バンド
ルライトガイド14の端末側シース層13を所定長剥離
し、バンドル光ファイバ11の端末側を露出させる。そ
して、該バンドル光ファイバ11の露出部分を糸などで
きつく締め付け端末側の露出部分に接着剤16を塗布す
る。
【0004】次に、図4に図示する如く、真鍮またはス
テンレス等からなる円筒状スリーブ3に端末側15の露
出部分に接着剤16が塗布されたバンドル光ファイバ1
1を挿入して固着する。前記スリーブ3は、バンドル光
ファイバ11の挿入部側となる内孔部分はテーパ状に形
成されており、前記テーパ部に延設されバンドル光ファ
イバ11の固定部となる内孔部分の内径はきつく締め付
けられたバンドル光ファイバ外径D0より僅かに大きな
内径D7に形成されている。
テンレス等からなる円筒状スリーブ3に端末側15の露
出部分に接着剤16が塗布されたバンドル光ファイバ1
1を挿入して固着する。前記スリーブ3は、バンドル光
ファイバ11の挿入部側となる内孔部分はテーパ状に形
成されており、前記テーパ部に延設されバンドル光ファ
イバ11の固定部となる内孔部分の内径はきつく締め付
けられたバンドル光ファイバ外径D0より僅かに大きな
内径D7に形成されている。
【0005】そして、前記スリーブ3がバンドル光ファ
イバ11の端末に挿入固着されたバンドルライトガイド
14を、スリーブ挿入部6とスリーブ固定部8との中間
部7に接着剤16を塗布した光コネクタ本体5に挿入固
着せしめ、バンドルライトガイド用光コネクタ1を製作
していた。なお、前記スリーブ3は、前記バンドル光フ
ァイバ11とバンドルライトガイド14およびスリーブ
3を光コネクタ本体5へ挿入固着させるために必要であ
る。また、スリーブ3に挿入固着されたバンドル光ファ
イバ11を一体研磨する場合にも必要となるものであ
る。
イバ11の端末に挿入固着されたバンドルライトガイド
14を、スリーブ挿入部6とスリーブ固定部8との中間
部7に接着剤16を塗布した光コネクタ本体5に挿入固
着せしめ、バンドルライトガイド用光コネクタ1を製作
していた。なお、前記スリーブ3は、前記バンドル光フ
ァイバ11とバンドルライトガイド14およびスリーブ
3を光コネクタ本体5へ挿入固着させるために必要であ
る。また、スリーブ3に挿入固着されたバンドル光ファ
イバ11を一体研磨する場合にも必要となるものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述された従来のバン
ドルライトガイド用光コネクタでは、バンドル光ファイ
バを挿入する円筒状スリーブの内径がきつく締め付けら
れたバンドル光ファイバ外径より僅かに大きいだけであ
った。このため、光ファイバ素線の外径にばらつきが生
じバンドル光ファイバ外径が少しでも大きくなると、バ
ンドル光ファイバをスリーブへ挿入させる作業は極めて
困難であり、バンドル光ファイバを大きな力で無理にス
リーブへ押し込もうとするとバンドル光ファイバの一部
素線が断線して発光素子等との結合効率が低下してしま
う難点があった。
ドルライトガイド用光コネクタでは、バンドル光ファイ
バを挿入する円筒状スリーブの内径がきつく締め付けら
れたバンドル光ファイバ外径より僅かに大きいだけであ
った。このため、光ファイバ素線の外径にばらつきが生
じバンドル光ファイバ外径が少しでも大きくなると、バ
ンドル光ファイバをスリーブへ挿入させる作業は極めて
困難であり、バンドル光ファイバを大きな力で無理にス
リーブへ押し込もうとするとバンドル光ファイバの一部
素線が断線して発光素子等との結合効率が低下してしま
う難点があった。
【0007】前記難点を解決するためにスリーブ内径を
大きくしたり、光ファイバ素線の本数を減らせば、スリ
ーブへのバンドル光ファイバ挿入作業は容易になり、バ
ンドル光ファイバ素線の断線は防止される。しかしなが
ら、この場合にはスリーブ内の光ファイバ素線が密でな
く光ファイバ素線の占積率が低下し、バンドルライトガ
イドと発光素子等との結合効率が低下する難点があっ
た。また、光ファイバ素線の配列状態が不平行になり易
く、光ファイバ素線が断線し易いといった難点が残って
しまった。
大きくしたり、光ファイバ素線の本数を減らせば、スリ
ーブへのバンドル光ファイバ挿入作業は容易になり、バ
ンドル光ファイバ素線の断線は防止される。しかしなが
ら、この場合にはスリーブ内の光ファイバ素線が密でな
く光ファイバ素線の占積率が低下し、バンドルライトガ
イドと発光素子等との結合効率が低下する難点があっ
た。また、光ファイバ素線の配列状態が不平行になり易
く、光ファイバ素線が断線し易いといった難点が残って
しまった。
【0008】本発明はこれら難点が解消し、光ファイバ
素線の占積率が高く、作業性に優れたバンドルライトガ
イド用光コネクタを提供しようとするものである。
素線の占積率が高く、作業性に優れたバンドルライトガ
イド用光コネクタを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】コアとクラッド、あるい
は前記クラッド上にさらにプリコート層を施した光ファ
イバ素線を複数本束ねたバンドル光ファイバ外周にシー
ス層、あるいは緩衝層とシース層をを設けたバンドルラ
イトガイドの端末側シース層を所定長剥離し、シース層
剥離部分をきつく締め付けその端末側に接着剤を塗布し
て前記端末側を円筒状スリーブに挿入固着したバンドル
ライトガイドを、一端側にスリーブ挿入部,他端側にス
リーブ固定部の貫通孔が設けられた光コネクタ本体に前
記スリーブ挿入部側から挿入固着したバンドルライトガ
イド用光コネクタにおいて、前記スリーブをスリーブ長
軸Zと所定角度で斜交するスリット4を設けた割スリー
ブ2で構成し、該スリーブ内径を平常時はきつく締め付
けられたバンドル光ファイバ外径D0より大きな内径D
1とし、前記スリーブ2を光コネクタ本体5へ挿入締め
付けた時には前記内径D1から前記外径D0より僅かに
大きな内径D2に変化せしめるとともに、前記光コネク
タ本体5にはバンドルライトガイド14のシース層13
端部と嵌合する内径D6のスリーブ挿入部6,光コネク
タ本体5に挿入締め付けた時のスリーブ外径D3より僅
かに大きな内径D4のスリーブ固定部8,スリーブ挿入
部6とスリーブ固定部8間に設けられ前記内径D4より
大きく、かつ前記内径D6より小さな内径D5の中間部
7及び該中間部7と前記スリーブ固定部8間に設けられ
中間部7側から固定部8側に向かい内径が徐々に小さく
なる流線型状の曲面10からなる内孔を形成してバンド
ルライトガイド用光コネクタを構成する。
は前記クラッド上にさらにプリコート層を施した光ファ
イバ素線を複数本束ねたバンドル光ファイバ外周にシー
ス層、あるいは緩衝層とシース層をを設けたバンドルラ
イトガイドの端末側シース層を所定長剥離し、シース層
剥離部分をきつく締め付けその端末側に接着剤を塗布し
て前記端末側を円筒状スリーブに挿入固着したバンドル
ライトガイドを、一端側にスリーブ挿入部,他端側にス
リーブ固定部の貫通孔が設けられた光コネクタ本体に前
記スリーブ挿入部側から挿入固着したバンドルライトガ
イド用光コネクタにおいて、前記スリーブをスリーブ長
軸Zと所定角度で斜交するスリット4を設けた割スリー
ブ2で構成し、該スリーブ内径を平常時はきつく締め付
けられたバンドル光ファイバ外径D0より大きな内径D
1とし、前記スリーブ2を光コネクタ本体5へ挿入締め
付けた時には前記内径D1から前記外径D0より僅かに
大きな内径D2に変化せしめるとともに、前記光コネク
タ本体5にはバンドルライトガイド14のシース層13
端部と嵌合する内径D6のスリーブ挿入部6,光コネク
タ本体5に挿入締め付けた時のスリーブ外径D3より僅
かに大きな内径D4のスリーブ固定部8,スリーブ挿入
部6とスリーブ固定部8間に設けられ前記内径D4より
大きく、かつ前記内径D6より小さな内径D5の中間部
7及び該中間部7と前記スリーブ固定部8間に設けられ
中間部7側から固定部8側に向かい内径が徐々に小さく
なる流線型状の曲面10からなる内孔を形成してバンド
ルライトガイド用光コネクタを構成する。
【0010】
【作用】スリーブに設けられたスリットにより、バンド
ル光ファイバを挿入固着させる時のスリーブ内径とコネ
クタ本体に挿入され締め付けられた時のスリーブ内径が
変わる。この結果、バンドル光ファイバのスリーブへの
挿入が容易になって、コネクタ本体に挿入されたスリー
ブ内の光ファイバ素線の占積率が高まり、光ファイバ素
線の配列が平行状態になる。また、スリットはスリーブ
長軸と所定角度で斜交するので、光ファイバ素線がスリ
ットに挟まれ断線するのを防止する。また、光コネクタ
本体中間部とスリーブ固定部間の内孔の流線型状の曲面
によりスリーブとバンドルライトガイドとが光コネクタ
本体へ無理なく挿入がされる。
ル光ファイバを挿入固着させる時のスリーブ内径とコネ
クタ本体に挿入され締め付けられた時のスリーブ内径が
変わる。この結果、バンドル光ファイバのスリーブへの
挿入が容易になって、コネクタ本体に挿入されたスリー
ブ内の光ファイバ素線の占積率が高まり、光ファイバ素
線の配列が平行状態になる。また、スリットはスリーブ
長軸と所定角度で斜交するので、光ファイバ素線がスリ
ットに挟まれ断線するのを防止する。また、光コネクタ
本体中間部とスリーブ固定部間の内孔の流線型状の曲面
によりスリーブとバンドルライトガイドとが光コネクタ
本体へ無理なく挿入がされる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図1,図2に沿って説明す
る。図1は本発明のバンドルライトガイド用光コネクタ
の構成を示す要部断面図、図2は本発明に用いられる割
スリーブの説明図である。
る。図1は本発明のバンドルライトガイド用光コネクタ
の構成を示す要部断面図、図2は本発明に用いられる割
スリーブの説明図である。
【0012】本発明によるバンドルライトガイド用光コ
ネクタの製作を説明する。まず、バンドルライトガイド
14端末側のシース層13を所定長剥離し、バンドル光
ファイバ11及び緩衝層12を所定長露出させる。そし
て、前記シース層13を剥離したバンドル光ファイバ1
1端末側の露出部分を糸などできつく締め付け、前記端
末側の露出部分の先端側15に接着剤16を塗布して割
スリーブ2に挿入固着する。ここで、バンドルライトガ
イド14はコアとクラッド、あるいは前記クラッド上に
さらにシリコン樹脂またはフッ素系樹脂からなるプリコ
ート層を形成した複数本(例えば100本)の光ファイ
バ素線を束ねたバンドル光ファイバ11の外周上に直
接、または緩衝層12を介在させPVC押出しによりシ
ース層13を設けて構成される。
ネクタの製作を説明する。まず、バンドルライトガイド
14端末側のシース層13を所定長剥離し、バンドル光
ファイバ11及び緩衝層12を所定長露出させる。そし
て、前記シース層13を剥離したバンドル光ファイバ1
1端末側の露出部分を糸などできつく締め付け、前記端
末側の露出部分の先端側15に接着剤16を塗布して割
スリーブ2に挿入固着する。ここで、バンドルライトガ
イド14はコアとクラッド、あるいは前記クラッド上に
さらにシリコン樹脂またはフッ素系樹脂からなるプリコ
ート層を形成した複数本(例えば100本)の光ファイ
バ素線を束ねたバンドル光ファイバ11の外周上に直
接、または緩衝層12を介在させPVC押出しによりシ
ース層13を設けて構成される。
【0013】なお、図2に図示する如く、この割スリー
ブ2の長さは15〜20mmで、スリット4はスリーブ
長軸Z方向に対して所定角度α(10゜〜30゜)で斜
交するよう形成されている。また、前記割スリーブ2の
内径は、前記スリット4により平常状態ではきつく締め
付けたバンドル光ファイバ11の外径D0より大きく長
軸Z方向に一定の内径D1で、スリーブ2が光コネクタ
本体5に挿入され締め付けられた時には前記バンドル光
ファイバ11の外径D0より僅かに大きな内径D2とな
るよう予め設計されている。従って、バンドル光ファイ
バ11が割スリーブ2に無理なく挿入固着され、スリー
ブ2とバンドルライトガイド14を光コネクタ本体5に
挿入する時に生じる光ファイバ素線のスリットへの挟ま
れや断線がなくなる。
ブ2の長さは15〜20mmで、スリット4はスリーブ
長軸Z方向に対して所定角度α(10゜〜30゜)で斜
交するよう形成されている。また、前記割スリーブ2の
内径は、前記スリット4により平常状態ではきつく締め
付けたバンドル光ファイバ11の外径D0より大きく長
軸Z方向に一定の内径D1で、スリーブ2が光コネクタ
本体5に挿入され締め付けられた時には前記バンドル光
ファイバ11の外径D0より僅かに大きな内径D2とな
るよう予め設計されている。従って、バンドル光ファイ
バ11が割スリーブ2に無理なく挿入固着され、スリー
ブ2とバンドルライトガイド14を光コネクタ本体5に
挿入する時に生じる光ファイバ素線のスリットへの挟ま
れや断線がなくなる。
【0014】一方、光コネクタ本体5に設けられた貫通
孔の一端側のスリーブ挿入部6の内径は、バンドルライ
トガイド14のシース層13端部と嵌合しコネクタ長軸
方向Zに一定の内径D6で、他端側のスリーブ固定部8
の内径は、光コネクタ本体5に挿入締め付けられた割ス
リーブ2の外径D3より僅かに大きくコネクタ長軸方向
Zに一定の内径D4に形成されている。そして、割スリ
ーブ2と光コネクタ本体5の前記各内径のあいだには、
D2<D1かつD3<D4の関係が満たされている。ま
た、前記挿入部6と固定部8の間には前記内径D4より
大きく、かつ前記内径D6より小さな長軸方向Zに一定
の内径D5を有する中間部7と前記中間部7から前記固
定部8側に延設され徐々にその内径が小さくなるなめら
かな流線型状の曲面からなる内孔が形成されている。
孔の一端側のスリーブ挿入部6の内径は、バンドルライ
トガイド14のシース層13端部と嵌合しコネクタ長軸
方向Zに一定の内径D6で、他端側のスリーブ固定部8
の内径は、光コネクタ本体5に挿入締め付けられた割ス
リーブ2の外径D3より僅かに大きくコネクタ長軸方向
Zに一定の内径D4に形成されている。そして、割スリ
ーブ2と光コネクタ本体5の前記各内径のあいだには、
D2<D1かつD3<D4の関係が満たされている。ま
た、前記挿入部6と固定部8の間には前記内径D4より
大きく、かつ前記内径D6より小さな長軸方向Zに一定
の内径D5を有する中間部7と前記中間部7から前記固
定部8側に延設され徐々にその内径が小さくなるなめら
かな流線型状の曲面からなる内孔が形成されている。
【0015】このように構成され中間部7に接着剤16
を塗布した光コネクタ本体5に、割スリーブ2にバンド
ル光ファイバ11の端末側を挿入固着したバンドルライ
トガイド14をスリーブ挿入部6側から徐々に固定部8
側に挿入する。この時、割スリーブ2はスリーブ固定部
8側に挿入されるにしたがい徐々に締め付けられ、その
内径がきつく締め付けられたバンドル光ファイバ11の
外径D0より僅かに大きな内径D2に変化する。この結
果、バンドル光ファイバ11は割スリーブ2の径方向に
拡がることなく、しかも平行にして密に配列されて占積
率が高まる。
を塗布した光コネクタ本体5に、割スリーブ2にバンド
ル光ファイバ11の端末側を挿入固着したバンドルライ
トガイド14をスリーブ挿入部6側から徐々に固定部8
側に挿入する。この時、割スリーブ2はスリーブ固定部
8側に挿入されるにしたがい徐々に締め付けられ、その
内径がきつく締め付けられたバンドル光ファイバ11の
外径D0より僅かに大きな内径D2に変化する。この結
果、バンドル光ファイバ11は割スリーブ2の径方向に
拡がることなく、しかも平行にして密に配列されて占積
率が高まる。
【0016】また、光コネクタ本体5の中間部7とスリ
ーブ固定部8の間には、流線型状のなめらかな曲面10
からなる内孔が形成されており、割スリーブ2を光コネ
クタ本体5に無理なく挿入固着させることができる。そ
して、割スリーブ2とバンドルライトガイド14が挿入
固着された光コネクタ本体5の前記固定部8側の端面を
研磨し、鏡面仕上げすれば発光源側との結合効率に優れ
たバンドルライトガイド用光コネクタ1が得られる。
ーブ固定部8の間には、流線型状のなめらかな曲面10
からなる内孔が形成されており、割スリーブ2を光コネ
クタ本体5に無理なく挿入固着させることができる。そ
して、割スリーブ2とバンドルライトガイド14が挿入
固着された光コネクタ本体5の前記固定部8側の端面を
研磨し、鏡面仕上げすれば発光源側との結合効率に優れ
たバンドルライトガイド用光コネクタ1が得られる。
【0017】
【発明の効果】本発明のバンドルライトガイド用光コネ
クタは、バンドル光ファイバを断線させることなく簡単
にスリーブに挿入固着させることができる。また、バン
ドル光ファイバはスリーブ内で平行、かつ密に配列され
スリーブ内のバンドル光ファイバの占積率が高まる。こ
の結果、発光源側との結合効率に優れたバンドルライト
ガイド用光コネクタを作業効率よく製作出来る。等の効
果がある。
クタは、バンドル光ファイバを断線させることなく簡単
にスリーブに挿入固着させることができる。また、バン
ドル光ファイバはスリーブ内で平行、かつ密に配列され
スリーブ内のバンドル光ファイバの占積率が高まる。こ
の結果、発光源側との結合効率に優れたバンドルライト
ガイド用光コネクタを作業効率よく製作出来る。等の効
果がある。
【図1】本発明のバンドルライトガイド用光コネクタを
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図2】本発明に用いられる割スリーブの説明図であ
る。
る。
【図3】従来のバンドルライトガイド用光コネクタを示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図4】従来の割スリーブを示す断面図である。
1 バンドルライトガイド用光コネクタ 2 割スリーブ 4 スリット 5 光コネクタ本体 6 スリーブ挿入部 7 中間部 8 スリーブ固定部 10 流線型状曲面 11 バンドル光ファイバ 12 緩衝層 13 シース層 14 バンドルライトガイド D0 きつく締め付けたバンドル光ファイバ外径 D1 スリーブ平常時の内径 D2 光コネクタ本体に挿入締め付けられたスリーブの
内径 D3 光コネクタ本体に挿入締め付けられたスリーブの
外径 D4 スリーブ固定部の内径 D5 スリーブ中間部の内径 D6 スリーブ挿入部の内径
内径 D3 光コネクタ本体に挿入締め付けられたスリーブの
外径 D4 スリーブ固定部の内径 D5 スリーブ中間部の内径 D6 スリーブ挿入部の内径
Claims (1)
- 【請求項1】 コアとクラッド、あるいは前記クラッド
上にさらにプリコート層を施した光ファイバ素線を複数
本束ねたバンドル光ファイバ外周にシース層、あるいは
緩衝層とシース層を設けたバンドルライトガイドの端末
側シース層を所定長剥離し、シース層剥離部分をきつく
締め付けその端末側に接着剤を塗布して前記端末側を円
筒状スリーブに挿入固着したバンドルライトガイドを、
一端側にスリーブ挿入部,他端側にスリーブ固定部の貫
通孔が設けられた光コネクタ本体に前記スリーブ挿入部
側から挿入固着したバンドルライトガイド用光コネクタ
において、前記スリーブをスリーブ長軸Zと所定角度で
斜交するスリット4を設けた割スリーブ2で構成し、該
スリーブ内径を平常時はきつく締め付けられたバンドル
光ファイバ外径D0より大きな内径D1とし、前記スリ
ーブ2を光コネクタ本体5へ挿入締め付けた時には前記
内径D1から前記外径D0より僅かに大きな内径D2に
変化せしめるとともに、前記光コネクタ本体5にはバン
ドルライトガイド14のシース層13端部と嵌合する内
径D6のスリーブ挿入部6,光コネクタ本体5に挿入締
め付けた時のスリーブ外径D3より僅かに大きな内径D
4のスリーブ固定部8,スリーブ挿入部6とスリーブ固
定部8間に設けられ前記内径D4より大きく、かつ前記
内径D6より小さな内径D5の中間部7及び該中間部7
と前記スリーブ固定部8間に設けられ中間部7側から固
定部8側に向かい内径が徐々に小さくなる流線型状の曲
面10からなる内孔を形成したことを特徴とするバンド
ルライトガイド用光コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4319498A JPH06148465A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | バンドルライトガイド用光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4319498A JPH06148465A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | バンドルライトガイド用光コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06148465A true JPH06148465A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18110895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4319498A Pending JPH06148465A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | バンドルライトガイド用光コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06148465A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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