JPH06148400A - 表面凹凸像とx線透過像の観察装置及び観察方法 - Google Patents

表面凹凸像とx線透過像の観察装置及び観察方法

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JPH06148400A
JPH06148400A JP4302187A JP30218792A JPH06148400A JP H06148400 A JPH06148400 A JP H06148400A JP 4302187 A JP4302187 A JP 4302187A JP 30218792 A JP30218792 A JP 30218792A JP H06148400 A JPH06148400 A JP H06148400A
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rays
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JP4302187A
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Yoshihiko Suzuki
美彦 鈴木
Hisao Fujisaki
久雄 藤崎
Nobuyuki Nakagiri
伸行 中桐
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 X線透過像と表面凹凸像を同時に観察する。 【構成】 針状チップの先端部を有し、先端部にX線透
過領域を有する可撓体(21)、可撓体(21)の針状チップ先
端部が試料(29)表面に接触可能な位置にありX線透過可
能な試料ホルダー(22)、試料ホルダー(22)に設置された
ピエゾ素子 (23) 、ピエゾ素子(23)に設置する駆動手段
(28)、可撓体(21)に対して光を斜入射可能な位置に設置
する光照射手段(30)、可撓体(21)での反射光の受光素子
(26)、試料(29)にX線を照射するためのX線発生手段(2
5)、X線発生手段(25)と試料ホルダー(22)間に配置され
たX線集光光学手段(24)、試料(29)を透過した透過X線
の透過X線検出手段(27)からなる観察装置。 【効果】 X線透過像と表面凹凸像の観察結果の比較、
対応が正確に行えるようになった。更に、1台の装置で
観察可能なため、作業効率が向上した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、表面凹凸像とX線透
過像の観察装置及び観察方法に関する。特に本願発明の
装置は表面凹凸像とX線透過像とを同時に観察可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】医学や生物工学の分野では、通常の可視
光(波長λ=約400nm 〜800nm )を用いる顕微鏡よりも
解像度が高く、それでいて、生きた試料(以下、生物試
料という)例えば、細胞、バクテリア、精子、染色体、
ミトコンドリア、べん毛などが見られる高解像度の顕微
鏡を要求する声が日増しに高まっている。その理由は、
高解像度の電子顕微鏡では、生物試料が見られないから
である。そこで可視光に代えて波長λ=2〜5nmの軟X
線を用いるX線顕微鏡が開発されつつある。X線顕微鏡
の基本的な構成は、X線発生手段、前記X線発生手段か
ら出射したX線を集光して試料を照射するコンデンサー
光学系、試料を透過した透過X線を結像させる結像光学
系、結像光学系の結像位置に配置された撮像装置、X線
発生手段から撮像装置までの光路を真空にするための鏡
筒用真空容器、及び該真空容器内を真空に排気するため
の排気系からなる。
【0003】X線顕微鏡に使用される軟X線は、試料内
を透過したときに試料によって吸収され、試料内の透過
光路長(単位長さ)当たりの吸収率は、試料の密度に比
例し一般には波長が長くなるほど高くなる。この試料に
応じて線吸収係数が異なることを利用して生物試料を観
察することができる。このようにX線顕微鏡では、観察
試料のX線透過像を観察することができる。
【0004】また、試料表面の凹凸像を観察する方法と
して、最近生物学や半導体デバイス開発などの広い分野
において、非接触、非破壊の高分解能顕微鏡の重要性が
高まっている。これまで使用されてきた光学顕微鏡は、
非接触、非破壊という面では優れた特性を持っていた
が、結像光学系を用いるという原理上、回折限界による
分解能の制限のため使用範囲が限られていた。
【0005】非接触、非破壊、高分解能、分解能の制限
がない等の条件を満たす顕微鏡として、試料表面をプロ
ーブで走査し、試料表面の何らかの局所情報を得て、試
料表面の観察を行う走査型トンネル顕微鏡(STM)、
原子間力顕微鏡(AFM)、磁気力顕微鏡(MFM)、
走査型容量顕微鏡(SCaM)等がある。この中で原子
間力顕微鏡は、将来、光学工業、半導体工業、磁気記録
工業等の製品開発や品質管理において、多様な目的に使
用されることが予想される。
【0006】このように、観察目的に合わせ、それに適
した顕微鏡を使用していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、1つの
試料に対して、X線透過像と表面の凹凸像の両方の情報
を得るため、X線顕微鏡と原子間力顕微鏡の2つの別々
の顕微鏡を用意し、X線顕微鏡でのX線透過像の観察が
終了した後に、試料を原子間力顕微鏡に移動して表面の
凹凸像の観察を行った。
【0008】その結果、X線顕微鏡での観察結果は良好
であったが、原子間力顕微鏡での観察結果と、X線顕微
鏡での観察結果を比較検討したところ、同一の試料を観
察したにもかかわらず、全く異なった試料を観察したか
のような結果となり、X線透過像と表面の凹凸像を比
較、対応させてより多種多様の正確な情報を得ることが
できなかった。更に、前記観察とは逆の観察手順で観察
を行った。つまり、1つの試料に対して原子間力顕微鏡
での観察の後にX線顕微鏡での観察を試みた。その結
果、原子間力顕微鏡による試料表面の凹凸像の結果は良
好であったが、X線顕微鏡によるX線透過像は同一の試
料を観察したにもかかわらず、全く異なった試料を観察
したかのような結果となり、やはり観察結果を比較、対
応させて検討することができないという問題点が生じ
た。
【0009】本願発明は、前記問題点を解決し、X線透
過像と表面の凹凸像の結果の比較、対応を正確に、更に
容易に行うことを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】本発明者等は研究の結
果、X線顕微鏡の観察結果と原子間力顕微鏡のそれぞれ
単独の観察結果の精度は高いことから、それぞれの顕微
鏡に問題点があるのではなく、観察方法に問題点がある
ことが分かった。そして、顕微鏡間を移動した後の試料
が劣化していることを突き止めた。
【0011】これまでの観察方法では、例えばX線顕微
鏡を用いて観察をした後に、原子間力顕微鏡へ試料を移
動しなくてはならない(または逆の手順)。このとき、
試料を顕微鏡外の異なった環境下にさらすことになり、
試料の劣化が起こることを突き止めた。また、顕微鏡間
の移動により大気に接触するために、試料表面が汚染さ
れることも分かった。更に、試料が細胞、染色体等の水
分を多く含む試料の場合、脱水による試料の劣化が起こ
ることも判明した。そのため、顕微鏡を移動した後の観
察結果と移動前の観察結果では全く異なった試料を観察
したかのような結果が得られてしまい、その結果、X線
透過像と表面の凹凸像の比較、対応を正確に行えないこ
とが判明した。
【0012】そこで本発明者等は、鋭意研究の結果、試
料の顕微鏡間の移動をなくして試料の劣化等が防止でき
れば、X線透過像と表面の凹凸像の比較、対応が正確に
行えることから、1台の装置で観察を可能にし、試料の
移動をせずに観察試料のX線透過像と表面の凹凸像が得
られる装置を発明した。よって、本発明は第1に、「針
状チップの先端部にX線透過領域を有する可撓体、該可
撓体の針状チップ先端部が試料表面に接触可能な位置に
あるX線透過可能な試料ホルダー、該試料ホルダーに設
置されたピエゾ素子、該ピエゾ素子に設置する駆動手
段、前記可撓体に対して光を斜入射可能な位置に設置す
る光照射手段、前記可撓体での反射光の受光素子、前記
試料にX線を照射するためのX線発生手段、該X線発生
手段と前記試料ホルダー間に配置されたX線集光手段、
前記試料を透過した透過X線の透過X線検出手段からな
る観察装置(請求項1)」を提供する。
【0013】第2に「前記X線発生手段をレーザプラズ
マX線発生源としたことを特徴とする請求項1記載の観
察装置(請求項2)」を提供する。第3に「前記X線集
光光学手段がゾーンプレート、X線多層膜反射鏡または
X線の全反射を利用する素子であることを特徴とする請
求項1又は2記載の観察装置(請求項3)」を提供す
る。
【0014】第4に「前記可撓体が窒化珪素膜あるいは
酸化珪素膜とAuあるいはPbの金属薄膜からなること
を特徴とする請求項1又は2又は3記載の観察装置(請
求項4)」を提供する。第5に「試料をX線透過可能
な試料ホルダーに設置すること; 針状チップ先端部にX線透過領域を有する可撓体を前
記試料表面に極近距離に接近させること; 前記可撓体の撓み量を一定に保持させること; 前記可撓体の撓み量を一定に保持したまま前記可撓体
又は前記試料ホルダーを駆動させて前記可撓体と前記試
料を相対的に移動させ前記試料表面の凹凸像を観察する
こと; 前記試料表面の凹凸像の観察と同時に前記可撓体のX
線透過領域に前記試料を透過したX線の照射スポットが
くるように前記試料にX線を照射すること; 前記試料および前記可撓体のX線透過領域を透過した
透過X線を検出しX線透過像を観察すること; からなる試料表面の凹凸像とX線透過像の同時観察方法
(請求項5)」を提供する。
【0015】
【作用】本願発明における、試料表面の凹凸像を得るた
めの作用を図1、図2を用いて説明する。図1は本願発
明の装置の主要部分の垂直断面概略図であり、図2は本
願発明の装置全体の垂直断面概略図である。
【0016】可撓体(1) の針状チップの先端部は、観察
時に使用するX線に対して吸収の小さな窒化珪素膜等の
材料(11)と、この全面に形成する金、鉛等の金属薄膜(1
2)からなる。この金属薄膜(12)は使用するX線に対して
吸収の大きな材料を用いる。可撓体(1) の針状チップ先
端部は、試料を透過した入射X線(17)が透過できるよう
に極微小領域だけ金属薄膜(12)が除去(窒化珪素膜等の
材料(11)は残す)されている。除去の方法としては、針
状チップ先端部を任意の試料に極微小な力で接触走査す
ることで除去する。可撓体(1) の針状チップ先端部は、
三角錘または円錐、四角錐等の形状をとる。更に、この
可撓体(1) は可撓性を有する。
【0017】本願発明の装置では、可撓体(1) の針状チ
ップ先端部に対向するように試料ホルダー(22)が配置さ
れる。試料ホルダー(22)には、X線透過率の大きな材料
により薄膜(19)が形成されている。試料ホルダー(22)
は、ピエゾ素子(15)によりz方向に上下駆動させながら
x−y方向に走査させる。可撓体(1) の針状チップ先端
部を試料(13)表面に極近距離に接近させるとPauli の排
他律による斥力が先端部と試料(13)表面との間に作用
し、可撓体(1)が撓む。この撓み、即ち撓み量を光学的
手段等を用いた受光素子等で検出する。例えば、レーザ
ービームを可撓体(1) へ斜入射させて、その反射光の角
度変化を受光素子で検出する。そして、この検出した撓
み量が一定になるように、ピエゾ素子(15)によりxyz
ステージのZ方向の撓み量を制御しながら可撓体(1) の
針状チップ先端部で試料(13)表面を走査させる。これに
より試料(13)表面の凹凸像を得る。この方法は、原子間
力顕微鏡を用いて試料表面の凹凸像を得る従来の方法と
同じである。
【0018】試料を透過し、可撓体(1) の針状チップ先
端部に入射する透過X線(18)は、ゾーンプレートなどの
X線光学素子により可撓体(1) の外形形状より小さく、
好ましくは針状チップの外形寸法と同程度に集光する。
この透過X線(18)を透過X線検出手段(27)で検出する
ことにより、任意の試料位置(x,y)に対する試料高
さ(z)とX線透過強度(I)を対応づけることが可能
となる。従って、試料表面凹凸像とX線透過像の同時観
察が可能となる。
【0019】尚、本発明における入射X線とは、X線透
過像を観察する場合に試料の一面に可撓体が近接してい
るとすると、該試料の他面側方向から照射されるX線の
ことであり、透過X線とは試料ホルダー、試料、可撓体
を透過し透過X線検出手段に入るX線のことである。
【0020】
【実施例1】以下、本願発明の一実施例について、図
1、図2、図3を用いて具体的に述べる。入射X線(17)
の光源として、炭素をターゲットとしたレーザプラズマ
X線発生装置(25)を用い、波長が3.38nmのX線を発生
させる。このX線を光学スリット及び、フレネルゾーン
プレートからなる光学素子(24)を介して試料(29)表面上
の集光径が50μmのX線を入射する。入射X線(17)の波
長は本実施例に限定されることはなく、観察対象により
任意に決定する。
【0021】試料(29)は、半導体製造技術を利用して作
成したシリコンからなる補強枠で保持した厚みが100 n
mの窒化珪素膜を持つ試料ホルダー(22)上に保持し、試
料ホルダー(22)は、PZT材料からなる円筒型ピエゾ素
子(23)に固定する。ピエゾ素子(23)は、各種の走査型プ
ローブ顕微鏡で使用されており、原子オーダの位置駆動
性能を有している。
【0022】可撓体(21)は、 ガラス支持体に厚みが60
0 nmの窒化珪素膜が形成されており、針状チップ先端
に30nm径のX線通過領域をもち、更に0.2 N/m前後
のばね定数を有するものを用いた。X線通過領域以外の
領域は、真空蒸着法で形成した厚み500 nmのX線に対
して吸収の大きな材料の鉛からなる金属薄膜(12)で覆わ
れたものを作成した。金属薄膜(12)は、鉛に限定される
ものではなく、使用するX線波長において吸収の大きな
物質であればどのような物質であってもよい。
【0023】可撓体(21)の撓み量の検出は、半導体レー
ザを光源とし、該レーザ光を可撓体(21)上面に斜めに入
射させ可撓体(21)からの反射光を受光素子(26)により検
出する光てこ方式を採用した。可撓体(21)のX線通過領
域を透過した、透過X線(18)は透過X線検出手段(27)に
より検出した。X線光学素子(24)、ピエゾ素子(23)、及
び可撓体(21)は、おおまかな位置決めを行うための粗動
ステージ(28)に取り付ける。
【0024】可撓体(21)の撓み量の検出は、本実施例の
他に原子間力顕微鏡で既に実施されているトンネル電流
検出法、静電容量検出法等の他の方法を用いることも可
能である。次に、以上の構成の装置を駆動するのに用い
た制御回路について図3を用いて説明する。
【0025】図3は、本願発明の装置の制御回路系を示
すブロック図である。試料を駆動させるためのピエゾ駆
動信号は、制御コンピュータ(37)からのデジタル信号を
信号発生器(36)に導入し、アナログ信号(X,Y制御信
号)に変換してアナログ信号(X,Y制御信号)を受け
たピエゾ駆動電源(35)によりx及びy方向のピエゾ駆動
信号でx,y方向に駆動した。
【0026】また、可撓体の撓み量で決定される受光素
子からの電流出力は、電流−電圧(A/V)変換器(3
2)、差動アンプ(33)、積分器(34)を介して、ピエゾ駆動
電源(35)にフィードバックされピエゾ素子をz軸駆動信
号によりz方向に駆動した。z軸駆動信号は、制御コン
ピュータ(37)にも入力され、そのときのx,yの値に対
するzの値としてメモリーに確保した。 同時に透過X
線検出手段からの出力は、X線信号増幅器(31)を介して
制御コンピュータ(37)に入力し、z軸の移動信号と同様
にそのときのx,yの値に対するX線透過強度(I)の
値としてメモリーに確保し、表示装置(38)、(39)を用い
て表面凹凸像とX線透過像を表示した。
【0027】以上の構成からなる表面凹凸像とX線透過
像の観察装置を用いて、赤血球、ポリジアセチレン膜、
液晶分子膜、デオキシリボカクサン、バクテリア等を測
定した結果、表面凹凸像とX線透過像を同時に観察する
ことが可能であることを確認した。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、X線透過像と表
面の凹凸像を1台の装置で観察することができるので、
試料を移動することがないので試料の劣化、汚染等が発
生しないため、1つの試料に対するX線透過像と表面の
凹凸像との比較、対応が正確に行える。また、1台の装
置だけで使用可能なので操作も簡単となり作業効率も向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明における装置の主要部分の概略垂直断
面図である。
【図2】本願発明の一実施例に係わる装置全体の概略垂
直断面図である。
【図3】本願発明の一実施例に係わる装置の制御回路系
を示すブロック図である。
【符合の説明】
1、21・・・・可撓体 11・・・・・・窒化珪素膜 12・・・・・・金属薄膜 13、29・・・試料 14、22・・・試料ホルダー 15、23・・・ピエゾ素子 16、28・・・駆動手段 17・・・・・・入射X線 18・・・・・・透過X線 24・・・・・・X線集光光学手段 25・・・・・・X線発生手段 26・・・・・・受光素子 27・・・・・・透過X線検出手段 30・・・・・・光照射手段 以上

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】針状チップの先端部を有し、前記先端部に
    X線透過領域を有する可撓体、該可撓体の針状チップ先
    端部が試料表面に接触可能な位置にありX線透過可能な
    試料ホルダー、該試料ホルダーに設置されたピエゾ素
    子、該ピエゾ素子に設置する駆動手段、前記可撓体に対
    して光を斜入射可能な位置に設置する光照射手段、前記
    可撓体での反射光の受光素子、前記試料にX線を照射す
    るためのX線発生手段、該X線発生手段と前記試料ホル
    ダー間に配置されたX線集光光学手段、前記試料を透過
    した透過X線の透過X線検出手段からなる観察装置。
  2. 【請求項2】前記X線発生手段をレーザプラズマX線発
    生源としたことを特徴とする請求項1記載の観察装置。
  3. 【請求項3】前記X線集光光学手段がゾーンプレート、
    X線多層膜反射鏡またはX線の全反射を利用する素子で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の観察装置。
  4. 【請求項4】前記可撓体が窒化珪素膜あるいは酸化珪素
    膜とAuあるいはPbの金属薄膜からなることを特徴と
    する請求項1又は2又は3記載の観察装置。
  5. 【請求項5】試料をX線透過可能な試料ホルダーに設
    置すること; 針状チップ先端部にX線透過領域を有する可撓体を前
    記試料表面に極近距離に接近させること; 前記可撓体の撓み量を一定に保持させること; 前記可撓体の撓み量を一定に保持したまま前記可撓体
    又は前記試料ホルダーを駆動させて前記可撓体と前記試
    料を相対的に移動させ前記試料表面の凹凸像を観察する
    こと; 前記試料表面の凹凸像の観察と同時に前記可撓体のX
    線透過領域に前記試料を透過したX線の照射スポットが
    くるように前記試料にX線を照射すること; 前記試料および前記可撓体のX線透過領域を透過した
    透過X線を検出しX線透過像を観察すること; からなる試料表面の凹凸像とX線透過像の同時観察方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7534999B2 (en) 2004-04-21 2009-05-19 Japan Science And Technology Agency Quantum beam aided atomic force microscopy and quantum beam aided atomic force microscope
WO2016185518A1 (ja) * 2015-05-15 2016-11-24 オリンパス株式会社 原子間力顕微鏡の情報取得方法

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